JP2003243268A - チェーンリード構造体 - Google Patents

チェーンリード構造体

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JP2003243268A
JP2003243268A JP2002042482A JP2002042482A JP2003243268A JP 2003243268 A JP2003243268 A JP 2003243268A JP 2002042482 A JP2002042482 A JP 2002042482A JP 2002042482 A JP2002042482 A JP 2002042482A JP 2003243268 A JP2003243268 A JP 2003243268A
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press
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Akira Kitajima
昭 北嶋
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Tokin Corp
NEC Tokin Hyogo Ltd
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NEC Tokin Corp
NEC Tokin Ceramics Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】チェーンリードフレームの帯板材に導電性、及
び非導電性の性質を持たせて、チェーンリードフレーム
を再利用できる残材を発生させないことにある。 【解決手段】一対のリード線の先端部にコンデンサ等の
電子部品の本体部を接続して成るチェーンリード構造体
であって、断面が略長方形の帯板材の表面に、該帯板材
の長さ方向と略直行する方向にリード線の一部又は全部
が入り込むためのリード線圧入溝を形成し、リード線を
圧入により固定する。更に、リード線に圧入と逆方向の
力をかけることによりリード線残材が簡単に取り外しで
きる。更にリード線圧入溝に圧入されたリード線を突き
出し、又は引き抜きを簡単にするため、孔を設けること
により、離脱を容易にしたことを特徴とするチェーンリ
ード構体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、チェーンリード構
造体に係わり、更に詳しくはコンデンサ等の電子部品を
製造する工程においてそのリード線を供給するためのチ
ェーンリード構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チェーンリード構造体としては、
特開平9−283388号公報が知られている。これ
は、断面略長方形の帯板材にそれの長さ方向と略直交す
る方向にリード線の一部または全部が入り込むための係
止溝を形成し、その係止溝に入り込ませたリード線の基
端部を略U時形に折曲して形成した折曲部を巻き付け固
定するための巻き付け部を備えたリードフレームからな
り、リード線を前記係止溝から離間する側に折り曲げて
該リード線を帯板材から離脱可能に構成してある。
【0003】リード線をチェーンリードフレームとして
形成するためには、リード線を前記帯板材に巻き付ける
必要があるが、この巻き付け作業は複雑な巻き付け工具
と設備が必要であるという欠点がある。又、使用後のリ
ード線残材を離脱するにはリード線を離間する方向に折
り曲げもどす操作が必要となり、迅速に処理できない欠
点がある。又実用に際しては、多数個の処理が必要であ
り、専用の複雑な離脱設備が必要であるという欠点があ
る。
【0004】又、チェーンリードフレームは、コンデン
サー等の電子部品製造において、その製造工程で、帯板
材が導電性のチェーンリードフレームと非導電性のチェ
ーンリードフレームを1対にし組み合わせて使用される
場合が多い。導電性のチェーンリードフレームについて
は、実用新案第3004728号が知られている。これ
は、金属の帯板材にリード線を溶接した形状のチェーン
リードフレームであるが、リード線を切断後のチェーン
リードフレームからリード線残材を取り外すのが困難で
あるため、チェーンリードフレームが再利用できない欠
点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようというところは、リード線を簡単操作
で帯板材に固定することができるとともに、リード線を
使用時に切り離された残りのリード線片を帯板材から迅
速に、簡単な操作で外すことができるようにする点にあ
る。またチェーンリードフレームの帯板材に導電性、及
