JP2003242823A - 面光源装置及び画像表示装置 - Google Patents

面光源装置及び画像表示装置

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JP2003242823A
JP2003242823A JP2002043204A JP2002043204A JP2003242823A JP 2003242823 A JP2003242823 A JP 2003242823A JP 2002043204 A JP2002043204 A JP 2002043204A JP 2002043204 A JP2002043204 A JP 2002043204A JP 2003242823 A JP2003242823 A JP 2003242823A
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light guide
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Mamoru Yoshida
守 吉田
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Enplas Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常発光の発生を抑え、均質な面照明を可能
にすると共に、組立作業や再組立作業を容易化すること
ができる面光源装置を提供する。 【解決手段】 導光板3の下面14で且つ導光板3の対
向側面12に沿った部位に鏡面状の平滑面部25を形成
し、この平滑面部25にゴム製光吸収部材15の鏡面状
の平滑面26を密着させることにより、ゴム製光吸収部
材15と導光板3とを密着固定するようになっている。
そのため、組立時や再組立時等において、導光板3とゴ
ム製光吸収部材15とを分離しても、両面テープの糊が
導光板3側に付着するようなことがない。従って、両面
テープの糊が導光板3に付着することに起因する異常発
光が防止され、糊を導光板3から取り除く作業が不要に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯型パソコン
やナビゲーション装置等に使用される液晶表示パネル等
の画像表示部を照明する面光源装置及びこの面光源装置
を備えた画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、画像表示装置としての液晶表示
装置は、携帯型パソコン等に使用され、面光源装置から
出射される面状の照明光を液晶表示パネル(画像表示
部)に照射し、液晶表示パネルの表面上に画像を表示さ
せるようになっている。
【0003】図4は、このような液晶表示装置100に
使用される面光源装置101の一例を示すものである。
この図4に示す面光源装置101は、蛍光ランプ102
から発せられた光が導光板103の入射面104から導
光板103の内部に入射し、この導光板103の内部に
入射した光が導光板103の上面(出射面)105と下
面106で反射されながら導光板103の内部を伝播す
るうちに、導光板103の出射面105や下面106に
対して臨界角以下になった光が導光板103の出射面1
05又は下面106から導光板103の外部に出射す
る。又、導光板103の内部を伝播する光は、導光板1
03の入射面104以外の側面からも外部に出射する。
【0004】これらの出射光のうちで導光板103の下
面106側から出射する光は、反射シート107で反射
されて導光板103の内部に再度入射し、その後直接又
は上記の如き振る舞いを繰り返して導光板103の出射
面105から導光板103の外部に出射する。又、導光
板103の入射面104以外の側面から出射した光は、
反射シート107や導光板103等を収容しているフレ
ーム108の側面110で反射されて導光板103の内
部に再度入射した後、導光板103の出射面105から
導光板103の外部に出射する。すなわち、導光板10
3は、その出射面105や入射面104以外の側面がフ
レーム108や反射シート107によって囲まれてお
り、照明光がその出射面105からのみフレーム108
の外部に出射するようになっているため、導光板103
の出射面105が発光面となる。そして、導光板103
の出射面105から出射した光は、光の進行方向を補正
するプリズムシート111や保護シート112を通過し
た後、液晶表示パネル113を照明する。
【0005】このような面光源装置101は、導光板1
03の出射面105からの照明光が不均一であると、液
晶表示パネル113の表示画面の輝度がばらつき、表示
画像が観察者にとって見にくいものになってしまう。特
に、導光板103の入射面104に対して反対側に位置
する側面(対向側面)114近傍の出射面105は、入
射面104から伝播されてきた光と対向側面114から
再入射した光とが重なって出射するため、あたかも導光
板103の対向側面114が写り込んだかのように、導
光板103の出射面105の他部よりも明るく発光する
