JP2003235156A - 電力需給システム - Google Patents

電力需給システム

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JP2003235156A
JP2003235156A JP2002026206A JP2002026206A JP2003235156A JP 2003235156 A JP2003235156 A JP 2003235156A JP 2002026206 A JP2002026206 A JP 2002026206A JP 2002026206 A JP2002026206 A JP 2002026206A JP 2003235156 A JP2003235156 A JP 2003235156A
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JP2002026206A
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Motoyuki Otaki
基之 大滝
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力需給システムを運用する事業体の運用遂
行に係る負担を軽減し得る電力需給システムを提供す
る。 【解決手段】 所定の供給家設備200からの電力を所
定の需要家設備300に供給するよう事業体3A,3B
により運用される電力需給システムにおいて、供給家設
備200からの電力供給情報および需要家設備300で
の電力需要情報を監視し、供給家設備200への出力指
令値および需要家設備300への負荷指令値を出力す
る、監視制御機能を持ち、需給制御主体により管理され
る需給監視制御サーバ100を備え、需給監視制御サー
バ100には、所定の事業体3A,3Bについての前記
監視制御機能の提供に係わる対価を算定する対価算定機
能部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力需給システ
ム、特に、需要家等の需要主体と発電事業者等の供給主
体との電力需給を監視制御する機能を、ネットワークを
介して提供し、その使用料金を得るビジネスモデルとし
ての電力需給システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の電力供給事業を示す構成
図である。図において、200は電力を供給する発電事
業者等の供給家としての供給主体、300は電力を消費
する需要家等の需要主体、3は供給家200と需要家3
00と契約して電力需給を仲介する電力小売り事業者と
しての事業体、100は事業体3が設置して電力需給の
同時同量を監視制御する需給監視サーバである。
【0003】次に、動作について説明する。供給家20
0で発電した電力量と需要家300で消費した電力量を
一定時間周期にネットワーク経由で需給監視サーバ10
0がモニタする。特許第3144776号では、モニタ
された電力量を計算し、電力料金計算などを行ってい
る。実際の電力小売り事業では、更に需給監視サーバ1
00は電力の過不足を計算し、供給家200へ出力調整
を指令して事業体3の枠組みで電力の同時同量を達成す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電力小売り事業では事
業体の枠組みの中で電力需給の同時同量が達成されなけ
ればならないため、従来の事業体は需給監視制御サーバ
を個別に設置しなければならず、事業開始にあたって大
きな設備投資をおこなう必要があった。また、電力需給
監視に関連する帳票機能,需要予測機能,異常時の連絡
機能,通信品質保持機能などの周辺機能を整備するにも
大きな負担がかかる。したがって、小規模な電力託送を
希望する者にとっては初期投資が大きく、初期投資を償
却することができないため、電力小売り事業に参入しず
らいなどの問題があった。
【0005】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたものであり、所定の供給主体設備からの
電力を所定の需要主体設備に供給するよう電力需給シス
テムを運用する事業体の運用遂行に係る負担を軽減し得
る電力需給システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電力需
給システムでは、所定の供給主体設備からの電力を所定
の需要主体設備に供給するよう事業体により運用される
電力需給システムにおいて、供給主体設備からの電力供
給情報および需要主体設備での電力需要情報を監視し供
給主体設備への出力指令値および需要主体設備への負荷
指令値を出力する監視制御機能を持ち、需給制御主体に
