JP2003244168A - アドレス設定方法 - Google Patents

アドレス設定方法

Info

Publication number
JP2003244168A
JP2003244168A JP2002035111A JP2002035111A JP2003244168A JP 2003244168 A JP2003244168 A JP 2003244168A JP 2002035111 A JP2002035111 A JP 2002035111A JP 2002035111 A JP2002035111 A JP 2002035111A JP 2003244168 A JP2003244168 A JP 2003244168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
network
confirmation message
setting method
physical address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002035111A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Miyake
隆 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2002035111A priority Critical patent/JP2003244168A/ja
Publication of JP2003244168A publication Critical patent/JP2003244168A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置のアドレスを動的に設定し、同一種別の
装置をネットワークに複数台接続することができるアド
レス設定方法を提供する。 【解決手段】 まず、アドレスの初期値を不揮発性メモ
リから取得し、ネットワークに接続(ネットオン)す
る。一定に時間経過後、自己のアドレスでアドレス確認
メッセージをネットワーク上に送信する。応答があった
場合は、ネットワーク上に同一のアドレスを有する装置
が接続されていると判断し、アドレスを変更した後、再
度自己のアドレスでアドレス確認メッセージをネットワ
ーク上に送信する。一方、応答がない場合は、ネットワ
ーク上に同一のアドレスを有する装置が接続されている
と判断し、現在のアドレスを確定して、不揮発性メモリ
に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された装置のアドレス(物理アドレス)を動的に設定
するアドレス設定方法に関し、特にCSMA(Carrier
Sense Multiple Access :搬送波感知多重アクセス)機
能をもつネットワークに接続する装置のアドレス設定方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両には、ナビゲーション装置、
AM/FMチューナー、CDプレーヤ、MDプレーヤ及
びTVチューナーなど、多くの電子機器が搭載されるよ
うになった。通常、これらの電子機器はLAN(Local
Area Network)で接続され、コントロールユニットと呼
ばれる機器で集中制御できるようになっている。
【0003】LANでは、各電子機器に個別のアドレス
(物理アドレス)が設定されていることが必要である。
通常、CDプレーヤのアドレスは30h、CDチェンジ
ャーのアドレスは32h、MDプレーヤのアドレスは4
0h、AM/FMチューナーのアドレスは20hという
ように、メーカーにて製品種別毎に異なるアドレスを設
定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メーカ
ーにて製品種別毎にアドレスが設定されている場合、同
一種別の製品を複数台使用することができないという問
題が発生する。例えば、車両に複数台のCDチェンジャ
ーを搭載し、多数のCDの中からそのときの好みの音楽
を聴きたいという要望があるが、CDチェンジャーのア
ドレスが固定であると1台のCDチェンジャーしかLA
N上に接続することはできない。
【0005】切替スイッチでユーザがアドレスを変更で
きるようにした製品もある。しかし、ユーザがマニュア
ルでアドレスを設定することは煩雑であり、アドレス設
定を間違うとそれらの装置が正常に動作しなくなるとい
う問題が発生する。また、切替スイッチの分だけ製品コ
ストが上昇するという欠点もある。
【0006】同一のアドレスを有する装置を電気的に切
り替えて、LAN上には同一のアドレスを有する装置が
1台しか接続されていないようにする切替装置もある。
この場合も、切替装置の分だけコストが上昇するだけで
なく、切替装置を制御するソフトウエアが必要になると
いう問題点がある。
【0007】以上から、本発明の目的は、装置のアドレ
スを動的に設定し、同一種別の装置をネットワークに複
