JP2003238063A - 特にガラス板などを加工する機械のための板状部材を保持する吸引カップ部 - Google Patents

特にガラス板などを加工する機械のための板状部材を保持する吸引カップ部

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JP2003238063A
JP2003238063A JP2002332199A JP2002332199A JP2003238063A JP 2003238063 A JP2003238063 A JP 2003238063A JP 2002332199 A JP2002332199 A JP 2002332199A JP 2002332199 A JP2002332199 A JP 2002332199A JP 2003238063 A JP2003238063 A JP 2003238063A
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JP
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suction cup
suction
cup part
duct
plate
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JP2002332199A
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English (en)
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Bavelloni Franco
フランコ・バヴェロニ
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Z Bavelloni SpA
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Z Bavelloni SpA
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B11/00—Work holders not covered by any preceding group in the subclass, e.g. magnetic work holders, vacuum work holders
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B25B11/005—Vacuum work holders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工面に位置決めされるときに下部吸引カッ
プにより限定された領域を減圧源に自動的に接続するこ
とができる吸引カップ部を提供する。 【解決手段】 特にガラス板などを加工する機械のため
の板状部材を保持する吸引カップ部は、減圧源に接続さ
れる下部吸入ダクト（１０）および上部吸入ダクト（１
１）にそれぞれ接続される領域を限定する下部吸引カッ
プ（３）および上部吸引カップ（４）を設けた吸引カッ
プ本体（２）を備える。吸引カップ部（２）が加工面
（１５）に置かれるときに前記下部吸引カップ（３）に
より限定される領域に接続されるように前記下部吸入ダ
クト（１０）を制御する制御手段（２０）がさらに設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にガラス板など
を加工する機械のための板状部材を保持する吸引カップ
部に関する。
【０００２】
【従来の技術】特にガラス板を加工する機械や板状部材
を保持する必要がある他の分野においては、現在、加工
面に配置されて、異なる処理が行なわれることになる板
状部材を所定位置にしっかりと保持するようにした吸引
カップ部が用いられている。
【０００３】従来の実施形態では、吸引カップ部は、減
圧源に接続される下部吸入ダクトおよび上部吸入ダクト
にそれぞれ接続される領域を限定する下部吸引カップお
よび上部吸引カップを有する吸引カップ本体によって提
供される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】実際の使用において
は、加工面上の意図した位置に吸引カップを正確に位置
決めすることが現在のところ必要であり、吸引カップが
実際に加工面に固定されるように吸引カップを解放する
前に下部領域を減圧源に接続する必要がある。
【０００５】この種の吸引カップ部では、螺旋吸入ダク
トは本体上で反発(recoil)を生じ、この反発が本体にず
れを生じさせるかもしれないので、螺旋吸入ダクトを用
いることができない。そのため、それぞれの場合におい
て、吸引カップ部と減圧源に接続された分配ユニットと
の間の距離にほぼ等しい長さの吸入ホースの部分を提供
しなければならなかった。
【０００６】それゆえ現状では、長い一連の操作を行う
ことが必要となり、特にオペレータはその表面上に吸引
カップを連続的に位置決めし、その後、その表面上に吸
