JP4520685B2 - 光学式指紋入力装置の残留指紋判別方法及び装置 - Google Patents

光学式指紋入力装置の残留指紋判別方法及び装置 Download PDF

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Description

〔発明の属する技術分野〕
本発明は、指紋認識装置において光学式指紋入力装置の指紋入力窓に潜在している残留指紋を、指紋認識装置が生体指紋と誤って認識することを防止することができる残留指紋判別方法及び装置に関する。
【0001】
〔従来の技術〕
指紋認識装置は、入力された指紋と予め登録された使用者の指紋とを比較、認識するものであり、ドアや金庫ロック装置、出入り管理、勤怠管理、コンピュータアクセス制御など、多様に活用することができる。このような指紋認識を行うため指紋を受け入れる指紋入力装置は、大別して光学式と非光学式とに分けられ、ここで、光学式指紋入力機を採用した指紋認識装置は、プリズムなどに置かれた指紋に光を照らして指紋の谷や峰の形状に沿って反射されて映像センサに形成される指紋映像を解釈し、予め格納されている指紋と対照をする装置である。
【0002】
一般に、光学式指紋入力装置としては、吸収式(absorption)と散乱式(scattering)とがある。
【0003】
図1は、吸収式指紋入力装置の原理図であり、光源(バックライト)112、三角プリズム110、レンズ部114、映像センサ(イメージセンサ)116、映像処理部(イメージプロセッサ)125で構成される。前記光源112は、多数のLEDを配列して使用され、前記三角プリズム110は、直角三角形状で、指紋の入力がない時に指紋入力窓の内部で全反射が起こるプリズムである。前記映像センサ116は、CCDまたはCMOSセンサなど、入力される光量に相応する電気信号を出力する素子で、当業者には周知の素子である。三角プリズム110の傾斜面は、入力しようとする指紋を位置させる指紋入力窓(イメージングサーフェイス)118となり、指紋入力窓118の内面は、全反射(トータルリフレクション)を発生する全反射面となる。
【0004】
指紋入力窓に指紋を当てない状態で、光源112からの光は、三角プリズム110の指紋入力窓118の内部で全反射され、レンズ114を通じて映像センサ116に入射される。指紋入力窓118に指紋を当てると、指紋の谷が指紋入力窓118から離隔されているため、光は、指紋入力窓118の内面で全反射して映像センサ116に到達し、指紋の峰は、指紋入力窓118に当接するため、光が内面で全反射することなく、吸収されて光の一部のみが映像センサ116に到達するようになる。
【0005】
従って、映像センサ166に入射される光量は、指紋の谷と峰によって互いに異なっており、結局、映像センサ116では、指紋にパターンによって互いに相違したレベルの電気信号を出力するようになる。映像処理部125では、映像センサ116の出力値をデジタル信号に整形し、映像処理を行って指紋パターンを認識するようになる。
【0006】
図2の(a)及び(b)は、散乱式指紋入力装置を示す原理図である。図2(a)の場合、図1と同様に光源212、プリズム210、レンズ部214、映像センサ216から構成されているが、プリズム210が三角形でない菱形を有する。 図1の吸収式とは異なり、光が光源212からプリズム210の指紋入力窓218に直角あるいは臨界角(critical angle)より遥かに小さい角で入射されるため、指紋入力窓218に当たらない指紋の谷では、光が指紋入力窓218を通過して映像センサに到達せず、指紋の峰では、入射光が隆起線によって散乱される。この散乱された光は、レンズ部214に入射され、映像センサ216で検出される。
【0007】
図2(b)は、別の形態の散乱式指紋入力装置の原理図を示している。図2(a)に示したように、指紋入力窓318に当たらない指紋の谷では、光が指紋入力窓318を通過して映像センサ316に到達せず、指紋の峰では、入射光が隆起線によって散乱される原理は同様であるが、二等辺三角形状のプリズムを用いて光源312の位置を変えた点で相違している。
【0008】
