JP2003236402A - 木材破砕装置及び自走式木材破砕機 - Google Patents

木材破砕装置及び自走式木材破砕機

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JP2003236402A
JP2003236402A JP2002038584A JP2002038584A JP2003236402A JP 2003236402 A JP2003236402 A JP 2003236402A JP 2002038584 A JP2002038584 A JP 2002038584A JP 2002038584 A JP2002038584 A JP 2002038584A JP 2003236402 A JP2003236402 A JP 2003236402A
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crushing
wood
bit
nut
mounting portion
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JP2002038584A
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Tsutomu Iida
飯田  勉
Kazunori Ueda
和憲 植田
Makoto Yagishita
誠 柳下
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】破砕ビットを効率よく交換することにより木材
破砕装置の稼働率低下を防止することができる木材破砕
装置及びこれを備えた自走式木材破砕機を提供する。 【解決手段】破砕ロータ15と、破砕ロータ15の外周
に間隔をもって設けた破砕ビット取付け部18と、この
破砕ビット取付け部18に破砕ロータ15の接線方向に
設けた貫通孔18aと、破砕ビット取付け部18の破砕
ロータ15の回転方向側に設けられる破砕ビット16
と、袋ナット21と、破砕ビット取付け部18の貫通孔
18aに挿入されその螺合部に袋ナット21を締結する
ことによりそのヘッド部20aと袋ナット21とで破砕
ビット16を破砕ビット取付け部18に固定する取付け
ボルト20とを備える木材破砕装置23において、袋ナ
ット21は、取付けボルト20の螺合部より突出した突
出部20b1を覆う袋部21bを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剪定枝材・間伐
材、枝木材、廃木材等を破砕対象とする木材破砕装置に
関し、例えば破砕ロータを回転させて被破砕物を破砕す
る木材破砕装置及びこれを備えた自走式木材破砕機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、森林で伐採された木材を枝払い
するときに発生する剪定枝材・間伐材や、造成・緑地維
持管理等で発生する枝木材、あるいは木造家屋に使用さ
れた廃木材は、通常、最終的に産業廃棄物として処理さ
れる。木材破砕装置は、廃棄物処理過程における廃棄物
の減容を図ったり、粉砕した後の粉砕物を発酵処理し有
機肥料として再利用することを目的に、それら枝材、枝
木材等を、所定の大きさに破砕するものである。
【0003】この種の木材破砕装置として、例えば、
U.S.P.5947395号に記載のものがある。こ
の破砕装置は回転式の一軸破砕装置(いわゆるインパク
トクラッシャ)であり、破砕ビット(カッタ)とこの破
砕ビットを固定する破砕ビット取付け部(サポートブロ
ック)を外周部に配設した破砕ロータ(ロータ)を備え
ている。上記破砕ビットは、その刃面が破砕ロータの回
転方向に対応するような向きに配設されており、刃面側
から挿入した取付けボルトが破砕ビット取付け部に挿通
された後、さらにボルト先端部がナットで螺合されるこ
とにより上記破砕ロータに対し交換可能に固定されてい
る。このような構造の上記破砕ロータが回転することに
より、被破砕物に対し破砕ビットを衝突させて破砕を行
うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術には以下
のような課題が存在する。一般に、破砕装置の破砕ビッ
トは、破砕作業を繰り返すうちに磨耗するため定期的な
交換が必要となる。このとき、上記取付けボルト及びナ
ットを緩めることにより破砕ビットを破砕ビット取付け
部より取り外し、破砕ビットの交換作業を行う。
【0005】しかしながら、上記従来技術によれば、破
砕ビットの刃面の反対側において取付けボルトのナット
螺合部分の先端側がナットより突出しており、破砕作業
中にこの取付けボルトの突出部に破砕片が回り込み衝突
することにより、この取付けボルトの突出部のねじ山が
磨耗又は目詰まり等を起こすことが考えられる。この場
合、破砕ビットの交換作業の際に取付けボルトからナッ
トを外すことが困難となり、その結果、破砕ビット交換
作業に多大な時間を要することになる。これにより、木
