JP2003235870A - 歯科用小型光照射器 - Google Patents

歯科用小型光照射器

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JP2003235870A
JP2003235870A JP2002043050A JP2002043050A JP2003235870A JP 2003235870 A JP2003235870 A JP 2003235870A JP 2002043050 A JP2002043050 A JP 2002043050A JP 2002043050 A JP2002043050 A JP 2002043050A JP 2003235870 A JP2003235870 A JP 2003235870A
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light guide
light
dental
irradiator
optical filter
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Jiro Ikeo
治郎 池尾
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Ushio Denki KK
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Ushio Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、光学フィルタの冷却が可能
な歯科用小型光照射器を提供することである。 【解決手段】 本発明の請求項1に記載の歯科用小型
光照射器は、本体ケースの内部に、光源を含み、該光源
からの光を、光学フィルタを介してライトガイドの入射
端に導き、該ライトガイドの出射端から光を放射する、
歯科用小型光照射器において、上記ライトガイドの入射
端の周縁部及び、入射端側外周部を覆い、且つ保持す
る、ライトガイド保持部材と、上記ライトガイド保持部
材をその内部に含み、上記光源に対して上記ライトガイ
ドの位置決めをする、ライトガイド位置決め部材を設
け、上記ライトガイド保持部材は、熱伝導率0.5(W
/m・K)以下の材料からなり、上記ライトガイド位置
決め部材は、熱伝導率120(W/m・K)以上の材料
からなり、上記光学フィルタと当接していることを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、歯科の治療または
審美に使用される歯科用小型光照射器の構造に関し、よ
り詳細には、光源から照射される光により加熱された光
学フィルタの冷却構造および、光源、光学フィルタ及び
ライトガイドからなる光学系の位置決め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に、従来の歯科用小型光照射器の断
面構造を示す。従来、歯科の治療または審美に使用され
る、歯科用小型光照射器1は、本体ケース2内に光源3
として、定格電力80Wのハロゲンランプ3aと、この
ハロゲンランプ3aを取り囲むように反射ミラー3bが
配置されている。そして、上記光源3は、本体ケース2
にランプカバーLCを介して位置決め・固定されてい
る。また、本体ケース2の把持部2cには、ハロゲンラ
ンプ3aの点灯・消灯を制御する制御部30と、点灯・
消灯スイッチ31が設けられており、制御部30には、
電源(図示しない)が接続され、該電源から点灯に必要
な電力が供給される。更に、歯科用小型光照射器1に
は、ライトガイド5が設けられ、該ライトガイド5の入
射端5aの全面に、光源3より照射される光のほとんど
全てが照射されるように、光源3に対して位置決め及び
固定がなされている。(ライトガイド5は、直径が15
0μmの光ファイバを例えば2000本程度束ねて円柱
状に形成したものであり、その入射端5a側外周部5a
2には、ステンレス管5cが取り付けられ、このステン
レス管5cの円周方向に、V型または矩形状の溝5c1
が形成されている。(図5参照))そして、ハロゲンラ
ンプ3aより放射された光は、直接または、反射ミラー
3bにより反射されて、ライトガイド5の入射端5aに
集光し、該ライトガイド5の出射端5bから放射され
る。ここで、ハロゲンランプ3aが点灯することによ
り、本体ケース2内部には熱が発生し、光源3より照射
される光を直接受ける光学フィルタFは高温に加熱され
るが、これらの熱の処理は、排風ファン4により、本体
ケース2に設けられた吸気口2a1,2a2,2a3よ
り、外気を吸気し、換気口2d1,2d2などを介して