より管理される需給監視制御手段を備え、前記需給監視
制御手段には、所定の事業体についての前記監視制御機
能の提供に係わる対価を算定する対価算定機能部を設け
たものである。
【0007】第2の発明に係る電力需給システムでは、
第1の発明において、前記需給監視制御手段は、前記事
業体が用いる帳票作成機能を有し、前記需給監視制御手
段の対価算出機能部は、所定の事業体についての前記帳
票作成機能の提供に係わる対価を算定する対価算定機能
を有するものである。
【0008】第3の発明に係る電力需給システムでは、
第1または第2の発明において、前記需給監視制御手段
は、需給実績データおよび気象データから需要予測およ
び発電スケジュールを作成する予測機能を有し、前記需
給監視制御手段の対価算出機能部は、所定の事業体につ
いての前記予測機能の提供に係わる対価を算定する対価
算定機能を有するものである。
【0009】第4の発明に係る電力需給システムでは、
第1ないし第3の発明において、前記需給監視制御手段
により提供される機能に係る情報を所定の事業体の運用
領域においてネットワーク上で配信し、前記需給監視制
御手段の対価算出機能部は、所定の事業体についての前
記情報配信に係わる対価を算定する対価算定機能を有す
るものである。
【0010】第5の発明に係る電力需給システムでは、
第1ないし第4の発明において、前記需給監視制御手段
は、前記所定の事業体の事業運用に支障を与える問題の
検出に応動して、その問題発生を前記事業体へ連絡する
ための連絡機能を有し、前記需給監視制御手段の対価算
出機能部は、所定の事業体についての前記連絡機能の提
供に係わる対価を算定する対価算定機能を有するもので
ある。
【0011】第6の発明に係る電力需給システムでは、
第1ないし第5の発明において、前記所定の事業体の運
用領域においてネットワーク経由で送受信される電力量
データを含む送受信データの数値正当性についての保証
機能を確保する保証手段を設けるとともに、前記需給監
視制御手段の対価算出機能部は、所定の事業体について
の前記保証機能の提供に係わる対価を算定する対価算定
機能を有するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明による実
施の形態1を図1ないし図6について説明する。図1
は、この発明による実施の形態における全体構成を示す
ブロック図である。図2は、この発明による実施の形態
における供給主体としての供給家の機器構成を示すブロ
ック図である。図3は、この発明による実施の形態にお
ける需要主体としての需要家の機器構成を示すブロック
図である。図4は、この発明による実施の形態1におけ
る需給監視制御サーバの構成を示すブロック図である。
図5は、この発明による実施の形態1における需給監視
制御サーバによる処理内容を示すフローチャートであ
る。図6は、この発明による実施の形態1における業務
フローを示すフローチャートである。
【0013】図1において、200は電力を供給する電
力供給家としての発電事業者等が保有する供給主体とし
ての供給家設備、201は送電線、202は信号線、3
00は電力を消費する需要主体としての需要家設備、3
01は配電線、302は信号線、100は供給家設備2
00と需要家設備300の需給電力量を監視制御する需
給監視制御サーバ、101は信号線、1は供給家設備1
00で発電した電力を需要家300へ送電する電力系
統、2は供給家設備200と需要家設備300と需給監
視制御サーバ100が情報を送受信するためのネットワ
ークである。
【0014】需給調整業者としての需給制御主体1A
は、需給監視制御サーバ100からなる需給監視制御手
段を保有し、これを管理する。いわゆる電力小売り事業
者としての事業体3Aは、特定の供給家200および特
定の需要家300をその運用領域3aに含み、当該供給
家200から当該需要家への電力託送を行う。同様の電
力小売り事業者としての事業体3Bは、他の特定の供給
家200および他の特定の需要家300をその運用領域
3bに含み、当該供給家200から当該需要家への電力
託送を行う。需給制御主体1Aでは、需給監視制御サー
バ100による各種機能についてのサービスを事業体3
A,3Bに提供し、そのサービス提供の対価を事業体3
A,3Bから得るものである。
【0015】このうち供給家設備200は図2のように
構成される。図2において、201は送電線、203は
電力量計、204は変圧器、205は遮断器、206は
発電機、207は電力量計203で計測した送電電力量
信号、208は供給家データ処理装置、209は発電機
206の出力指令値信号、214は発電機206の出力
を指令値に制御する制御装置、215は供給家データ処
理装置208と需給監視制御サーバ100がネットワー
