JP2003240357A - 液体が貫流して圧力負荷が加えられるガラス管の耐熱衝撃性を向上させるための構造体 - Google Patents

液体が貫流して圧力負荷が加えられるガラス管の耐熱衝撃性を向上させるための構造体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造上ならびに製造技術上の手間が少ない特
徴を有し、コストが安く、しかも用いるべき材料の入手
可能性について何ら特別な要求が課されないような、ガ
ラス管の耐熱衝撃性を向上させるための構造体を提供す
る。 【解決手段】 構造体2は、内部部材3が中に挿入され
るガラス管1を備えている。内部部材3は、薄壁の管1
9として形成されている。内部部材3によって取り囲ま
れた空洞部は、ガラス管1の内室10に水力学的に接続
されている。内部部材3の肉厚sは、ガラス管1の肉
厚よりも薄く、内部部材3は、内部に液体の流れるガラ
ス管の状態のときには、少なくとも部分的にガラス管1
との直接的な熱的つながりから自由な状態になってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体が貫流して圧
力負荷が加えられるガラス管の耐熱衝撃性を向上させる
ための配置構成ないし構造を有する構造体に係り、特
に、請求項1及び請求項13の前提部分おいて書き部に
記載の特徴を有する構造体、及びこのような構造体を太
陽集熱器用の吸収管ないし熱交換器に使用する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】太陽光集熱器の吸収管および熱交換器に
は、流動媒体を導くためのガラス製の管状部材が用いら
れることが多い。その際、基本的な問題となるのが、幾
何学的な形状や寸法で表されるようなガラスの型(Glas
art)の相関的要素としての耐熱衝撃性である。内部に
液体が流される(液体が貫流する)ガラス管は、内部の
空間(内室)を占める圧力のために、通常、或る最低の
肉厚を有していなければならない。このため、管壁の熱
伝導特性およびそれに密接な関係にある応力のために、
内室を流れる液体の激しい温度変化がガラスの破損を招
きかねないという結果になっている。特に、高真空引き
された太陽集熱器内のガラス製の吸収管を充填する際に
は、停止状態下で低温の熱伝達媒体によって太陽集熱器
が満たされ、温度変化が約250Kに達することがあ
る。このことが、ガラス管の内面は非常に強く冷却され
るものの、ガラス管の壁部における熱伝導特性のため
に、ガラス管の内周部と外周部との間の大きい差異が見
受けられるという結果を引き起こしている。このように
して現れるガラス管壁部の許容できない大きな温度勾配
は、それに結びついた応力のために、通常、時には完全
な破壊につながり得るようなガラス管の破損を生じさせ
る。これまでの所、この問題を解決するために、大まか
に言って二つの解決策が採られてきた。第一の対処方法
は、水力学的に隔離されかつ液体を導く管をガラス管の
中に挿入することによって、液体がガラス管の内壁と接
触することを防止するというものであった。このとき、
上記の管は、適した寸法および/または熱を伝達する付
加的な処置によって、熱を伝えるようにガラス管に接続
されるものであった。この形態の根本的な問題は、斯か
る形態に伴って高くなるコストと、ガラス管と液体との
間の熱伝達が一層悪くなるということにあった。という
のも、熱伝達が直接行なわれるのではなく、先ず液体を
導く管の壁部において行なわれ、そしてその次に、間の
隙間に蓄えられたガス内の対流を介して行なわれ、さら
にもう一度ガラス管の壁部での熱伝達がガラス管の内壁
において行なわれ、あるいはまた、冷却された流動媒体
の場合には逆の順序でなされるからであった。
【0003】第二の対処方法は、既に十分な耐熱衝撃性
を有しているような高品質のガラスを用いるというもの
であった。しかしながら、この方法は、コストが極めて
高くなるという点で際立っており、その際、斯かる材料
が同じくして確実に入手可能とされなければならない。
その上、所定の標準用途に対して、規格で予め用意され
た普通のガラス管を使用することができず、特別な高品
質の管しか使用することができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、液体が貫流して圧力負荷が加わる複数ガラス管の耐
熱衝撃性を向上させるための構造体で、構造上ならびに
製造技術上の手間が少ない特徴を有し、コストが安く、
しかも用いるべき材料の入手可能性について何ら特別な
