JP2003236464A - 塗膜形成方法、表示装置の製造方法及び表示装置 - Google Patents

塗膜形成方法、表示装置の製造方法及び表示装置

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JP2003236464A
JP2003236464A JP2002033581A JP2002033581A JP2003236464A JP 2003236464 A JP2003236464 A JP 2003236464A JP 2002033581 A JP2002033581 A JP 2002033581A JP 2002033581 A JP2002033581 A JP 2002033581A JP 2003236464 A JP2003236464 A JP 2003236464A
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JP
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substrate
coating film
pattern
enclosure
effective
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JP2002033581A
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English (en)
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Mika Ishiwatari
美華 石渡
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理対象となる基板上において凹凸状の有効
パターン領域全体を薄く均一に覆う状態で塗膜を形成で
きるようにする。 【解決手段】 凹凸状の有効パターン領域Eを有する基
板1に有効パターン領域Eを覆う状態で塗膜を形成する
際に、基板1上へのパターン形成により、有効パターン
領域Eの外側にこれを取り囲むように囲い部3を設け、
この状態で塗膜形成材料を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凹凸状の有効パタ
ーン領域を有する基板に塗膜を形成する際に用いられる
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】フィールドエミッションディスプレイ
(以下、FEDと略称)やプラズマディスプレイ(以
下、PDPと略称)などの表示装置を製造する一連の工
程の中には、凹凸状の有効パターン領域を有する表示用
の基板に、そのパターン領域を覆う状態で、例えばレジ
ストによる塗膜を形成する工程(以下、塗膜形成工程)
がある。この工程で用いられる塗膜形成方式としては、
スピン方式、スプレー方式、ディップ方式などが知られ
ている。
【0003】スピン方式を用いた塗膜形成処理では、水
平状態に保持した基板上に塗膜形成材料(例えば、レジ
ストなど)を滴下して基板を回転させることにより、基
板上に塗膜を形成する。スプレー方式を用いた塗膜形成
処理では、水平状態に保持した基板を搬送しつつ、霧状
に噴出させた塗膜形成材料の中に通すことにより、基板
上に塗膜を形成する。また、ディップ方式を用いた塗膜
形成処理では、塗膜形成材料が貯溜されたタンク内に基
板を浸漬させた後、基板を引き上げつつ余分な塗膜形成
材料を取り除くことにより、基板上に塗膜を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、塗膜形成の
処理対象となる基板11には、例えば図10(A)の平
面図及び(B)のJ−J断面図に示すように、複数(多
数)の凸形のパターン12,…が所定の間隔で規則的に
並んだ凹凸状の有効パターン領域Eを有するものがあ
る。このような基板11にレジストなどの塗膜形成材料
13を用いて塗膜を形成する場合は、基板11上に塗膜
形成材料13を塗布するときに、有効パターン領域Eの
外周部において重力や表面張力などの影響でパターン1
2に対する塗膜形成材料13の乗りが悪くなる。その結
果、有効パター領域Eの外周部では塗膜の膜厚が過度に
薄くなり、特に、最外部に位置するパターン12Aでは
重力や表面張力等による塗膜形成材料13の流れ出し
(拡散)が顕著になるため、パターンエッジ部が塗膜形
成材料13で覆われないものが発生することがある。