ク2を経由して信号を送受信するための通信装置、20
2は信号線である。
【0016】また、需要家設備300は図3のように構
成される。図3において、301は配電線、303は電
力量計、304は遮断器、305は負荷、306は電力
量計303で計測した受電電力量計、307は需要家デ
ータ処理装置、308は遮断器304の開閉指令信号、
309は需要家データ処理装置307と需給監視制御サ
ーバ100がネットワーク2を経由して信号を送受信す
るための通信装置、302は信号線である。
【0017】また、需給監視制御サーバ100は図4の
ように構成される。図4において、103は顧客デー
タ、104は需給電力実績データ、105は通信処理
部、106は同時同量監視制御処理部、107は料金計
算部、101は信号線、2はネットワークである。
【0018】次に、動作について図1ないし図6で説明
する。ある事業体3A,3B等が電力系統を使用して電
力託送する場合、その取り扱う供給電力量と消費電力量
は一定の誤差範囲内で刻々同量に維持されなければなら
ない。この同時同量達成のための機能を需給監視制御サ
ーバ100が提供し、需給監視制御サーバ100を保有
する需給制御主体1Aが、その取り扱い電力量に応じた
サーバ使用料金を事業体3A,3B等から徴収する。
【0019】事業体3Aについて見ると、供給家設備2
00は発電した電力量を電力量計203で計測し、供給
家データ処理装置208,通信装置215およびネット
ワーク2を経由して需給監視制御サーバ100に送信す
る。一方、需要家設備300は消費した電力量を電力量
計303で計測し、需要家データ処理装置307,通信
装置309およびネットワーク2を経由して需給監視制
御サーバ100に送信する。
【0020】需給監視制御サーバ100は、受信した供
給電力量と消費電力量から出力指令値または負荷開閉信
号を生成し、出力指令値を供給家データ処理装置208
へ、負荷遮断信号を需要家データ処理装置307へ送信
する。
【0021】需給監視制御サーバ100が生成した出力
指令値を受信した供給家データ処理装置208は、その
出力指令値を制御装置214へ出力する。また、需給監
視制御サーバ100生成した負荷開閉信号を受信した需
要家データ処理装置307は、その指令値を制御装置と
しての遮断器304へ送信する。
【0022】需給監視制御サーバ100の内部演算処理
について運用領域3aを持つ事業体3Aを例に説明す
る。ステップS1において、顧客データ103から電力
需給を監視する事業体3Aとその事業体3Aの運用領域
3aに属する供給家200と需要家300を確認する。
ステップS2において、需給電力量を監視する時間単位
である例えば5分といった一定時間毎に処理進行が許可
されるのを待つ。ステップS3において、ステップS1
で確認された全供給家200と全需要家300の需給電
力量データを通信処理部105経由で収集し、需給電力
実績データ104に記録する。ステップS4において、
需給電力実績データ104を元に事業体3aにおける需
給電力量の過不足を算出する。ステップS5において、
需給電力量の過不足から、供給家200への電力出力指
令値あるいは需要家300への負荷遮断指令あるいはそ
の両方を生成し、ステップS6において、通信処理部1
05経由で発信する。ステップS7において、例えば月
末といった締めタイミングを判定し、締めが必要であれ
ば月間データを精算する。締めタイミングでなければ、
ステップS2に戻り次の動作タイミングを待つ。
【0023】同様にして、需給監視制御サーバ100は
事業体3Aと運用領域3bを持つ類似の事業体3Bな
ど、複数の事業体に対して同時同量達成の機能を提供す
る。
【0024】需給監視制御サーバ100における収益業
務形態は、図6に示されている。ステップS10におい
て、事業体3Aからの需給監視制御サーバ100の利用
登録を受けつけて、顧客データ103に事業体3Aとそ
れに属する供給家200,需要家300を登録する。ス
テップS11において、例えば月末といった締めタイミ
ングを待つ。ステップS12において、顧客データ10
3に登録された事業体毎に需給監視制御サーバ100の
利用料金を算出する。ここで一例として、利用料金は事
業体3aに関する需給電力量に比例した従量料金と、需
給電力量に応じて段階設定された基本料金から成る。ス
テップS13において、ステップS12で算出した利用
料金を郵送などの手段で事業体3Aへ請求する。ステッ
プS15において、所定の期日までに利用料金が入金さ
れるのを確認するとともに、領収書を発行する。料金が
入金されなかった場合や、ステップS17で事業者3A
から需給監視制御サーバ100の利用停止の要求があっ
た場合には、ステップS16において、顧客データ10
