JP2003234416A - 半導体装置及びその金属コンタクト形成方法 - Google Patents

半導体装置及びその金属コンタクト形成方法

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JP2003234416A JP2002029454A JP2002029454A JP2003234416A JP 2003234416 A JP2003234416 A JP 2003234416A JP 2002029454 A JP2002029454 A JP 2002029454A JP 2002029454 A JP2002029454 A JP 2002029454A JP 2003234416 A JP2003234416 A JP 2003234416A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低抵抗コンタクトの金属・半導体境界面を有
する半導体装置、製造コストが低くて半導体装置を短チ
ャネル効果や漏電から保護できる金属コンタクトの形成
方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板の周辺回路領域のp型FET及
びn型FET、とアレイ領域のn型FETの付近において
ソース/ドレイン領域を形成し、そして全面的に誘電層
を形成した後に、コンタクト孔を形成し、SixGel-x
とけい化コバルト層及びコバルト層の結合でコンタクト
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属・半導体の境界
面においてSi-Geとけい化コバルトの結合によるコンタ
クトを有する半導体装置、特に、混合式コンタクト法で
DRAM(動的随時アクセスメモリ)において低抵抗コンタ
クトを形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造技術において、従来、MSコ
ンタクト(金属・半導体コンタクト)の形成方法として
は、オーミックコンタクト法及び拡散コンタクト法が挙
げられる。オーミックコンタクト法は、不純物の濃度が
固体溶化制限以上(即ち、N(n,p)>1020cm-3)になる
ようにMS境界面層に不純物を注入することにより、トン
ネル障壁を形成するものである。一方、拡散コンタクト
法は、不純物をMS境界面に拡散させSBH(ショットキ
障壁の高さ)を下げるものである。
【0003】シリコンは、よく利用される半導体である
が、その真性SBH(或いはエネルギーギャップEg、Eg=1.
11eV)が高い。したがって、シリコンを用いる場合、SB
Hを下げて良好なコンタクトを得るために、MS境界面に
おいて非常に高いドーピング濃度でドーピングする(普
段、高エネルギー注入を用いる)必要がある。しかし、
高エネルギー注入の場合、コンタクト面が必要以上に深
くなることがあるため、半導体装置において短チャネル
効果やパンチスルー(漏電)が生じられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のような問題点を
解決するため、本発明の第一の目的は、低抵抗コンタク
トの金属・半導体境界面を有する半導体装置を提供する
ことにある。
【0005】また、本発明の第二の目的は、適当なドー
ピングで金属・半導体境界面において低抵抗コンタクト
を形成し半導体装置を短チャネル効果や漏電から保護す
ることができる金属コンタクト形成方法を提供すること
にある。
【0006】更に、本発明の第三の目的は、製造コスト
を低減させ、混合式コンタクト法で記憶装置(例えばDR
AM)における金属コンタクトを形成する金属コンタクト
形成方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記第一の目的を達成す
るための本発明の半導体装置は、半導体基板と、該半導
体基板に形成され且つ該半導体基板を露出させるコンタ
クト孔を有する誘電層と、前記コンタクト孔内に形成さ
れるSixGel-x層(0<x<l)と、該SixGel- x層に形
成されるけい化コバルト層と、前記けい化コバルト層及
び前記コンタクト孔の側壁に形成される順応性のあるコ
バルト層と、前記コンタクト孔を充填し且つ前記コバル
ト層上に形成される金属プラグとから構成される。
【0008】また、前記第二の目的を達成するための本
発明の金属コンタクト形成方法は、記憶装置における金
属コンタクトを形成する方法において、その周辺回路領
域に第一の導電型の第一のFETと第二の導電型の第二のF
ETがありそのアレイ領域に第二の導電型の第三のFET
がある半導体基板を提供する段階と、前記第一、第二及