材破砕装置の休止時間が増大することになり、稼働率が
低下することとなる。
【0006】本発明は、上記の事柄に基づいてなされた
ものであり、その目的は、破砕ビットを効率よく交換す
ることにより木材破砕装置の稼働率低下を防止すること
ができる木材破砕装置及びこれを備えた自走式木材破砕
機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明の木材破砕装置は、破砕ロータを回転
させて被破砕木材を破砕する木材破砕装置において、前
記破砕ロータの外周に間隔をもって設けた破砕ビット取
付け部と、この破砕ビット取付け部に前記破砕ロータ接
線方向に設けたボルト孔と、前記破砕ビット取付け部の
前記破砕ロータ回転方向側に設けられる破砕ビットと、
前記破砕ビット取付け部のボルト孔に挿入され、その螺
合部にナットを締結することによりその頭部と前記ナッ
トとで前記破砕ビットを前記破砕ビット取付け部に固定
する取付けボルトと、この取付けボルトの前記螺合部の
先端を覆うカバー手段とを備える。
【0008】本発明は、上記構成、特に取付けボルトの
うちナット螺合部分の先端をカバー手段で覆うようにす
ることにより、上記ナットの摩耗やナット螺合部目詰ま
り等の発生を防止できる。この結果、破砕ビット交換作
業を容易かつ短時間に行うことができるので、木材破砕
装置の稼働率低下を防止することができる。
【0009】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記カバー手段は袋部を有する袋ナットである。
【0010】(3)上記(1)において、また好ましく
は、前記カバー手段はさらに前記ナットも覆う。
【0011】これにより、回り込んだ破砕片によって特
にナットの山(外周)が潰れるのを防ぐことができ、破
砕ビット交換作業をさらに容易かつ短時間に行うことが
できる。
【0012】(4)上記(3)において、さらに好まし
くは、前記カバー手段は前記破砕ビットを取付ける際に
破砕ビット取付け部と前記ナットとの間に介装されるワ
ッシャに取付け固定される。
【0013】(5)上記(3)において、また好ましく
は、前記カバー手段は前記破砕ビットを取付ける際に破
砕ビット取付け部と前記ナットとの間に介装されるワッ
シャに一体的に取付けられた庇部を有する。
【0014】(6)上記目的を達成するために、本発明
の自走式木材破砕機は、走行手段を備えた本体フレーム
と、この本体フレームに設けられ、破砕ロータの外周に
間隔をもって設けた破砕ビット取付け部、この破砕ビッ
ト取付け部に前記破砕ロータ接線方向に設けたボルト
孔、前記破砕ビット取付け部の前記破砕ロータ回転方向
側に設けられる破砕ビット、前記破砕ビット取付け部の
ボルト孔に挿入され、その螺合部にナットを締結するこ
とによりその頭部と前記ナットとで前記破砕ビットを前
記破砕ビット取付け部に固定する取付けボルト、及びこ
の取付けボルトの前記螺合部の先端を覆うカバー部材を
備えた木材破砕装置と、前記本体フレームの長手方向一
方側に設けた被破砕木材搬送用の搬送手段と、前記破砕
装置の下方位置から前記本体フレームの長手方向他方側
へ延在する排出コンベアとを備える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の木材破砕装置の一
実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発
明の木材破砕装置の一実施の形態を備えた自走式木材破
砕機の全体構造を表す側面図であり、図2は、この自走
式木材破砕機の上面図である。これら図1及び図2にお
いて、この自走式木材破砕機は自走可能な木材破砕機で
あり、1は破砕機本体であり、この破砕機本体1は、後
述の本体フレーム10上の長手方向一方側(図1及び図
2中左側)に設けたホッパ2、このホッパ2内の底部に
設けた送りコンベア3、後述の本体フレーム10上の略
中央部に設けた破砕ユニット4、及び上記コンベア3の
上方に設けた押えコンベア5を搭載している。6は上記
破砕機本体1の下部に設けた走行体、7は上記破砕ユニ
ット4の下方から後述の本体フレーム10の長手方向他
方側(図1及び図2中右側)に延在するように設けた排
出コンベア、8は磁選機、9は後述の本体フレーム10
上の長手方向他方側に設けた動力体としてのパワーユニ
ットである。
【0016】図3(a)は、図1中A方向から見た矢視
前面図であり、図3(b)は、図1中B方向から見た矢
視後面図である。これら図3(a)及び図3(b)にお
いて、10は本体フレーム、11は、この本体フレーム
10の下部に設けた走行装置であり、上記走行体6はこ
れら本体フレーム10と走行装置11とを備えている。
また、10Aは、例えば略長方形の枠体によって形成さ
れ、上記ホッパ2、破砕ユニット4、及びパワーユニッ
ト9等を載置する破砕機取付け部であり、10Bはこの
破砕機取付け部10Aの下部に設けたトラックフレーム
部であり、上記本体フレーム10は、これら破砕機取付
