JP2003235697A - 陳列棚における商品仕切装置 - Google Patents

陳列棚における商品仕切装置

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JP2003235697A JP2002037515A JP2002037515A JP2003235697A JP 2003235697 A JP2003235697 A JP 2003235697A JP 2002037515 A JP2002037515 A JP 2002037515A JP 2002037515 A JP2002037515 A JP 2002037515A JP 2003235697 A JP2003235697 A JP 2003235697A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品を横並びの列設状態にて展示し陳列する
ための陳列棚における商品仕切装置を提供する。 【構成】 商品を横並びの列設状態にて載置せしめる棚
板部と、商品の背部に臨む背板部とを備えた陳列棚にお
いて、商品の側面を支持する仕切板を前記背板部に着脱
自在に装着して成る商品仕切装置であり、陳列棚の背板
部は、商品の列設方向に延びるスリットを形成すると共
に、該スリットの幅を部分的に拡大せしめた孔部を形成
しており、仕切板は、商品の側面に沿う支持板部と、前
記陳列棚の背板部に沿う後板部とを備えており、仕切板
の後板部は、前記スリットに挿通せしめられ且つ該スリ
ットに沿って摺動自在とされる案内突起を設けると共
に、該案内突起の突出端に前記スリットに対して通過不
能とされるが孔部に対して通過自在とされる抜止部を設
けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース入りのビデ
オカセットや書籍のような商品を店舗において横並びの
列設状態にて展示し陳列するための陳列棚に関し、特
に、このような陳列棚における商品仕切装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来技術と本発明技術を結合し
た陳列棚を示しており、同図に基づいて、従来技術の部
分を説明すると、陳列棚1は、商品2を横並びの列設状
態にて載置せしめる棚板部3と、商品2の背部に臨む背
板部4とを備えており、商品2の側面を支持する仕切板
5を前記背板部4に着脱自在に装着している。尚、棚板
部3と背板部4は、相互に別体に構成される場合と、一
体に構成される場合とがある。
【0003】背板部4には、縦方向に延びるスロット6
が長手方向(商品の列設方向)に等間隔をあけて多数形
成されており、該スロット6を介して仕切板5を背板部
4に着脱自在に装着せしめる。即ち、仕切板5は、商品
の側面に沿わしめられる板状本体5aの上縁に連ねて後
方に突出する舌片5bを備え、舌片5bの下縁に切込み
状の係止溝5cを形成している。
【0004】舌片5bは、スロット6に対して挿脱自在
であり、スロット6に挿入した後、下方移動せしめるこ
とにより係止溝5cをスロット6の下端縁に係止するの
で、これにより抜止状に固定される。この状態から、上
方に持ち上げることにより係止溝5cの係止を解くと、
舌片5bをスロット6から抜取ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によれば、仕
切板5は、選択された任意のスロット6に装着すること
が可能であ。従って、棚板部の上に列設された商品群の
端部に臨むスロット6を選択し、該スロット6に仕切板
5を装着することにより、商品2の横倒れを防止でき
る。
【0006】然しながら、上述のようにスロット6は、
所定の間隔で設けられているため、列設された商品群の
端部に臨むスロット6に仕切板5を装着したからといっ
て、必ずしも仕切板5が商品2の側面にピタリと沿うと
は限らず、仕切板5と商品2の側面との間に隙間を生じ
る場合がある。そして、このような隙間が生じると、商
品が棚板部の上で遊動してしまうという問題がある。
【0007】更に、ケース入りのビデオカセットや書籍
のような商品は、販売促進のため、図1に示すピーアー
ル商品2aのように、正面向きの姿勢で棚板部3に載置
することが望まれるが、従来の仕切板5は、このような
正面向きの商品2aを好適に支持する機能を有しないた
め、別途、専用の支持具を必要とするという問題もあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決した陳列棚における商品仕切装置を提供するものであ
り、その手段として構成したところは、商品を横並びの