(部分的な異常発光を生じる)。この部分的な異常発光
は、図5に示すような、入射面104から対向側面11
4に向かうに従って板厚が薄くなる導光板103で、且
つ、入射面104から対向側面114側に向かって延び
るプリズム突起115が下面106に平行に多数形成さ
れた導光板103において顕著に発生する。
【0006】そこで、本出願人は、図6に示すように、
導光板103の対向側面114側の下面106を対向側
面114に沿って平坦に形成し、その平坦面116に光
吸収部材としての黒色テープ117を両面テープで接着
固定して、その黒色テープ117で導光板103の対向
側面114側近傍の光Hを吸収することにより、導光板
103の対向側面114近傍の出射面105に部分的な
異常発光が生じるのを防止するようにした優れた面光源
装置101を既に案出している(特開2001−642
2号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例は、面光源装置101の組立時や再組立時等
において、黒色テープ117の接着位置を変えたり、
又、黒色テープ117自体を張り替えるために、導光板
103から黒色テープ117を剥がすと、黒色テープ1
17の接着用の糊が導光板103側に残ってしまった
り、糊が飛散して導光板103に付着し、その糊の存在
が原因となる異常発光を生じる虞がある。また、このよ
うに、黒色テープ117を剥がした際に導光板103に
糊が付着して残った場合には、その付着した糊を取り除
く作業をしなければならず、作業工数が嵩み、面光源装
置101の組立や再組立が面倒になるという問題を招く
ことになる。しかも、黒色テープ117の張り替え時に
おいて、糊が導光板103側に残ってしまうと、黒色テ
ープ117の再利用ができなくなる。
【0008】そこで、本発明は、導光板に糊が付着して
異常発光するのを防止でき、均一な面照明が可能になる
面光源装置及びこの面光源装置を備えた画像表示装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光源
と、この光源からの光を側面から入射させる導光板と、
この導光板の出射面から照明光が出射されるように前記
導光板を囲む反射体と、を備えた面光源装置に関するも
のである。そして、前記導光板の前記出射面に対して反
対側の面で、且つ前記導光板の前記側面に対向する側面
に沿う部位には、鏡面状の平滑面部が形成されている。
又、この導光板の鏡面状の平滑面部に密着する鏡面状の
平滑面を備えたゴム製光吸収部材が、前記導光板の平滑
面部に対向するように配置されている。
【0010】又、請求項2の発明は、前記ゴム製光吸収
部材が、前記導光板の前記側面に対向する側面から出っ
張るように、前記導光板の平滑面部に密着固定されてい
る。
【0011】又、請求項3の発明は、上記請求項1又は
2の発明に係る面光源装置と、この面光源装置からの面
状の出射光で照明される画像表示部と、を備えたことを
特徴とする画像表示装置に関するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0013】(面光源装置の概略構成)図1〜図3は、
本発明の実施の形態に係る面光源装置1に関するもので
ある。このうち、図1は、本発明の実施の形態に係る面
光源装置1の分解斜視図である。又、図2は、図1のA
−A線に沿って切断して示す断面図である。又、図3
は、図2の一部拡大図である。これらの図において、略
矩形状に形作られたフレーム2内には、反射シート3,
導光板4,プリズムシート5及び保護シート6が順次重
ねて収容されている。そして、導光板4の一方の側面
(入射面)7側に対向するように蛍光ランプ(光源)8
が配置されており、この蛍光ランプ8が金属製のリフレ
クター10内に収容され、この蛍光ランプ8を収容した
リフレクター10がその開口部11を導光板4の上下面
に係合させて、導光板4,リフレクター10及び蛍光ラ
ンプ8が一体としてフレーム2内に収容されるようにな
っている。又、導光板4の入射面7に対向する側面(対
向側面)12の近傍で、且つ導光板4の出射面(上面)
13に対して反対側の面(下面)14には、帯状のゴム
製光吸収部材15が配置されている。そして、このゴム
製光吸収部材15がフレーム2の底面16の溝17に収
容されるようになっている。尚、保護シート6の上方に
液晶表示パネル18等の画像表示部を重ねて配置し、面
光源装置1から出射される面状の照明光を液晶表示パネ
ル18に照射するように構成すれば、面光源装置1を備
えた画像表示装置20が構成される。
【0014】(フレーム)フレーム2は、図1〜図3に
示すように、PC(ポリカーボネート)やPMMA(ポ
リメタクリル酸メチル)等に白色の顔料を混練してなる
合成樹脂を射出成形することにより略矩形状に形成され
ており、上述のような導光板4等を収容する部品収容部
21が形成されている。このフレーム2の部品収容部2
1は、反射シート3や導光板4等を支持する底面16
と、この底面16の端部から起立するように形成された
4方の側壁22a〜22dとで形作られている。そし