数台接続することができるアドレス設定方法を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
に接続された装置のアドレスを動的に設定するアドレス
設定方法において、アドレスの初期値を取得するステッ
プと、ネットワークに接続するステップと、自己のアド
レスに対しアドレス確認メッセージを前記ネットワーク
上に送信するステップと、前記アドレス確認メッセージ
に対する応答の有無を判定し、応答ありと判定したとき
は、アドレスを変更した後、前記自己のアドレスに対し
アドレス確認メッセージを前記ネットワーク上に送信す
るステップに戻り、応答なしと判定したときは現在のア
ドレスを確定するステップとを有することを特徴とす
る。
【0009】本発明においては、自己のアドレスに対し
アドレス確認メッセージをネットワーク上に送信する。
対応するアドレスの装置がネットワーク上に接続されて
いる場合は、その装置から応答(ACK)が返送され
る。従って、他の装置から応答が返送されたときは、自
己のアドレスと同一のアドレスを有する装置がネットワ
ークに接続されているものと判断し、自己のアドレスを
変更する。そして、再びアドレス確認メッセージをネッ
トワーク上に送信し、対応するアドレスの装置がネット
ワークに接続されているか否かを判断する。
【0010】一方、アドレス確認メッセージに対して応
答がない場合は、自己のアドレスと同一のアドレスを有
する装置がネットワークに接続されていないと判断し、
そのアドレスを確定する。
【0011】本発明においては、上述したように装置の
アドレスを動的に設定するので、アドレスの衝突が回避
され、同一種別の装置をネットワークに複数台接続する
ことが可能になる。また、ユーザによるアドレス設定の
手間が省けるとともに、アドレスの設定ミスによる装置
の動作不良が回避される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。
【0013】図1は、車載オーディオシステムの一例を
示すブロック図である。この例では、コントロールユニ
ット11、CDチェンジャー12,13、MDプレーヤ
14及びオーディオプロセッサ15がLANを介して相
互に接続されている。すなわち、コントロールユニット
11、CDチェンジャー12,13、MDプレーヤ14
及びオーディオプロセッサ15にはそれぞれLANイン
タフェースが内蔵されており、これらの装置間はLAN
ケーブル10で接続されている。更に、オーディオプロ
セッサ15にはアンプ16が接続され、アンプ16には
スピーカー17が接続されている。
【0014】コントロールユニット11には、CDチェ
ンジャー12,13、MDプレーヤ14及びオーディオ
プロセッサ15を操作するための操作キーやボリューム
等が設けられている。コントロールユニット11から出
力される信号により、これらのCDチェンジャー12,
13、MDプレーヤ14及びオーディオプロセッサ15
が集中制御される。
【0015】CDチェンジャー12,13はそれぞれ複
数枚(例えば、6枚)のCDを装填可能であり、これら
のCDに収録されている曲の中からユーザにより選択さ
れた曲のみを再生したり、CDに収録されている全ての
曲を連続して再生することができる。
【0016】オーディオプロセッサ15は、CDチェン
ジャー12,13及びMDプレーヤ14から出力された
オーディオ信号のレベル及び音質を調整し、アンプ16
に出力する。アンプ16はオーディオプロセッサ15か
ら出力された信号を増幅して、スピーカー17に供給す
る。
【0017】図2は本実施の形態に係るアドレス(物理
アドレス)設定方法を示すフローチャートである。
【0018】まず、ステップS11で、物理アドレスの
初期値を取得する。この例では、CDチェンジャー1
2,13及びMDプレーヤ14の物理アドレスは、製品
出荷時の状態、すなわちCDチェンジャー12,13の
物理アドレスはいずれも32hに設定され、MDプレー
ヤ14の物理アドレスは40hに設定されているものと
する。物理アドレスの初期値は装置内に設けられた不揮
発性メモリに記録されている。
【0019】次に、ステップS12で装置がLANに接
続(ネットオン)すると、ステップS13に移行して、
300ms(ミリ秒)間だけ待機する。この300ms
の待機時間の間に、LANインタフェースのハードウェ
ア及びソフトウェアの初期化が行われる。
【0020】次に、ステップS14に移行し、変数nの
値を初期化(n=0)する。その後、ステップS15に
移行し、自己の物理アドレスに対し物理アドレス確認メ
ッセージをLAN上に送信する。
【0021】この物理アドレス確認メッセージで指定さ
れた物理アドレスを有する装置は、物理アドレス確認メ
ッセージに対しACK(Acknowledgement :肯定応答)
を送信する。但し、物理アドレス確認メッセージを送信
した装置は、当該物理アドレス確認メッセージに対しA
CKを送信しない。
【0022】ステップS16では、ACKが返送された
か否かを判定する。LAN上に自己の物理アドレスと同