3から事業体3Aに関する登録を抹消する。
【0025】なお、上記実施の形態1では、事業体3
A,3B等は需給監視制御サーバ100が提供する同時
同量制御というサービスを購入するため、独自に需給監
視制御サーバを用意する必要がない。また、事業体3
A,3B等は取り扱い電力量に見合ったコストだけを負
担するだけでよい。また、需給監視制御サーバ100を
保有する需給制御主体1Aはサービス提供の対価を受け
ることが出来る。
【0026】この発明による実施の形態1によれば、所
定の供給家設備200からなる供給主体設備からの電力
を所定の需要家設備300からなる需要主体設備に供給
するよう電力小売り事業者としての事業体3A,3B等
により運用される電力需給システムにおいて、所定の供
給家設備200からなる供給主体設備からの発電電力量
等の電力供給情報および所定の需要家設備300からな
る需要主体設備での消費電力量電力需要情報を監視し所
定の供給家設備200からなる供給主体設備への出力指
令値および所定の需要家設備300からなる需要主体設
備への負荷指令値を出力する監視制御機能を持ち、需給
調整業者としての需給制御主体1Aにより管理される需
給監視制御サーバ100からなる需給監視制御手段を備
え、前記需給監視制御手段には、所定の事業体3A,3
B等についての前記監視制御機能の提供に係わる対価を
算定する料金計算部107からなる対価算定機能部を設
けたので、電力需給システムを運用する事業体の運用遂
行に係る負担を軽減し得る電力需給システムを提供する
ことができる。
【0027】実施の形態2.この発明による実施の形態
2を図7について説明する。図7は実施の形態2におけ
る需給監視制御サーバ搭載データおよび処理構成図であ
る。この実施の形態2において、ここで説明する特有の
構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1
における構成と同様の構成を有し、同様の作用を奏する
ものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示
す。
【0028】図において、103は顧客データ、104
は需給電力実績データ、105は通信部、106は同時
同量監視制御部、107は料金計算部、108は電力料
金計算処理部、109は帳票作成部、110は電力料金
基準データ、101は信号線、2はネットワークであ
る。
【0029】電力料金計算処理部108と帳票作成部1
09と電力料金基準データ110を設け、事業者毎ある
いは供給家や需要家毎に帳票を作成できるようにした。
これにより、需給監視制御サーバは、事業者3aや供給
家200や需要家300が使用する記録,伝票,請求書
などの帳票作成機能を提供し、そのサービスに対する対
価を得ることが出来る。
【0030】この発明による実施の形態2によれば、実
施の形態1における構成において、需給監視制御サーバ
100からなる需給監視制御手段は、事業体3A,3B
等が用いる請求書や伝票などの帳票作成機能を有し、需
給監視制御サーバ100からなる需給監視制御手段の料
金計算部107からなる対価算出機能部は、所定の事業
体3A,3B等についての前記帳票作成機能の提供に係
わる対価を算定する対価算定機能を有するので、電力需
給システムを運用する事業体の運用遂行に係る帳票作成
機能についての負担を軽減し得る電力需給システムを提
供することができる。
【0031】実施の形態3.この発明による実施の形態
3を図8について説明する。図8は実施の形態3におけ
る需給監視制御サーバ搭載データおよび処理構成図であ
る。この実施の形態3において、ここで説明する特有の
構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1
における構成と同様の構成を有し、同様の作用を奏する
ものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示
す。
【0032】図において、103は顧客データ、104
は需給電力実績データ、105は通信部、106は同時
同量監視制御部、107は料金計算部、111は需要予
測処理部、112は翌日送電スケジュール作成処理部、
113は月・年間計画作成処理部、114は気象デー
タ、101は信号線、2はネットワークである。
【0033】需要予測処理部111と翌日送電スケジュ
ール作成処理部112と月・年間計画作成処理部113
と気象データ114を設け、事業者毎あるいや供給家や
需要家毎に対して、気象予測や過去電力需要実績データ
から発電・送電スケジュールを作成できるようにした。
これにより、需給監視制御サーバ100を保有する需給
制御主体1Aは、事業者3Aや供給家200や需要家3