て、部品収容部21の底面16には、蛍光ランプ8が配
置される側の側壁22aに対向する側壁22cに沿って
溝17が形成されており、この溝17には、ゴム製光吸
収部材15が収容されるようになっている。又、蛍光ラ
ンプ8が配置される側壁22a以外の3方の側壁22b
〜22dは、導光板4の入射面7以外の3方の側面23
a,23bに対向しており、導光板4から漏出した光を
反射して導光板4側に戻すような反射体として機能す
る。尚、フレーム2の部品収容部21は、導光板4の熱
膨張や吸湿膨張を許容する寸法に形成されている。ま
た、底面16は、必要に応じてその一部を切り欠いた肉
抜き形状としてもよい。
【0015】(反射シート)反射シート3は、図1〜図
3に示すように、光反射性に優れたPET等の樹脂材料
でシート状に形成されたものであり、導光板4の下面1
4に対向するような矩形形状に形成されており、ゴム製
光吸収部材15との干渉を避け得る寸法に形成されてい
る。そして、この反射シート3は、フレーム2の底面1
6と導光板4との間に配置され、導光板4の下面14か
ら出射した光を反射して導光板4内部に戻す反射体とし
て機能する。
【0016】(導光板)導光板4は、図1〜図3に示す
ように、PC,PMMA,シクロオレフィン系樹脂等の
光透過性に優れた樹脂材料により形成されており、蛍光
ランプ8から遠ざかるに従って薄くなるような断面略楔
形形状を呈し、且つ平面形状が略矩形形状を呈してい
る。この導光板4の下面14には、入射面7から遠ざか
る方向へ延びる断面略三角形状のプリズム突起24が連
続して複数形成されている。そして、この導光板4の下
面14で、且つ、導光板4の入射面7に対向する側面
(対向側面)12に沿った部位には、プリズム突起24
を削り取って平滑にしたような鏡面状の平滑面部25が
形成されている。ここで、この平滑面部25の長さ(L
1)は、導光板4の入射面7に対向する側面(対向側
面)12の板厚を(T0)とすると、T0〜2T0程度の
寸法となる。尚、この鏡面状の平滑面部25は、導光板
4の下面14と平行に(下面14と同様の傾斜角度で)
形成されている。そして、この鏡面状の平滑面部25に
は、ゴム製光吸収部材15が密着するようになってい
る。
【0017】(ゴム製光吸収部材)ゴム製光吸収部材1
5は、図1〜図3に示すように、黒色のシリコンゴムで
形成されており、導光板4の平滑面部25を導光板4の
対向側面12に沿って覆うような帯状に形成されてい
る。そして、このゴム製光吸収部材15は、導光板4の
平滑面部25に密着する鏡面状の平滑面26が導光板4
の平滑面部25の傾斜角度と同一の傾斜角度で且つ導光
板4の平滑面部25の傾斜方向と同一方向に傾斜してい
る。又、このゴム製光吸収部材15は、平滑面26に対
して反対側の面(下面)27が導光板4の出射面13に
対して平行に形成されており、フレーム2の溝17内に
両面テープ等で接着固定されるようになっている。ここ
で、ゴム製光吸収部材15の平滑面26の長さ(L2)
は、導光板4の平滑面部25の長さ(L1)と同様か又
は僅かに長い寸法(L2≧L1)に決定されている。
又、ゴム製光吸収部材15の最大厚さを(t)とし、導
光板4の平滑面部25の切り込み深さを(D)とする
と、(t/D)は、好ましくは1〜2に決定される。こ
のように、ゴム製光吸収部材15の最大厚さを決定する
と共に、ゴム製光吸収部材15の硬度を弾性変形し易い
硬度にすることにより、導光板4とフレーム2の熱膨張
差や吸湿膨張差をゴム製光吸収部材15の弾性変形で吸
収することが可能になる。
【0018】そして、このような形状のゴム製光吸収部
材15は、導光板4の対向側面12から僅かに出っ張る
ように、導光板4の平滑面部25に平滑面26を密着さ
せた状態で導光板4が押し付けられると、導光板4との
接触面から完全に空気が押し出され、導光板4の平滑面
部25に真空吸着されたかのように固定される。これに
より、入射面7から入射して導光板4の内部を伝播して
いる光及び対向側面12から再入射した光のうちで、平
滑面部25から導光板4の外部に出射する光がゴム製光
吸収部材15によって吸収される。すなわち、導光板4
の内部を伝播する光及び対向側面12から再入射した光
の一部がゴム製光吸収部材15で吸収される。又、ゴム
製光吸収部材15が導光板4の対向側面12から出っ張
るように固定されることにより、導光板4の対向側面1
2の下側エッジ28及び平滑面部25から光が入射する
のをゴム製光吸収部材15で確実に防止することができ
る。従って、導光板4の出射面13から出射される光が
均一化する。
【0019】又、上述のように、ゴム製光吸収部材15
は、その下面27がフレーム2の溝17内に固定され、
その平滑面(上面)26が導光板4の平滑面部25に密
着固定されるため、面光源装置1に作用する振動等に起
因する導光板4の左右方向(図2及び図3の左右方向)
へのズレ動きを防止することができる。
【0020】又、ゴム製光吸収部材15は、図2及び図
3に示すように、フレーム2の側壁22cとの間に変形
を許容する隙間が設けられ、フレーム2の溝17の側壁
