JP2003237117A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2003237117A
JP2003237117A JP2002043228A JP2002043228A JP2003237117A JP 2003237117 A JP2003237117 A JP 2003237117A JP 2002043228 A JP2002043228 A JP 2002043228A JP 2002043228 A JP2002043228 A JP 2002043228A JP 2003237117 A JP2003237117 A JP 2003237117A
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Kazuyuki Ito
和行 伊藤
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可逆性感熱記録媒体を用いる記録装置におい
て、印字消去手段の早期立ち上がりを可能とし、装置の
早期立ち上がりに寄与する。 【解決手段】 印字消去手段5は、合成樹脂により一体
成形され密閉状態に形成されたハウジング23と、この
ハウジング23内に設けられたヒータローラ24と、加
圧ローラ25を有している。ハウジング23の内面には
温度を早期に均等化するための熱拡散用のリブ23cが
多数ランダムに形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繰り返し印字(画
像形成)することができる可逆性感熱記録媒体を用いた
記録装置(画像形成装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の記録装置は、一般にRWP(リ
ライタブルプリンタ)と呼ばれ、熱可逆性(Therm
o−Chromic)フィルム等の可逆性感熱記録媒体
を用いたものが実用化されている。熱可逆性フィルム
は、記録層にロイコ染料と顕色剤を備えており、図9に
示すようなリライタブル特性を有している。消色状態
(A)から例えば180℃に加熱すると、ロイコ染料分
子が溶融して発色し(B)、この状態で急冷すると発色
したまま凝集して発色状態が固定される(C)。発色状
態で例えば120〜160℃に加熱すると、凝集状態が
崩れて顕色剤が自己凝集力で結晶化し(D)、ロイコ染
料を弾き出して(E)、消色状態(A)に戻る。消色温
度と発色温度はフィルムの構成材料によって異なる。こ
の熱可逆性フィルムの特性に対応して、記録装置では、
加熱して印字を消去する印字消去手段と、加熱して印字
を行う印字手段を有している。印字消去手段としては、
加熱ローラと加圧ローラを圧接し、消去熱を与えながら
挟持搬送する構成が知られている。印字手段としては、
プラテンローラにサーマルヘッドを押圧する構成が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】印字消去手段は可逆性
感熱記録媒体の搬送経路上記録媒体給送手段の直後に位
置しており、早期立ち上がり性(消去温度への早期到達
性)を有することが望ましく、この印字消去手段の早期
立ち上がり性は記録装置の立ち上がり性能を左右する。
しかしながら、従来においてはかかる観点からの配慮が
なされておらず、満足できる状況になかった。
【0004】そこで、本発明は、印字消去手段の早期立
ち上がり性が得られ、待ち時間が少なく使用性に優れた
記録装置の提供を、その主な目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、可逆性感熱記録媒体を給
送する記録媒体給送手段と、可逆性感熱記録媒体に記録
された印字内容を消去する印字消去手段と、可逆性感熱
記録媒体に印字を行う印字手段を有する記録装置におい
て、上記印字消去手段が、密閉状態のハウジング内に設
けられている、という構成を採っている。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
記録装置において、上記ハウジングが合成樹脂で一体成
形されている、という構成を採っている。
【0007】請求項3記載の発明では、請求項1又は2
記載の記録装置において、上記ハウジングが、該ハウジ
ング内の温度を均一化するための形状を有している、と
いう構成を採っている。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