び非導電性の性質を持たせる。更にチェーンリードフレ
ームを再利用できる点にある。更に圧入されたリード線
を使用する際、リード線を切断せずにリード線を全て取
り外し、残材を発生させないことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題解決
のために、一対のリード線の先端部にコンデンサ等の電
子部品の本体部を接続して成るチェーンリード構造体で
あって、断面が略長方形の帯板材の表面に、該帯板材の
長さ方向と略直交する方向にリード線の一部又は全部が
入り込むためのリード線圧入溝を形成し、リード線を圧
入により固定する。又、リード線に圧入と逆方向の力を
かけることによりリード線残材が簡単に取り外しでき
る。
【0007】更にリード線圧入溝に圧入されたリード線
を突き出し、又は引き抜きを簡単にするため、リード線
を工具で突き出す又は引き抜くための孔を設けることに
より離脱を容易にしたことを特徴とするチェーンリード
構造体である。
【0008】更に、リード線圧入溝を前記帯板材と一体
成形することを特徴とするチェーンリード構造体であ
り、帯板材の一部をプレス金型で切り開き、前記リード
線圧入溝を成形し、切り開いた部分を折り曲げ前記リー
ド線圧入溝とする。又、固定するリード線の長手方向に
添って、帯板材を切開し、更に折り曲げ立ち上げし、リ
ード線溝とする。更にリード線溝成形において帯板材の
一部をプレスにより絞り突き出しした構造のリード線圧
入溝とする。いずれの方法もリード線圧入溝が帯板材と
一体構造を有する。
【0009】又、前記請求項1のチェーンリード構造体
にあって、リード線圧入溝形状が、リード線に食い込む
突起を有する事を特徴とするチェーンリード構造体であ
り、リード線にリード線圧入溝の突起が食い込む事によ
りリード線を固定することができる。突起の形状は、相
対向したくさび形状であり、更に複数のくさび形状を有
する。
【0010】又、前記リード線圧入溝構成部品がちどり
に配置されリード線が圧入されることによりリード線の
曲がりが発生し、リード線の弾性による反発力でリード
線がリード線圧入溝に固定できる。
【0011】又、前記請求項1のチェーンリード構造体
にあって、リード線圧入溝構成部品にバネ性を持たせ、
リード線の圧入によりリード線圧入溝が歪み一定の反発
力で固定することを特徴とするチェーンリード構体であ
り、バネ力によりリード線が固定される。
【0012】更に前記リード線圧入溝構成部品にはリー
ド線を圧入する際の案内ガイド部を設け、圧入が容易に
できるようになっている。前記案内ガイドにより、直径
が0.5mmないしは1mmと小径であるリード線の位
置決めの精度がなくとも圧入が容易となる。
【0013】更に、前記請求項1のリード線単体を固定
するためにリード線圧入溝の構成部品を1個又は複数個
設ける事を特徴とするチェーンリード構造体にあって、
リード線圧入溝を1本のリード線に対して、長いリード
線圧入溝を1個又は短いリード線圧入溝を複数取り付
け、リード線の固定をより安定させることができる。
【0014】更に、前記帯板材にリード線圧入溝の構成
部品を溶接して取り付ける事を特徴とするチェーンリー
ド構造体であり、リード圧入溝をプレス成形し、帯板材
に溶接で取り付けるが、溶接ピッチを自由に変えること
により、電子部品品種対応に答えることが容易となっ
た。
【0015】また、リード線圧入溝構成部品を取り付け
る方法として、帯板材を絶縁耐熱樹脂でインサートモー
ルド成形固定する事を特徴とするチェーンリード構造体
によりチェーンリード構造体に要求される絶縁性の帯板
材に対応するものである。成形されたリード線圧入溝構
成部品をインサートモールドし、リード線圧入溝を連結
する構造を有する。また絶縁性耐熱樹脂で成形された帯
板材にリード線圧入溝構成部品を圧入する孔を設け、前
記孔にリード線圧入溝構成部品を圧入して固定すること
もできる。
【0016】更に、リード線圧入溝にリード線を圧入後
前記リード線の基端部を帯板材の端部より長く取り付
け、帯板材より突き出たリード線とその逆方向のリード
線を帯板材側に折り曲げ、又リード線の基端部と逆方向
は帯板材と平行に折り曲げる事を特徴とするチェーンリ
ード構造体であり、リード線の長手方向のずれを防止で
きるとともに、リード線の残材を取り外す際、帯板材の
裏側までリード線が巻き付いていないため取り外しが簡
単となる。
【0017】請求項2及び請求項12のチェーンリード
構造体において、圧入されたリード線を取り出すリード
線突き出し、または引き出し孔を、リード線圧入溝に複
数個設けたことを特徴とするチェーンリード構造体によ
り、リード線の長さ寸法を短くすることができ経済的に
有利となるばかりか、リード線取り外しの際、リード線
