JP2003242491A - 画像判別装置、および個人認証装置 - Google Patents

画像判別装置、および個人認証装置

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JP2003242491A
JP2003242491A JP2002037090A JP2002037090A JP2003242491A JP 2003242491 A JP2003242491 A JP 2003242491A JP 2002037090 A JP2002037090 A JP 2002037090A JP 2002037090 A JP2002037090 A JP 2002037090A JP 2003242491 A JP2003242491 A JP 2003242491A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像対象が生体であったのか、顔写真や顔を印
刷した印刷物等の非生体であったのかを判別することが
できる画像判別装置を提供する。 【解決手段】個人認証装置1は、撮像対象を右側から照
らして撮像した右方向照明画像、および撮像対象を左側
から照らして撮像した左方向照明画像を取得する。撮像
対象が生体である場合、鼻や目等の凹凸により右方向照
明画像においては左側に影ができ、反対に左方向照明画
像においては右側に影ができる。一方、撮像対象が写真
や印刷物等の非生体である場合、表面に凹凸がないの
で、右方向照明画像と左方向照明画像とにおける影の生
じかたに殆ど差がない。個人認証装置1は、右方向照明
画像と左方向照明画像とにおける影の変化から、撮像対
象が生体であるかどうかを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CCDカメラ等
の撮像装置で撮像した撮像対象が、生体であったか、ま
たは写真や印刷物等の非生体であったか、を判別する画
像判別装置、および、この画像判別装置を適用し撮像対
象が生体であった場合に撮像対象である人物を認証する
個人認証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、部屋への入室者を制限する入室管
理システムに、入室を希望する者(以下、認証対象者と
言う。)の顔をCCDカメラ(以下、単にカメラと言
う)等の撮像装置で撮像し、ここで撮像した顔画像を用
いて、認証対象者が部屋への入室を許可されている登録
者であるかどうかを判定する個人認証装置を適用したも
のがあった。
【0003】従来の個人認証装置は、登録者毎に登録時
に撮像した顔画像から抽出した目、鼻、口等の生体の特
徴部のデータ(以下、特徴量データと言う。)をデータ
ベースに登録している。認証対象者が登録者であるかど
うかの認証は、以下のようにして行っていた。
【0004】認証対象者の顔をカメラ等の撮像装置で
撮像し、 ここで撮像した認証対象者の顔画像から目、鼻、口等
の生体の特徴部を抽出し、 データベースに特徴量データが登録されている登録者
毎に、上記で抽出した特徴部との類似度を算出し、 上記で算出された類似度の最大値が、予め定められ
ている閾値以上であれば登録者であると判定し、反対に
閾値未満であれば登録者でないと判定する。
【0005】入室管理システムは、上記個人認証装置が
認証対象者を登録者であると判定すると、認証対象者が
部屋へ入室するのを許可する。反対に、上記個人認証装
置が認証対象者を登録者でないと判定すると、認証対象
者が部屋へ入室するのを禁止する。
【0006】また、上記では登録者毎に認証対象者の
特徴部との類似度を算出するとしたが、各登録者に識別
番号を付与しておき、認証対象者に識別番号を入力さ
せ、入力された識別番号の登録者についてのみ認証対象
者の特徴部との類似度を算出する方式を採用した個人認
証装置もある。例えば、登録者毎に識別番号を記録した
IDカードを発行しておき、該IDカードを取り込ん
で、記録されている識別番号を読み取る。ここで読み取
った識別番号に対応する登録者の特徴量データと、今回
撮像した認証対象者の特徴部との類似度を算出し、ここ
で算出した類似度から認証対象者が登録者であるかどう
かを判定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の個人認証装置は撮像装置の撮像対象が認証対象者本
人(生体)であったのか、認証対象者の顔写真や顔を印
刷した印刷物等の非生体であったのかを判別することが
できなかった。このため、従来の個人認証装置は、登録
者の顔写真や顔を印刷した印刷物が撮像対象として使用