一のアドレスを有する装置が接続されている場合は、そ
の装置からACKが返送されるので、ステップS17に
移行する。一方、自己の物理アドレスで物理アドレス確
認メッセージを送信した装置は、ACKを返送しないの
で、自己の物理アドレスと同一のアドレスを有する装置
がLAN上にないときはNAK(Negative Acknowledgm
ent :否定応答)となり、ステップS19に移行する。
【0023】このようにして、自己の物理アドレスで物
理アドレス確認メッセージを送信し、その後ACKが返
送されたか否かによって、自己の物理アドレスと同一の
アドレスを有する装置がLAN上に存在するか否かを判
断できる。
【0024】ステップS17に進んだ場合は、LAN上
に自己の物理アドレスと同一のアドレスを有する装置が
存在するので、物理アドレスを変更する必要がある。例
えば、現在設定されている物理アドレスに1を加えた値
を新しい物理アドレスとする。その後、ステップS18
に移行し、変数nの値を初期化(n=0)した後、ステ
ップS15に戻って、再び自己のアドレスで物理アドレ
ス確認メッセージをLAN上に送信する。
【0025】物理アドレス確認メッセージに対しACK
が返送されないとき(NAKのとき)は、ステップS1
9に移行し、nの値が所定の値(N:但し、Nは整数)
以上か否かを判定する。
【0026】nの値がNよりも小さい場合は、ステップ
S20に移行し、nの値をn+1に更新する。そして、
ステップS21に移行してランダム時間(0〜数100
ms)経過した後、ステップS15に戻って、再び自己
の物理アドレスで物理アドレス確認メッセージを出力す
る。
【0027】ステップS19からステップS21まで
は、物理アドレス確認メッセージが複数の装置から同時
に出力された場合を想定した処理であり、物理要求アド
レスの確認をN回行って、いずれもNAKのときは自己
の物理アドレスを有する他の装置がLAN上に存在しな
いと判定する。
【0028】なお、Nの値は2〜6とすることが好まし
いが、物理アドレス確認メッセージが複数の装置から同
時に出力される可能性が極めて小さいと考えられる場合
には、ステップS19〜S21の処理を省略してもよ
い。
【0029】ステップS19でnの値がN以上であると
判断したときは、ステップS22に移行して、物理アド
レスを現在のアドレスに確定する。確定した物理アドレ
スは、装置内の不揮発性メモリに記憶され、次のネット
オン時にはこの不揮発性メモリに記憶されている物理ア
ドレスが初期値になる。
【0030】図3は本実施の形態のLAN接続された各
装置のアドレス設定方法を示す遷移図である。ここで
は、CDチェンジャー12,13及びMDプレーヤ14
のアドレス設定方法について説明する。また、初期状態
では、CDチェンジャー12,13にはいずれも物理ア
ドレス32hが設定され、MDプレーヤ14には物理ア
ドレス40が設定されているものとする。
【0031】まず、各装置に一斉に電源が投入されて各
装置がほぼ同時にネットオンしたとする。ネットオン
後、各装置は300msの間だけ待機する。この間にL
ANインタフェースのハードウェア及びソフトウエアが
初期化される。但し、各装置の電源が同時にオンになっ
たとしても、回路の違いや部品のばらつき等により、ネ
ットオンするまでの時間が全く同じとなる可能性は極め
て小さい。
【0032】その後、各装置は自己の物理アドレスに対
し物理アドレス確認メッセージをLAN上に送信する。
但し、CSMA機能を有するLANでは、先にLAN上
にメッセージを送信した装置が優先され、他の製品から
のメッセージの送信が禁止される。ここでは、CDチェ
ンジャー12が、最初に(時刻t1)物理アドレス確認
メッセージを出力したものとする。
【0033】CDチェンジャー12から出力された物理
アドレス確認メッセージに対し、CDチェンジャー13
からACK信号が返送される。これにより、CDチェン
ジャー12では、物理アドレス32hを有する装置がL
AN上に接続されていると判断し、自己の物理アドレス
を、現在のアドレスに1を加えた値(即ち、33h)に
変更する。
【0034】CDチェンジャー13は、時刻t2に自己
の物理アドレスで物理アドレス確認メッセージを出力す
る。この時点では、CDプレーヤ12の物理アドレスは
33hに変更されているので、NAKとなる。ここで、
CDチェンジャー13の物理アドレスを現在のアドレス
に確定してもよいが、同じタイミングで他の装置から物
理アドレス確認メッセージが送信されている場合もある
ので、本実施の形態では、物理アドレスの確認を2回行
う。そして、2回ともNAKであったときに、物理アド
レスを現在のアドレスに確定する。この例では、CDチ
ェンジャー13の物理アドレスは初期状態のまま32h
となる。
【0035】一方、MDプレーヤ14は、時刻t3に自
己の物理アドレスで物理アドレス確認メッセージを送信
する。この例では、物理アドレスが40hの装置はMD
プレーヤ14のみであるので、NAKとなる。その後、
MDプレーヤ14は再度自己の物理アドレスで物理アド
