JP2003244141A - データ転送方法、装置及び記録媒体 - Google Patents

データ転送方法、装置及び記録媒体

Info

Publication number
JP2003244141A
JP2003244141A JP2003016873A JP2003016873A JP2003244141A JP 2003244141 A JP2003244141 A JP 2003244141A JP 2003016873 A JP2003016873 A JP 2003016873A JP 2003016873 A JP2003016873 A JP 2003016873A JP 2003244141 A JP2003244141 A JP 2003244141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
item
management system
data
items
management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003016873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4360089B2 (ja
Inventor
Hiromi Sudo
裕実 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003016873A priority Critical patent/JP4360089B2/ja
Publication of JP2003244141A publication Critical patent/JP2003244141A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4360089B2 publication Critical patent/JP4360089B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】階層型ネットワーク構成で、ネットワークの経
路上における複数の管理システムから被管理システムへ
の要求と応答のデータ転送方式がリレー方式で行われる
システムにおいて、各管理システムで要求と応答が重複
し、ネットワーク上のデータ転送量が増加するという問
題があり、同一経路だけでなく複数の経路においてもデ
ータ転送量を抑止する方式を検討する。 【解決手段】上位層の管理システム名称や経路情報等を
判定の材料とし、データの更新を判断する方式をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】階層的に構成されるネットワ
ーク環境で、管理システムが被管理システムのもつ様々
な情報を収集し、管理システムでその情報を管理するシ
ステム(管理システムの要求を発呼するクライアントと
とらえ、被管理システムを要求に対する応答をするサー
バととらえたシステム)に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すシステムでは、被管理システ
ムは管理システムからの情報取得の要求に対し静的な
(結果にあまり変化が無い固有な)情報を返すようなシ
ステムであり、管理システム(101)からの情報取得
要求が中継管理システム(102〜105)をリレー方
式で経由して被管理システム(106)へ送られる。
【0003】同様に情報取得要求に対する応答結果も各
中継管理システムをリレー方式で経由して、管理システ
ムへ返される。このときの情報取得要求と応答結果が別
々の経路をたどってやりとりされることは無い。
【0004】なお、図2に示すように中継管理システム
(202〜205)は管理機能と被管理機能から構成さ
れ、管理システムと同様に情報取得要求を出し、管理シ
ステムと同一の情報取得要求を行うことがある。このよ
うな性質を持つシステムの例として、図3のような多階
層構成で管理システムから被管理システム上の資産情報
などを取得するシステムが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法におい
て、管理システムや各中継管理システムが被管理システ
ムに対して、同一の情報取得要求を行う場合、同一の情
報取得要求や応答結果が経路上を複数回流れることにな
り、冗長であり(図1の情報取得要求と応答結果の矢印
が重なる部分)、場合によってはネットワークに負荷を
与えるなどの問題が生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記問題を
解決するために以下のような手段を行う。管理システム
から被管理システムに対して情報取得要求を行う場合
に、各経路上の中継管理システムで、同一の情報取得要
求を行うかどうかを判定する。
【0007】同一の情報取得要求を行う場合は、中継管
理システムで同一の情報取得要求を認識しておく。被管
理システムに情報取得要求が渡り応答結果が返ってきた
ときに各中継管理システムにおいてその応答結果が必要
である場合に取得するようにし、最終的に管理システム
へ応答結果を渡すようにする。
【0008】これにより経路内に同一データが重複して
流れることを防ぐことが可能となる。また、各中継管理
システムで、特定の情報取得要求に対する応答結果をあ
らかじめ持つことにより、上位層の管理システム叉は中
継管理システムからの情報取得要求があった場合、その