吸収式指紋入力装置では、隆起線の部分で光の吸収が発生するため、映像センサに結ばれる指紋の映像は、隆起線が暗く谷は明るく現われるが、散乱式指紋入力装置では、隆起線の部分で光の散乱が発生するため、映像センサに結ばれる指紋の映像は、谷が暗く隆起線は明るく現われ、吸収式と逆の指紋映像が映るようにある。しかし、指紋映像の処理を便利にし、また、モニタなどに表示される指紋映像が入力方式に従い黒白に反転されるのを避けるため、散乱式指紋入力機では映像を反転処理してモニタなどに表示する。即ち、実際の映像センサに結ばれる指紋の映像は、隆起線が明るく、谷が暗く示されるが、指紋映像の処理過程でのグレイレベル(gray level)は、吸収式と同様に、隆起線で低い値を、谷で高い値を有する。
【0009】
ところで、上記のような光学式指紋入力装置では、指紋の接触で、皮脂または汚れなどにより残留指紋が残り、このとき、内部光源でなく外部光源から特定の範囲の角度で光が入射されると、映像センサに残留指紋が感知されることがある。このような残留指紋を映像センサが感知すると、指紋認識装置は、残留指紋を実際の生体指紋と誤って認識するという問題が発生する。従って、エントリの権限のない者が、自分の指紋を入力するに代えて、指紋認識装置に付いている残留指紋によってエントリ認証を受けるような問題がある。
【0010】
図3(a)は、正常的な生体指紋の映像であり、図3(b)は、残留指紋が鮮明に感知された映像であるが、図3(a)に比べて殆ど差異がないことがわかる。図3(c)は、残留指紋が薄く感知された映像である。
【0011】
このような残留指紋による誤認証の問題を解決するため、従来は、指紋認識時、最終入力された指紋を格納しておき、新しい指紋が入力されると、この最終指紋と新しい指紋とを比較して、2つの指紋が非常に類似している(特定の点の位置が一致しているか、全パターンが重なるなど)と、残留指紋と判断する方式を採用している。
【0012】
しかし、このような方式は、外部光源の変化などにより映像センサで読み取られる残留指紋のパターンが変化し得るため、格納されているパターンと残留指紋のパターンとが相違していると判断することがあり、残留指紋の判別が正確に行われない可能性がある。
【0013】
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記のような問題点を解決するために、光学式指紋入力装置において外部光源による残留指紋は内部光源がオフして光が指紋に照射されない状態でも検出することに着目してなされたるもので、本発明の目的は、指紋入力窓に内部光源を照射することなく映像を取得することにより、指紋が検出される場合、この検出された指紋は外部光源による残留指紋であると判別する残留指紋の判別方法及びその装置を提供することにある。
【0014】
〔課題を解決するための手段〕
上記のような目的を達成するために、本発明の光学式指紋入力装置の残留指紋判別方法は、指紋入力窓に内部光源を照射することなく映像を取得するステップと、前記取得された映像から指紋が検出されたか否かを判別するステップと、指紋が検出された場合、検出された指紋が外部光源による残留指紋であると判別するステップとを含むことを特徴とする。
【0015】
また、本発明の光学式指紋入力装置の残留指紋判別装置は、内部光源の点滅を制御する内部光源制御手段と、前記内部光源制御手段の制御により、指紋入力装置に内部光源を照射することなく指紋映像を取得する映像取得手段と、前記映像取得手段で取得された映像から、指紋が存在するか否かを検出する指紋検出手段と、前記指紋検出手段で指紋が検出された場合、検出された指紋が外部光源による残留指紋であると判断する残留指紋判断手段とで構成されることを特徴とする。
【0016】
前記の残留指紋判別方法と装置において、映像取得手段による映像取得方法として、映像の1フレームを全部受け入れる方法が考えられる。内部光源を止めた状態で映像の1フレームを全て受け入れてメモリに格納した後、格納された映像に対して残留指紋であるか否かを判別する。
【0017】
しかし、上記のような映像取得方法では、残留指紋の判別のため、映像1フレームの全てを受け入れて処理しているので、1フレームの映像を受け入れる間だけの時間浪費が生じるようになる。それで、内部光源の照射がない状態で、指紋映像の全体でない一部のみを取得した後、一部領域の映像を用いて残留指紋を判別すると、時間の浪費をなくすことができる。
【0018】
なお、指が小さな場合、または、指紋を指紋入力窓の下段部に当てる場合などを考慮して、指紋映像の上段から約1/4乃至1/2程度まで指紋映像を取得することが好ましい。
【0019】
一方、映像センサの種類によっては、センサの一部領域でのみ映像を受け入れることができる窓機能を提供することができ、この種の映像センサを使用する場合は、指紋が鮮明に現われる映像の中間部分のみを選択的に取得して指紋が検出されたか否かを判断することができる。