排気口2bより排気することにより行われる。(風の流
れは、図面内の矢印にて示される。)
【0003】次に、上記ライトガイド5の位置決め及び
固定の構造を詳細に説明する。本体ケース2の内部に
は、円筒状のステンレス管5cの外径より僅かに大きい
開口6aを有する、ライトガイド保持および位置決め部
材6が設けられている。(上記部材6には、首部6c
と、一対の切欠6dとが形成され、この切欠6dによっ
て該部材6の開口6aが外部と連通している。(図2
(a)参照))そして、ライトガイド5を保持した時、
その入射端5aの全面に光源3より照射される光のほと
んど全てが照射されるように、本体ケース2に対して上
記部材6は位置決めされ、本体ケース2の固定部2eに
不図示の固定手段により固定されている。
【0004】次に、ライトガイド5の位置決め及び固定
の手順を説明する。最初に、ライトガイド5の入射端5
a側、すなわちステンレス管5cを上記部材6の開口6
aより、入射端5a周縁部5a1が突き当て部6bに突
き当たるまで挿入する。(これにより、ライトガイド5
の入射端5aの周縁部5a1及び、入射端5a側外周部
5a2が覆われ、且つ保持される。(図5参照))ま
た、上記部材6の開口6aの内壁には、弾性部材からな
るOリング8がはめ込まれており、これによりライトガ
イド5の光軸に対して回転方向のがたつきや、光漏れが
防止される。次に、図2(b)に示すバネ7を、上記部
材6の首部6cにはめ込む。(これにより、U字状をし
てなる、金属製のバネ7が、上記部材6の切欠6dから
開口6aに突出し、且つステンレス管5cの溝5c1に
係合し、ライトガイド5の位置決めがなされるとととも
に確実に嵌着される。)
【0005】そして、上述の歯科用小型光照射器1を用
い、ライトガイド5の出射端5bから放射される光を、
歯の欠損部に充填された歯科充填剤である光硬化性樹脂
(以下、レジンと云う。)、または審美を行う歯牙に照
射して、該光硬化性樹脂の硬化、または歯牙の審美を行
う。ここで、レジンは波長が400〜515nm程度の
光に反応して硬化し、反応のピークは475nmであ
る。また、審美のために使用される光の波長域は380
〜420nmである。したがって、用途に応じて、熱線
吸収フィルタ、紫外線カットフィルタ、波長選択フィル
タなどの光学フィルタFを、光源3より放射される光が
該フィルタFを通過してからライトガイド5の入射端5
aの全面に照射されるように位置決めして配置し、主と
して、レジンが反応する光、または審美に使用される光
のみを放射するようにしている。(図1において、光学
フィルタFは、不図示の固定手段により固定されてい
る。)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
治療または審美の時間を短縮すべく、高照度の歯科用小
型光照射器、すなわち高入力電力のハロゲンランプを搭
載した歯科用小型光照射器が求められるようになってき
た。高入力電力のハロゲンランプを歯科用小型光照射器
に使用すると、光学フィルタに照射される光量が大きく
なり、光学フィルタは、従来の歯科用小型光照射器と比
べ、より高温に加熱される。しかし、従来の歯科用小型
光照射器の構造では、光学フィルタの冷却が困難なであ
り、(光学フィルタの熱劣化が早まり、)高入力電力の
ハロゲンランプを歯科用小型光照射器に使用することは
できなかった。本発明は、以上のような事情に基づいて
なされたものであって、本発明の目的は、光学フィルタ
の冷却が可能な歯科用小型光照射器を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の歯科用小型光照射器は、本体ケースの内部に、光源を
含み、該光源からの光を、光学フィルタを介してライト
ガイドの入射端に導き、該ライトガイドの出射端から光
を放射する、歯科用小型光照射器において、上記ライト
ガイドの入射端の周縁部及び、入射端側外周部を覆い、
且つ保持する、ライトガイド保持部材と、上記ライトガ
イド保持部材をその内部に含み、上記光源に対して上記
ライトガイドの位置決めをする、ライトガイド位置決め
部材を設け、上記ライトガイド保持部材は、熱伝導率
0.5(W/m・K)以下の材料からなり、上記ライト
ガイド位置決め部材は、熱伝導率120(W/m・K)
以上の材料からなり、上記光学フィルタと当接している
ことを特徴としている。また、本発明の請求項2に記載
の歯科用小型光照射器は、前記ライトガイド保持部材
に、前記ライトガイドを挿入する開口を設け、上記開口
の内壁に、ライトガイド固定部材を設け、前記ライトガ
イドの入射端側外周部に、上記ライトガイド固定部材と
係合する溝を設けたことを特徴としている。更に、本発