レス確認メッセージを送信し、再度NAKになると、物
理アドレスを現在のアドレスに確定する。
【0036】その後、時刻t4にCDチェンジャー12
から現在の自己のアドレス(33h)でアドレス確認メ
ッセージが送信される。ここでは、アドレスが33hの
装置はCDプレーヤ12しかないので、NAKとなる。
CDチェンジャー12は再度、自己のアドレスで物理ア
ドレス確認メッセージを送信し、NAKになると、物理
アドレスを現在の物理アドレス(33h)に確定する。
【0037】このようにして、LANに接続された各装
置に、相互に異なる物理アドレスが確定される。
【0038】本実施の形態においては、上述したように
LAN上に自己のアドレスと同一のアドレスを有する装
置が存在するか否かを確認しながらアドレスを設定する
ので、物理アドレスが動的に決定され、物理アドレスの
衝突が回避される。
【0039】従来のように製品種別毎にアドレスを設定
する場合は、製品の種別に応じた数だけアドレスを用意
する必要があり、製品種別の数が多くなればアドレス長
を長くする必要がある。一方、本実施の形態では、アド
レスを動的に設定するので、実際にLANに接続する装
置の数だけアドレスがあればよく、アドレス長が短くて
すむ。
【0040】また、本実施の形態においては、アドレス
をマニュアルで設定する場合に比べて、スイッチ等の部
品が不要であり製品コストを下げることができるととも
に、設定ミスによる動作不良の発生を防止することがで
きるという利点がある。
【0041】更に、上記実施の形態のように製品出荷時
のアドレスの初期値を製品種別毎に異なる値としておく
と、同一種別の製品がLAN上に複数台接続されていな
い場合は、アドレス設定に要する時間が短縮される。更
にまた、上記実施の形態のように確定されたアドレスを
不揮発性メモリに記憶しておき、次のネットオン時に不
揮発性メモリに記憶されているアドレスを初期値とする
ことにより、新たな装置がLANに接続されない限り、
アドレスの衝突が避けられるので、アドレス設定に要す
る時間が短縮される。
【0042】更にまた、本実施の形態のアドレス設定方
法によれば、メーカーで製品種別毎に物理アドレスを詳
細に管理する必要がなくなるという利点もある。
【0043】ところで、上述した例では、物理アドレス
の確認を2回行っており、ステップS21でランダム時
間(0〜数100ms)だけ待機している。同一の製品
の場合、ハードウェア及びソフトウェアが同一であるた
め全く同じ動きをするので、待機時間も同じになり、同
じタイミングで再度物理アドレス確認メッセージが送信
される可能性が考えられる。
【0044】しかし、通常は部品のばらつきなどによ
り、電源投入後の立ち上がりにはミリ秒オーダーの違い
が発生する。一方、CSMA機能を備えたネットワーク
では、先に制御ラインを立ち上げた装置が優先となり、
他の装置の送信を禁止するので、マイクロ秒オーダーで
メッセージの送信が判別される。従って、同一製品であ
っても、殆どの場合はどちらか一方の装置が優先とな
り、複数の装置から物理アドレス確認メッセージが同じ
タイミングで送信される可能性は極めて低い。
【0045】しかし、上述したように、ランダム時間
(0〜数100ms)経過した後に物理アドレス確認メ
ッセージを再送することにより、複数の装置から再度ア
ドレス確認メッセージが同時に送信されることがより確
実に回避される。ランダム時間の発生は、ソフトウェア
で行ってもよく、ハードウェアで行ってもよい。
【0046】図4は、ハードウェアを構成の一部とする
ランダム時間発生部の例を示すブロック図である。この
ランダム時間発生部は、バッファ51,52と、抵抗5
3と、コンデンサ54と、カウンタ55とにより構成さ
れる。このランダム時間発生部では、バッファ51を介
してコンデンサ54に電荷を注入した後、コンデンサ5
4の電圧がバッファ52のしきい値以下になるまでの時
間をカウンタ55で計測し、そのカウンタ55の計数値
に基づいてランダム時間を発生する。
【0047】また、装置内に装置毎に異なるシリアル番
号が記録されている場合は、そのシリアル番号を初期値
として乱数を発生させて、ランダム時間を決定するよう
にしてもよい。
【0048】このようなランダム時間発生部を用いるこ
とにより、同一種別の製品であっても、物理アドレス確
認メッセージの出力タイミングが同時になる可能性が極
めて小さくなる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアドレス
設定方法によれば、自己のアドレスに対しアドレス確認
メッセージをネットワーク上に送信し、応答が返送され
たときはアドレスを変更し、応答がないときはアドレス
を確定するので、アドレスの衝突が回避され、同一種別
の装置をネットワークに複数台接続することが可能にな
る。また、ユーザによるアドレス設定の手間が省けると
ともに、アドレスの設定ミスによる装置の動作不良が回
避される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、車載オーディオシステムの一例を示す