び第三のFETの付近において、それぞれ、第一、第二
及び第三の拡散領域を形成する段階と、前記半導体基板
において誘電層を形成する段階と、前記誘電層におい
て、それぞれ、第一、第二及び第三の拡散領域まで貫通
する第一、第二及び第三のコンタクト孔を形成する段階
と、前記第一、第二及び第三のコンタクト孔内に、第二
の導電型のドーピングSixGel-x層(0<x<l)を形成
する段階と、前記第二及び第三のコンタクト孔をマスク
する段階と、前記第一のコンタクト孔内のドーピングSi
xGel-x層を除去する段階と、前記第一の拡散領域にお
いて第一の導電型の不純物を注入する段階と、前記半導
体基板において順応的にコバルト層を形成する段階と、
前記コバルト層と前記第二及び第三のコンタクト孔内の
SixGel-x層との化学反応で前記コバルト層からけい化
コバルト層を形成する段階と、前記第二及び第三のコン
タクト孔内のSixGel-x層の不純物を、前記第二及び第
三の拡散領域に拡散させる段階と、前記第一、第二及び
第三のコンタクト孔を金属プラグで充填する段階とを備
えることを特徴とする。
【0009】更に、前記第三の目的を達成するための本
発明の金属コンタクト形成方法は、DRAMにおける金
属コンタクトを形成する方法において、その周辺回路領
域にp型FETとn型FETがありそのアレイ領域にn型FE
Tがある半導体基板を提供する段階と、前記周辺回路領
域にあるp型FET及びn型FETの付近と、前記アレイ領域
にあるn型FETの付近において、それぞれ、第一、第
二及び第三のソース/ドレイン領域を形成する段階と、
前記半導体基板において誘電層を形成する段階と、前記
誘電層において、それぞれ、前記第一、第二及び第三の
ソース/ドレイン領域まで貫通する第一、第二及び第三
のコンタクト孔を形成する段階と、前記第一、第二及び
第三のコンタクト孔内に、nドーピングSixGel-x層(0
<x<l)を形成する段階と、前記第二及び第三のコン
タクト孔をマスクする段階と、前記第一のコンタクト孔
内のnドーピングSixGel-x層を除去する段階と、前記
第一のソース/ドレイン領域においてp型不純物を注入
する段階と、前記半導体基板において順応的にコバルト
層を形成する段階と、前記コバルト層と前記第二及び第
三のコンタクト孔内のnドーピングSixGel-x層との化
学反応で前記コバルト層からけい化コバルト層を形成す
る段階と、前記第二及び第三のコンタクト孔内のnドー
ピングSixGel-x層の不純物を、前記第二及び第三のソ
ース/ドレイン領域に拡散させる段階と、前記第一、第
二及び第三のコンタクト孔を金属プラグで充填する段階
とを備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】前記の目的を達成して従来の欠点
を除去するための課題を実行する本発明の実施例の構成
とその作用を添付図面に基づき詳細に説明する。
【0011】図1a乃至1cは本発明の第一の実施例に係
る金属・半導体境界面における金属コンタクトの形成方
法による製造段階を示す図である。
【0012】図1aにおいて、先ず、半導体基板100に誘
電層120を形成する。そして、半導体基板100を露出させ
るように誘電層120内においてコンタクト孔140を形成す
る。この後、コンタクト孔140内にSixGel-x層200を形
成する(ここで、0<x<l)。この後、半導体基板100
において順応的にコバルト層(Co層)220を形成する。
【0013】なお、SixGel-x層200はドーピングされた
もの、特に、nドーピングによるものであることは好ま
しい。
【0014】SixGel-x層200の形成方法としては、MBE
法(分子線エピタキシー法)や、UHV-CVD法(超高真空
化学気相堆積法)、RT-CVD法(急速加熱CVD法)及びLRP
-CVD法(Limited Reaction Processing CVD法)等が
挙げられる。例えば、SixGel- x層200は非常に低い温度
(<800℃)で選択エピタキシー成長法により形成され
る。
【0015】また、SixGel-x層200において、その比例
xの値は、製造プロセスの選択やワークステージ及び後
続形成される各層等の要素に基づいて最適な値として決
定される。因みに、SixGel-x層200をシリコンリッチの
ものとして良い。この場合、SixGel-x層200の性質は純
シリコンの性質に近いため、転位の発生が抑制される。
例えば、x値の範囲としては、0.5<x<0.95が挙げら
れる。
【0016】過去の資料によると、臨界厚さより薄いSi
-Ge層(x値及び堆積条件によって薄くなるもの)は高
温で行われる後続段階を経てもシリコン基板において転