明の請求項3に記載の歯科用小型光照射器は、前記開口
の内壁に、弾性部材を設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の請求項1に記載の歯科用小型光照射器
によれば、ライトガイド位置決め部材を、熱伝導率12
0(W/m・K)以上の材料で形成し、光学フィルタと
当接させたので、光学フィルタに生じた熱は、ライトガ
イド位置決め部材に伝熱され、該部材を介して放熱され
る。また、本発明の請求項2に記載の歯科用小型光照射
器によれば、ライトガイド保持部材に、ライトガイドを
挿入する開口を設け、上記開口の内壁に、ライトガイド
固定部材を設け、ライトガイドの入射端側外周部に、上
記ライトガイド固定部材と係合する溝を設けたので、ラ
イトガイドがライトガイド保持部材に保持されると同時
に、ライトガイド固定部材が該溝と係合し、位置決めさ
れる。更に、本発明の請求項3に記載の歯科用小型光照
射器によれば、開口の内壁に、弾性部材を設けたので、
弾性部材はライトガイドとライトガイド保持部材に挟ま
れて弾性変形すると共に、ライトガイドを保持する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例に係る歯科用小型
光照射器の構成は、図1に示したものとほぼ同一の構成
を有し、詳細には、ライトガイドの保持および位置決め
の構造に差異を有する。図3に、本発明の実施例に係る
歯科用小型光照射器の断面構造、図4に、ライトガイド
の保持および位置決めの構造を示す。本発明の実施例に
係る歯科用小型光照射器10は、本体ケース20内に光
源3として、定格電力80Wのハロゲンランプ3aと、
このハロゲンランプ3aを取り囲むように反射ミラー3
bが配置されている。そして、上記光源3は、本体ケー
ス20にランプカバーLCを介して位置決め・固定され
ている。また、本体ケース20の把持部20cには、ハ
ロゲンランプ3aの点灯・消灯を制御する制御部30
と、点灯・消灯スイッチ31が設けられており、制御部
30には、電源(図示しない)が接続され、該電源から
点灯に必要な電力が供給される。更に、歯科用小型光照
射器10には、ライトガイド50が設けられ、該ライト
ガイド50の入射端50aの全面に、光源3より照射さ
れる光のほとんど全てが照射されるように、光源3に対
して位置決め及び固定がなされている。ここで、ライト
ガイド50は、直径が150μmの光ファイバを例えば
2000本程度束ねて円柱状に形成したものであり、そ
の入射端50a側外周部50a2には、ステンレス管5
0cが取り付けられ、このステンレス管50cの円周方
向に、V型または矩形状の溝50c1が形成されてい
る。(図5参照)そして、ハロゲンランプ3aより放射
された光は、直接または、反射ミラー3bにより反射さ
れて、ライトガイド50の入射端50aに集光し、該ラ
イトガイド50の出射端50bから放射される。
【0010】次に、ライトガイド50及びフィルタFの
位置決め及び固定の構造について説明する。本体ケース
20の内部には、熱伝導率が0.5(W/m・K)以下
の材料(例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイ
ド)などの樹脂。以下、断熱材と呼ぶ。)から作製さ
れ、円筒状のステンレス管50cの外径より僅かに大き
い開口61aと、該開口61aと連通する開口61bを
有するライトガイド保持部材61が、ライトガイド位置
決め部材62(後述する)に内包されて設けられてい
る。ここで、上記開口61aの内壁には、溝61d,6
1e1が円周方向に設けられ、該溝61d,61e1
に、弾性部材からなるOリング8と、金属製のCリング
70が収納されている。また、本体ケース20の内部に
は、上記部材61をその内部に収納する、ライトガイド
位置決め部材62が設けられている。そして部材62
は、熱伝導率が120(W/m・K)以上の材料(10
0℃における)(例えば、銅、真鍮、アルミニウム、ダ
イカスト用アルミニウム合金などの金属や合金。以下、
伝熱材と呼ぶ。)で作製され、互いに連通した開口62
a,62b,62cを有している。そして、上記部材6
2は、ライトガイド50を保持した上記部材61をその
内部に収納した時、その入射端5aの全面に光源3より
照射される光のほとんど全てが照射されるように、本体
ケース20に対して位置決めされ、固定部20eに不図
示の固定手段により固定されている。更に、上述の伝熱
材で作製され、光学フィルタFを収納可能なフィルタ枠
9が、上記部材61の開口61b側に当接し、不図示の
手段で上記部材61に固定されている。そして、フィル
タ枠9内に、光学フィルタFが、光源3より放射される