【0005】そうした場合、例えば露光、現像によって
得られたレジストパターンをマスクとしてエッチング処
理等を行う際に、本来マスクされる部分でもエッチング
が進行し、所望の構造が得られなくなるなどの不具合を
招く。その結果、エッチングすべき材料が導電性を有
し、これを利用して動作するデバイスでは、断線等の問
題が発生する。また、表示装置に用いられるパネル基板
等では、赤,緑,青の蛍光体を分割するパターン、特に
FEDのように隣接する画素同士が光の遮蔽壁により分
離されている場合は、パターンの構造的な崩れによって
光の遮蔽効果が低下し、混色等の表示劣化を引き起こす
原因となる。
【0006】この対策としては、塗膜形成材料の塗布方
式としてスプレー方式を採用し、このスプレー方式によ
って図11に示すように十分に厚い塗膜を形成すること
が考えられる。しなしながら、塗膜を厚く形成するには
塗膜形成材料13として高い粘度が要求されるため、塗
膜形成材料13の塗布時に高粘度材料の使用によって気
泡が混入しやすくなる。また、塗膜を必要以上に厚くす
ると、例えばスプレー方式によって形成されたレジスト
膜を露光、現像によってパターニングする際に、膜厚に
対応した十分な露光量をもってレジスト膜を露光する必
要がある。そのため、例えばポジ型のレジストを用いた
場合に、感光領域Fが過剰に広くなったり、パターン1
2上でレジストが感光されたりして、残すべきレジスト
部分までも現像によって除去され、パターニング精度が
低下するという不具合を招く。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る塗膜形成方
法は、凹凸状の有効パターン領域を有する基板に当該有
効パターン領域を覆う状態で塗膜を形成する際に、有効
パターン領域の外側に当該有効パターン領域を取り囲む
ように囲い部を設けた状態で塗膜形成材料を塗布するも
のである。この塗膜形成方法は、表示用の基板を処理対
象とする表示装置の製造方法として用いることができ
る。
【0008】上記塗膜形成方法及び表示装置の製造方法
においては、凹凸状の有効パターン領域を有する基板上
にスピン方式、スプレー方式、ディップ方式などの手法
を用いて塗膜を形成する場合に、有効パターン領域に塗
布された塗膜形成材料の流れ出し(拡散)が当該有効パ
ターン領域の外側で囲い部により抑制される。これによ
り、有効パターン領域の最外部に位置するパターンとそ
の外側に位置する囲い部との間に、塗膜形成材料による
液溜まりが形成されるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の実施形態で塗膜形成の処理
対象とする基板の構造例を示すもので、(A)はその平
面図、(B)はそのK−K断面図である。図1におい
て、基板1は、FEDやPDPなどの表示装置に用いら
れるもので、長方形の平板状に形成されている。この基
板1は、例えばFED用であれば、ガラス基板をベース
としたアノード基板又はカソード基板に該当するもの
で、その表面(上面)には凹凸状の有効パターン領域E
が設けられている。ちなみに、FEDやPDPなどの表
示装置で用いられる基板(表示用の基板)では、多くの
場合、有効パターン領域Eが有効画素領域に相当するも
のとなる。
【0011】基板1の表面には、当該基板1の厚み方向
に突出する複数(多数)の凸形のパターン2が形成され
ている。各々のパターン2は、基板1の有効パターン領
域Eに規則的(図例では格子状)に林立した状態で配列
されている。このように配列される複数のパターン2
は、例えば基板1がFED用のアノード基板であれば、
有効画素領域に存在する各々の画素間で光の遮蔽作用を
なす遮蔽壁に相当するものとなる。基板1の有効パター
ン領域Eは、上記複数のパターン2の存在によって凹凸
状に形成されている。基板1上には、有効パターン領域
Eの凹凸部分においてパターン2の高さ寸法に対応した
段差が形成されている。
【0012】このような基板1を処理対象として、有効
パターン領域Eを覆う状態で塗膜を形成する場合、本発
明の実施形態では以下のような塗膜形成方法を採用する
こととした。なお、本発明の実施形態に係る塗膜形成方
法は、表示用の基板を処理対象として塗膜形成を行う塗
膜形成工程を有する表示装置の製造方法としても適用可
能である。
【0013】はじめに、本発明の第1実施形態に係る塗
膜形成方法について説明する。先ず、基板1の表面(有
効パターン領域Eが存在する面)に塗膜形成材料を塗布
するのに先立って、図2(A)の平面図及び(B)のM
−M断面図に示すように、有効パターン領域Eの外側に