との間に変形を許容する隙間が設けられている。従っ
て、ゴム製光吸収部材15は、導光板4の熱変形や吸湿
変形に応じて弾性変形する。
【0021】一方、面光源装置1の再組立作業等におい
て、導光板4をフレーム2から取り出す場合には、導光
板4をゴム製光吸収部材15の真空吸着力以上の力で持
ち上げれば、導光板4をゴム製光吸収部材15から分離
できる。この際、ゴム製光吸収部材15の平滑面26に
は両面テープの糊等の接着剤が付着していないので、導
光板4側に異常発光の原因となるような糊等の接着剤が
付着することがない。
【0022】(プリズムシート)プリズムシート5は、
図1〜図3に示すように、ポリエチレンテレフタレー
ト,ポリカーボネート等の透光性のシート材で形成され
ており、導光板4に対向する面(下面)に断面略三角形
状のプリズム突起30が多数連続して形成されている。
尚、このプリズムシート5のプリズム突起30は、導光
板4のプリズム突起24に略直交する方向へ延びてお
り、導光板4から出射した光の進行方向を補正し、液晶
表示パネル18を面状に効率的に照射できるように工夫
されている。
【0023】(保護シート)保護シート6は、図1〜図
3に示すように、ポリエチレンテレフタレート,ポリカ
ーボネート等の透光性のシート材で形成されており、プ
リズムシート5の出射面を保護するために使用される
が、光拡散用のシボ面等を形成し、出射光を拡散させる
ようにしてもよい。
【0024】(リフレクター)リフレクター10は、図
1〜図2に詳細を示すように、光反射性に優れたステン
レスやアルミ合金等の薄板状金属製部材を折り曲げて形
成されている。そして、このリフレクター10は、その
内部に棒状の蛍光ランプ8を収容し、開口部11の上縁
11a側が導光板4の出射面13に係合され、開口部1
1の下縁11b側が反射シート3の下面に係合され、蛍
光ランプ8の光を反射して導光板4の入射面7に導くよ
うになっている。尚、リフレクター10は、合成樹脂
(例えば、PET)で形成するようにしてもよい。
【0025】(本実施の形態の作用・効果)以上のよう
に構成された本実施の形態の面光源装置1において、蛍
光ランプ8から発せられた光は、直接又はリフレクター
10で反射されて導光板4の入射面7に導かれ、導光板
4の入射面7から導光板4の内部に入射した後、導光板
4内を伝播し、出射面13に対して臨界角以下になると
出射面13から出射する。ここで、導光板4の内部を伝
播して導光板4の入射面7に対向する側面(対向側面)
12の近傍まで進行した光や、導光板4の対向側面12
から出射した後にフレーム2の側壁22cで反射されて
再入射した光の一部がゴム製光吸収部材15で吸収され
る。その結果、導光板4の対向側面12側の出射面13
に生じやすい異常発光が抑えられ、導光板4の出射され
る光の輝度が均一化する。そして、導光板4から出射し
た光は、プリズムシート5及び保護シート6を透過した
後、液晶表示パネル18を面状に照明する。尚、本実施
の形態の面光源装置1は、導光板4の出射面13から出
射される光の指向性が導光板4のプリズム突起24で補
正され、プリズムシート5を通過する光の指向性がプリ
ズムシート5のプリズム突起30で補正されて、液晶表
示パネル18を照明する光が導光板4の出射面13の法
線方向側に集光されるようになっている。その結果、本
実施の形態の面光源装置1は、明るくて均一な面状の照
明光で液晶表示パネル18を照明することができる。
【0026】以上のように、本実施の形態の面光源装置
1は、導光板4の下面14で、且つ導光板4の対向側面
12に沿った部位に鏡面状の平滑面部25を形成し、こ
の平滑面部25にゴム製光吸収部材15の鏡面状の平滑
面26を密着させることにより、このゴム製光吸収部材
15と導光板4とを密着固定するようになっている。従
って、本実施の形態の面光源装置1は、組立時や再組立
時等において、導光板4とゴム製光吸収部材15とを分
離しても、導光板4側に両面テープの糊が付着するよう
なことがなく、両面テープの糊が導光板4に付着するこ
とに起因する異常発光が防止され、糊を導光板4から取
り除く作業が不要になるため、均質な面照明が可能にな
ると共に、組立作業や再組立作業が容易化する。
【0027】又、本実施の形態の面光源装置によれば、
ゴム製光吸収部材15の導光板4との密着面に両面テー
プが使用されていないため、分解・再組立時等におい
て、ゴム製光吸収部材15を使い続けることができる。
【0028】(その他の実施の形態)又、上記実施の形
態は、断面が略楔形形状の導光板4を例に採って説明し
たが、これに限られず、導光板4の出射面(上面)13
と下面14が平行に形成されたものや、その他の適宜形
状の導光板4を使用することができる。
【0029】又、上記実施の形態は、光源として蛍光ラ
ンプ8を例に採って説明したが、これに限られず、多数
の発光ダイオードを一列に並べたものを光源として使用
することができる。
【0030】又、上記実施の形態は、ゴム製光吸収部材
15の下面27をフレーム2の溝17に両面テープ等で
接着固定される態様を例示したが、これに限られず、ゴ