記録装置において、上記ハウジングの内面に熱拡散用の
リブが形成されている、という構成を採っている。
【0009】請求項5記載の発明では、請求項1乃至4
の何れかに記載の記録装置において、上記印字消去手段
が、セラミックヒータを備えた加熱ローラを有してい
る、という構成を採っている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態を
図1乃至図7に基づいて説明する。まず、図1に基づい
て本実施形態における記録装置2の全体構成の概要を説
明する。記録装置2は、可逆性感熱記録媒体としてのリ
ライタブルペーパー3を給紙する給送手段としての給紙
手段4と、該給紙手段4の下部に設けられた印字消去手
段5と、印字手段6と、印字消去手段5と印字手段6を
結ぶ冷却ゾーンとしての搬送ガイド部材7と、印字手段
6を経たリライタブルペーパー3を搬送する排出部材と
しての冷却ローラ対8と、同じく排出部材としての排紙
ローラ対9と、給紙手段4や印字消去手段5等を支持す
る装置本体10と、該装置本体10に開閉自在に設けら
れ、印字手段6及び排紙領域を開放する前カバー11
と、該前カバー11と印字手段6との間に設けられた押
圧手段12と、給紙手段4以外の要素の駆動源であるモ
ータ13等を有している。
【0011】給紙手段4は、図2に示すように、ピック
アップローラ14と、フィードローラ15を有してお
り、これらのローラはモータ16で駆動される。モータ
16の回転軸16aに固定されたギア17にアイドラギ
ア18が噛み合っており、アイドラギア18の回転軸1
8aに固定されたギア19に、ピックアップローラ14
と同期回転するギア20とフィードローラ15と同期回
転するギア21が噛み合っている。符号22はリライタ
ブルペーパー3の搬送経路を示している。
【0012】印字消去手段5は、上部にリライタブルペ
ーパー3の受け入れ口23aを有するとともに下部にリ
ライタブルペーパー3の排出口23bを有する密閉状態
のハウジング23を有している。ハウジング23内に
は、加熱部材としてのヒータローラ24と、該ヒータロ
ーラ24に圧接する駆動ローラとしての加圧ローラ25
と、ヒータローラ24の温度を検知する温度検知手段と
してのサーミスタ26が設けられている。ヒータローラ
24は内部に熱源としてのハロゲンヒータ27を有して
いる。ハウジング23は熱可塑性樹脂で一体成形されて
おり、できるだけ密閉性を確保すべく、受け入れ口23
aは給紙手段4側が広く且つ下方に向かって徐々に狭く
なる逆円錐状の断面形状を有している。ハウジング23
の内面には、ヒータローラ24の熱が密閉状態の空間内
で拡散するのを助長するリブ23cが位置及び形状をラ
ンダムに多数形成されている。ヒータローラ24の熱は
このハウジング23内の複雑化構成によってハウジング
23内に満遍なく移動し、ハウジング23内の温度は早
期に均等となる。
【0013】リライタブルペーパー3はヒータローラ2
4と加圧ローラ25により挟持搬送されながらヒータロ
ーラ24によって消色温度に加熱され、印字内容を消去
される。図示しない制御手段のROMには、予め実験等
(コンピュータシミュレーションを含む)により求めら
れたリライタブルペーパー3の材質の種類と適正な消色
温度との関係データテーブルが記憶されており、図示し
ない操作パネル等の入力手段によりリライタブルペーパ
ー3の種類が入力され、又はリライタブルペーパー3の
種類が自動検知されると、上記制御手段は入力された種
類又は自動検知された種類に対応する消色温度を選択
し、サーミスタ26の検知情報に基づいてハロゲンヒー
タ27への電力供給を制御する。
【0014】本実施形態では、給紙手段4以外の駆動が
1つのモータ13によってなされる構成となっている。
これを図3に基づいて説明する。モータ13の回転軸に
固定されたプーリ28によりベルト29を介してプーリ
30が回転駆動される。プーリ30と同期回転するギア
31が印字消去手段5の加圧ローラ25と同期回転する
図示しないギアに噛み合っており、これによって印字消
去手段5の挟持搬送力が得られる。ギア31はアイドラ
ギア32に噛み合い、アイドラギア32はアイドラギア
33に噛み合っている。アイドラギア33はギア34に
噛み合っており、ギア34はギア35と同期回転する。
ギア35はアイドラギア36に噛み合っており、アイド
ラギア36は印字手段6を構成するプラテンローラ37
に接続された電磁クラッチ38の図示しないギアに噛み
合っている。
【0015】印字手段6は、プラテンローラ37と、該
