JP2003236713A - 深孔切削用スローアウエイチップと深孔切削用スローアウエイドリル - Google Patents

深孔切削用スローアウエイチップと深孔切削用スローアウエイドリル

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JP2003236713A JP2002041236A JP2002041236A JP2003236713A JP 2003236713 A JP2003236713 A JP 2003236713A JP 2002041236 A JP2002041236 A JP 2002041236A JP 2002041236 A JP2002041236 A JP 2002041236A JP 2003236713 A JP2003236713 A JP 2003236713A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削能力を飛躍的に向上するスローアウエイ
チップと、該チップを用いたスローアウエイドリルを提
案すること。 【解決手段】 中心部にボルト孔1を有し、周縁に外切
刃角αの刃先部2を有し、刃先部2から後部にかけて前
逃げ角βの逃げ面3を有してなるチップ本体4の刃先部
2一端縁側の本体側面5に刃先部2一端縁2aを含む本
体側面5の一部が没入した没入部6が形成され、該没入
部6の刃先部の一端縁2aに該刃先部6に直角に連続し
て後部側に延びる没入端縁7が形成され、該没入端縁7
によって、前記外切刃角αと前記前逃げ角βとによって
できる合成角γ、即ち からなる内切刃角γの没入刃先部8が形成されてなるチ
ップをドリルヘッド12に取着してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に深孔切削用の
スローアウエイチップ、即ち使い捨て用のチップと、該
チップを用いたスローアウエイドリルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】この種のスローアウエイチップが
ドリルヘッドに回転軸心に対して半径方向に取着される
場合に、該被削材の中心部分まで切削するためには、当
然にチップ刃先部が正確に回転軸心を通らなければなら
ない。しかし、ドリル中心部の切削速度は理論的にはゼ
ロであるから、この部分の刃先部にはスラスト抵抗が負
荷し、所謂チゼルエッジと言われ、切削力が働かない部
分となっており、これが切削能力を上げることができな
い一因となっている。
【0003】また、ドリルヘッドに取着されるチップ
は、ヘッド外周側と内周側とでは、外周側では、外切刃
角を有するもので、内周側では、内切刃角を有するもの
を用いる必要があるなど、チップの構造が異なってお
り、これがために製造単価を下げることが困難であっ
た。
【0004】本発明は、上述の難点を完全に除去し、切
削能力を飛躍的に向上することに成功したスローアウエ
イチップと、該チップを用いたスローアウエイドリルを
提案することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、請求項1に係る発明は、中心部にボルト孔1を有
し、周縁に外切刃角αの刃先部2を有し、刃先部2から
後部にかけて前逃げ角βの逃げ面3を有してなるチップ
本体4の刃先部2一端縁側の本体側面5に刃先部2一端
縁2aを含む本体側面5の一部が没入した没入部6が形
成され、該没入部6の刃先部の一端縁2aに該刃先部6
に直角に連続して後部側に延びる没入端縁7が形成さ
れ、該没入端縁7によって、前記外切刃角αと前記前逃
げ角βとによってできる合成角γ、即ち からなる内切刃角γの没入刃先部8が形成されてなる深
孔切削用スローアウエイチップに係る。
【0006】請求項2に係る発明は、前記没入刃先部8
のすくい面9に傾斜段部10が形成されてなる請求項1
