JP2003236678A - フラッシュバット溶接機用スパッタ回収装置 - Google Patents

フラッシュバット溶接機用スパッタ回収装置

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JP2003236678A
JP2003236678A JP2002036974A JP2002036974A JP2003236678A JP 2003236678 A JP2003236678 A JP 2003236678A JP 2002036974 A JP2002036974 A JP 2002036974A JP 2002036974 A JP2002036974 A JP 2002036974A JP 2003236678 A JP2003236678 A JP 2003236678A
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建治 中島
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勇 川田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】周囲にスパッタが飛散することを防ぐことがで
き、機械を停止させることなく機械に付着したスパッタ
を除去することができ、作業の効率化を図ることがで
き、しかも装置をコンパクトにすることができるフラッ
シュバット溶接機用スパッタ回収装置を提供する。 【解決手段】フラッシュバット溶接機10において、一
対の被溶接材の接触部分を被うカバーを備えたスパッタ
回収装置20が設けられており、スパッタ回収装置20
が、カバー内面に沿って移動可能に設けられたスクレー
パ31を備えており、スクレーパ31が、その側面をカ
バー内面に接触させた状態で移動する。カバーによっ
て、被溶接材同士を溶接したときに発生するスパッタが
周囲に飛散することを防ぐことができる。そして、溶接
作業を停止させることなくカバーを清掃することができ
るので、溶接作業の効率化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュバット
溶接機用スパッタ回収装置に関する。一対の電極にそれ
ぞれ保持された一対の被溶接材同士を接触させて、フラ
ッシュバット溶接を行う溶接機において、一対の被溶接
材間に通電したときには、両者の接触面から溶融金属
(以下、スパッタという)が周囲に飛散する。このスパ
ッタは、非常に高温かつ高エネルギーを有するので、周
囲の機器に溶着して、その機器の故障発生の原因となっ
たり、また、人体に接触すると火傷を起こすなど、非常
に危険である。本発明はかかるスパッタが周囲に飛散す
ることを防ぐためのフラッシュバット溶接機用スパッタ
回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビレットを所定の断面形状に成形する連
続圧延設備では、順次供給されるビレットの軸方向両端
部同士をフラッシュバット溶接機によって溶接してか
ら、圧延機に送り成形している。このため、圧延機に
は、とぎれることなく連続してビレットが供給されるの
で、圧延作業を効率良く行うことができる。ところが、
フラッシュバット溶接を行うと、その溶接部からはスパ
ッタが飛散するので、従来は、ビレット同士を接触させ
た部分の周囲に、衝立状のカバーを設けて、スパッタが
周囲に飛散することを防いでいた。しかし、このような
衝立状のカバーでは、ビレット同士を接触させた部分を
完全に被うことができないため、カバーがない部分から
スパッタが周囲に飛び散るという問題がある。また、カ
バー内壁に当たったスパッタがカバーの内壁や電極等に
付着すると機械の絶縁不良を発生させる原因となるた
め、スパッタを定期的に除去しなければならない。する
と、スパッタ除去作業の度に圧延作業を停止させなけれ
ばならず圧延作業の効率が悪くなるという問題がある。
【0003】上記のごとき問題を解決する技術として、
特開2000−126897(従来例1)に記載された
技術がある。図8は従来例1のフラッシュバット溶接機
用スパッタカバーの概略説明図である。図8に示すよう
に、従来例1のフラッシュバット溶接機用スパッタカバ
ーは、上カバー110 と下カバー120 とから構成されてお
り、この上カバー110 と下カバー120 によってビレット
B同士の溶接接合部分を完全に被っている。そして、各
