JP2003239659A - 窓障子用網戸 - Google Patents

窓障子用網戸

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JP2003239659A
JP2003239659A JP2002042406A JP2002042406A JP2003239659A JP 2003239659 A JP2003239659 A JP 2003239659A JP 2002042406 A JP2002042406 A JP 2002042406A JP 2002042406 A JP2002042406 A JP 2002042406A JP 2003239659 A JP2003239659 A JP 2003239659A
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JP2002042406A
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Toshihiro Fukuda
敏弘 福田
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FUKUDA TATEGU SEISAKUSHO KK
Original Assignee
FUKUDA TATEGU SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リンク構造(連絡部材)を用いることなく、
片開き式の窓障子の施解錠を簡単かつ容易に行うことを
可能とする. 【解決手段】 木材で成形したフレームにネットを装着
し、フレームを、上下または左右のいずれかの構成部材
をヒンジを介して折曲可能とし、分割させた網戸フレー
ムの左右又は上下何れかの部分を室内側に回動できるよ
うにする。網戸フレームは、ネットを配する内側フレー
ムと、この内側フレームを装着する外側フレームとから
構成することが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓障子に装着する
網戸の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】外気温が上昇する夏場には、窓障子に網
戸を取り付けることがある。このような窓用の網戸は、
窓障子の開閉構造に応じてさまざまな構造をとる。例え
ば、窓障子が引き戸の場合は、網戸の障子も引き戸形式
とする方が構造上有利である。しかし、窓障子の開閉構
造が片開き式(ドア式;左右または上下に対する片開
き)である場合は、網戸障子だけを引き戸式にすること
も出来ないので、この場合には、網戸を窓障子のフレー
ムに脱着容易に装着するか、或いは、網戸自体が室内側
に片開き出来るように取り付ける。また上下動できるロ
ール式の網戸を採用する場合もある。
【0003】片開き式の窓障子に網戸(ネット)を配す
る場合の問題は、ロール式の場合を除けば、室内側に配
する網戸が邪魔になって、窓本体のロック(施解錠)が
煩わしく感じられる点にある。そこで本出願人は、片開
きの窓障子(窓ユニット)に装着するための、片開き式
の網戸障子を提案した(特開2001−34915
9)。
【0004】これは、図6に示すように、リンク構造を
もつ連絡部材1を介して網戸障子2を窓ユニット3に取
り付け、施解錠の不便を解消したものである。尚、従来
からあるロール式の網戸は、取り付けが不自由であり、
また柔軟で薄いネットを頻繁に上下動させることから故
障が多く、外観品質、コスト、耐久性などの諸点で問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人が
提案した従来の網戸障子の取付構造(特開2001−3
49159)は、比較的小さな窓、とくに片開き窓を必
要とすることの多い宿泊施設(ホテル、ペンション
等)、或いはマンションを含む一般住宅において高い評
価を得た。
【0006】これは、それ以前の片開き窓障子には、外
観品質に優れた耐久性のある網戸障子が存在しなかった
ためである。窓や網戸の障子フレームに木材を使用する
ことにより、外気温の低下による結露の不安(問題)が
格段に改善され、高級感をもたせた各種の木質系窓障子
との外観上の調和もよく、可動部分が少ないために耐久
性も長期保証できる等の点が市場において評価されたと
考えられる。
【0007】しかしながら、網戸それ自体をリンク構造
(1)を用いて開閉動させる従来の取付構造(特開20
01−349159)は、構造が複雑であり、部品点数
も増える結果として、製品コスト、取付時の施工コスト
の点でさらに改善の余地を残していた。窓障子のロック
の確実と安全を保障するリンク構造(連絡部材)は、経
年劣化によるメンテナンスが特に必要となる部材であ
る。
【0008】そこで本発明の目的は、窓障子に対して室
内側に網戸を設けた場合でも、網戸にリンク構造(連絡
部材)を用いることなく、片開き式の窓障子の施解錠を
簡単かつ容易に行うことが出来るようにする点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る窓障子用網戸は、木材で成形したフレ
ームにネットを装着し、フレームを、上下または左右の
いずれかの構成部材をヒンジを介して折曲可能とし、分
割させた網戸の左右又は上下何れかの部分を室内側に回
動できるようにする。
【0010】
【作用】かかる構造によれば、室内側から網戸のフレー
ムを手前(室内側)に引き寄せるようにして回動(折
曲)させることにより、網戸の外側(室外側)にある窓
障子の施錠(ロック)に手が届くようにできる。従っ
て、網戸全体を動かすことなく窓の施錠および解錠を行
うことが可能となる。
【0011】網戸そのものは片開き式(左右または上下
いずれかの片開き)、または引き戸式の可動構造をとっ
てかまわない。しかしながら、本発明によれば、窓障子