に記載の深孔切削用スローアウエイチップに係る。
【0007】請求項3に係る発明は、前記没入部6は前
記ボルト孔1を挟んでチップ本体4の対称位置に一対形
成されてなる請求項1又は2に記載の深孔切削用スロー
アウエイチップに係る。
【0008】請求項4に係る発明は、ドリルヘッド12
の先端部にその軸心側から外周側にかけて複数のスロー
アウエイチップ11a〜11c(以下、チップ11とも
という)がボルト13によって取着されてなる深孔切削
用スローアウエイドリルにおいて、該チップ11は、請
求項1または2に記載のチップからなり、このうち、軸
心側のチップ11aは、その没入刃先部8がドリルヘッ
ド12の回転軸心Oに対して若干芯下がり位置にくるよ
う設けられ、これによって、該ドリルヘッド12の回転
軸心O付近に前記没入刃先部8の前記芯下がり量ε(正
確には、2×ε)に相当する非切削ゾーン14が形成さ
れてなる深孔切削用スローアウエイドリルに係る。
【0009】請求項5に係る発明は、前記没入刃先部8
の前記芯下がり量εに比例した直径のコアが非切削ゾー
ン14に生成形成される場合に、該没入刃先部8の直線
状の送り量sに比例して該刃先部8とコアとの接点Pが
螺旋状に移動する螺旋状の移動角度をθとしたとき、 の範囲に、前記芯下がり量εと前記送り量sが設定され
てなる請求項4に記載の深孔切削用スローアウエイドリ
ルに係る。
【0010】請求項6に係る発明は、前記没入部6はボ
ルト孔2を挟んでチップ本体4の対称位置に一対形成さ
れてなる請求項4又は5に記載の深孔切削用スローアウ
エイドリルに係る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明の一実施形
態のチップ11を示すもので、先ず図1に示すように、
チップ本体4は、正面視略平行四辺矩形状を呈し、その
中心部に正面15から後面16に向かって貫通するボル
ト孔1が形成され、図中上下部端縁は緩やかに平行に傾
斜して、これに外切刃角α(例えば12°)の刃先部
2,2が形成され、両刃先部2の正面側に図2をも参照
してJ状に没入したチップブレーカー17,17が形成
され、両刃先部2の背面側に後部側にかけて前逃げ角β
(例えば11°)の逃げ面3,3が形成される。
【0012】そして、図1、図2および図3に示すよう
に、チップ本体4の刃先部2の一端縁側の本体側面5
(図3)に刃先部一端縁2aを含む本体側面5の一部が
没入した没入部6が形成される。即ち、本体側面5は、
その正面15側から裏面16側にかけて前記逃げ面3と
同じ傾斜度の傾斜面に形成され、正面15寄り部分が最
も大きく突出しているが、この本体側面5の突出部分を
切欠するように、本体側面5を図3に示すように裏面側
に向かって正面側から直角xに切欠することによって本
体側面5の一部に没入部6が形成され、これによって該
没入部6に前記刃先部2、正確には刃先部一端縁2aに
連続した没入端縁7と該端縁7に続く没入側面9(図
1、図2)と該没入側面9のから傾斜状に延びる傾斜段
部10(図1、図3)とが形成される。そして、この没
入端縁7は、後述のように内切刃角γの没入刃先部8を
形成することになり、これが本発明の最大の特徴とする
ものである。なお、また没入側面9は該没入刃先部8の
すくい面9を形成することなる。
【0013】以上の構造からなる没入部6は、図1、図
3および図4から明らかなように、ボルト孔1を中心点
としてチップ本体4の点対称位置に一対形成されてい
る。なお、図1、図2において、18,19はチップ本
体3の正面側に両側面5,5にかけて形成される面取り
部である。
【0014】上記の実施形態からなるチップ11は、図
7または図8に示すように、その刃先部2がドリルヘッ
ド12の回転中心Oを通る中心線CLからR量だけ芯上
がり位置に取着される。
【0015】図5〜図6は、上記構造からなるチップ1
1をドリル本体20の先端部のドリルヘッド12に取着
