JP2003236477A - 重量による物品の分別採取装置 - Google Patents

重量による物品の分別採取装置

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JP2003236477A
JP2003236477A JP2002042840A JP2002042840A JP2003236477A JP 2003236477 A JP2003236477 A JP 2003236477A JP 2002042840 A JP2002042840 A JP 2002042840A JP 2002042840 A JP2002042840 A JP 2002042840A JP 2003236477 A JP2003236477 A JP 2003236477A
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Hiroshige Shinozuka
浩慈 篠塚
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QP Corp
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QP Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置スペースが少なく、長期間の使用によっ
ても精度が維持できる重量による物品の分別採取装置を
提供することを課題とする。 【解決手段】 線路形状の一対の凸条2,2を表面3'
に配設してある物品載置台3を備えた計重機4と、前記
凸条2,2と嵌合自在な一対の凹条5,5をその下端に
形成してある脚部6,6で前記計重機4の物品載置台3
上に立脚支承された物品受止皿7と、該物品受止皿7の
両側下方に配置され該物品受止皿7の片側裏面を随時押
し上げて傾斜させる押上手段8と該押上手段8の作動を
前記計重機4の重量測定値により電気的に制御する制御
手段9とからなることを特徴とする、重量による物品の
分別採取装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は重量による分別採取
装置に係り、詳しくは物品重量が所定値を満たすものか
否かを判別すると共にその場で2方の何れかへ振り分け
処理できる簡易構造の重量による分別採取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、搬送途上の物品の重量を計測
し、その後次工程で重量別に夫々振り分け採取すること
が行われている。また、物品搬送途上コンベア上で左右
の搬送路に振り分けて分別することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の振り分け装置は何れも重量計測後に即刻その場所で
振り分けし得るものではなく、搬送装置等の装置面積も
広く要するものであった。そこで、本発明者は計重機の
物品載置台上にある計量後の物品をその軽重により所望
の方向へ押し出すことで、このことを解決しようと試み
たが、物品押し出し時に計重機の物品載置台の支点に横
方向からの摩擦応力が繰り返し加わるため、計重機とし
て長期間使用するにはその耐久性及び精度上に経時変化
が生じ問題が発生するものであった。本発明は以上の問
題点に鑑みなされたもので、計重機の設置スペース内
で、物品の振り分け採取が可能であり、かつ長期間の使
用によっても計重機の精度が維持できる重量による物品
の判別採取装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の重量によ
る物品の分別採取装置は、線路形状の一対の凸又は凹条
を表面に配設してある物品載置台を備えた計重機と、前
記凸又は凹条と嵌合自在な一対の凹又は凸条をその下端
に形成してある脚部で前記計重機の物品載置台上に立脚
支承された物品受止皿と、該物品受止皿の両側下方に配
置され該物品受止皿の片側裏面を随時押し上げて傾斜さ
せる押上手段と、該押上手段の作動を前記計重機の重量
測定値により電気的に制御する制御手段とからなること
を特徴とする。
【0005】このような構成にすることにより、計重機
から計量後の物品を除去し採取するに当って、押上手段
により物品受止皿の片側を押し上げて傾斜させても一対
の凸凹条の何れか一方の凸凹条が確実に嵌合しているの
で、物品受止皿は物品載置台上に支承されたままずれ落
ちることはなく、物品受止皿上の物品のみが傾斜面に沿
って滑り落とされ、所望の位置で採取することができ
る。
【0006】また、押上手段は上下方向に摺動するので
計重機の物品載置台の支点には常時垂直方向の負荷が加
わる(横方向の無理な応力は実質的に加わらない)こと
になり、計重機は長期間にわたり計量精度を落とすこと
なく使用できる。この際、前記物品載置台の凸条の先端
を断面円弧形状乃至V字形状にしておくと、物品受止皿
の左右への傾斜から水平安定姿勢への戻り運動に対応し
て持上げ側の凸凹条の再嵌合をスムーズにできるのでよ
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の
物品受止皿の傾斜状態を示す正面説明図であり、図2は
同水平状態を示す正面説明図である。図3は本発明の一
実施形態の斜視図であり、図4は本発明の一実施形態に
おける物品受皿の傾斜状態の斜視図を示す。さらに図5