け部10Aとトラックフレーム部10Bとから構成され
ている。
【0017】図1及び図2に戻り、12aは、上記トラ
ックフレーム部10Bに回転自在に支持された駆動輪、
12bは従動輪(アイドラ)、13は、これら駆動輪1
2a及びアイドラ12bの間に掛け渡した走行手段とし
ての無限軌道履帯、14は、上記駆動輪12a側に設け
た左・右走行用油圧モータである。上記走行装置11
は、これら駆動輪12aと、アイドラ12bと、無限軌
道履帯13と、左・右走行用油圧モータ14とを備えて
いる。
【0018】前記の破砕ユニット4は、上記本体フレー
ム破砕機取付け部10Aの前後方向ほぼ中央部上に搭載
されている。図4は、この破砕ユニット4付近の構造を
表す図1中部分拡大側面図であり、図5は、図4に示し
た構造の一部透視側面図である。これら図4及び図5に
おいて、15は破砕ロータ、16は破砕ビット(破砕外
径Rを想像線で示す)、17は回転防止板、18は破砕
ビット取付け部、19はワッシャ、20は取付けボルト
(後述の図6及び図7参照)、21は袋ナットであり、
22は、これら破砕ビット16と、回転防止板17と、
破砕ビット取付け部18と、ワッシャ19と、取付けボ
ルト20と、袋ナット21とから構成される破砕ビット
組立体である(詳細は後述)。この破砕ビット組立体2
2は、上記破砕ロータ15の外周面複数箇所に設けられ
ており、木材破砕装置(この例ではいわゆるインパクト
クラッシャ)23は、これら破砕ロータ15と複数の破
砕ビット組立体22とを備えている。
【0019】上記破砕ロータ15は、その回転軸24の
両端が、左・右の側板25,25から略水平方向に突出
して設けられた板部材25a,25a上にボルト25b
及びナット25cにより固定された軸受機構26,26
によって回転自在に支持されている(図4参照)。これ
ら軸受機構26,26は、左・右の側板25,25の自
走式木材破砕機幅方向(以下、単に幅方向と記述)外方
側に取り付けられている(図2参照)。またこれら軸受
機構26の外周側には破砕装置用油圧モータ27,27
をそれぞれ設けており(図2参照)、その駆動軸(図示
せず)にカップリング(図示せず)を介し上記破砕ロー
タ15の回転軸24が連結されている。
【0020】また、28は、上記木材破砕装置23の外
周側(詳細には破砕ロータ15の外周側)に固定された
アンビル(2次破砕板、反発板)であり、この例では2
8a,28b,28cの3つが設けられている。これら
のアンビル28a,28b,28cは、アンビル支持構
造体(支持部材)29の内周面側に設けられており、2
9aはこのアンビル支持構造体29のブラケット部、3
0はこのアンビル支持構造体29の開閉用の油圧シリン
ダ、31はこの油圧シリンダ30を支持するシリンダ支
持ブラケットである。
【0021】上記アンビル支持構造体29は、上記ブラ
ケット部29aと、前記の破砕ビット16の回転軌跡R
になるべく沿うように屈曲して延設した内壁部29b
と、この内壁部29bの幅方向(図4及び図5中紙面に
垂直方向)両端部に設けた側壁部29c,29cと、上
記内壁部29bの自走式木材破砕機前方側(図5中左
側、以下単に前方側と記述)端部近傍に設けた上記アン
ビル28a取付け用のアンビル取付け部29dと、内壁
部29bを周方向にほぼ3分割する位置2箇所にそれぞ
れ設けた上記アンビル29b,29c収納用のアンビル
収納部29e,29eと、前方側端部に設けた取付け部
29fとを備えている。
【0022】上記シリンダ支持ブラケット31は、支持
架台32に、ボルト33a及びナット33bによって締
結固定されている。また、このシリンダ支持ブラケット
31の上端は上記アンビル支持構造体ブラケット部29
aの下端とピン34を介して回動可能に結合されてお
り、シリンダ支持ブラケット31の下端にはブラケット
35が固定されている。このブラケット35に上記アン
ビル支持構造体開閉用油圧シリンダ30のシリンダ部3
0aの下端に設けられたブラケット30bがピン36を
介して回動可能に結合されており、またこの油圧シリン
ダ30のロッド部30cの上端は、ピン37を介してア
ンビル支持構造体ブラケット部29aの側端に回動可能
に結合されている。
【0023】このような構造により、油圧シリンダ30
が上記ピン36を軸として回動しつつ縮短すると、アン
ビル支持構造体29がピン34を軸として時計回りに回
動し、これにより開口部38が現出し、前記木材破砕装
置23の上部の自走式木材破砕機後方側(図4及び図5
右側、以下単に後方側と記述)略半分を露出するように
なっている。一方、油圧シリンダ30が同様にピン36
を軸として回動しつつ伸長すると、アンビル支持構造体
29はピン34を軸として反時計回りに回動して図4及
び図5に示すように上記開口部38を閉じた状態とな
る。これにより、前記アンビル28a,28b,28c
が木材破砕装置23に対し位置決めされ固定される。な
おこのとき、前記取付け部29fに挿通されたボルト3
9が上部架台40の側板部40aに締結することによ
り、アンビル支持構造体29は上記の支持架台32及び