ブロック図である。
【図2】図2は本実施の形態に係るアドレス設定方法を
示すフローチャートである。
【図3】図3は本実施の形態のLAN接続された各装置
のアドレス設定方法を模式的に示す遷移図である。
【図4】図4は、ハードウェアを構成の一部とするラン
ダム時間発生部の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11…コントロールユニット、 12,13…CDチェンジャー、 14…MDプレーヤ、 15…オーディオプロセッサ、 16…アンプ、 17…スピーカー、 51,52…バッファ、 53…抵抗、 54…コンデンサ、 55…カウンタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された装置のアドレ
    スを動的に設定するアドレス設定方法において、 アドレスの初期値を取得するステップと、 ネットワークに接続するステップと、 自己のアドレスに対しアドレス確認メッセージを前記ネ
    ットワーク上に送信するステップと、 前記アドレス確認メッセージに対する応答の有無を判定
    し、応答ありと判定したときは、アドレスを変更した
    後、前記自己のアドレスに対しアドレス確認メッセージ
    を前記ネットワーク上に送信するステップに戻り、応答
    なしと判定したときは現在のアドレスを確定するステッ
    プとを有することを特徴とするアドレス設定方法。
  2. 【請求項2】 同一のアドレスでアドレス確認メッセー
    ジを前記ネットワーク上に複数回送信し、いずれも応答
    なしと判断したときに、現在のアドレスを確定すること
    を特徴とする請求項1に記載のアドレスの設定方法。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークに接続するステップ
    と、前記自己のアドレスに対しアドレス確認メッセージ
    を前記ネットワーク上に送信するステップとの間に、所
    定の時間だけ待機するステップを有することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のアドレス設定方法。
  4. 【請求項4】 前記所定の時間を、ハードウェアを構成
    の一部とするランダム時間発生部により決めることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアドレ
    ス設定方法。
  5. 【請求項5】 製品出荷時のアドレスの初期値を、製品
    種別毎に設定された特定の値とすることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1項に記載のアドレス設定方
    法。
  6. 【請求項6】 確定されたアドレスを不揮発性メモリに
    記憶し、次にネットワークに接続したときに、前記不揮
    発性メモリに記憶されたアドレスを前記アドレスの初期
    値とすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1
    項に記載のアドレス設定方法。
  7. 【請求項7】 前記装置は、車両に搭載する装置である
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載
    のアドレス設定方法。
JP2002035111A 2002-02-13 2002-02-13 アドレス設定方法 Withdrawn JP2003244168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035111A JP2003244168A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 アドレス設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035111A JP2003244168A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 アドレス設定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003244168A true JP2003244168A (ja) 2003-08-29

Family

ID=27777397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002035111A Withdrawn JP2003244168A (ja) 2002-02-13 2002-02-13 アドレス設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003244168A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009514334A (ja) * 2005-10-26 2009-04-02 トムソン ライセンシング マルチキャストipアドレスを選択するシステム及び方法
