JP2003233765A - 取引支援サーバ、取引支援システム、取引支援方法、およびプログラム - Google Patents

取引支援サーバ、取引支援システム、取引支援方法、およびプログラム

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JP2003233765A
JP2003233765A JP2002031577A JP2002031577A JP2003233765A JP 2003233765 A JP2003233765 A JP 2003233765A JP 2002031577 A JP2002031577 A JP 2002031577A JP 2002031577 A JP2002031577 A JP 2002031577A JP 2003233765 A JP2003233765 A JP 2003233765A
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unit
transaction
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Kazuo Masuda
一男 増田
Masafumi Manno
雅史 萬野
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FINANCIALEYES CO Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/02Banking, e.g. interest calculation or account maintenance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/08Auctions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 売り手および買い手の決済を代行し、更に、
売り手および買い手による突合せおよび消し込みを含む
決済処理を容易にすることができる取引支援サーバを提
供する。 【解決手段】 取引支援サーバ10は、売り手の表現形
式で表現された売り手の受渡データと、買い手の表現形
式で表現された買い手の受渡データとを対応付けるため
の情報を格納する取引データ格納部110と、売り手の
受渡データを売り手の端末から受信する売り手データ受
信部104と、買い手の受渡データを買い手の端末から
受信する買い手データ受信部108と、取引データ格納
部110を用いて、売り手の受渡データと買い手の受渡
データとを対応付けるマッチング部120と、マッチン
グ部120が対応付けた売り手の受渡データおよび買い
手の受渡データを、売り手および買い手の少なくとも一
方の端末に出力する出力部134とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取引支援サーバ、
取引支援システム、取引支援方法、およびプログラムに
関する。特に本発明は、売り手の受渡データと買い手の
受渡データとを対応付ける、取引支援サーバ、取引支援
システム、取引支援方法、およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業間で電子商取引を行う方法として
は、取引システムが扱う注文情報等のデータ形式を予め
取り決めた上で行う方法がある。また、特開2001−
92913号公報には、請求書データ発行時に生成した
消し込みキー情報を、持ちまわることにより、消し込み
処理を行う方法が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た例等においては、企業間で注文情報等のデータ形式を
統一する必要がある。すなわち、売り手が消し込み処理
を取引システムで行うには、企業に既設のシステムを変
更する必要があった。また、特開2001−92913
号公報に開示された方法の場合、売り手による請求書デ
ータの消し込み処理は容易になるが、買い手による買掛
金の消し込み処理は、容易にならない場合があった。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる取引支援サーバ、取引支援システム、取引支
援方法、およびプログラムを提供することを目的とす
る。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の
特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発
明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の形態によ
ると、売り手と買い手の間の取引を支援する取引支援サ
ーバは、売り手が処理する際の表現形式で表現された商
品識別情報、商品数量、および商品単価を含む売り手の
受渡データと、買い手が処理する際の表現形式で表現さ
れた商品識別情報、商品数量、および商品単価を含む買
い手の受渡データとを対応付けるための情報を格納する
取引データ格納部と、取引に起因して発生した売り手の
受渡データを売り手の端末から受信する売り手データ受
信部と、取引に起因して発生した買い手の受渡データを
買い手の端末から受信する買い手データ受信部と、取引
データ格納部を用いて、売り手データ受信部が受信した
売り手の受渡データと、買い手データ受信部が受信した
買い手の受渡データとを対応付けるマッチング部と、マ
ッチング部が対応付けた売り手の受渡データおよび買い
手の受渡データの少なくとも一方を、売り手および買い
手の少なくとも一方の端末に出力する出力部とを備え
る。
【0006】取引データ格納部は、売り手の表現形式
と、買い手の表現形式とを互いに変換するための変換テ
ーブルを有し、マッチング部は、変換テーブルを用い
て、受渡データを変換することにより売り手の受渡デー
タと買い手の受渡データとを対応付けてもよい。変換テ
ーブルは、売り手の受渡データに含まれる商品識別情
報、商品数量、金額、および取引先識別情報の表現形式
と、買い手の受渡データに含まれる商品識別情報、商品
数量、金額、および取引先識別情報の表現形式とを互い
に対応付けて格納し、マッチング部は、取引先識別情報
が買い手を示している売り手の受渡データと、取引先識
別情報が売り手を示していると判断した買い手の受渡デ
ータとのうち、変換テーブルを用いて、商品識別情報、
商品数量、および金額の少なくとも一部が対応すると判
断した買い手の受渡データと売り手の受渡データとを互
いに対応付けてもよい。
【0007】取引データ格納部は、売り手の受渡データ
に含まれる商品識別情報と、買い手の受渡データに含ま
れる商品識別情報とを対応付けて格納する変換テーブル
を有し、変換テーブルを用いて、売り手データ受信部が
受信した受渡データに含まれる商品識別情報を、買い手
の受渡データに含まれる商品識別情報と対応付ける明細
マッチング部を更に備え、出力部は、買い手の受渡デー
タおよび売り手の受渡データの一方に含まれる商品識別
情報を、明細マッチング部が他方に含まれる商品識別情
報と対応付けたことを示す情報と共に出力してもよい。
出力部は、マッチング部が対応付けた受渡データを買い
手の表現形式で当該買い手に送信してもよい。
【0008】マッチング部が対応付けた売り手の受渡デ
ータに含まれる金額、商品識別情報、商品数量、受渡
日、および商品単価と、買い手の受渡データに含まれる
金額、商品識別情報、商品数量、受渡日、および商品単
価とが、それぞれ対応するか否かを判断する明細確認部
と、明細確認部が金額、商品識別情報、商品数量、受渡
日、および商品単価の少なくとも1つが対応しない場合
に、対応しないことを売り手および買い手の少なくとも
一方に通知する不一致通知部とを更に備えてもよい。不
一致通知部は、買い手の取引金額、商品識別情報、商品
数量、受渡日、および商品単価と、売り手の取引金額、
商品識別情報、商品数量、受渡日、および商品単価とを
対応付けた状態で買い手および売り手の少なくとも一方
の端末に表示させることにより、対応しないことを通知
してもよい。
【0009】買い手および売り手の一方が、不一致通知
部の通知に応じて受渡データに含まれる情報を変更した
場合に、変更した情報を受信する変更情報受信部と、変
更した情報を、買い手および売り手の他方の受渡データ
に変換する明細変換部と、明細変換部が変換した当該変
更した情報を、受渡データの更新データとして他方に送
信する変更情報送信部とを更に備えてもよい。マッチン
グ部が、売り手データ受信部が受信した売り手の受渡デ
ータに対応付ける買い手の受渡データを予め設定された
期間内に発見できない場合、当該売り手の受渡データに
対応する買い手の受渡データがないことを当該売り手に
通知する不一致通知部を更に備えてもよい。
【0010】売り手が消し込み処理を行う際のデータ形
式に関する情報と、買い手が消し込み処理を行う際のデ
ータ形式に関する情報とを格納するデータ形式格納部
と、マッチング部が対応付けた買い手の受渡データまた
は売り手の受渡データに基づいて、データ形式格納部を
用いて、買い手の受渡データに対応する買掛債務または
売り手の受渡データに対応する売掛債権を決済済みにす
るための消し込みデータを、売り手および買い手のそれ
ぞれのデータ形式で生成する消込データ生成部とを更に
備えてもよい。買い手が取引に対する支払を完了した旨
を受信する入金情報受信部と、入金情報受信部が完了し