は本発明の他の実施形態を示す正面図であり、図6は同
側面図である。
【0008】図1において、重量による物品の分別採取
装置1は線路形状の一対の凸条2,2を表面3'に配設
してある物品載置台3を備えた計重機4と、前記凸条
2,2と嵌合自在な一対の凹条5,5をその下端に形成
してある脚部6,6で前記計重機4の物品載置台3上に
立脚支承された物品受止皿7と、該物品受止皿7の両側
下方に配置され該物品受止皿7の片側裏面を随時押し上
げて傾斜させる押上手段8,8と、該押上手段8,8の
作動を前記計重機4の重量測定値により電気的に制御す
る制御手段9とから構成されている。
【0009】本実施の形態において、図面上計重機4と
してはロードセルを使用した例で示しているが、これに
限らずその他電気制御できるものであればよく、例えば
台秤や電子式秤等を用いることができる。また、押上手
段8,8としては制御手段9の制御によりその何れか一
方の押上杆8'が作動するようにしたエアシリンダーを
備えている。一対の凸条2,2は断面略キノコ状で先端
部を円弧形状としてあり、これにより嵌合する物品受止
皿7の脚部6の凹条5が物品受止皿7が水平姿勢に戻る
際に容易に摺動嵌合できるようにしてある。
【0010】尚、本実施形態においては物品受止皿7と
裏面と物品載置台3の表面3'との間隔は押上手段8の
押上作動により物品受止皿が傾斜しても支点となる他側
の凸凹条2,5の嵌合がはずれない程度に凸条2の高さ
を調節してあるが、凹条5側の脚部6を伸長して上記間
隔を調節してもよいことは言うまでもないことである。
【0011】
【作用】次に、本実施形態の作用を説明する。重量を分
別される物品Aが計重機4の物品受止皿7上に物品載置
台3を介して載せられる。重量が測定され計重機4が所
定重量以内を示すと一方の押上手段8が作動し、所定重
量を超えると他方の押上手段8が作動し、所定重量を超
えると他方の押上手段8が作動し、物品受止皿7は左右
の何れかへ傾斜するように制御手段9により制御され
る。押上手段8により一側を押し上げられた物品受止皿
7は他側の凸条2と凹条5の嵌合部を支点として物品載
置台3上で傾斜すると共に物品受止皿7上の物品Aは、
物品受止皿7の表面を滑り落とされる。
【0012】このようにして物品Aはその重量によって
計重機4の一側又は他側の何れか一方へ振り分けられ
る。その後制御手段9の指示により押上手段8の押上杆
8'が短縮されることにより物品受止皿7は水平位置に
戻り、次の重量を分別される物品Aが物品受止皿7上に
載せられ計量される。以下、同様の作用を繰り返す。
【0013】また、図5及び図6に示した他の実施例の
ように計重機の物品載置台の凹条をVの字形状とし、物
品受止皿に円筒状の凸条として摺動嵌合させることもで
きる。
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
物品の重量測定とその軽重による分別操作とを計重機の
物品載置台上で一緒に行うことができるので、振り分け
コンベア等の付帯設備も不要のコンパクトな装置を提供
できる。従って、本発明に係る分別採取装置は、狭いス
ペースや他の装置内に組み込んで設置することができ
る。また、本発明によれば、物品振分(分別)に際して
は計重機に支点を介して垂直方向の力が加わり、横方向
の無理な力が負荷されないので、計重機を精度よく長期
間の使用に耐えるものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における物品受止皿の傾斜
状態を示す正面説明図。
【図2】同水平状態を示す正面説明図。
【図3】本発明一実施形態の斜視図。
【図4】本発明の一実施形態における物品受止皿の傾斜
状態の斜視図。
【図5】本発明の他の実施形態を示す正面図。
【図6】図5の側面図。
【符号の説明】
1 分別採取装置 2 凸条 3 物品載置台 3' 物品載置台表面 4 計重機 5 凹条 6 脚部 7 物品受止皿 8 押上手段 8' 押上杆 9 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線路形状の一対の凸又は凹条を表面に配
    設してある物品載置台を備えた計重機と、前記凸又は凹
    条と嵌合自在な一対の凹又は凸条をその下端に形成して
    ある脚部で前記計重機の物品載置台上に立脚支承された
    物品受止皿と、該物品受止皿の両側下方に配置され該物
    品受止皿の片側裏面を随時押し上げて傾斜させる押上手
    段と、該押上手段の作動を前記計重機の重量測定値によ
    り電気的に制御する制御手段とからなることを特徴とす
    る重量による物品の分別採取装置。
  2. 【請求項2】 前記物品載置台の凸又は凹条の先端はこ
    れと勘合する前記脚部の凹又は凸条が斜め上方からも嵌
    合可能なように断面円弧形状乃至V字形状にしてある請
    求項1記載の重量による物品の分別採取装置。
JP2002042840A 2002-02-20 2002-02-20 重量による物品の分別採取装置 Pending JP2003236477A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101721138B1 (ko) * 2015-12-11 2017-03-29 한국식품연구원 채소 선별기
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