突き出し、または引き出し孔を、リード線圧入溝に複数
個設けたことにより、リード線を曲げることなく全て取
り外せる事が出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1にチェーンリード構造体、図
16に図1の帯板材の断面図を示す。このチェーンリー
ド構造体は、帯板材1とリード線2、リード線圧入溝構
成部品3とから成るチェーンリードフレーム6により構
成されている。
【0019】図1及び図16のチェーンリード構造体に
ついて説明する。一対のリード線の先端部にコンデンサ
等の電子部品の本体部を接続してなるチェーンリード構
造体において、断面が略長方形の帯板材1の表面に、該
帯板材1の長さ方向と略交する方向にリード線2の一部
又は全部が入り込むためのリード線圧入溝構成部品3を
取り付けリード線圧入溝構成部品3にリード線圧入溝を
形成し、このリード線圧入溝にリード線2を圧入し、チ
ェーンリードフレーム6を成す。更に、前記リード線の
基端部7を帯板材1の端部より、はみ出す様に取り付
け、リード線2と図16のリード線折り曲げ部8を帯板
材側に折り曲げる。リード線基端部7は略直角に折り曲
げる。又リード線の基端部と逆方向のリード線折り曲げ
部8は更に帯板材と1平行になる方向に折り曲げる事に
よりリード線2は帯板材1に安定して固定される。但
し、本発明の特徴はリード線1の圧入にあるが、この圧
入のみによりリード線の曲げ無しでもリード線の固定は
可能であり、リードフレーム6としての機能を充分満足
できる。
【0020】更にチェーンリードフレームを使用後リー
ド線2は切断され、リードフレームには切断後のリード
線残材が残る。チェーンリードフレームを再利用するた
め、この前記リード線残材を取り外し易くするため、帯
板材1にリード線突き出し、又は引き抜き用孔4を設
け、突き出し棒9、又は引っ張り工具でリード線を簡単
に取り外すことができる。突き出し孔の形状は、突き出
し棒9、又は引っ張り工具の形状に合わせ丸形、三角
形、四角形、長方形、多角形、楕円形、H形、V型とす
る。
【0021】更に、図17の事例について述べるが、リ
ード線2を圧入後リード線の曲げ無しでもリード線の固
定は充分可能である。この事例の場合リード線2を使用
後にリード線2を切断しても良いし、切断の代わりに、
リード線2をリード線使用時に突き出し棒9で突き出
し、全てのリード線を取り外すことができる。この、取
り外す方法で使用する場合は、リード線2の長さ寸法を
切断残材の長さの分、短くすることができるし、使用後
の残材も発生しない。ただしリード線を取り外しの際リ
ード線を曲げない様に、リード線の固着位置全域に対し
て突き出すことが重要であり、リード線突き出し、また
は引き出し孔を、リード線圧入溝に複数個設けたことを
特徴とするチェーンリード構造体が有効となる。
【0022】次に、前記請求項2の事例について説明す
る。図2の事例は帯板材1の一部を切り開き、切り開い
た部分を折り曲げ、リード線圧入溝構成部品3を成形す
る。リード線圧入溝構成部品3の中にリード線圧入溝部
3A及び、リード線圧入ガイド部3Bを成形し、帯板材
1と一体成形と成っている。更に帯板材にリード線突き
出し、又は引き抜き用孔4を設けている。このリード線
突き出し、又は引き抜き用孔4により、リード線残材を
簡単に取り外せる。次に図3の事例は、帯板材1の一部
を切り開き、切り開いた部分を折り曲げ、リード線圧入
溝構成部品3を成形する。圧入するリード線2の圧入溝
3Aが、リード線2の左右で対向しないように配置され
た形状であり、帯板材1と一体成形と成っている。次に
図4の事例は、帯板材1の一部をプレスで絞り、リード
線圧入溝構成部品3を成形し、帯板材1と一体成形と成
っている。更に帯板材にリード線突き出し、又は引き抜
き用孔4を設けている。次に図5の事例は、帯板材1の
一部をプレスで突き出し、リード線圧入溝構成部品3を
成形し、帯板材1と一体成形とし、圧入するリード線2
の圧入溝3Aが、リード線2の左右で対向しないように
配置された形状である。次に図6の事例は、帯板材1の
一部を切り開き対向する圧入溝3Aを成形する。その圧
入溝3Aを折り曲げ、立ち上げしてリード線圧入溝構成
部品3を成形し、帯板材1と一体成形と成っている。図
2、図3、図4、図5、図6とも、帯板材1と一体成形
と成り安価に製造できる。
【0023】次に請求項4のリード線圧入溝形状が、リ
ード線に食い込む突起を有する事を特徴とするチェーン
リード構造体の事例についてであるが、図6のリード線
圧入溝構成部品3は、帯板材1の一部を切り開き対向す
るリード線圧入溝3Aを成形し、そのリード線圧入溝3
Aを折り曲げ、立ち上げして成形している。このリード