引カップを固定して次の工程に進むように吸引カップを
減圧源に接続しなければならない。
【０００７】このアプローチでは少なからぬ障害が生
じ、とりわけ、吸引カップが位置決めされる毎に減圧分
配ユニットについての行動を必要とし、吸引カップが減
圧分配ユニットから離れている場合は顕著な問題とな
る。
【０００８】本発明の目標は、別の駆動を必要とするこ
となく、吸引カップが加工面に位置決めされるときに下
部吸引カップにより限定された領域を減圧源に自動的に
接続することができる、特にガラス板などを加工する機
械のための板状部材を保持する吸引カップ部を提供する
ことにより上記欠点を解決することにある。
【０００９】この目標の範囲内において本発明の目的
は、螺旋状あるいはコイル状の吸引ホースを用いること
ができ、これにより全ての配置距離に対応するホースの
種類を減らすことができる吸引カップ部を提供すること
にある。
【００１０】本発明の他の目的は、吸引カップ部を位置
決めするための工程の殆ど全てを単純化し、位置決め操
作をする毎にオペレータが減圧源に接続された分配ユニ
ットについて操作する必要をなくすようにした吸引カッ
プ部を提供することにある。
【００１１】本発明のさらに別の目的は、通常に市販さ
れていて入手可能な部材や材料から簡単に始められると
ともに、経済的観点からしてより競争力のある吸引カッ
プ部を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】以下においてより明らか
となる本発明の目標および目的は、減圧源に接続される
下部吸入ダクトおよび上部吸入ダクトにそれぞれ接続さ
れる領域を限定する下部吸引カップおよび上部吸引カッ
プを設けた吸引カップ本体を備えた、本発明にかかる特
にガラス板などを加工する機械のための板状部材を保持
する吸引カップ部において、前記吸引カップ部が加工面
に置かれるときに前記下部吸引カップにより限定される
領域への接続を開放するようにした前記下部吸入ダクト
を制御する制御手段を備えたことを特徴とする吸引カッ
プによって達成される。
【００１３】本発明のさらなる特徴および利点は、添付
図面において非制限的な例として図示される、特にガラ
ス板などを加工する機械のための板状部材を保持する吸
引カップ部の好適で非限定的な実施形態の以下の詳細な
説明からより明らかになるであろう。
【００１４】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、特にガラス板
などを加工する機械のための板状部材を保持する、全体
が符号１で示される吸引カップ部は、一般には、下部吸
入ダクト１０および上部吸入ダクト１１にそれぞれ接続
される領域を限定する下部吸引カップ３および上部吸引
カップ４を有する吸引カップ本体２を備える。
【００１５】ダクト１０，１１は、吸引カップ部が使用
される機械により備えられる減圧源に公知の方法で接続
されている。
【００１６】本発明の特徴は、下部吸入ダクトの特に吸
引の流れを制御するために設けられ、かつ、吸引カップ
部が加工面１５上に置かれるときに下部吸引カップ３に
よって限定される領域への接続を行うのに適した制御手
段を備えることにある。
【００１７】好適で非限定的な実施形態では、制御手段
は、下部吸入ダクトにシート(seat)２１を接続するため
の通路あるいは接続部１０ａを画定するリング２２によ
り形成される錐台状シート２１内に収容される錐台状の
プラグやピストン等の流量制御部２０を備える。
【００１８】リング２２は、吸引カップ本体２の下面に
密封状態で収容されて固定され、下部吸入ダクトへの接
続のための接続部１０ａの開口部を挟むように配置され
た２つの密封ガスケット２５を備えた流量制御部２０を
収容する。
【００１９】また、シート２１内でシールを形成するよ
うに流量制御部２０を付勢するバネ３０からなる弾性付
勢手段がある。
【００２０】流量制御部２０は吸引カップ本体の下面か
ら突出する下面２０ａを有するように形成されている。
これにより、吸引カップ本体２が加工面１５に適用され
ると、吸引カップ本体の自重が吸入ダクト１０との接続
を開放する(free)流量制御部２０の並進運動(translati
onal motion)を引き起こし、その結果、加工面への吸引
カップ部の固定が自動的に行われる。
【００２１】図３に示されるように、制御手段はプレー
ト型流量制御部４０を備える。プレート型流量制御部４
０は、吸引カップ本体２に密封常態で接続されたブッシ
ュのようなリング４３から下方へ突出する軸４２に連結
されているフランジのような形状の部分４１を有する。
【００２２】フランジ形部分は、軸４２の通路用の穴の
周囲にシールを形成する前部ガスケット４４を有し、流
量制御部を収納するとともに吸入ダクト１０に接続され
る凹部４６の底部上で作用する付勢バネ４５により弾性
的に付勢される。
【００２３】加工面上に吸引カップ部を置くと、ステム
４２の並進運動及びその結果としてのガスケット４４に
対するフランジ４１の空間を生じさせ、これにより加工
面への吸引カップ部の固定が自動的に行われる。
【００２４】下部吸引カップ部のための減圧源への接続