中継管理システムで応答結果を返すことにより、その中
継管理システムから被管理システムまでの経路のデータ
転送量を削減することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。実施例については、図3で示すような多階層ネ
ットワーク環境で被管理システムの資産情報を管理する
システムを例として説明する(図3では省略してある
が、事業所、支店、営業所などの各拠点や各拠点内の部
門にも複数の中継管理システムや被管理システムが存在
する)。
【0010】なお、各階層の中継管理システムは上位管
理システムに従属する関係にあり、同一階層の他の管理
システムの情報を必要とすることはないとする。処理の
流れを簡単に説明する。
【0011】まず、図4で示すように管理システムや各
階層の中継管理システムで必要とする情報の項目を定義
する。次に図5のように管理システムから情報取得要求
を出し、各階層の中継管理システムで必要とする情報の
項目のマージと項目ファイルのダウンロードを繰り返す
ことで被管理システムに情報取得要求を行う。
【0012】次に図6に示すように被管理システムで入
力した資産情報の結果ファイルを上位管理システムにア
ップロードする。各中継管理システムでは自システムで
定義した項目について情報を更新し、他の項目を上位管
理システムへアップロードすることを繰り返し応答結果
を返していく。
【0013】なお、資産情報の管理システムを実施例と
するが、情報取得要求について他の情報を扱うようなシ
ステムでも適用することは可能である。
【0014】実施例1 図8に中継管理システム上のプログラムのブロック図を
示す。管理プログラム本体(802)と上位層管理シス
テムからダウンロードされる項目群により構成される項
目ファイルを受信し、項目のマージ処理を行うマージ処
理部(以下マージ処理と称す)(805)と下位層シス
テム(下位の管理システム叉は被管理システム)から項
目と資産情報で構成される結果ファイルを受信し、資産
情報を更新する更新処理部(以下更新処理と称す)(8
04)と、自システムで管理する項目を編集する編集処
理部(以下編集処理と略す)(803)と、情報の表示
や操作を行うユーザ端末(801)や項目や資産情報を
格納するDB(806)から構成される。そして、図7
のように各項目に属性を付加するDBの構造とする。
【0015】この属性には“0”の自分の階層位置で管
理されることを示す自システム管理項目、“1”の上位
システムで管理されることを示す上位システム管理項目
と、“2”の上位システムと自システムの共通である共
通項目の3つのステータスのいづれかを設定する。な
お、基本的に全ての階層の中継管理システムは同じ構成
で実現可能であるが、最上位の管理システムについて
は、マージ処理を必要としないプログラムとなる。
【0016】また、各処理は並行に処理されることが可
能であり、その場合にDBの更新が重なるタイミングが
存在するが、その部分にはあらかじめ排他制御がかけら
れていることを前提とする(フローでは省略する)。
【0017】まず、編集処理について説明する。編集処
理では自システムのDBの内容の表示や編集を行う。D
Bに格納された資産情報の表示については上位システム
管理項目以外の項目についてのみ表示する。
【0018】また、ユーザ端末のディスプレイ以外にも
自由な形式でファイルやプリンターなどへも出力可能で
ある。編集は項目の追加・削除・属性の変更が可能であ
る。編集画面の一例を図9に示し、編集操作のフローチ
ャートを図10と図11に示す。項目一覧とその属性を
ユーザ端末のディスプレイ上に表示し(S301)、操
作の入力待ちとなる(S302)。
【0019】編集操作が行われ、終了を指示した場合
(S303)、当該システムに直接接続された下位層の
中継管理システム・被管理システムに対して自システム
のDBから項目を抽出し項目ファイルのダウンロードを
行い(S304)、編集を終了する。
【0020】何も編集しなかった場合は項目ファイルの
ダウンロードは行わない。項目の追加を指示した場合
(S305)、自システムのDBに項目を追加し、その
項目の属性を自システム管理項目(“0”)とし(S3
06)、操作の入力待ちとなる(S302)。項目の削
除を指示した場合(S307)、その当該項目の属性が
自システム管理項目(“0”)ならば、そのままDBか
ら項目を削除し(項目に資産情報が設定されている場
合、資産情報も削除する)(S309)、上位システム
管理項目(“1”)ならばエラーメッセージを出力し
(S311)、共通項目(“2”)ならば属性を上位シ
ステム管理項目(“1”)とする(S310)。
【0021】それぞれの処理を行ったあと、操作の入力
待ちとなる(S302)。項目の属性変更を指示した場
合(S312)、当該項目の属性を上位システム管理項
目(“1”)から共通項目(“2”)へ変更する。その
逆の変更のときは、そのまま当該項目の属性変更を行い
(S314)、それ以外はエラーメッセージを出力し
(S315)、操作の入力待ちとなる(S302)。
【0022】それ以外の指示の場合、エラーメッセージ
を出力し(S316)、操作の入力待ちとなる(S30
2)。なお、エラーの原因となるような操作については
操作するボタンを条件から判断して非活性化することに
より、あらかじめ操作できないようにすることも可能で
ある。
【0023】次に、マージ処理について、図12から図
14までの状態遷移を示す図と図15のフローチャート
