JP2003240219A - 廃液の燃焼方法および燃焼装置 - Google Patents

廃液の燃焼方法および燃焼装置

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JP2003240219A
JP2003240219A JP2002033063A JP2002033063A JP2003240219A JP 2003240219 A JP2003240219 A JP 2003240219A JP 2002033063 A JP2002033063 A JP 2002033063A JP 2002033063 A JP2002033063 A JP 2002033063A JP 2003240219 A JP2003240219 A JP 2003240219A
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combustion furnace
combustion
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heated
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Yoshinobu Sato
吉信 佐藤
Yasuhiko Kamijo
泰彦 上條
Naohito Kikuchi
尚仁 菊池
Naotake Yamada
尚武 山田
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Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃液の燃焼のエネルギーを利用して、廃液を
燃焼炉に供給するノズルに詰まりを生じることがなく、
より少ない供給用空気によって確実に廃液を燃焼炉に供
給する。 【解決手段】 外壁5がジャケット構造とされ、廃液W
が供給されて燃焼させられる燃焼炉1と、この燃焼炉1
のジャケットに冷却媒体Cを循環させて冷却する冷却手
段6とを備え、この冷却手段6に、燃焼炉1から返送さ
れて加熱された冷却媒体Cと燃焼炉1に供給される廃液
Wとの間で熱交換を行って廃液の粘度を低下させる熱交
換器9を備えて、廃液Wを燃焼炉1に供給して燃焼する
とともに、この燃焼炉1の外壁5には冷却媒体Cを供給
して燃焼炉1を冷却する一方、冷却後の加熱された冷却
媒体Cによって廃液Wを加熱することにより廃液Wの粘
度を低下させて燃焼炉1に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば有機物や有
害物質を含有するためにそのまま排出することができな
い廃液を燃焼させて無害化処理するための廃液の燃焼方
法および燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液状廃棄物すなわち廃液は、その大部分
が水分であって残余が有機物や無機物であり、石油化学
工業を始めとするあらゆる産業分野、および民生分野に
おいて発生するが、そのうち、例えば有機物、あるいは
有害物質を含有するためにそのまま系外に放出すること
ができない廃液は、無害化処理を行わなければならな
い。そして、このような無害化処理の一手段として、廃
液を燃焼炉に噴霧して高温で燃焼させることによる高温
酸化処理、すなわち焼却処理があり、大量の廃液を処理
することができるため多用されている。
【0003】ここで、本発明の発明者らは、このように
廃液を燃焼させて処理するための燃焼方法として、上記
燃焼炉の外壁部分にジベンジルトルエンや高分子オイル
等の熱媒を循環させてその温度や炉内表面温度を制御す
ることにより、燃焼炉の内壁に内張りされた耐火物の寿
命の延長を図ることを提案している。すなわち、この燃
焼方法においては、燃焼炉の外壁部分がジャケット構造
とされて上述のような熱媒が供給可能とされており、こ
の熱媒の温度を制御することによって炉内壁をその表面
温度が適当な範囲となるように冷却することにより、廃
液中のアルカリ分に由来するアルカリ溶融塩を炉内壁の
内張り耐火物表面にコーティングして自己保護膜を形成
し、この耐火物の浸食を防いでその寿命の延長を図って
いる。そして、燃焼炉を冷却した後の熱媒は、例えば燃
焼炉に供給される廃液を蒸発缶において加熱することに
より蒸発させて濃縮するための熱源として利用すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
燃焼炉に供給される廃液を蒸発濃縮させてその濃度を高
めると、廃液の種類によってはその粘性が著しく高くな
ってしまうことがある。そして、このように廃液の粘性
が高くなりすぎると、この廃液を燃焼炉内に供給するた
めの供給用空気の供給量を多くしたり供給圧を高くした
りしなければならなくなったり、場合によってはこの廃
液を燃焼炉内に噴霧して供給するためのノズルなどに詰