位が生じられないということが分かる。よって、歪み存
在の状態に維持しシリコンとSi-Geの格子不整によるシ
リコン基板内転位を抑制することで結合面における漏電
流を防ぐために、SixGel-x層200の厚さを臨界厚さより
小さくする必要があるが、本発明では、SixGel-x層200
は後続のけい化段階にて多少消耗されるため、SixGe
l-x層200の厚さは、その消耗に十分に対抗するほどの
値を取る必要があり、例えば、10―30nmとする。
【0017】順応性のあるコバルト層220の形成(堆
積)方法としては、PVD法(物理気相堆積法)やCVD法、
あるいは非選択式堆積法等が挙げられる。コバルト層22
0は、誘電層120(層間誘電層(ILD層))に対しての粘
着層兼拡散障壁層として用いられるため、他に粘着層や
拡散障壁層を形成する必要がなくなる。
【0018】次に、図1bにおいて、アニ―ル法でコバ
ルト層220からけい化コバルト層240を形成する。本実施
例では、SixGel-x層200は選択的にコンタクト孔140の
底部に形成されるため、コバルト層200のコンタクト孔1
40の底部に当たる部分のみがコバルトとSixGel-x層200
のシリコンとの化学反応によりけい化コバルト層240に
変わるが、コバルト層200のコンタクト孔140の側壁
に当たる部分はそのまま、変わらない。
【0019】SixGel-x層200にドーピングされた不純物
がある場合、アニ―ル法を施す際不純物が半導体基板1
00内に拡散する。このため、基板100におけるSixG
el- x層200の下方に拡散領域300が形成される。よっ
て、コンタクト抵抗が低減される。
【0020】最後、図1cにおいて、コンタクト孔14
0を充填するようにコバルト層220の上に金属プラグ
400を形成する。このプラグ400の形成方法は、例
えば、以下の段階から構成される。即ち、(1)選択成
長法でタングステン層を形成し、(2)CMP(化学的機
械的研磨)法でこのタングステン層を平坦化する(同
時、誘電層120の上にあるコバルト層220も除去され
る)。
【0021】本発明による金属コンタクトと記憶装置
(特にDRAM装置)との整合性が非常に良い。
【0022】図2a乃至2gは本発明の第二の実施例に係
る混合式コンタクト法によるDRAMの製造段階を示す図で
ある。半導体基板10の最初の様子は図2aに示すもの
である。図2aにおいて、半導体基板10は断線に示す
ように二分され、周辺回路領域Sとアレイ領域(メモリ
領域)Aからなる。周辺回路領域S及びアレイ回路領域A
では何れも浅トレンチ分離(STI)を利用して電気的分
離が施される。周辺回路領域Sにおいて、p型電界効果ト
ランジスタ(pFET)F1とn型電界効果トランジスタ(nF
ET)F2がそれぞれNウェル12とPウェル14の上に形
成される。ここで、ウェル12とウェル14はSTIによ
り電気的に分離される。一方、アレイ領域Aにおいて、n
型電界効果トランジスタF3がPウェル16の上に形成さ
れる。また、p型電界効果トランジスタF1、n型電界効果
トランジスタF2、n型電界効果トランジスタF3の付近に
おいて、それぞれソース/ドレイン領域S/D1、S/D2、S/D
3が形成される。
【0023】次に、図2aに示すように、基板10に誘電
層20を形成した後に、誘電層20内において、周辺回路領
域Sのp型電界効果トランジスタ領域のS/D1まで貫通す
る第一のコンタクト孔C1と、周辺回路領域Sのn型電界効
果トランジスタ領域のS/D2まで貫通する第二のコンタク
ト孔C2と、アレイ領域Aのn型電界効果トランジスタ領域
のS/D3まで貫通する第三のコンタクト孔C3とを形成す
る。
【0024】次に、図2bに示すように、コンタクト孔C
1、C2、C3内にそれぞれnドーピングSixGel-x層30を形
成する(ここで、0<x<l)。
【0025】次に、図2cに示すように、周辺回路領域S
及びアレイ領域Aのn型電界効果トランジスタ領域をマス
クし(即ちコンタクト孔C2及びC3をマスクする)コンタ
クト孔C1内のnドーピングSixGel-x層30を露出させる
フォトレジスト層40を形成する。
【0026】次に、p型電界効果トランジスタ領域に対
し注入コンタクト法を施す。図2dに示すように、先
ず、コンタクト孔C1内のnドーピングSixGel-x層30を
除去する。この後、基板10において注入を行う。即
ち、コンタクト孔C1を介してp型不純物(例えば、硼素
またはフッ化硼素)をソース/ドレイン領域S/D1に注入
する。なお、該注入段階はSiGe層を除去する前に行われ
ても良い。
【0027】なお、前記注入段階を行う場合、不純物を
基板10表面付近に分布させるように注入エネルギーや