した状態を示すもので、ドリルヘッド12の回転軸心O
から中心線CL方向にその軸心部側と中間部と外周部側
との3箇所に3つのチップ11(11a,11b,11
c)がボルト13によって取着されており、このうち、
軸心側のチップ11aは、その回転軸心O付近に取着さ
れることによって、図6、特に図7、更に図8に示すよ
うに、該軸心Oとチップ11(11a)の前記没入端縁
7との間に若干の空隙、例えば幅が0.8mm程度の非
切削ゾーン14が形成される。なお、図5及び図6にお
いて、21,22はドリルヘッド12及びドリル本体2
0にそれぞれ連通して開口される切屑排出用の孔、23
はボルト止めされたガイドパットである。
【0016】また図7、図8に示すように、チップ11
aは、その没入端縁7がドリルヘッド12の回転軸心O
を通る中心線CLより、例えば0.4mmの芯下がり量
εを有する位置にくるよう取り付けられる。
【0017】この状態で、チップ11aが面P及び面
Q、即ち、刃先部2及び没入端縁7を図中反時計方向a
に回転させることによって、没入端縁7が内切刃角γを
有する切刃部8として作用を果たし、その芯下がり量ε
に相当するコア、正確には、芯下がり量ε×2の直径に
相当するコアCが生成形成される。
【0018】その理由を以下に述べると、まず、図14
に示すように、トリルヘッド12に取着した複数のスロ
ーアウエイチップSa,Sbにおいて、外周部側の切削
を担当する外切刃Sbに対して、中心部側を切削するた
めにドリルヘッド12の回転中心Oをオーバーラップし
て取り付けた内切刃Saには、図14の一部を取り出
し、拡大して示すように、必ず内切刃角Θが必要であ
る。
【0019】そのため、従来にあっては、図14に示す
ように、外周部側の切削を担当する外切刃Sbには、外
切刃角αを有する外切刃Sbを取着し、中心部側の切削
を担当する内切刃Saには、内切刃角Θを有する内切刃
Saを取着するようにしていた。
【0020】これがために、当然のことながら、従来に
あっては、構造の異なった複数種類の切刃をドリルヘッ
ドに取り付ける必要があった。
【0021】本発明は、図5に示すように、外切刃11
c、中間切刃11b及び内切刃11aの何れも外切刃角
αを有する切刃を用いることができ、特に外切刃角αを
有する内切刃11aによっても、中心部側の切削が可能
とする構成を該切刃11aに付与したことを特徴とする
もので、後述のように(図8)、外切刃角αを有する内
切刃11aに内切刃角γを有する没入刃先部8を付与す
ることよって、中心部側の切削が可能としたものであ
る。
【0022】図7、特に図8のように、切刃部2は中心
線CLからR量だけ芯上がり状態に取り付けられ、これ
によって没入端縁7は中心線CLを直交してR量だけオ
ーバーラップして設けられている。
【0023】そして、回転中心Oを中心に矢印aの方向
にチップ11aが回転する際に、没入端縁7が内切刃角
を有するので、R量オーバーラップした部分の没入端縁
7が内切刃として、即ち、没入刃先部8としての作用を
果たすことができる。
【0024】即ち、図8において、刃先部2の外切刃角
をαとし、該刃先部2の前逃げ角をβとすれば、没入端
縁7によって、後述の計算式による合成角γとしての内
切刃角γの没入刃先部8が得られる。そして、回転軸心
Oを基準として面Pと面Qとを同一平面に並ぶよう反時
計方向に展開すると図9に示すようになる。
【0025】図8の状態からも分かるように、チップ1
1aは、刃先部2が外切刃角αを有する切刃として、ま
た没入刃先部8は内切刃角γを有する内切刃として、夫
々別の面に形成され、該没入刃先部8が回転軸心Oを中
心に回転することによって、回転軸心Oから没入刃先部
8の芯下がり量εに相当する半径の被削材を切削するこ
とになり、図示のように、該没入刃先部8の芯下がり量
ε×2に相当する直径のコアCが生成形成されることに
