JP2003236256A - バルーン玩具 - Google Patents
バルーン玩具Info
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Abstract
工程だけで、同時に、発光体等のアクション装置を収容
する中袋も設けることができて、工程数を減らし製造コ
ストを低減できるバルーン玩具を提供する。 【解決手段】 2箇所に気体流入口3と気体流出口4を
設けた中袋2をバルーン本体1の内部に、その気体流入
口3がバルーン本体1の外部に開口して、気体流出口4
がバルーン本体1の内部に開口するように取り付けると
ともに、その中袋2にバルーン本体1の内部への気体の
流入を可能となし、かつ、バルーン本体1の内部から外
部への気体の流出を阻止する逆止弁5を設けて、その中
袋2の内部に発光体6や発音体等のアクション装置を収
容可能としたことを特徴とする。
Description
る。
ルーン本体の内部に中袋を取り付けて、その中袋の内部
に発光体等のアクション装置を収容したバルーン玩具が
公知である。
の一部に空気弁付き気体流入口を設けて、さらに、バル
ーン本体の別の場所に中袋を取り付ける必要があるの
で、工程数が多くなってコスト高となる問題があった。
体の1箇所に気体流入口を設ける工程だけで、同時に、
発光体等のアクション装置を収容する中袋も設けること
ができて、工程数を減らし製造コストを低減できるバル
ーン玩具の提供を課題とする。
に、本発明のバルーン玩具は、2箇所に気体流入口3と
気体流出口4を設けた中袋2をバルーン本体1の内部
に、その気体流入口3がバルーン本体1の外部に開口し
て、気体流出口4がバルーン本体1の内部に開口するよ
うに取り付けるとともに、その中袋2にバルーン本体1
の内部への気体の流入を可能となし、かつ、バルーン本
体1の内部から外部への気体の流出を阻止する逆止弁5
を設けて、その中袋2の内部に発光体6や発音体等のア
クション装置を収容可能としたことを特徴とする、とい
う構成を採るものである。
本体1を脹らます前はバルーン本体1の内部に没してい
て、バルーン本体1を脹らまして中袋2に弛みが生じた
ときに、バルーン本体1の外部へ引き出すことによりバ
ルーン本体1の内部における中袋2の弛みを解消するこ
とができる長さ調節部11を中袋2の一部に設けた構成
にすることも可能である。
基づき、本発明の実施の形態について説明する。まず、
バルーン本体1はプラスチックシートやゴムなどを素材
として、内部にヘリウムや空気等の気体を入れて立体的
に脹らますことができるように気密性を有する中空構造
に形成している。このバルーン本体1の脹らんだ状態の
形状は自由であり、図示した実施例のように円盤形にす
ることもできるが、その他、任意の形状にすることがで
きる。このバルーン本体1は全部又は一部を透明、半透
明、又は有色透明などにして、透光性を持たせることが
できる。また、バルーン本体1の表面にはキャラクター
等の絵などを印刷等により表示することができる。
り付けている。この中袋2もプラスチックシートやゴム
などを素材として気密性を具えるように形成している。
また、中袋2の形状も自由であり、図示した第1実施例
(図1参照)のようにストレートなチューブ状にした
り、又は第2実施例(図2参照)のように枝部2aを有
するチューブ状にしたり、又は図は省略するが袋状など
にすることができる。この中袋2は2箇所に気体流入口
3と気体流出口4を設けている。
ように取り付けているが、その気体流入口3はバルーン
本体1の外部に開口させ、その気体流出口4はバルーン
本体1の内部に開口させている。中袋2において気体流
出口4を設ける位置は自由であり、例えば、図示した第
1実施例のように中袋2の先端近傍に設けることもでき
るし、又は第2実施例のように、中袋2に設けたチュー
ブ状の枝部2aの先端に設けることもできる。
止弁5は、バルーン本体1の内部への気体の流入を可能
となし、かつ、バルーン本体1の内部から外部への気体
の流出を阻止する機能を有するものである。この逆止弁
5を設ける位置は自由であり、図示した第1実施例のよ
うに中袋2の気体流入口3に設けることも可能であり、
又は図示した第2実施例のようにバルーン本体1の内部
に開口する中袋2の気体流出口4に設けることも可能で
ある。
上端などをバルーン本体1に接続して固定することもで
きるが、フリーな状態にして揺ら揺らさせることも可能
である。
本体1の外部に開口した中袋2の気体流入口3からヘリ
ウムや空気等の気体を送り込む。中袋2に流入した気体
は、その中袋2の内部を通過して、気体流出口4から流