側壁111 ,121 を傾斜して形成し、その内面に水を流し
て、水の膜を形成している。そして、上カバー110 の前
壁および背壁は、その外面に形成された水冷パイプによ
って冷却されている。このため、側壁111 ,121 に向か
って飛んできたスパッタは水膜によって冷却されてから
側壁111 ,121 に接触する。しかも、側壁111 ,121 は
傾斜して形成されているから、スパッタが側壁111 ,12
1 に衝突するときの衝突力をそらすことができる。よっ
て、飛散してきたスパッタが側壁111 ,121 に付着する
ことを防ぐことができる。また、上カバー110 の前壁お
よび背壁は冷却パイプによって冷却されており、その温
度が低くなっているので、スパッタが付着することを防
ぐことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来例1の
フラッシュバット溶接機用カバーには以下の(i)〜(i
ii) に示す問題がある。 (i)上記のように、水膜によってスパッタを冷却した
り、側壁を傾斜させることによってスパッタの衝突力を
そらしたりすれば、粒径が小さく温度も比較的低いスパ
ッタであれば側壁111 ,121 に付着することを防ぐこと
ができる。しかし、粒径が大きく温度が非常に高いスパ
ッタが飛散した場合には、そのスパッタを完全に冷却す
ることはできないし、スパッタが側壁111 ,121 に衝突
するときの衝突力も大きくなるので、このようなスパッ
タは側壁111 ,121 に付着してしまう。すると、付着し
たスパッタを除去するためには、従来のカバーと同様
に、圧延作業を停止してスパッタ除去作業を行う必要が
あるという問題がある。 (ii)従来例1では、カバーそのものの内面に付着する
スパッタを少なくすることはできるが、ビレットBを支
持する電極にスパッタが付着することを防ぐことはでき
ない。このため、電極に付着したスパッタを除去するス
パッタ除去作業のサイクルタイムは、結局、従来の溶接
機とあまり変らない。したがって、スパッタを除去のた
めに圧延作業を停止させる時間はそれほど短縮できない
ので、圧延作業の効率化を十分に図ることができないと
いう問題がある。 (iii) 複数のストランドを有する連続圧延設備の場合、
一のストランドにおいてビレットB同士を溶接している
間も、隣接するストランドにはビレットBが送られてい
る。ところが、従来例1のカバーは、その側壁111 ,12
1 は傾斜しているため、その幅が広くなっており、従来
例1のカバーを用いて溶接箇所を被った場合には、側壁
111 ,112 が隣接するビレットBに接触してしまう可能
性がある。
【0005】本発明はかかる事情に鑑み、周囲にスパッ
タが飛散することを防ぐことができ、機械を停止させる
ことなく機械に付着したスパッタを除去することがで
き、作業の効率化を図ることができ、しかも装置をコン
パクトにすることができるフラッシュバット溶接機用ス
パッタ回収装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のフラッシュバ
ット溶接機用スパッタ回収装置は、一対の被溶接材を接
触させた状態で加圧して溶接するフラッシュバット溶接
機において、前記一対の被溶接材の接触部分を被うカバ
ーを備えたスパッタ回収装置が設けられており、該スパ
ッタ回収装置が、前記カバー内面に沿って移動可能に設
けられたスクレーパを備えており、該スクレーパが、そ
の側面を前記カバー内面に接触させた状態で移動するこ
とを特徴とする。請求項2のフラッシュバット溶接機用
スパッタ回収装置は、請求項1記載の発明において、前
記スクレーパが、上方に飛散するスパッタを受け止める
上部カバーとなっていることを特徴とする。請求項3の
フラッシュバット溶接機用スパッタ回収装置は、請求項
1記載の発明において、前記カバーの下方に、前記スク
レーパの下面と平行な方向に移動可能に設けられた、ス
クレーパ清掃部を備えており、前記スクレーパが降下し
たときに、前記スクレーパ清掃部が、その上端縁を前記
スクレーパの下面に接触させた状態で移動することを特
徴とする。請求項4のフラッシュバット溶接機用スパッ
タ回収装置は、請求項1記載の発明において、前記カバ
ー内面に、水膜が形成されたことを特徴とする。請求項
5のフラッシュバット溶接機用スパッタ回収装置は、請
求項1記載の発明において、前記フラッシュバット溶接
機が、前記一対の被溶接材をそれぞれ保持する一対の電