当該有効パターン領域Eを取り囲むように囲い部3を設
ける。この囲い部3は、基板1の外形に沿った四角い枠
型に形成されている。また、基板1の表面を基準とした
囲い部3の高さ寸法(H1)は、有効パターン領域E内
のパターン2の高さ寸法(Hz)とほぼ等しく設定され
ている。ただし、囲い部3の高さ寸法に関しては、必ず
しもパターン2の高さ寸法と同等に設定する必要はな
く、パターン2の高さ寸法よりも大きく(パターン高が
高く)なるように設定してもよい。
【0014】このような構造の囲い部3は、基板1上へ
のパターン形成によって得られるものである。具体的に
は、例えば、基板1上で有効パターン領域Eを取り囲む
ように熱硬化型の樹脂(例えば、ポリイミド樹脂)をス
クリーン印刷法等で塗布した後、熱硬化させることで得
られるものである。
【0015】このように有効パターン領域Eの外側に囲
い部3を設けた後は、スピン方式、スプレー方式、ディ
ップ方式などの手法により、基板1上の有効パターン領
域Eに対して塗膜形成材料を塗布する。塗膜形成材料
は、適度な粘度を有する液状(スラリー状、ペースト状
を含む)の材料で、例えば、形成すべき塗膜がエッチン
グ時にマスクとして機能するレジスト膜である場合は、
塗膜形成材料としてネガ型又はポジ型のレジストが用い
られる。
【0016】このように有効パターン領域Eの外側に囲
い部3を設けた状態で塗膜形成材料を塗布することによ
り、有効パターン領域Eの外周部では基板周縁部に向け
た塗膜形成材料の流れ出し(拡散)が囲い部3によって
抑制される。これにより、塗膜形成材料の塗布時には、
図3の断面図に示すように、有効パターン領域Eの最外
部に位置するパターン2Aとその内側のパターン2との
間に、塗膜形成材料4による略U字形の液溜まり4Aが
形成されるとともに、有効パターン領域Eの最外部に位
置するパターン2Aとその外側に位置する囲い部3との
間にも、塗膜形成材料4による略U字形の液溜まり4A
が形成される。
【0017】こうした液溜まり4Aの形成により、有効
パターン領域Eの内側に位置するパターン2はもちろ
ん、最外部に位置するパターン2Aにもそのパターン形
状(凸形)に沿って塗膜形成材料4が被着した状態とな
る。そのため、有効パターン領域E全体にわたって塗膜
形成材料4が薄く均一に塗布される。したがって、形成
すべき塗膜の膜厚を必要以上に厚くしなくても、有効パ
ターン領域E全体を塗膜形成材料4で均一に覆うことが
できる。
【0018】ちなみに、本発明の第1実施形態に係る塗
膜形成方法を用いて製造された表示装置(FED等)で
は、その製造過程で囲い部3を除去しない限り(つま
り、塗膜形成以後の工程で囲い部3を残ししつつ所定の
処理を施すことにより)、完成品の段階(製品化段階)
で、有効パターン領域Eとなる有効画素領域の外側に、
基板1上へのパターン形成による囲い部3が設けられた
構成となる。
【0019】続いて、本発明の第2実施形態に係る塗膜
形成方法について説明する。先ず、基板1の表面に塗膜
形成材料を塗布するのに先立って、図4(A)の平面図
及び(B)のN−N断面図に示すように、有効パターン
領域Eの外側に当該有効パターン領域Eを取り囲むよう
に囲い部3を設ける。この囲い部3は、有効パターン領
域E内のパターン2と同じパターン形状をもって形成さ
れている。即ち、囲い部3は複数のパターン3Aによっ
て形成され、これらのパターン3Aが、有効パターン領
域Eに形成されたパターン2と同じ角柱状に形成されて
いる。また、基板1の表面を基準とした囲い部3の高さ
寸法は、有効パターン領域E内のパターン2の高さ寸法
とほぼ等しく設定されている。また、有効パターン領域
Eの外側では、各々のパターン3Aを複数列(図例では
2列)に配置した状態で囲い部3が形成されている。
【0020】このような構造の囲い部3は、基板1上へ
のパターン形成によって得られるものである。具体的に
は、基板1上の有効パターン領域Eにパターン2を形成
するにあたって、このパターン2と同じ手法を用いて有
効パターン領域Eを取り囲むようにパターン3Aを形成
することにより得られるものである。さらに詳述する
と、囲い部3は、例えば、有効パターン領域E内のパタ
ーン2をポリイミド樹脂などによって形成し、そのパタ
ーンを覆うようにアルミニウムなどの導電膜を基板1全
面に成膜する場合にあっては、ポリイミド樹脂によるパ
ターン形成と同時にパターン3Aを形成することにより
得られる。
【0021】このように有効パターン領域Eの外側に囲
い部3を設けた後は、上記第1実施形態と同様にスピン