まりを生じてしまったりするおそれがある。
【0005】本発明は、このような背景の下になされた
もので、廃液の燃焼によって生じたエネルギーを利用し
て、廃液を燃焼炉に供給するためのノズルに詰まりを生
じさせたりすることがないのは勿論、より少ない供給用
空気によっても廃液を燃焼炉に供給することが可能な廃
液の燃焼方法および燃焼装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明の廃液の燃焼方
法は、廃液を燃焼炉に供給して燃焼するとともに、この
燃焼炉の外壁には冷却媒体を供給して該燃焼炉を冷却す
る一方、冷却後の加熱された冷却媒体によって上記廃液
を加熱することにより該廃液の粘度を低下させて上記燃
焼炉に供給することを特徴とし、また、本発明の廃液の
燃焼装置は、外壁がジャケット構造とされ、廃液が供給
されて燃焼させられる燃焼炉と、この燃焼炉の上記ジャ
ケットに冷却媒体を循環させて冷却する冷却手段とを備
え、この冷却手段に、上記燃焼炉から返送されて加熱さ
れた上記冷却媒体と該燃焼炉に供給される上記廃液との
間で熱交換を行って該廃液の粘度を低下させる熱交換器
を備えたことを特徴とするものである。
【0007】従って、このような構成の燃焼装置におい
て、上記冷却手段により燃焼炉に供給されて循環させら
れる冷却媒体は、燃焼炉において炉内壁を冷却する代わ
りに自身は加熱され、熱交換器において燃焼炉に供給さ
れる廃液を加熱するが、このとき上述のように廃液を加
熱して蒸発濃縮するのではなく、廃液の濃度はそのまま
に温度のみを昇温させることにより、廃液はその粘度が
低下させられて流動しやすくなる。そこで、上記燃焼方
法のように、こうして粘度が低下させられた廃液を燃焼
炉に供給することにより、この廃液を噴霧して供給する
ためのノズルなどに詰まりが生じることはなく、むしろ
より少ない低圧の供給用空気によって廃液を燃焼炉に供
給することが可能となり、効率的かつ安定した廃液の燃
焼を図ることができる。なお、上記冷却媒体としては、
上述したような熱媒や、あるいは冷却水すなわち水を用
いるようにしてもよい。
【0008】また、上記冷却手段に、燃焼炉から返送さ
れて加熱された冷却媒体と該燃焼炉に上記廃液を供給す
るための供給用空気との間で熱交換を行う熱交換器を備
えて、この冷却後の加熱された冷却媒体により、燃焼炉
に廃液を供給するための供給用空気をも加熱するように
すれば、特に廃液を噴霧して燃焼炉に供給する場合にお
いてノズルに詰まりが生じたりするのを一層確実に防止
することができるとともに、燃焼炉における廃液の燃焼
効率の向上を図ることができる。さらに、上記冷却手段
に、燃焼炉から返送されて加熱された冷却媒体と該燃焼
炉に供給される燃焼用空気との間で熱交換を行う熱交換
器を備えて、冷却後の加熱された冷却媒体により、燃焼
炉に供給される燃焼用空気をも加熱するようにしてもよ
い。なお、これら供給用空気や燃焼用空気としては、大
気や、あるいはPSAによって酸素濃度を高めた高酸素
濃度含有空気を用いるようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の廃液の燃焼装置
の一実施形態を示すものであり、以下この燃焼装置の構
成について説明するとともに、この燃焼装置を用いた本
発明の廃液の燃焼方法の一実施形態についても合わせて
説明する。本実施形態において燃焼炉1は縦型円筒状を
なし、その頂部中央には助燃バーナー2が設けられてい
て、この助燃バーナー2からは灯油等の補助燃料Fが燃
焼用空気Aによって下向きに燃焼炉1内に噴射されて燃
焼させられるとともに、この助燃バーナー2の周りの燃
焼炉1の肩部には、廃液Wを燃焼炉1内に噴霧する複数
(ただし、図1には1つしか描かれていない)のノズル
3…が周方向に等間隔に、かつ円筒状をなす燃焼炉1の
中心線に向けて斜め下向きに設けられており、これらの
ノズル3…から、温実施形態における供給用空気として
の噴霧用空気Bによって燃焼炉1内に噴霧された廃液W
が、上記助燃バーナー2の補助燃料Fの燃焼によって燃
焼させられる。また、この燃焼によって生じた排ガスG
は、燃焼炉1の下部から排出されてアルカリ液により該
排ガスG中のアルカリが溶解され、さらに図示されない
冷却塔で冷却された後に、除塵等の排ガス処理がなされ
て排出される。さらに、この排ガスG中のアルカリを溶
解したアルカリ液は、燃焼炉1の下部に設けられたタン
ク4に回収され、一部が循環させられて排ガスG中のア
ルカリ溶解や上記冷却塔における排ガスGの冷却に用い
られ、残りは系外に排出される。
【0010】また、この燃焼炉1の内壁部分には耐火材
よりなる内張りがなされている一方、この耐火物に接す
る外壁5部分は二重壁のジャケット構造とされて内部に
燃焼炉1の下部から上部に至る空間が形成されており、
この空間には燃焼炉1の外部に備えられた冷却手段6に
よって冷却水すなわち水や、上述したような熱媒が冷却
媒体Cとして供給されて通水され、該冷却手段6との間