極を備えており、前記スクレーパが、その前面および背
面を前記一対の電極の互いに対向する面に接触させた状
態で移動することを特徴とする。請求項6のフラッシュ
バット溶接機用スパッタ回収装置は、請求項5記載の発
明において、前記カバーにおける前記一対の電極の両側
方に位置する内面が、鉛直面に形成されており、前記一
対の電極の互いに対向する面が、鉛直面に形成されてお
り、前記スクレーパが、その前面、背面および両側面
を、前記一対の電極の互いに対向する面および前記カバ
ーにおける前記一対の電極の両側方に位置する内面に接
触するように設けられており、前記スクレーパを鉛直に
昇降させる昇降手段が設けられたことを特徴とする。請
求項7のフラッシュバット溶接機用スパッタ回収装置
は、請求項6記載の発明において、前記カバーが、前記
一対の電極の両側方に一対のシャッタを備えており、該
一対のシャッタが、前記一対の電極の側面に沿って移動
可能に設けられており、該一対のシャッタを移動させる
と、該一対のシャッタが前記一対の電極によって保持さ
れた前記一対の被溶接材の高さに出没することを特徴と
する。請求項8のフラッシュバット溶接機用スパッタ回
収装置は、請求項7記載の発明において、前記一対のシ
ャッタが、平板状の部材であり、各シャッタが、鉛直に
配設されたことを特徴とする。
【0007】請求項1の発明によれば、カバーによっ
て、被溶接材同士を溶接したときに発生するスパッタが
周囲に飛散することを防ぐことができる。そして、その
スパッタがカバー内面に付着しても、スクレーパをカバ
ー内面に沿って移動させれば、スクレーパによってカバ
ー内面に付着したスパッタを掻き落とすことができる。
よって、溶接作業を停止させることなくカバーを清掃す
ることができるので、溶接作業の効率化を図ることがで
きる。請求項2の発明によれば、スクレーパが上方に飛
散するスパッタを受け止めるカバーの役割も兼ねている
ので、スパッタ飛散防止専用の上部カバーを設ける必要
がないので、装置の構造を簡単にすることができ、装置
をコンパクトにすることができる。請求項3の発明によ
れば、スクレーパの下面にスパッタが付着しても、その
スパッタをスクレーパ清掃部によって掻き落とすことが
できる。したがって、スクレーパによるスパッタ除去能
力が低下することを防ぐことができる。請求項4の発明
によれば、スパッタがカバー内面に接触する前にスパッ
タを冷却することができるので、カバー内面に付着する
スパッタを低減させることができる。請求項5の発明に
よれば、スクレーパを移動させれば、カバー内面だけで
なく一対の電極における互いに対向する面、つまり一対
の電極の被溶接材同士の接触部分に向いた面に付着した
スパッタも掻き落とすことができる。また、一対の電極
間に被溶接材が位置しない時間を設け、その時間にスク
レーパを移動させれば、溶接作業を停止させなくても一
対の電極における互いに対向する面を清掃できるので、
溶接作業の効率化を図ることができる。請求項6の発明
によれば、昇降手段によってスクレーパを昇降させれ
ば、一対の電極の互いに対向する面およびカバーにおけ
る両側方の内面に付着したスパッタを同時に掻き落とす
ことができる。しかも、一対の電極の互いに対向する面
およびカバーにおける両側方の内面がすべて鉛直面に形
成されているから、各面におけるスパッタを確実に掻き
落とすことができる。したがって、作業の効率化を図る
ことができ、スパッタ除去作業の時間を短縮することが
できる。請求項7の発明によれば、シャッタを移動させ
れば、シャッタを被溶接材の水平位置から退避させるこ
とができる。このため、複数のストランドを有する設備
に設けた場合、シャッタを退避させておけば、フラッシ
ュバット溶接機を一のストランドから他のストランドに
移動させるときにシャッタが邪魔にならない。請求項8
の発明によれば、スパッタ回収装置の幅を狭くできるの
で、装置をコンパクトにすることができる。したがっ
て、複数のストランドを有する圧延装置などに使用して
も、カバーが隣接するストランドに保持されている被溶
接材にシャッタが接触することを防ぐことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図5および図6はフラッシュバット
溶接機10を備えた連続加工設備1の概略説明図であ
る。図7は図5のVII-VII 線矢視図である。まず、本実
施形態のフラッシュバット溶接機用スパッタ回収装置2