方式、スプレー方式、ディップ方式などの手法により、
基板1上の有効パターン領域Eに対して塗膜形成材料を
塗布する。このとき使用する塗膜形成材料については、
上記第1実施形態で記述したとおりである。
【0022】このように有効パターン領域Eの外側に囲
い部3を設けた状態で塗膜形成材料を塗布することによ
り、有効パターン領域Eの外周部では基板周縁部に向け
た塗膜形成材料の流れ出し(拡散)が囲い部3によって
抑制される。これにより、塗膜形成材料の塗布時には、
図5の断面図に示すように、有効パターン領域Eの最外
部に位置するパターン2Aとその内側のパターン2との
間に、塗膜形成材料4による略U字形の液溜まり4Aが
形成されるとともに、有効パターン領域Eの最外部に位
置するパターン2Aとその外側に位置する囲い部3(パ
ターン3A)との間にも、塗膜形成材料4による略U字
形の液溜まり4Aが形成される。
【0023】こうした液溜まり4Aの形成により、有効
パターン領域Eの内側に位置するパターン2はもちろ
ん、最外部に位置するパターン2Aにもそのパターン形
状に倣って全面に塗膜形成材料4が被着した状態とな
る。そのため、有効パターン領域E全体にわたって塗膜
形成材料4を薄く均一に塗布することが可能となる。し
たがって、形成すべき塗膜の膜厚を必要以上に厚くしな
くても、有効パターン領域E全体を塗膜形成材料4で均
一に覆うことができる。
【0024】また、本第2実施形態においては、囲い部
3を構成するパターン3Aを、有効パターン領域E内の
パターン2と同じパターン形状をもって形成しているた
め、パターン2を形成する工程内でパターン3Aの形成
を同時に行うことができる。これにより、基板1上に囲
い部3を設けるにあたって、新たな工程を追加しなくて
も既存の製造設備で対応可能となる。
【0025】さらに、本発明の第2実施形態において
は、基板1上へのパターン形成によって囲い部3を設け
る場合に、囲い部3を構成するパターン3Aを有効パタ
ーン領域E内のパターン2よりも狭いパターンピッチで
形成する、或いはパターン3Aをパターン2よりも高い
パターン高で形成することにより、有効パターン領域E
の外側で囲い部3による塗膜形成材料の流れ出し抑制作
用が強められる。そのため、有効パターン領域Eと囲い
部3との間に充分な液溜まりを形成して、最外部のパタ
ーン2Aに塗膜形成材料4を確実に被着させることがで
きる。
【0026】ちなみに、本発明の第2実施形態に係る塗
膜形成方法を用いて製造された表示装置(FED等)で
も、その製造過程で囲い部3を除去しない限り(つま
り、塗膜形成以後の工程で囲い部3を残ししつつ所定の
処理を施すことにより)、完成品の段階(製品化段階)
で、有効パターン領域Eとなる有効画素領域の外側に、
基板1へのパターン形成による囲い部3が設けられた構
成となる。
【0027】続いて、本発明の第3実施形態に係る塗膜
形成方法について説明する。先ず、基板1の表面に塗膜
形成材料を塗布するのに先立って、図6の断面図に示す
ように、有効パターン領域Eの外側に当該有効パターン
領域Eを取り囲むように囲い部3を設ける。この囲い部
3は、基板1の有効パターン領域Eにパターン2を形成
する前の段階で、例えば基板1の外周部を枠型に残して
基板全体を断面凹状に加工し、これによって基板1の外
周部に段付き部を形成することにより、基板1と一体構
造で設けられるものである。基板1のパターン形成面を
基準とした囲い部3の高さ寸法は、有効パターン領域E
内のパターン2の高さ寸法とほぼ等しく設定されてい
る。
【0028】このように予め囲い部3が設けられた基板
1を用いて有効パターン領域Eにパターン2を形成した
後は、上記第1,第2実施形態と同様にスピン方式、ス
プレー方式、ディップ方式などの手法により、基板1上
の有効パターン領域Eに対して塗膜形成材料を塗布す
る。このとき使用する塗膜形成材料については、上記第
1実施形態で記述したとおりである。
【0029】このように有効パターン領域Eの外側に囲
い部3を設けた状態で塗膜形成材料を塗布することによ
り、有効パターン領域Eの外周部では基板周縁部に向け
た塗膜形成材料の流れ出し(拡散)が囲い部3によって
抑制される。これにより、塗膜形成材料の塗布時には、
上記第1,第2実施形態と同様に、有効パターン領域E
の最外部に位置するパターン2Aとその外側に位置する
囲い部3との間に液溜まりを形成して、最外部のパター
ン2A全面に塗膜形成材料を被着させることができる。
そのため、有効パターン領域E全体にわたって塗膜形成
材料4が薄く均一に塗布することが可能となる。したが