出することによりバルーン本体1の内部に流入すること
になる。なお、バルーン本体1の内部に気体が流入する
ときは、もちろん、逆止弁5が開くことになる。バルー
ン本体1の内部に気体が充満すると、バルーン本体1は
脹らんだ状態となる。バルーン本体1の内部の気体は、
逆止弁5が閉じるので、逆流して中袋2の気体流入口3
から外部へ出ることはない。したがって、バルーン本体
1からの気体の漏出は防止され、脹らんだ状態が維持さ
れることになる。
ルーン本体1の内部に開口する中袋2の気体流出口4に
設けると、バルーン本体1を脹らました状態で、そのバ
ルーン本体1の内部に位置する逆止弁5に外部から手を
触れることができなくなる。したがって、逆止弁5をい
たずらして誤って開くことがなくなり、バルーン本体1
から意に反して気体が抜けて萎むのを防止することがで
きる。
り、バルーン本体1の内部から音響を発生させたりする
ことにより、興趣を増大させることができるが、その場
合、発光体6や発音体等のアクション装置は中袋2の内
部に収容することができる。なお、発光体6などのアク
ション装置に接続するリード線7は、中袋2の気体流入
口3からバルーン本体1の外部に突出させて、図示した
実施例のように、スイッチ9付きの握り8に内蔵した電
池(図は省略)に接続することができる。なお、図示し
た実施例のように、バルーン本体1と握り8の間でリー
ド線7を露出させておくのを避けるために、バルーン本
体1にパイプ状の棒体(図は省略)を取り付けて、その
棒体の内部にリード線7を通す構造にすることも可能で
ある。
て発光体6を収容する場合は、中袋2の全部又は一部を
透光性素材で形成するとともに、バルーン本体1の全部
又は一部も透光性素材で形成する。
ズレ防止具10(図2参照)などを適宜設けることがで
きる。
等により接合する必要がある。そして、その溶着等を行
なう場合は、バルーン本体1と中袋2とを扁平状態で重
ね合せて行なうのが普通である。しかしながら、中袋2
の両端をバルーン本体1に対し溶着等により接合する構
造にすると、完成状態においてバルーン本体1を脹らま
したときに、バルーン本体1は脹らむ方向に垂直な方向
の長さが縮小するのに対し、中袋2の同方向の長さは殆
ど縮小しないので、中袋2に弛みが生じて見栄えが良く
ないという問題がある。そして、このような中袋2の弛
みの発生を防止するには、バルーン本体1を脹らました
形状にして、すなわち、バルーン本体1を立体的にして
中袋2と接合すればよいが、そのような製造方法は実施
が極めて困難である。そこで、脹らましたバルーン本体
1の内部で中袋2に弛みが無くなり、かつ、製造も容易
な構造のバルーン玩具が望まれている。そして、そのよ
うなバルーン玩具を製造する方法として、例えば、バル
ーン本体1を脹らまして中袋2が弛んだときに、その中
袋2の一部をバルーン本体1の外部へ引き出すことによ
りバルーン本体内部の中袋2を伸ばして弛みをとるとい
う方法が考えられる。具体的には、バルーン本体1を脹
らます前はバルーン本体1の内部に没していて、バルー
ン本体1を脹らまして中袋2に弛みが生じたときに、バ
ルーン本体1の外部へ引き出すことによりバルーン本体
1の内部における中袋2の弛みを解消することができる
長さ調節部11を中袋2の一部に設けるという構成が考
えられる。この長さ調節部11は、例えば、図4のAに
示すように、バルーン本体1の一部にバルーン本体1の
内部方向へ凹んだヘソ部12を設けて、中袋2をそのヘ
ソ部12の奥の位置に接合することにより設けることが
できる。すなわち、中袋2においてヘソ部12の入り口
からヘソ部12の奥の接合位置までに相当する個所が長
さ調節部11となる。このような長さ調節部11を設け
れば、図4のBに示すように、バルーン本体1を脹らま
して中袋2に弛みが生じたときに、中袋2の一部、すな
わち長さ調節部11を、図4のCに示すように、ヘソ部
12と共にそのヘソ部12を反転させながらバルーン本
体1の外部へ引き出すことにより、バルーン本体内部の
中袋2を伸ばして弛みを無くすことができる。そして、
このような構造にすれば、バルーン本体1と中袋2の溶
着等による接合も両者を扁平にした状態で行なうことが
できるので、つまり、バルーン本体1を立体的な形状に
せずに行なうことができるので製造が容易となる。な
お、バルーン本体1の外部へ引き出した中袋2の長さ調
節部11が邪魔になる場合は、コンパクトに折畳んでク
リップなどで挟み止めすることも可能である。
1の内部へ気体を流入させてバルーン本体1を膨らます
ためにバルーン本体1に取り付ける逆止弁5付きの中袋
2の内部に発光体6等のアクション装置を収容可能とし