上部架台40に対し閉じた状態で固定されるようになっ
ている。
【0024】また、上記破砕ロータ15の下方には、破
砕物の粒度を設定するための多数の開口部(図示せず)
を備えた篩い部材(グレート)41が、支持部材42に
よりその内周側に支持され配設されている。
【0025】図1及び図2に戻り、前記送りコンベア3
は、前記本体フレーム破砕機取付け部10A上に設けた
中間フレーム43上に載置されており、前記ホッパ2内
の底部に略水平方向に延設されている。このとき、44
は後方側端部に設けた例えばスプロケット状の駆動ロー
ラ(図5も参照)、45はその反対側(前方側)に設け
た従動ローラ、46は、これら駆動ローラ44及び従動
ローラ45の間に巻回して設けた搬送体(コンベアベル
ト)、47は、上記駆動ローラ44の回転軸44a(図
1参照)に連結され自走式木材破砕機右側(図2中上
側)に配置された送りコンベア用油圧モータ(図2参
照)である。送りコンベア3は、これら駆動ローラ44
と、従動ローラ45と、搬送体46と、送りコンベア用
油圧モータ47とを備えている。なお、48は送りコン
ベアカバーである。
【0026】前記押えコンベア5は、上記中間フレーム
43の後方側端部上方に設けられている。このとき、4
9は木材破砕装置23側に設けたスプロケット状の従動
ローラ(図5も参照)、50は、この従動ローラ49と
反対側(前方側、被破砕物の導入側)に設けた上記従動
ローラ49よりも大径のスプロケット状の駆動ローラ、
51は、これら駆動ローラ50及び従動ローラ49の間
に巻回して設けた搬送体(コンベアベルト)、52は、
上記駆動ローラ50,50の径方向内周側にそれぞれ収
納配置して設けた押えコンベア用油圧モータ(図2参
照)であり、押えコンベア5は、これら従動ローラ49
と、駆動ローラ50と、搬送体51と、押えコンベア用
油圧モータ52とを備えている。
【0027】また、53は、中間フレーム43の後方側
端部近傍に下端を固定された左・右一対の油圧シリン
ダ、54は、これら油圧シリンダ53,53の上端に両
端を固定されこの油圧シリンダ53の伸縮と共に上下方
向にスライド可能なスライダである。このスライダ54
は、略水平方向に配設された水平ビーム部54aと、こ
の水平ビーム部54aの下方にこの水平ビーム部54a
と略平行に配設され押えコンベア5を支持する略円筒形
状の押えコンベア支持部54b(図示せず)とを備えて
いる。
【0028】このような構造により、スライダ54及び
押えコンベア5が一体となって上下方向にスライド移動
(言い換えれば送りコンベア3に対し進退)可能に構成
され、これによって、押えコンベア5による被破砕物の
押さえ込み圧力や、送りコンベア3の搬送体46と押え
コンベア5の搬送体51との間の間隙寸法を適宜設定可
能となっている。
【0029】前記ホッパ2は、中間フレーム43上に略
水平方向に設けられている。このとき、2aは前方側の
側壁であり、2b,2bはそれぞれ幅方向両側の側壁で
ある。この幅方向両側の側壁2bは、上部が上方に向か
って拡開形状となっており、被破砕物投入時の便宜が図
られている。
【0030】前記排出コンベア7は、排出側(後方側、
図1及び図2中右側)部分が、前記パワーユニット9か
ら突出して設けたアーム部材55(但し図2では図示省
略)に、支持部材56,57を介し吊り下げ支持されて
いる。また、排出反対側(前方側、図1及び図2中左
側)部分は、前記本体フレーム破砕機取付け部10Aよ
りも下方に位置し、支持部材58を介し本体フレーム破
砕機取付け部10Aから吊り下げられるように支持され
ている。この結果、排出コンベア7は、本体フレーム1
0の下方からパワーユニット9の下方を通って、本体フ
レーム9の後方側外方へ、上り傾斜で配置されている。
【0031】また、59はフレームであり、60はこの
フレーム59に支持される駆動輪、61は上記駆動輪6
0を駆動する排出コンベア用油圧モータ(図2参照)、
62は上記駆動輪60と従動輪(図示せず)との間に巻
回して設けらたコンベアベルト、63及び64は上記コ
ンベアベルト62の両側面及び搬送面をそれぞれ支持す
るガイドローラ及びローラである。なお、65は、従動
輪の回転軸を支持する軸受機構(図示せず)を略水平方
向に変位可能とする公知の張力調整機構であり、これに
よって上記コンベアベルト62の張力を調整可能となっ
ている。
【0032】前記磁選機8は、支持部材66,66を介
し上記アーム部材55より吊り下げ支持されており、上
記コンベアベルト62の上方にこれと略直交するように
配置した磁選機ベルト67と、図示しない磁力発生手段
と、磁選機用油圧モータ68とを備えている。
【0033】前記パワーユニット9は、前記本体フレー
ム破砕機取付け部10Aの後方側上部に、パワーユニッ
ト積載部材69を介し搭載されており、その左前方側部
分には運転席70が設けられている。ここで、上記送り
コンベア3、押えコンベア5、排出コンベア7、磁選機
8、走行装置11、木材破砕装置23は、この自走式木