なる。このコアCの生成時には没入刃先部8は切削刃と
しての役割を担うので、切削抵抗を受けることが少な
く、長期間使用するも切刃の折損を可及的に少なくする
ことが可能となる。
【0026】没入刃先部8の内切刃角γ、即ち、外切刃
角αと前逃げ角βとによって得られる合成角γは、次の
計算式から、 となる。
【0027】図10において、チップ11aの没入端縁
7の厚さをTとし、刃先部2の外切刃角をαとし、逃げ
面3の前逃げ角をβとすると、A部拡大図に示すよう
に、点oから外切刃角αに直角となる補助線α1を引
き、該補助線α1と前逃げ角βによりできる隠れ線β1
の延長線との交点をQとすると、ここでo−Qは、前逃
げ角βと厚さTとの関係なので、 となる。
【0028】また、上述のように、没入刃先部8が内切
刃角γを有して回転軸心O側の切削が可能であるが、該
没入刃先部8によって、上述のように芯下がり量ε〔m
m〕を半径とするコアCが生成形成されるが、没入刃先
部8の内切刃角γ、芯下がり量ε及び没入刃先部8の送
り量sによっては、被削材との間で干渉が起こる場合が
あるので、没入刃先部8の芯下がり量εと送り量sは干
渉の起こらない領域の条件に設定する必要がある。
【0029】これを計算式で表すと、図11及び図12
において、芯下がり量ε〔mm〕を半径とするコアCが
発生するとき、このコアCと没入刃先部8とが接触する
点Pは送り量s〔mm/rev]により螺旋状に移動する。
このときの円周と点Pとのなす角度をθ〔°〕とする
と、図11及び図12に示す図を計算式で表すと、 が成り立つ。ゆえに、内切刃角γを有する没入刃先部8
の被削材に対する干渉が起こらない領域は、 と表すことができる。即ち、没入刃先部8の芯下がり量
εと送り量sは、 と同じか又はそれ以上の領域に設定する必要がある。
【0030】次に孔明け切削過程において起きる現象に
ついて述べると、図7および図13に示すように、矢印
方向aに回転するチップ11によって切削が進行するに
つれて、当然に被削材Wがチップ11の刃先部2で切削
され、切削された切削屑はチップブレーカー17(図
5、図6、図7)に細かく折り取られ排出されるが、こ
のうち、軸心側に位置するチップ11aには、前述のよ
うに、その刃先部2の一端縁2aに直交して連続して、
回転軸心Oに対して芯下がり量εを有する内切刃角γの
没入刃先部8が形成されており、これがために、チップ
11aの回転にともなって、回転軸心Oと芯下がり量ε
との距離、例えば回転軸心Oから0.4mmの位置で、
該没入刃先部8が被削材を切削し、回転軸心Oから0.
4mmまでの被削材は切削されないで非切削ゾーン14
を形成し、ここで、0.4mmを半径とするコアCが生
成形成される。
【0031】そして、本発明の実施形態においては、前
記没入部6の没入側面9は没入刃先部8のすくい面9に
相当し、これにチップブレーカーに相当する傾斜段部1
0が形成されているため、非切削ゾーン11で成長する
コアCは、図13に示すように、その成長途上で傾斜段
部10に衝突し、コアCの成長にともなって傾斜段部1
0への衝突圧力が確実に強くなり、しかも、該段部10
は傾斜面に形成されているため、傾斜面に沿う折り取り
方向への負荷が強力に働いて、コアCは強制的に且つ確
実に該傾斜段部10によって折り取られ脱落されること
になる。
【0032】また本発明の実施態様の特徴とする構造
は、図1および図4に示すように、前記没入部6は前記
ボルト孔1を挟んでチップ本体4の対称位置に一対形成
されてなることである。
【0033】これがために、ドリルヘッド12の外周側
に取着されたチップ11cの傾斜段部10は、ドリルヘ
ッド12の外周面に沿ってなだらかな流線状に傾斜して
連続することになる。
【0034】ドリルヘッド12が被削材中に切削進行し
て、その切削作業が終了したときには、ドリルヘッド1
2を被削材中から引き抜くことになるが、その際に従来
