JP2003241956A - 文書管理装置およびプログラム - Google Patents
文書管理装置およびプログラムInfo
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Abstract
ァイル(文書)をフォルダ内に収容して記憶する。属性
設定手段は、透かしマークの有無を含む属性をフォルダ
に設定する。ファイルの印刷時に、作成手段は、そのフ
ァイルを収容するフォルダに設定された属性に基いて透
かしマークデータを作成し、送付手段は、そのファイル
と、そのファイルについて作成手段により作成された透
かしマークデータとを印刷ドライバに送付する。
Description
ク印刷に関するものである。
どが含まれている場合、セキュリティを管理する必要が
ある。たとえば、ファイルを収納するフォルダごとに管
理レベルを設けることによって機密ファイルなどは機密
レベルのフォルダに集めると、フォルダにアクセス制限
などを設けることによりセキュリティを管理できる。し
かし、この文書管理システムでは、フォルダごとに管理
レベルを設定してせっかくファイルを管理できていたと
しても、ファイルを印刷する場合、印刷物自体にはセキ
ュリティをかけられなかった。また、画像に透かし情報
(ウォータマーク)を埋め込む電子透かし技術が印刷物
の管理に用いられている。印刷の際にコメントなどの透
かし情報を画像データ(文書データを含む)に埋め込む
ので、印刷物を見ると透かし情報も見える。
化が進みプリンタを共有することが多く、印刷物が多く
の人の目に触れることが多くなっている。このような環
境で機密ファイルを透かし情報なしに印刷することは非
常に危険である。しかし、従来は、ユーザーが透かし情
報に関する設定を行わなければ印刷物に対しセキュリテ
ィをかけることはできなかった。また、電子透かし印刷
は、プリンタによってはサポートされていないこともあ
る。さらに、サポートされていたとしても、普通、デフ
ォルト設定では透かし情報が印刷されない。このため、
ユーザーが設定を変更して印刷を行う必要がある。しか
し、ユーザが印刷の際に設定をしなければならないのは
使い勝手が悪く、セキュリティ管理のためには好ましく
ない。したがって、機密文書管理のため電子透かし印刷
を容易に使用できることが望ましい。
やすくすることである。
置は、ファイルをフォルダ内に収容して記憶する記憶手
段と、透かしマークの有無を含む属性をフォルダに設定
する属性設定手段と、ファイルの印刷時に、そのファイ
ルを収容するフォルダに設定された属性に基いて透かし
マークデータを作成する作成手段と、そのファイルと、
そのファイルについて作成手段により作成された透かし
マークデータとを印刷ドライバに送付する送付手段とを
備える。したがって、フォルダに入っているファイル
(文書)を印刷する場合、自動的にそのフォルダの属性
を取り出して、透かしマーク(ウォータマーク)として
印刷できる。
フォルダに設定される属性が透かしマークの属性を含
み、作成手段は、そのフォルダの属性を取り出して透か
しマークデータを作成する。透かしマークの属性が透か
しマークの印刷態様を含むと、文書管理レベルに合わせ
てファイルに透かし情報を付加できる。
かしマークの属性はフォルダ名称である。
属性設定手段は、初期設定と異なる属性をユーザが入力
する入力手段を備える。
るプログラムは、透かしマークの有無を含む属性をフォ
ルダに設定するステップと、ファイルの印刷時に、その
ファイルを収容するフォルダに設定された属性に基いて
透かしマークデータを作成するステップと、そのファイ
ルと、そのファイルについて作成された透かしマークデ
ータとを印刷ドライバに送付する送付ステップとからな
る。
明の実施の形態を説明する。図1は、文書管理システム
の構成を図式的に示す。通常のコンピュータと同様に、
ホストコンピュータ10(CPU12を含む)には、キ
ーボード、マウスなどの入力装置14が接続され、表示
装置としてモニタ16が接続される。また、外部記憶装
置18としてたとえばハードディスク装置が備えられ、
文書が記憶される。さらに、印刷装置20がコンピュー
タ10に接続される。外部記憶装置18内の記録媒体
(たとえばハードディスク)19には、OSその他のプ
ログラムが記憶され、その中に、文書管理プログラムと
印刷ドライバも含まれる。さらに、管理するべきファイ
ルが記憶される。コンピュータ10において、CPU1
2が文書管理プログラムを用いてファイルを管理する。
この文書管理システムでは、文書(ファイル)を収容す
るフォルダに透かしマークの属性を付加する。そのフォ