【0020】
指紋が存在するか否かの検出は、指紋検出手段によって行われる。指紋検出手段は、取得した映像のx軸方向またはy軸方向への前画素と後画素とのグレイレベルに対する差の和を全て出して算出する手段、この算出された和を予め設定しておいた許容値と比較する手段、及び、比較の結果、算出された和が許容値より大きい場合、指紋が検出されたものと判別する手段で構成される。
【0021】
即ち、内部光源を止めておいた状態で映像を取得した場合、指紋が鮮明に検出されると、x軸方向(またはy軸方向)にグレイレベルの変化が大きく現われるので、これに基づいて指紋が検出されたか否かを決定し、指紋が検出されると、外部光源による残留指紋であると判断するのである。隣接画素のグレイレベルの差を出して指紋映像が存在するか否かを判断する方法は、デジタル映像処理分野の当業者が容易に実施できる技術である。
【0022】
指紋が存在するか否かを検出する方法は、上記の方法以外にも、各画素のグレイレベルを全て出した後、予め決められた許容値と比較してグレイレベルの和が許容値より小さな場合、指紋が検出されたものと判別する方法を適用することもできる。
【0023】
映像内の画素に対するグレイレベルの平均値と分散値とを算出して、平均値が第1の許容値より小さく、分散値が第2の許容値より大きい場合、指紋が検出されたものと判別する方法など、種々の方法で具現することができ、これは当業者にとっては周知のものである。
【0024】
一方、上記のような方法を採用する場合、指紋認識窓に内部光を照射することなく映像を取得するため、使用者が指紋入力機の動作状態を確実に判ることができないという短所がある。また、非常に希薄な確率ではあるが、残留指紋判断手段が外部からの入射光無しに残留指紋でないと判別した後、内部光源を照射し、実際の指紋映像を受け入れる瞬間、外部から光が入射されると、残留指紋を生体指紋と誤って認識することがあり得る。
【0025】
このような問題を解決するために、先ず、内部光源を照射した後、映像を取得し、指紋が感知された場合、内部光源を止めて映像を取得し、この状態で指紋映像が感知される場合は残留指紋と、指紋映像が感知されない場合は生体指紋と判別することができる。
【0026】
この場合、残留指紋判別方法は、指紋入力窓に内部光源を照射して映像を取得するステップと、取得された映像から指紋が検出された場合、内部光源を止めて映像を取得するステップと、内部光源が照射されないにもかかわらず、指紋が検出される場合、検出された指紋が外部光源による残留指紋であると判別するステップとで構成される。
【0027】
また、この種の残留指紋判別装置は、内部光源の点滅を制御する内部光源制御手段と、前記内部光源制御手段の制御により、指紋入力窓に内部光源を照射しながら映像を取得する映像取得手段と、取得された映像から指紋が存在するか否かを検出する指紋検出手段と、この指紋検出手段で指紋が検出された場合、前記内部光源制御手段を用いて指紋入力窓に内部光源を照射することなく前記映像取得手段をもって映像を再度取得させるようにして取得された映像から指紋検出手段を通じて指紋を検出して指紋が検出される場合は、この検出された指紋が外部光源による残留指紋であると判断する残留指紋判断手段とで構成される。
【0028】
上記のような方法および装置における映像取得方法は、前述の内部照明を止めた状態で映像を取得する方法と類似した方法で行うことができる。先ず、内部光源を照射した場合と、照射しない場合とに対して、映像の全画面を取得する方法と、一部の映像を取得する方法とがある。
【0029】
取得した映像内に指紋が存在するか否かも前述の映像から指紋が検出されたか否かを判別する方法と同様に、指紋が検出されたか否かを決定することができる。
【0030】
また、映像を取得する途中で、内部光源を点滅させながら映像を受け入れる方法で映像を取得すると、内部光源が照射された状態で取得された映像部分と内部光源が照射されない状態で取得された映像部分とが交互に現われる映像を取得することができ、各映像部分に対して前述の指紋検出方法を使用して残留指紋であるか否かを判別することができる。即ち、内部光源が照射された状態で、取得された映像部分からも指紋映像が感知され、また、内部光源が照射されない状態で取得された映像部分で指紋映像が感知されると、残留指紋であると判断することができる。逆に、内部光源が照射された状態で取得された映像部分からは指紋映像が感知され、また、内部光源が照射されない状態で取得された映像部分からは指紋映像が感知されないと、生体指紋であると判断することができる。