列設状態にて載置せしめる棚板部と、商品の背部に臨む
背板部とを備えた陳列棚において、商品の側面を支持す
る仕切板を前記背板部に着脱自在に装着して成る商品仕
切装置であり、陳列棚の背板部は、商品の列設方向に延
びるスリットを形成すると共に、該スリットの幅を部分
的に拡大せしめた孔部を形成しており、仕切板は、商品
の側面に沿う支持板部と、前記陳列棚の背板部に沿う後
板部とを備えており、仕切板の後板部は、前記スリット
に挿通せしめられ且つ該スリットに沿って摺動自在とさ
れる案内突起を設けると共に、該案内突起の突出端に前
記スリットに対して通過不能とされるが孔部に対して通
過自在とされる抜止部を設けて成る点にある。
【0009】本発明の好ましい実施形態は、スリットの
幅SW1に対して案内突起の幅GW1がSW1>GW1
となるクリアランスを形成している。そして、案内突起
の断面の対角線上に位置する上下面にテーパ面が形成さ
れており、商品のもたれ掛けにより仕切板に作用する外
力で案内突起にモーメントを生じたとき、上下面のテー
パ面がそれぞれスリットの上下壁面に接触するまで案内
突起を回動せしめるように構成されている。
【0010】仕切板の支持板部は、該支持板部の前縁に
設けたヒンジを介して開閉自在とされたフラップを設け
ており、該フラップは、閉鎖位置において支持板部の一
側面とほぼ面一になるように格納され、開放位置におい
て支持板部にほぼ直交するように展開され、該直交姿勢
を保持可能とする保持手段を備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の好ま
しい実施形態を詳述する。
【0012】図1に示すように、陳列棚1は、ケース入
りのビデオカセット又はCD或いはDVD等のディスク
や、書籍等の商品2を横並びの列設状態にて載置せしめ
る棚板部3と、商品2の背部に臨む背板部4とを備えて
いる。この点は、従来技術について説明した上述の構成
と同様である。
【0013】本発明において、陳列棚1の背板部4に装
着されることにより商品2の側面を支持する仕切板6
は、以下に説明するような構成を特徴としており、仕切
板6を着脱自在に装着せしめるための背板部4は、以下
に説明するような構成を特徴としている。
【0014】図1ないし図3に示すように、仕切板6
は、棚板部3の上に横並び状に列設された商品2の側面
に沿う支持板部8と、背板部に沿う後板部9を備えてお
り、合成樹脂により断面ほぼT字形に一体成形されてい
る。
【0015】図2に示すように、仕切板7の支持板部8
は、前縁に設けた薄肉ヒンジ等のヒンジ10を介して開
閉自在とされたフラップ11を設けており、該フラップ
11は、閉止位置(図2参照)において支持板部8の一
側面とほぼ面一になるように格納され、開放位置(図5
参照)において支持板部8にほぼ直交するように展開さ
れ、該直交姿勢を保持可能とする保持手段12を備えて
いる。
【0016】図3に示すように、仕切板7の後板部9
は、後面に陳列棚1の背板部4に対向する案内突起13
を突設し、該案内突起13の突出端に幅広板状の抜止部
14を形成している。案内突起13は、後板部9の後面
から突出する横一文字状のリブにより構成されており、
図例の場合、案内突起13の両端の2個所に位置する一
対の抜止部14、14を設けているが、抜止部14は、
1個所にのみ設けても良い。また、図例の場合、抜止部
14の輪郭をほぼ円形ないし楕円形に形成しているが、
その形状は問わない。尚、後板部9の後面と抜止部14
の間には、スリット15の縁部を嵌合可能とする隙間S
が形成されている。即ち、隙間Sは、背板部4の肉厚に
相当する。
【0017】図1に示すように、陳列棚1の背板部4
は、横向きの長手方向(商品2の列設方向)に延びるス
リット15を形成しており、該スリット15は、部分的
にスリット幅を拡大せしめた孔部16を形成している。
スリット15と孔部16の関係は、仕切板7の抜止部1
4が孔部16に対して通過自在とされるが、該抜止部1
4がスリット15に対しては通過不能とされるような関
係にある。
【0018】即ち、図4(A)に示すように、スリット
15の上下幅をSW1、孔部16の上下幅をSW2と
し、案内突起13の上下幅をGW1、抜止部14の上下
幅をGW2としたとき、SW1<SW2、GW1<GW
2の関係の下において、GW1<SW1、GW2<SW
2とされているので、案内突起13及び抜止部14をス
リット15及び孔部16に対して挿脱自在に挿通せしめ
ることができる。
【0019】前述のように、案内突起13により形成さ
れた隙間Sは、背板部4の肉厚に相当せしめられ、該隙
