JP2003236743A - 研磨用テンプレート - Google Patents
研磨用テンプレートInfo
- Publication number
- JP2003236743A JP2003236743A JP2002038634A JP2002038634A JP2003236743A JP 2003236743 A JP2003236743 A JP 2003236743A JP 2002038634 A JP2002038634 A JP 2002038634A JP 2002038634 A JP2002038634 A JP 2002038634A JP 2003236743 A JP2003236743 A JP 2003236743A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- template
- polished
- outer peripheral
- peripheral edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
Abstract
る研磨用テンプレートを提供しようとするもの。 【解決手段】 被研磨物2を嵌合してその表面を研磨す
る研磨用テンプレート1であって、その外周縁8に研磨
作業面9に対して約20〜70°の面取り加工が施され
た。よって、外周縁から研磨作業面へ研磨スラリーが回
り込んで流入しやすくなっている。また、外周縁の近傍
領域において研磨布とのエッジによる接触がなくなるた
め、被研磨物の研磨中に前記エッジ部分の破損によるコ
ンタミの発生や、研磨布をえぐって傷つけることを改善
することができる。
Description
ーやGaAS、ガラス、ハードディスク材、LCD基板
などの薄型基板その他各種の被研磨物の表面研磨の際に
使用できる研磨用テンプレートに関するものである。
シリコンウエハーなどの被研磨物21を嵌合し、対向する
研磨布22との間で研磨スラリーを供給しつつ相対回転さ
せ、該被研磨物21の表面を研磨する研磨用テンプレート
23が知られている。
研磨物21を弾性保持するバッキング材24が配置され、研
磨装置の定盤25に固着して使用される。
研磨の際、研磨用テンプレート23の外周縁のエッジ部分
26から研磨作業面27への研磨スラリーの回り込みが不十
分と考えられ、研磨効率があまりよくないという問題が
あった。また、被研磨物21の研磨中に前記エッジ部分26
が破損してコンタミが発生したり、エッジ部分26が対向
する研磨布22をえぐってその寿命を低下させることがあ
るという問題もあった。
来よりも研磨効率を向上させることができる研磨用テン
プレートを提供しようとするものである。
この発明では次のような技術的手段を講じている。 この発明の研磨用テンプレートは、被研磨物を嵌合
してその表面を研磨する研磨用テンプレートであって、
その外周縁に研磨作業面に対して約20〜70°の面取
り加工が施されたことを特徴とする。
に研磨作業面に対して約20〜70°の面取り加工が施
されたので、外周縁から研磨作業面へ研磨スラリーが回
り込んで流入しやすくなっている。また約20〜70°
という範囲(特に約45°が好ましい)の角度の面取り
加工としたので、加工面をできるだけ最小面積とするこ
とでガラス繊維やエポキシ樹脂などの脱離を抑えること
ができる。
のエッジによる接触がなくなるため、被研磨物の研磨中
に前記エッジ部分の破損によるコンタミの発生や、研磨
布をえぐって傷つけることを改善することができる。
うことができる。 前記面取り部分は約#100〜10000番のダイ
ヤモンドペーパー等にて滑らかな仕上げ加工が施された
こととしてもよい。
キシ樹脂のささくれが無くなりこれらの脱離を抑えるこ
とができ、多数枚(数十枚等)のウエハー研磨用のテン
プレートとして好適に対応することができる。
面を参照して説明する。
の研磨用テンプレート1は、シリコンウエハーなどの被
研磨物2を嵌合し、対向する研磨布3との間で研磨スラ
リーを供給しつつ相対回転させ、該被研磨物2の表面を
研磨するものである。
キシ製で0.5mm厚(通常0.1〜1.0mm程度)とし
ている。研磨対象のウェハー(直径2〜16インチ)
は、これより少し厚めである。
被研磨物2を弾性保持するポリウレタン製のバッキング
材4が配置・固着され、粘着剤層5を有するPETフィ
ルム6を介して研磨装置の定盤7に固着して使用され
る。
9に対して約45°の角度Rの面取り加工がルーター加
工で施されている。そして、前記面取り部分は#100
0番のダイヤモンドペーパーにて角部にRを付けながら
滑らかな仕上げ加工を施している。この面取りをして丸
く加工した半径は、約0.5Rから3Rである。さら
に、斜面部10のささくれを磨いて滑らかに仕上げてい
る。
磨物2がバッキング材4の方向に沈み込んで、研磨用テ
ンプレート1の表面と被研磨物2の研磨対象面とはほぼ
面一となる。
1の使用状態を説明する。
縁8に研磨作業面9に対して約45°の面取り加工が施
されたので、外周縁8から研磨作業面9へ研磨スラリー
が回り込んで流入しやすくなっており、従来よりも研磨
効率を向上させることができるという利点がある。
加工面をできるだけ最小面積とすることができるという
利点がある。前記面取り部分は約#1000番のダイヤ
モンドペーパーにて滑らかな仕上げ加工を施しているの
で、ガラス繊維やエポキシ樹脂の脱離を防止することが
できるという利点がある。
布3とのエッジによる接触がなくなるため、被研磨物2