【0031】
〔発明の実施の形態〕
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図4は、本発明による残留指紋判別方法を示すフローチャートであり、図12は、本発明による残留指紋判別装置の機能ブロック図である。説明の便宜のため、本発明による方法と装置とについて共に説明する。
【0032】
エントリ権限を得ようとする者が、指を指紋入力窓に当ると、内部光源制御手段503は、内部光源をオフし(101)、映像取得手段505が映像を取得した(103)後、指紋検出手段507が指紋が存在するか否かを検出する(105)。前述のように、内部光源が止められた状態でも指紋が検出されたら、これは、即ち外部光源による残留指紋で、残留指紋判断手段509が指紋が存在するか否かを判断する(109)。もし、内部光源をオフした状態では指紋が検出されなければ、入力された指紋は生体指紋と判断される(109’)。
【0033】
指紋検出ステップ(105)では、前述のように、映像のグレイレベルの和で判定することができる。即ち、本発明の参考形態では、図5に示したように、取得した指紋映像のx軸またはy軸上のグレイレベルの差の和を算出する(106)。
【0034】
次いで、グレイレベルの和が予め設定しておいた許容値より大きいか小さいかを判定し(107)、グレイレベルの和が許容値より大きい場合は、内部光源を止めた状態でも指紋が検出されたものであるため(108)、残留指紋であると判断する。勿論、グレイレベルの和が許容値と同じか小さな場合は、指紋が検出されなかったことであるため(113)、生体指紋であると判断する。
【0035】
図6は、本発明の参考形態による指紋検出プロセスを示すフローチャートである。
内部光源を止めて映像を取得した後、映像内の画素のグレイレベルの和を算出し(206)、グレイレベルの全体の和が許容値より小さい場合、指紋が検出されたことであるため(208)、残留指紋であると判断する。
【0036】
図7は、本発明の実施形態において指紋が検出されたか否かを判別するプロセスを示すフローチャートである。内部光源を止めて映像を取得した後、映像内の画素のグレイレベルの平均値mと分散値dとを計算する(306)。次いで、mが第1の許容値より小さく、dが第2の許容値より大きいと判定される(307)と、指紋が検出されたことであるため(308)、残留指紋であると判断する。
【0037】
なお、前記実施形態では、図3(a)〜(b)に示したように、指紋映像の全てを取得して残留指紋を判断しているが、この場合は、映像1フレームを受ける間だけの時間浪費があるため、内部光源がない状態で映像の全体でない一部のみを取得した後、一部領域の映像を用いて残留指紋を判別すると、時間の浪費をなくすことができる。
【0038】
図8は、指紋の上段から、指紋全体の約1/2のみを取得して残留指紋であるか否かを判断する例を示す図である。指紋全体の約1/2程度のデータからも十分に残留指紋を判別することができる。残留指紋を判別する方法は、前述と同様である。
【0039】
図9は、指紋映像センサに窓を設定して指紋が鮮明に現われる映像の中間部分のみを選択的に受け入れ、これを基にして残留指紋を判別する例を示す図である。図示のように、センサの一部領域に対してのみ映像を受け入れる窓機能を用いる場合、指紋映像の受け入れにかかる時間は、窓Wの幅が狭いほど短くなり、それだけ残留指紋の判別にかかる時間が短くなる。
【0040】
図10は、また他の実施形態による残留指紋判別方法の概略的なフローチャートである。映像取得手段505は、内部光源制御手段503の制御に応じて内部光源をオンして(401)映像を取得する(402)。次いで、指紋検出手段507が指紋が検出されたか否かを判定する(403)。指紋が検出された場合、映像取得手段505は、内部光源制御手段503の制御に応じて内部光源をオフして(404)映像を取得する(405)。次いで、指紋検出手段507は、内部光源をオフにした状態で取得した映像から指紋が検出されたか否かを判定する(406)。もし、指紋が検出されれば、判断手段509は、残留指紋であると判断し(407)、検出されなければ、生体指紋であると判断する(408)本実施形態における指紋検出方法は、前述の実施形態と同様に、図5乃至図7の方法を使用する。