であればドリルヘッド12の外周面に位置するチップの
外周面側に突出している部分が一種のかえりとなって、
切削孔の切削壁を傷つけることがあったが、本発明の実
施形態によれば、前述のようにドリルヘッド12の外周
面側に突出している部分は傾斜段部10に形成され、ド
リルヘッド12の外周面に対して流線状に連続している
ため、ドリルヘッド12の引抜きの際に該チップ11c
によって切削壁を傷つけることはない。
【0035】なお、本発明の実施形態によれば、当然の
ことながら、一方側の刃先部2が摩耗すれば、チップ本
体4を180°反転させて、他方の刃先部2を使用する
ことができるから、それだけ長期間にわたって使用する
ことができる。
【0036】また従来であれば、チップをドリルヘッド
12に取着する際に、その軸心側、中間側および外周面
側に夫々構造や形状の異なった専用のチップを取着する
必要があり、それだけ取着作業が面倒であったが、本発
明の実施形態にあっては、図5および図6に示すよう
に、同一構造及び形状の一種類のチップ11(11a,
11b,11c)を、その軸心側、中間側および外周面
側に夫々取着することができるから、それだけ部品点数
を少なくすることができ、また取着作業も能率的に行う
ことができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1に係る発明の深孔切削用スロー
アウエイチップによれば、中心部にボルト孔1を有し、
周縁に外切刃角αの刃先部2を有し、刃先部2から後部
にかけて前逃げ角βの逃げ面3を有してなるチップ本体
4の刃先部2一端縁側の本体側面5に刃先部2一端縁2
aを含む本体側面5の一部が没入した没入部6が形成さ
れ、該没入部6の刃先部の一端縁2aに該刃先部6に直
角に連続して後部側に延びる没入端縁7が形成され、該
没入端縁7によって、没入刃先部8が形成されてチップ
11をドリルヘッド12の回転軸心Oに対して、該没入
刃先部8が若干の芯下がり量εを有して前記ボルト孔1
によってボルト止めすることによって、ドリルヘッド1
2の回転軸心Oの付近に非切削ゾーン14が形成され
て、所謂、切削作用に阻害するチゼルエッジを除去する
ことができるから、該チップ11を使用することによっ
て切削能力を格段に向上させることができる。
【0038】又、本発明の深孔切削用スローアウエイチ
ップによれば、前記没入端縁7によって、前記外切刃角
αと前記前逃げ角βとによってできる合成角γ、即ち からなる内切刃角γの没入刃先部8が形成されてなるた
め、没入刃先部8によって回転軸心O付近の被削材を切
削抵抗を少なくして切削することができ、それだけ没入
刃先部8の折損を可及的に少なくし、安定して使用する
ことができる。
【0039】又、ドリルヘッド12に取着されるチップ
11には、その外周側切削を担当する外切刃角αを有す
る切刃部と、回転軸心O側切削を担当する内切刃角γを
有する切刃の部分を備えてなるため、該チップ11をド
リルヘッド12の軸心側、中間側および外周面側の何れ
にも同じ構造及び形状の一種類のチップのみを取着する
ことができることになり、それだ製造面で有利となり、
且つ取着部位でのチップの種類の選定作業を必要としな
いからチップ11をドリルヘッド12に迅速容易に取着
することができる。
【0040】請求項2に係る発明の深孔切削用スローア
ウエイチップによれば、前記没入刃先部8のすくい面9
に傾斜段部10が形成されてなるため、切削作業途上で
非切削ゾーン14に生成成長するコアCは、傾斜段部1
0に当接して強制的に折り取られ、コアCを細切れにし
て良好にドリルヘッド12から排出することができる。
【0041】また請求項3に係る発明の深孔切削用スロ
ーアウエイチップよれば、前記没入部6は前記ボルト孔
1を挟んでチップ本体4の対称位置に一対形成されてな
るため、該チップをドリルヘッドに取着する際に、その
軸心側では、該没入部がチゼルエッジを除去する役割を