を用いて説明する。また、説明は状態遷移の図の下位管
理システムで行われるものとする。初期状態では、上位
管理システムからのデータダウンロードの待ち状態とな
っている(S001)。このときの各管理システムのD
Bの項目の状態は図12のようになっている。
【0024】ただし説明の便宜上、下位管理システムの
項目には既に上位管理システムからの項目が作成されて
いる状態とする(項目A〜項目Cと項目F)。
【0025】まず、上位管理システムから項目ファイル
のダウンロードがあったら、全ての上位システム管理項
目(“1”)の属性の項目を削除する(S002)。次
に全ての共通項目(“2”)の属性値を自システム管理
項目(“0”)に変更する(S003)。このときのD
Bの項目の状態を図13に示す。
【0026】次にダウンロードした項目ファイル(13
04)をオープンし項目を読み取る(S004)。項目
ファイルから項目を全て読み込んでしまった場合(S0
05)、自システムのDBに存在する項目のデータを抽
出した項目ファイルを作成し、直接接続されている下位
層の中継管理システムや被管理システムに対して項目フ
ァイルをダウンロードし(S008)、再びダウンロー
ド待ちとなる(S008からS001)。
【0027】項目ファイル(1304)の項目を読み取
り、自システムのDBに同一の項目が存在するかどうか
チェックする(S006)。ここで同一の項目が存在す
る場合は、その項目の属性を共通項目(“2”)として
DBを更新し、次の項目の読み取りに移る(S009か
らS004)。存在しない場合は読み取った項目をDB
に追加し、その属性を上位システム管理項目(“1”)
に設定し、次の項目の読み取りに移る(S007からS
004)。
【0028】マージ処理のフローチャートにしたがって
DBを更新した例を図14に示す。図14では上位管理
システムから項目A、項目B、項目Cがダウンロードさ
れ、下位管理システムが保持する項目C、項目D、項目
Eとマージを行った結果が変更後で示され、さらに下位
層システムに対し項目C〜項目Bがダウンロードされる
ことを示している。
【0029】次に更新処理について図14と図16の状
態遷移を示す図と図17のフローチャートを用いて説明
する。初期状態では、下位層システムからの結果ファイ
ルのアップロードの待ち状態となっている(S10
1)。このときのDBの項目の状態は図14の変更後の
状態になっている。
【0030】まず、アップロードされた結果ファイル1
(1606)をオープンし、項目と資産情報を読み取る
(S102)。読み込んだ項目を自システムのDBから
検索し、見つかった項目の属性が上位システム管理項目
(“1”)ならば(S104)結果ファイル1の項目と
資産情報とを上位管理システムへアップロードするため
結果ファイル2(1605)に書き込み(S105)、
次の項目と資産情報の読み取りに移る(S102)。見
つかった項目の属性が上位システム管理項目(“1”)
以外ならば(S104)、自システムのDBの当該項目
の資産情報を更新する(S107)。
【0031】さらに、その項目の属性が共通項目
(“2”)ならば(S108)、上位管理システムへア
ップロードするため、結果ファイル1(1606)の項
目と資産情報を結果ファイル2(1605)に書き込み
(S108からS105)、次の項目の読み取りに移る
(S102)。全ての項目と情報を読み取ったら、作成
した結果ファイル2(1605)を上位管理システムに
アップロードし(S106)、再び下位層システムから
の結果ファイル1(1606)のアップロード待ちの状
態となる(S101)。
【0032】このときのDBの状態は図16のようにな
る。図16では下位層からの結果ファイル1(160
6)のうち、項目Cと項目Dと項目Eについての資産情
報をDBに反映し、項目Aと項目Bと項目Cについては
上位システムにアップロードしていることを示してい
る。
【0033】項目Cは共通項目であるためDBの更新と
上位システムへのアップロードを行っていて、項目Cに
ついての重複を防いでいる。以上、説明した方法によ
り、管理システムと被管理システムで同一の項目につい
て二重にデータ転送することが無く、効率よくデータ伝
送することが可能となる。
【0034】実施例2 実施例1での実装方式とマージ処理が異なる以外はほぼ
同様であるので、図18、図19の状態遷移を示す図と
図20のフローチャートを用いて主にマージ処理だけを
説明し、その他の処理については変更点のみを説明す
る。図18で示すように、ダウンロードする項目に操作
フラグを付加する。この操作ステータスには追加を示す
“A”と、削除を示す“D”のいづれかを設定する(1
805)。
【0035】上位管理システムでは、項目の編集処理に
おいて編集した情報を記憶しておき(図10と図11の
フローチャートにおいて各操作処理のあとに操作履歴を
保存する処理を追加する)、編集が終了した段階でダウ
ンロードする項目ファイル(1805)の各項目に操作
フラグを付加する(図10のS304で操作した項目の
みを抽出し、項目ファイルを作成する処理を追加する処
理とする)。
【0036】図18に示すように、項目を追加した場
合、追加する項目Dと項目Xには“A”が付加され、削
除する項目Aには“D”が付加される。まず、項目ファ
イルのダウンロード待ち状態(S201)で、上位管理
システムから項目ファイルがダウンロードされてきたら
操作フラグと項目を読み込む(S202)。操作フラグ
が削除(“D”)で項目の属性が上位システム管理項目