【0041】
図10に示した実施形態では、内部光源をオンした状態で映像を取得して指紋が検出されたか否かを判定し、指紋が検出された場合、内部光源をオフした状態で映像を取得して指紋が存在するか否かを検出する。これと類似する方法で内部光源を点滅させなから映像を受け入れる方法にて映像を取得すると、内部光源が照射された状態で取得した映像部分と内部光源が照射されない状態で取得した映像部分が交互に現われる映像を取得することができる。
【0042】
図11は、内部光源を点滅しながら取得した生体指紋映像の例示図である。A部分は、内部光源が照射されていない状態で取得された映像であり、B部分は、内部光源が照射された状態で取得された映像部分である。前述のように、内部光源が照射されていない状態で取得されたA部分から指紋が検出されず、内部光源が照射された状態で取得されたB部分から指紋が検出されたので、映像は生体指紋から取得されたと判断できる。
【0043】
内部光源の点滅をソフトウェアで制御し、内部光源が照射された状態で取得した映像部分と内部光源が照射されていない状態で取得した映像部分とを計算で区分することは、当業者にとっては良く知られた周知の技術である。
【0044】
以上、本発明の技術的思想を具現する具体的な実施形態について説明したが、本発明が前述の実施形態に制限されるものではない。本発明の基本的な技術的思想は、内部光源を止めたままで映像を取得し、ここで検出される指紋映像を基に残留指紋か生体指紋かを判別することであって、特許請求の範囲に記載の範疇を逸脱しない範囲で、当業者が種々変更して実施することができる。
【0045】
なお、上記の残留指紋判別方法において、前記指紋が検出されたか否かを判別するステップは、取得された映像のx軸またはy軸方向への画素のグレイレベルの差の和を算出するステップと、算出された和を予め設定しておいた許容値と比較するステップと、比較の結果、算出された和が許容値より大きな場合は、指紋が検出されたと判別するステップと、から構成されてもよい。
【0046】
またあるいは、上記の残留指紋判別方法において、前記指紋が検出されたか否かを判別するステップは、取得された映像に対するグレイレベルの和を算出するステップと、算出されたグレイレベルの和を予め設定しておいた許容値と比較するステップと、グレイレベルの和が許容値より小さな場合、指紋が検出されたと判別するステップと、から構成されてもよい。
【0047】
また、上記の残留指紋判別装置において、前記指紋検出手段は、取得された映像のx軸またはy軸方向への画素のグレイレベルの差の和を算出する手段と、算出された和を予め設定しておいた許容値と比較する手段と、比較の結果、算出された和が許容値より大きな場合は、指紋が検出されたと判別する手段と、から構成されてもよい。
【0048】
またあるいは、上記の残留指紋判別装置において、前記指紋検出手段は、取得された映像に対するグレイレベルの和を算出する手段と、算出されたグレイレベルの和を予め設定しておいた許容値と比較する手段と、グレイレベルの和が許容値より小さな場合、指紋が検出されたと判別する手段と、から構成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 吸収式指紋認識装置の原理図。
【図2A】 散乱式指紋認識装置の原理図。
【図2B】 散乱式指紋認識装置の原理図。
【図3A】 正常指紋と残留指紋のパターンを示す例示図。
【図3B】 正常指紋と残留指紋のパターンを示す例示図。
【図3C】 正常指紋と残留指紋のパターンを示す例示図。
【図4】 本発明による残留指紋判別方法の概略的なフローチャート。
【図5】 本発明の参考形態において指紋が検出されたか否かを判別するプロセスのフローチャート。
【図6】 本発明の参考形態において指紋が検出されたか否かを判別するプロセスのフローチャート。
【図7】 本発明の実施形態において指紋が検出されたか否かを判別するプロセスのフローチャート。
【図8】 映像の上段の一部のみを取得した残留指紋のパターンを示す例示図。
【図9】 映像センサの窓機能を用いて映像の一部のみを取得した残留指紋のパターンを示す例示図。
【図10】 他の実施形態による残留指紋判別方法の概略的なフローチャート。
【図11】 内部光源を点滅して取得した映像の例示図。
【図12】 本発明による残留指紋判別装置の機能ブロック図。

Claims (24)

  1. 内部光源を指紋に照射して反射される光から指紋映像を取得する光学式指紋入力装置において指紋入力窓に潜在している残留指紋を判別する方法であって、