されても、撮像対象を生体として処理するので登録者の
顔写真や顔の印刷物を使用した不正行為に対するセキュ
リティがよくないという問題があった。
【0008】また、最近、金融機関では他人のキャッシ
ュカードを使用した不正取引を防止するために、ATM
やCD等の取引装置への上記個人認証装置の適用を検討
しており、上述の不正行為に対するセキュリティの向上
が要望されている。
【0009】この発明の目的は、撮像対象が生体であっ
たのか、顔写真や顔を印刷した印刷物等の非生体であっ
たのかを判別することができる画像判別装置を提供する
ことにある。
【0010】また、この発明は上記画像判別装置を適用
することで、撮像対象に顔写真や顔の印刷物を使用した
不正行為に対するセキュリティを向上させた個人認証装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の画像判別装置
は、上記課題を解決するために以下の構成を備えてい
る。
【0012】(1)撮像対象を撮像する撮像手段と、異
なる位置に配置され、前記撮像手段が撮像する撮像対象
を照らす第1の照明手段、および第2の照明手段と、前
記第1の照明手段を点灯させ、且つ第2の照明手段を消
灯させた状態で、前記撮像手段により撮像対象を撮像し
た第1の撮像画像と、前記第1の照明手段を消灯させ、
且つ第2の照明手段を点灯させた状態で、前記撮像手段
により撮像対象を撮像した第2の撮像画像と、を用い
て、第1、および第2の撮像画像の撮像対象が生体であ
ったかどうかを判別する制御手段と、を備えている。
【0013】この構成では、異なる位置に配置した第1
および第2の照明手段の一方を点灯させ、他方を消灯さ
せた状態で撮像した第1、および第2の撮像画像を用い
て、これらの撮像画像における撮像対象が生体である
か、写真や印刷物等の非生体であるかを判別する。
【0014】第1、および第2の撮像画像の撮像対象が
人間(生体)であった場合、人間の顔には凹凸があるの
で、これら2つの撮像画像を比較すると、照明の違いに
より異なる位置に影が生じている。一方、第1、および
第2の撮像画像の撮像対象が写真や印刷物(非生体)で
あった場合、表面に凹凸がないので、照明の違いによる
影の変化が殆どあらわれない。したがって、第1および
第2の撮像画像における影の生じかたから、撮像対象が
生体であったのか、非生体であったのかを判別すること
ができる。
【0015】(2)上記第1の照明手段は、前記撮像手
段により撮像される撮像対象を右側から照らす位置に配
置し、上記第2の照明手段は、前記撮像手段により撮像
される撮像対象を左側から照らす位置に配置した。
【0016】この構成では、撮像対象を右側から照らし
て撮像した撮像画像と、撮像対象を左側から照らして撮
像した撮像画像と、を得る。
【0017】撮像対象が生体である場合、撮像対象を右
側から照らした撮像画像では左側に影ができ、反対に撮
像対象を左側から照らした撮像画像では右側に影ができ
る。一方、撮像対象が写真や印刷物等の非生体である場
合、撮像対象を右側から照らした撮像画像と、左側から
照らした撮像画像と、は影の生じかたに殆ど差があらわ
れない。
【0018】したがって、撮像対象を右側から照らした
撮像画像における、対象者の右側と左側との輝度の差分
Aと、反対に左側の照らした撮像画像における、対象者
の右側と左側との輝度の差分Bと、を算出し、差分Aお
よび差分Bのそれぞれの大きさに基づいて、撮像対象が
生体であったかどうかを判別することで、撮像対象とし
て使用された写真や印刷物における輝度の状態が上記判
別に与える影響を無くすことができ、撮像対象が生体で
あったかどうかを精度よく判別することができる。
【0019】特に、撮像対象が生体である場合、撮像対
象を右側から照らした撮像画像では、鼻の右側や右の頬
は照明に照らされて明るく、鼻の左側や、左の頬は影が
できて暗い。反対に撮像対象を左側から照らした撮像画
像では、鼻の左側や左の頬は照明に照らされて明るく、
鼻の右側や、右の頬は影ができて暗い。このため、上記
差分A、差分Bを算出する領域として、 鼻の右側と左側、または、 右側の頬と左側の頬、 のいずれかを利用するのが望ましい。
【0020】また、この発明の個人認証装置は、上記画
像判別装置を適用することにより、撮像対象に写真や印
刷物を使用した不正行為に対するセキュリティを向上さ
せることができる。
【0021】また、認証処理に用いる撮像画像として
は、撮像対象を正面から照らす第3の照明手段を設け、
該第3の照明手段により撮像対象を正面から照らした状
態で撮像した第3の撮像画像を用いてもよいし、前記第