間Sにスリット15の縁部を嵌合自在としているので、
図4(A)の左側に示すように、案内突起13及び抜止
部14をスリット15及び孔部16に挿通せしめた後、
図4(A)の右側に示すように、案内突起13をスリッ
ト15に沿って自由に移動せしめることができる。この
ため、スリット15の幅SW1に対して、案内突起13
の幅GW1をSW1>GW1となるように構成すること
によりクリアランスを形成している。そして、抜止部1
4の幅GW2とスリット15の幅SW1をGW2>SW
1に形成しているので、図4(A)の右側に示すように
抜止部14を孔部16から外れた位置に移動せしめる
と、該抜止部14により案内突起13の抜止めが果たさ
れる。尚、図示実施形態の場合、一対の抜止部14、1
4を設けているので、これに対応する一対の孔部16、
16が形成されている。
【0020】図4に示すように、案内突起13は、断面
の対角線上に位置する上下面にテーパ面17a、17b
を形成している。このようなテーパ面は、案内突起13
の断面に関して描かれる一対の対角線のうち、何れか一
方の対角線上に形成しても良いが、図示実施形態の場
合、両方の対角線上に位置して形成しており、従って、
一方の対角線上に位置するテーパ面17a、17bと、
他方の対角線上に位置するテーパ面18a、18bが形
成されている。
【0021】このため、仕切板7をスリット15に沿っ
て移動せしめ、支持板部8により商品2の側面を支持せ
しめた状態で、前記クリアランスを介して、商品2のも
たれかけ等により支持板部8に作用する外力により案内
突起13にモーメントを生じたとき、案内突起13を前
記クリアランスを介して回動せしめると共に、それ以上
に、上下のテーパ面がそれぞれスリット15の上下壁面
15a、15bに接触するまで回動せしめるように構成
されている。
【0022】即ち、スリット15の内部において案内突
起13がガタツキ等を生じないようにするためには、案
内突起13とスリット15の間のクリアランスを大きく
形成することができない。そして、クリアランスが小さ
いと、前述のような外力により案内突起13にモーメン
トが生じた場合でも、案内突起13を必要十分に回動せ
しめることがでない。換言すると、案内突起13が十分
に回動せず、スリット15とほぼ平行な姿勢を維持する
ときは、支持板部8に商品2をもたれかけさせたときに
生じる外力の大部分がスリット15と平行な方向の力と
して作用するため、案内突起13がスリット15に沿っ
て容易に摺動し、支持板部8を商品2から離間してしま
うという問題がある。これに対して、案内突起13にテ
ーパ面17a、17b(18a、18b)を設けた本発
明の構成によれば、図4(B)に示すように、支持板部
8が反時計針方向F1の外力を受けたときは、テーパ面
17aをスリットの上壁面15aに接触すると共にテー
パ面17bをスリットの下壁面15bに接触するまで、
案内突起13を十分に回動せしめることができる。反対
に、図4(C)に示すように、支持部8が時計針方向F
2の外力を受けたときは、テーパ面18aをスリットの
上壁面15aに接触すると共にテーパ面18bをスリッ
トの下壁面15bに接触するまで、案内突起13を十分
に回動せしめることができる。従って、このように案内
突起13を十分に回動せしめることにより支持板部8を
垂直姿勢から傾斜姿勢へと姿勢変更させることができ、
これにより、支持板部8に商品2をもたれかけさせたと
きに生じる外力は、スリット15と平行な方向に作用す
る分力の他に、案内突起13をスリット15の上下壁面
15a、15bに圧接せしめる方向に作用する分力を生
じるので、案内突起13がスリット15に沿って自由に
移動することを阻止できる。このため、案内突起13
は、スリット15の内部で停止状態を保持せしめられ、
仕切板7の支持板部8を商品2の側面から離間せしめる
ようなことはない。尚、商品2のもたれかけ等による外
力から解放すると、案内突起13はスリット15と平行
な姿勢に戻るので、クリアランスを介してスリット15
に沿って円滑に摺動せしめることができる。
【0023】図1に示す実施形態において、背板部4に
は、孔部16を備えたスリット15の複数本が上下に間
隔をあけて平行に形成されている。図例の場合、2本の
スリット15、15が設けられ、その間に、従来技術と
して説明した仕切板5を装着せしめるためのスロット6
が設けられているが、3本以上のスリット15を設けて
も良い。
【0024】従って、上下のスリット15、15を選択
することにより、棚板部3に載置した商品2に対して、
仕切板7を上下位置をずらせた状態で装着することが可
能になる。
【0025】そして、このように上下位置を選択しなが