00に対して予定スケジュール機能を提供し、そのサー
ビスに対する対価を得ることが出来る。
【0034】この発明による実施の形態3によれば、実
施の形態1または実施の形態2における構成において、
需給監視制御サーバ100からなる需給監視制御手段
は、需給実績データ104および気象データ114から
需要予測111および発電スケジュール112,113
を作成する予測機能を有し、前記需給監視制御サーバ1
00からなる需給監視制御手段の料金計算部107から
なる対価算出機能部は、所定の事業体3A,3B等につ
いての前記予測機能の提供に係わる対価を算定する対価
算定機能を有するので、電力需給システムを運用する事
業体の運用遂行に係る予測機能についての負担を軽減し
得る電力需給システムを提供することができる。
【0035】実施の形態4.この発明による実施の形態
4を図9について説明する。図9は実施の形態4におけ
る需給監視制御サーバ搭載データおよび処理構成図であ
る。この実施の形態4において、ここで説明する特有の
構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1
における構成と同様の構成を有し、同様の作用を奏する
ものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示
す。
【0036】図において、103は顧客データ、104
は需給電力実績データ、105は通信部、106は同時
同量監視制御部、107は料金計算部、108は電気料
金計算部、109は帳票作成部、115はHTTPサー
バ処理部、116はEメール送信処理部、117はHT
MLデータ生成処理部、110は電力料金基準データ、
101は信号線、2はネットワークである。
【0037】HTTPサーバ処理部115,Eメール送
信処理部116,HTMLデータ生成処理部117,H
TTPクライアントでEメール受信端末4を設け、事業
者毎あるいや供給家や需要家毎に、実施の形態1〜3で
示した機能をネットワーク経由で常時配信できるように
した。これにより、事業者3aや供給家200や需要家
300は、端末4を設置することで、現在の電力需給状
態や需給実績を容易にモニタしたり、帳票や予定スケジ
ュールを生成直後に受信することができる。需給監視制
御サーバ100は、ネットワーク経由で情報発信し、需
給監視制御サーバ100を保有する需給制御主体1A
は、そのサービスに対する対価を事業体3A,3B等か
ら得ることが出来る。
【0038】この発明による実施の形態4によれば、実
施の形態1ないし実施の形態3の構成において、需給監
視制御サーバ100からなる需給監視制御手段により提
供される監視制御機能,帳票作成機能,需要予測や発電
スケジュールなどの予測機能等に係る情報を所定の事業
体3A,3B等の運用領域3a,3b等においてネット
ワーク上で配信し、前記需給監視制御サーバ100から
なる需給監視制御手段の料金計算部107からなる対価
算出機能部は、所定の事業体3A,3B等についての前
記情報配信に係わる対価を算定する対価算定機能を有す
るので、電力需給システムを運用する事業体の運用遂行
に係る情報配信についての負担を軽減し得る電力需給シ
ステムを提供することができる。
【0039】実施の形態5.この発明による実施の形態
5を図10について説明する。図10は実施の形態5に
おける需給監視制御サーバ搭載データおよび処理構成図
である。この実施の形態5において、ここで説明する特
有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形
態1における構成と同様の構成を有し、同様の作用を奏
するものである。図中、同一符号は同一または相当部分
を示す。
【0040】図において、103は顧客データ、104
は需給電力実績データ、105は通信部、106は同時
同量監視制御部、107は料金計算部、101は信号
線、2はネットワーク、118は自動電話連絡処理部、
119はモデム、5は電話回線、6は緊急連絡用電話機
である。
【0041】自動電話連絡処理部118,電話回線5,
需給監視制御サーバ100を電話回線5に接続するため
のモデム119,事業者3や供給家200や需要家30
0が所有の緊急連絡用電話機6を設け、電力需給の同時
同量に問題が発生した或いは発生しそうな場合、自動的
に事業者毎あるいや供給家や需要家に対して、電話連絡
ができるようにした。これにより、供給家200や需要
家300が常時機器を監視する必要性が低くなり、電力
託送の問題発生に対しても迅速に対応することができる
とともに、需給監視制御サーバは問題発生の自動連絡機
能を提供し、そのサービスに対する対価を得ることが出
来る。
【0042】この発明による実施の形態5によれば、実
