JP2003235661A - 家具用脚キャップ - Google Patents
家具用脚キャップInfo
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C7/00—Parts, details, or accessories of chairs or stools
- A47C7/002—Chair or stool bases
Landscapes
- Legs For Furniture In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水圧転写法により側周面のみに装飾模様を綺
麗に印刷することによって、床面を汚さずに機能性を維
持して意匠性に優れた家具用脚キャップを提供する。 【解決手段】 天然ゴム、合成ゴム、エラストマ樹脂の
軟弾性素材で有底筒状に成形され、脚付き家具の脚2の
先端に嵌着される家具用脚キャップ1において、側周面
4aは、木目模様や大理石模様等の装飾模様3が印刷さ
れた転写シートを用いた水圧転写法によって、装飾模様
3が施され、底面4bは前記軟弾性素材の地模様がその
まま露呈するように構成する。
麗に印刷することによって、床面を汚さずに機能性を維
持して意匠性に優れた家具用脚キャップを提供する。 【解決手段】 天然ゴム、合成ゴム、エラストマ樹脂の
軟弾性素材で有底筒状に成形され、脚付き家具の脚2の
先端に嵌着される家具用脚キャップ1において、側周面
4aは、木目模様や大理石模様等の装飾模様3が印刷さ
れた転写シートを用いた水圧転写法によって、装飾模様
3が施され、底面4bは前記軟弾性素材の地模様がその
まま露呈するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子やテーブル等
の脚付き家具の脚の先端に取付けられる家具用脚キャッ
プに関するものである。
の脚付き家具の脚の先端に取付けられる家具用脚キャッ
プに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、椅子やテーブル等の脚付き家
具では、その脚の先端に有底筒状のゴム等の軟弾性素材
で成形された家具用脚キャップが嵌着され、脚の先端に
よって床面が傷ついたり大きな音をたてたりすること等
を防止するクッション材としての機能を果たしている。
具では、その脚の先端に有底筒状のゴム等の軟弾性素材
で成形された家具用脚キャップが嵌着され、脚の先端に
よって床面が傷ついたり大きな音をたてたりすること等
を防止するクッション材としての機能を果たしている。
【0003】また、木目調や大理石調の家具の場合に
は、それら装飾模様の美観を損なわないように、家具用
脚キャップと同様にクッション材として機能するフェル
ト等を脚の先端に接着している場合もある。
は、それら装飾模様の美観を損なわないように、家具用
脚キャップと同様にクッション材として機能するフェル
ト等を脚の先端に接着している場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の家具
用脚キャップは、ゴム等の軟弾性素材の地模様(黒、褐
色、白の無地の場合が多い。)がそのまま外観されるの
で、例えば、シンプルな床面でパイプ椅子等に使用する
ケースならさほど違和感がなくても、床面が木目調や大
理石調のフローリングであったり、美観が重視される脚
付き家具に使用するケースでは、ゴム製キャップが違和
感を与え、意匠性を損ねるという問題があった。
用脚キャップは、ゴム等の軟弾性素材の地模様(黒、褐
色、白の無地の場合が多い。)がそのまま外観されるの
で、例えば、シンプルな床面でパイプ椅子等に使用する
ケースならさほど違和感がなくても、床面が木目調や大
理石調のフローリングであったり、美観が重視される脚
付き家具に使用するケースでは、ゴム製キャップが違和
感を与え、意匠性を損ねるという問題があった。
【0005】また、木目調や大理石調の脚付き家具に上
記脚キャップと同様の目的で脚の先端に接着される前記
フェルト等は、床面との摩擦によって剥がれやすいた
め、脚を保護するためのクッション材としての機能性に
劣る。しかし、このような脚付き家具には上述したよう
に意匠性の点で従来のようなゴム製キャップを被せるこ
とには問題がある。
記脚キャップと同様の目的で脚の先端に接着される前記
フェルト等は、床面との摩擦によって剥がれやすいた
め、脚を保護するためのクッション材としての機能性に
劣る。しかし、このような脚付き家具には上述したよう
に意匠性の点で従来のようなゴム製キャップを被せるこ
とには問題がある。