ら、図1に示すように、正面向きの姿勢で棚板部3に載
置されたピーアール商品2aを仕切板7により背部から
好適に支持せしめることができる。
【0026】仕切板7によりピーアール商品2aの背部
を支持せしめる場合、開放されたフラップ11が支持板
部8に対してほぼ直交するように展開せしめられ、該フ
ラップ11のほぼ全面によりピーアール商品2aの背面
を支持することができる。
【0027】図5に示すように、支持板部8の前縁8a
は、ピーアール商品2aの起立後傾角度を規定するよう
に、棚板部3の上面とほぼ平行な下縁8bに対して、角
度θ(θ<90度)で傾斜せしめられており、該前縁8
aに沿ってヒンジ10を設けることにより、展開された
フラップ11が角度θにより規定された面に沿うように
構成している。
【0028】フラップ11は、ヒンジ10を介して同行
回動せしめられる補助片部19を一体に備えており、該
補助片部19に折曲ヒンジ20を介して折曲自在な保持
手段12を延設している。保持手段12を展開した状態
で、フラップ11並びに補助片部19及び保持手段12
は、同一平面を構成する板状に形成されると共に、ヒン
ジ10を介して支持板部8の側面に向けて閉鎖せしめた
とき、ほぼ面一に格納せしめるための凹部21が支持板
部8の側面に凹設されている。
【0029】フラップ11の先端縁11a(ヒンジ10
の反対側に位置する端縁)には、一対の係止爪22、2
2が設けられており、図6(A)に示すように、支持板
部8には、該係止爪22、22を着脱自在に係止せしめ
る保持爪23、23が設けられている。従って、フラッ
プ11を凹部21に押し込むと、係止爪22が保持爪2
3にスナップ形式で嵌着される。
【0030】一対の保持爪23、23の間に位置して、
指入れ孔24が支持板部8に貫通して形成されており、
図6(B)に示すように、フラップ11を凹部21に格
納した状態で、先端縁11aが指入れ孔24の少なくと
も一部分を被うように構成している。従って、ユーザが
指入れ孔24に指先等を挿入することによりフラップ1
1を押すと、前述のように嵌着された係止爪22と保持
爪23の係止が解除され、ヒンジ10を介してフラップ
11を開放せしめることができる。
【0031】補助片部19には、貫通する窓孔25が開
設されると共に、窓孔25の縁部に臨んで突出する係止
爪26を形成せしめており、図6(C)に示すように、
支持板部8には、該係止爪26を着脱自在に係止せしめ
る保持爪27が凹部21から隆起するように形成されて
いる。従って、補助片部19を凹部21に押し込むと、
窓孔25が隆起した保持爪27を受け入れると共に、係
止爪26が保持爪27にスナップ形式で嵌着される。
【0032】補助片部19から同一板状に延設された保
持手段12は、折曲ヒンジ20により山折方向にのみ回
動自在であり、従って、谷折方向には回動しないので、
補助片部19と共に凹部21に格納され保持される。保
持手段12の先端縁には、断面ほぼL形の係止爪28が
設けられている。そこで、図6(D)に示すように、ヒ
ンジ10を介して、フラップ11と共に補助片部19を
支持板部8に直交する開放位置まで回動し展開せしめた
状態で、保持手段12を折曲ヒンジ20により山折方向
に回動せしめると、係止爪28が保持爪27に係止せし
められ、保持手段12の展開方向の回動を阻止する。従
って、これにより、フラップ11及び補助片部19は、
支持板部8に直交する開放姿勢のまま保持される。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、仕切
板7における抜止部14と、背板部4におけるスリット
15の孔部16により、仕切板7を背板部4に対して着
脱自在に装着することができ、しかも、仕切板7の案内
突起13をスリット15に沿って自由に移動せしめ、無
段階の位置で停止せしめることができるので、常に仕切
板7の支持板部8を商品2の側面にピタリと沿わしめる
ことが可能になるという効果がある。
【0034】この際、請求項2に記載の本発明によれ
ば、仕切板7が商品2からの外力等を受けたとき、案内
突起13は、モーメントにより、クリアランスを介して
微回動する以上に、上下面のテーパ面17a、17b
(18a、18b)をスリット15の上下壁面15a、
15bに接触するまで必要十分に回動せしめられるよう
に構成されているので、スリット15に沿って自由に移
動することを阻止され、その結果、仕切板7の支持板部
8が商品2の側面から離間されることはなく、商品2の
側面を好適に支持するという効果を奏する。
【0035】更に、請求項3に記載の本発明によれば、
フラップ11を開放することにより支持板部8にほぼ直