JP2012218590A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Mitsubishi Electric Corp 鉄道車両用空調制御関連装置の識別子設定方法
JP2015122732A (ja) * 2013-11-21 2015-07-02 日本特殊陶業株式会社 車載センサ、車載センサシステム及び車載センサシステムにおける車載センサの識別子設定方法
CN114827091A (zh) * 2022-04-25 2022-07-29 珠海格力电器股份有限公司 一种物理地址冲突的处理方法、装置及通信设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009514334A (ja) * 2005-10-26 2009-04-02 トムソン ライセンシング マルチキャストipアドレスを選択するシステム及び方法
JP2012218590A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Mitsubishi Electric Corp 鉄道車両用空調制御関連装置の識別子設定方法
JP2015122732A (ja) * 2013-11-21 2015-07-02 日本特殊陶業株式会社 車載センサ、車載センサシステム及び車載センサシステムにおける車載センサの識別子設定方法
CN114827091A (zh) * 2022-04-25 2022-07-29 珠海格力电器股份有限公司 一种物理地址冲突的处理方法、装置及通信设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5592633A (en) Integrated circuit interface to control bus with either of two different protocol standards
US20030060954A1 (en) On-vehicle audio video control device
JPH04326897A (ja) 車載用データ通信システム
JP2003244168A (ja) アドレス設定方法
JPH04326834A (ja) 車載用データ通信システム
JP4773628B2 (ja) オーディオアンプを有する電子デバイスおよび電子デバイスの制御方法
JP2001114027A (ja) 車載用オーディオビジュアル再生装置
JP3880866B2 (ja) アドレステーブル転送方法
US6850826B1 (en) Vehicle network system and a method of controlling states of vehicle apparatuses
JP2000035928A (ja) ネットワーク監視システム及びその方法
JP2011139313A (ja) 再生装置、再生制御方法、およびプログラム
JP2009130706A (ja) 音声出力制御システム
JP2767763B2 (ja) 公衆回線を用いた音楽伝送再生システム
US20220201356A1 (en) Method and device for controlling the state of a device comprising means for transferring an audiovisual source and means for reproducing an audio signal
US6845413B2 (en) Switchover device and information recording/reproducing apparatus having the switchover device
JP3065453B2 (ja) オーディオ装置
EP0482952B1 (en) Method of data communication in communication network on automobile
US7309013B2 (en) TV and control method thereof
JPH098574A (ja) 音量調整装置
US6040782A (en) Radio signal receiving apparatus with audio signal receiving and reproducing function
JPH04326896A (ja) 車載用データ通信システム
JPH02294987A (ja) 音量調整装置
JP2602314Y2 (ja) 車載用電子機器
JP3982053B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP2562207B2 (ja) 双方向通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510