【0006】そこでゴム製の家具用脚キャップに意匠性
を付与するため、その表面に家具または床面と調和した
装飾模様を印刷することが考えられるが、主たる被印刷
面となる側周面が円柱状やパイプ状の家具の脚の先端に
適合するように曲面形状となっているので、綺麗に印刷
することが困難であるという問題がある。また、摺動性
の悪いゴム製キャップの底面に印刷された装飾模様が、
床面との摩擦によって擦れてそれが剥がれたり、装飾模
様が床面に付着する等して床面を汚してしまう等の問題
も生じる。
を付与するため、その表面に家具または床面と調和した
装飾模様を印刷することが考えられるが、主たる被印刷
面となる側周面が円柱状やパイプ状の家具の脚の先端に
適合するように曲面形状となっているので、綺麗に印刷
することが困難であるという問題がある。また、摺動性
の悪いゴム製キャップの底面に印刷された装飾模様が、
床面との摩擦によって擦れてそれが剥がれたり、装飾模
様が床面に付着する等して床面を汚してしまう等の問題
も生じる。
【0007】そこで本発明は、水圧転写法を用いて側周
面のみに装飾模様を綺麗に印刷することによって、床面
を汚さずに機能性を維持して意匠性に優れた家具用脚キ
ャップを提供することを目的とするものである。
面のみに装飾模様を綺麗に印刷することによって、床面
を汚さずに機能性を維持して意匠性に優れた家具用脚キ
ャップを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
家具用脚キャップは上記目的を達成するため、天然ゴ
ム、合成ゴムまたはエラストマ樹脂の軟弾性素材で有底
筒状に成形され、脚付き家具の脚の先端に嵌着される家
具用脚キャップにおいて、側周面は、木目模様や大理石
模様等の装飾模様が印刷された転写シートを用いた水圧
転写法によって、前記装飾模様が施され、底面は前記軟
弾性素材の地模様がそのまま露呈することを特徴とする
ものである。
家具用脚キャップは上記目的を達成するため、天然ゴ
ム、合成ゴムまたはエラストマ樹脂の軟弾性素材で有底
筒状に成形され、脚付き家具の脚の先端に嵌着される家
具用脚キャップにおいて、側周面は、木目模様や大理石
模様等の装飾模様が印刷された転写シートを用いた水圧
転写法によって、前記装飾模様が施され、底面は前記軟
弾性素材の地模様がそのまま露呈することを特徴とする
ものである。
【0009】この家具用脚キャップによれば、水圧転写
法、つまり印刷層を上にして水面に浮かべた転写シート
の上方から被転写体を押し入れ、水圧によって被転写面
に前記印刷層に形成された装飾模様を転写する印刷方法
を用いているので、家具用脚キャップのように側周面が
曲面形状となっていても、前記装飾模様を皺やねじれな
く綺麗に印刷することができる。従って、軟弾性素材に
よりクッション材としての脚キャップ機能を発揮し、か
つ、床面あるいは家具の脚が木目調や大理石調である場
合に、それらの模様と調和して違和感をなくし意匠性を
付与することができる。
法、つまり印刷層を上にして水面に浮かべた転写シート
の上方から被転写体を押し入れ、水圧によって被転写面
に前記印刷層に形成された装飾模様を転写する印刷方法
を用いているので、家具用脚キャップのように側周面が
曲面形状となっていても、前記装飾模様を皺やねじれな
く綺麗に印刷することができる。従って、軟弾性素材に
よりクッション材としての脚キャップ機能を発揮し、か
つ、床面あるいは家具の脚が木目調や大理石調である場
合に、それらの模様と調和して違和感をなくし意匠性を
付与することができる。
【0010】また、前記印刷は側周面にのみなされ、床
面と接する外観されない底面は軟弾性素材の地模様がそ
のまま露呈するので、印刷された装飾模様が床面との摩
擦によって擦れたり剥がれたりして、床面を汚す等の問
題を解消することができる。
面と接する外観されない底面は軟弾性素材の地模様がそ
のまま露呈するので、印刷された装飾模様が床面との摩
擦によって擦れたり剥がれたりして、床面を汚す等の問
題を解消することができる。
【0011】本発明の請求項2記載の家具用脚キャップ
は上記目的を達成するため、天然ゴム、合成ゴムまたは
エラストマ樹脂の軟弾性素材で有底筒状に成形され、且
つその底面に皮またはフェルトからなる保護材が一体化
され、脚付き家具の脚の先端に嵌着される家具用脚キャ
ップにおいて、側周面は、木目模様や大理石模様等の装
飾模様が印刷された転写シートを用いた水圧転写法によ
って、前記装飾模様が施され、底面は前記保護材の地模
様がそのまま露呈することを特徴とする。
は上記目的を達成するため、天然ゴム、合成ゴムまたは