要求が課されないような構造体を開発することにある。
できるだけ容易に加工がなされて、個々のガラス管が上
記構造体内にできるだけ容易に組み込まれることが可能
でなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による解決手段
は、請求項1および請求項16の特徴部分に記載の構造
体によって特徴付けられる。好ましい実施形態は、下位
請求項に記載されている。
【0006】液体が貫流して圧力負荷が加わるガラス管
の耐熱衝撃性を向上させるための構造体は、中に液体を
流すことができかつこの状態で圧力負荷を加えることが
できるガラス管を有しており、このガラス管の中には、
本発明により、中空円筒の内部部材が挿入され、この内
部部材は、ガラス管より薄い肉厚を有するとともに、内
部に液体が流れるガラス管の状態においては、ガラス管
との直接的な熱の接続が少なくとも部分的に、好ましく
は完全に無い状態とされている。すなわち、上記内部部
材は、両側、つまり外周および内周を液体の流れが巡っ
ている。内部部材がガラス管に対して完全に同軸の配置
構成とされている場合、圧力が加わらない状態で上記の
ような周囲の巡回流が生じる。内部部材の内室とガラス
管の残りの内室の部分との間には水力学的なつながり
(液圧の連続性)が存在している、つまり、内部部材の
内室つまり内周部によって画成された領域に液体を通す
ことを、内部部材の外周部とガラス管の内周部との間の
隙間に液体を通すこととは別にして行うことはしない。
これに関連した液体と内部部材の間の熱伝達によって、
ガラス管の内面の冷却を遅くすることができ、その結
果、ガラス管の壁部における許容できない温度勾配が回
避される。内部部材は、ガラス管より薄い肉厚を有して
いる。
【0007】中空円筒の内部部材は、 1)管状部材、ないし 2)ホース形状の部材 から形成することができる。第一の場合には、内部部材
は、肉厚の薄い壁部を有する(薄壁の)ガラス管ないし
プラスチック管から形成されている。第二の場合には、
内部部材は、材料選択と寸法決めに応じて軸線方向およ
び/または半径方向に柔軟ないし可撓に構成することが
できる。これにより、ホース形状の内部部材の極めて高
い伸縮性ないし弾性がある場合には、湾曲した長い管の
中にも本発明による解決手段を極めて容易に利用できる
という長所が得られる。このとき、内部部材を押し込む
のに要する手間は比較的少ない。特に好ましい実施形態
によれば、容易な取り付けのために、内部部材としての
薄壁のプラスチックホースが用いられることが好まし
い。この場合には、機械的な無理な使用によって起こり
得る破損の恐れを、取り付けの間に余計に気にかける必
要がない。
【0008】ここで、内部部材は、薄壁のガラス管ない
しプラスチック管ないしホース形状の部材としてのその
構成とは無関係に、案内部を用いずにガラス管の中で自
由な状態で、あるいはさもなくば案内部を用いて導くこ
とができる。案内部を用いない構成の場合、内部に液体
が流れない状態では、内部部材はガラス管に寄りかかる
が、内部に液体が流れる状態では、ガラス管に対する内
部部材の位置や姿勢は、流れる液体によって固定され
る。他の場合、案内部を用いた構成においては、案内部
は、 a)ガラス管と一体 b)内部部材と一体 c)別体の部材 として形成することができる。
【0009】上記c)の構成を用いることが好ましい。
というのも、この場合、ガラス管や内部部材といった部
材に特別な処置を講じる必要が無く、したがって、必要
に応じて付加的な案内部と組み合わせることが可能な、
規格化された部材ないし予め用意された部材を用いるこ
とができるからである。これらの案内部は、嵌め合いに
よる確動式(formschluessig)、ならびに摩擦力、重
さ、ばねの付勢による非確動式(kraftschluessig)に
ガラス管に固定され、例えばクランプ等により固定され
ている。案内部は、さらに確動式および/または非確動
式に内部部材に結合することができる。無用な力が加わ
らないようにするために、案内部と内部部材との間は、
大まかな嵌め合いで接続され、これにより、ガラス管に
対する内部部材のただ大雑把な位置決めだけがなされる
ようになっている。ここで、案内部の主な働きは、内部
に液体が流れていない状態で、特に本発明に係る構造体
を移送する間、内部部材ないしガラス管における破損を
防止するように位置を固定することにある。
【0010】ガラス管の全長にわたって似通った冷却特
性を得ることができるように、上記内部部材は、ガラス
管の軸線方向の全長に渡って延在していることが好まし