1、および第2の照明手段の両方で撮像対象を照らした
状態で撮像した第3の撮像画像を用いてもよい。第3の
撮像画像の撮像方法が、どちらの方法であっても、照明
により生じる影を抑えた撮像画像を得ることができるの
で、認証精度の低下の防止が図れる。
【0022】さらに、認証処理に前記第1の撮像画像、
や前記第2の撮像画像を用いれば、照明の方向によりあ
らわれる、生体の特徴部を利用した認証が行え、認証精
度の一層の向上が図れる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
る個人認証装置を適用した入室管理システムの構成を示
す図である。この入室管理システムは、室内への入室を
希望する者(以下、認証対象者と言う。)が、室内への
入室を許可されている登録者であるかどうかを判定する
個人認証装置1と、個人認証装置1における認証結果に
基づいてドア3の施錠/開錠を制御する入室制御装置2
と、を備えている。個人認証装置1と入室管理装置2と
は、データ通信ラインで接続されている。
【0024】なお、個人認証装置1と、入室制御装置2
とは一体型の装置で構成してもよい。
【0025】図2はこの実施形態の個人認証装置の構成
を示すブロック図であり、図3はこの実施形態の個人認
証装置の設置例を示す図である。個人認証装置1は、本
体の動作を制御する制御部11と、入力操作を行うキー
が配置された操作部12と、認証対象者を撮像する撮像
部13と、認証対象者に対するメッセージ等を表示する
表示部14と、登録者毎に撮像した顔画像から抽出した
目、鼻、口等、生体の特徴部のデータ(以下、特徴量デ
ータと言う。)を記憶した登録者データベース15とを
備えている。撮影部13には、認証対象者を撮像するカ
メラ21と、撮像時に認証対象者を照らす3つの照明2
2、23、24と、これらの照明22〜24の点灯/消
灯を個々に制御する照明制御部25と、を備えている。
【0026】図4は、カメラと3つの照明との位置関係
を示す図である。照明22は、カメラ21で撮像される
認証対象者を右側から照らす位置に配置されている。照
明23は、カメラ21で撮像される認証対象者を正面か
ら照らす位置に配置されている。照明24は、カメラ2
1で撮像される認証対象者を左側から照らす位置に配置
されている。照明22、24はカメラ21の撮像レンズ
の中心から適当な距離aだけ離して配置している。この
距離aは、カメラ21の撮像レンズから認証対象者まで
の距離の略1/5である。照明23はカメラ21の撮像
レンズの略中心に配置されている。
【0027】制御部11には、照明22を点灯させ、照
明23、24を消灯させた状態でカメラ21が撮像した
撮像画像(以下、右方向照明画像と言う。)を記憶する
記憶領域、照明23を点灯させ、照明22、24を消灯
させた状態でカメラ21が撮像した撮像画像(以下、中
央方向照明画像と言う。)を記憶する記憶領域、および
照明24を点灯させ、照明22、23を消灯させた状態
でカメラ21が撮像した撮像画像(以下、左方向照明画
像と言う。)を記憶する記憶領域を有するメモリが設け
られている。制御部11は、照明制御部25に対して各
照明22〜24の点灯/消灯を指示する。照明制御部2
5は、制御部11からの指示にしたがって各照明22〜
24の点灯/消灯を制御するとともに、各照明22〜2
4の点灯/消灯状態を制御部11に通知する。
【0028】次に、この実施形態の個人認証装置1の動
作について説明する。図5は、この実施形態の個人認証
装置の動作を示すフローチャートである。個人認証装置
1は、操作部12に設けられている照合ボタンが押下さ
れると(s1)、照明制御部25に対して照明22の点
灯、および照明23、24の消灯を指示する(s2)。
照明制御部25は、制御部2からの指示にしたがって、
照明22を点灯させ、照明23、24を消灯する。制御
部11は、このときカメラ21が撮像している撮像画像
を右方向照明画像として取り込む(s3)。このとき、
制御部11は照明制御部25から通知されている各照明
22〜24の状態が、s2で指示した状態であることを
確認し、カメラ21が撮像している撮像画像を右方向照
明画像として取り込んでいる。
【0029】制御部11は、s3で右方向照明画像の取
り込みを完了すると、照明制御部25に対して照明23
の点灯、および照明22、24の消灯を指示する(s
4)。照明制御部25は、制御部2からの指示にしたが
って、照明23を点灯させ、照明22、24を消灯す
る。制御部11は、このときカメラ21が撮像している
撮像画像を中央方向照明画像として取り込む(s5)。