た旨を受信したことを条件に、消込データ生成部が生成
した消し込みデータを買い手および売り手に送信する消
込データ送信部とを更に備えてもよい。
【0011】マッチング部が対応付けた売り手の受渡デ
ータおよび買い手の受渡データの少なくとも一方を用い
て、当該受渡データに対応する支払データを生成する支
払データ生成部と、支払データ生成部が生成した支払デ
ータを、当該支払を特定する支払識別情報と共に買い手
または買い手の取引銀行に送信する支払データ送信部と
を更に備え、取引データ格納部は、支払データに対応す
る受渡データを特定する情報と、支払データ送信部が送
信した支払識別情報とを対応付けて格納し、消込データ
生成部は、入金情報受信部が支払データに対応する支払
を完了した旨を支払識別情報と共に受信した場合、取引
データ格納部内で当該支払識別情報に対応する受渡デー
タを用いて、消し込みデータを生成してもよい。売り手
の受渡データおよび買い手の受渡データの少なくとも一
方を用いて、売り手および買い手の間の受渡データに対
応する債権または債務を相殺するネッティングデータを
生成するネッティング部と、ネッティング部がネッティ
ングデータを生成する際に用いた、売り手または買い手
の受渡データに基づいて、買い手の受渡データに対応す
る買掛債務または売り手の受渡データに対応する売掛債
権を決済済みにするための消し込みデータを生成する消
込データ生成部とを更に備えてもよい。
【0012】本発明の他の形態によると、売り手の業務
支援端末と、買い手の業務支援端末と、売り手および買
い手の間の取引を支援する取引支援サーバとを備えた取
引支援システムであって、売り手の業務支援端末は、商
品の出荷に関する情報を売り手の受渡データとして格納
する出荷情報格納部と、出荷情報格納部が格納する受渡
データを取引支援サーバに送信する売り手送信部とを有
し、買い手の業務支援端末は、商品の検収に関する情報
を買い手の受渡データとして格納する検収情報格納部
と、検収情報格納部が格納する受渡データを取引支援サ
ーバに送信する買い手送信部とを有し、取引支援サーバ
は、売り手の業務支援端末が処理する際の表現形式で表
現された商品識別情報、商品数量、および商品単価を含
む売り手の受渡データと、買い手の業務支援端末が処理
する際の表現形式で表現された商品識別情報、商品数
量、および商品単価を含む買い手の受渡データとを対応
付けるための情報を格納する取引データ格納部と、取引
に起因して発生した売り手の受渡データを売り手の業務
支援端末から受信する売り手データ受信部と、取引に起
因して発生した買い手の受渡データを買い手の業務支援
端末から受信する買い手データ受信部と、取引データ格
納部を用いて、売り手データ受信部が受信した売り手の
受渡データと、買い手データ受信部が受信した買い手の
受渡データとを対応付けるマッチング部と、マッチング
部が対応付けた売り手の受渡データおよび買い手の受渡
データの少なくとも一方を、売り手および買い手の少な
くとも一方の業務支援端末に出力する出力部とを有す
る。
【0013】本発明の他の形態によると、コンピュータ
が売り手と買い手の間の取引を支援する取引支援方法
は、コンピュータが、売り手が処理する際の表現形式で
表現された商品識別情報、商品数量、および商品単価を
含む売り手の受渡データと、買い手が処理する際の表現
形式で表現された商品識別情報、商品数量、および商品
単価を含む買い手の受渡データとを対応付けるための情
報を格納する取引データ格納部を管理するステップと、
コンピュータが、取引に起因して発生した売り手の受渡
データを売り手の端末から受信するステップと、コンピ
ュータが、取引に起因して発生した買い手の受渡データ
を買い手の端末から受信するステップと、取引データ格
納部を用いて、コンピュータが、受信した売り手の受渡
データと、受信した買い手の受渡データとを対応付ける
ステップと、コンピュータが、対応付けた売り手の受渡
データおよび買い手の受渡データの少なくとも一方を、
売り手および買い手の少なくとも一方の端末に出力する
ステップとを備える。
【0014】本発明の他の形態によると、売り手と買い
手の間の取引を支援するコンピュータのプログラムは、
売り手が処理する際の表現形式で表現された商品識別情
報、商品数量、および商品単価を含む売り手の受渡デー
タと、買い手が処理する際の表現形式で表現された商品
識別情報、商品数量、および商品単価を含む買い手の受
渡データとを対応付けるための情報を格納する取引デー
タ格納モジュールと、取引に起因して発生した売り手の
受渡データを売り手の端末から受信する売り手データ受
信モジュールと、取引に起因して発生した買い手の受渡
データを買い手の端末から受信する買い手データ受信モ
ジュールと、取引データ格納モジュールが格納する情報
を用いて、売り手データ受信モジュールが受信した売り
手の受渡データと、買い手データ受信モジュールが受信
した買い手の受渡データとを対応付けるマッチングモジ
ュールと、マッチングモジュールが対応付けた売り手の
受渡データおよび買い手の受渡データの少なくとも一方
を、売り手および買い手の少なくとも一方の端末に出力
する出力モジュールとを備える。
【0015】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0017】図1は、取引支援システム全体の概略を示
す。取引支援システムは、取引支援サーバ10と、売り
手の業務支援端末30と、買い手の業務支援端末50と
を備える。取引支援サーバ10は、例えば、売り手の業
務支援端末30および買い手の業務支援端末50とネッ
トワークを介して接続する。取引支援システムは、例え
ば、WWW技術を用いたネットワークシステムで構成さ
れる。取引支援システムは、本発明に係る取引支援シス
テムの一例である。
【0018】取引支援サーバ10は、売り手と買い手の
間の取引を支援する。すなわち、取引支援サーバ10
は、売り手の業務支援端末30および買い手の業務支援
端末50から受渡データを取得し、売り手が保持する受
渡データと、買い手が保持する受渡データとを対応付け
る。この場合の受渡データは、取引に関する種々の情報
であり、例えば、売り手が作成した出荷データまたは当
該出荷データに基づく会計データ、若しくは、買い手が
作成した検収データまたは当該検収データに基づく会計
データを含む。取引支援サーバ10は、売り手の業務支
援端末30から取得した受渡データと、買い手の業務支
援端末50から取得した受渡データとを対応付けて、そ
れぞれの業務支援端末に送信することにより、売り手お
よび買い手の間の、請求処理、突合せ処理、消し込み処
理、受渡データ不一致の場合の交渉等を容易にする。取
引支援サーバ10は、本発明に係る取引支援サーバの一
例である。
【0019】売り手の業務支援端末30は、売り手の取
引業務を支援する。すなわち、売り手の業務支援端末3
0は、注文データの受信、在庫の確認、出荷データの作
成、売掛金等の会計データの作成等を行う。売り手の業
務支援端末30は、商品の出荷に関する情報を売り手の
受渡データとして格納する出荷情報格納部と、出荷情報
格納部が格納する受渡データを取引支援サーバ10に送
信する売り手送信部とを備える。売り手の業務支援端末
30は、更に、商品の出荷に伴い発生する売掛債権デー
タを管理する売掛債権管理部と、請求書データの作成、
発行および当該請求書データに対する入金に関する処理
を行う請求部とを備える。本実施形態では、売掛債権管
理部と請求部は、物理的に異なるシステムであってもよ
い。
【0020】買い手の業務支援端末50は、買い手の取
引業務を支援する。すなわち、買い手の業務支援端末5
0は、注文データの送信、検収データの作成、買掛金等
の会計データの作成等を行う。買い手の業務支援端末5
0は、商品の検収に関する情報を買い手の受渡データと
して格納する検収情報格納部と、検収情報格納部が格納
する受渡データを取引支援サーバ10に送信する買い手
送信部とを備える。買い手の業務支援端末50は、更
に、商品の検収に伴い発生する買掛債務を管理する買掛
債務管理部と、売り手に対して商品の代金を支払う支払
部とを備える。
【0021】図2は、取引支援サーバ10の機能ブロッ
クを示す。取引支援サーバ10は、売り手データ受信部
104と、買い手データ受信部108と、取引データ格
納部110と、マッチング部120と、明細確認部13
0と、出力部134と、不一致通知部138と、変更情
報受信部142と、変更情報送信部144と、支払承認
部146と、支払データ送信部148と、ネッティング
部150と、入金情報受信部154と、データ形式格納
部156と、消込データ生成部158と、消込データ送
信部162とを備える。
【0022】売り手データ受信部104は、取引に起因
して発生した売り手の受渡データを、当該取引に対する
請求書データと共に売り手の業務支援端末30から受信
し、マッチング部120に出力する。すなわち、売り手
データ受信部104は、取引に起因して発生する複数の
データ項目を含む売り手の受渡データを、売り手の業務
支援端末30から受信し、マッチング部120に出力す
る。売り手データ受信部104は、例えば、売り手の業
務支援端末30が作成した、複数の受渡データに対応す
る請求書データを当該受渡データと共に受信する。この
場合、売り手データ受信部104が受信する受渡データ
には、商品識別情報、商品数量、受渡日、および商品単
価が含まれる。ここで、請求書データとは、受渡データ
に対応する代金の支払いを買い手に要求するデータであ
り、例えば、請求金額、支払期日等が含まれる。