って、形成すべき塗膜の膜厚を必要以上に厚くしなくて
も、有効パターン領域E全体を塗膜形成材料で均一に覆
うことができる。
【0030】ちなみに、本発明の第3実施形態に係る塗
膜形成方法を用いて製造された表示装置(FED等)で
は、完成品の段階(製品化段階)で、有効パターン領域
Eとなる有効画素領域の外側に、基板1と一体構造で囲
い部3が設けられた構成となる。
【0031】続いて、本発明の第4実施形態に係る塗膜
形成方法について説明する。先ず、基板1の表面に塗膜
形成材料を塗布するのに先立って、図7の断面図に示す
ように、有効パターン領域Eの外側に当該有効パターン
領域Eを取り囲むように囲い部3を設ける。この囲い部
3は、基板1を着脱可能な凹状空間を有する治具5によ
って設けられるものである。即ち、治具5の外周部には
基板1の外形に沿うように段付き部が一体に形成され、
この段付き部が、治具5に基板1を収容(セット)した
際に有効パターン領域Eの外側に囲い部3として配置さ
れる。また、治具5の囲い部3の高さ寸法は、この治具
5に基板1を収容した状態で、有効パターン領域E内の
パターン2とほぼ同じ高さとなるように設定されてい
る。
【0032】このように基板1を治具5に収容して有効
パターン領域Eの外側に囲い部3を設けた後は、上記第
1〜第3実施形態と同様にスピン方式、スプレー方式、
ディップ方式などの手法により、基板1上の有効パター
ン領域Eに対して塗膜形成材料を塗布する。このとき使
用する塗膜形成材料については、上記第1実施形態で記
述したとおりである。
【0033】このように有効パターン領域Eの外側に囲
い部3を設けた状態で塗膜形成材料を塗布することによ
り、有効パターン領域Eの外周部では基板周縁部に向け
た塗膜形成材料の流れ出し(拡散)が囲い部3によって
抑制される。これにより、塗膜形成材料の塗布時には、
上記第1〜第3実施形態と同様に、有効パターン領域E
の最外部に位置するパターン2Aとその外側に位置する
囲い部3との間に液溜まりを形成して、最外部のパター
ン2A全面に塗膜形成材料を被着させることができる。
そのため、有効パターン領域E全体にわたって塗膜形成
材料4が薄く均一に塗布することが可能となる。したが
って、形成すべき塗膜の膜厚を必要以上に厚くしなくて
も、有効パターン領域E全体を塗膜形成材料で均一に覆
うことができる。
【0034】また、本発明の第4実施形態においては、
有効パターン領域Eの外側に治具5を用いて囲い部3を
設けるようにしたので、基板1の外縁部近傍まで有効パ
ターン領域Eを拡大することができる。これにより、表
示用の基板1にあっては、基板全体を有効画素領域とし
て活用することが可能となる。
【0035】ここで、塗膜材料の塗布方式としてスピン
方式を用いた場合は、スピンコータのチャック部(スピ
ンチャック)に供給された基板を真空吸着等により水平
状態に保持した後、基板のほぼ中央部にノズル等から塗
膜形成材料を滴下方式で供給しつつ、チャック部と一体
に基板を回転させることにより、基板上に均一な塗膜を
形成する。その際、基板が長方形等の多角形に形成され
たものであると、同じ基板上でも塗膜形成材料の流動性
に違いが生じる。例えば、図8に示すように、長方形の
基板1をθ方向に回転させて塗膜を形成する場合は、基
板の回転方向θと回転中心Oからの距離によって塗膜形
成材料の流れ具合に差が出る。
【0036】具体的には、回転中心Oからの距離が長く
なる基板1の各コーナー部(四隅)1A,1B,1C,
1Dにおいて、回転方向θに沿う順でコーナー位置を特
定したときに、基板1の長辺部から短辺部に切り替わる
2つのコーナー部(以下、第1のコーナー部とも記す)
1A,1Cでは、基板1の短辺部から長辺部に切り替わ
る2つのコーナー部(以下、第2のコーナー部とも記
す)1B,1Dに比較して塗膜形成材料の流動性が鈍く
なる。そのため、相対応する第1のコーナー部1A,1
Cでは液溜まりが生じやすくなる。その結果、第1のコ
ーナー部1A,1Cにおける膜厚は、第2のコーナー部
1B,1Dにおける膜厚よりも厚くなる傾向にある。
【0037】こうした膜厚のバラツキは基板1上での塗
膜の均一性を損なう要因となる。そこで、本発明の実施
形態においては、その応用例として、上述のように基板
1を回転させて塗膜を形成するにあたり、基板1の回転
方向θと回転中心Oからの距離に応じて囲い部3(図
2、図4参照)に高低差を設けることとした。具体的に
は、基板1上の有効パターン領域Eの外側に囲い部3を
設ける際の条件として、塗膜の膜厚が厚くなる第1のコ
ーナー部1A,1Cに対応する部分では、第2のコーナ