材破砕機に備えられる油圧駆動装置によって駆動される
被駆動部材を構成している。これらの被駆動部材を駆動
する送りコンベア用油圧モータ47、押えコンベア用油
圧モータ52、排出コンベア用油圧モータ61、磁選機
用油圧モータ68、左・右走行用油圧モータ14、破砕
装置用油圧モータ27、及びアンビル支持構造体開閉用
の油圧シリンダ30や押えコンベア5昇降用油圧シリン
ダ53等の各種油圧アクチュエータは、パワーユニット
9内に搭載されるエンジン(図示せず)、このエンジン
により駆動される少なくとも1つの油圧ポンプ(図示せ
ず)、及び複数のコントロールバルブ(図示せず)等か
らなる油圧駆動装置によって駆動される。
【0034】そして、上記油圧ポンプ及びエンジン(そ
の上部カバー71のみ図2に図示)は、このエンジンの
冷却水を冷却するラジエータを備えた熱交換器装置(図
示せず)とともに、パワーユニット9内の後方側の領域
において、幅方向(図2中上下方向)に並設されてい
る。一方、パワーユニット9の前方側の領域には、エン
ジンの燃料タンク(その給油口72のみを図2に図示)
と、上記各油圧アクチュエータを駆動する圧油(作動
油)を貯留する作動油タンク(その給油口73のみを図
2に図示)と、上記各コントロールバルブを備えた制御
弁装置(図示せず)と、操作者が搭乗する区画である上
記運転席70とが、この順序で幅方向右側(図2中上
側)から左側(図2中下側)へ向かって並設されてい
る。
【0035】なお、以上のパワーユニット9の各機器
は、パワーユニット9の基礎下部構造をなすパワーユニ
ットフレーム74(図1参照)上に配置されており、こ
のパワーユニットフレーム74が、上記パワーユニット
積載部材69を介し、上述したように本体フレーム破砕
機取付け部10Aの後方側上部に搭載されている。
【0036】以上説明したような構成の自走式木材破砕
機において、本発明の一実施の形態の最も大きな特徴
は、前記破砕ビット組立体22において、前記取付けボ
ルト20と螺合するナットに前記袋ナット21を使用し
たことである。以下、破砕ビット組立体22の詳細構造
を表す側面図である図6、及び図6中VII−VII断面にお
ける一部破断水平断面図である図7を用いてこの詳細構
造を説明する。これら図6及び図7において、前述した
ように16は破砕ビット、17は回転防止板、18は破
砕ビット取付け部、19はワッシャ、20は取付けボル
ト、21は袋ナットである。
【0037】上記破砕ビット16は、前記破砕ロータ1
5の正転方向(図5及び図6中矢印ア方向)回転に対応
する方向に補強のための肉盛溶接が施してあり、この肉
盛溶接部16aにより刃面16bが形成されている。ま
た、破砕ビット16には上記取付けボルト20挿通用の
貫通孔16c(図7参照)が上記刃面16bと略垂直方
向に設けられ、その貫通孔16cの刃面16b側は、ヘ
ッド部20a及びボルト部20bとから構成される取付
けボルト20のヘッド部20a係止用に上記貫通孔16
cよりも径の大きい開口部16d(図7参照)が設けら
れている。なお、上記肉盛溶接部16aは、その略中央
部に上記開口部16dよりもさらに径の大きい取付けボ
ルト20挿通用の開口部16eを有した形状となってい
る。
【0038】上記回転防止板17は、略中央部に取付け
ボルト20挿通用の貫通孔17a(図7参照)を穿設し
たプレートである。この回転防止板17の破砕ビット1
6側の面には破砕ビット16の形状に対応した係合面1
7b(図6参照)が設けられており、この係合面17b
に破砕ビット16の上記刃面16bと反対側の面16f
(図6参照)が係合することにより、破砕ビット16が
取付けボルト20の周方向に回転するのを防止するよう
になっている。
【0039】上記破砕ビット取付け部18は、破砕ロー
タ15の外周面複数箇所に例えば溶接により固定されて
おり、上述した破砕ビット16及び回転防止板17と同
様に取付けボルト20挿通用の貫通孔18a(図7参
照)が設けられている。
【0040】このような構造により、取付けボルト20
が破砕ビット16の刃面16b側から破砕ビット16の
貫通孔16c、回転防止板17の貫通孔17a、破砕ビ
ット取付け部18の貫通孔18a、及びワッシャ19の
順に挿通され袋ナット21と螺合し締結することによ
り、破砕ビット16は破砕ロータ15に対して固定され
るようになっている。
【0041】このとき、ナット部21aと袋部21bと
から一体的に構成された袋ナット21は、上記袋部21
bにより上記取付けボルト20の袋ナット21(正確に
はナット部21a)との螺合部より突出した突出部20
b1を完全に覆うようになっている。またこのとき、破
砕ビット16は、上記刃面16bが破砕ロータ15の正
転方向回転(図5及び図6中矢印ア方向)に対応するよ
うな向きに配置されるようになっている。
【0042】以上において、送りコンベア3は、特許請
求の範囲各項記載の本体フレームの長手方向一方側に設
けた被破砕木材搬送用の搬送手段を構成し、走行装置1
1は走行手段を構成し、ナット部21aはナットを構成