エラストマ樹脂の軟弾性素材で有底筒状に成形され、且
つその底面に皮またはフェルトからなる保護材が一体化
され、脚付き家具の脚の先端に嵌着される家具用脚キャ
ップにおいて、側周面は、木目模様や大理石模様等の装
飾模様が印刷された転写シートを用いた水圧転写法によ
って、前記装飾模様が施され、底面は前記保護材の地模
様がそのまま露呈することを特徴とする。
【0012】この家具用脚キャップによれば、上記同様
に、外観される側周面のみに装飾模様が綺麗に印刷さ
れ、保護材からなる底面には印刷されないので、床面や
家具との模様と調和して違和感をなくし意匠性を付与す
ることができると共に、装飾模様の印刷面が床面を汚す
等の問題を解消することができる。また、皮やフェルト
からなる保護材は一体化、例えばインサート成形により
保護材を埋設して有底筒状の軟弾性素材に一体化するこ
とにより、それが剥がれることなく、クッション材とし
ての機能に加えて、皮では耐久性の向上、フェルトでは
滑らせながら家具を移動させる際に床面に傷を付けにく
くする等の付加機能を発揮することができる。
に、外観される側周面のみに装飾模様が綺麗に印刷さ
れ、保護材からなる底面には印刷されないので、床面や
家具との模様と調和して違和感をなくし意匠性を付与す
ることができると共に、装飾模様の印刷面が床面を汚す
等の問題を解消することができる。また、皮やフェルト
からなる保護材は一体化、例えばインサート成形により
保護材を埋設して有底筒状の軟弾性素材に一体化するこ
とにより、それが剥がれることなく、クッション材とし
ての機能に加えて、皮では耐久性の向上、フェルトでは
滑らせながら家具を移動させる際に床面に傷を付けにく
くする等の付加機能を発揮することができる。
【0013】本発明の請求項3記載の家具用脚キャップ
は上記目的を達成するため、天然ゴム、合成ゴムまたは
エラストマ樹脂の軟弾性素材で有底筒状に成形されたキ
ャップ本体と、このキャップ本体の底部に嵌着される硬
質合成樹脂で成形された底体とからなり、脚付き家具の
脚の先端に嵌着される家具用脚キャップにおいて、少な
くともキャップ本体の側周面は、木目模様や大理石模様
等の装飾模様が印刷された転写シートを用いた水圧転写
法によって、前記装飾模様が施され、底面は前記底体を
成形する硬質合成樹脂の地模様がそのまま露呈すること
を特徴とする。
は上記目的を達成するため、天然ゴム、合成ゴムまたは
エラストマ樹脂の軟弾性素材で有底筒状に成形されたキ
ャップ本体と、このキャップ本体の底部に嵌着される硬
質合成樹脂で成形された底体とからなり、脚付き家具の
脚の先端に嵌着される家具用脚キャップにおいて、少な
くともキャップ本体の側周面は、木目模様や大理石模様
等の装飾模様が印刷された転写シートを用いた水圧転写
法によって、前記装飾模様が施され、底面は前記底体を
成形する硬質合成樹脂の地模様がそのまま露呈すること
を特徴とする。
【0014】この家具用脚キャップによれば、有底筒状
のキャップ本体が、軟弾性素材の特性を活かして脚付き
家具の脚に嵌着され、さらに底体がキャップ本体の底部
に嵌着される組合わせ構造となっているので、キャップ
本体によりクッション材としての脚キャップの機能を発
揮し、かつ、少なくともキャップ本体の側周面に装飾模
様が上記水圧転写法を用いて綺麗に印刷されることによ
り、床面あるいは家具の脚が木目調や大理石調である場
合に、それらの模様と調和して違和感をなくし意匠性を
付与することができる。尚、キャップ本体の底面に装飾
模様を施した場合でも、床面と接地するのは底体の底面
であり前記装飾模様により床面を汚すおそれもない上、
底体を成形する硬質合成樹脂の素材特性を活かして底面
となるその平滑面と床面との摺動性が良好となり、床面
が繊維製のカーペットの場合には、椅子等を滑らせなが
ら移動させすくなり、機能性がさらにアップする。ま
た、キャップ本体の底面に装飾模様を施さない場合に
は、それを家具用脚キャップとして単独使用することも
できるので、汎用性があり量産に適している。
のキャップ本体が、軟弾性素材の特性を活かして脚付き
家具の脚に嵌着され、さらに底体がキャップ本体の底部
に嵌着される組合わせ構造となっているので、キャップ
本体によりクッション材としての脚キャップの機能を発
揮し、かつ、少なくともキャップ本体の側周面に装飾模
様が上記水圧転写法を用いて綺麗に印刷されることによ
り、床面あるいは家具の脚が木目調や大理石調である場
合に、それらの模様と調和して違和感をなくし意匠性を
付与することができる。尚、キャップ本体の底面に装飾
模様を施した場合でも、床面と接地するのは底体の底面