【0023】図3は、売り手データ受信部104が受信
する請求書データの一例を示す。本例では、売り手デー
タ受信部104は、請求書データとして、請求書特定情
報(以下、請求書データID)、請求金額、および複数
の受渡データを受信する。特に、売り手データ受信部1
04は、受渡データとして、複数のデータ項目名(取引
ID、出荷ID、出荷日、取引先、商品ID、数量、単
価、金額、出荷先)と、これらのデータ項目に対応する
データ(AB000135、01NOV0031、20
01/11/01、B社、S0005、12ダース、6
0,000円、720,000円、B社○×工場)とを
含む出荷データを受信する。この場合のデータ項目およ
びデータは、売り手の業務支援端末30が処理する際の
表現形式で表現されている。ここで、表現形式とは、業
務支援端末や人間が所定の意味(商品識別情報や商品数
量等)を認識可能にするデータ形式であり、例えば、所
定の意味を有する対象を、予め定められた順序および組
合せで文字や数字等を表示する形式である。
【0024】買い手データ受信部108は、取引に起因
して発生した買い手の受渡データを、当該受渡データに
対応する支払予定データと共に、買い手の業務支援端末
50から受信し、マッチング部120に出力する。すな
わち、買い手データ受信部104は、取引に起因して発
生する複数のデータ項目を含む買い手の受渡データを、
買い手の業務支援端末50から受信し、マッチング部1
20に出力する。買い手データ受信部108は、例え
ば、買い手の業務支援端末30が作成した、複数の受渡
データに対応する支払予定データを受信する。買い手デ
ータ受信部108が受信する受渡データには、商品識別
情報、商品数量、および商品単価が含まれる。
【0025】図4は、買い手データ受信部108が受信
する支払予定データの一例を示す。本例では、買い手デ
ータ受信部108は、支払予定データとして、支払予定
データ特定情報(以下、支払予定データID)、支払予
定金額、および複数の受渡データを受信する。特に、買
い手データ受信部108は、受渡データとして、複数の
データ項目名(取引番号、検収ID、検収日、出荷元、
商品ID、数量、単価、合計金額、検収担当者)と、こ
れらのデータ項目に対応するデータ(AB00013
5、H13−0013725、05NOV01、A社、
abc−1156、144個、5,000円、720,
000円、○×△□)とを含む検収データを受信する。
この場合のデータ項目およびデータは、買い手の業務支
援端末50が処理する際の表現形式で表現されている。
すなわち、買い手データ受信部108が受信する受渡デ
ータの少なくとも一部は、売り手データ受信部104が
受信する受渡データと表現形式が異なる場合がある。
【0026】図2に戻る。取引データ格納部110は、
売り手が処理する際の表現形式で表現された売り手の受
渡データと、買い手が処理する際の表現形式で表現され
た買い手の受渡データとを対応付けるための情報を格納
する。すなわち、取引データ格納部110は、売り手の
表現形式で表現された商品識別情報、商品数量、および
商品単価を含む売り手の受渡データと、買い手の表現形
式で表現された商品識別情報、商品数量、および商品単
価を含む買い手の受渡データとを対応付けるための情報
を格納する。本実施形態では、取引データ格納部110
は、対応付けるための情報として、売り手および買い手
の両者が取引を一意に特定できる取引識別情報(例え
ば、EDI番号等)を格納する。例えば、取引識別情報
は、図3において売り手データ受信部104が受信する
「取引ID」項目に対応する「AB000135」、お
よび、図4において買い手データ受信部108が受信す
る「取引番号」項目に対応する「AB000135」で
ある。
【0027】図5は、取引データ格納部110が格納す
るテーブルの一例を示す。本例では、取引データ格納部
110は、取引識別情報を抽出するための情報を、売り
手および買い手に対応付けて格納する。すなわち、取引
データ格納部110は、売り手および買い手の表現形式
に対応付けて、取引識別情報の項目名を格納する。例え
ば、取引データ格納部110は、売り手である「A社」
に対応付けて、「取引ID」を格納する。この場合、
「A社」から受信した受渡データの中から、項目名「取
引ID」のデータを読み出せば、取引識別情報を抽出で
きる。
【0028】図2に戻る。取引データ格納部110は、
変換テーブル112を有する。変換テーブル112は、
売り手の表現形式と、買い手の表現形式とを互いに変換
するための情報を格納する。例えば、変換テーブル11
2は、売り手の受渡データに含まれる商品識別情報、商
品数量、金額、受渡日、および取引先識別情報の表現形
式と、買い手の受渡データに含まれる商品識別情報、商
品数量、金額、受渡日、および取引先識別情報の表現形
式とを互いに対応付けて格納する。変換テーブル112
は、売り手の受渡データに含まれる商品識別情報、商品
数量、金額、受渡日、および取引先識別情報そのもの
と、買い手の受渡データに含まれる商品識別情報、商品
数量、金額、受渡日、および取引先識別情報そのものと
を互いに対応付けて格納してもよい。
【0029】図6は、変換テーブル112が格納するテ
ーブルの一例を示す。本例では、変換テーブル112
は、売り手である「A社」のデータ項目名(出荷ID、
出荷日、取引先、商品ID、数量、単価、金額、出荷
先)と、買い手である「B社」のデータ項目名(検収I
D、検収日、出荷元、商品ID、数量、単価、合計金
額、検収担当者)とを互いに対応付けて格納する。この
場合、変換テーブル112は、対応するデータ項目名を
用いて、売り手と買い手の受渡データに含まれる商品識
別情報、商品数量、受渡日(出荷日と検収日)、金額等
を互いに対応付ける。
【0030】図7は、変換テーブル112が格納するテ
ーブルの他の例を示す。図7(A)は、変換テーブル1
12が日付の表現形式を格納するテーブルの一例を示
す。本例では、変換テーブル112は、日付の表現形式
を、売り手または買い手に対応付けて格納する。この場
合、売り手と買い手の間で日付の表示方法が異なってい
ても、変換テーブル112を用いることにより、互いに
変換することができる。
【0031】図7(B)は、変換テーブル112が商品
識別情報を格納するテーブルの一例を示す。本例では、
変換テーブル112は、売り手の表現形式で表現された
商品識別情報(すなわち、商品ID)と、買い手の表現
形式で表現された商品識別情報とをそれぞれ対応付けて
格納する。この場合、売り手と買い手の間で商品識別情
報の表示方法が異なっていても、当該変換テーブル11
2を用いることにより、互いに対応付けることができ、
更に互いに変換することもできる。また、本例では、変
換テーブル112は、更に、商品の取引単位を、売り手
または買い手に対応付けて格納する。この場合、売り手
および買い手の間で商品の取引単位が異なっていても、
売り手および買い手の両方の取引単位を表示することに
より、売り手または買い手が勘違いすることが無くな
る。また、商品数量を互いに変換することもできる。
【0032】図7(C)は、変換テーブル112が商品
単価または金額の表現形式を格納するテーブルの一例を
示す。本例では、変換テーブル112は、売り手または
買い手に対応付けて、商品単価または金額を表現する際
の通貨単位を格納する。この場合、売り手と買い手の間
で商品単価または金額を表示する通貨単位が異なってい
ても、当該変換テーブル112を用いることにより、互
いに変換することができる。また、明細マッチング部1
22は、変換テーブル112を用いて特定した通貨単位
の交換レートを取得し、予め設定された通貨単位に変換
してもよい。
【0033】図2に戻る。マッチング部120は、売り
手データ受信部104から売り手の請求書データを受信
し、買い手データ受信部108から買い手の受渡データ
を受信すると、取引データ格納部110を用いて、売り
手の受渡データと買い手の受渡データとを対応付けて、
明細確認部130に出力する。すなわち、マッチング部
120は、取引データ格納部110を用いて、売り手デ
ータ受信部104が受信した売り手の受渡データと、買
い手データ受信部108が受信した買い手の受渡データ
とを対応付ける。その際、マッチング部120は、対応
付けた売り手の受渡データと買い手の受渡データとを格
納しておく。本実施形態では、特に、マッチング部12
0は、対応付けた売り手の受渡データと買い手の受渡デ
ータとを、請求書データ特定情報(以下、請求書データ
ID)に対応付けて格納する。また、マッチング部12
0は、取引識別情報を用いて、売り手の受渡データと、
買い手の受渡データとを対応付ける。マッチング部12
0は、予め設定された期間内に売り手の受渡データと買
い手の受渡データとを対応付けることができない場合、
対応付けできない旨を、明細確認部130を介して不一
致通知部138に出力する。
【0034】マッチング部120は、明細マッチング部
122と、明細変換部124と、支払データ生成部12
6とを有する。明細マッチング部122は、受渡データ
に含まれる複数のデータ項目に対して対応付けを行う。
すなわち、明細マッチング部122は、対応する売り手
の受渡データおよび買い手の受渡データに含まれる複数
のデータ項目(すなわち、明細項目)を対応付ける。例
えば、明細マッチング部122は、変換テーブル112
を用いて、売り手の受渡データに含まれる商品識別情報
を、買い手の受渡データに含まれる商品識別情報と対応