し、袋部21bは取付けボルトの螺合部の先端を覆うカ
バー手段を構成する。
【0043】次に、上記本発明の木材破砕装置の一実施
の形態を備えた自走式破砕機の動作及び作用を以下に説
明する。破砕ビット16の交換作業の際には、作業者は
例えば手動ポンプを用いてアンビル支持構造体開閉用油
圧シリンダ30を縮短させ、アンビル支持構造体29を
開放する。このようにして、前述したように開口部38
を介して木材破砕装置23の上方の後方側略半分を露出
させる。
【0044】次に作業者は、破砕ビット組立体22の袋
ナット21を緩め、取付けボルト20を破砕ビット16
の刃面16b側から引き抜く。これによって破砕ビット
16、回転防止板17、ワッシャ19、袋ナット21は
それぞれ破砕ビット取付け部18から離脱する。そし
て、破砕ビット16を新規のものに交換し、その刃面1
6b側から取付けボルト20を破砕ビット16の貫通孔
16c、回転防止板17の貫通孔17a、破砕ビット取
付け部18の貫通孔18a、及びワッシャ19の順に挿
通し袋ナット21と螺合させ締結する。これにより、新
規の破砕ビット16は破砕ロータ15に対して固定され
る。
【0045】このような手順により、上記開口部38を
介して露出している全ての破砕ビット組立体22の破砕
ビット16を交換し終えたら、作業者は破砕装置用油圧
モータ27の配管に設けたストップバルブ(図示せず)
を開き、手動にて破砕ロータ15を例えば略1/4回転
ずつ(開口部38を介して露出する部分が破砕ロータ1
5の略1/4であるため)回転させつつ上記と同様にし
て破砕ビット16の交換作業を繰り返す。このようにし
て木材破砕装置23の全ての破砕ビット16を交換した
後、再び手動ポンプを用いてアンビル支持構造体開閉用
油圧シリンダ30を伸長させ、アンビル支持構造体29
を閉じる。
【0046】以上説明したように、本発明の一実施の形
態においては、取付けボルト20の螺合側突出部20b
1を袋ナット21の袋部21bが完全に覆う構造とした
ことにより、上記突出部20b1のねじ山の磨耗または
目詰まり等が原因でこの突出部20b1の切断や目詰ま
り除去作業を行っていた従来構造に比べ、破砕ビット1
6の交換作業を容易かつ短時間に行うことができる。こ
れにより木材破砕装置23の休止時間を短くすることが
でき、従って、木材破砕装置23の稼働率低下を防止す
ることができる。
【0047】また、上記構成の自走式木材破砕機におい
ては、破砕ロータ15の下方に破砕物の粒度を設定する
ために配設された前記篩い部材41が例えば目詰まり等
を起こしたときに、破砕ロータ15を逆転方向(図5及
び図6中矢印イ方向)に例えば1〜2周回転させ詰まっ
た破砕物をほぐすことがある。このとき、破砕ビット組
立体22は取付けボルト20の突出部20b1側から直
接被破砕片等に衝突することになり、従来構造において
は突出部20b1の磨耗又は目詰まりが顕著となる。こ
れに対し、上記本発明の一実施の形態においては、袋ナ
ット21の袋部21bが取付けボルト突出部20b1を
完全に覆っているためにこれを防止できる。これによ
り、さらに確実に木材破砕装置23の稼働率低下を防止
することができる。
【0048】なお、本発明の特徴である取付けボルト突
出部20b1のカバー手段の形状は、上記一実施の形態
における袋ナット21に限られるものではなく、その趣
旨及び技術的思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能
である。以下、そのような取付けボルト突出部20b1
のカバー手段の形状の変形例を順次説明する。
【0049】(変形例1)カバー部材 図8は、カバー部材を取り付けた破砕ビット組立体22
の詳細構造を表す側面図であり、図9は、図8中IX−IX
断面における水平断面図である。この図8及び図9にお
いて、前述の図6及び図7と同様の部分には同符号を付
し説明を省略する。
【0050】これら図8及び図9において、19′はワ
ッシャ、76はナット、77はカバー部材であり、2
2′はこれらワッシャ19′と、ナット76と、カバー
部材77とを備えた破砕ビット組立体である。上記ワッ
シャ19′は、外周面に上記カバー部材77の内ねじ部
77a(図9参照、後述する)との螺合用の外ねじ部1
9′a(図9参照)が設けてあり、この外ねじ部19′
aがカバー部材77の内ねじ部77aと螺合したときに
カバー部材77を十分に支持固定できる程度の厚さを有
している。
【0051】上記カバー部材77は、上記ワッシャ1
9′、上記ナット76、及び取付けボルト20の突出部
20b1を覆うのに十分かつ破砕ロータ15が回転した
ときに前記破砕外径R外に突出しない程度の大きさを備
えた略箱状のカバーである。このカバー部材77の内周
面開口側には、上記ワッシャ19′の外ねじ部19′a
との螺合用の内ねじ部77aが設けてあり、上述したよ
うにこの内ねじ部77aがワッシャ19′の外ねじ部1
9′aと螺合することにより、カバー部材77は破砕ロ
ータ15に対し固定されるようになっている。
【0052】以上において、カバー部材77は、特許請