を得るために他のタイプの弁を用いることができること
は明らかであり、これにより吸引カップ部が意図した位
置に解放されると減圧源への接続が瞬時になされるので
吸引カップ部が所定位置に直ちに固定する。
【００２５】この実施形態は、全ての種類のガラス加工
機械、特に吸引カップ部の自動位置決手段を有する機械
について有益である。
【００２６】上記において理解された本発明は多くの変
更や変形を許容するものであり、それらのすべては上記
特許請求の範囲に属する。
【００２７】すべての細部は、技術的均等物と置き換え
られてもよい。
【００２８】実際には、使用される材料、形状、寸法な
どは、要求に応じて変えられる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 加工面上に位置決めする前の吸引カップ部の
部分断面図。
【図２】 加工面上に配置された吸引カップの図。
【図３】 下部吸入ダクトを制御するための制御手段の
他の実施形態の図。
【符号の説明】
１〜吸引カップ部、２〜吸引カップ本体、３〜下部吸引
カップ、４〜上部吸引カップ、１０〜吸入ダクト、１０
ａ〜接続部、１１〜吸入ダクト、１５〜加工面、２０〜
流量制御部、２０ａ〜下面、２１〜シート、２２〜リン
グ、２５〜密封ガスケット、３０〜バネ、４０〜プレー
ト型流量制御部、４１〜フランジ、４２〜軸、４３〜弾
性手段、４４〜ガスケット、４５〜バネ、４６〜凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランコ・バヴェロニ イタリア22020サン・フェルモ・デッラ・ バッタリア（コモ）、ヴィア・イムボナテ ィ18番 Ｆターム(参考） 3C016 DA04 3F004 EA02 FA01 FB02 FB09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 減圧源に接続される下部吸入ダクト（１
    ０）および上部吸入ダクト（１１）にそれぞれ接続され
    る領域を限定する下部吸引カップ（３）および上部吸引
    カップ（４）を設けた吸引カップ本体（２）を備えた、
    特にガラス板などを加工する機械のための板状部材を保
    持する吸引カップ部において、 吸引カップ部（１）が加工面（１５）に置かれるとき
    に、前記下部吸引カップ（３）により限定される領域に
    接続されるようにした前記下部吸入ダクト（１０）を制
    御する制御手段（２０）を備えたことを特徴とする吸引
    カップ。
  2. 【請求項２】 前記制御手段は、前記吸引カップ本体
    （２）の下面から突出する、前記下部吸入ダクト（１
    ０）のための流量制御部（２０）を備え、吸引カップ部
    （２）が加工面（１５）に置かれるときに、前記下部吸
    入ダクト（１０）を開放するようにシート内で移動可能
    であることを特徴とする前記請求項１に記載の吸引カッ
    プ部。
  3. 【請求項３】 前記流量制御部（２０）は、前記吸引カ
    ップ本体（２）の下面に接続されるとともに前記下部吸
    入ダクト（１０）の接続部（１０ａ）を設けたリング
    （２２）により形成されるシート（２１）内に収容され
    ることを特徴とする前記請求項１ないし２に記載の吸引
    カップ部。
  4. 【請求項４】 前記流量制御部（２０）上に、前記下部
    吸入ダクト（１０）に接続される領域を挟むように配置
    されることができる２つの密封ガスケット（２５）を備
    えたことを特徴とする前記請求項１から３のいずれかに
    記載の吸引カップ部。
  5. 【請求項５】 付勢してその下端部（２０ａ）を前記吸
    引カップ本体（２）の下面から突出させるために前記流
    量制御部（２０）に作用する弾性手段（３０）を備えた
    ことを特徴とする前記請求項１から４のいずれかに記載
    の吸引カップ部。
  6. 【請求項６】 前記流量制御部（２０）が略錐台形状で
    あることを特徴とする前記請求項１から５のいずれかに
    記載の吸引カップ部。
  7. 【請求項７】 前記制御手段は、フランジのような形の
    部分（４１）を有するとともに、並進運動ができて前記
    吸引カップ本体（２）に密封状態で接続されるブッシュ
    のようなリング（４３）から下方へ突出する軸（４２）
    を設けたプレート型流量制御部（４０）を備え、前記フ
    ランジ形部分（４１）が前記軸（４２）の通路用穴の周
    囲で作用する前部密封ガスケット（４４）を支持するこ
    とを特徴とする前記請求項１から６のいずれかに記載の
    吸引カップ部。
  8. 【請求項８】 前記フランジ形部分（４１）と、前記プ
    レート型流量制御部（４０）を収容する凹部（４６）の
    底部との間で作用する付勢バネ（４５）を備えたことを
    特徴とする前記請求項１から７のいずれかに記載の吸引
    カップ部。
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