付けて、明細確認部130に出力する。明細マッチング
部122は、同様に、「出荷ID」と「検収ID」、
「出荷日」と「検収日」、「取引先」と「出荷元」、お
よび、売り手の表現形式の商品数量および合計金額と買
い手の表現形式の商品数量および合計金額をそれぞれ対
応付けてもよい。
【0035】明細変換部124は、変換テーブル112
を用いて、売り手および買い手の一方の受渡データに含
まれる情報を、他方の表現形式に変換する。例えば、明
細変換部124は、売り手が受渡データの金額等を訂正
した場合、当該変更した情報を、売り手の受渡データに
変換して変更情報送信部144に出力する。
【0036】支払データ生成部126は、支払承認部1
46から支払予定データID(または、請求書データI
D、出荷ID、検収ID)を受け取ると、支払予定デー
タIDに対応する売り手または買い手の受渡データを用
いて、当該受渡データに対応する支払データを生成し、
支払データ送信部148に出力する。その際、支払デー
タ生成部126は、当該支払データによる支払を特定す
る支払識別情報を発行し、支払データと共に支払データ
送信部148に出力する。すなわち、支払データ生成部
126は、マッチング部120が対応付けた売り手の受
渡データおよび買い手の受渡データの少なくとも一方を
用いて、当該受渡データに対応する支払データを生成す
る。ここで、支払データとは、受渡データに対応する代
金の支払処理を行うためのデータであり、例えば、検収
データ(すなわち、受渡データ)に対応する商品の代金
を、買い手の業務支援端末50または買い手の取引銀行
システムに支払処理させるためのデータである。例え
ば、支払データは、支払先を特定する支払先識別情報
(例えば、売り手の口座番号)、支払人を識別する支払
人識別情報(例えば、買い手の口座番号)、支払金額、
当該支払を特定する支払識別情報(以下、支払ID)等
を含む。
【0037】支払データ生成部126は、更に、支払I
Dを取引データ格納部110に出力する。この場合、取
引データ格納部110は、支払データ生成部126から
支払IDを受け取ると、当該支払IDに対応する受渡デ
ータを、支払IDに対応付けて格納する。すなわち、取
引データ格納部110は、支払データに対応する受渡デ
ータを特定する情報と、支払データ送信部148が送信
した支払IDとを対応付けて格納する。また、支払デー
タ生成部126は、支払承認部146からネッティング
IDを受け取ると、ネッティングIDに対応するネッテ
ィングデータを支払データとして支払データ送信部14
8に出力する。その際の支払IDは、例えば、ネッティ
ングIDである。すなわち、取引データ格納部110
は、ネッティングIDと、当該ネッティングIDに対応
する受渡データを特定する情報とを対応付けて格納す
る。
【0038】明細確認部130は、マッチング部120
が対応付けた売り手の受渡データに含まれる金額、商品
識別情報、商品数量、受渡日、および商品単価と、買い
手の受渡データに含まれる金額、商品識別情報、商品数
量、受渡日、および商品単価とに関してそれぞれ内容が
対応するか否かを判断する。すなわち、明細確認部13
0は、マッチング部120から対応付けた売り手の受渡
データと買い手の受渡データとを受け取ると、受渡デー
タに含まれる金額、商品識別情報、商品数量、受渡日、
および商品単価がそれぞれ対応するか否かを判断し、対
応すると判断した場合は、対応付けた売り手の受渡デー
タと買い手の受渡データを出力部134に出力する。一
方、明細確認部130は、対応しないと判断した場合
は、対応付けた売り手の受渡データと買い手の受渡デー
タを不一致通知部138に出力する。ここで、金額と
は、所定の取引における合計金額のことである。また、
受渡日しは、商品を受け渡した日のことであり、例え
ば、出荷日や検収日等である。明細確認部130は、他
のデータ項目に関しても、一致するか否かを判断しても
よい。すなわち、明細確認部130は、予め指定された
データ項目に関して、一致するか否かを判断する。ま
た、取引先識別情報に関して、明細確認部130は、売
り手の受渡データに含まれる取引先識別情報が、対応す
る受渡データを送信した買い手を示しているか否かを判
断する。また同様に、明細確認部130は、買い手の受
渡データに含まれる取引先識別情報が、対応する受渡デ
ータを送信した売り手を示しているか否かを判断する。
【0039】出力部134は、明細確認部130から対
応する売り手の受渡データと買い手の受渡データとを受
け取ると、売り手の業務支援端末30および買い手の業
務支援端末50の少なくとも一方に送信する。すなわ
ち、出力部134は、マッチング部120が対応付けた
売り手の受渡データおよび買い手の受渡データの少なく
とも一方を、売り手および買い手の少なくとも一方の端
末に出力する。例えば、出力部134は、買い手の受渡
データおよび売り手の受渡データの一方に含まれる商品
識別情報を、明細マッチング部122が他方に含まれる
商品識別情報と対応付けたことを示す情報と共に出力す
る。出力部134が、対応付けたことを示す情報と共に
受渡データを出力することにより、売り手または買い手
は、売り手と買い手の間で対応する受渡データを用い
て、突合せ処理を行うことができる。特に本実施形態で
は、出力部134は、請求書データと共に、当該請求書
データに対応する複数の売り手の受渡データと、当該売
り手の受渡データに対応する買い手の受渡データとを出
力する。この場合の売り手の受渡データは、請求書デー
タに関する明細データとして用いることができる。
【0040】また、出力部134は、マッチング部12
2が対応付けた受渡データを買い手の表現形式で当該買
い手に送信することが望ましい。すなわち、出力部13
4は、マッチング部122が対応付けた売り手の受渡デ
ータを買い手の表現形式に変換し、買い手の受渡データ
と対応付けて買い手の業務支援端末50に送信する。こ
の場合、買い手の業務支援端末50は、対応する売り手
の受渡データおよび当該買い手の受渡データを、当該業
務支援端末の表現形式で表示する。同様に、出力部13
4は、マッチング部122が対応付けた受渡データを売
り手の表現形式で当該売り手に送信してもよい。
【0041】図8は、出力部134が請求書データの一
部として買い手の業務支援端末50に送信する受渡デー
タの一例を示す。本例では、出力部134は、売り手の
受渡データと買い手の受渡データとを互いに対応付け、
更に、データ項目名を買い手の表現形式に変換して送信
する。すなわち、出力部134は、売り手の受渡データ
および買い手の受渡データを、買い手のデータ項目名に
対応付けて送信する。なお、出力部134は、請求書デ
ータと、当該請求書データに対応する受渡データとを異
なるタイミングで送信してもよい。例えば、出力部13
4は、最初に請求書データを買い手の業務支援端末50
に送信する。その後、買い手が当該請求書データの明細
データを要求した場合に、出力部134は、請求書デー
タに対応する受渡データを明細データとして送信する。
【0042】図2に戻る。不一致通知部138は、明細
確認部130から受渡データを受け取ると、売り手の受
渡データと買い手の受渡データとが対応しない旨を売り
手の業務支援端末30および買い手の業務支援端末50
の少なくとも一方に送信する。すなわち、不一致通知部
138は、明細確認部130が取引金額、商品識別情
報、商品数量、受渡日、および商品単価の少なくとも1
つが対応しない場合に、対応しないことを売り手および
買い手の少なくとも一方に通知する。不一致通知部13
8は、買い手の取引金額、商品識別情報、商品数量、受
渡日、および商品単価と、売り手の取引金額、商品識別
情報、商品数量、受渡日、および商品単価とを対応付け
た状態で売り手および買い手の少なくとも一方の端末に
表示させることにより、対応しないことを通知してもよ
い。例えば、不一致通知部138は、買い手の取引金
額、商品識別情報、商品数量、受渡日、および商品単価
と、これらに対応する、売り手の取引金額、商品識別情
報、商品数量、受渡日、および商品単価とを並べて表示
するように、売り手の業務支援端末30および買い手の
業務支援端末50の少なくとも一方に送信する。
【0043】図9は、不一致通知部138が買い手に通
知する情報の一例を示す。本例では、不一致通知部13
8は、売り手の受渡データと買い手の受渡データに含ま
れる複数のデータ項目をそれぞれ対応付けて買い手の業
務支援端末50に送信する。その際、不一致通知部13
8は、一致しないデータ項目(本例では「合計金額」)
を目立たせるように買い手の業務支援端末50上で表示
させるデータを送信することが望ましい。また、不一致
通知部138は、買い手の業務支援端末50に通知する
場合は、買い手の表現形式で表示できるように変換して
送信することが望ましい。
【0044】図2に戻る。変更情報受信部142は、売
り手の業務支援端末30または買い手の業務支援端末5
0から、受渡データの変更情報を受信し、明細変換部1
24に出力する。すなわち、変更情報受信部142は、
買い手および売り手の一方が、不一致通知部138の通
知に応じて受渡データに含まれる情報を変更した場合
に、当該変更した情報を受信する。明細変換部124
は、変更情報受信部142から売り手および買い手の一
方による変更情報を受け取ると、当該変更情報を売り手
および買い手の他方の受渡データに変換し、変更情報送
信部144に出力する。
【0045】変更情報送信部144は、明細変換部12
4から変更情報を受け取ると、受け取った変更情報を、