であり前記装飾模様により床面を汚すおそれもない上、
底体を成形する硬質合成樹脂の素材特性を活かして底面
となるその平滑面と床面との摺動性が良好となり、床面
が繊維製のカーペットの場合には、椅子等を滑らせなが
ら移動させすくなり、機能性がさらにアップする。ま
た、キャップ本体の底面に装飾模様を施さない場合に
は、それを家具用脚キャップとして単独使用することも
できるので、汎用性があり量産に適している。
【0015】さらに、請求項1〜3記載の各家具用脚キ
ャップを、それぞれ床面の素材、家具の脚または床面の
模様との調和を考えて適宜使い分けすると、素材に応じ
た各機能を適正に発揮することができ好適である。
ャップを、それぞれ床面の素材、家具の脚または床面の
模様との調和を考えて適宜使い分けすると、素材に応じ
た各機能を適正に発揮することができ好適である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の家具用脚キャップ
に係る実施形態について図1〜図5を参照して具体的に
説明する。
に係る実施形態について図1〜図5を参照して具体的に
説明する。
【0017】図1〜図4は本発明の第1実施形態の家具
用脚キャップを示し、図1(a)はこの家具用脚キャッ
プを椅子やテーブル等の脚付き家具の脚の先端に取付け
た状態を示す縦断面図、(b)はその外観図である。図
2は家具用脚キャップに装飾模様を印刷する方法として
採用した水圧転写法を示す概略図、図3は装飾模様の水
圧転写状態を拡大して示し、(a)は転写シートを水に
浮かべた状態を示す概略図、(b)は転写シートに被転
写体を押し込んでいる状態を示す概略図、図4は印刷工
程を示すフロー図である。
用脚キャップを示し、図1(a)はこの家具用脚キャッ
プを椅子やテーブル等の脚付き家具の脚の先端に取付け
た状態を示す縦断面図、(b)はその外観図である。図
2は家具用脚キャップに装飾模様を印刷する方法として
採用した水圧転写法を示す概略図、図3は装飾模様の水
圧転写状態を拡大して示し、(a)は転写シートを水に
浮かべた状態を示す概略図、(b)は転写シートに被転
写体を押し込んでいる状態を示す概略図、図4は印刷工
程を示すフロー図である。
【0018】図1に示す家具用脚キャップ1は、被転写
体となる基体4が、天然ゴム、合成ゴムあるいはエラス
トマ樹脂の軟弾性素材で、断面円形状の椅子やテーブル
等の脚2の先端形状に合うように、側周面4aがやや下
方に拡径するテーパ状の曲面をなしたほぼ有底円筒状に
成形され、底面4bが床面5と接地している。尚、図示
はしないが、軟弾性素材で有底筒状に基体4を成形する
際に、その底面に皮またはフェルトからなる保護材を一
体化しても良い。つまり、基体4の型成形時に、皮また
はフェルトからなる保護材をインサート成形により埋設
して、有底筒状の軟弾性素材の底面に一体化することも
可能である。
体となる基体4が、天然ゴム、合成ゴムあるいはエラス
トマ樹脂の軟弾性素材で、断面円形状の椅子やテーブル
等の脚2の先端形状に合うように、側周面4aがやや下
方に拡径するテーパ状の曲面をなしたほぼ有底円筒状に
成形され、底面4bが床面5と接地している。尚、図示
はしないが、軟弾性素材で有底筒状に基体4を成形する
際に、その底面に皮またはフェルトからなる保護材を一
体化しても良い。つまり、基体4の型成形時に、皮また
はフェルトからなる保護材をインサート成形により埋設
して、有底筒状の軟弾性素材の底面に一体化することも
可能である。
【0019】第1実施形態では、脚付き家具の1例とし
てスチール製のパイプ椅子の脚2の先端に取付けられ、
木目調のフローリングの床面5で使用される家具用脚キ
ャップ1で説明する。
てスチール製のパイプ椅子の脚2の先端に取付けられ、
木目調のフローリングの床面5で使用される家具用脚キ
ャップ1で説明する。
【0020】基体4の側周面4aには後述する水圧転写
法を用いて、図1(b)に示すように、木目調の装飾模
様3が印刷されている。装飾模様3は、木目模様の他、
大理石等の石模様や抽象模様等、印刷可能なものであれ
ば良い。家具用脚キャップ1の地模様は基体4を成形す
る軟弾性素材の素材色である黒、白、褐色等の無地であ
るが、その表面に木目模様を施すことによって、木目模
様の床面5との調和して違和感をなくし、意匠性を付与
している。
法を用いて、図1(b)に示すように、木目調の装飾模
様3が印刷されている。装飾模様3は、木目模様の他、
大理石等の石模様や抽象模様等、印刷可能なものであれ
ば良い。家具用脚キャップ1の地模様は基体4を成形す
る軟弾性素材の素材色である黒、白、褐色等の無地であ