ルダに収容されているファイルを印刷するときは、ユー
ザが電子透かしに関する設定をしなくても、フォルダの
属性にしたがって自動的に透かしマークが付加される。
後で説明する例では、透かしマークとして文字列が用い
られる。そこで、文字列の種類(たとえばフォルダ名、
ファイル名、名前、日付、フォルダ作成者、コメント)
とその属性(たとえばカラー、サイズ、濃さ、フォント
および位置と向き)があらかじめ設定される。属性は、
管理レベルに合わせて設定すればよい。たとえば、機密
度が高いフォルダの場合、透かしマークが目立つように
設定する。透かしマークを印刷しなくてもよいファイル
の場合は、該当するフォルダの属性を透かしマークなし
と設定しておけばよい。また、透かしマークとしては、
文字列の代わりに、絵、画像などを用いてもよい。
フォルダの管理レベルに合わせて設定できる。たとえば
管理レベルの高いものは透かしマークが必須であると考
え、初期の設定では、必ず透かしマークを印刷するよう
に設定する。また、管理レベルの低いものでは、透かし
マークは必要がないものが多いので、透かしマークをつ
けないように初期設定を行う。
ウェアの構成を示す。文書管理システムにおいて、フォ
ルダ30内に文書ファイル32が保管される。文書管理
プログラムは、透かしマーク処理のため、透かしマーク
設定部34と透かしマーク作成部36を備える。透かし
マーク設定部34では、フォルダ30に透かしマーク
(watermark)の属性を付加する。透かしマーク作成部
36では、そのフォルダ内のファイル32を印刷すると
きに、フォルダ30についている透かしマークの属性を
取り出し、それに基いて透かしマークデータを作成す
る。そして、ファイルのデータと透かしマークデータを
印刷ドライバ38に送る。印刷ドライバ38は、それら
のデータを基に印刷ジョブデータを作成し、プリンタ2
0に送る。コンピュータ10において、入力装置14に
よりユーザの指示が伝えられると、CPU12は、その
指示に基いて処理を行う。
用いられる透かしマークの初期設定画面を示す。この例
では、透かしマークとして文字列を用いる。この画面の
右側には、埋め込むべき文字列の種類を設定するプルダ
ウンボックス、および、その文字列の属性(カラー、サ
イズ、濃さ、フォントおよび位置と向き)を設定するテ
キストボックスが設けられる。図3は、文字列の種類を
設定するプルダウンボックスが開いている状況を示す。
この例では、透かしマークの初期値としてフォルダ名、
ファイル名、名前、日付、なしのいずれかが設定でき
る。「なし」を設定すると、透かしマークは付加されな
い。フォルダを選択して属性設定の指示が行われた場合
(たとえば、フォルダを選択し、マウスの左クリックを
行うと)、ファイル印刷の際の前述の自動的な属性設定
が可能になる。また、画面の左側には、プレビュー画面
が設けられる。また、画面の下側には、設定を承認する
ためのOKボタンと、設定を取り消すキャンセルボタン
が配置される。この初期設定画面で、ユーザーにより文
字列、位置、大きさ、色などの属性が設定されると、そ
のフォルダのデフォルトの透かしマーク属性として保存
する。なお、透かしマークの文字列の初期値にフォルダ
名称を使うという設定も可能である。
定画面を立ち上げることができる。図4は、透かしマー
ク設定画面を示す。この画面で、透かしマーク属性の初
期値を変更できる。図4の例では、文字列は、初期設定
のフォルダ名称(「秘密」)が表示されている。これは
プルダウンメニューで変更できる。また、プレビュー画
面では、透かしマークデータ(この例ではフォルダ名称
である「秘密」の文字列)のみのプレビュー画像を表示
している。
て説明する。図5は、透かしマーク印刷のフローチャー
トを示す。ユーザがフォルダ内のファイルを指定し印刷
開始を指示する(S10)と、以下の処理が行われる。
まず、まずフォルダの透かしマーク属性(すなわちデフ
ォルト設定)に従って印刷するか否かの指示をユーザか
ら受け取る(S12)。デフォルト設定に従う場合は、
そのフォルダに付けられている透かしマーク属性を取り
出し、取り出した透かしマークの属性とファイルの属性
(向き、サイズ、アプリケーション)に従って、透かし
マークデータを作成する(S14)。(この処理が透か
しマーク作成部46に対応する。)たとえば文字列にフ
ォルダ名称を使うという設定になっている場合、フォル
ダ名(たとえば秘密)という文字列を持つ透かしマーク
データを作成する。そして、ファイルのデータに透かし
マークデータを合わせて(S16)、ファイルのデータ
とともに、印刷ドライバ38に送る(S18)。(これ