ー部1B,1Dに対応する部分に比較して囲い部3の高
さが低くなるように設定する。このように囲い部3に高
低差を設けることにより、囲い部3での塗膜形成材料の
乗り越え易さを比較した場合、第1のコーナー部1A,
1Cの方が第2のコーナー部1B,1Dよりも乗り越え
易い状況となる。そのため、第1のコーナー部1A,1
Cに対応する部分では、塗膜形成材料の流れ出し(拡
散)が顕著になって膜厚が薄くなる。ただし、上述のよ
うに基板1を回転させて塗膜を形成する場合は第1のコ
ーナー部1A,1Cに対応する部分で膜厚が厚くなる傾
向にあるため、その厚み分との相殺により、第1のコー
ナー部1A,1Cに対応する部分と第2のコーナー部1
B,1Dに対応する部分で膜厚の均一化を図ることがで
きる。
【0038】また、他の応用例として、先の第2実施形
態のように複数のパターン3Aによって囲い部3を設け
る場合は、そのパターンピッチを基板1の回転方向θと
回転中心Oからの距離に応じて変える手法も考えられ
る。具体的には、パターンピッチが狭くなるほど、塗膜
形成材料に対する囲い部3の流れ出し(拡散)抑制作用
が強くなるため、上記図8の例では、第1のコーナー部
1A,1Cに対応する部分のパターンピッチを、第2の
コーナー部1B,1Dに対応する部分のパターンピッチ
よりも広くする。これにより、上記同様に基板1上の各
コーナー部1A,1B,1C,1Dに対応する部分で膜
厚の均一化を図ることができる。
【0039】[実施例]塗膜形成の処理対象として、図
9の斜視図に示すように、外形寸法がLh(長手寸法)
×Lv(短手寸法)=150mm×120mmの基板1
を用いるとともに、この基板1の有効パターン領域Eに
基板長手方向のパターン幅Whと基板短手方向のパター
ン幅Wvが共に50μm、基板長手方向のパターン間隔
Phが20μm、基板短手方向のパターン間隔Pvが4
0μm、基板1の表面(上面)を基準としたパターン突
出寸法Hzが50μmの条件で凸形のパターン2,…を
形成したものを用いた。そして、実施例では、基板1上
の有効パターン領域Eの外側に20μmの間隔(隙間)
を介して枠状のパターン(図2参照)による囲い部3を
設け、この状態で塗膜形成材料を塗布した。なお、図9
においては、基板1上の有効パターン領域E内でのパタ
ーン配列を簡略的に示したもので、実際に使用した基板
1では有効パターン領域E内に多数のパターン2がマト
リクス状に配列されたものとなっている。
【0040】また、囲い部3の具体的な寸法として、基
板長手方向及び基板短手方向における囲い部3の幅W
1,W2(図2参照)をともに200μmとし、囲い部
3の高さ寸法H1を有効パターン領域Eでのパターン高
さHzと同一寸法(50μm)とした。一方、実施例と
の比較例として、処理対象となる基板1の構造及び寸法
が同一で、囲い部3を設けないものを使用した。
【0041】また、塗膜形成の処理内容として、基板1
の有効パターン領域Eにレジストによる塗膜を形成し、
これによって得られたレジスト膜をパターニングするも
のとした。具体的な処理内容としては、基板洗浄処理を
紫外線照射:90秒間で行い、次いで、基板活性処理を
HMDS(ヘキサメチルジシラザン)塗布で行い、次い
で、レジスト膜形成処理をレジスト材料としてAZP4
400(クライアントジャパン株式会社の商品名)を用
いたスピンコート法で行い、次いで、プリベーク処理を
クリーンオーブンで90℃,10分間の条件で行い、次
いで、i線による露光処理を露光量900mJ/cm2
の条件で行い、次いで、現像処理を現像液としてAZ3
00MIF(クライアントジャパン株式会社の商品名)
を用いて行い、最後にポストベーク処理をホットプレー
トで110℃,10分間で行った。
【0042】その結果、比較例の場合(囲い部が無しの
場合)は、基板1上の有効パターン領域Eの最外部でレ
ジストの膜厚が過度に薄くなり、その結果、露光、現像
によって得られたレジストパターンを用いて下層のアル
ミニウム膜をエッチング液として液温50℃のAL−1
(和光純薬工業株式会社の商品名)を用いてエッチング
処理(ウェットエッチング)したところ、基板1の長手
方向で両側5列のパターンエッジ部と、基板1の短手方
向で両側2列のパターンエッジ部で、それぞれ有効パタ
ーン領域E内のアルミニウム膜が不要にエッチングされ
てしまった。これに対して、実施例の場合(囲い部が有
りの場合)は、基板1の有効パターン領域Eでレジスト
膜の膜厚がほぼ均一になり、アルミニウム膜が不要にエ
ッチングされることもなかった。