施の形態1ないし実施の形態4における構成において、
需給監視制御サーバ100からなる需給監視制御手段
は、所定の事業体3A,3B等の事業運用に支障を与え
る異常状況の検出に応動して、その状況発生を前記事業
体3A,3B等へ連絡するための即応連絡機能を有し、
前記需給監視制御サーバ100からなる需給監視制御手
段の料金計算部107かおあなる対価算出機能部は、所
定の事業体3A,3B等についての前記連絡機能の提供
に係わる対価を算定する対価算定機能を有するので、電
力需給システムを運用する事業体の運用遂行に係る連絡
機能についての負担を軽減し得る電力需給システムを提
供することができる。
【0043】実施の形態6.この発明による実施の形態
6を図11について説明する。図11は実施の形態6に
おけるシステム構成図である。この実施の形態6におい
て、ここで説明する特有の構成以外の構成については、
先に説明した実施の形態1における構成と同様の構成を
有し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号
は同一または相当部分を示す。
【0044】図1において、200は電力を供給する発
電事業者等が保有する供給主体としての供給家設備、3
00は電力を消費する需要主体としての需要家設備、1
00は供給家設備200と需要家設備300の需給電力
量を監視制御する需給監視制御サーバである。1は供給
家設備100で発電した電力を需要家300へ送電する
電力系統、2は供給家設備200と需要家設備300と
需給監視制御サーバ100が情報を送受信するためのネ
ットワーク、4は端末、7は暗号化処理部である。
【0045】ネットワークに配信するデータを暗号化
し、受信データを復号化する装置あるいはソフトウエア
からなる暗号化処理部7を設け、供給家200や需要家
300や需給監視制御サーバ100や端末4との間でや
り取りするデータを第三者が見たり、改竄することがで
きないようにした。これにより、ネットワーク経由で送
受信される電力需給実績やその他のサービスのデータ信
頼性を確保できる。需給監視制御サーバ100を保有す
る需給制御主体1Aはデータの信頼性を提供するととも
に、そのサービスに対する対価を得ることが出来る。
【0046】この発明による実施の形態6によれば、実
施の形態1ないし実施の形態5における構成において、
所定の事業体3A,3B等の運用領域3a,3b等にお
いてネットワーク2経由で送受信される電力量データを
含む送受信データの数値正当性についての保証機能を確
保する暗号化処理部7からなる保証手段を設けるととも
に、需給監視制御サーバ100からなる需給監視制御手
段の料金計算部107からなる対価算出機能部は、所定
の事業体3A,3B等についての前記保証機能の提供に
係わる対価を算定する対価算定機能を有するので、電力
需給システムを運用する事業体の運用遂行に係る送受信
データの数値正当性保証機能についての負担を軽減し得
る電力需給システムを提供することができる。
【0047】この発明による実施の形態では、次の
(1)〜(6)項に示すような構成を具備する。 (1) 発電事業者が発電した電力を、電力系統を使用
して需要家に電力託送を行う電力小売り事業において、
発電事業者が発電した電力と、需要家が消費する電力を
ネットワーク経由でモニタし、複数の電力小売り事業者
に対して、各電力小売り事業者が管轄する電力需給の同
時同量を監視制御する機能を提供し、その電力小売り事
業者が取り扱う電力または電力量に応じた使用料金を徴
収する電力需給システム。 (2) 電力小売り事業者が使用する請求書や伝票など
の帳票を作成する機能を提供し、その電力小売り事業者
が取り扱う電力または電力量に応じた使用料金を徴収す
る(1)項に記載の電力需給システム。 (3) 需給実績データや気象データから需要予測や発
電スケジュールを作成する機能を提供し、その電力小売
り事業者が取り扱う電力または電力量に応じた使用料金
を徴収する(1)項に記載の電力需給システム。 (4) 提供されるサービスや文書をネットワーク上で
配信し、サービスを受ける電力小売り事業者に提供する
システムと、その対価を得る(1)項ないし(3)項の
いずれかに記載の電力需給システム。 (5) 電力小売り事業に支障ある問題を検出した場
合、その問題発生を電力小売り事業者へ迅速に連絡する
ための機能を提供するシステムと、その対価を得る
(1)項に記載の電力需給システム。 (6) ネットワーク経由で送受信する電力量データや
サービスデータの数値正当性を保証するシステムと、そ
の対価を得る(1)項に記載の電力需給システム。
【0048】
【発明の効果】第1の発明によれば、所定の供給主体設
備からの電力を所定の需要主体設備に供給するよう事業