(“1”)のときは項目をDB上から削除し、次の項目
を読み込む(S204−S205−S208−A)。
【0037】操作フラグが削除(“D”)で項目の属性
が共通項目(“2”)のときは項目の属性を自システム
管理項目(“0”)に変更し、次の項目を読み込む(S
204−S205−S206−S209−A)。 操作
フラグが追加(“A”)で項目が存在しない場合はDB
上に項目を追加し、その項目の属性を上位システム管理
項目(“1”)に設定し、次の項目を読み込む(S20
4−S210−S212−A)。
【0038】操作フラグが追加(“A”)で自システム
に存在する項目の属性が自システム管理項目(“0”)
のときは、項目の属性を共通項目(“2”)に設定し、
次の項目を読み込む(S204−S210−S211−
S213−A)。以上、それ以外のステータスの組み合
わせのときは何もせずに、次の項目を読み込む(A)。
【0039】全ての項目を読み終えた場合、接続されて
いる下位層の全ての中継管理システムや被管理システム
に対して、上位管理システムからダウンロードした項目
ファイルをそのままダウンロードし(S207)、再び
項目ファイルのダウンロード待ちとなる(S207から
C)。
【0040】この一連の処理で、テーブルの状態は図1
9のようになる。図19では上位管理システムで削除さ
れた項目Aと追加された項目Dと項目Xについてダウン
ロードされ、下位管理システムで保持する項目とマージ
され、新たに項目Dが上位システム項目として追加され
項目Xが共通項目に属性変更されることを示している。
【0041】この方法によると、同一の項目について二
重にデータ転送することを無くすとともに、ダウンロー
ドする項目ファイルのサイズは変更分の差分だけの一定
のサイズですむ効果がある。
【0042】実施例3 これまでの実施例では各管理システムにおいて属性情報
を用いることによって同一項目の管理を行ったが、各管
理システムが自システムだけで管理する項目のみを持ち
属性情報を持たずに被管理システムで要求システムを保
持する方法について説明する(プログラム構成は実施例
1と同じ)。
【0043】まず、マージ処理について図24のフロー
チャートと図22と図23の状態遷移図を用いて説明す
る。また、説明は状態遷移の図の下位管理システムで行
われるものとする。初期状態では、上位管理システムか
らのダウンロードの待ち状態となっている(S40
1)。
【0044】このときの各管理システムのDBの項目の
状態は図22のようになっている。
【0045】システム名として上位管理システムに“S
YSTEM”、下位管理システムに“SITE”が設定
されている。管理項目は上位管理システムが項目A、
B、Cで下位管理システムが項目C、D、Eを保持して
いる。
【0046】そして、ダウンロードする項目ファイルは
図23に示すように項目とその項目を管理する管理シス
テム名で構成される。ダウンロード待ち状態(S40
1)に、上位管理システムからの項目ファイル1(23
05)のダウンロードがあったら、項目と管理システム
名を読み込む(S402)。
【0047】読み込んだ項目に自システムで管理する項
目と重複するものが存在する場合(S404)、項目と
管理システム名に自システム名も管理システムとして追
加し、下位層システムへのダウンロードする項目ファイ
ル2(2307)に書き込む(S408)。存在しない
場合、項目と管理システム名を変更せずにそのまま下位
層システムへのダウンロードする項目ファイル2(23
07)に書き込む(S405)。
【0048】全ての項目を読み終えたら(S403)、
自システムで管理する項目で重複しなかった項目につい
て抽出し、管理システム名として自システム名を付加
し、下位層システムへのダウンロードする項目ファイル
2(2307)に書き込み(S406)、作成した項目
ファイル2(2307)を下位層システムにダウンロー
ドし(S407)、上位管理システムからの項目ファイ
ル1(2305)のダウンロード待ち状態となる(S4
01)。
【0049】図23で項目ファイルのダウンロードを示
している。項目Cについて、上位管理システムと下位管
理システムで重複しているため、管理システム名として
“SYSTEM”と“SITE”の両システム名が設定
される。被管理システムではダウンロードする項目ファ
イルの形式で項目ファイルを保持する(どの項目をどの
管理システムに返すのかを保持する)。
【0050】被管理システムで資産情報の入力を行った
ら、項目+資産情報+管理システム名で結果ファイルを
作成し管理システムにアップロードする。次に更新処理
について図26のフローと図25の状態遷移図を用いて
説明する。
【0051】初期状態では下位層システムからの結果フ
ァイル1(2505)のアップロード待ちとなっている
(S501)。下位層システムから結果ファイル1(2
505)がアップロードされてきたら、結果ファイル1
(2505)をオープンし、1エントリ分の項目と資産
情報と管理システム名の情報を読み込む(S502)。
【0052】そのエントリの管理システム名に自システ
ム名が含まれている場合(S504)、自システムのD
Bの資産情報を更新し(S507)管理システム名から
自システム名を削除する(S508)。管理システム名
に他のシステム名が残っている場合(S509)、自シ
ステム名を取り除いたエントリを上位管理システムへの
結果ファイルとしてアップロードする結果ファイル2
(2507)に書き込む(S505)。
