JP2003233481A - ネットワーク印刷システム、印刷サーバ、プリンタ、クライアント装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

ネットワーク印刷システム、印刷サーバ、プリンタ、クライアント装置、プログラム及び記録媒体

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JP2003233481A
JP2003233481A JP2002032542A JP2002032542A JP2003233481A JP 2003233481 A JP2003233481 A JP 2003233481A JP 2002032542 A JP2002032542 A JP 2002032542A JP 2002032542 A JP2002032542 A JP 2002032542A JP 2003233481 A JP2003233481 A JP 2003233481A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予約印刷時刻に従って印刷出力が実行される
ネットワーク印刷システムにおいて、プリンタ側で備え
るべき記憶デバイスの記憶容量を低減して、ネットワー
ク印刷システムを安価に構築できるようにすることを目
的とする。 【解決手段】 クライアントPC2は、プリンタ1に対
してプリント予約を行う際、ファイル名やプリント終了
期限等の予約データのみを送信し、印刷データ自体はH
DD21内に保存しておく。プリンタ1では、クライア
ントPC2からの予約データをプリント予約記録部18
に記録して予約を受け付けておき、実際に印刷出力の際
に、クライアントPC2に対して印刷データの送信要求
を行う。これによりクライアントPC2から印刷データ
が送信され、プリンタ1にて印刷出力が行われる。この
ように、プリンタ1は実際の印刷出力時に印刷データを
取得するため、予約時から印刷出力時まで印刷データを
保存しておく必要はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷デバイスに接
続された印刷サーバと複数のクライアント装置とがネッ
トワークを介して相互にデータ送受信可能に接続された
ネットワーク印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタと複数のクライアン
ト装置(例えばパーソナルコンピュータ等)とをネット
ワークを介して相互に接続することにより、各クライア
ント装置がプリンタを共有できるよう構成されたネット
ワーク印刷システムが知られている。
【0003】このようなネットワーク印刷システムで
は、同じプリンタを複数のクライアント装置が共有して
いるため、あるクライアント装置からの印刷ジョブがプ
リンタにて印刷出力されていると、その印刷出力が終わ
るまで他の印刷ジョブは待たされることになる。特に、
大量の印刷データを印刷出力すると、長時間プリンタを
占有してしまい、他の印刷ジョブ(特に緊急性の高いジ
ョブ)に多大な影響を与えてしまう。
【0004】印刷ジョブの種類によっては、必ずしもプ
リンタへの印刷ジョブ要求時にすぐに印刷出力する必要
はなく、一定時間経過後までに印刷物を入手できればい
いといった場合や、他の印刷ジョブへの影響を考えてプ
リンタ使用頻度の少ない夜間等に大量のデータを印刷出
力させたいという場合も少なくない。
【0005】そこで、こういった問題を解決するため
に、例えば特開平6−340151号公報に開示されて
いるように、クライアント装置から印刷ジョブの要求を
行う際、印刷出力時刻を指定できる技術が提案されてい
る。つまり、クライアント装置から印刷出力時刻の指定
された印刷ジョブの要求(予約)を受けると、指定され
た時刻まではそのまま印刷データを保存しておき、指定
時刻になったときに印刷出力を実行するのである。
【0006】これにより、例えば緊急性の低い、或いは
データ量の多い印刷ジョブを、プリンタ使用頻度の低い
時間帯等に印刷出力させることにより、他の印刷ジョブ
への影響を抑制することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クライ
アント装置から印刷出力時刻指定による印刷ジョブ予約
を受け付けて印刷データを保存しておき、指定された時
刻に従って印刷する方法だと、印刷ジョブの予約が増え