このときも、制御部11は照明制御部25から通知され
ている各照明22〜24の状態が、s4で指示した状態
であることを確認し、カメラ21が撮像している撮像画
像を中央方向照明画像として取り込んでいる。
【0030】さらに、制御部11はs5で中央方向照明
画像の取り込みを完了すると、照明制御部25に対して
照明24の点灯、および照明22、23の消灯を指示す
る(s6)。照明制御部25は、制御部2からの指示に
したがって、照明24を点灯させ、照明22、23を消
灯する。制御部11は、このときカメラ21が撮像して
いる撮像画像を左方向照明画像として取り込む(s
7)。このときも、制御部11は照明制御部25から通
知されている各照明22〜24の状態が、s6で指示し
た状態であることを確認し、カメラ21が撮像している
撮像画像を左方向照明画像として取り込んでいる。
【0031】s3、s5、s7で取り込んだ右方向照明
画像、中央方向照明画像、および左方向照明画像は、制
御部11に設けられているメモリの所定の記憶エリアに
記憶される。
【0032】上記s2〜s7の処理にかかる時間は、数
秒程度であり、連続的に右方向照明画像、中央方向照明
画像、および左方向照明画像を取り込むことで、カメラ
21の撮像対象が途中で入れ替わるのを防止している。
【0033】なお、右方向照明画像、中央方向照明画
像、および左方向照明画像を取り込む順番については、
上記順番でなくてもよいが、後述する認証処理で用いる
中央方向照明画像を2番目に撮像し、中央方向照明画像
の前後に生体判別処理で用いる右方向照明画像、および
左方向照明画像を撮像するのが好ましい。その理由は、
中央方向照明画像の撮像時に登録者の顔写真や顔の印刷
物を撮像対象にし、右方向照明画像、および左方向照明
画像については認証処理に用いられないことから、不正
行為を行う者が自分の顔、やマネキン等を撮像対象にす
ることが考えられる。ここで中央方向照明画像を2番目
に撮像すれば、上記不正を行う者は撮像対象を2回入れ
替えなければならず、カメラ21の撮像対象が途中で入
れ替わったかどうかを一層確実に検出できるからであ
る。
【0034】制御部11は、右方向照明画像、中央方向
照明画像、および左方向照明画像を取り込むと、カメラ
21が撮像した撮像画像の撮像対象が人間(生体)であ
るか、写真や印刷物(非生体)であるかを判別する生体
判別処理を行う(s8)。
【0035】図6は、このs8にかかる生体判別処理を
示すフローチャートである。この処理では、上記s3、
およびs7で取り込んだ右方向照明画像、および左方向
照明画像を用いる。制御部11は、s3で取り込んだ右
方向照明画像を処理し、鼻右領域の平均輝度RA、およ
び鼻左領域の平均輝度LAを算出する(s21、s2
2)。
【0036】図7に鼻右領域と、鼻左領域を示す。これ
らの領域は、撮像画像における認証対象者の目と鼻を検
出することにより特定される。具体的には、上下方向が
目の下と鼻の下との間であり、左右方向が鼻側部と目の
中心から下ろした垂線との間である。図8(A)に示す
ように、右方向照明画像においては撮像対象が生体(人
間)である場合、鼻右領域は照明22に照らされ明る
く、鼻左領域は鼻の影ができ暗い。一方、撮像対象が非
生体(写真や印刷物)である場合、鼻左領域に影ができ
ないので、鼻右領域と鼻左領域とに照明による明暗の差
があらわれない。
【0037】制御部11は、鼻右領域の平均輝度RA
と、鼻左領域の平均輝度LAと、の差分が予め定められ
ている閾値Thよりも大きいかどうかを判定する(s2
3)。s23では、 RA−LA>Th という条件を満足するかどうかを判定する。
【0038】制御部11は、s23で上記条件を満足し
ないと判別すると、s28に進んで撮像対象が生体では
なく、写真や印刷物であると判別する。反対に、s23
で上記条件を満足していると判定すると、すぐに撮像対
象が生体であると判別するのではなく、s7で取り込ん
だ左方向照明画像を処理し、鼻右領域の平均輝度RB、
および鼻左領域の平均輝度LBを算出する(s24、s
25)。図8(B)に示すように、左方向照明画像にお
いては撮像対象が生体(人間)である場合、鼻左領域は
照明24に照らされ明るく、鼻右領域は鼻の影ができ暗
い。一方、撮像対象が非生体(写真や印刷物)である場
合、鼻右領域に影ができないので、鼻右領域と鼻左領域
とに照明による明暗の差があらわれない。
【0039】制御部11は、鼻右領域の平均輝度RB
と、鼻左領域の平均輝度LBと、の差分が予め定められ
ている閾値Thよりも大きいかどうかを判定する(s2
6)。s26で用いる閾値Thは、上記s23で用いた
閾値Thと同じである。