プラテンローラ37に圧接するサーマルヘッド39を有
している。アイドラギア33はギア34と噛み合う一方
でギア40とも噛み合っている。ギア40と同期回転す
るギア41が設けられ、該ギア41はギア42と噛み合
っている。ギア42と同期回転するギア43が設けら
れ、該ギア43は冷却ローラ対8の駆動ローラ8aと同
期回転する図示しないギア及び排紙ローラ対9の駆動ロ
ーラ9aと同期回転する図示しないギアと噛み合ってい
る。冷却ローラ対8は上記駆動ローラ8aと従動ローラ
8bを有しており、排紙ローラ対9は上記駆動ローラ9
aと従動ローラ9bを有している。冷却ローラ対8は、
印字手段6の下流側で印字手段6によって付与されたリ
ライタブルペーパー3の熱を奪う目的と搬送を兼ねて設
けられたローラであり、熱伝導率の高い材料で形成する
ことが望ましい。冷却ローラ対8の従動ローラ8bと排
紙ローラ対9の従動ローラ9bは前カバー11に一体に
設けられている(後述)。
【0016】印字消去手段5により印字内容を消去さ
れ、又は未印字のリライタブルペーパー3はプラテンロ
ーラ37で搬送されながらサーマルヘッド39により印
字される。画像情報に基づいて駆動されるサーマルヘッ
ド39の加熱温度は適正な発色温度に設定される。上記
制御手段のROMには、予め実験等(コンピュータシミ
ュレーションを含む)により求められたリライタブルペ
ーパー3の材質の種類と適正な発色温度との関係データ
テーブルが記憶されており、上記制御手段は入力された
又は自動検知されたリライタブルペーパー3の種類に対
応する発色温度を選択し、サーマルヘッド39への電力
供給を制御する。
【0017】図4に示すように、給紙手段4の給紙方向
下流側近傍には、リライタブルペーパー3の通過を検知
する用紙検知手段としての給紙出口センサ44が設けら
れており、印字手段6の給紙方向上流側近傍には、リラ
イタブルペーパー3の通過を検知する用紙検知手段とし
てのサーマルヘッド入口センサ45が設けられている。
給紙出口センサ44とサーマルヘッド入口センサ45
は、搬送経路に突出する検知フィラーを備えた機械式の
検知構成を有している。機械方式に代えてフォトセンサ
を用いてもよい。本実施形態では、プラテンローラ37
の非通紙時の回転によるサーマルヘッド39の発熱素子
面の劣化を防止するために通紙時のみプラテンローラ3
7を回転させるようにしている。すなわち、上記制御手
段はサーマルヘッド入口センサ45によるリライタブル
ペーパー3の検知情報に基づいて電磁クラッチ38をオ
ン・オフ制御する。これにより、プラテンローラ37を
駆動するための独立した駆動源を設けずに駆動源を1つ
にしたことによる不具合を解消できるとともに、駆動源
を一元化したことによる構成のコンパクト化、低コスト
化を実現できる。
【0018】印字消去手段5と印字手段6を結ぶ搬送ガ
イド部材7は略U字状に形成されており、ここを通過す
る間にリライタブルペーパー3は印字消去手段5によっ
て加えられた熱を空冷される。搬送ガイド部材7の形
状、長さ(搬送距離)、材質等は冷却実験の結果に基づ
いて適宜決定されるものである。この搬送ガイド部材7
による冷却は、装置内の昇温抑制に寄与する。
【0019】本実施形態では印字手段6及び排紙領域
(印字手段6の下流)においてジャム処理を容易にでき
る構成となっている。これを図5乃至図7に基づいて説
明する。図5に示すように、押圧手段12は、前カバー
11側に設けられたサーマルヘッド39を保持するとと
もに、下端部の軸穴47aを介して装置本体10側の軸
46(図6参照)に回動自在に支持されたヘッド支持部
材47と、該ヘッド支持部材47をプラテンローラ37
側へ押圧する付勢機構48を有している。ヘッド支持部
材47は、外力が作用しないときは軸46を支点として
自重でプラテンローラ37から離れる方向に傾倒するよ
うに形成されている。付勢機構48は、ヘッド支持部材
47と前カバー11との間に設けられ、装置本体10に
固定された固定フレーム49(図5では省略)と、該固
定フレーム49に支持され、プラテンローラ37に対す
るサーマルヘッド39の接離方向に所定間隔移動可能に
設けられた圧解除部材としての圧解除ブラケット50
と、該圧解除ブラケット50に設けられ、ヘッド支持部
材47を押圧する第1の弾性部材51を有している。前
カバー11には圧解除ブラケット50をプラテンローラ37
側へ押圧する第2の弾性部材としての板バネ52が設け
られている。この板バネ52は、圧解除ブラケット50
の前カバー11の対向部に設けてもよい。