るが、その表面に木目模様を施すことによって、木目模
様の床面5との調和して違和感をなくし、意匠性を付与
している。
【0021】次に、第1実施形態における家具用脚キャ
ップ1の基体4の表面に、装飾模様3を印刷する方法に
ついて、図4のフロー図に示す印刷工程に沿って図2と
図3を併せて参照しながら、具体的に説明する。
ップ1の基体4の表面に、装飾模様3を印刷する方法に
ついて、図4のフロー図に示す印刷工程に沿って図2と
図3を併せて参照しながら、具体的に説明する。
【0022】まず♯1「治具取付」にて、前記軟弾性素
材で成形された複数の基体4を、図2に示すように専用
の治具11に仮接着し、水槽12上を搬送および上下動
可能とする。次に♯2「プライマー塗装・乾燥」にて、
基体4の表面に、後記転写シート9の印刷層7(装飾模
様3)が転写しやすいように選択したプライマー塗料を
下塗りした後、乾燥させて、「アンダー加工」を完了す
る。
材で成形された複数の基体4を、図2に示すように専用
の治具11に仮接着し、水槽12上を搬送および上下動
可能とする。次に♯2「プライマー塗装・乾燥」にて、
基体4の表面に、後記転写シート9の印刷層7(装飾模
様3)が転写しやすいように選択したプライマー塗料を
下塗りした後、乾燥させて、「アンダー加工」を完了す
る。
【0023】水槽12には所定温度に保たれた水10が
収容され、水面には、図3(a)に断面して示すよう
に、水膨潤性フィルムからなる薄膜6上に木目模様や石
模様等の装飾模様3が印刷された印刷層7が積層され、
この印刷層7上には印刷インキを溶解または膨潤させる
プライマー薬剤8が塗布された転写シート9が浮かべら
れている。♯3「プライマー薬剤処理」は、水面に転写
シート9を浮かべる前でも浮かべた後でも良く、要は、
水面上に延展した印刷層7が、乾燥によって不活性化し
ないようにするものである。
収容され、水面には、図3(a)に断面して示すよう
に、水膨潤性フィルムからなる薄膜6上に木目模様や石
模様等の装飾模様3が印刷された印刷層7が積層され、
この印刷層7上には印刷インキを溶解または膨潤させる
プライマー薬剤8が塗布された転写シート9が浮かべら
れている。♯3「プライマー薬剤処理」は、水面に転写
シート9を浮かべる前でも浮かべた後でも良く、要は、
水面上に延展した印刷層7が、乾燥によって不活性化し
ないようにするものである。
【0024】次に♯4「水圧転写」を行う。まず図2に
示すように、転写シート9を、印刷層7を上にした状態
で水槽12内の水面に浮かべる。次に、その上方から被
転写体である基体4を図3(b)に示すようにして転写
シート9に押圧しつつこれを所望位置まで沈めることに
より、その際の水圧を利用して、印刷層7に形成された
木目模様を被転写体である基体4の表面(側周面)に転
写する。その際、底面4bは治具11に仮接着されてい
るので、木目模様は転写されない。そして転写後に被転
写体を取り出して、♯5「薄膜除去・乾燥」にて被転写
体上から、シャワー等により洗浄を兼ねて薄膜6を除去
し、乾燥させ、「水圧転写」を完了する。
示すように、転写シート9を、印刷層7を上にした状態
で水槽12内の水面に浮かべる。次に、その上方から被
転写体である基体4を図3(b)に示すようにして転写
シート9に押圧しつつこれを所望位置まで沈めることに
より、その際の水圧を利用して、印刷層7に形成された
木目模様を被転写体である基体4の表面(側周面)に転
写する。その際、底面4bは治具11に仮接着されてい
るので、木目模様は転写されない。そして転写後に被転
写体を取り出して、♯5「薄膜除去・乾燥」にて被転写
体上から、シャワー等により洗浄を兼ねて薄膜6を除去
し、乾燥させ、「水圧転写」を完了する。
【0025】さらに♯6「表面コート処理」にて、薄膜
6の除去された印刷層7の表面保護のために、トップコ
ート層(図1ではこれを含めて装飾模様3として示して
いる。)を、アクリル系の透明樹脂等を塗布して形成
し、「表面加工」を完了する。
6の除去された印刷層7の表面保護のために、トップコ
ート層(図1ではこれを含めて装飾模様3として示して
いる。)を、アクリル系の透明樹脂等を塗布して形成
し、「表面加工」を完了する。
【0026】上記水圧転写法を用いた印刷によれば、側
周面が曲面形状となった基体4にも、印刷層7の木目模
様を皺やねじれなく綺麗に印刷することができ、木目調
のフローリングの床面5と調和して違和感をなくし意匠
性を付与することができる。また、前記印刷は基体4の
側周面4aにのみなされ、外観されない底面4bは軟弾
性素材の地模様がそのまま露呈するので、印刷された木