れば増えるほど、当然ながらプリンタに蓄えておくべき
印刷データの量も増加していく。
【0008】そのため、多くの印刷データをそれぞれ予
約された印刷出力時刻まで蓄積できるよう、記憶容量の
大きい記憶デバイス(メモリ等)をプリンタ側で備えて
おく必要が生じ、プリンタのコストアップを引き起こし
てしまう。また、ネットワーク印刷システムの形態とし
て、印刷データ処理・保存等の機能(印刷サーバ機能)
を、プリンタ本体とは別の他の装置(サーバマシン)に
もたせる場合もある。この場合も、サーバマシンに大容
量の記憶デバイスを備える必要が生じ、やはり上記(印
刷サーバ機能を備えたプリンタの場合)と同様、ネット
ワーク印刷システムのコストアップを引き起こしてしま
う。
【0009】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、クライアント装置から印刷時刻を指定してなされた
印刷ジョブの予約をプリンタ側(プリンタ本体或いは印
刷データ処理用サーバマシン等)で受け付け、指定され
た印刷時刻に従って印刷出力が実行されるネットワーク
印刷システムにおいて、プリンタ側で備える印刷データ
保存用の記憶デバイスの記憶容量を低減して、ネットワ
ーク印刷システムを安価に構築できるようにすることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するためになされた請求項1記載のネットワーク
印刷システムは、クライアント装置が印刷サーバへ印刷
要求する際に予約印刷時刻を指定して印刷ジョブの予約
を行うことにより、該印刷ジョブに対する印刷デバイス
での印刷出力が予約印刷時刻に従って行われるよう構成
されたものである。
【0011】クライアント装置は、印刷サーバへの印刷
ジョブ予約時に、印刷データを一旦記憶媒体に記憶し、
予約データとして少なくとも印刷データの予約印刷時刻
を、当該クライアント装置自身を表す識別コードと共に
印刷サーバへ送信し、印刷サーバから印刷データの送信
要求があったときに記憶媒体へ記憶した印刷データを印
刷サーバへ送信する。
【0012】そして、印刷サーバは、クライアント装置
からの予約データ及び識別コードを受信することにより
印刷ジョブの予約を受け付け、該予約を受け付けた印刷
ジョブを予約印刷時刻に従って印刷デバイスから印刷出
力させる際に、該印刷ジョブを予約したクライアント装
置に対して、当該印刷ジョブの印刷データを送信すべき
旨の送信要求を送信し、該送信要求によってクライアン
ト装置から送信されてきた印刷データを印刷デバイスに
て印刷出力させる。
【0013】クライアント装置から印刷ジョブが予約さ
れたときに、そのクライアント装置の識別コードが送信
されてくるため、印刷サーバがクライアント装置へ印刷
データの送信要求を行う際は、その識別コードをもとに
要求すべきクライアント装置を特定することができるの
である。
【0014】つまり、クライアント装置が印刷サーバへ
印刷ジョブの予約を行う際に、印刷データ自体は送信せ
ず予約データや識別コード等の最低限必要なデータのみ
を送信しておき、その予約データに基づいて実際に印刷
を行う際に、印刷サーバがクライアント装置へ印刷デー
タを要求し、その要求があったときにクライアント装置
は印刷サーバへ印刷データを送信するのである。
【0015】従って、本発明(請求項1)のネットワー
ク印刷システムによれば、クライアント装置は印刷ジョ
ブの予約時に印刷データまで送信する必要はなく、印刷
デバイスにてまさに印刷を開始しようとするとき(予約
印刷時刻に従って印刷を開始する必要がでてきたとき)
に印刷データを送信すればよいため、印刷サーバ側で印
刷データ記憶用の大容量記憶デバイスを備える必要はな
く、ネットワーク印刷システムを安価に構築することが
できる。
【0016】尚、予約印刷時刻としては、例えば印刷を
開始する時刻でもいいし、印刷が終了すべき時刻であっ
てもいいし、もっと幅を持たせて例えば「2時から3時
の間」などとしたり、或いは、予約実行時刻から所定時
間経過後を示す時刻であってもよく、種々考えられる。
【0017】また、印刷デバイスと印刷サーバとは、物
理的にそれぞれ独立した別個のものであってもいいし、
印刷デバイス(印刷実行機能)と印刷サーバ(印刷デー
タ処理機能)とが一体化されて構成されたもの(例えば
サーバ機能を備えたプリンタや複写機等)であってもよ
く、両者は種々の態様を採りうる。また、ネットワーク
は、有線であっても無線であってもどちらでもよい。