【0020】図6に示すように、第1の弾性部材51
は、圧解除ブラケット50に螺合され、ネジ回し操作面
が前カバー11側に露出した調整ネジ53と、該調整ネ
ジ53のサーマルヘッド39側に基端部を固定されたコ
イルバネ54を有している。前カバー11が閉じられる
と、板バネ52が圧解除ブラケット50を押圧し、これ
に伴ってコイルバネ54がヘッド支持部材47を押圧す
る。これによってプラテンローラ37に対するサーマル
ヘッド39の圧接状態が得られる。従って、調整ネジ5
3を回すことによりプラテンローラ37に対するサーマ
ルヘッド39の圧接力を調整することができる。
【0021】固定フレーム49には段付ネジ55が螺合
されており、圧解除ブラケット50は段付ネジ55の非
ネジ部55aに穴50aを介して係合され、鍔55bに
よって抜け止めされている。前カバー11を閉じたとき
の非ネジ部55aにおける余裕寸法tが、圧解除ブラケ
ット50の移動可能な所定間隔である。ヘッド支持部材
47は、サーマルヘッド39の加熱による周囲の温度上
昇を低減すべく放熱効率を高める形状を有している。ヘ
ッド支持部材47自体も放熱機能を有するのであるが、
より一層の放熱機能が得られるように、ヘッド支持部材
47の前カバー11側の面には、断面がコ字状でプラテ
ンローラ37の軸方向に延びる放熱フィンとしての放熱
ブラケット56が設けられている。放熱ブラケット56
はヘッド支持部材47に一体に形成してもよい。放熱機
能を高める観点から、ヘッド支持部材47と放熱ブラケ
ット56は熱伝導率の高い材料で形成するのが望まし
い。
【0022】図5に示すように、装置本体10側には、
前カバー11の上部に対応する位置に排紙ガイド板57
(図1等では省略)が設けられており、該排紙ガイド板
57には冷却ローラ対8の駆動ローラ8a、排紙ローラ
対9の駆動ローラ9aが支持されている。冷却ローラ対
8のローラ形状は冷却機能を高めるために単体に形成さ
れており、排紙ローラ対9のローラ形状は排紙機能を高
めるために幅の狭い複数のローラから成っている。排紙
ガイド板57には冷却機能を高めるために通気用のスリ
ット57aが複数形成されている。同様の観点から圧解
除ブラケット50にも通気用のスリット50aが複数形
成されている。前カバー11には、冷却ローラ対8の従
動ローラ8bと、排紙ローラ対9の従動ローラ9bが回
転自在に支持されている。前カバー11にも冷却機能を
高めるために通気用のスリット11aが複数形成されて
いる。前カバー11の下端部両側には、開閉時の支点と
なる軸11bが形成されており、この軸11bは装置本
体10への装着時、装置本体10の図示しない軸穴へ係
合される。
【0023】ジャムが生じた場合には、図7に示すよう
に、前カバー11が開放される。前カバー11が開放さ
れると、板バネ52による圧解除ブラケット50への押
圧力が解除され、ヘッド支持部材47は圧解除ブラケッ
ト50を前カバー11側へ押しながら自重で傾倒する。
これにより、サーマルヘッド39はプラテンローラ37
から上述した余裕寸法tに対応した分離間する。冷却ロ
ーラ対8及び排紙ローラ対9も分離するので、印字手段
6及び排紙領域でジャムしたリライタブルペーパー3を
容易に除去することができる。サーマルヘッド39とプ
ラテンローラ37は装置本体10側において若干離間す
るだけであり、サーマルヘッド39の発熱素子面はジャ
ム処理作業域に露出しないので、ジャム処理作業者によ
ってサーマルヘッド39の発熱素子面が汚れる心配はな
い。本実施形態ではサーマルヘッド39とプラテンロー
ラ37が完全に分離する構成としたが、ジャム紙を容易
に取り出すことができる圧解除程度としてもよい。ま
た、プラテンローラ38とサーマルヘッド39の位置を
逆にしてプラテンローラ38をヘッド支持部材47で支
持する構成としても同様の機能を得ることができる。
【0024】次に、図8に基づいて第2の実施形態を説
明する。なお、上記実施形態と同一部分は同一符号で示
し、特に必要がない限り既にした構成上及び機能上の説
明は省略して要部のみ説明する。印字消去手段5のヒー
タローラ24の内部にはハロゲンヒータ27に代えて熱
源としてセラミックヒータ74が設けられている。セラ
ミックヒータ74の場合には、ハロゲンヒータに比べて
熱効率がよく、低熱容量化により構成の小型化、より一
層の早期立ち上げが可能となる。また、電源搭載タイプ
の場合には電源容量を小さくでき、装置構成を小型化で
きる利点がある。なお、図8ではハウジング23内のリ
ブ23cは省略している。
【0025】上記各実施形態において、印字消去手段5