目模様が床面5との摩擦によって擦れたり剥がれたりし
て、床面5を汚す等の問題を解消することができる。
周面が曲面形状となった基体4にも、印刷層7の木目模
様を皺やねじれなく綺麗に印刷することができ、木目調
のフローリングの床面5と調和して違和感をなくし意匠
性を付与することができる。また、前記印刷は基体4の
側周面4aにのみなされ、外観されない底面4bは軟弾
性素材の地模様がそのまま露呈するので、印刷された木
目模様が床面5との摩擦によって擦れたり剥がれたりし
て、床面5を汚す等の問題を解消することができる。
【0027】尚、上記実施形態において基体4の底面に
保護材(図示せず)を一体化したものでも同様にして、
上記一連の工程にて水圧転写により印刷を施すことがで
きる。この場合でも、上記同様の効果を発揮することが
できると共に、一体化されたフェルトは軟弾性素材に一
体化されて剥がれることなく、上記同様の効果を発揮す
ることができると共に、皮では耐久性の向上、フェルト
では滑らせながら家具を移動させる際に床面に傷を付け
にくくする等の付加機能を発揮することができる。
保護材(図示せず)を一体化したものでも同様にして、
上記一連の工程にて水圧転写により印刷を施すことがで
きる。この場合でも、上記同様の効果を発揮することが
できると共に、一体化されたフェルトは軟弾性素材に一
体化されて剥がれることなく、上記同様の効果を発揮す
ることができると共に、皮では耐久性の向上、フェルト
では滑らせながら家具を移動させる際に床面に傷を付け
にくくする等の付加機能を発揮することができる。
【0028】図5は本発明の第2実施形態の家具用脚キ
ャップを示し、(a)はこの家具用脚キャップを椅子や
テーブル等の脚の先端に取付けた状態を示す縦断面図、
(b)はその外観図である。
ャップを示し、(a)はこの家具用脚キャップを椅子や
テーブル等の脚の先端に取付けた状態を示す縦断面図、
(b)はその外観図である。
【0029】図5に示す家具用脚キャップ11は、被転
写体となる基体14が、天然ゴム、合成ゴムあるいはエ
ラストマ樹脂の軟弾性素材で成形され、断面円形状の椅
子やテーブル等の脚22の先端形状に合うように、開口
に環状の突条14cを有する有底円筒状に形成されたキ
ャップ本体13と、硬質合成樹脂で成形され、環状の突
条21cを有する有底円筒状に形成された底体21とを
組合わせて構成される。第2実施形態では、底体21の
底面21bが床面15と接地している。底体21はキャ
ップ本体13の底部に密に嵌着されるが、その抜け止め
や回り止めを図るため、キャップ本体13の基体14の
底面14bには穴14dが設けられる一方、底体21の
内面には前記穴14dに嵌入される突起21dが設けら
れている。尚、本実施形態では、底体21には印刷を程
子越さずに装飾模様3と違和感のない同系色に着色され
た硬質合成樹脂で成形しているが、その側周面21aに
木目模様の印刷を施しても良い。
写体となる基体14が、天然ゴム、合成ゴムあるいはエ
ラストマ樹脂の軟弾性素材で成形され、断面円形状の椅
子やテーブル等の脚22の先端形状に合うように、開口
に環状の突条14cを有する有底円筒状に形成されたキ
ャップ本体13と、硬質合成樹脂で成形され、環状の突
条21cを有する有底円筒状に形成された底体21とを
組合わせて構成される。第2実施形態では、底体21の
底面21bが床面15と接地している。底体21はキャ
ップ本体13の底部に密に嵌着されるが、その抜け止め
や回り止めを図るため、キャップ本体13の基体14の
底面14bには穴14dが設けられる一方、底体21の
内面には前記穴14dに嵌入される突起21dが設けら
れている。尚、本実施形態では、底体21には印刷を程
子越さずに装飾模様3と違和感のない同系色に着色され
た硬質合成樹脂で成形しているが、その側周面21aに
木目模様の印刷を施しても良い。
【0030】第2実施形態では、脚付き家具の1例とし
て木製あるいは木目調の脚付き家具の脚22の先端に取
付けられ、繊維製のカーペットの床面15で使用される
家具用家具用脚キャップ11で説明する。
て木製あるいは木目調の脚付き家具の脚22の先端に取
付けられ、繊維製のカーペットの床面15で使用される
家具用家具用脚キャップ11で説明する。
【0031】基体14の側周面14aには上述した水圧
転写法を用いて、図5(b)に示すように、木目調の装
飾模様3が印刷され、木目模様の脚22との調和を図
り、ゴム製キャップによる違和感をなくし、意匠性を付
与している。
転写法を用いて、図5(b)に示すように、木目調の装
飾模様3が印刷され、木目模様の脚22との調和を図