い。しかしながら、特に非常に長いガラス管の場合に
は、互いに隣接するように配置されるが相互に結合され
ない複数の内部部材が設けられるようにしてもよい。こ
れにより、内部部材を無理にガラス管の長さに合わせる
必要がなくなり、その代わりに、全部挿入することで一
つの内部部材を形成するような、予め用意された、場合
によっては規格化された複数内部部材をここでも用いる
ことができる。
【0011】第一の解決手段の場合、内部部材とガラス
管の壁部との間の熱の接続は、液体を介して行なわれ
る。他のさらなる第二の解決手段によれば、内部部材と
ガラス管の壁部との間の熱の接続は、 a)内部部材が自身の外周部においてガラス管の内周部
側に載るように内部部材が構成されているか、又は b)ガラス管にコーティングが設けられ、このコーティ
ングが内部部材の働きを担うか のいずれかによって実現される。
【0012】この場合、したがって、多重コーティング
された壁部が構成される。このとき、これらの層は、異
なる熱伝導率を有している。これにより、液体とガラス
管の内面との直接的な接続が避けられ、冷却は、コーテ
ィングすなわち内部部材を介して間接的に行なわれる。
内部部材は、この場合も同様に管状ないしホース状の部
材から形成され、その際、ガラス管の内周部は、内部部
材の外周部に相当している。材料としては、例えばPT
FE等、プラスチックが用いられることが好ましい。
【0013】本発明に係る解決手段は、ただ一つだけの
外壁を有するガラス管、及び流動媒体を同軸に導くよう
に内側に配置された複数の管を有するガラス管に対して
用いることができる。本発明に係る構造体が特に用いら
れる分野は、熱交換器であり、この熱交換器において
は、熱伝達媒体を導く上記複数のガラス管の部材が形成
されるし、用いられる分野は、さらには太陽集熱器用の
吸収管である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳述する。
【0015】図1には、液体が貫流して圧力負荷が加わ
るガラス管の耐熱衝撃性を向上させるための本発明によ
る構造体が、ガラス管1を横切る概略断面図によって示
されている。この構造体は、符号2によって示されてい
る。この構造体は、肉厚の薄い壁部を有する薄壁のガラ
ス管19として形成された内部部材3を備え、このガラ
ス管19が保護対象のガラス管1の中、特にガラス管1
によって取り囲まれた内室10に挿し込まれている。ガ
ラス管1および内部部材3は、水力学的ないし液圧的に
見て相互につなげられており、換言すれば、内部部材3
は、内室10に対して隔離された内室を形成しないよう
になっている。薄壁の管19の外径d は、ガラス管
1の内径dI1より小さい。内部に液体が流れるガラス
管1の状態では、ガラス管1と薄壁の管19の双方は、
直接的な接触、特に、内径dI1によって特徴付けられ
るガラス管1の内面4、ならびに薄壁の管19として形
成されて外径dA3によって特徴付けられる内部部材3
の外面5の直接的な接触を介した直接的な熱の接続が無
く、つまりは直接的な熱の接続から自由とされ解放され
ている。薄壁の管19は、断面について言えばガラス管
1より薄い肉厚sを有している。ここで、肉厚s
は、ガラス管1内の液体によって占められる圧力の関
数になっている。薄壁の管19の最低限度の肉厚は、大
幅に少なくすることができる。というのも、管19の両
側、つまり内周部側および外周部側を流れる巡回流によ
って、薄壁の管19として形成されている内側部材3の
壁部6に一方的な圧力作用が及ぼされないからである。
ガラス管1を通って流れる液体の温度変化は、液体中の
熱伝動、熱伝達および対流によって、ガラス管1の壁部
7、特に内径dによって特徴付けられる内面4におけ
る温度変化を引き起こす。特に、熱交換器に使用する
際、あるいは吸収管として使用する場合には、ガラス管
1は、停止状態下で低温の液体によって満たされる。こ
の場合、温度変化は、約250Kに達することもある。
壁部7と液体との間でのみ熱が伝達することによって、
ガラス管1の内面4が迅速に冷却されることになる。薄
壁の管19として形成された内部部材を設けることによ
って、液体中の対流によっても管19と壁部6と液体と
の間での伝達が行なわれる。従って、二つの管の間、つ
まりガラス管1と管19との間には、直接的な熱交換が
生じず、そのかわり、単にガラス管1を通って流れる液
体を介して間接的に熱交換が行なわれる。
【0016】図2a及び図2bには、例えば真空管集熱
器に使用できるような同軸の貫流を有するガラス管1.