受渡データの更新データとして売り手の業務支援端末3
0および買い手の業務支援端末50の少なくとも一方に
送信する。例えば、変更情報送信部144は、売り手お
よび買い手の一方が受渡データを変更した場合、当該変
更により発生した変更情報を更新データとして、売り手
および買い手の他方に送信する。
【0046】図10は、変更情報送信部144が送信す
る変更情報の一例を示す。本例では、変更情報送信部1
42は、売り手が変更した受渡データを買い手の表現形
式に変換したものを、更新データとして買い手の業務支
援端末50に送信する。この場合、買い手の業務支援端
末50は、受信した更新データを読み取り、受渡データ
を更新することができる。
【0047】図2に戻る。支払承認部146は、買い手
の業務支援端末50から請求書データに対する支払を承
認する旨を受信し、支払データ生成部126に出力す
る。例えば、支払承認部146は、請求書データID
を、請求書データに対応する支払を承認する旨を示す情
報として受信してもよい。また、買い手が請求書データ
の一部に対して支払を承認する場合、支払承認部146
は、支払を承認する受渡データを特定する情報(検収I
D等)を、支払を承認する旨を示す情報として受信して
もよい。本実施形態では、支払承認部146は、請求書
データに対応する支払予定データの支払予定データID
を、支払を承認する旨を示す情報として受信する。ま
た、支払承認部146は、売り手または買い手の業務支
援端末からネッティングデータに対する支払を承認する
旨を受信し、支払データ生成部126に出力する。
【0048】支払データ送信部148は、支払データ生
成部126から支払データを受け取ると、支払データお
よび支払IDを、買い手の業務支援端末50または買い
手の取引銀行システムに送信する。すなわち、支払デー
タ送信部148は、支払データ生成部126が生成した
支払データを、当該支払を特定する支払IDと共に買い
手または買い手の取引銀行に送信する。この場合の支払
IDは、支払予定データIDと同一であってもよい。
【0049】図11は、支払データ送信部148が送信
する支払データの例を示す。図11(A)は、支払デー
タ送信部148が買い手に送信する支払データの一例を
示す。本例では、支払データ送信部148は、「振込
人」、「振込先」、「支払ID」、「金額」、および
「日付」を支払データとして買い手の業務支援端末50
に送信する。本例では、支払データ送信部148は、複
数の受渡データに対応する債務を纏めた支払データを送
信する。図11(B)は、支払データ送信部148が銀
行システムに送信する支払データの一例を示す。本例で
は、支払データ送信部148は、「口座名義」、「振込
人」、「ネッティングID」、「金額」、および「日
付」を支払データとして銀行システムに送信する。この
場合の支払データは、売り手と買い手の間の債権および
債務を相殺した場合の残りの債務額に対する支払を指示
するデータである。
【0050】ネッティング部150は、マッチング部1
20が格納する受渡データを参照し、売り手および買い
手の間の受渡データに対応する債権または債務を相殺す
るネッティングデータを生成し、当該ネッティングデー
タを特定するネッティングIDと共に、売り手の業務支
援端末30、買い手の業務支援端末50、および支払デ
ータ生成部126に出力する。すなわち、ネッティング
部150は、売り手の受渡データおよび買い手の受渡デ
ータの少なくとも一方を用いて、売り手および買い手の
間の受渡データに対応する債権または債務を相殺するネ
ッティングデータを生成する。例えば、ネッティング部
150は、決済期日が同一である債権および債務に対応
する受渡データを用いて、ネッティングデータを生成す
る。ネッティング部150は、決済期日の異なる債権お
よび債務に対応する受渡データを用いて、決済期日の違
いにより発生する利息金を含めたネッティングデータを
生成してもよい。ネッティング部150は、送信先の表
現形式でネッティングデータを生成することが望まし
い。この場合、ネッティングデータを受信した売り手ま
たは買い手の業務支援端末は、当該ネッティングデータ
を受渡データと共に表示し、ネッティングを許可するか
否かを判断する。ネッティングを許可する場合、売り手
または買い手の業務支援端末は、当該ネッティングデー
タを用いた決済を承認する旨をネッティングIDと共に
支払承認部146に送信する。
【0051】図12は、ネッティング部150が生成す
るネッティングデータの一例を示す。本例では、ネッテ
ィング部150は、取引関係にある2者において未決済
の取引識別情報(すなわち、取引ID)毎に売掛債権額
と買掛債務額とを対応付けた一覧表を作成し、当該複数
の売掛債権と売掛債務を纏めて相殺処理を行うためのネ
ッティングデータを生成する。ネッティング部150
は、相殺処理した場合の残りの債権額および債務額を、
ネッティング処理を特定するネッティングIDに対応付
けて当該2者に送信する。
【0052】図2に戻る。入金情報受信部154は、買
い手が取引に対する支払いを完了した旨(すなわち、入
金情報)を受信し、消込データ生成部158に出力す
る。入金情報受信部154は、金融機関、売り手の業務
支援端末30、または買い手の業務支援端末50から入
金情報を受信してもよい。本実施形態では、入金情報受
信部154は、買い手が支払データを用いて支払った旨
を、対応する支払IDと共に受信する。また、入金情報
受信部154は、ネッティング部150による債権およ
び債務の相殺後の債務に対する入金情報を、当該ネッテ
ィングに対応するネッティングIDと共に受信し、消込
データ生成部158に出力する。
【0053】データ形式格納部156は、売り手の業務
支援端末30が入金後に消し込み処理を行う際のデータ
形式に関する情報と、買い手の業務支援端末50が入金
後に消し込み処理を行う際のデータ形式に関する情報と
を格納する。データ形式格納部156は、例えば、売り
手の業務支援端末30が売掛金の消し込み処理をXML
で作成したデータを用いている場合、データ形式に関す
る情報として、XMLのタグに関する情報を格納する。
【0054】図13は、データ形式格納部156が格納
するテーブルの一例を示す。本例では、データ形式格納
部156は、それぞれの企業に対応付けて、データ形式
を格納する。すなわち、データ形式格納部156は、売
り手である「A社」に対応付けて、A社の業務支援端末
が会計処理を行う際のデータ形式である「Xシステムフ
ォーマット」を格納する。
【0055】図2に戻る。消込データ生成部158は、
入金情報受信部154から支払IDを受け取ると、当該
支払IDに対応する受渡データに基づいて、対応する出
力先のデータ形式で消し込みデータを生成し、消込デー
タ送信部162に出力する。すなわち、消込データ生成
部158は、入金情報に対応するマッチング部120内
の受渡データに基づいて、データ形式格納部156内の
対応するデータ形式で消し込みデータを生成する。例え
ば、消込データ生成部158は、受け取った支払IDに
対応する受渡データを、取引データ格納部110を用い
て特定し、特定した受渡データを用いて消し込みデータ
を生成する。消込データ生成部158は、消し込みデー
タとして、マッチング部120が対応付けた受渡データ
に対応する売り手の売掛債権および買い手の買掛債務を
決済済みにするためのデータを生成する。また、消込デ
ータ生成部158は、ネッティングデータに対応する支
払ID(本例ではネッティングID)を受け取ると、ネ
ッティングIDに対応する債権額および債務額の消し込
みデータを生成し、消込データ送信部162に出力す
る。例えば、消込データ生成部158は、受け取ったネ
ッティングIDに対応する取引IDをマッチング部12
0から抽出し、抽出した取引IDに対応する受渡データ
を用いて消し込みデータを生成する。
【0056】消込データ送信部162は、消込データ生
成部158から消し込みデータを受け取ると、売り手の
業務支援端末30および買い手の業務支援端末50に送
信する。すなわち、消込データ送信部162は、入金情
報受信部154が取引に対する支払いを完了した旨を受
信したことを条件に、消込データ生成部158が生成し
た消しこみデータを売り手および買い手に送信する。こ
の場合の消し込みデータは、それぞれの業務支援端末に
応じたデータ形式になっているので、消し込みデータを
受信した業務支援端末は、容易に消し込み処理を行うこ
とができる。
【0057】図14は、取引支援サーバ10が受渡デー
タを対応付けて出力するフローを示す。買い手の業務支
援端末50は、注文データを売り手の業務支援端末30
に送信すると、売り手の業務支援端末30は、注文デー
タに対応する出荷データ(すなわち、売り手の受渡デー
タ)を作成し、注文された商品を出荷する。買い手の業
務支援端末50は、商品を受け取ると、受け取った商品
の検収データ(すなわち、買い手の受渡データ)を作成
する。取引支援サーバ10の売り手データ受信部104
は、売り手の業務支援端末30が備える売り手送信部か
ら複数の出荷データを含む請求書データを受信し、買い
手データ受信部108は、買い手の業務支援端末50が
備える買い手送信部から複数の検収データを含む支払予
定データを受信し、それぞれマッチング部120に出力
する(S100)。マッチング部120は、取引データ
格納部110を参照し、取引識別情報を用いて売り手の
出荷データと買い手の検収データとを対応付ける(S1
04)。出荷データと検収データとが対応付けできた場