線圧入溝3Aをねじり切開で生じたエッジ部が、リード
線圧入溝3Aと成るようにした物であり、くさび形のエ
ッジが突起となり、リード線に食い込み、リード線を強
固に固定できる。又図2、図3、図4、図5、のリード
線圧入溝3Aにプレス加工にて、くさび状の食い込む突
起を加工することもできる。
【0024】次に請求項5のリード線圧入溝形状が、リ
ード線の長さ方向に対して、ちどりに配置したことを特
徴とするチェーンリード構造体について、図3及び図5
の事例を説明する。図5の帯板材1の一部をプレスで突
き出し、リード線圧入溝構成部品3を成形し、帯板材1
と一体成形とし、圧入するリード線2の圧入溝3Aが、
リード線2の左右で対向しないように配置する。言い換
えると、ちどりに配置されている。この、ちどり配置に
リード線が圧入されることにより、リード線2の曲がり
が発生し、リード線2の弾性による反発力でリード線2
がリード線圧入溝3Aに固定できる。図3も図5と同様
の現象でリード線を固定することができる。
【0025】次に請求項6のチェーンリード構造体にあ
って、リード線圧入溝構成部品にバネ性を持たせ、リー
ド線の圧入によりリード線圧入溝が歪み一定の反発力で
固定することを特徴とするチェーンリード構造体の事例
として各図(図2、図9、図10、図11、図12、図
13、図14)を示すが、前記各図のリード線圧入溝構
成部品3は、リード線圧入溝部3Aとリード線圧入ガイ
ド部3Bとからなり、更にリード線圧入溝構成部品3は
バネ性を有し、リード線の圧入によりリード線圧入溝が
歪み一定の反発力で固定することができる。バネの弾性
限度内で使用することにより、繰り返し使用することが
できる。
【0026】次に請求項7のリード線圧入溝にリード線
を容易に圧入できる様リード線の圧入時の案内ガイド部
を設けたことを特徴とするチェーンリード構造体につい
ての事例を説明するが、図1から順に図17迄全ての図
に、リード線圧入ガイド部3Bを有する。リード線の圧
入時の案内ガイド部は、特に細いリード線には、位置決
め精度がなくても圧入でき、極めて有効である。
【0027】更に、請求項8のリード線単体を固定する
ためにリード線圧入溝の構成部品を1個又は複数個設け
る事を特徴とするチェーンリード構造体にあって、図7
にリード線圧入溝の構成部品3を1個取り付けた事例を
示す。又図8に、リード線圧入溝の構成部品3を複数個
取り付けた事例を示すが、リード線圧入溝を1本のリー
ド線に対して長いリード線圧入溝を1個、又は短いリー
ド線圧入溝を複数取り付け、リード線の固定をより安定
させることができる。
【0028】次に、請求項9の帯板材を金属で成形し、
リード線圧入溝の構成部品を溶接して取り付ける事を特
徴とするチェーンリード構造体にあって、図12で示す
通り帯板材1にリード線圧入溝の構成部品3を溶接によ
り、ある一定ピッチおきに取り付け、チェーンリード構
造体とする。又、図13及び図14は、帯板材にリード
線圧入溝の構成部品3の取り付け孔を一定ピッチで設け
ておき、取り付け作業を簡単にした事例である。又図1
4は帯板材1の裏面に溶接して固定する事例である。更
に図15、図12、図13は帯板材の表面に取り付ける
事例である。
【0029】請求項10の、リード線圧入溝構成部品を
取り付ける方法として、帯板材を絶縁性耐熱樹脂で成形
固定する事を特徴とするチェーンリード構造体であり、
チェーンリードに要求される絶縁性の帯板材に対応する
ものである。図9、及び図11は、成形されたリード線
圧入溝構成部品3をインサートモールドし、リード線圧
入溝を連結する構造を有する。また、図10は、絶縁性
耐熱樹脂で成形された帯板材1にリード線圧入溝構成部
品3を取り付ける孔を設け、前記孔にリード線圧入溝構
成部品3を圧入して固定することができる。絶縁性耐熱
樹脂は、ポリエーテル・エーテル・ケトン(PEEK)
やガラス強化PEEK、強化ナイロン、変成ポニフェニ
レンエーテル(PPE)を用いる。
【0030】
【発明の効果】請求項1により、従来のように溝にリー
ド線を複雑に巻き付ける方法でなく、圧入する方法であ
るため、極めて簡単に取り付け、取り外すことができ
る。
【0031】請求項2の、リード線の突き出し、又は引
き抜き用孔を設けたことにより、従来の巻き付け方式よ
り簡単な操作で、又簡単な工具や設備でリード線を取り
外す事ができ、経済的に有利となる。
【0032】請求項3の様に、リード線圧入溝を前記帯
板材と一体成形することによりプレス成形で連続的に加
工することが可能となり、複雑な形状の物まで成形が可
能となる。
【0033】請求項4のリード線圧入溝形状が、リード
線に食い込む突起を有する事を特徴とするチェーンリー
ド構造体により、従来のリード線を巻き付けただけの方
法に比べ強固に取り付けが可能であり、取り付け固定が