2に対する構造体2.2が二つの断面によって示されて
いる。ガラス管1.2は、一方が閉鎖された外側の第一
の管20を備え、この管20が内室10を画成するため
の外壁9を形成している。さらに、ガラス管1.2は、
内側の第二のガラス管21を備え、この管21が内室1
0に配置されかつガラス管1.2における同軸の貫流を
可能にしている。その際に、この第二の内側の管21
は、一方が閉鎖された外側の管20に対して同軸にこの
管20の中に配置されており、外側の管20の内周部に
対して、特に閉鎖された側に向けて開放されて形成され
ている。この内室10は、従って、内側のガラス管21
の内周部8と、内側の第二のガラス管21の外周部11
と、一方が閉鎖された外側の第一の管20から形成され
た外壁9の内周部12とから画成されている。この中空
管の内室10に、本発明により、好ましくはガラスから
なる薄壁の管19.2として形成された中空円筒形の内
部部材3.2が挿入されている。この内部部材3.2
は、内室10内において内側の管21と外側の管20と
の間に、この内部部材が、内部に液体が流れる状態で少
なくとも部分的に、好ましくは完全に、内側のガラス管
21の外周部11および/または外側の第一の管20に
よって形成された外壁9の内周部12に接触しないよう
に配置されている。また、この場合、外側の第一の管2
0および内側の第二の管21の肉厚は、肉厚sとは異
なるように形成され、このとき、これらの管20,21
は、内部部材3.2の肉厚よりも厚い肉厚とされている
点に特徴がある。内管3.2は、そのため、薄壁の管と
も称される。この場合もまた、液体中の対流や薄壁の管
19.2への熱伝達のために外壁9の内周部12側の冷
却が遅くなり、これが、ガラス管1.2の耐熱衝撃性を
向上させるのに役立っている。このとき、内側の第二の
管21が熱衝撃応力に耐えるのは、自身の内周部8だけ
でなく外周部11も液体が巡るように流れるためであ
る。ガラス管1.2の管20,21の壁部における許容
限度を超える温度勾配は、こうして回避することができ
る。
【0017】図1および図2に示された実施形態におい
て、内部部材3は、薄壁の管19,19.2として形成
され、つまりは、固定された、もしくは一定の断面を有
する管状の部材として形成されている。薄壁の管は、さ
らには、自身の軸線方向の長さに渡ってこの管が或る特
定の形状に特徴を有しているということによっても特徴
付けられている。
【0018】さらなる解決手段によれば、内部部材3,
3.2に対する薄壁の管19,19.2の代わりに、好
ましくはプラスチック製からなり、好ましくは弾性を有
する薄壁のホースといったホース状の部材も用いること
ができる。本発明によるこの構造体は、図1および図2
に示されたようなものに相当するが、ただし、薄壁のプ
ラスチックホースは、薄壁の管に比べて半径方向と同様
に軸線方向にも一層高い柔軟性を持っている。上記の二
つの解決手段に関しては、内部部材3を自由に、つま
り、ガラス管1に対して位置を固定すること無く、ガラ
ス管1の中に導くことが可能である。この場合、液体が
貫流する際に内部部材3に働く力によって、自ずと位置
の固定がなされる。
【0019】特に好ましい実施形態に関連して、内部部
材3は、ガラス管1の全長にわたる薄壁のプラスチック
ホースないし内管としての内部部材の構成に関する図3
に示されているように延在している。しかしながら、特
に長いガラス管1の場合には、内部部材3を挿入するこ
とが一層の手間やコストにつながり、破損が回避される
必要がある。このため、図4に示されるように、複数の
内部部材3a,3b,3cを設けることも可能で、これ
らの内部部材が軸線方向に順々に、ないし互いに隣接し
て設けられ、その際には、これらの部材が互いに直に結
合されないようになっている。しかしながら、本発明に
係る機能を満たす目的で、個々の内部部材3a〜3.n