合(S108:Yes)、明細マッチング部122は、
出荷データおよび検収データに含まれる複数のデータ項
目をそれぞれ対応付けて、明細確認部130に出力する
(S112)。明細確認部130は、出荷データおよび
検収データに含まれる複数のデータ項目の中から、予め
指定されたデータ項目に関して一致しているか否かを確
認する(S114)。
【0058】明細確認部130は、指定されたデータ項
目に関してすべて一致していると判断した場合(S11
8:Yes)、対応付けた出荷データおよび検収データ
を出力部134に出力する。出力部134は、対応付け
た出荷データおよび検収データを請求書データと共に買
い手の業務支援端末50に送信し、内容の確認を要求す
る(S122)。買い手の業務支援端末50が備える買
掛債務管理部は、受信した出荷データおよび検収データ
の対応する明細項目を並べて表示し、買い手が支払の承
認を入力すると、支払を承認する旨を取引支援サーバ1
0に送信する。取引支援サーバ10の支払承認部146
は、買い手の業務支援端末50から支払を承認する旨を
受信すると(S126)、出力部134は、売り手の業
務支援端末30に支払の承認を受けた検収データと、当
該検収データに対応する出荷データとを対応付けて送信
し、当該出荷データおよび検収データを支払承認済デー
タとして格納する(S130)。
【0059】一方、S108において、マッチング部1
20が出荷データと検収データとを対応付けることがで
きないとき(S108:No)、既定時間経過したか否
かを判断し、既定時間経過した場合(S134:Ye
s)、S138の不一致通知処理に移行する。一方、既
定時間経過していない場合(S134:No)、S10
4およびS108の処理を繰り返す。
【0060】また、S118において、明細確認部13
0が、指定されたデータ項目で一致しないものがあると
判断した場合(S118:No)、対応付けた出荷デー
タおよび検収データを不一致通知部138に出力する。
不一致通知部138は、対応する出荷データおよび検収
データを、内容が一致しない旨を示す情報と共に売り手
の業務支援端末30および買い手の業務支援端末50に
送信する(S138)。売り手および買い手は、受信し
た出荷データおよび検収データを確認し、例えば、買い
手が誤りを発見した場合は、買い手の業務支援端末50
が備える買掛債務管理部は、変更データを作成し、取引
支援サーバ10に送信する。取引支援サーバ10の変更
情報受信部142は、業務支援端末50から変更データ
を受信すると、明細変換部124に出力する(S14
2)。明細変換部124は、受け取った変更データを売
り手の表現形式に変換し、変更情報送信部144に出力
する(S146)。変更情報送信部144は、売り手の
表現形式に変換した変更データを売り手の業務支援端末
30および買い手の業務支援端末50に送信する(S1
50)。支払承認部146は、買い手の業務支援端末5
0から変更後の受渡データに対する支払を承認する旨を
受信すると(S126)、対応する出荷データおよび検
収データを支払承認済データとして格納する(S13
0)。
【0061】図15は、取引支援サーバ10がネッティ
ング処理および消し込み処理を行うフローを示す。ネッ
ティング部150は、所定のタイミングでマッチング部
120が格納する出荷データおよび検収データ(すなわ
ち、受渡データ)の中から支払承認済のものを抽出し、
売り手および買い手に対応付ける(S200)。ネッテ
ィング部150は、抽出した受渡データに対応する売掛
債権および買掛債務を債権者および債務者に対応付けて
整理し、当該売掛債権および買掛債権の相殺処理後の債
務額および債務額を算出し、算出した債務額、債権額、
およびネッティングIDをネッティングデータとして債
権者または債務者である売り手または買い手に送信する
(S210)。ネッティングデータを受信した債権者お
よび債務者が、ネッティングデータを用いた決済を承認
する旨を示す情報として、ネッティングIDを取引支援
サーバ10に送信すると、取引支援サーバ10の支払承
認部146は、ネッティングIDを受信し、支払データ
生成部126に出力する(S215)。支払データ生成
部126は、ネッティングIDに対応する相殺処理後の
残りの債権額および債務額を用いて、支払ID(本例で
はネッティングID)を含む支払データを生成し、支払
データ送信部148に出力する(S220)。支払デー
タ送信部148は、支払データを債務者の取引銀行シス
テムに送信する(S225)。支払データを受信した債
務者の取引銀行システムは、相殺後の債務額を債権者の
取引銀行システムに支払い、支払が完了した旨を支払I
Dと共に取引支援サーバ10に出力する。入金情報受信
部154は、債務者の取引銀行システムから、相殺後の
債務額が送金済みであることを示す入金情報を支払ID
と共に受信すると、消込データ生成部158に出力する
(S230)。消込データ生成部158は、支払IDに
対応する受渡データを、取引データ格納部110を用い
て特定する(S240)。消込データ生成部158は、
更に、特定した受渡データを消し込むための消し込みデ
ータを、データ形式格納部156内のデータ形式で生成
し、消込データ送信部162に出力する(S250)。
消込データ送信部162は、消し込みデータを、受渡デ
ータに対応する売り手の業務支援端末30および買い手
の業務支援端末50に送信する(S260)。消し込み
データを受信した売り手の業務支援端末30の売掛債務
管理部および請求部は、受信した消し込みデータを用い
て、出荷データに対応する売掛債権(売掛データ)およ
び請求書に対応する会計データの消し込み処理を行う。
また、消し込みデータを受信した買い手の業務支援端末
50の買掛債務管理部も、同様に、受信した消し込みデ
ータを用いて、検収データに対応する買掛債務(買掛デ
ータ)の消し込み処理を行う。
【0062】図16は、取引支援サーバ10のハードウ
ェア構成を示すブロック図である。取引支援サーバ10
は、CPU700と、ROM702と、RAM704
と、通信インターフェース706とを備える。CPU7
00は、ROM702及びRAM704に格納されたプ
ログラムに基づいて動作する。通信インターフェース7
06は、通信網を介して外部と通信する。格納装置の一
例としてのハードディスクドライブ710は、設定情報
及びCPU700が動作するプログラムを格納する。
【0063】フレキシブルディスクドライブ712はフ
レキシブルディスク714からデータまたはプログラム
を読み取りCPU700に提供する。CD−ROMドラ
イブ716はCD−ROM718からデータまたはプロ
グラムを読み取りCPU700に提供する。通信インタ
ーフェース706は、インターネットに接続してデータ
を送受信する。
【0064】CPU700が実行するソフトウェアは、
フレキシブルディスク714またはCD−ROM718
等の記録媒体に格納されてユーザに提供される。記録媒
体に格納されたソフトウェアは圧縮されていても非圧縮
であっても良い。ソフトウェアは記録媒体からハードデ
ィスクドライブ710にインストールされ、RAM70
4に読み出されてCPU700により実行される。
【0065】記録媒体に格納されて提供されるソフトウ
ェア、即ちハードディスクドライブ710にインストー
ルされるソフトウェアは、機能構成として、売り手デー
タ受信モジュールと、買い手データ受信モジュールと、
取引データ格納モジュールと、マッチングモジュール
と、明細確認モジュールと、出力モジュールと、不一致
通知モジュールと、変更情報受信モジュールと、変更情
報送信モジュールと、支払承認モジュールと、支払デー
タ送信モジュールと、ネッティングモジュールと、入金
情報受信モジュールと、データ形式格納モジュールと、
消込データ生成モジュールと、消込データ送信モジュー
ルとを備える。更に、取引データ格納モジュールは、変
換テーブルを有する。また、マッチングモジュールは、
サブモジュールとして、明細マッチングモジュールと、
明細変換モジュールと、支払データ生成モジュールとを
有する。これらの各モジュールがコンピュータに働きか
けて、CPU700に行わせる処理は、それぞれ本実施
形態における取引支援サーバ10における、対応する部
材の機能及び動作と同一であるから説明を省略する。
【0066】以上、図16に示した、記録媒体の例とし
てのフレキシブルディスク718、またはCD−ROM
718には、本出願で説明する全ての実施形態における
取引支援サーバ10の動作の一部または全ての機能を格
納することができる。
【0067】これらのプログラムは記録媒体から直接R
AMに読み出されて実行されても、一旦ハードディスク
ドライブにインストールされた後にRAMに読み出され
て実行されても良い。さらに、上記プログラムは単一の
記録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても
良い。また記録媒体に格納されるモジュールは、オペレ
ーティングシステムとの共同によってそれぞれの機能を
提供してもよい。例えば機能の一部または全部を行うこ
とをオペレーティングシステムに依頼し、オペレーティ
ングシステムからの応答に基づいて機能を提供するもの
であってもよい。
【0068】記録媒体としては、フレキシブルディス
ク、CD−ROMの他にも、DVD等の光学記録媒体、
MD等の磁気記録媒体、PD等の光磁気記録媒体、テー
プ媒体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカー
ドなどの半導体メモリー等を用いることができる。又、
専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサ
ーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の
格納装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプロ
グラムを取引支援サーバ10に提供してもよい。
【0069】以上説明したように、本実施形態の取引支
援システムを用いることにより、売り手の受渡データお
よび買い手の受渡データの突合せ処理を容易にすること
ができる。また、入金情報に対応する受渡データを特定
することにより、売掛債権および買掛債務の消し込み処
理も容易にすることができる。例えば、売り手が発行し
た請求書の一部に対して買い手が支払を行った場合で
も、売り手は、取引支援サーバ10を用いて当該支払に
対応する受渡データを特定し、当該支払に対する売掛債
権の消し込み処理をおこなうことができる。また、売り
手による売掛債権の消し込み処理だけではなく、買い手
による買掛債務の消し込み処理も容易に行うことができ
る。更に、ネッティング処理を当該取引システムで行う
ことにより、ネッティングに対応する複数の売掛債権お
よび買掛債務の消し込み処理も容易になる。
【0070】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0071】例えば、売り手の受渡データと買い手の受
渡データとを、取引識別情報の他の項目を用いて対応付
けてもよい。すなわち、マッチング部120は、売り手
の受渡データまたは買い手の受渡データに含まれる複数
のデータ項目の一部を、変換テーブル112を用いて変
換することにより売り手の受渡データと買い手の受渡デ
ータとを対応付けてもよい。例えば、マッチング部12
0は、取引先識別情報が買い手を示している売り手の受
渡データと、取引先識別情報が売り手を示していると判
断した買い手の受渡データとのうち、変換テーブル11
2を用いて、商品識別情報、商品数量、および取引金額
の少なくとも一部が対応すると判断した売り手の受渡デ
ータと買い手の受渡データとを互いに対応付ける。ここ
で、取引先識別情報とは、取引先である売り手または買
い手を特定する情報であり、例えば、出荷先や出荷元を
特定する情報や、取引先コード等である。このように、
商品識別情報、商品数量、金額、および取引先識別情報
等を用いて、取引を特定することにより、予め売り手と
買い手の間で取引識別情報を取り決めることなしに、売
り手の受渡データと買い手の受渡データとを対応付ける
ことができる。
【0072】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、売り手および買い手の間で受渡データの突合せ
処理を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】取引支援システム全体の概略図である。
【図2】取引支援サーバ10の機能ブロック図である。
【図3】売り手データ受信部104が受信する請求書デ
ータの一例を示す図である。
【図4】買い手データ受信部108が受信する支払予定
データの一例を示す図である。
【図5】取引データ格納部110が格納するテーブルの
一例を示す図である。
【図6】変換テーブル112が格納するテーブルの一例
を示す図である。
【図7】変換テーブル112が格納するテーブルの他の
例を示す図である。
【図8】出力部134が請求書データの一部として買い
手の業務支援端末50に送信する受渡データの一例を示
す図である。
【図9】不一致通知部138が買い手に通知する情報の
一例を示す図である。
【図10】変更情報送信部144が送信する変更情報の
一例を示す図である。
【図11】支払データ送信部148が送信する支払デー
タの例を示す図である。
【図12】ネッティング部150が生成するネッティン
グデータの一例を示す図である。
【図13】データ形式格納部156が格納するテーブル
の一例を示す図である。
【図14】取引支援サーバ10が受渡データを対応付け
て出力するフローチャートである。
【図15】取引支援サーバ10がネッティング処理およ
び消し込み処理を行うフローチャートである。
【図16】取引支援サーバ10のハードウェア構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 取引支援サーバ 30 売り手の業務支援端末 50 買い手の業務支援端末 104 売り手データ受信部 108 買い手データ受信部 110 取引データ格納部 112 変換テーブル 120 マッチング部 122 明細マッチング部 124 明細変換部 126 支払データ生成部 130 明細確認部 134 出力部 138 不一致通知部 142 変更情報受信部 144 変更情報送信部 146 支払承認部 148 支払データ送信部 150 ネッティング部 154 入金情報受信部 156 データ形式格納部 158 消込データ生成部 162 消込データ送信部 700 CPU 702 ROM 704 RAM

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 売り手と買い手の間の取引を支援する取
    引支援サーバであって、 前記売り手が処理する際の表現形式で表現された商品識
    別情報、商品数量、および商品単価を含む前記売り手の
    受渡データと、前記買い手が処理する際の表現形式で表
    現された商品識別情報、商品数量、および商品単価を含
    む前記買い手の受渡データとを対応付けるための情報を
    格納する取引データ格納部と、 前記取引に起因して発生した前記売り手の受渡データを
    前記売り手の端末から受信する売り手データ受信部と、 前記取引に起因して発生した前記買い手の受渡データを
    前記買い手の端末から受信する買い手データ受信部と、 前記取引データ格納部を用いて、前記売り手データ受信
    部が受信した前記売り手の受渡データと、前記買い手デ
    ータ受信部が受信した前記買い手の受渡データとを対応
    付けるマッチング部と、 前記マッチング部が対応付けた前記売り手の受渡データ
    および前記買い手の受渡データの少なくとも一方を、前
    記売り手および前記買い手の少なくとも一方の端末に出
    力する出力部とを備えることを特徴とする取引支援サー
    バ。
  2. 【請求項2】 前記取引データ格納部は、 前記売り手の表現形式と、前記買い手の表現形式とを互
    いに変換するための変換テーブルを有し、 前記マッチング部は、前記変換テーブルを用いて、前記
    受渡データを変換することにより前記売り手の受渡デー
    タと前記買い手の受渡データとを対応付けることを特徴
    とする請求項1に記載の取引支援サーバ。
  3. 【請求項3】 前記変換テーブルは、前記売り手の前記
    受渡データに含まれる商品識別情報、商品数量、金額、
    および取引先識別情報の表現形式と、前記買い手の前記
    受渡データに含まれる商品識別情報、商品数量、金額、
    および取引先識別情報の表現形式とを互いに対応付けて
    格納し、 前記マッチング部は、前記取引先識別情報が前記買い手
    を示している前記売り手の受渡データと、前記取引先識
    別情報が前記売り手を示していると判断した前記買い手
    の受渡データとのうち、前記変換テーブルを用いて、商
    品識別情報、商品数量、および金額の少なくとも一部が
    対応すると判断した前記買い手の受渡データと前記売り
    手の受渡データとを互いに対応付けることを特徴とする
    請求項2に記載の取引支援サーバ。
  4. 【請求項4】 前記取引データ格納部は、 前記売り手の受渡データに含まれる商品識別情報と、前
    記買い手の受渡データに含まれる商品識別情報とを対応
    付けて格納する変換テーブルを有し、 前記変換テーブルを用いて、前記売り手データ受信部が
    受信した前記受渡データに含まれる商品識別情報を、前
    記買い手の受渡データに含まれる商品識別情報と対応付
    ける明細マッチング部を更に備え、 前記出力部は、前記買い手の受渡データおよび前記売り
    手の受渡データの一方に含まれる商品識別情報を、前記
    明細マッチング部が他方に含まれる商品識別情報と対応
    付けたことを示す情報と共に出力することを特徴とする
    請求項1に記載の取引支援サーバ。
  5. 【請求項5】 前記出力部は、前記マッチング部が対応
    付けた受渡データを前記買い手の表現形式で当該買い手
    に送信することを特徴とする請求項1に記載の取引支援
    サーバ。
  6. 【請求項6】 前記マッチング部が対応付けた前記売り
    手の受渡データに含まれる金額、商品識別情報、商品数
    量、受渡日、および商品単価と、前記買い手の受渡デー
    タに含まれる金額、商品識別情報、商品数量、受渡日、
    および商品単価とが、それぞれ対応するか否かを判断す
    る明細確認部と、 前記明細確認部が前記金額、商品識別情報、商品数量、
    受渡日、および商品単価の少なくとも1つが対応しない
    場合に、対応しないことを前記売り手および前記買い手