ム製光吸収部材15の下面27を鏡面状の平滑面にする
と共に、フレーム2の溝17の少なくともゴム製光吸収
部材15の固定面を鏡面状の平滑面とし、ゴム製光吸収
部材15をフレーム2の溝17に密着固定させるように
してもよい。
【0031】又、上記実施の形態は、黒色のゴム製光吸
収部材15を使用する態様を例示したが、これに限られ
ず、灰色やその他の色のゴム製光吸収部材15を使用
し、光吸収率を適宜変更するようにしてもよい。
【0032】又、本発明は、上記実施の形態に限られ
ず、下面14にプリズム突起24を形成しない導光板4
を使用し、その導光板4の出射面13に拡散シートや、
プリズム面が略直交するように組み合わされた2枚のプ
リズムシート等を適宜配置した面光源装置に適用するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、導光板の出射面に対して反対側の面で且つ導光板の
入射面に対向する側面に沿った部位に鏡面状の平滑面部
を形成し、この平滑面部にゴム製光吸収部材の鏡面状の
平滑面を密着させることにより、このゴム製光吸収部材
と導光板とを密着固定するようになっているため、組立
時や再組立時等において、導光板とゴム製光吸収部材と
を分離しても、両面テープの糊が導光板側に付着するよ
うなことがない。従って、本発明によれば、両面テープ
の糊が導光板に付着することに起因する異常発光が防止
され、糊を導光板から取り除く作業が不要になり、均質
な面照明が可能になると共に、組立作業や再組立作業が
容易化する。加えて、本発明によれば、ゴム製光吸収部
材と導光板が両面テープで固定される態様でないため、
分解・再組立時等において使用し続けることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る面光源装置の
分解斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断して示す面光源装
置の断面図である。
【図3】図2の面光源装置の一部を拡大して示す断面図
である。
【図4】第1の従来例を示す面光源装置の断面図であ
り、図2のように導光板の入射面に直交する方向に切断
して示す面光源装置の縦断面図である。
【図5】導光板の一例を示す斜視図である。
【図6】第2の従来例の面光源装置の一部拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1……面光源装置、3……反射シート、4……導光板、
7……入射面(側面)、8……蛍光ランプ(光源)、1
2……対向側面(対向する側面)、13……出射面、1
4……下面(反対側の面)、15……ゴム製光吸収部
材、18……液晶表示パネル(画像表示部)、20……
画像表示装置、22b〜22d……側壁(反射体)、2
5……平滑面部、26……平滑面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、この光源からの光を側面から入
    射させる導光板と、この導光板の出射面から照明光が出
    射されるように前記導光板を囲む反射体と、を備えた面
    光源装置において、 前記導光板の前記出射面に対して反対側の面で、且つ前
    記導光板の前記側面に対向する側面に沿う部位には、鏡
    面状の平滑面部が形成され、 この導光板の鏡面状の平滑面部に密着する鏡面状の平滑
    面を備えたゴム製光吸収部材が、前記導光板の平滑面部
    に対向するように配置されたことを特徴とする面光源装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ゴム製光吸収部材が、前記導光板の
    前記側面に対向する側面から出っ張るように、前記導光
    板の平滑面部に密着固定されることを特徴とする請求項
    1記載の面光源装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の面光源装置
    と、この面光源装置からの面状の出射光で照明される画
    像表示部と、を備えたことを特徴とする画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101182558B1 (ko) * 2004-12-31 2012-09-12 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치
KR20130128669A (ko) * 2012-05-17 2013-11-27 엘지디스플레이 주식회사 백 라이트 유닛 및 이를 포함하는 액정 표시 장치

Cited By (3)

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KR101952774B1 (ko) * 2012-05-17 2019-02-27 엘지디스플레이 주식회사 백 라이트 유닛 및 이를 포함하는 액정 표시 장치

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