が互いに向き合っている端面14.12及び14.21
〜14.n2及び14.(n+1)1側で互いに接触し
ていなければならないということは強いて必要ではな
い。軸線方向に互いに隣接して配置された二つの内部部
材3.n及び3.n+1の間に距離aを置くことも同様
に可能で、その際には、これらの距離aをできるだけ小
さく保つ必要があり、一つの内部部材3.nの軸線方向
の長さよりも大きくしないようにすべきである。このよ
うな実施形態は、ガラス管1を側面から見た概略的な図
として図4に与えられている。
【0020】ガラス管1と内部部材3との間の位置の固
定に関しては、内部部材3をガラス管1内に固定するた
めのさらに他の構成がある。一つの可能性として、図5
に示されるものがある。この図から分かるように、内部
部材3の軸線方向における終端部分13a,13bのそ
れぞれに、案内部15,16が設けられている。これら
の案内部は、種々の形態とすることができ、ガラス管1
から形成するのでなければ、好ましくは別体の部材から
形成することができ、このような部材が、内部部材3と
ガラス管1とに確動式(formschluessig)、又は摩擦、
重さ、バネの付勢による非確動式(kraftschluessig)
に接続されている。
【0021】ここで、図5は、それぞれホルダーとして
形成された案内部15,16の実施形態を示しており、
これらの案内部は、内部部材3に係合し、ガラス管1の
内周部に対して周囲に突っ張るようにして固定されてい
る。これらの案内部15,16は、好ましくはガラス管
1内に確動式に固定され、本実施形態においてはクラン
プによって固定されている。案内部は、さらに、内部部
材に非確動式および/または確動式に結合されていても
よい。図示された実施形態において、案内部15ないし
案内部16と内部部材3との間の結合は、無用な応力を
加えないために、少なくとも一種の動きばめになってお
り、そのため、ガラス管に対する内部部材の位置はただ
大まかにしか固定されていない。ここで、案内部の主な
働きは、内部に液体が流れていない状態、特に本発明に
係る構造体を移送する間、内部部材ないしガラス管にお
ける破損を防止するようにその位置を固定することにあ
る。
【0022】図6は、中に液体が流れて圧力負荷が加わ
るガラス管1.6の耐熱衝撃性を向上させるための本発
明に係る構造体の第二の実施形態2.6を示す。ガラス
管1.6は、その断面に関して概略図によって示されて
いる。本実施形態において、内部部材3.6の外径d
A3は、この内部部材の外面5.6がガラス管1.6の
内面4.6上に載るようにその大きさが算定されてい
る。しかしながら、この内部部材は、ガラス管1.6に
非確動式によっても確動式によっても接続されていな
い。このとき、ガラス管1.6の壁部7.6および内部
部材3.6の壁部6.6は、機能的には、二つの層から
なる多重の壁部17.6を形成している。壁部6.6に
よって形成された層ならびに壁部7.6によって形成さ
れた層の二つの層は、異なる熱伝達特性を示し、その結
果、管をより低い温度の液体が貫流する際に、ガラス管
1.6の内面4.6がゆっくりとしか冷却されない。と
いうのも、第一の層としての壁部6.6が間に挿入され
ているとほぼみなせるからである。熱伝導率の悪い材料
が壁部6.6に対して選択されれば、内面4.6が冷却
されるのをかなり遅らせることができ、その結果、ガラ
ス管1.6の破損を招くような無用な力が加わることが
回避される。内部部材3.6に対しては、熱伝達の抵抗
が大きい材料が用いられることが好ましい。
【0023】図6に示す内部部材3.6は、ここでもま
た薄壁のガラス管から形成するか、さもなくば、薄壁の
ホース状の部材、好ましくはプラスチックホースから形
成することができる。
【0024】図6の実施形態のさらなる発展態様によれ
ば、図7に示すように、ガラス管1.7には、内面4.