安定し、チェーンリードの運搬や作業の取扱が有利とな
る。又リードの太さ変化にも対応でき、共用化が可能と
なる。
【0034】請求項5のリード線圧入溝構成形状が、リ
ード線の長さ方向に対して、ちどりに配置したことを特
徴とするチェーンリード構造体により、リード線の直径
の差があっても、ちどりの寸法により共用化が可能であ
る。従来の巻き付け式のようにリード線に合わせた専用
のチェーンリードフレームでなければ対応が取れない事
がなくなった。
【0035】請求項6のリード線圧入溝構成部品にバネ
性を持たせ、リード線の圧入によりリード線圧入溝が歪
み一定の反発力で固定することを特徴とするチェーンリ
ード構造体により、請求項1と同様に従来のように溝に
リード線を複雑に巻き付ける方法でなく、圧入する方法
であるため極めて簡単に取り外すことができる。
【0036】請求項7の、リード線圧入溝にリード線を
容易に圧入するため、リード線の圧入時の案内ガイド部
を設けたことを特徴とするチェーンリード構体により、
圧入位置決めのための工具設備に精度がなくとも簡単に
圧入ができる。従来の巻き付け式より位置決め精度に優
れる。
【0037】請求項8のリード線単体を固定するために
リード線圧入溝の構成部品を1個、又は、複数個設ける
事により、サイズの違う電子部品のリード線の固定力を
調整することができるようになった。
【0038】請求項9の前記帯板材を金属で成形し、リ
ード線圧入溝の構成部品を溶接して取り付ける事を特徴
とするチェーンリード構体により、リード圧入溝をプレ
ス成形し、安価に製作して、取り付けピッチを自由に変
え、電子部品品種対応に答えることが容易となった。
【0039】請求項10の、リード線圧入溝構成部品を
取り付ける方法として、帯板材を絶縁性耐熱樹脂で成
形、固定する事を特徴とするチェーンリード構造体によ
り、チェーンリードに要求される絶縁性の帯板材に対応
するとともに、リード線が簡単に取り付け、取り外せる
圧入式との組み合わせであるため、その両方の効果を合
わせ持つ。
【0040】請求項2、及び請求項11の、チェーンリ
ード構造体により、リード線の長手方向のずれを防止で
きるとともに、リード線の残材を取り外す際、従来のよ
うに帯板材の裏側までリード線が巻き付いていないため
取り外しが簡単となる。
【0041】請求項12のチェーンリード構造体によ
り、リード線全体が痛まず取り出せるので、切断方式に
比べ、リード線の長さ寸法を短くすることができ、経済
的に有利となるばかりか使用後の残材も発生せずに、廃
棄費用や取り外しの工数も発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】チェーンリード構造体の一部省略組立過程の斜
視図
【図2】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び断
面図)帯板材と一体構造のリード線圧入溝事例
【図3】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び断
面図)帯板材と一体構造及びちどり配置のリード線圧入
溝事例
【図4】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び断
面図)帯板材と一体構造及び絞り加工のリード線圧入溝
事例
【図5】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び断
面図)帯板材と一体構造及びちどり配置及び絞り加工の
リード線圧入溝事例
【図6】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び断
面図)帯板材と一体構造及び食い込み突起付きリード線
圧入溝事例
【図7】チェーンリード構造体の事例図(平面図)リー
ド線圧入溝1個配置の事例図
【図8】チェーンリード構造体の事例図(平面図)リー
ド線圧入溝複数配置の事例図
【図9】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び断
面図)帯板材に絶縁樹脂使用の事例図
【図10】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び
断面図)帯板材に絶縁樹脂使用及びリード線圧入溝構成
部品を圧入固定の事例図
【図11】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び
断面図)帯板材に絶縁樹脂使用の事例図
【図12】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び
断面図)帯板材にリード線圧入溝構成部品を溶接固定の
事例図