【0040】s26では、 LB−RA>Th という条件を満足するかどうかを判定する。
【0041】制御部11は、s26で上記条件を満足し
ないと判別すると、s28に進んで撮像対象が生体では
なく、写真や印刷物であると判別する。反対に、s26
で上記条件を満足していると判定すると、s27で撮像
対象が生体であると判別し、本処理を終了する。
【0042】このように、この実施形態の個人認証装置
1は、人間(生体)の顔には凹凸があり、写真や印刷物
の表面には凹凸が無く平坦であるという違いを利用し、
照明の方向を換えて撮像した2枚の撮像画像において、
影ができた場所が変化したかどうかにより、撮像対象が
生体であるかどうかを判別する。したがって、簡単な構
成の追加により、撮像対象が生体であるかどうかを判別
することができ、本体のコストアップも十分に抑えられ
る。
【0043】また、右方向照明画像、および左方向照明
画像の2つの撮像画像を使用して、撮像対象が生体であ
ったかどうかを判別する構成を採用したので、例えば鼻
右領域が明るく、鼻左領域が暗い写真が撮像対象に使用
された場合、s23の判定で撮像対象が非生体であると
判別されなくても、s26の判定で撮像対象が非生体で
あると判別される。したがって、撮像対象に使用された
写真や印刷物の明暗の分布がどのような分布であって
も、この分布の影響を受けることなく、撮像対象が生体
であったかどうかを精度良く判別することができる。
【0044】図5に戻って、制御部11は、上記s8に
かかる上記生体判別処理において、撮像対象が生体でな
いと判別した場合、エラー処理を行って本処理を終了す
る(s9、s11)。この場合、個人認証装置1は入室
制御装置2に対してドア3の開錠を指示しない。したが
って、写真や印刷物を使用して、不正に部屋に入室しよ
うとした者が入室するのを阻止でき、セキュリティの向
上が図れる。
【0045】反対に、制御部11は撮像対象が生体であ
ると判別した場合、認証処理を行って本処理を終了する
(s9、s10)。
【0046】図9は、s10にかかる認証処理を示すフ
ローチャートである。この、認証処理ではs5で取得し
た中央方向照明画像を用いる。制御部11は、中央方向
照明画像を処理して、認証対象者の目、鼻、口等の特徴
部を検出し(s31)、ここで検出した特徴部を抽出し
(s32)、s32で抽出した特徴部の特徴量を算出す
る(s33)。上記s31〜s33では、予め設定され
ている特徴部の特徴量のみ算出する。また、s33で特
徴量が算出される特徴部については、登録者毎に特徴量
データがデータベース15に登録されている。
【0047】個人認証装置1は、s33で算出した特徴
量と、データベース15に登録されている各登録者の特
徴量データと、の類似度を算出する(s34)。個人認
証装置1は、s34で算出した類似度の最大値が予め定
められている閾値を超えていれば、認証対象者を登録者
であると判定し、表示部14に「OK」を表示するとと
もに(s35、s36)、入室制御装置2に対してドア
3の開錠を指示する(s37)。反対に、s34で算出
した類似度の最大値が予め定められている閾値を超えて
いなければ、認証対象者を登録者でないと判定し、表示
部14に「NG」を表示する(s35、s38)。この
場合、個人認証装置1は入室制御装置2に対してドア3
の開錠を指示しない。
【0048】このように、この実施形態の個人認証装置
1は、右方向照明画像、および左方向照明画像を利用し
て、撮像対象が生体であったかどうかを判別し、生体で
なければエラー処理を行うので、写真や印刷物を使用し
た不正行為に対するセキュリティの向上が図れる。
【0049】また、上記実施形態では、鼻右領域と鼻左
領域との輝度差から、撮像対象が生体であるかどうかを
判別するとしたが、図10に示すように頬右領域と頬左
領域との輝度差から、撮像対象が生体であるかどうかを
判別するようにしてもよい。頬右領域は、鼻右領域と同
様に照明が右方向からである場合に明るく、左方向から
である場合に影ができて暗くなる。反対に、頬左領域は
鼻左領域と同様に照明が左方向からである場合に明る
く、右方向からである場合に影ができて暗くなる。した
がって、上記実施形態における鼻右領域と鼻左領域を、
頬右領域と頬左領域に置き換えても同様の効果が得られ
る。
【0050】なお、頬右領域と頬左領域は、図10に示
すように目の中心と口の端とを結ぶ線よりも外側で、目
の下から鼻の下までの間の領域である。
【0051】また、上記実施形態ではs10にかかる認
証処理において、中央方向照明画像を用いるとしたが、
中央方向照明画像に換えて照明22、24を共に点灯さ