ドーズ量を適宜に調整する必要がある。例えば、100eV
―10KeVの低エネルギー及び1E14―1E15 atoms/cm2の低
ドーズ量で注入する。なお、20K―80KeVの高エネルギ
ー及び5E14―3E15 atoms/cm2の低ドーズ量で注入しても
良い。更に、イオンミキシング法で注入しても良い。イ
オンミキシング法の場合、先ず、100eV―10KeVの低エ
ネルギー及び1E14―1E16 atoms/cm2の高ドーズ量で注入
し、そして、20KeV―80KeVの高エネルギー及び5E13―
5E14 atoms/cm2の低ドーズ量で注入する。
【0028】なお、より良い注入方法としては、2KeV
より低いエネルギー及び1E15 atoms/cm2より低いドーズ
量で注入することが挙げられる。この場合、PLAD
(プラズマドーピング)法またはPIII(プラズマイ
オン堆積注入)法が用いられる。
【0029】次に、注入されたもの及び基板の破損をア
ニ―ルするために、例えば、1050℃、10間で、RTP
(急速加熱プロセス)を行う。
【0030】次に、図2eに示すように、フォトレジス
ト層40を除去した後に、半導体基板10において順応的
にコバルト層50を形成する。コバルト層50の形成方法と
しては、非選択堆積法、例えば、PVD法やCVD法が
挙げられる。コバルト層50は、誘電層20(ILD層)に対
しての粘着層兼拡散障壁層として用いられる。
【0031】次に、図2fに示すように、基板10に対
し熱処理(例えばアニ―ル法)を施すことによりコバル
ト層50からけい化コバルト層52を形成する。この場合、
nドーピングSixGel-x層30はコンタクト孔C2,C3の
底部に残留しているが、コンタクト孔C1から既に除去
されたため、コバルト層50のコンタクト孔C2,C3の底
部に当たる部分のみがコバルトとnドーピングSixGe
l-x層30のシリコンとの化学反応によりけい化コバルト
層52に変えられるが、コバルト層50のコンタクト孔C
2,C3の側壁及びコンタクト孔C1に当たる部分はその
まま、変わらない。
【0032】加熱処理で前記けい化コバルト層52を形
成すると同時に、n型電界効果トランジスタ領域におい
て拡散コンタクトが行われる。即ち、周辺回路領域S及
びアレイ領域Aのn型電界効果トランジスタ領域におい
て、コンタクト孔C2,C3内のnドーピングSixGel-x
層30のn型不純物(AsまたはP)は、加熱処理中第二
及び第三のソース/ドレイン領域(S/D2及びS/D3)
に拡散する(図2f参照)。このため、SBHが下げら
れ、n型電界効果トランジスタ領域においてオートミッ
クコンタクトが形成される。
【0033】最後、図2gに示すように、コンタクト孔
C1,C2,C3を充填するようにコバルト層50の上に金
属プラグ60を形成する。このプラグ60の形成方法として
は、例えば、以下の段階からなる。即ち、(1)選択成
長法でタングステン層を形成し、(2)CMP法でこのタ
ングステン層を平坦化する(同時、誘電層20の上にあ
るコバルト層50も除去される)。
【0034】本発明は前記実施例の如く提示されている
が、これは本発明を限定するものではなく、当業者は本
発明の要旨と範囲内において変形と修正をすることがで
きる。
【0035】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0036】(1)金属・半導体境界面におけるコンタ
クトが低SBHのSixGel-x層と低抵抗のけい化コバル
ト層及びコバルト層の結合により形成されるため、コン
タクト抵抗が大幅に降下される。したがって、適当なド
ーピングで金属・半導体境界面において良好なコンタク
トを形成し、半導体装置を短チャネル効果や漏電から保
護することができる。
【0037】(2)コバルト層は粘着層兼拡散障壁層と
して用いられるため、他に粘着層や拡散障壁層を形成す
る必要がなくなる。よって、製造コストを低減すること
ができる。
【0038】(3)本発明によれば、n型電界効果トラ
ンジスタ領域において、n型SixGe -x層のコンタクト
を形成することにより、拡散コンタクト法でコンタクト
を形成することができる。一方、p型電界効果トランジ
スタ領域において、注入コンタクト法を施すことによ
り、混合式コンタクト法を用いることもできる。したが
って、本発明では、コンタクトを形成するのに混合式コ
ンタクト法が用いられる。よって、光マスクの形成段階
を減縮し製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明の第一の実施例に係る金属・半導体境
界面における金属コンタクトの形成方法による製造段階
の一部分を示す図である。