で循環可能とされている。この冷却手段6は、上記外壁
5のジャケットに供給された冷却媒体Cの液面レベルよ
りも高い位置に設けられて燃焼炉1との間で循環させら
れる冷却媒体Cを保持するヘッドタンク7と、このヘッ
ドタンク7から燃焼炉1に冷却媒体Cを供給するポンプ
8とを備えたものであり、ヘッドタンク7に保持された
冷却媒体Cはポンプ8によって燃焼炉1の外壁5がなす
ジャケット構造の上記空間に流通させられ、内壁部分の
上記耐火物を冷却する代わりに自身は加熱されてヘッド
タンク7へと返送され、循環させられる。なお、この冷
却媒体Cとして冷却水を用いる場合には、上記ジャケッ
ト構造の空間内や冷却手段6における冷却媒体Cの循環
経路にスケール等が付着するのを防止するため、軟水を
用いるのが望ましい。
【0011】そして、本実施形態ではこの冷却手段6の
ヘッドタンク7とポンプ8との間の冷却媒体Cの循環経
路に熱交換器9が備えられており、この熱交換器9に
は、燃焼炉1に上記ノズル3…に供給されて噴霧される
廃液Wが供給可能とされていて、該冷却手段6と燃焼炉
1との間で循環される加熱された冷却媒体Cとこの廃液
Wとの間で熱交換が行われ、燃焼炉1から返送されて該
燃焼炉1の耐火物を冷却する代わりに加熱された冷却媒
体Cは廃液Wによって冷却されて再び燃焼炉1の冷却に
供される一方、廃液Wは反対に加熱されてその温度が昇
温させられ、これに伴い該廃液Wの粘度は低下させられ
て上記ノズル3…に供給されるようになされている。た
だし、この熱交換器9において、廃液Wは、上記蒸発缶
のように加熱されて水分が蒸発させられることにより濃
縮されたりすることなく、外部に上記加熱された冷却媒
体Cが供給される伝熱管の内部を流通させられることに
より加熱されて、濃度はそのままに温度のみが昇温させ
られて上述のように粘度が低下させられるようになさ
れ、廃液Wの種類にもよるが、このときの廃液Wの温度
は30〜90℃、粘度は0.001〜0.1Pa・s
(1〜100cP)程度とされるのが望ましい。
【0012】また、本実施形態では、冷却手段6におい
て、この熱交換器9と上記ポンプ8との間の冷却媒体C
の循環経路にさらに第2の熱交換器10が備えられてお
り、この熱交換器10には、上記助燃バーナー2に供給
される燃焼用空気Aとノズル3…に供給されて廃液Wを
噴霧する噴霧用空気Bが供給可能とされていて、上記熱
交換器9において廃液Wとの間で熱交換が行われた後の
未だ高温の冷却媒体Cとの間で熱交換が行われ、冷却媒
体Cはさらに冷却される一方、上記燃焼用空気Aおよび
噴霧用空気Bは加熱されて昇温させられ、それぞれ助燃
バーナー2およびノズル3…に分岐して供給されるよう
になされている。なお、これら燃焼用空気Aや噴霧用空
気Bとしては、大気をブロア等によってそのまま導入し
て熱交換器10に供給するようにしてもよく、またPS
A等を介して酸素濃度を高めた高酸素濃度含有空気を供
給するようにしてもよい。
【0013】従って、このように構成された廃液Wの燃
焼装置および該装置を用いた廃液Wの燃焼方法において
は、この廃液Wが供給されて燃焼させられる燃焼炉1の
外壁5に冷却媒体Cが通水されて該燃焼炉1が冷却され
るため、その内壁部分の耐火物の浸食が抑えられるのは
勿論のこと、こうして燃焼炉1を冷却した後の加熱され
た冷却媒体Cと燃焼炉1に供給される廃液Wとが熱交換
器9において熱交換させられて、廃液Wが加熱されるこ
とにより昇温させられてその粘度が低下させられるので
廃液Wが流れやすくなり、ノズル3…などにおいて詰ま
りを生じたりすることがなく、むしろより少ない供給量
や小さい供給圧の噴霧用空気Bによっても確実に廃液W
を燃焼炉1内に噴霧して供給することが可能となる。こ
のため、上記燃焼方法および燃焼装置によれば、燃焼炉
1における廃液Wの燃焼の際に生じたエネルギーを利用
して、この廃液W自体を安定して燃焼炉1に供給するこ
とが可能となるとともに、噴霧用空気Bを供給するため
に上記ブロア等に要する駆動力も小さくて済み、より効
率的な廃液Wの燃焼を促すことができる。
【0014】また、本実施形態では、冷却手段6に第2
の熱交換器10が備えられていて、この第2の熱交換器
10により上記加熱された冷却媒体Cを熱源として燃焼
用空気Aと噴霧用空気Bとが加熱されて上記燃焼炉1に
供給可能とされている。すなわち、これら燃焼用空気A
と噴霧用空気Bとは、予熱された状態で燃焼炉1に供給
されることとなるので、補助燃料Fによる廃液Wの燃焼
によって生じた熱のうち燃焼炉1に供給されたこれら燃
焼用空気Aや噴霧用空気Bの昇温に費やされる熱量を小
さく抑えることができ、上述のように噴霧用空気Bの供
給量が少なくされることとも相俟って、補助燃料Fの供
給量の削減を図るなど、一層効率的な廃液Wの燃焼を図
ることができる。しかも、本実施形態ではこのように噴
霧用空気Bが加熱されて高温でノズル3…に供給される
ことにより廃液Wが噴霧されるので、万一廃液Wの粘度