0を説明する前に、本実施形態のフラッシュバット溶接
機用スパッタ回収装置20を備えたフラッシュバット溶
接機10およびこのフラッシュバット溶接機10を備え
た連続加工設備1を説明する。
【0009】図5および図6において、符号B1は図示
しないビレット供給装置(図5および図6では右方に配
置されている)から供給されるビレットを示しており、
符号B2は図示しない連続圧延装置等の連続加工装置
(図5および図6では左方に配置されている)に供給さ
れるビレットを示している。また、符号Bは、ビレット
B1とビレットB2が溶接され、ビレット供給装置から
連続加工装置までが一続きとなったビレットを示してい
る。上記のビレットB、ビレットB1およびビレットB
2は、ビレット供給装置から連続加工装置、つまり、図
5および図6において右から左に送られる。また、符号
R1は、前記ビレット供給装置と前記連続加工装置との
間の地面に、前記ビレットB1,B2の送り方向と平行
に設けられた送り方向レールを示している。
【0010】図5および図6に示すように、前記送り方
向レールR1には、フラッシュバット溶接機10が載せ
られている。このフラッシュバット溶接機10は、その
可動ベース11の下端に車輪11r を有しており、この車
輪11r によって送り方向レールR1の軸方向に沿って移
動可能に設けられている。つまり、フラッシュバット溶
接機10は、前記ビレット供給装置と前記連続加工装置
の間を移動することができるのである。
【0011】図5および図7に示すように、このフラッ
シュバット溶接機10は、前記ビレットB1の先端部を
保持する上流側電極18と、前記ビレットB2の後端部
を保持する下流側電極19とを備えている。この上流側
電極18は、上電極18a と下電極18b から構成されてお
り、この上電極18a および下電極18b を、それぞれ上電
極移動用シリンダ16および下電極移動用シリンダ17
によって互いに接近離間させることによってビレットB
1を保持することができる。また、下流側電極19も、
上流側電極18と同様に、上電極19a と下電極19bから
構成されており、それぞれ上電極移動用シリンダ16お
よび下電極移動用シリンダ17によって互いに接近離間
させることによってビレットB2を保持することができ
る。
【0012】このため、ビレットB1の先端とビレット
B2の後端を接触させた状態において、フラッシュバッ
ト溶接機10の上流側電極18および下流側電極19に
よってビレットB1およびビレットB2を保持し、上流
側電極18と下流側電極19との間に通電すれば、ビレ
ットB1とビレットB2とをフラッシュバット溶接し
て、一続きの連続したビレットBとすることができる。
しかも、フラッシュバット溶接機10を、ビレットB1
等の送り速度と同じ速度でビレット供給部から連続加工
装置に向かって移動させ、その移動中にビレットB1と
ビレットB2とを溶接すれば、連続加工装置へのビレッ
トB2の供給を停止することなくビレットB1とビレッ
トB2を溶接することができる。
【0013】なお、上流側電極18および下流側電極1
9の内面、つまり互いに対向する面は、それぞれ鉛直か
つ平坦な面に形成されている。しかも、上電極18a の内
面と下電極18b の内面、および上電極19a の内面と下電
極19b の内面は、それぞれ同じ鉛直面上に位置するよう
に形成されているが、その理由は後述する。
【0014】また、連続加工装置が複数のビレットBを
同時に加工するような場合には、図6に示すように、フ
ラッシュバット溶接機10を備えた連続加工設備1には
ビレットを通過させる経路(以下、ストランドSとい
う)が複数列設けられる。図5〜図7に示すように、こ
のような複数のストランドSを有する連続加工設備1に
設けられるフラッシュバット溶接機10は、前記車輪11
r が下端に設けられた可動ベース11と、前記上流側電
極18および下流側電極19および後述するフラッシュ
バット溶接機用スパッタ回収装置20が取り付けられた
溶接部12とから構成され、溶接部12が、可動ベース
11に対して、フラッシュバット溶接機10の移動方向
と直交する方向に移動可能に設けられる。具体的には、
可動ベース11の上面にはストランド変更用レールR2
が設けられ、このストランド変更用レールR2は、その
軸方向がフラッシュバット溶接機10の移動方向と直交
するように配設される。そして、このストランド変更用
レールR2上に溶接部12が載せられており、溶接部1