【図1b】図1aに示す段階の後続の段階を示す断面図
である。
【図1c】図1bに示す段階の後続の段階を示す断面図
である。
【図2a】本発明の第二の実施例に係る混合式コンタク
ト法によるDRAMの製造段階の一部分を示す図である。
【図2b】図2aに示す段階の後続の段階を示す断面図
である。
【図2c】図2bに示す段階の後続の段階を示す断面図
である。
【図2d】図2cに示す段階の後続の段階を示す断面図
である。
【図2e】図2dに示す段階の後続の段階を示す断面図
である。
【図2f】図2eに示す段階の後続の段階を示す断面図
である。
【図2g】図2fに示す段階の後続の段階を示す断面図
である。
【符号の説明】
10,100 半導体基板 12 Nウェル 14,16 Pウェル 20,120 誘電層 30 nドーピングSixGel-x層(0<x<l) 40 フォトレジスト層 50,220 コバルト層 52,240 けい化コバルト層 60,400 金属プラグ 200 SixGel-x層 300 拡散領域 A アレイ領域 C1,C2,C3 コンタクト孔 S 周辺回路領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 (72)発明者 ブライアン エス リー 台湾,シンチュ,ウー−リン ロード,レ ーン175,9番,19F−2 Fターム(参考) 4M104 BB01 BB04 BB40 CC01 DD06 DD26 DD31 DD33 DD43 DD46 DD75 DD78 DD84 DD92 FF17 FF22 GG09 GG16 HH15 5F048 AC03 BA01 BE03 BF06 BF16 BG01 BG13 DA24 5F083 JA35 JA39 MA04 MA06 MA19 NA01 NA08 5F140 AA10 AA21 AA24 AB03 AC32 BA01 BJ04 BJ07 BJ11 BJ17 BJ18 BJ27 BK20 BK22 BK25 BK28 BK29 BK30 BK31 BK34 CE07

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、該半導体基板に形成され
    且つ該半導体基板を露出させるコンタクト孔を有する誘
    電層と、前記コンタクト孔内に形成されるSi xGel-x
    (0<x<l)と、該SixGel-x層に形成されるけい化コ
    バルト層と、前記けい化コバルト層及び前記コンタクト
    孔の側壁に形成される順応性のあるコバルト層と、前記
    コンタクト孔を充填し且つ前記コバルト層上に形成され
    る金属プラグとからなる半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記SixGel-x層はドーピングSixGel-x
    層であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記SixGel-x層はnドーピングSixGe
    l-x層であることを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 前記SixGel-x層はシリコンリッチのSix
    Gel-x層であって、x値の範囲は0.5<x<0.95である
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記SixGel-x層は、歪みが存在し半導
    体基板内転位を防ぐSixGel-x層であることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 更に、前記半導体基板内における前記Si
    xGel-x層の下方に位置する拡散層を有することを特徴
    とする請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載の半導
    体装置。
  7. 【請求項7】 前記半導体装置は記憶装置であることを
    特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の
    半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶装置はDRAMであることを特
    徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 記憶装置における金属コンタクトを形成
    する方法において、 その周辺回路領域に第一の導電型の第一のFETと第二の
    導電型の第二のFETがありそのアレイ領域に第二の導電
    型の第三のFETがある半導体基板を提供する段階と、 前記第一、第二及び第三のFETの付近において、それ