らの処理が、透かしマーク作成部36の処理に対応す
る。)印刷ドライバ38は、このデータを印刷ジョブに
変換し、印刷装置20に出力する(S20)。図6は、
透かしマークが付加された印刷物の例を示す。
って印刷しない場合(S12でNO)、すなわち、フォ
ルダ名の文字列、大きさなどを変えたい場合、そのフォ
ルダを選択し、マウスの右クリックなどで透かしマーク
設定画面(図4)を立ち上げる(S22)。設定画面で
は初期値を表示する。初期値は、別途メニューから設定
画面を立ち上げても変更できる。ユーザが設定画面でフ
ォルダの透かしマーク属性を決定すると、その情報を受
け取り(S24)、それをフォルダの透かしマーク属性
として保存する(S26)。
ているファイルを印刷する場合、ユーザの設定なしに、
自動的に透かしマークを印刷できる。
の属性に応じて透かしマーク(ウォータマーク)として
印刷するので、管理レベルに合わせて、ファイルによっ
て透かしマークをつけて印刷できる。
ブロック図
ブロック図
4 入力装置、 18 外部記憶装置、 20 印
刷装置、 30 フォルダ、 32 ファイル、
34 透かしマーク設定部、 36 透かしマーク
作成部、 38 印刷ドライバ。
Claims (5)
- 【請求項1】 ファイルをフォルダ内に収容して記憶す
る記憶手段と、 透かしマークの有無を含む属性をフォルダに設定する属
性設定手段と、 ファイルの印刷時に、そのファイルを収容するフォルダ
に設定された属性に基いて透かしマークデータを作成す
る作成手段と、 そのファイルと、そのファイルについて作成手段により
作成された透かしマークデータとを印刷ドライバに送付
する送付手段とを備える文書管理装置。 - 【請求項2】 フォルダに設定される属性が、透かしマ
ークの印刷形態に関する属性を含み、作成手段は、その
フォルダの属性を取り出して透かしマークデータを作成
することを特徴とする請求項1に記載された文書管理装
置。 - 【請求項3】 透かしマークの属性がフォルダ名称であ
ることを特徴とする請求項2に記載された文書管理装
置。 - 【請求項4】 属性設定手段は、初期設定と異なる属性
をユーザが入力する入力手段を備えることを特徴とする
請求項2または3に記載された文書管理装置。 - 【請求項5】透かしマークの有無を含む属性をフォルダ
に設定するステップと、 ファイルの印刷時に、そのファイルを収容するフォルダ
に設定された属性に基いて透かしマークデータを作成す
るステップと、 そのファイルと、そのファイルについて作成された透か
しマークデータとを印刷ドライバに送付する送付ステッ
プとからなり、 コンピュータにより実行されるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002036575A JP3922037B2 (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 文書管理装置およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002036575A JP3922037B2 (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 文書管理装置およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003241956A true JP2003241956A (ja) | 2003-08-29 |
JP3922037B2 JP3922037B2 (ja) | 2007-05-30 |
Family
ID=27778427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002036575A Expired - Lifetime JP3922037B2 (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 文書管理装置およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3922037B2 (ja) |
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- 2002-02-14 JP JP2002036575A patent/JP3922037B2/ja not_active Expired - Lifetime
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