2は、その下端に車輪12rを有しているから、この車輪1
2r によってストランド変更用レールR2の軸方向に移
動することができる。
【0015】このため、溶接部12をストランド変更用
レールR2に沿って移動させればビレットB1とビレッ
トB2とを溶接するストランドSを変更することができ
る。つまり、1つのフラッシュバット溶接機10で複数
のストランドSを通過するビレットB1,B2を溶接す
ることができるのである。
【0016】さて、本実施形態のフラッシュバット溶接
機用スパッタ回収装置20について説明する。図1は本
実施形態のフラッシュバット溶接機用スパッタ回収装置
20が設けられたフラッシュバット溶接機10の概略説
明図である。図2は図1のII−II線概略断面矢視図であ
る。図1および図2に示すように、本実施形態のフラッ
シュバット溶接機用スパッタ回収装置20は、前記フラ
ッシュバット溶接機10に設けられたものであり、この
フラッシュバット溶接機10によってビレットB1とビ
レットB2とをフラッシュバット溶接したときに発生す
るスパッタが周囲に飛散することを防ぐためのものであ
る。とくに、本実施形態のフラッシュバット溶接機用ス
パッタ回収装置20は、スパッタの飛散を防ぐだけでな
く、周囲の部材に付着したスパッタを、フラッシュバッ
ト溶接機10を備えた連続加工設備1における溶接作業
を停止させることなく除去できるようにしたことが特徴
である。
【0017】図3は図2のIII-III 線概略断面矢視図で
ある。図1および図3に示すように、前記上流側電極1
8および下流側電極19の両側方(図2では左右)に
は、上下一対のシャッタ21,22が設けられている。
上シャッタ21および下シャッタ22は、平板状の部材
であり、その内面、つまり電極18,19側の面が鉛直
面になるように配設されている。しかも、上シャッタ2
1の内面および下シャッタ22の内面は、それぞれ同じ
鉛直面上に位置するように形成されている。この上シャ
ッタ21は、その前端および後端が前後一対の上シャッ
タ移動用シリンダ23,23のロッドの先端に取り付け
られている。この上シャッタ移動用シリンダ23は、そ
のロッドの軸方向が鉛直下向きに配設されている。一
方、下シャッタ22は、その前端および後端が前後一対
の下シャッタ移動用シリンダ24,24のロッドの先端
に取り付けられている。この下シャッタ移動用シリンダ
24は、そのロッドの軸方向が鉛直上向きに設けられて
いる。
【0018】このため、上シャッタ移動用シリンダ23
および下シャッタ移動用シリンダ24によって、上下一
対のシャッタ21,22を接近させれば、上流側電極1
8および下流側電極19、つまりビレットB1とビレッ
トB2とを溶接する部分の側方を外部から遮蔽すること
ができる。逆に、上下一対のシャッタ21,22を離間
させれば、上下一対のシャッタ21,22を、ビレット
Bの水平位置よりも、上方および下方にそれぞれ退避さ
せることができる。すると、溶接部12を一のストラン
ドSから他のストランドSに移動させるときに、上下一
対のシャッタ21,22がビレットBに接触しない。よ
って、フラッシュバット溶接機10の溶接部12がスト
ランドS間を移動するときに、上下一対のシャッタ2
1,22が邪魔にならない。
【0019】また、上シャッタ21および下シャッタ2
2は平板であるからその厚さが薄く、左右の上下一対の
シャッタ21,22の外面同士の距離を短くできる。し
かも、上シャッタ移動用シリンダ23および下シャッタ
移動用シリンダ24は、その軸方向が鉛直に配設されて
いるから、上シャッタ21および下シャッタ22を、そ
の内面を鉛直面に保ったまま、上下に昇降させることが
できる。このため、フラッシュバット溶接機用スパッタ
回収装置20の幅およびその可動範囲を狭くできるの
で、装置をコンパクトにすることができる。よって、複
数のストランドSを有する場合であっても、上下一対の
シャッタ21,22が、隣接するストランドSに保持さ
れているビレットBに接触することを防ぐことができ
る。
【0020】つぎに、スパッタ除去手段30を説明す
る。図4は図1のIV−IV線概略断面矢視図である。図3
および図4に示すように、前記上流側電極18、下流側
電極19および両側方の上シャッタ21で囲まれた空間
には、スパッタ除去手段30のスクレーパ31が設けら
れている。このスクレーパ31は、その左右両側面は、
両側方の上シャッタ21の内面に接触するように設けら
れており(図4参照)、スクレーパ31の前面および後