【0053】読み込んだエントリに自システムが最初か
ら含まれていない場合、エントリを何も更新せずに上位
管理システムへアップロードする結果ファイル2(25
07)に書き込む(S505)。全てのエントリを読み
終えたら(S503)、作成した結果ファイル2(25
07)を上位管理システムへアップロードし(S50
6)、再び下位層システムからの結果ファイル1(25
05)のアップロード待ちとなる(S501)。
【0054】図25では結果ファイルの流れを示してお
り、下位層システムから資産項目A、B、C、D、Eが
結果としてアップロードされてきていて、項目C、D、
EについてDBを更新していて、項目A、B、Cについ
て上位管理システムにアップロードしている。
【0055】項目Cは共通項目であるためDBの更新と
上位システムへのアップロードを行っていて、項目Cに
ついての重複を防いでいる。なお、編集処理については
自システムの項目のみを編集することになり、特に変わ
った処理を行うことがないので省略する。
【0056】以上、説明した方法により、実施例1、2
とは違った管理方法により、管理システムと被管理シス
テムで同一の項目についての二重のデータ転送を防ぎ、
効率よくデータ伝送することが可能となる。
【0057】実施例4 実施例1の方法に加えて、各中継管理システムであらか
じめデフォルトの項目とその資産情報を定義しておける
ようにする。この方法を図27から図29で説明する。
【0058】図27は初期状態を示し、本社の管理シス
テムで”事業所コード“”部署コード“”氏名“”内線
“の項目を作成し、事業所の中継管理システムで“事業
所コード“を部門の中継管理システムで”部署コード
“をそれぞれデフォルトとして定義している状態であ
る。デフォルトの項目の定義を追加したり削除したりす
る処理については編集処理の一部として処理できる。
【0059】図28は項目ファイルが各システムにダウ
ンロードされる流れを示す。本社の管理システムから項
目ファイル(2805)をダウンロードし、事業所の中
継管理システムでは項目ファイル内の項目名称とデフォ
ルトの項目名称を比較し同一項目があった場合、その項
目と資産情報をデフォルトDBに格納する。そして、部
門の中継管理システムへは“事業所コード”を外した
“部署コード”“氏名”“内線”の項目ファイル(28
08)をダウンロードする。部門の中継管理システムで
は、“部署コード”を同じように処理し、被管理システ
ムに“氏名”“内線”の項目ファイル(2811)をダ
ウンロードし、その項目について資産情報を設定する。
【0060】なお、デフォルトDBに登録された項目と
資産情報については上位管理システムから新たに項目フ
ァイルがダウンロードされてきたタイミングで削除す
る。
【0061】図29は結果ファイルのアップロードの流
れを示す。被管理システムで資産情報が入力され結果フ
ァイルが部門の中継管理システムへアップロードされ
る。
【0062】部門の中継管理システムではデフォルトD
B内の項目と資産情報を結果ファイルに付加して、事業
所の中継管理システムへアップロードする。事業所の中
継管理システムでも同じように処理し、本社の管理シス
テムへは全ての項目の資産情報が格納された結果ファイ
ルがアップロードされることになる。実際の実装方法に
ついては、実施例1のフローに一部処理を追加すること
で可能である。
【0063】まず、マージ処理においては、項目ファイ
ルのダウンロード時にデフォルトDBの内容を全て削除
する処理を追加し(図15のS003の後に処理を追加
する)、ダウンロードされた項目の中にデフォルト項目
があるかどうかを判定し、デフォルト項目と同一の項目
について資産情報をデフォルトDBに登録し、下位層シ
ステムにダウンロードしない処理を追加する(図15の
S005の後に処理を追加する)。
【0064】次に更新処理で情報がアップロードされて
きた時に、上位管理システムへの結果ファイルに項目と
デフォルト値を追加書きしてアップロードする処理を追
加する(図17のS103のEOFの時に処理を行うよ
うに追加する)。この方式によりデフォルトで定義した
項目の分だけデータ転送を抑止することができる。
【0065】実施例5 実施例4の方法において、中継管理システムにおいてダ
ウンロードされた項目の中にデフォルト項目があるかど
うかを判定し、デフォルト項目と同一の項目について資
産情報をデフォルトDBに登録した後、下位層の管理シ
ステム又は被管理システムに対してダウンロードする項
目が無くなってしまった場合(全ての項目について中継
管理システムでデフォルトの項目を設定した場合)、デ
フォルトDBから項目と資産情報を抽出し結果ファイル
を作成し上位の管理システムへアップロードするように
する。
【0066】実際の実装方法については、実施例4の機
能が実装された実施例1のフローに一部処理を追加する
ことで可能である。マージ処理において、下位層の管理
システム又は被管理システムあてにダウンロードする項
目ファイルが存在するかどうか判定し、存在する場合は
そのままダウンロードし、存在しない場合はデフォルト
DBの内容を全て抽出し、上位管理システムへの結果フ
ァイルを作成し、上位管理システムへアップロードする
処理を追加する。(図15のS008の後に処理を追加
する)。
【0067】この方法によりデフォルトで定義した項目
によって資産情報の入力を完了できた中継管理システム
から被管理システムまでのデータ転送を抑止することが