    指紋入力窓に内部光源を照射することなく映像を取得するステップと、
    前記取得された映像から指紋が検出されたか否かを判別するステップと、
    指紋が検出された場合、検出された指紋が外部光源による残留指紋であると判別するステップと、
    を含み、
    前記指紋が検出されたか否かを判別するステップは、
    取得された映像に対するグレイレベルの平均値と分散値とを算出するステップと、
    算出された平均値が第1の許容値より小さく、かつ、分散値が第2の許容値より大きな場合、指紋が検出されたと判別するステップと、
    から構成されることを特徴とする残留指紋判別方法。
  2. 前記映像を取得するステップは、映像の全画面を受け入れることを特徴とする請求項1に記載の残留指紋判別方法。
  3. 前記映像を取得するステップは、映像の上段から一部のみを受け入れることを特徴とする請求項1に記載の残留指紋判別方法。
  4. 前記映像を取得するステップは、映像センサーの窓機能を用いて映像の一部のみを受け入れることを特徴とする請求項1に記載の残留指紋判別方法。
  5. 内部光源を照射して反射される光で指紋映像を取得する光学式指紋入力装置において、指紋入力窓に潜在している残留指紋を判別する方法であって、
    指紋入力窓に内部光源を照射して映像を取得するステップと、
    取得された映像から指紋が検出されたか否かを判別するステップと、
    指紋が検出された場合、内部光源を止めて映像を取得するステップと、
    取得された映像から指紋が検出されたか否かを判別するステップと、
    指紋が検出された場合、検出された指紋が外部光源による残留指紋であると判別するステップと、
    含み、
    前記指紋が検出されたか否かを判別するステップは、
    取得された映像に対するグレイレベルの平均値と分散値とを算出するステップと、
    算出された平均値が第1の許容値より小さく、かつ、分散値が第2の許容値より大きな場合、指紋が検出されたと判別するステップと、
    から構成されることを特徴とする残留指紋判別方法。
  6. 前記映像を取得するステップは、映像の全画面を受け入れることを特徴とする請求項5に記載の残留指紋判別方法。
  7. 前記映像を取得するステップは、映像の上段から一部のみを受け入れることを特徴とする請求項5に記載の残留指紋判別方法。
  8. 前記映像を取得するステップは、映像センサーの窓機能を用いて映像の一部のみを受け入れることを特徴とする請求項5に記載の残留指紋判別方法。
  9. 内部光源を指紋に照射して反射される光で指紋映像を取得する光学式指紋入力装置において、指紋入力窓に潜在している残留指紋を判別する方法であって、
    指紋入力窓に内部光源を点滅させながら映像を取得するステップと、
    内部光源が照射された状態で、取得された映像部分に対して指紋が検出されたか否かを判断するステップと、
    内部光源が照射されていない状態で、取得された映像部分に対して指紋が検出されたか否かを判断するステップと、
    内部光源が照射された状態で取得された映像部分と、内部光源が照射されていない状態で取得された映像部分とのいずれにおいても指紋が検出された場合、検出された指紋が外部光源による残留指紋であると判別するステップと、
    含み、
    前記指紋が検出されたか否かを判別するステップは、
    取得された映像に対するグレイレベルの平均値と分散値とを算出するステップと、
    算出された平均値が第1の許容値より小さく、かつ、分散値が第2の許容値より大きな場合、指紋が検出されたと判別するステップと、
    から構成されることを特徴とする残留指紋判別方法。
  10. 前記映像を取得するステップは、映像の全画面を受け入れることを特徴とする請求項9に記載の残留指紋判別方法。
  11. 前記映像を取得するステップは、映像の上段から一部のみを受け入れることを特徴とする請求項9に記載の残留指紋判別方法。
  12. 前記映像を取得するステップは、映像センサーの窓機能を用いて映像の一部のみを受け入れることを特徴とする請求項9に記載の残留指紋判別方法。
  13. 内部光源を指紋に照射して反射される光から指紋映像を取得する光学式指紋入力装置において、指紋入力窓に潜在している残留指紋を判別する装置であって、
    内部光源の点滅を制御する内部光源制御手段と、