果たすと共に、その外周面側では、該没入部の傾斜段部
がドリルヘッドの外周面に沿う流線形を呈し、ドリルヘ
ッドの切削孔からの引抜き時において切削壁を損傷させ
ることなく円滑にドリルヘッドを被削材の切削孔から引
き抜くことができる。
【0042】また請求項4に係る発明の深孔切削用スロ
ーアウエイドリルによれば、ドリルヘッド12の先端部
にその軸心側から外周側にかけて複数のスローアウエイ
チップ11a〜11c(以下、チップ11ともという)
がボルト13によって取着されてなる深孔切削用スロー
アウエイドリルにおいて、該チップ11は、請求項1ま
たは2に記載のチップからなり、このうち、軸心側のチ
ップ11aは、その没入刃先部8がドリルヘッド12の
回転軸心Oに対して若干芯下がり位置にくるよう設けら
れ、これによって、該ドリルヘッド12の回転軸心O付
近に前記没入刃先部8の前記芯下がり量ε(正確には、
2×ε)に相当する非切削ゾーン14が形成されてなる
ため、チップ11をドリルヘッド12の回転軸心Oに対
して、該没入刃先部8が若干の芯下がり量εを有して前
記ボルト孔1によってボルト止めされることによって、
ドリルヘッド12の回転軸心Oの付近に非切削ゾーン1
4が形成されて、所謂、切削作用に阻害するチゼルエッ
ジを除去することができるから、該チップ11を使用す
ることによって切削能力を格段に向上させることができ
る。
【0043】又、本発明の深孔切削用スローアウエイド
リルによれば、前記没入端縁7によって、前記外切刃角
αと前記前逃げ角βとによってできる合成角γ、即ち からなる内切刃角γの没入刃先部8が形成されてなるチ
ップ11を取着してなるため、没入刃先部8によって回
転軸心O付近の被削材を切削抵抗を少なくして切削する
ことができ、それだけ没入刃先部8の折損を可及的に少
なくし、長期にわたって安定して使用することができ
る。
【0044】又、ドリルヘッド12に取着されるチップ
11には、その外周側切削を担当する外切刃角αを有す
る切刃部と、回転軸心O側切削を担当する内切刃角γを
有する切刃の部分を備えてなるため、該チップ11をド
リルヘッド12の軸心側、中間側および外周面側の何れ
にも同じ構造及び形状の一種類のチップのみを取着する
ことができることになり、それだ製造面で有利となり、
且つ取着部位でのチップの種類の選定作業を必要としな
いからチップ11をドリルヘッド12に迅速容易に取着
することができる。
【0045】又、請求項5に係る発明の深孔切削用スロ
ーアウエイドリルによれば、前記没入刃先部8の前記芯
下がり量εに比例した直径のコアが非切削ゾーン14に
生成形成される場合に、該没入刃先部8の直線状の送り
量sに比例して該刃先部8とコアとの接点Pが螺旋状に
移動する螺旋状の移動角度をθとしたとき、 の範囲に、前記芯下がり量εと前記送り量sが設定され
てなるため、所謂切削途上でドリルヘッド12の回転軸
心O側に取着される内切刃角γを有するチップ11a
が、その切削作業途上で被削材との干渉によりチップ1
1aの折損等の発生することはない。
【0046】又、請求項6に係る発明の深孔切削用スロ
ーアウエイドリルによれば、前記没入部6はボルト孔2
を挟んでチップ本体4の対称位置に一対形成されてなる
ため、該チップをドリルヘッドに取着する際に、その軸
心側では、該没入部がチゼルエッジを除去する役割を果
たすと共に、その外周面側では、該没入部の傾斜段部が
ドリルヘッドの外周面に沿う流線形を呈し、ドリルヘッ
ドの切削孔からの引抜き時において切削壁を損傷させる
ことなく円滑にドリルヘッドを被削材の切削孔から引き
抜くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るチップの正面図で
ある。
【図2】 図1のIIーII線端面図である。
【図3】 同平面図である。