の研磨中に前記エッジ部分の破損によるコンタミ(ガラ
ス繊維、エポキシ樹脂等)の発生や、研磨布3をえぐっ
て傷つけることを改善することができるという利点があ
る。
の効果を有する。
り込んで流入しやすくなっているので、従来よりも研磨
効率を向上させることができる研磨用テンプレートを提
供することができる。
明する要部断面図。
る要部断面図。
図。
図。
る要部断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 被研磨物を嵌合してその表面を研磨する
研磨用テンプレートであって、その外周縁に研磨作業面
に対して約20〜70°の面取り加工が施されたことを
特徴とする研磨用テンプレート。 - 【請求項2】 前記面取り部分は約#100〜1000
0番のダイヤモンドペーパー等にて滑らかな仕上げ加工
が施された請求項1記載の研磨用テンプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002038634A JP2003236743A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 研磨用テンプレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002038634A JP2003236743A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 研磨用テンプレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003236743A true JP2003236743A (ja) | 2003-08-26 |
JP2003236743A5 JP2003236743A5 (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=27779901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002038634A Pending JP2003236743A (ja) | 2002-02-15 | 2002-02-15 | 研磨用テンプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003236743A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006123092A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Okamoto Machine Tool Works Ltd | ウエハ保持用バッキング材およびそれを備える研磨ヘッド構造 |
JP2008153434A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | Elpida Memory Inc | 半導体装置の製造装置及び、半導体装置の製造方法 |
JP2009208199A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | テンプレートの製造方法およびこのテンプレートを用いた研磨方法 |
JP2010201534A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Fujibo Holdings Inc | 保持具 |
JP2013507764A (ja) * | 2009-10-07 | 2013-03-04 | エルジー・シルトロン・インコーポレーテッド | ウェーハ支持部材、その製造方法及びこれを備えるウェーハ研磨ユニット |
WO2014189038A1 (ja) * | 2013-05-20 | 2014-11-27 | 有限会社サクセス | 半導体ウエハ保持用冶具、半導体ウエハ研磨装置、及びワーク保持用冶具 |
WO2014189039A1 (ja) * | 2013-05-20 | 2014-11-27 | 有限会社サクセス | 半導体ウエハ保持用冶具、半導体ウエハ研磨装置、及びワーク保持用冶具 |
JP2017087332A (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-25 | 信越半導体株式会社 | テンプレートアセンブリの製造方法及びこのテンプレートアセンブリを用いた研磨方法並びにテンプレートアセンブリ |
-
2002
- 2002-02-15 JP JP2002038634A patent/JP2003236743A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006123092A (ja) * | 2004-10-29 | 2006-05-18 | Okamoto Machine Tool Works Ltd | ウエハ保持用バッキング材およびそれを備える研磨ヘッド構造 |
JP2008153434A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | Elpida Memory Inc | 半導体装置の製造装置及び、半導体装置の製造方法 |
US7722439B2 (en) | 2006-12-18 | 2010-05-25 | Elpida Memory, Inc. | Semiconductor device manufacturing apparatus and method |