7側に、内部部材3.7の働きを担うコーティング18
が設けられている。コーティング18としては、好まし
くはプラスチック材料が用いられ、しかも、このプラス
チック材料は、熱伝達の抵抗が高いという点に特徴があ
るものが好ましい。内部部材3.7は、この実施形態に
おいては、ガラス管1.7の内周部4.7に物質がつな
がるように(stoffschluessig)接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による第一の実施形態のガラス管の断
面を概略的に示す図である。
【図2a】 本発明による第二の実施形態のガラス管の
断面図である。
【図2b】 本発明による第二の実施形態のガラス管の
断面図である。
【図3】 ガラス管の全長にわたり軸線方向に延びる内
部部材を有する実施形態を示す図である。
【図4】 軸線方向に順番に並べられた複数の内部部材
を有する実施形態を示す図である。
【図5】 ガラス管内に内部部材の案内部を有する実施
形態を示す図である。
【図6】 ガラス管の壁部と熱技術的に直接接続された
内部部材を有する実施形態を示す図である。
【図7】 内面側にコーティングを有するガラス管の実
施形態を示す図である。
【符号の説明】
1;1.2;1.6;1.7・・・ガラス管 2;2.2;2.6;2.7・・・液体が貫流して圧力
負荷が加わるガラス管の耐熱衝撃性を向上させるための
構造体 3;3.2;3.6;3;7・・・内部部材 4・・・ガラス管の内面 5・・・内部部材の外面 6・・・内部部材の壁部 7・・・ガラス管の壁部 8・・・内周部 9・・・外周部 10・・・内室 11・・・外周部 12・・・内周部 13a,13b・・・軸線方向の終端部 14.11〜14.nn・・・端面 15,16・・・ホルダ(案内部) 17・・・壁部 18・・・コーティング 19・・・薄壁の管 20・・・一方が閉鎖された外側の第一の管 21・・・内側の第二の管 dA3・・・内部部材の外径 dI1・・・ガラス管の内径 dA1・・・ガラス管の外径 dI3・・・内部部材の内径 s・・・内部部材の肉厚 s・・・ガラス管の肉厚 s・・・内壁8の肉厚 s・・・外壁9の肉厚

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に液体を流すことのできるガラス管
    (1;1.2)を有し、該ガラス管(1;1.2)の耐
    熱衝撃性を向上させるための構造体(2;2.2)にお
    いて、 前記ガラス管(1;1.2)内に挿入可能な中空円筒形
    の内部部材(3;3.2)を有し、 前記内部部材(3;3.2)に取り囲まれた空洞部は、
    水力学的に前記ガラス管の内室につながっており、 前記内部部材(3;3.2)の肉厚(s)は、前記ガ
    ラス管(1;1.2)の肉厚より薄くされ、 前記内部部材(3;3.2)は、内部に液体が流れるガ
    ラス管の状態のときに、前記ガラス管(1;1.2)と
    の直接的な熱の接触から少なくとも部分的に解放されて
    いることを特徴とする構造体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の構造体において、 前記内部部材(3;3.2)は、内部に液体が流れるガ
    ラス管(1;1.2)の状態のときに、前記ガラス管
    (1;1.2)との直接的な熱の接触から完全に解放さ
    れていることを特徴とする構造体。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の構造体
    において、 前記内部部材(3;3.2)は、ホース状の部材から形
    成されていることを特徴とする構造体。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の構造体において、 前記内部部材は、軸線方向および/または半径方向に可
    撓とされていることを特徴とする構造体。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の構造体において、 前記内部部材(3;3.2)は、プラスチックからなる
    ことを特徴とする構造体。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載の構造体
    において、 前記中空円筒形の内部部材(3;3.2)は、薄壁のガ
    ラス管(19;19.2)から形成されていることを特
    徴とする構造体。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか1項に
    記載の構造体において、 前記内部部材(3;3.2)は、前記ガラス管(1;
    1.2)よりも低い熱伝導率を有していることを特徴と