光が該フィルタFを通過してからライトガイド50の入
射端50aの全面に照射されるように位置決めされ、保
持される。
【0011】次に、ライトガイド50の位置決め及び固
定の手順を説明する。最初に、ライトガイド50の入射
端50a側、すなわちステンレス管50cを上記部材6
1の開口61aより、入射端50a側周縁部50a1が
突き当て部61cに突き当たるまで挿入する。(これに
より、ライトガイド50の入射端50aの周縁部50a
1及び、入射端50a側外周部50a2が覆われ、且つ
保持される。また、上記部材61の開口61a内壁に設
けられた金属製のCリング70と、ステンレス管50c
に設けられた溝50c1とが係合し、上記部材61に対
するライトガイド50の位置決めがなされるとともに確
実に嵌着される。(図5参照)) 続いて、ライトガイド50を保持した上記部材61を上
記部材62の開口62aより、上記部材61の端部61
fが突き当て部62dに突き当たるまで挿入する。そし
て、上記部材61を上記部材62に、不図示の固定手段
で固定する。(これにより、ライトガイド保持部材61
に保持されたライトガイド50は、ライトガイド位置決
め手段62に対して位置決めされる。したがって、光源
3に対して、ライトガイド50は位置決めされる。)
【0012】そして、上記歯科用小型光照射器10を用
い、ライトガイド50の出射端50bから放射される光
を、歯の欠損部に充填された歯科充填剤である光硬化性
樹脂(以下、レジンと云う。)、または審美を行う歯牙
に照射して、該光硬化性樹脂の硬化、または歯牙の審美
を行うことができるが、従来の歯科用小型光照射器1と
同様に、ハロゲンランプ3aが点灯することにより、本
体ケース20内部には熱が発生し、光源3より照射され
る光を直接受ける光学フィルタFは高温に加熱される。
本発明の実施例に係る歯科用小型光照射器10において
は、これらの熱の処理は、送風ファン40により、本体
ケース20に設けられた吸気口20aより、外気を吸気
し、換気口2d1,2d2などを介して排気口20bよ
り排気することにより行われる。(風の流れは、図面内
の矢印にて示される。)
【0013】次に、本発明の実施例の作用・効果を説明
する。本発明の実施例に係る歯科用小型光照射器10に
よれば、ライトガイド位置決め部材62を、伝熱材で形
成し、光学フィルタFと当接させたので、光学フィルタ
Fに生じた熱は、ライトガイド位置決め部材62に伝熱
される。そして、送風ファン40より供給される外気
(部材62の表面を流れる冷却風)によって該部材62
の冷却がなされる。すなわち、光学フィルタFだけでな
く、光学フィルタFから伝熱された部材62をも冷却す
る構造となっている。また、ライトガイド位置決め部材
62に内包され、ライトガイド50の入射端50aの周
縁部50a1及び、入射端50a側外周部50a2を覆
い、且つ保持する、ライトガイド保持部材61を設け、
該部材61を断熱材で形成したので、光学フィルタFよ
り伝えられた熱がライトガイド50に伝わることはな
い。また、ライトガイド50自身も、光照射により熱を
生じるが、断熱材で形成されたライトガイド保持部材6
1で覆われているので、ライトガイド50より光学フィ
ルタFに熱が伝導し、冷却を妨げてしまうことも無い。
したがって、従来の歯科用小型光照射器1に比較して、
光学フィルタFを効率良く冷却することができる。ま
た、従来の歯科用小型光照射器1における構成であるラ
イトガイド保持および位置決め部材6を、断熱材で作製
されたライトガイド保持部材61と、伝熱材で作製され
たライトガイド位置決め部材62に分け、光学フィルタ
Fを当接させただけなので、光照射器10が大型化する
こともない。更に、外形寸法の異なるライトガイド50
に交換する場合には、ライトガイド位置決め部材62に
対して着脱可能なライトガイド保持部材61を一緒に取
り替えるだけで良く、改めてライトガイド位置決め部材
62を用意し、その位置決め調整をする必要も無い。
【0014】また、本発明の実施例に係る歯科用小型光
照射器10によれば、ライトガイド保持部材61に、ラ
イトガイド50を挿入する開口61aを設け、開口61
aの内壁に、Cリング70、すなわちライトガイド固定
部材を設け、ライトガイド50の入射端50a側外周部
50a2に、Cリング70と係合する溝50c1を設け
たので、ライトガイド50がライトガイド保持部材61
に保持されると同時に、Cリング70が該溝50c1と
係合し、位置決めされる。更に、本発明の実施例に係る
歯科用小型光照射器10によれば、開口61aの内壁
に、弾性部材からなるOリング8を設けたので、ライト
ガイド50の入射端50a側が開口61aに挿入される
と、Oリング8はライトガイド50とライトガイド保持