できる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、階層型ネットワーク環
境における一経路のネットワーク上のデータ量を効率良
く転送することが可能となり、ひいてはネットワーク全
体のデータ転送を効率良く転送する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なシステムの構成図とデータ
転送の流れを示す図である。
【図2】本発明を適用可能なシステムの構成図を示す図
である。
【図3】多階層システムで資産情報を管理する場合のシ
ステム構成の一例を示す図である。
【図4】項目を各管理システムで持つ状態を示す図であ
る。
【図5】項目を各管理システムでマージする方式を示す
図である。
【図6】資産情報を各管理システムで更新する方式を示
す図である。
【図7】属性を持つDBの構造を示す図である。
【図8】管理システムのプログラムの構成を示す図であ
る。
【図9】管理システムにおける項目編集画面の一例を示
す図である。
【図10】項目編集のフローチャートである。
【図11】図10の続きを示す。
【図12】初期状態を示す図である。
【図13】項目を初期化した状態を示す図である。
【図14】項目をマージした状態を示す図である。
【図15】マージ処理のフローチャートである。
【図16】資産情報を更新した状態を示す図である。
【図17】更新処理のフローチャートである。
【図18】項目を初期化した状態を示す図である。
【図19】項目をマージした状態を示す図である。
【図20】マージ処理のフローチャートである。
【図21】図20の続きを示す。
【図22】項目を初期化した状態を示す図である。
【図23】項目をマージした状態を示す図である。
【図24】マージ処理のフローチャートである。
【図25】資産情報を更新した状態を示す図である。
【図26】更新処理のフローチャートである。
【図27】項目を初期化した状態を示す図である。
【図28】項目をマージした状態を示す図である。
【図29】資産情報を更新した状態を示す図である。
【符号の説明】
101…管理システム 102〜105…中継管理システム 106…被管理システム 801…ディスプレイ装置、 802…管理システムのプログラム本体、 803…編集処理部、 804…更新処理部、 805…マージ処理部、 806…データベース。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】階層型ネットワークにおけるデータ転送方
    法において、下位システムから第一のデータに格納され
    た項目とデータを受け取り、前記項目が当該システムの
    DBに存在し、前記項目に対応する属性情報が上位シス
    テムの管理を示す値であれば、前記第一のデータに含ま
    れるデータを読み出し、第二のデータに格納し、前記第
    二のデータを上位システムに送付することを特徴とする
    データ転送方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデータ転送方法におい
    て、前記項目に対応する属性情報が上位システムの管理
    を示す値でなければ、当該システムへ前記データを格納
    することを特徴とするデータ転送方法。
  3. 【請求項3】階層型ネットワークにおけるデータ転送装
    置において、下位システムから第一のデータに含まれる
    項目とデータを受け取る受信部と、前記項目が当該シス
    テムに存在し、前記項目に対応する属性情報が上位シス
    テムの管理項目であることを示す値であれば、前記第一
    のデータを読み出し、第二のデータとする更新処理部
    と、前記第二のデータを上位システムに送付する送信部
    とを備えることを特徴とするデータ転送装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のデータ転送装置におい
    て、前記更新処理部は前記項目に対応する属性情報が共
    通の管理項目であることを示す値であれば、当該システ
    ムへ前記データを格納することを特徴とするデータ転送
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のデータ転送方法を実施す
    るプログラムを格納した計算機に読み取り可能な記録媒
    体。
JP2003016873A 1999-01-27 2003-01-27 データ転送方法、装置及び記録媒体 Expired - Lifetime JP4360089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003016873A JP4360089B2 (ja) 1999-01-27 2003-01-27 データ転送方法、装置及び記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1801199 1999-01-27
JP11-18011 1999-01-27
JP2003016873A JP4360089B2 (ja) 1999-01-27 2003-01-27 データ転送方法、装置及び記録媒体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33382299A Division JP3446693B2 (ja) 1999-01-27 1999-11-25 データ転送方法及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003244141A true JP2003244141A (ja) 2003-08-29