せた状態で撮像した両方向照明画像を用いてもよい。こ
の場合、照明23が不要になり、装置本体のコストダウ
ンが図れる。
【0052】なお、上記実施形態におけるs4では照明
22、24を点灯させ、s5で両方向照明画像を取り込
めばよい。
【0053】また、照明23、24をなくすとともに、
照明22を移動させる移動機構部を設けてもよい。この
場合、照明22を移動させて、右方向照明画像、中央方
向照明画像、および左方向照明画像を取得すればよい。
【0054】また、上記実施形態では中央方向照明画像
のみ用いて、s10にかかる認証処理を行うとしたが、
登録者毎に右方向照明画像、中央方向照明画像、および
左方向照明画像を登録時等に撮像し、各撮像画像別に抽
出した特徴部の特徴量データを登録者データベース15
に記憶させておき、認証処理に右方向照明画像、左方向
照明画像も用いるようにしてもよい。認証処理に照明の
方向が異なる複数の撮像画像を用いることで、鼻の高さ
や目の窪み等の顔面の凹凸も考慮した認証が行え、認証
精度を一層向上させることができる。
【0055】また、上記実施形態では認証処理において
登録者データベース15に登録されている全登録者との
類似度を算出し、ここで算出した類似度の最大値を用い
て認証するとしたが、認証対象者に識別番号等を入力さ
せ、ここで入力された識別番号で識別される登録者につ
いてのみ類似度を算出し、ここで算出した類似度を用い
て認証するように構成してもよい。
【0056】さらに、上記実施形態では操作部12に設
けられている照合ボタンが押下されると、右方向照明画
像、中央方向照明画像、及び左方向照明画像を取り込ん
で、生体判別処理、および認証処理を行うとしたが、人
間を検知する赤外線センサ等を設け、該センサで人間を
検知したときに、右方向照明画像、中央方向照明画像、
及び左方向照明画像を取り込んで、生体判別処理、およ
び認証処理を行うように構成してもよい。
【0057】なお、上記実施形態では、この発明にかか
る個人認証装置を、部屋への入室を制限する入室管理シ
ステムに適用した例を用いて説明したが、金融機関等に
設置されているATM、CD等の取引処理装置等、他の
種類の装置やシステムにも利用できる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、カメ
ラで撮像した撮像画像の撮像対象が、生体であるのか、
写真や印刷物等の非生体であるのかを判別することがで
きるので、写真や印刷物を使用した不正行為に対するセ
キュリティを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である個人認証装置を適用
した入室管理システムを示す図である。
【図2】この発明の実施形態である個人認証装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施形態である個人認証装置の設置
例を示す図である。
【図4】この発明の実施形態である個人認証装置におけ
る照明とカメラとの配置関係を示す図である。
【図5】この発明の実施形態である個人認証装置の動作
を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施形態である個人認証装置におけ
る生体判別処理を示すフローチャートである。
【図7】鼻右領域、鼻左領域を示す図である。
【図8】右方向照明画像、および左方向照明画像におけ
る明暗を説明する図である。
【図9】この発明の実施形態である個人認証装置におけ
る認証処理を示すフローチャートである。
【図10】頬右領域、頬左領域を示す図である。
【符号の説明】
1−個人認証装置 11−制御部 12−操作部 13−撮像部 14−表示部 15−登録者データベース 21−カメラ 22、23、24−照明 25−照明制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月19日(2002.11.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】(1)撮像対象を撮像する撮像手段と、異
なる位置に配置され、前記撮像手段が撮像する撮像対象
を照らす第1の照明手段、および第2の照明手段と、前
記第1の照明手段を点灯させ、且つ第2の照明手段を消
灯させた状態で、前記撮像手段により撮像対象を撮像し
ときの第1の撮像画像における影と、前記第1の照明
手段を消灯させ、且つ第2の照明手段を点灯させた状態
で、前記撮像手段により撮像対象を撮像したときの第2
の撮像画像における影と、の変化を用いて、第1、およ