に対する完全な固定方式(非可動の装着方式)をとって
も窓の施解錠は容易に行うことが可能となり、構造も単
純化するので製品コストの低減が可能となり、また取付
構造上の自由性も高まる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る窓障子用網
戸の実施形態を例示する図である。この網戸は、木材で
成形した上下左右四辺のフレーム材で構成したフレーム
11にネット18を装着してなり、フレーム11の左右
両側のフレーム材11R、11Lを、室内側に折曲可能
としたものである。ネット18を配したフレーム11
は、そのまま窓ユニット30に装着しても構わない。
【0013】フレーム11の左右両側のフレーム材11
R、11Lを、ヒンジを介して折曲可能とするが、ヒン
ジの種類や取付位置や構造はとくに限定されない。フレ
ーム11を上下のパーツに分割し、下方部分を室内側に
折曲回動させるためのヒンジ構造は、市場において要求
される外観品質に応じて各種の取付構造をとることが可
能だからである。
【0014】しかしながら、木質系の窓障子に対応して
意匠性に優れる高品位の網戸を提供する場合には、フレ
ーム11の下方部分を可動させるためのヒンジは、室内
側に露出しないことが望まれる。そこで、この場合に
は、例えば図2〜図4に示すように、網戸用のフレーム
11を二重構造とすることが望ましい。
【0015】すなわち、この場合はフレーム11を、外
側フレーム11−1と、内側フレーム11−2によって
構成する。ネット18は、内側フレーム11−2の内周
に配する。他方、外側フレーム11−1の内周面と、内
側フレーム11−2の外周面とをヒンジ19によって連
絡する。このような実施形態の場合、内側フレーム11
−2が上下二つのパーツに分割されて、下方のパーツが
室内側に折り曲げ可動できれば良い。従って、ヒンジ1
9は、外側フレーム11−1の内側面と、内側フレーム
11−2の下方パーツの上端部とを、当該下方パーツが
回動できるよう連結する機能をもった連絡部材であれば
良い。尚、図2〜図4において、符号31は窓本体、3
2は、窓本体31を取り付けるための窓開口部、34
は、外側フレーム11−1を窓開口部32に固定するた
めの金具である。
【0016】ネット18をフレーム11(または内側フ
レーム11−2)に装着する方法は限定されない。外観
品質を保証するためには、例えば、図5に示すように、
フレーム11の内周面に成形した溝部21にネット18
の端部を差し入れ、この溝部21を埋木22によって被
覆する。ネット18の端部を溝部21に差し入れる際に
は、ネット18の端部または溝部21の底面および底面
近傍に接着剤を配し、ネット18の端部の固定を確実に
することが望ましい。埋木22は、溝部21を被覆して
外観品質を保持できる構造であればよい。
【0017】従って、かかる窓障子用網戸によれば、片
開きの窓障子に対して適宜の方法で装着した上で、その
下方部分を室内側に回動操作することにより、室内側か
らの窓の施解錠を簡単に行うことが出来る。
【0018】フレーム11(または内側フレーム11−
2)を室内側に回動操作しても、ネット18は緩むだけ
緊張しない。つまりネット18には過度の外力は加わら
ない。従って、かかる構造によれば、ネット18は経年
使用による劣化を生じ難い構造となり、フレーム11の
構造が保証できる限り網戸そのものの耐用年数を確実に
保証できる。
【0019】尚、前記実施形態では、フレーム11の下
方部分を回動可能にした場合を説明したが、窓障子のロ
ック構造によっては、フレーム11の上方部分または左
右いずれか一方の部分を室内側に回動可能とし、ロック
(施錠装置)のある部分に手が届くようにして網戸を使
用する場合の窓の安全と利便を保証する。また外側フレ
ーム11−1を窓開口部32に固定する手段は自由であ
り、必ずしも金具34を要しない。釘打ちまたはビス止
めによって固定しても良いし、フック等、樹脂製の取付
具を用いても良いからである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る窓障
子用網戸によれば、リンク構造(連絡部材)を用いるこ
となく、片開き式の窓障子の施解錠を簡単かつ容易に行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窓障子用網戸の実施形態を例示す
る斜視図である。
【図2】本発明に係る窓障子用網戸の他の実施形態を例
示する斜視図である。
【図3】図2の実施形態に対応させた断面図である。
【図4】図3の状態から網戸を開動させた状態を示す図
である。
【図5】本発明の実施形態に係るネットの装着構造を例
示する図である。
【図6】従来の窓障子用網戸の構造を例示する斜視図で
ある。
【符号の説明】
11 フレーム 11−1 外側フレーム 11−2 内側フレーム 18 ネット 19 ヒンジ 21 溝部 22 埋木 31 窓本体 32 窓開口部 34 金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木材で成形したフレームにネットを装着し
    た窓障子用網戸であって、 前記フレームは、左右または上下の構成部材のいずれか
    一方をヒンジを介して折曲可能とし、網戸の左右部分ま
    たは上下部分の何れか一方を室内側に回動可能とするこ
    とを特徴とする窓障子用網戸。
  2. 【請求項2】木材で成形したフレームにネットを装着し
    た窓障子用網戸であって、 前記フレームは、左右両側の構成部材をヒンジを介して
    折曲可能とし、網戸の下方部が室内側に回動することを
    特徴とする窓障子用網戸。
JP2002042406A 2002-02-19 2002-02-19 窓障子用網戸 Withdrawn JP2003239659A (ja)

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