り、ゴム製キャップによる違和感をなくし、意匠性を付
与している。
【0032】第2実施形態では、キャップ本体13と底
体21との組合わせ構造となっていることにより、キャ
ップ本体13によりクッション材としての脚キャップ機
能を発揮し、かつ、その側周面14aに装飾模様が上記
水圧転写法を用いて綺麗に印刷されることにより、家具
の脚22の木目模様と調和して違和感をなくし意匠性を
付与することができる。また、底体21によってキャッ
プ本体13の底面14bが保護されているので、底面1
4bに装飾模様を施した場合でも、床面15と接地する
のは底体21の底面21bであり装飾模様により床面1
5を汚すおそれもない上、底体21を成形する硬質合成
樹脂の素材特性を活かしてその平滑面と繊維製のカーペ
ットである床面15との摺動性が良好となって椅子等の
移動がしやすくなり、機能性がさらにアップする。尚、
第2実施形態のように底面14bに装飾模様が施されて
いないキャップ本体13は、家具用脚キャップとして単
独使用することもできるので、汎用性があり量産に適し
ている。
体21との組合わせ構造となっていることにより、キャ
ップ本体13によりクッション材としての脚キャップ機
能を発揮し、かつ、その側周面14aに装飾模様が上記
水圧転写法を用いて綺麗に印刷されることにより、家具
の脚22の木目模様と調和して違和感をなくし意匠性を
付与することができる。また、底体21によってキャッ
プ本体13の底面14bが保護されているので、底面1
4bに装飾模様を施した場合でも、床面15と接地する
のは底体21の底面21bであり装飾模様により床面1
5を汚すおそれもない上、底体21を成形する硬質合成
樹脂の素材特性を活かしてその平滑面と繊維製のカーペ
ットである床面15との摺動性が良好となって椅子等の
移動がしやすくなり、機能性がさらにアップする。尚、
第2実施形態のように底面14bに装飾模様が施されて
いないキャップ本体13は、家具用脚キャップとして単
独使用することもできるので、汎用性があり量産に適し
ている。
【0033】また、第1実施形態の家具用脚キャップ1
と第2実施形態の家具用脚キャップ11とを、床面の素
材、家具または床面の模様との調和を考えて適宜使い分
けすると好適である。
と第2実施形態の家具用脚キャップ11とを、床面の素
材、家具または床面の模様との調和を考えて適宜使い分
けすると好適である。
【0034】
【発明の効果】本発明の家具用脚キャップによれば、外
観される側周面のみに水圧転写法を用いて装飾模様を綺
麗に印刷することによって、印刷模様が床面に付着して
汚すことのない状態で、クッション材としての家具用脚
キャップの機能性を維持すると共に、床面あるいは家具
と調和して意匠性を付与することができ、また、底面に
保護材を一体化したものや、硬質合成樹脂で成形された
底体と組合わせたものでは、底面を形成する素材に応じ
た付加機能をそれぞれ発揮することができると共に、各
家具用脚キャップを、床面の素材、家具または床面の模
様との調和を考えて、使い分けすることも可能になる。
観される側周面のみに水圧転写法を用いて装飾模様を綺
麗に印刷することによって、印刷模様が床面に付着して
汚すことのない状態で、クッション材としての家具用脚
キャップの機能性を維持すると共に、床面あるいは家具
と調和して意匠性を付与することができ、また、底面に
保護材を一体化したものや、硬質合成樹脂で成形された
底体と組合わせたものでは、底面を形成する素材に応じ
た付加機能をそれぞれ発揮することができると共に、各
家具用脚キャップを、床面の素材、家具または床面の模
様との調和を考えて、使い分けすることも可能になる。
【図1】本発明の第1実施形態を示し、(a)はその取
付状態を示す縦断面図、(b)はその外観図。
付状態を示す縦断面図、(b)はその外観図。
【図2】同実施形態の装飾模様の印刷に用いる水圧転写
法を示す概略図。
法を示す概略図。
【図3】同実施形態における水圧転写状態を拡大して示
し、(a)は転写シートを水に浮かべた状態を示す概略
図、(b)は転写シートに被転写体を押し込んでいる概
略図。
し、(a)は転写シートを水に浮かべた状態を示す概略
図、(b)は転写シートに被転写体を押し込んでいる概
略図。
【図4】同実施形態における印刷工程を示すフロー図。
【図5】本発明の第2実施形態を示し、(a)はその取
付状態を示す縦断面図、(b)はその外観図。
付状態を示す縦断面図、(b)はその外観図。
1、11 家具用脚キャップ
2、22 脚
3 装飾模様
4a、14a 側周面
4b、21b 底面
5、15 床面
9 転写シート
13 キャップ本体
21 底体