面は、それぞれ上流側電極18の上電極18a の内面およ
び下流側電極19の上電極19a 内面に接触するように設
けられている(図3参照)。
【0021】このスクレーパ31の上端は、スクレーパ
移動用シリンダ32のロッドの先端に取り付けられてい
る。このスクレーパ移動用シリンダ32は、そのロッド
の軸方向が鉛直下向きに配設されている。
【0022】このため、スクレーパ移動用シリンダ32
を伸縮させれば、スクレーパ31を鉛直方向に沿って上
下に昇降させることができる。そして、両側方の上シャ
ッタ21の内面、上流側電極18の上電極18a の内面お
よび下流側電極19の上電極19a 内面は全て鉛直面に形
成されているから、スクレーパ31を鉛直方向に沿って
昇降させれば、スクレーパ31を、その外周面を両側方
の上シャッタ21の内面、上流側電極18の上電極18a
の内面および下流側電極19の上電極19a 内面に接触さ
せたまま移動させることができる。しかも、上シャッタ
21の内面と下シャッタ22の内面は同じ鉛直面上にあ
り、各電極18,19の上電極18a ,19aの内面と下電極
18b ,19bの内面も同じ鉛直面上にあるから、スクレーパ
31の外周面を両側方の下シャッタ22の内面、上流側
電極18の下電極18b の内面および下流側電極19の下
電極19b 内面に接触させたまま移動させることもでき
る。つまり、スクレーパ31の外周面に、上流側電極1
8の内面、下流側電極19の内面および上下一対のシャ
ッタ21,22の内面(以下、単に上流側電極18等の
内面という)を摺動させることができる。
【0023】よって、スパッタ除去手段30によれば上
流側電極18等の内面にスパッタが付着しても、スクレ
ーパ31を上流側電極18等の内面に沿って移動させれ
ば、スクレーパ31によって上流側電極18等の内面に
付着したスパッタを全て同時に掻き落とすことができ
る。しかも、上流側電極18等の内面に付着したスパッ
タを全て同時に掻き落とすことができるから、作業の効
率化を図ることができ、スパッタ除去作業の時間を短縮
することができる。
【0024】さらに、一対の電極18,19間にビレッ
トBが位置しない時間を設け、その時間にスクレーパ3
0を移動させれば、溶接作業を停止させなくても上流側
電極18等の内面を清掃できるので、溶接作業の効率化
を図ることができる。例えば、フラッシュバット溶接機
10がストランドSを移動する途中や、移動した後、溶
接作業を行う前にスクレーパ31を昇降させれば、溶接
作業を停止させることなく上流側電極18等の内面を清
掃することができるのである。
【0025】さらに、スクレーパ31は、その外周面
が、常に上流側電極18、下流側電極19および上下一
対のシャッタ21,22の内面等の全てに接触している
から、上流側電極18と下流側電極19の間の空間、つ
まりビレットB1とビレットB2を溶接する空間を覆う
ことができる。つまり、ビレットB1,B2を溶接した
ときに発生するスパッタのうち、上方に周囲に飛散する
スパッタをスクレーパ31によって受け止めることがで
きる。したがって、スクレーパ31が上方に飛散するス
パッタを受け止めるカバーの役割も兼ねているので、ス
パッタ飛散防止専用の上部カバーを別途設ける必要がな
いので、装置の構造を簡単にすることができ、装置をコ
ンパクトにすることができる。
【0026】上記の上下一対のシャッタ21,22およ
びスクレーパ31が、特許請求の範囲にいうカバーを構
成しており、スクレーパ移動用シリンダ32が特許請求
の範囲にいう昇降手段である。
【0027】また、図示しないが、前記上シャッタ21
には、その内部に冷却水を流す冷却水通路が設けられて
いる。そして、上シャッタ21の内面における上端部に
は、冷却水通路の水を上シャッタ21の内面に沿って流
下させるための冷却水排出孔が設けられている。このた
め、前記冷却水排水孔から水を流出させると、上シャッ
タ21の内面には水の膜が形成され、上シャッタ21と
下シャッタ22が接近しているときには、この水は下シ
ャッタ22の内面も流れて下シャッタ22の内面にも水
の膜が形成される。よって、この水の膜によって、スパ
ッタが上下一対のシャッタ21,22の内面に接触する
前に、スパッタを冷却することができるので、上下一対
のシャッタ21,22内面に付着するスパッタを低減さ
せることができる。
【0028】なお、図示しないが、上シャッタ21だけ
でなく、下シャッタ22、上流側電極18および下流側