【図13】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び
断面図)帯板材にリード線圧入溝構成部品を溶接固定の
事例図
【図14】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び
断面図)帯板材にリード線圧入溝構成部品を裏側溶接固
定の事例図
【図15】チェーンリード構造体の事例図(平面図及び
断面図)帯板材にリード線圧入溝構成部品を溶接固定の
事例図
【図16】チェーンリード構造体のリード線曲げ事例断
面図(図1の断面図)
【図17】請求項12の事例断面図
【符号の説明】
1 帯板材 1A 帯板材表面 1B 帯板材裏面 2 リード線 3 リード線圧入溝構成部品 3A リード線圧入溝部 3B リード線圧入ガイド部 4 リード線突き出し、又は引き抜き用孔 6 チェーンリードフレーム 7 リード線基端折り曲げ部 8 リード線折り曲げ部 9 突き出し棒

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のリード線の先端部にコンデンサ等
    の電子部品の本体部を接続してなるチェーンリード構造
    体において、断面が略長方形の帯板材の表面に、該帯板
    材の長さ方向と略直交する方向にリード線の一部又は全
    部が入り込むためのリード線圧入溝を形成したことを特
    徴とするチェーンリード構造体。
  2. 【請求項2】 前記請求項1のチェーンリード構造体に
    おいて、リード線の突き出し、又は引き抜き用孔を設け
    たことを特徴とするチェーンリード構造体。
  3. 【請求項3】 前記請求項1のチェーンリード構造体に
    おいて、リード線圧入溝を前記帯板材と一体成形するこ
    とを特徴とするチェーンリード構造体。
  4. 【請求項4】 前記請求項1のチェーンリード構体にお
    いて、リード線圧入溝形状が、リード線に食い込む突起
    を有する事を特徴とするチェーンリード構造体。
  5. 【請求項5】 前記請求項1のチェーンリー構造体にお
    いて、リード線圧入溝構成突起が、リード線の長さ方向
    に対して、ちどりに配置したことを特徴とするチェーン
    リード構造体。
  6. 【請求項6】 前記請求項1のチェーンリード構造体に
    おいて、リード線圧入溝構成部品にバネ性を持たせたこ
    とを特徴とするチェーンリード構体。
  7. 【請求項7】 前記請求項1のチェーンリード構造体に
    おいて、リード線の圧入時の案内ガイド部を設けたこと
    を特徴とするチェーンリード構造体。
  8. 【請求項8】 前記請求項1のチェーンリード構造体に
    おいて、リード線単体を固定するためにリード線圧入溝
    の構成部品を1個又は複数個設ける事を特徴とするチェ
    ーンリード構造体。
  9. 【請求項9】 前記請求項1のチェーンリード構造体に
    おいて、前記帯板材を金属で成形し、リード線圧入溝の
    構成部品を溶接して取り付ける事を特徴とするチェーン
    リード構造体。
  10. 【請求項10】 前記請求項1のチェーンリード構造体
    において、リード線圧入溝構成部品を取り付ける方法と
    して、帯板材を絶縁性耐熱樹脂で成形しインサートモー
    ルドにて固定する事を特徴とするチェーンリード構造
    体。
  11. 【請求項11】 請求項1のチェーンリード構造体にお
    いて、リード線圧入溝にリード線を圧入時に前記リード
    線の基端部を帯板材の端部より長く取り付け、帯板材よ
    り突き出たリード線とその逆方向のリード線を帯板材側
    に折り曲げ、更にリード線の基端部と逆方向は、帯板材
    と平行に成る様折り曲げる事を特徴とするチェーンリー
    ド構造体。
  12. 【請求項12】 請求項2のチェーンリード構造体にお
    いて、圧入されたリード線を取り出すリード線突き出
    し、または引き出し孔を、リード線圧入溝に複数個設け
    たことを特徴とするチェーンリード構造体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010267669A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Nissin Electric Co Ltd 乾式コンデンサ
JP2013179375A (ja) * 2013-06-24 2013-09-09 Nissin Electric Co Ltd 乾式コンデンサ

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