    の少なくとも一方に通知する不一致通知部とを更に備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の取引支援サーバ。
  7. 【請求項7】 前記不一致通知部は、前記買い手の取引
    金額、商品識別情報、商品数量、受渡日、および商品単
    価と、前記売り手の取引金額、商品識別情報、商品数
    量、受渡日、および商品単価とを対応付けた状態で前記
    買い手および前記売り手の少なくとも一方の端末に表示
    させることにより、前記対応しないことを通知すること
    を特徴とする請求項6に記載の取引支援サーバ。
  8. 【請求項8】 前記買い手および前記売り手の一方が、
    前記不一致通知部の通知に応じて前記受渡データに含ま
    れる情報を変更した場合に、前記変更した情報を受信す
    る変更情報受信部と、 前記変更した情報を、前記買い手および前記売り手の他
    方の受渡データに変換する明細変換部と、 前記明細変換部が変換した前記変更した情報を、受渡デ
    ータの更新データとして前記他方に送信する変更情報送
    信部とを更に備えることを特徴とする請求項6に記載の
    取引支援サーバ。
  9. 【請求項9】 前記マッチング部が、前記売り手データ
    受信部が受信した前記売り手の受渡データに対応付ける
    買い手の受渡データを予め設定された期間内に発見でき
    ない場合、当該売り手の受渡データに対応する買い手の
    受渡データがないことを当該売り手に通知する不一致通
    知部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の取
    引支援サーバ。
  10. 【請求項10】 前記売り手が消し込み処理を行う際の
    データ形式に関する情報と、前記買い手が消し込み処理
    を行う際のデータ形式に関する情報とを格納するデータ
    形式格納部と、 前記マッチング部が対応付けた前記買い手の受渡データ
    または前記売り手の受渡データに基づいて、前記データ
    形式格納部を用いて、前記買い手の受渡データに対応す
    る買掛債務または前記売り手の受渡データに対応する売
    掛債権を決済済みにするための消し込みデータを、前記
    売り手および前記買い手のそれぞれのデータ形式で生成
    する消込データ生成部とを更に備えることを特徴とする
    請求項1に記載の取引支援サーバ。
  11. 【請求項11】 前記買い手が前記取引に対する支払を
    完了した旨を受信する入金情報受信部と、 前記入金情報受信部が前記完了した旨を受信したことを
    条件に、前記消込データ生成部が生成した前記消し込み
    データを前記買い手および前記売り手に送信する消込デ
    ータ送信部とを更に備えることを特徴とする請求項10
    に記載の取引支援サーバ。
  12. 【請求項12】 前記マッチング部が対応付けた前記売
    り手の受渡データおよび前記買い手の前記受渡データの
    少なくとも一方を用いて、当該受渡データに対応する支
    払データを生成する支払データ生成部と、 前記支払データ生成部が生成した前記支払データを、当
    該支払を特定する支払識別情報と共に前記買い手または
    前記買い手の取引銀行に送信する支払データ送信部と
    を、更に備え、 前記取引データ格納部は、前記支払データに対応する前
    記受渡データを特定する情報と、前記支払データ送信部
    が送信した前記支払識別情報とを対応付けて格納し、 前記消込データ生成部は、前記入金情報受信部が前記支
    払データに対応する支払を完了した旨を前記支払識別情
    報と共に受信した場合、前記取引データ格納部内で当該
    支払識別情報に対応する前記受渡データを用いて、前記
    消し込みデータを生成することを特徴とする請求項11
    に記載の取引支援サーバ。
  13. 【請求項13】 前記売り手の受渡データおよび前記買
    い手の受渡データの少なくとも一方を用いて、前記売り
    手および前記買い手の間の前記受渡データに対応する債
    権または債務を相殺するネッティングデータを生成する
    ネッティング部と、 前記ネッティング部が前記ネッティングデータを生成す
    る際に用いた、前記売り手または前記買い手の受渡デー
    タに基づいて、前記買い手の受渡データに対応する買掛
    債務または前記売り手の受渡データに対応する売掛債権
    を決済済みにするための消し込みデータを生成する消込
    データ生成部とを更に備えることを特徴とする請求項1
    に記載の取引支援サーバ。
  14. 【請求項14】 売り手の業務支援端末と、買い手の業
    務支援端末と、前記売り手および前記買い手の間の取引
    を支援する取引支援サーバとを備えた取引支援システム
    であって、 前記売り手の業務支援端末は、 商品の出荷に関する情報を売り手の受渡データとして格
    納する出荷情報格納部と、 前記出荷情報格納部が格納する前記受渡データを前記取
    引支援サーバに送信する売り手送信部とを有し、 前記買い手の業務支援端末は、 前記商品の検収に関する情報を買い手の受渡データとし
    て格納する検収情報格納部と、 前記検収情報格納部が格納する前記受渡データを前記取
    引支援サーバに送信する買い手送信部とを有し、 前記取引支援サーバは、 前記売り手の業務支援端末が処理する際の表現形式で表
    現された商品識別情報、商品数量、および商品単価を含
    む前記売り手の受渡データと、前記買い手の業務支援端
    末が処理する際の表現形式で表現された商品識別情報、
    商品数量、および商品単価を含む前記買い手の受渡デー
    タとを対応付けるための情報を格納する取引データ格納
    部と、 前記取引に起因して発生した前記売り手の受渡データを
    前記売り手の業務支援端末から受信する売り手データ受
    信部と、 前記取引に起因して発生した前記買い手の受渡データを
    前記買い手の業務支援端末から受信する買い手データ受
    信部と、 前記取引データ格納部を用いて、前記売り手データ受信
    部が受信した前記売り手の受渡データと、前記買い手デ
    ータ受信部が受信した前記買い手の受渡データとを対応
    付けるマッチング部と、 前記マッチング部が対応付けた前記売り手の受渡データ
    および前記買い手の受渡データの少なくとも一方を、前
    記売り手および前記買い手の少なくとも一方の前記業務
    支援端末に出力する出力部とを有することを特徴とする
    取引支援システム。
  15. 【請求項15】 コンピュータが売り手と買い手の間の
    取引を支援する取引支援方法であって、 前記コンピュータが、前記売り手が処理する際の表現形
    式で表現された商品識別情報、商品数量、および商品単
    価を含む前記売り手の受渡データと、前記買い手が処理
    する際の表現形式で表現された商品識別情報、商品数
    量、および商品単価を含む前記買い手の受渡データとを
    対応付けるための情報を格納する取引データ格納部を管
    理するステップと、 前記コンピュータが、前記取引に起因して発生した前記
    売り手の受渡データを前記売り手の端末から受信するス
    テップと、 前記コンピュータが、前記取引に起因して発生した前記
    買い手の受渡データを前記買い手の端末から受信するス
    テップと、 前記取引データ格納部を用いて、前記コンピュータが、
    受信した前記売り手の受渡データと、受信した前記買い
    手の受渡データとを対応付けるステップと、 前記コンピュータが、対応付けた前記売り手の受渡デー
    タおよび前記買い手の受渡データの少なくとも一方を、
    前記売り手および前記買い手の少なくとも一方の端末に
    出力するステップとを備えることを特徴とする取引支援
    方法。
  16. 【請求項16】 売り手と買い手の間の取引を支援する
    コンピュータのプログラムであって、 前記売り手が処理する際の表現形式で表現された商品識
    別情報、商品数量、および商品単価を含む前記売り手の
    受渡データと、前記買い手が処理する際の表現形式で表
    現された商品識別情報、商品数量、および商品単価を含
    む前記買い手の受渡データとを対応付けるための情報を
    格納する取引データ格納モジュールと、 前記取引に起因して発生した前記売り手の受渡データを
    前記売り手の端末から受信する売り手データ受信モジュ
    ールと、 前記取引に起因して発生した前記買い手の受渡データを
    前記買い手の端末から受信する買い手データ受信モジュ
    ールと、 前記取引データ格納モジュールが格納する情報を用い
    て、前記売り手データ受信モジュールが受信した前記売
    り手の受渡データと、前記買い手データ受信モジュール
    が受信した前記買い手の受渡データとを対応付けるマッ
    チングモジュールと、 前記マッチングモジュールが対応付けた前記売り手の受
    渡データおよび前記買い手の受渡データの少なくとも一
    方を、前記売り手および前記買い手の少なくとも一方の
    端末に出力する出力モジュールとを備えることを特徴と
    するプログラム。
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