求の範囲各項記載の取付けボルトの螺合部の先端を覆う
カバー手段を構成する。
【0053】以上説明した本変形例においては、前述の
本発明の一実施の形態と同様の効果を得ることができる
上にナット76も完全に覆うことができ、これによりナ
ット76の山(外周)が破砕片により潰れることを防ぐ
ことができる。したがって、破砕ビット交換作業をさら
に容易かつ短時間に行うことができ、木材破砕装置23
の稼働率低下を確実に防止することができる。
【0054】なお、本変形例におけるカバー部材77に
おいて、図10及び図11に示すようにトルクレンチ等
による締め付け作業を考慮した掴み部77bを設け、こ
の掴み部77bを備えたカバー部材77′をワッシャ1
9′に取り付けても良い。このとき、カバー部材77′
は、特許請求の範囲各項記載の取付けボルトの螺合部の
先端を覆うカバー手段を構成する。この場合も上記変形
例1と同様の効果を得る。
【0055】(変形例2)庇部材 図12は、庇部材を取り付けた破砕ビット組立体22の
詳細構造を表す側面図である。この図12において、前
述の図6及び図8と同様の部分には同符号を付し説明を
省略する。
【0056】この図12において、78は庇部材であ
り、22″はこの庇部材78を備えた破砕ビット組立体
である。この庇部材78は、ワッシャ部78aと略中空
半球状の庇部78bとにより一体的に構成されている。
前述の一実施の形態と同様に、取付けボルト20を刃面
16b側から破砕ビット16、回転防止板17、破砕ビ
ット取付け部18、及び上記庇部材78(正確にはワッ
シャ部78a)の順に挿通し、ナット76と螺合させ締
結することにより、この庇部材78は破砕ロータ15に
対し固定されるようになっている。このとき、庇部78
bが取付けボルト20とナット76との螺合部分の外周
側になるように、上記庇部材78は固定されるようにな
っている。
【0057】以上において、ワッシャ部78aは、特許
請求の範囲各項記載の破砕ビット取付け部とナットとの
間に介装されるワッシャを構成し、庇部材78は、取付
けボルトの螺合部の先端を覆うカバー手段を構成する。
【0058】以上説明した本変形例においても、取付け
ボルト突出部20b1を庇部材78により覆うことがで
きるので、突出部20b1のねじ山の磨耗または目詰ま
り、及びナット76の山(外周)の磨耗等を減少し、こ
れにより破砕ビット16の交換作業を容易かつ短時間に
行うことができる。従って、木材破砕装置23の稼働率
低下を防止することができる。
【0059】なお、本変形例においては、庇部材78の
庇部78bの形状を略中空半球状としたが、これに限ら
れず、図13に示すように略曲面状の庇部78b′とし
これを備えた庇部材78′としてもよい。このとき、庇
部材78′は、取付けボルトの螺合部の先端を覆うカバ
ー手段を構成する。この場合も、取付けボルト突出部2
0b1のねじ山の磨耗または目詰まり、及びナット76
の山(外周)の磨耗等を減少し、これにより破砕ビット
16の交換作業を容易かつ短時間に行うことができる。
従って、木材破砕装置23の稼働率低下を防止すること
ができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、破砕ビットを破砕ビッ
ト取付け部に固定するための取付けボルトのナットとの
螺合部分の先端にカバー手段を備える構造とするので、
取付けボルトのナットとの螺合部分より突出した部分の
磨耗や目詰まりを防止することができ、破砕ビットの交
換作業を容易かつ短時間に実施することができる。これ
により、木材破砕装置の稼働率低下を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の木材破砕装置の一実施の形態を備えた
自走式木材破砕機の全体構造を表す側面図である。
【図2】本発明の木材破砕装置の一実施の形態を備えた
自走式木材破砕機の全体構造を表す上面図である。
【図3】図1中A方向から見た矢視前面図、及び図1中
B方向から見た矢視後面図である。
【図4】本発明の木材破砕装置の一実施の形態を備えた
破砕ユニットの構造を表す図1中部分拡大側面図であ
る。
【図5】本発明の木材破砕装置の一実施の形態を備えた
破砕ユニットの構造を表す図4中一部透視側面図であ
る。
【図6】本発明の木材破砕装置の一実施の形態を構成す
る破砕ビット組立体の詳細構造を表す側面図である。
【図7】図6中VII−VII断面における一部破断水平断面
図である。
【図8】本発明の木材破砕装置の一実施の形態の変形例
を構成する破砕ビット組立体の詳細構造を表す側面図で
ある。
【図9】図8中IX−IX断面における水平断面図である。
【図10】本発明の木材破砕装置の一実施の形態の変形
例を構成するカバー部材の変形例を備えた破砕ビット組
立体の詳細構造を表す側面図である。
【図11】図10中XI−XI断面における水平断面図であ
【図12】本発明の木材破砕装置の一実施の形態の変形
例を構成する破砕ビット組立体の詳細構造を表す側面図
である。