たので、上記従来例のように、バルーン本体の一部に空
気弁付き気体流入口を設けて、さらに、バルーン本体の
別の場所にアクション装置を収容する中袋を取り付ける
必要がなく、バルーン本体1の1箇所に中袋2を取り付
ける工程だけですむので、工程数が減って製造コストを
低減できるというメリットがある。また、請求項2記載
の構成にすれば、脹らましたバルーン本体内部での中袋
2の弛みを防止でき、かつ、製造が容易になる
断面図である。
断面図である。
る。
を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 2箇所に気体流入口3と気体流出口4を
設けた中袋2をバルーン本体1の内部に、その気体流入
口3がバルーン本体1の外部に開口して、気体流出口4
がバルーン本体1の内部に開口するように取り付けると
ともに、その中袋2にバルーン本体1の内部への気体の
流入を可能となし、かつ、バルーン本体1の内部から外
部への気体の流出を阻止する逆止弁5を設けて、その中
袋2の内部に発光体6や発音体等のアクション装置を収
容可能としたことを特徴とするバルーン玩具。 - 【請求項2】 バルーン本体1を脹らます前はバルーン
本体1の内部に没していて、バルーン本体1を脹らまし
て中袋2に弛みが生じたときに、バルーン本体1の外部
へ引き出すことによりバルーン本体1の内部における中
袋2の弛みを解消することができる長さ調節部11を中
袋2の一部に設けた請求項1記載のバルーン玩具。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002146083A JP3927072B2 (ja) | 2001-12-12 | 2002-05-21 | バルーン玩具 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP2001-378204 | 2001-12-12 | ||
JP2001378204 | 2001-12-12 | ||
JP2002146083A JP3927072B2 (ja) | 2001-12-12 | 2002-05-21 | バルーン玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003236256A true JP2003236256A (ja) | 2003-08-26 |
JP3927072B2 JP3927072B2 (ja) | 2007-06-06 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3927072B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050078940A (ko) * | 2004-02-03 | 2005-08-08 | 이철규 | 구형 놀이기구 |
JP2006300440A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP2013502257A (ja) * | 2009-08-17 | 2013-01-24 | シートリーヴァー・インターナショナル・ホールディングス・リミテッド | 自己封止弁付き膨張式非ラテックス風船 |
-
2002
- 2002-05-21 JP JP2002146083A patent/JP3927072B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20050078940A (ko) * | 2004-02-03 | 2005-08-08 | 이철규 | 구형 놀이기구 |
JP2006300440A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP4484752B2 (ja) * | 2005-04-22 | 2010-06-16 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2013502257A (ja) * | 2009-08-17 | 2013-01-24 | シートリーヴァー・インターナショナル・ホールディングス・リミテッド | 自己封止弁付き膨張式非ラテックス風船 |
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---|---|
JP3927072B2 (ja) | 2007-06-06 |
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