体により運用される電力需給システムにおいて、供給主
体設備からの電力供給情報および需要主体設備での電力
需要情報を監視し供給主体設備への出力指令値および需
要主体設備への負荷指令値を出力する監視制御機能を持
ち、需給制御主体により管理される需給監視制御手段を
備え、前記需給監視制御手段には、所定の事業体につい
ての前記監視制御機能の提供に係わる対価を算定する対
価算定機能部を設けたので、電力需給システムを運用す
る事業体の運用遂行に係る負担を軽減し得る電力需給シ
ステムを提供することができる。
【0049】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、前記需給監視制御手段は、前記事業体が用いる帳票
作成機能を有し、前記需給監視制御手段の対価算出機能
部は、所定の事業体についての前記帳票作成機能の提供
に係わる対価を算定する対価算定機能を有するので、電
力需給システムを運用する事業体の運用遂行に係る帳票
作成機能についての負担を軽減し得る電力需給システム
を提供することができる。
【0050】第3の発明によれば、第1または第2の発
明において、前記需給監視制御手段は、需給実績データ
および気象データから需要予測および発電スケジュール
を作成する予測機能を有し、前記需給監視制御手段の対
価算出機能部は、所定の事業体についての前記予測機能
の提供に係わる対価を算定する対価算定機能を有するの
で、電力需給システムを運用する事業体の運用遂行に係
る予測機能についての負担を軽減し得る電力需給システ
ムを提供することができる。
【0051】第4の発明によれば、第1ないし第3の発
明において、前記需給監視制御手段により提供される機
能に係る情報を所定の事業体の運用領域においてネット
ワーク上で配信し、前記需給監視制御手段の対価算出機
能部は、所定の事業体についての前記情報配信に係わる
対価を算定する対価算定機能を有するので、電力需給シ
ステムを運用する事業体の運用遂行に係る情報配信につ
いての負担を軽減し得る電力需給システムを提供するこ
とができる。
【0052】第5の発明によれば、第1ないし第4の発
明において、前記需給監視制御手段は、前記所定の事業
体の事業運用に支障を与える異常状況の検出に応動し
て、その状況発生を前記事業体へ連絡するための即応連
絡機能を有し、前記需給監視制御手段の対価算出機能部
は、所定の事業体についての前記連絡機能の提供に係わ
る対価を算定する対価算定機能を有するので、電力需給
システムを運用する事業体の運用遂行に係る連絡機能に
ついての負担を軽減し得る電力需給システムを提供する
ことができる。
【0053】第6の発明によれば、第1ないし第5の発
明において、前記所定の事業体の運用領域においてネッ
トワーク経由で送受信される電力量データを含む送受信
データの数値正当性についての保証機能を確保する保証
手段を設けるとともに、前記需給監視制御手段の対価算
出機能部は、所定の事業体についての前記保証機能の提
供に係わる対価を算定する対価算定機能を有するので、
電力需給システムを運用する事業体の運用遂行に係る送
受信データの数値正当性保証機能についての負担を軽減
し得る電力需給システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態における全体構成
を示すブロック図である。
【図2】 この発明による実施の形態における供給主体
としての供給家の機器構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明による実施の形態における需要主体
としての需要家の機器構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明による実施の形態1における需給監
視制御サーバの構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明による実施の形態1における需給監
視制御サーバによる処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図6】 この発明による実施の形態1における業務フ
ローを示すフローチャートである。
【図7】 この発明による実施の形態2における需給監
視制御サーバの構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明による実施の形態3における需給監
視制御サーバの構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明による実施の形態4における需給監
視制御サーバの構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明による実施の形態5における需給