交するように展開せしめ、該直交姿勢を保持手段12に
より保持できる構成であるから、仕切板7は、横並び状
に列設される商品2を仕切るという機能の他に、正面向
きの姿勢で展示されるピーアール商品2aを背面から支
持するという機能を兼備し、同一構成とした仕切板7に
より必要に応じて二つの機能を使い分けることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る陳列棚と仕切板を示
す斜視図である。
【図2】本発明の1実施形態に係る仕切板を示してお
り、フラップを格納した状態を正面側から示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の1実施形態に係る仕切板を示してお
り、フラップを格納した状態を背面側から示す斜視図で
ある。
【図4】本発明の1実施形態に係る仕切板の作用を示し
ており、(A)は抜止部及び案内突起を孔部及びスリッ
トに挿入した状態と、案内突起をスリットに沿って移動
せしめた状態を、それぞれ示す断面図、(B)は案内突
起に反時計針方向のモーメントが作用したときの状態を
示す断面図、(C)は案内突起に時計針方向のモーメン
トが作用したときの状態を示す断面図である。
【図5】本発明の1実施形態に係る仕切板を示してお
り、フラップを開放した状態を正面側から示す斜視図で
ある。
【図6】本発明の1実施形態に係る仕切板の各断面を示
しており、(A)は図2のA−A線断面図、(B)は図
2のB−B線断面図、(C)は図2のC−C線断面図、
(D)は保持手段の作用を示す断面図である。
【符号の説明】
1 陳列棚 2 商品 2a ピーアール商品 3 棚板部 4 背板部 7 仕切板 8 支持板部 9 後板部 10 ヒンジ 11 フラップ 12 保持手段 13 案内突起 14 抜止部 15 スリット 16 孔部 17a、17b、18a、18b テーパ面 19 補助板部 20 折曲ヒンジ 21 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を横並びの列設状態にて載置せしめ
    る棚板部3と、商品の背部に臨む背板部4とを備えた陳
    列棚において、商品の側面を支持する仕切板7を前記背
    板部4に着脱自在に装着して成る商品仕切装置であり、 陳列棚の背板部4は、商品の列設方向に延びるスリット
    15を形成すると共に、該スリット15の幅を部分的に
    拡大せしめた孔部16を形成しており、 仕切板7は、商品の側面に沿う支持板部8と、前記陳列
    棚の背板部4に沿う後板部9とを備えており、 仕切板7の後板部9は、スリット15に挿通せしめられ
    且つ該スリット15に沿って摺動自在とされる案内突起
    13を設けると共に、該案内突起13の突出端に前記ス
    リット15に対して通過不能とされるが孔部16に対し
    て通過自在とされる抜止部14を設けて成ることを特徴
    とする陳列棚における商品仕切装置。
  2. 【請求項2】 スリット15の幅SW1に対して案内突
    起13の幅GW1がSW1>GW1となるクリアランス
    を形成しており、 前記案内突起13の断面の対角線上に位置する上下面に
    テーパ面17a、17b(18a、18b)が形成さ
    れ、商品のもたれ掛けにより仕切板7に作用する外力で
    案内突起13にモーメントを生じたとき、上下面のテー
    パ面がそれぞれスリットの上下壁面15a、15bに接
    触するまで案内突起13を回動せしめるように構成され
    て成ることを特徴とする請求項1に記載の陳列棚におけ
    る商品仕切装置。
  3. 【請求項3】 仕切板7の支持板部8は、該支持板部の
    前縁8aに設けたヒンジ10を介して開閉自在とされた
    フラップ11を設けており、該フラップ11は、閉鎖位
    置において支持板部8の一側面とほぼ面一になるように
    格納され、開放位置において支持板部8にほぼ直交する
    ように展開され、該直交姿勢を保持可能とする保持手段
    12を備えて成ることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の陳列棚における商品仕切装置。
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CN108783974A (zh) * 2018-06-29 2018-11-13 平顶山学院 室内装修用鞋柜

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