【0043】また、他の実施例として、有効パターン領
域Eの外側に、複数のパターン3Aによる囲い部3(図
4参照)を設けてレジストを塗布した結果でも、基板1
の有効パターン領域Eでレジスト膜の膜厚がほぼ均一に
なり、アルミニウム膜が不要にエッチングされることが
なかった。
【0044】なお、先述した実施形態においては、一つ
の基板1上に一つの有効パターン領域Eが設けられたも
のを処理対象として例示したが、これに限らず、一つの
基板1上に複数の有効パターン領域Eが設けられたもの
を処理対象としてもよい。その場合は、各々の有効パタ
ーン領域Eごとに囲い部3を設けてもよいし、全ての有
効パターン領域Eを一括して取り囲むように囲い部3を
設けてもよい。
【0045】また、塗膜形成に用いられる塗膜形成材料
としては、上述したレジスト以外に、例えばITO(Ind
ium-Tin-Oxide)やSOG(Spin-On-Glass)など、他の材
料を採用することも可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、凹
凸状の有効パターン領域を有する基板に塗膜形成材料を
用いて塗膜を形成する場合に、有効パターン領域の外側
にこれを取り囲むように囲い部を設けた状態で塗膜形成
材料を塗布することにより、形成すべき塗膜の膜厚を必
要以上に厚くしなくても、有効パターン領域全体を塗膜
形成材料で薄く均一に覆った状態で塗膜を形成すること
ができる。これにより、基板上に塗膜を形成するにあた
って、膜厚の面内均一性を向上させることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態で塗膜形成の処理対象とする
基板の構造例を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る塗膜形成方法を説
明する図である。
【図3】本発明の第1実施形態による塗膜形成材料の塗
布状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る塗膜形成方法を説
明する図である。
【図5】本発明の第2実施形態による塗膜形成材料の塗
布状態を示す断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る塗膜形成方法を説
明する図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係る塗膜形成方法を説
明する図である。
【図8】本発明の実施形態に係る塗膜形成方法の応用例
を説明するための図である。
【図9】本発明の実施例で処理対象とした基板構造を説
明する図である。
【図10】従来技術の不具合を説明する図である。
【図11】従来技術の他の不具合を説明する図である。
【符号の説明】
1…基板、2,2A,3A…パターン、3…囲い部、4
…塗膜形成材料、5…治具、E…有効パターン領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AB14 DA20 EA04 4D075 AC64 AC73 AC86 AC93 BB14Y CA22 CA48 DA06 DB13 DC24 EA10 EA14 EA19 EA21 EA45 EB39 4F042 AA01 AA10 BA03 BA05 BA08 BA25

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸状の有効パターン領域を有する基板
    に当該有効パターン領域を覆う状態で塗膜を形成する際
    に、 前記有効パターン領域の外側に当該有効パターン領域を
    取り囲むように囲い部を設けた状態で塗膜形成材料を塗
    布することを特徴とする塗膜形成方法。
  2. 【請求項2】 前記基板上へのパターン形成によって前
    記囲い部を設けることを特徴とする請求項1記載の塗膜
    形成方法。
  3. 【請求項3】 前記基板と一体構造で前記囲い部を設け
    ることを特徴とする請求項1記載の塗膜形成方法。
  4. 【請求項4】 前記基板を着脱可能な治具を用いて前記
    囲い部を設けることを特徴とする請求項1記載の塗膜形
    成方法。
  5. 【請求項5】 前記基板を回転させて塗膜を形成する場
    合にあっては、前記基板の回転方向と回転中心からの距
    離に応じて前記囲い部に高低差を設けることを特徴とす
    る請求項1記載の塗膜形成方法。
  6. 【請求項6】 前記基板上へのパターン形成に際して、