電極19には、いずれも冷却水を流すための冷却水通路
が設けられ、各部材の温度が必要以上に上昇することを
防いでいる。そして、この冷却作用によっても、上流側
電極18等の内面にスパッタが付着することを防いでい
る。
【0029】図4に示すように、前記上流側電極18お
よび下流側電極19の下方には、スクレーパ清掃部35
の移動シリンダ37が設けられている。この移動シリン
ダ37は、その軸方向がスクレーパ31の下面と平行に
配設されており、そのロッドの先端には、連結部材38
が取り付けられている。この連結部材38には、連結ロ
ッド36b の一端が取り付けられている。この連結ロッド
36b は、前記移動シリンダ37の軸方向と平行に配設さ
れており、その他端には掻き取り部材36が取り付けら
れている。この掻き取り部材36は、その上端縁の高さ
が、前記スパッタ除去手段30のスクレーパ31が最下
端まで下降したときにおけるスクレーパ31の下面の高
さと同じになるように配設されている。そして、この掻
き取り部材36の幅は、前記上流側電極18の内面と下
流側電極19の内面との間の間隔と同じとなるように設
けられている。
【0030】このため、移動シリンダ37を伸縮させれ
ば、連結部材38と連結ロッド36bを介して、掻き取り
部材36をスクレーパ31の下面と平行に移動させるこ
とができる。しかも、掻き取り部材36の上端縁の高さ
がスクレーパ31が最下端まで下降したときにおけるス
クレーパ31の下面の高さと同じになるように配設され
ているので、スクレーパ31を下降させた状態で移動シ
リンダ37によって掻き取り部材36を移動させれば、
掻き取り部材36を、その上端縁がスクレーパ31の下
面に接触した状態で移動させることができる。つまり、
掻き取り部材36の上端縁がスクレーパ31の下面を摺
動させることができる。
【0031】よって、スクレーパ清掃部35によれば、
スクレーパ31の下面にスパッタが付着していても、そ
のスパッタを掻き取り部材36によって掻き落とすこと
ができる。したがって、スクレーパ31によるスパッタ
除去能力が低下することを防ぐことができる。
【0032】上記のごとく、本実施形態のフラッシュバ
ット溶接機用スパッタ回収装置20によれば、周囲にス
パッタが飛散することを防ぐことができ、機械を停止さ
せることなく機械に付着したスパッタを除去することが
でき、作業の効率化を図ることができ、しかも装置をコ
ンパクトにすることができる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、カバーによっ
て、被溶接材同士を溶接したときに発生するスパッタが
周囲に飛散することを防ぐことができる。そして、溶接
作業を停止させることなくカバーを清掃することができ
るので、溶接作業の効率化を図ることができる。請求項
2の発明によれば、装置の構造を簡単にすることがで
き、装置をコンパクトにすることができる。請求項3の
発明によれば、スクレーパによるスパッタ除去能力が低
下することを防ぐことができる。請求項4の発明によれ
ば、スパッタがカバー内面に接触する前にスパッタを冷
却することができるので、カバー内面に付着するスパッ
タを低減させることができる。請求項5の発明によれ
ば、スクレーパを移動させれば、カバー内面だけでなく
一対の電極における互いに対向する面に付着したスパッ
タも掻き落とすことができる。また、溶接作業を停止さ
せなくても一対の電極における互いに対向する面を清掃
できるので、溶接作業の効率化を図ることができる。請
求項6の発明によれば、各面におけるスパッタを同時か
つ確実に掻き落とすことができるので、作業の効率化を
図ることができ、スパッタ除去作業の時間を短縮するこ
とができる。請求項7の発明によれば、複数のストラン
ドを有する設備に設けた場合、シャッタを退避させてお
けば、フラッシュバット溶接機を一のストランドから他
のストランドに移動させるときにシャッタが邪魔になら
ない。請求項8の発明によれば、装置をコンパクトにす
ることができ、カバーが隣接するストランドに保持され
ている被溶接材にシャッタが接触することを防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のフラッシュバット溶接機用スパッ
タ回収装置20が設けられたフラッシュバット溶接機1
0の概略説明図である。
【図2】図1のII−II線概略断面矢視図である。
【図3】図2のIII-III 線概略断面矢視図である。