    前記内部光源制御手段の制御により、指紋入力窓に内部光源を照射することなく指紋映像を取得する映像取得手段と、
    前記映像取得手段で取得された映像から、指紋が存在するか否かを検出する指紋検出手段と、
    前記指紋検出手段で指紋が検出された場合、検出された指紋が外部光源による残留指紋であると判断する残留指紋判断手段と、
    から構成され
    前記指紋検出手段は、
    取得された映像に対するグレイレベルの平均値と分散値とを算出する手段と、
    算出された平均値が第1の許容値より小さく、かつ、分散値が第2の許容値より大きな場合、指紋が検出されたと判別する手段と、
    から構成されることを特徴とする残留指紋判別装置。
  14. 前記映像取得手段は、映像の全画面を受け入れることを特徴とする請求項13に記載の残留指紋判別装置。
  15. 前記映像取得手段は、映像の上段から一部のみを受け入れることを特徴とする請求項13に記載の残留指紋判別装置。
  16. 前記映像取得手段は、映像センサーの窓機能を用いて映像の一部のみを受け入れることを特徴とする請求項13に記載の残留指紋判別装置。
  17. 内部光源を指紋に照射して反射される光から指紋映像を取得する光学式指紋入力装置において、指紋入力窓に潜在している残留指紋を判別する装置であって、
    内部光源の点滅を制御する内部光源制御手段と、
    前記内部光源制御手段の制御により、指紋入力窓に内部光源を照射しながら映像を取得する映像取得手段と、
    取得された映像から指紋が存在するか否かを検出する指紋検出手段と、
    前記指紋検出手段によって指紋が検出された場合、前記内部光源制御手段を制御して指紋入力窓に内部光源を照射することなく、前記映像取得手段をもって映像を再度取得させるようにし、取得された映像から前記指紋検出手段で指紋を検出して指紋が検出された場合、この検出された指紋が外部光源による残留指紋であると判断する残留指紋判断手段と、
    から構成され、
    前記指紋検出手段は、
    取得された映像に対するグレイレベルの平均値と分散値とを算出する手段と、
    算出された平均値が第1の許容値より小さく、かつ、分散値が第2の許容値より大きな場合、指紋が検出されたと判別する手段と、
    から構成されることを特徴とする残留指紋判別装置。
  18. 前記映像取得手段は、映像の全画面を受け入れることを特徴とする請求項17に記載の残留指紋判別装置。
  19. 前記映像取得手段は、映像の上段から一部のみを受け入れることを特徴とする請求項17に記載の残留指紋判別装置。
  20. 前記映像取得手段は、映像センサーの窓機能を用いて映像の一部のみを受け入れることを特徴とする請求項17に記載の残留指紋判別装置。
  21. 内部光源を指紋に照射して反射される光から指紋映像を取得する光学式指紋入力装置において、指紋入力窓に潜在している残留指紋を判別する装置であって、
    内部光源の点滅を制御する内部光源制御手段と、
    前記内部光源制御手段の制御により内部光源を点滅させながら映像を取得する映像取得手段と、
    内部光源が指紋入力窓に照射された状態で取得された映像と、内部光源が照射されていない状態で取得された映像とから、それぞれ指紋が存在するか否かを検出する指紋検出手段と、
    内部光源が照射された状態で取得された映像と、内部光源が照射されていない状態で取得された映像部分とのいずれにおいても指紋が検出された場合、この検出された指紋が外部光源による残留指紋であると判別する残留指紋判断手段と、
    から構成され、
    前記指紋検出手段は、
    取得された映像に対するグレイレベルの平均値と分散値とを算出する手段と、
    算出された平均値が第1の許容値より小さく、かつ、分散値が第2の許容値より大きな場合、指紋が検出されたと判別する手段と、
    から構成されることを特徴とする残留指紋判別装置。
  22. 前記映像取得手段は、映像の全画面を受け入れることを特徴とする請求項21に記載の残留指紋判別装置。
  23. 前記映像取得手段は、映像の上段から一部のみを受け入れることを特徴とする請求項21に記載の残留指紋判別装置。
  24. 前記映像取得手段は、映像センサーの窓機能を用いて映像の一部のみを受け入れることを特徴とする請求項21に記載の残留指紋判別装置。
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