が十分に低減されないまま廃液Wがノズル3…に供給さ
れたとしても、この高温の噴霧用空気Bによってノズル
3内で廃液Wを加熱してその流動性を確保することがで
きるので、さらに確実にこのノズル3内での廃液Wの詰
まりを防止することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の廃液の燃
焼方法および燃焼装置によれば、燃焼炉で廃液を燃焼さ
せた際に生じたエネルギーを利用して該廃液を加熱して
その粘度を低下させることにより、廃液を供給する際に
詰まりを生じたりするのを防ぎ、なおかつ少量低圧の供
給用空気等によって廃液を燃焼炉に供給することが可能
となり、効率的かつ安定した廃液の燃焼を図ることが可
能となる。また、同様に廃液燃焼の際のエネルギーを利
用して廃液の供給用空気や補助燃料の燃焼用空気をも加
熱することにより、さらに一層効率的な廃液燃焼を促す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の燃焼装置の一実施形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 燃焼炉 2 助燃バーナー 3 ノズル 6 冷却手段 7 ヘッドタンク 9,10 熱交換器 W 廃液 F 補助燃料 C 冷却媒体 A 燃焼用空気 B 噴霧用空気(供給用空気)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 尚仁 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 山田 尚武 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 Fターム(参考) 3K023 QA11 QB02 QC08 3K065 AA16 AB01 AC07 BA04 JA05 JA15 JA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃液を燃焼炉に供給して燃焼するととも
    に、この燃焼炉の外壁には冷却媒体を供給して該燃焼炉
    を冷却する一方、冷却後の加熱された冷却媒体によって
    上記廃液を加熱することにより該廃液の粘度を低下させ
    て上記燃焼炉に供給することを特徴とする廃液の燃焼方
    法。
  2. 【請求項2】 冷却後の加熱された上記冷却媒体によ
    り、上記燃焼炉に上記廃液を供給するための供給用空気
    をも加熱することを特徴とする請求項1に記載の廃液の
    燃焼方法。
  3. 【請求項3】 冷却後の加熱された上記冷却媒体によ
    り、上記燃焼炉に供給される燃焼用空気をも加熱するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の廃液の
    燃焼方法。
  4. 【請求項4】 外壁がジャケット構造とされ、廃液が供
    給されて燃焼させられる燃焼炉と、この燃焼炉の上記ジ
    ャケットに冷却媒体を循環させて冷却する冷却手段とを
    備え、この冷却手段には、上記燃焼炉から返送されて加
    熱された上記冷却媒体と該燃焼炉に供給される上記廃液
    との間で熱交換を行って該廃液の粘度を低下させる熱交
    換器が備えられていることを特徴とする廃液の燃焼装
    置。
  5. 【請求項5】 上記冷却手段には、上記燃焼炉から返送
    されて加熱された上記冷却媒体と該燃焼炉に上記廃液を
    供給するための供給用空気との間で熱交換を行う熱交換
    器が備えられていることを特徴とする請求項4に記載の
    廃液の燃焼装置。
  6. 【請求項6】 上記冷却手段には、上記燃焼炉から返送
    されて加熱された上記冷却媒体と該燃焼炉に供給される
    燃焼用空気との間で熱交換を行う熱交換器が備えられて
    いることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の
    廃液の燃焼装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008128548A (ja) * 2006-11-20 2008-06-05 Tsukishima Kankyo Engineering Ltd 焼却炉の炉壁積みつけ方法および焼却炉
US20110209478A1 (en) * 2009-03-11 2011-09-01 Minoru Morita Method of power generation by waste combustion and waste combustion system
CN107975812A (zh) * 2017-10-21 2018-05-01 上海英保能源化工科技有限公司 L型废酸裂解炉

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