【図13】本発明の木材破砕装置の一実施の形態の変形
例を構成する庇部材の変形例を備えた破砕ビット組立体
の詳細構造を表す側面図である。
【符号の説明】
3 送りコンベア(搬送手段) 7 排出コンベア 10 本体フレーム 11 走行装置(走行手段) 15 破砕ロータ 16 破砕ビット 18 破砕ビット取付け部 19′ ワッシャ 20 取付けボルト 21 袋ナット 21a ナット部(ナット) 21b 袋部(カバー手段) 23 木材破砕装置 77 カバー部材(カバー手段) 77′ カバー部材(カバー手段) 78 庇部材(カバー手段) 78′ 庇部材(カバー手段) 78a ワッシャ部(ワッシャ) 78b 庇部 78b′ 庇部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳下 誠 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 4D065 AA05 BB04 CA16 CB10 CC01 DD04 EB20 EC09 4D067 DD04 DD13 DD14 GA11 GB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】破砕ロータを回転させて被破砕木材を破砕
    する木材破砕装置において、 前記破砕ロータの外周に間隔をもって設けた破砕ビット
    取付け部と、 この破砕ビット取付け部に前記破砕ロータ接線方向に設
    けたボルト孔と、 前記破砕ビット取付け部の前記破砕ロータ回転方向側に
    設けられる破砕ビットと、 前記破砕ビット取付け部のボルト孔に挿入され、その螺
    合部にナットを締結することによりその頭部と前記ナッ
    トとで前記破砕ビットを前記破砕ビット取付け部に固定
    する取付けボルトと、 この取付けボルトの前記螺合部の先端を覆うカバー手段
    とを備えたことを特徴とする木材破砕装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の木材破砕装置において、前
    記カバー手段は袋部を有する袋ナットであることを特徴
    とする木材破砕装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の木材破砕装置において、前
    記カバー手段はさらに前記ナットも覆うことを特徴とす
    る木材破砕装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の木材破砕装置において、前
    記カバー手段は前記破砕ビットを取付ける際に破砕ビッ
    ト取付け部と前記ナットとの間に介装されるワッシャに
    取付け固定されることを特徴とする木材破砕装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の木材破砕装置において、前
    記カバー手段は前記破砕ビットを取付ける際に破砕ビッ
    ト取付け部と前記ナットとの間に介装されるワッシャに
    一体的に取付けられた庇部を有することを特徴とする木
    材破砕装置。
  6. 【請求項6】走行手段を備えた本体フレームと、 この本体フレームに設けられ、破砕ロータの外周に間隔
    をもって設けた破砕ビット取付け部、この破砕ビット取
    付け部に前記破砕ロータ接線方向に設けたボルト孔、前
    記破砕ビット取付け部の前記破砕ロータ回転方向側に設
    けられる破砕ビット、前記破砕ビット取付け部のボルト
    孔に挿入され、その螺合部にナットを締結することによ
    りその頭部と前記ナットとで前記破砕ビットを前記破砕
    ビット取付け部に固定する取付けボルト、及びこの取付
    けボルトの前記螺合部の先端を覆うカバー部材を備えた
    木材破砕装置と、 前記本体フレームの長手方向一方側に設けた被破砕木材
    搬送用の搬送手段と、 前記破砕装置の下方位置から前記本体フレームの長手方
    向他方側へ延在する排出コンベアとを備えたことを特徴
    とする自走式木材破砕機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038061A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd 木材破砕機の破砕ビット組立体及びこれに用いるホルダ保護部材。
CN104785340A (zh) * 2015-05-04 2015-07-22 西华大学 凹土粗破刀具

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JP2007038061A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd 木材破砕機の破砕ビット組立体及びこれに用いるホルダ保護部材。
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