び第2の撮像画像の撮像対象が生体であったかどうかを
判別する制御手段と、を備えている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この構成では、異なる位置に配置した第1
および第2の照明手段の一方を点灯させ、他方を消灯さ
せた状態で撮像した第1、および第2の撮像画像におけ
る影の変化を用いて、これらの撮像画像における撮像対
象が生体であるか、写真や印刷物等の非生体であるかを
判別する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 7/18 K 5C054 7/18 A61B 5/10 320B 5L096 Fターム(参考) 4C038 VA07 VB03 VC02 VC05 5B043 AA09 BA04 DA05 GA02 5B047 AA23 BA02 BC11 CB21 5B057 AA20 CA08 CC03 CH01 DA12 DB09 DC22 5C022 AA01 AA13 AB15 AB62 AC69 CA02 5C054 CA04 CC05 EA01 EA07 FC03 FC12 FE02 FF03 FF07 HA05 HA18 5L096 AA06 BA20 CA02 DA02 FA14 GA08 JA18 LA11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像対象を撮像する撮像手段と、 異なる位置に配置され、前記撮像手段が撮像する撮像対
    象を照らす第1の照明手段、および第2の照明手段と、 前記第1の照明手段を点灯させ、且つ第2の照明手段を
    消灯させた状態で、前記撮像手段により撮像対象を撮像
    した第1の撮像画像と、前記第1の照明手段を消灯さ
    せ、且つ第2の照明手段を点灯させた状態で、前記撮像
    手段により撮像対象を撮像した第2の撮像画像と、を用
    いて、第1、および第2の撮像画像の撮像対象が生体で
    あったかどうかを判別する制御手段と、を備えた画像判
    別装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の照明手段は、前記撮像手段に
    より撮像される撮像対象を右側から照らす位置に配置
    し、 上記第2の照明手段は、前記撮像手段により撮像される
    撮像対象を左側から照らす位置に配置した請求項1に記
    載の画像判別装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第1、および第2
    の撮像画像毎に、鼻の右側の輝度と、鼻の左側の輝度と
    の差に基づいて、第1、および第2の撮像画像の撮像対
    象が生体であったかどうかを判別する請求項2に記載の
    画判別装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記第1、および第2
    の撮像画像毎に、右側の頬の輝度と、左側の頬の輝度と
    の差に基づいて、第1、および第2の撮像画像の撮像対
    象が生体であったかどうかを判別する請求項2に記載の
    画判別装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の画像判
    別装置を適用した個人認証装置であって、 撮像対象を正面から照らすに位置に配置された第3の照
    明手段と、 上記制御手段に、前記第1、および第2の照明手段を消
    灯させ、第3の照明手段を点灯させた状態で、前記撮像
    手段により撮像対象を撮像した第3の撮像画像を用い
    て、撮像対象である人物を認証する認証機能を設けた個
    人認証装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の画像判
    別装置を適用した個人認証装置であって、 上記制御手段に、前記第1、および第2の照明手段を両
    方点灯させた状態で、前記撮像手段により撮像対象を撮
    像した第3の撮像画像を用いて、撮像対象である人物を
    認証する認証機能を設けた個人認証装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部の認証機能は、上記第1の撮
    像画像、または第2の撮像画像の少なくとも一方を用い
    て、撮像対象である人物を認証する請求項5または6に
    記載の個人認証装置。
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