JP4360089B2 JP4360089B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=27790229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003016873A Expired - Lifetime JP4360089B2 (ja) 1999-01-27 2003-01-27 データ転送方法、装置及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4360089B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099300A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Seiko Epson Corp ネットワークに接続されるデバイスのデバイス設定管理

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006099300A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Seiko Epson Corp ネットワークに接続されるデバイスのデバイス設定管理

Also Published As

Publication number Publication date
JP4360089B2 (ja) 2009-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU765461B2 (en) Integrated data bank combining system
US7734685B2 (en) Method, system and program product for annotating a development artifact
US6594664B1 (en) System and method for online/offline uninterrupted updating of rooms in collaboration space
JP2006195972A (ja) 共有オブジェクトに対する複数ユーザ変更を同期させるための方法およびシステム
JP2001202405A (ja) タスク関与者間のコミュニケーション機能を有するプロジェクト管理装置およびプロジェクト管理方法
US8140991B2 (en) Drag and drop rule topology
JP2007310481A (ja) 文書管理方法、そのプログラム及び記録媒体、並びに文書共有サーバ及び文書共有システム
US7702769B2 (en) Data transfer method, apparatus, and recording medium for use in hierarchical system
JP3446693B2 (ja) データ転送方法及び記録媒体
US8856260B2 (en) Providing access to shared state data
JP2006031608A (ja) 計算機、ストレージシステム、計算機が行うファイル管理方法、およびプログラム
US5734381A (en) Cancel undo method and system for tree structure data edition based on hierarchical menu inquiry
JP2003244141A (ja) データ転送方法、装置及び記録媒体
JP4385643B2 (ja) データ転送方法、装置及び記録媒体
JP2007286778A (ja) 流用設計処理装置,流用設計処理方法および流用設計処理プログラム
JP3970205B2 (ja) プロジェクト情報管理装置およびプログラム
JP3871794B2 (ja) 電子メールシステムおよびそのプログラム記憶媒体
JP5151244B2 (ja) 文書管理システム及び文書管理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2641806B2 (ja) データ転送方法及びデータ転送装置
JP2002109166A (ja) 文書承認システム
JPH11212848A (ja) ネットワークシステム及びレプリカ維持方法
JPH0736764A (ja) ファイル環境情報管理方式
JP2002169800A (ja) 文書管理装置及び文書管理方法
JPH05136819A (ja) 掲示板の閉域サービス方法
CN101174215B (zh) 用于管理给定软件系统的变更的计算机系统和方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060420

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090803

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4360089

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term