Claims (3)
- 【請求項1】 天然ゴム、合成ゴムまたはエラストマ樹
脂の軟弾性素材で有定筒状に成形され、脚付き家具の脚
の先端に嵌着される家具用脚キャップにおいて、側周面
は、木目模様や大理石模様等の装飾模様が印刷された転
写シートを用いた水圧転写法によって、前記装飾模様が
施され、底面は前記軟弾性素材の地模様がそのまま露呈
することを特徴とする家具用脚キャップ。 - 【請求項2】 天然ゴム、合成ゴムまたはエラストマ樹
脂の軟弾性素材で有底筒状に成形され、且つその底面に
皮またはフェルトからなる保護材が一体化され、脚付き
家具の脚の先端に嵌着される家具用脚キャップにおい
て、側周面は、木目模様や大理石模様等の装飾模様が印
刷された転写シートを用いた水圧転写法によって、前記
装飾模様が施され、底面は前記保護材の地模様がそのま
ま露呈することを特徴とする家具用脚キャップ。 - 【請求項3】 天然ゴム、合成ゴムまたはエラストマ樹
脂の軟弾性素材で有定筒状に成形されたキャップ本体
と、このキャップ本体の底部に嵌着される硬質合成樹脂
で成形された底体とからなり、脚付き家具の脚の先端に
嵌着される家具用脚キャップにおいて、少なくともキャ
ップ本体の側周面は、木目模様や大理石模様等の装飾模
様が印刷された転写シートを用いた水圧転写法によっ
て、前記装飾模様が施され、底面は前記底体を成形する
硬質合成樹脂の地模様がそのまま露呈することを特徴と
する家具用脚キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002036573A JP2003235661A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 家具用脚キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002036573A JP2003235661A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 家具用脚キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003235661A true JP2003235661A (ja) | 2003-08-26 |
Family
ID=27778425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002036573A Pending JP2003235661A (ja) | 2002-02-14 | 2002-02-14 | 家具用脚キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003235661A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005285A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Aichi Kk | 家具用脚端具、後付部材及び家具 |
JP2016159033A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 株式会社石黒製作所 | 脚具 |
JP2019058560A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-18 | 立川ブラインド工業株式会社 | フィニアル及びフィニアルの製造方法 |
-
2002
- 2002-02-14 JP JP2002036573A patent/JP2003235661A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010005285A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Aichi Kk | 家具用脚端具、後付部材及び家具 |
JP2016159033A (ja) * | 2015-03-04 | 2016-09-05 | 株式会社石黒製作所 | 脚具 |
JP2019058560A (ja) * | 2017-09-28 | 2019-04-18 | 立川ブラインド工業株式会社 | フィニアル及びフィニアルの製造方法 |
JP7032088B2 (ja) | 2017-09-28 | 2022-03-08 | 立川ブラインド工業株式会社 | フィニアル |
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