    する構造体。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれか1項に
    記載の構造体において、 前記内部部材(3;3.2)は、前記ガラス管(1;
    1.2)の軸線方向の全長にわたって延在していること
    を特徴とする構造体。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれか1項に
    記載の構造体において、 複数の内部部材(3a,3b,3c)が設けられ、これ
    らの内部部材は、互いに隣接するように配置されかつ相
    互の結合が解除されていることを特徴とする構造体。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれか1項
    に記載の構造体において、 前記内部部材(3)は、前記ガラス管(1;1.2)内
    に敷設されていることを特徴とする構造体。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の構造体において、 前記ガラス管(1;1.2)内に案内部が形成されてい
    ることを特徴とする構造体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の構造体において、 前記内部部材は、別体の案内部(15,16)を介して
    前記ガラス管(1;1.2)上に敷設されていることを
    特徴とする構造体。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれか1
    項に記載の構造体において、 前記ガラス管(1.2)は、一方が閉鎖された外側の第
    一の管(20)を備え、該管(20)が前記ガラス管
    (1.2)の外壁(9)を形成し、かつ前記管(20)
    内に配置された内側の第二の管(21)を備え、該管
    (21)が前記外側の管(20)の閉鎖された側に向か
    って開放されており、かつ前記内部部材(3.2)は、
    内部に液体が流れる状態のときに、前記外側および内側
    の管(20,21)との直接的な熱の接続から少なくと
    も部分的に解放されていることを特徴とする構造体。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の構造体において、 前記内側の管(21)は、前記外側の管(20)に対し
    て同軸に配置されていることを特徴とする構造体。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項14のいずれか1
    項に記載の構造体において、 前記内部部材(3;3.2)の外周部(11)は、前記
    ガラス管(1;1.2)の内周部(12)よりもわずか
    に小さくされていることを特徴とする構造体。
  16. 【請求項16】 内部に液体を流すことのできるガラス
    管を有し、該ガラス管の耐熱衝撃性を向上させるための
    構造体(2.6;2.7)において、 前記ガラス管(1.6;1.7)内に配置された中空円
    筒形の内部部材(3.6;3.7)を有し、該内部部材
    の外周部(11)は、前記ガラス管(1.6;1.7)
    の内周部(12)上に載っていることを特徴とする構造
    体。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の構造体において、 前記内部部材(3.6)は、ホース状の部材から形成さ
    れていることを特徴とする構造体。
  18. 【請求項18】 請求項16または請求項17に記載の
    構造体において、 前記内部部材(3.6)は、軸線方向および/または半
    径方向に可撓とされていることを特徴とする構造体。
  19. 【請求項19】 請求項16から請求項18のいずれか
    1項に記載の構造体において、 前記内部部材(3.6;3.7)は、プラスチックから
    なることを特徴とする構造体。
  20. 【請求項20】 請求項16から請求項18のいずれか
    1項に記載の構造体において、 前記内部部材(3.7)は、前記ガラス管(1.7)に
    物質的につながるようにして接続され、一つのコーティ
    ング(18)を形成していることを特徴とする構造体。
  21. 【請求項21】 請求項1から請求項20のいずれか1
    項に記載の構造体を熱交換器に使用する方法。
  22. 【請求項22】 請求項1から請求項20のいずれか1
    項に記載の構造体を太陽集熱器の吸収管に使用する方
    法。
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