    前記有効パターン領域内のパターンと同じパターン形状
    で前記囲い部を設けることを特徴とする請求項2記載の
    塗膜形成方法。
  7. 【請求項7】 前記基板を回転させて塗膜を形成する場
    合にあっては、前記基板上へのパターン形成に際して、
    そのパターンピッチを前記基板の回転方向と回転中心か
    らの距離に応じて変えることを特徴とする請求項2記載
    の塗膜形成方法。
  8. 【請求項8】 前記基板上へのパターン形成に際して、
    前記有効パターン領域内のパターンよりも狭いパターン
    ピッチで前記囲い部を設けることを特徴とする請求項6
    記載の塗膜形成方法。
  9. 【請求項9】 前記基板上へのパターン形成に対して、
    前記有効パターン領域内のパターンよりも高いパターン
    高で前記囲い部を設けることを特徴とする請求項6記載
    の塗膜形成方法。
  10. 【請求項10】 凹凸状の有効パターン領域を有する表
    示用の基板に当該有効パターン領域を覆う状態で塗膜を
    形成する塗膜形成工程を有する表示装置の製造方法であ
    って、 前記塗膜形成工程での塗膜形成に際して、前記有効パタ
    ーン領域の外側に当該有効パターン領域を取り囲むよう
    に囲い部を設けた状態で塗膜形成材料を塗布することを
    特徴とする表示装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記基板上へのパターン形成によって
    前記囲い部を設けることを特徴とする請求項10記載の
    表示装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記基板と一体構造で前記囲い部を設
    けることを特徴とする請求項10記載の表示装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 前記基板を着脱可能な治具を用いて前
    記囲い部を設けることを特徴とする請求項10記載の表
    示装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記基板を回転させて塗膜を形成する
    場合にあっては、前記基板の回転方向と回転中心からの
    距離に応じて前記囲い部に高低差を設けることを特徴と
    する請求項10記載の表示装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記基板上へのパターン形成に際し
    て、前記有効パターン領域内のパターンと同じパターン
    形状で前記囲い部を設けることを特徴とする請求項11
    記載の表示装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記基板を回転させて塗膜を形成する
    場合にあっては、前記基板上へのパターン形成に際し
    て、そのパターンピッチを前記基板の回転方向と回転中
    心からの距離に応じて変えることを特徴とする請求項1
    1記載の表示装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記基板上へのパターン形成に際し
    て、前記有効パターン領域内のパターンよりも狭いパタ
    ーンピッチで前記囲い部を設けることを特徴とする請求
    項15記載の表示装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記基板上へのパターン形成に対し
    て、前記有効パターン領域内のパターンよりも高いパタ
    ーン高で前記囲い部を設けることを特徴とする請求項1
    5記載の表示装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 凹凸状の有効パターン領域を有する表
    示用の基板を備える表示装置であって、 前記基板の有効パターン領域の外側に当該有効パターン
    領域を取り囲む状態で囲い部が設けられていることを特
    徴とする表示装置。
  20. 【請求項20】 前記囲い部が前記基板上へのパターン
    形成によって設けられていることを特徴とする請求項1
    9記載の表示装置。
  21. 【請求項21】 前記囲い部が前記基板と一体構造で設
    けられていることを特徴とする請求項19記載の表示装
    置。
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