    ぞれ、第一、第二及び第三の拡散領域を形成する段階
    と、 前記半導体基板において誘電層を形成する段階と、 前記誘電層において、それぞれ、第一、第二及び第三の
    拡散領域まで貫通する第一、第二及び第三のコンタクト
    孔を形成する段階と、 前記第一、第二及び第三のコンタクト孔内に、第二の導
    電型のドーピングSixGel-x層(0<x<l)を形成する
    段階と、 前記第二及び第三のコンタクト孔をマスクする段階と、 前記第一のコンタクト孔内のドーピングSixGel-x層を
    除去する段階と、 前記第一の拡散領域において第一の導電型の不純物を注
    入する段階と、 前記半導体基板において順応的にコバルト層を形成する
    段階と、 前記コバルト層と前記第二及び第三のコンタクト孔内の
    SixGel-x層との化学反応で前記コバルト層からけい化
    コバルト層を形成する段階と、 前記第二及び第三のコンタクト孔内のSixGel-x層の不
    純物を、前記第二及び第三の拡散領域に拡散させる段階
    と、 前記第一、第二及び第三のコンタクト孔を金属プラグで
    充填する段階とを備えることを特徴とする金属コンタク
    ト形成方法。
  10. 【請求項10】 前記第一、第二の導電型はそれぞれp
    型、n型であることを特徴とする請求項9に記載の金属
    コンタクト形成方法。
  11. 【請求項11】 前記第一の拡散領域において第一の導
    電型の不純物を注入する段階において、該第一の導電型
    の不純物が硼素であることを特徴とする請求項9に記載
    の金属コンタクト形成方法。
  12. 【請求項12】 前記不純物を注入するのに2KeVより
    低いエネルギー及び1×1015 atoms/cm2より低いドーズ
    量を用いることを特徴とする請求項11に記載の金属コ
    ンタクト形成方法。
  13. 【請求項13】 前記不純物を注入するのにPLAD法
    を用いることを特徴とする請求項12に記載の金属コン
    タクト形成方法。
  14. 【請求項14】 前記不純物を注入するのにPIII法
    を用いることを特徴とする請求項12に記載の金属コン
    タクト形成方法。
  15. 【請求項15】 前記SixGel-x層はnドーピングSixGe
    l-x層であることを特徴とする請求項9に記載の金属コ
    ンタクト形成方法。
  16. 【請求項16】 前記SixGel-x層は選択エピタキシー
    成長法により形成されることを特徴とする請求項15に
    記載の金属コンタクト形成方法
  17. 【請求項17】 前記金属プラグは選択成長法により形
    成されるタングステンプラグであることを特徴とする請
    求項9に記載の金属コンタクト形成方法
  18. 【請求項18】 DRAMにおける金属コンタクトを形
    成する方法において、 その周辺回路領域にp型FETとn型FETがありそのアレイ
    領域にn型FETがある半導体基板を提供する段階と、 前記周辺回路領域にあるp型FET及びn型FETの付近と、
    前記アレイ領域にあるn型FETの付近において、それ
    ぞれ、第一、第二及び第三のソース/ドレイン領域を形
    成する段階と、 前記半導体基板において誘電層を形成する段階と、 前記誘電層において、それぞれ、前記第一、第二及び第
    三のソース/ドレイン領域まで貫通する第一、第二及び
    第三のコンタクト孔を形成する段階と、 前記第一、第二及び第三のコンタクト孔内に、nドーピ
    ングSixGel-x層(0<x<l)を形成する段階と、 前記第二及び第三のコンタクト孔をマスクする段階と、 前記第一のコンタクト孔内のnドーピングSixGel-x
    を除去する段階と、 前記第一のソース/ドレイン領域においてp型不純物を
    注入する段階と、 前記半導体基板において順応的にコバルト層を形成する
    段階と、 前記コバルト層と前記第二及び第三のコンタクト孔内の
    nドーピングSixGel- x層との化学反応で前記コバルト
    層からけい化コバルト層を形成する段階と、 前記第二及び第三のコンタクト孔内のnドーピングSixG
    el-x層の不純物を、前記第二及び第三のソース/ドレ
    イン領域に拡散させる段階と、 前記第一、第二及び第三のコンタクト孔を金属プラグで
    充填する段階とを備えることを特徴とする金属コンタク
    ト形成方法。
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