の構成としては、ヒータローラ24と加圧ローラ25を
圧接する方式に代えて、ヒータローラとローラ間に張架
されたエンドレスベルトに加圧ローラを圧接するベルト
方式としてもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、可逆性感
熱記録媒体を給送する記録媒体給送手段と、可逆性感熱
記録媒体に記録された印字内容を消去する印字消去手段
と、可逆性感熱記録媒体に印字を行う印字手段を有する
記録装置において、上記印字消去手段が、密閉状態のハ
ウジング内に設けられている構成としたので、外部への
熱移動を抑制することができ、印字消去手段の早期立ち
上がり、ひいては装置全体の早期立ち上がりを実現する
ことができる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の記録装置において、上記ハウジングが合成樹脂で一
体成形されている構成としたので、構成の小型化に寄与
できるとともに、部品の一体化すなわちユニット化によ
り装置の組み立て性の向上を図ることができる。
【0028】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の記録装置において、上記ハウジングが、該ハ
ウジング内の温度を均一化するための形状を有している
構成としたので、装置の早期立ち上がりを実現できる。
【0029】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の記録装置において、上記ハウジングの内面に熱拡散
用のリブが形成されている構成としたので、ハウジング
内の早期の温度均一化によって装置の早期立ち上がりを
実現できる。
【0030】請求項5記載の発明によれば、請求項1乃
至4の何れかに記載の記録装置において、上記印字消去
手段が、セラミックヒータを備えた加熱ローラを有して
いる構成としたので、構成の小型化を実現できるととも
に立ち上がり時間を一層短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における記録装置の概要正
面図である。
【図2】給紙手段と印字消去手段の拡大詳細図である。
【図3】1つのモータによる駆動力の伝達構成を示す図
である。
【図4】搬送経路における用紙検知構成を示す図であ
る。
【図5】印字手段及び排紙領域の分解斜視図である。
【図6】印字手段及び排紙領域におけるカバーを閉じた
状態の概要断面図である。
【図7】印字手段及び排紙領域におけるカバーを開放し
た状態の概要断面図である。
【図8】第2の実施形態における印字消去手段周辺の概
要正面図である。
【図9】可逆性感熱記録媒体の消色・発色メカニズムを
示す図である。
【符号の説明】
3 可逆性感熱記録媒体としてのリライタブルペーパー 4 記録媒体給送手段としての給紙手段 5 印字消去手段 6 印字手段 10 装置本体 23 ハウジング 23c リブ 26 加熱ローラ 74 セラミックヒータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可逆性感熱記録媒体を給送する記録媒体給
    送手段と、可逆性感熱記録媒体に記録された印字内容を
    消去する印字消去手段と、可逆性感熱記録媒体に印字を
    行う印字手段を有する記録装置において、 上記印字消去手段が、密閉状態のハウジング内に設けら
    れていることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の記録装置において、 上記ハウジングが合成樹脂で一体成形されていることを
    特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の記録装置において、 上記ハウジングが、該ハウジング内の温度を均一化する
    ための形状を有していることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の記録装置において、 上記ハウジングの内面に熱拡散用のリブが形成されてい
    ることを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載の記録装置
    において、 上記印字消去手段が、セラミックヒータを備えた加熱ロ
    ーラを有していることを特徴とする記録装置。
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