部材に挟まれて弾性変形すると共に、ライトガイドを保
持する。したがって、ライトガイド50に、ライトガイ
ド50の光軸に対して回転方向の力が働いたとしても、
Oリング8とライトガイド50の間の摩擦力が生じ、が
たつきが抑制される。
【0015】なお、本実施例においては、ライトガイド
固定部材としてCリング70を設け、ステンレス管50
cの円周方向に、V型または矩形状の溝50c1を設け
たが、ライトガイド50の固定構造はこれに限るもので
はなく、以下の構成も採り得る。図6に、本発明の実施
例に係る歯科用小型光照射器のライトガイド固定部材の
他の構成を示す。すなわち、本発明の実施例に係る歯科
用小型光照射器のライトガイド固定部材の他の構成は、
金属製のスプリング71aの一端に金属製の球体71b
を設け、ライトガイド保持部材61の開口61aの内壁
に、該スプリング71aを収納する孔61e2を設け、
上記スプリング71aの他端を上記孔61e2の底に固
定してなる。そして、上記球体71aと、ステンレス管
50cに設けられた溝50c1とが係合し、上記部材6
1に対するライトガイド50の位置決めがなされるとと
もに確実に嵌着される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光学フィルタの冷却が可能な歯科用小型光照射器を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の歯科用小型光照射器の断面構造を示す
図である。
【図2】 ライトガイド保持および位置決め部材および
ばねの構造を示す図である。
【図3】 本発明の実施例に係る歯科用小型光照射器の
断面構造を示す図である。
【図4】 ライトガイドの保持および位置決めの構造を
示す図である。
【図5】 ライトガイドの構造を示す図である。
【図6】 本発明の実施例に係る歯科用小型光照射器の
ライトガイド固定部材の他の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1,10 歯科用小型光照射器 2,20 本体ケース 2a1,2a2,2a3,20a 吸気口 2b,20b 排気口 2c,20c 把持部 2d1,2d2,20d1,20d2 換気口 2e,20e 固定部 3 光源 3a ハロゲンランプ 3b 反射ミラー 4 排風ファン 5,50 ライトガイド 5a,50a 入射端 5a1,50a1 入射端側周縁部 5a2,50a2 入射端側外周部 5b,50b 出射端 5c,50c ステンレス管 5c1,50c1 溝 6 ライトガイド保持および位置決め部材 6a 切欠 6b 首部 6c 内部孔 7 バネ 71a スプリング 71b 球体 8 Oリング 9 フィルタ枠 30 制御部 40 送風ファン 31 点灯・消灯スイッチ 61 ライトガイド保持部材 61a,61b,62a,62b,62c 開口 61c,62d 突き当て部 61d,61e1 溝 61e2 孔 61f 端部 62 ライトガイド位置決め部材 70 Cリング F 光学フィルタ LC ランプカバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの内部に、光源を含み、該光
    源からの光を、光学フィルタを介してライトガイドの入
    射端に導き、該ライトガイドの出射端から光を放射す
    る、歯科用小型光照射器において、 上記ライトガイドの入射端の周縁部及び、入射端側外周
    部を覆い、且つ保持する、ライトガイド保持部材と、 上記ライトガイド保持部材をその内部に含み、上記光源
    に対して上記ライトガイドの位置決めをする、ライトガ
    イド位置決め部材を設け、 上記ライトガイド保持部材は、熱伝導率0.5(W/m
    ・K)以下の材料からなり、 上記ライトガイド位置決め部材は、熱伝導率120(W
    /m・K)以上の材料からなり、上記光学フィルタと当
    接していることを特徴とする歯科用小型光照射器。
  2. 【請求項2】 前記ライトガイド保持部材に、前記ライ
    トガイドを挿入する開口を設け、 上記開口の内壁に、ライトガイド固定部材を設け、 前記ライトガイドの入射端側外周部に、上記ライトガイ
    ド固定部材と係合する溝を設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の歯科用小型光照射器。
  3. 【請求項3】 前記開口の内壁に、弾性部材を設けたこ
    とを特徴とする請求項1,2に記載の歯科用小型光照射
    器。
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