【図4】図1のIV−IV線概略断面矢視図である。
【図5】フラッシュバット溶接機10を備えた連続加工
設備1の概略説明図である。
【図6】フラッシュバット溶接機10を備えた連続加工
設備1の概略説明図である。
【図7】図5のVII-VII 線矢視図である。
【図8】従来例1のフラッシュバット溶接機用スパッタ
カバーの概略説明図である。
【符号の説明】
10 フラッシュバット溶接機 18 上流側電極 19 下流側電極 20 フラッシュバット溶接機用スパッタ回収装置 21 上シャッタ 22 下シャッタ 30 スパッタ除去手段 31 スクレーパ 35 スクレーパ清掃部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林田 博幸 愛媛県新居浜市惣開町5番2号 住友重機 械工業株式会社内 (72)発明者 中島 建治 岩手県釜石市鈴子町23−15 新日本製鐵株 式会社釜石製鐵所内 (72)発明者 川田 勇 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 林 直樹 神奈川県川崎市多摩区枡形1丁目23番1号 株式会社電元社製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の被溶接材を接触させた状態で加圧し
    て溶接するフラッシュバット溶接機において、前記一対
    の被溶接材の接触部分を被うカバーを備えたスパッタ回
    収装置が設けられており、該スパッタ回収装置が、前記
    カバー内面に沿って移動可能に設けられたスクレーパを
    備えており、該スクレーパが、その側面を前記カバー内
    面に接触させた状態で移動することを特徴とするフラッ
    シュバット溶接機用スパッタ回収装置。
  2. 【請求項2】前記スクレーパが、上方に飛散するスパッ
    タを受け止める上部カバーとなっていることを特徴とす
    る請求項1記載のフラッシュバット溶接機用スパッタ回
    収装置。
  3. 【請求項3】前記カバーの下方に、前記スクレーパの下
    面と平行な方向に移動可能に設けられた、スクレーパ清
    掃部を備えており、前記スクレーパが降下したときに、
    前記スクレーパ清掃部が、その上端縁を前記スクレーパ
    の下面に接触させた状態で移動することを特徴とする請
    求項1記載のフラッシュバット溶接機用スパッタ回収装
    置。
  4. 【請求項4】前記カバー内面に、水膜が形成されたこと
    を特徴とする請求項1記載のフラッシュバット溶接機用
    スパッタ回収装置。
  5. 【請求項5】前記フラッシュバット溶接機が、前記一対
    の被溶接材をそれぞれ保持する一対の電極を備えてお
    り、前記スクレーパが、その前面および背面を前記一対
    の電極の互いに対向する面に接触させた状態で移動する
    ことを特徴とする請求項1記載のフラッシュバット溶接
    機用スパッタ回収装置。
  6. 【請求項6】前記カバーにおける前記一対の電極の両側
    方に位置する内面が、鉛直面に形成されており、前記一
    対の電極の互いに対向する面が、鉛直面に形成されてお
    り、前記スクレーパが、その前面、背面および両側面
    を、前記一対の電極の互いに対向する面および前記カバ
    ーにおける前記一対の電極の両側方に位置する内面に接
    触するように設けられており、前記スクレーパを鉛直に
    昇降させる昇降手段が設けられたことを特徴とする請求
    項5記載のフラッシュバット溶接機用スパッタ回収装
    置。
  7. 【請求項7】前記カバーが、前記一対の電極の両側方に
    一対のシャッタを備えており、該一対のシャッタが、前
    記一対の電極の側面に沿って移動可能に設けられてお
    り、該一対のシャッタを移動させると、該一対のシャッ
    タが前記一対の電極によって保持された前記一対の被溶
    接材の高さに出没することを特徴とする請求項6記載の
    フラッシュバット溶接機用スパッタ回収装置。
  8. 【請求項8】前記一対のシャッタが、平板状の部材であ
    り、各シャッタが、鉛直に配設されたことを特徴とする
    請求項7記載のフラッシュバット溶接機用スパッタ回収
    装置。
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