監視制御サーバの構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明による実施の形態6における全体
構成を示すブロック図である。
【図12】 従来技術における全体構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1A 需給制御主体、100 需給監視制御サーバ、3
A,3B 電力小売り事業者としての事業体、3a,3
b 事業体3A,3Bの運用領域、200 供給家設
備、201 送電線、300 需要家設備、301 配
電線。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の供給主体設備からの電力を所定の
    需要主体設備に供給するよう事業体により運用される電
    力需給システムにおいて、供給主体設備からの電力供給
    情報および需要主体設備での電力需要情報を監視し供給
    主体設備への出力指令値および需要主体設備への負荷指
    令値を出力する監視制御機能を持ち、需給制御主体によ
    り管理される需給監視制御手段を備え、前記需給監視制
    御手段には、所定の事業体についての前記監視制御機能
    の提供に係わる対価を算定する対価算定機能部を設けた
    ことを特徴とする電力需給システム。
  2. 【請求項2】 前記需給監視制御手段は、前記事業体が
    用いる帳票作成機能を有し、前記需給監視制御手段の対
    価算出機能部は、所定の事業体についての前記帳票作成
    機能の提供に係わる対価を算定する対価算定機能を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の電力需給システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記需給監視制御手段は、需給実績デー
    タおよび気象データから需要予測および発電スケジュー
    ルを作成する予測機能を有し、前記需給監視制御手段の
    対価算出機能部は、所定の事業体についての前記予測機
    能の提供に係わる対価を算定する対価算定機能を有する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力
    需給システム。
  4. 【請求項4】 前記需給監視制御手段により提供される
    機能に係る情報を所定の事業体の運用領域においてネッ
    トワーク上で配信し、前記需給監視制御手段の対価算出
    機能部は、所定の事業体についての前記情報配信に係わ
    る対価を算定する対価算定機能を有することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電力需給
    システム。
  5. 【請求項5】 前記需給監視制御手段は、前記所定の事
    業体の事業運用に支障を与える異常状況の検出に応動し
    て、その状況発生を前記事業体へ連絡するための即応連
    絡機能を有し、前記需給監視制御手段の対価算出機能部
    は、所定の事業体についての前記連絡機能の提供に係わ
    る対価を算定する対価算定機能を有することを特徴とす
    る請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電力需給
    システム。
  6. 【請求項6】 前記所定の事業体の運用領域においてネ
    ットワーク経由で送受信される電力量データを含む送受
    信データの数値正当性についての保証機能を確保する保
    証手段を設けるとともに、前記需給監視制御手段の対価
    算出機能部は、所定の事業体についての前記保証機能の
    提供に係わる対価を算定する対価算定機能を有すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    の電力需給システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292482A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Chugoku Electric Power Co Inc:The 使用電力量把握システム
JP2015116039A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 住友電気工業株式会社 上位管理装置、下位管理装置、電力消費管理システム、電力消費管理方法および電力消費管理プログラム

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