JP4534165B2 (ja) * | 2006-12-18 | 2010-09-01 | エルピーダメモリ株式会社 | 半導体装置の製造装置及び、半導体装置の製造方法 |
JP2009208199A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | テンプレートの製造方法およびこのテンプレートを用いた研磨方法 |
JP2010201534A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Fujibo Holdings Inc | 保持具 |
JP2013507764A (ja) * | 2009-10-07 | 2013-03-04 | エルジー・シルトロン・インコーポレーテッド | ウェーハ支持部材、その製造方法及びこれを備えるウェーハ研磨ユニット |
WO2014189038A1 (ja) * | 2013-05-20 | 2014-11-27 | 有限会社サクセス | 半導体ウエハ保持用冶具、半導体ウエハ研磨装置、及びワーク保持用冶具 |
WO2014189039A1 (ja) * | 2013-05-20 | 2014-11-27 | 有限会社サクセス | 半導体ウエハ保持用冶具、半導体ウエハ研磨装置、及びワーク保持用冶具 |
JP5864823B2 (ja) * | 2013-05-20 | 2016-02-17 | 有限会社サクセス | 半導体ウエハ保持用冶具、半導体ウエハ研磨装置、及びワーク保持用冶具 |
JP5864824B2 (ja) * | 2013-05-20 | 2016-02-17 | 有限会社サクセス | 半導体ウエハ保持用冶具、半導体ウエハ研磨装置、及びワーク保持用冶具 |
JP2017087332A (ja) * | 2015-11-06 | 2017-05-25 | 信越半導体株式会社 | テンプレートアセンブリの製造方法及びこのテンプレートアセンブリを用いた研磨方法並びにテンプレートアセンブリ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7250368B2 (en) | Semiconductor wafer manufacturing method and wafer | |
EP1808887B1 (en) | Production method of semiconductor wafer | |
TW383256B (en) | Regeneration method and apparatus of wafer and substrate | |
WO2009107333A1 (ja) | 両面研磨装置用キャリア及びこれを用いた両面研磨装置並びに両面研磨方法 | |
JPH09270400A (ja) | 半導体ウェーハの製造方法 | |
JPH0866850A (ja) | ワークの平面研削方法及び装置 | |
JPH11254309A (ja) | ウェーハ加工装置および加工方法 | |
JPH0997775A (ja) | 半導体鏡面ウェーハの製造方法 | |
KR20000035712A (ko) | 반도체 웨이퍼 및 그 제조방법 | |
CN1330797A (zh) | 处理半导体晶片内置后表面损伤的方法 | |
JPH1154463A (ja) | 半導体鏡面ウェーハの製造方法 | |
JP2007067179A (ja) | 半導体ウエーハの鏡面研磨方法及び鏡面研磨システム | |
US6599760B2 (en) | Epitaxial semiconductor wafer manufacturing method | |
JP2003236743A (ja) | 研磨用テンプレート | |
JP2002231669A (ja) | 半導体ウェーハ用研磨布およびこれを用いた半導体ウェーハの研磨方法 | |
JP2003236743A5 (ja) | ||
JP2005205543A (ja) | ウエーハの研削方法及びウエーハ | |
JPH05315305A (ja) | ウェーハ研磨方法 | |
JP2007194556A (ja) | 半導体ウェーハの製造方法 | |
JPH11333703A (ja) | ポリッシング加工機 | |
JP2010040549A (ja) | 半導体ウェーハ及びその製造方法 | |
JP2000052242A (ja) | ワークホルダー | |
JP2002025950A (ja) | 半導体ウェーハの製造方法 | |
JP3821944B2 (ja) | ウェーハの枚葉式研磨方法とその装置 | |
JP2000233354A (ja) | ウェーハノッチ部ポリッシング加工装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040319 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20040319 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20040514 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040817 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050307 |