【図4】 図3のIVーIV線断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態のチップをドリルヘッド
に取着した状態の正面図である。
【図6】 同平面図である。
【図7】 同要部の拡大平面図である。
【図8】 同要部の作用を説明するための説明図であ
る。
【図9】 同要部の作用を説明するための説明図であ
る。
【図10】 同要部の作用を説明するための説明図であ
る。
【図11】 同他の要部の作用を説明するための説明図
である。
【図12】 同他の要部の作用を説明するための説明図
である。
【図13】 同実施形態の作用を説明するための説明図
である。
【図14】 従来技術のドリルヘッドを示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ボルト孔 2 刃先部 2a 刃先部一端縁 3 逃げ面 4 チップ本体 5 本体側面 6 没入部 7 没入端縁 8 没入刃先部 9 すくい面 10 傾斜段部 11 スローアウエイチップ 12 ドリルヘッド 13 ボルト 14 非切削ゾーン α 外切刃角 β 前逃げ角 γ 合成角又は内切刃角 ε 芯下がり量 O 回転軸心 C コア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部にボルト孔1を有し、周縁に外切
    刃角αの刃先部2を有し、刃先部2から後部にかけて前
    逃げ角βの逃げ面3を有してなるチップ本体4の刃先部
    2一端縁側の本体側面5に刃先部2一端縁2aを含む本
    体側面5の一部が没入した没入部6が形成され、該没入
    部6の刃先部の一端縁2aに該刃先部6に直角に連続し
    て後部側に延びる没入端縁7が形成され、該没入端縁7
    によって、前記外切刃角αと前記前逃げ角βとによって
    できる合成角γ、即ち、 からなる内切刃角γの没入刃先部8が形成されてなる深
    孔切削用スローアウエイチップ。
  2. 【請求項2】 前記没入刃先部8のすくい面9に傾斜段
    部10が形成されてなる請求項1に記載の深孔切削用ス
    ローアウエイチップ。
  3. 【請求項3】 前記没入部6は前記ボルト孔1を挟んで
    チップ本体4の対称位置に一対形成されてなる請求項1
    又は2に記載の深孔切削用スローアウエイチップ。
  4. 【請求項4】 ドリルヘッド12の先端部にその軸心側
    から外周側にかけて複数のスローアウエイチップ11a
    〜11c(以下、チップ11ともという)がボルト13
    によって取着されてなる深孔切削用スローアウエイドリ
    ルにおいて、該チップ11は、請求項1または2に記載
    のチップからなり、このうち、軸心側のチップ11a
    は、その没入刃先部8がドリルヘッド12の回転軸心O
    に対して若干芯下がり位置にくるよう設けられ、これに
    よって、該ドリルヘッド12の回転軸心O付近に前記没
    入刃先部8の前記芯下がり量ε(正確には、2×ε)に
    相当する非切削ゾーン14が形成されてなる深孔切削用
    スローアウエイドリル。
  5. 【請求項5】 前記没入刃先部8の前記芯下がり量εに
    比例した直径のコアが非切削ゾーン14に生成形成され
    る場合に、該没入刃先部8の直線状の送り量sに比例し
    て該刃先部8とコアとの接点Pが螺旋状に移動する螺旋
    状の移動角度をθとしたとき、 の範囲に、前記芯下がり量εと前記送り量sが設定され
    てなる請求項4に記載の深孔切削用スローアウエイドリ
    ル。
  6. 【請求項6】 前記没入部6はボルト孔2を挟んでチッ
    プ本体4の対称位置に一対形成されてなる請求項4又は
    5に記載の深孔切削用スローアウエイドリル。
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