【0018】ここで、印刷サーバは、クライアント装置
からの予約を受け付けた印刷ジョブについて、予約印刷
時刻に忠実に従って印刷させるようにしてもいいのだ
が、このようにすると、予約のあった印刷ジョブのそれ
ぞれについて、個々に印刷を実行することになり、印刷
デバイスが電力やインク等を無駄に消費してしまう要因
となる。
【0019】即ち、例えばレーザプリンタの場合、予約
された印刷ジョブの印刷出力を実行する度に定着器昇温
などのウォームアップ動作が行われることになるし、イ
ンクジェットプリンタの場合、パージの回数が増えてイ
ンクの無駄な消費が増加するおそれがあるのである。
【0020】そこで、例えば請求項2に記載のように、
印刷サーバは、予約中の印刷ジョブのうち予約印刷時刻
の一番早い印刷ジョブについて印刷デバイスによる印刷
出力を開始させるとき、当該印刷ジョブを予約したクラ
イアント装置へ送信要求を送信するのに加え、他の予約
中の印刷ジョブについても、それぞれ対応するクライア
ント装置へ送信要求を送信することにより、予約中の印
刷ジョブを一括して印刷デバイスから印刷出力させるよ
う構成されたものであるとよい。
【0021】このようにすれば、予約印刷時刻の一番早
い印刷ジョブを印刷出力する時に、そのとき予約中の他
の印刷ジョブもまとめて印刷させることができるため、
電力やインク等の浪費を抑え、効率のよい印刷を行うこ
とができる。尚、一番早い印刷ジョブを印刷出力する際
にあわせて印刷を行う他の印刷ジョブは、例えば、その
とき予約中の全ての印刷ジョブであってもいいし、予約
中の全ての印刷ジョブの中から、予約印刷時刻がそのと
きの時刻に比較的近い印刷ジョブを適宜ピックアップし
てもよく、電力浪費等を抑えて効率よく印刷を行うとい
う目的から逸脱しない範囲内で適宜決めればよい。
【0022】また、請求項3に記載のように、予約デー
タとして更に、印刷データのデータ量、又は、該データ
量に基づいて演算により得られる印刷所要時間を送信す
るようにすれば、印刷サーバによる印刷ジョブの予約管
理をより適切に行うことが可能となる。
【0023】この場合さらに、例えば請求項4記載のよ
うに、クライアント装置は予約印刷時刻として印刷終了
時刻を送信するようにし、印刷サーバは、予約データに
印刷所要時間が含まれている場合は、印刷所要時間と印
刷終了時刻とから印刷デバイスにて印刷出力を開始すべ
き印刷開始時刻を計算し、予約データに印刷データのデ
ータ量が含まれている場合は、まず該データ量に基づい
て印刷所要時間を計算し、その印刷所要時間と印刷終了
時間とから印刷デバイスにて印刷出力を開始すべき印刷
開始時刻を計算して、印刷開始時刻になったときに、当
該予約データに対応するクライアント装置へ送信要求を
送信して印刷デバイスによる印刷出力を開始させるもの
であるとよい。
【0024】つまり、印刷サーバは、印刷データ量又は
印刷所要時間のいずれかに基づいて、クライアント装置
から指定された印刷終了時刻までに印刷を完了するには
いつ印刷開始すればいいかという、印刷開始時刻を算出
することができるため、指定した印刷終了時刻までに確
実に印刷出力を完了させることができる。
【0025】また、請求項5記載のように、予約データ
として更に印刷データの印刷様式を送信するとよい。印
刷様式としては、解像度や、カラー又はモノクロいずれ
かの指定、或いはページレイアウトや縮小率などの、印
刷処理速度の大小を示すものが挙げられる。
【0026】一般に、カラー印刷よりモノクロ印刷の方
が印刷にかかる時間が少ないし、解像度が高ければ高い
ほど印刷にかかる時間が多くなる。そのため、印刷様式
を送信するようにすれば、例えばデータ量と印刷終了時
刻とから印刷開始時刻を演算する際に、印刷様式を考慮
してより正確な印刷開始時刻演算が可能となり、延いて
はより適切な印刷ジョブの予約管理が可能となる。
【0027】ところで、印刷サーバがクライアント装置
からの印刷ジョブ予約を受け付けた後、実際に印刷出力
が開始されるまでの間に、クライアント装置がシャット
ダウンされてしまうことも十分に考えられる。そうなる
と、印刷サーバがそのクライアント装置へ印刷データを
送信要求しても、そのクライアント装置からは何の応答
もなく、予約された印刷ジョブの印刷を実行できなくな
ってしまう。
【0028】そこで、例えば請求項6に記載のように、
クライアント装置は、シャットダウンの際に、予約をし
た印刷ジョブでまだ印刷データを印刷サーバへ送信して
いない印刷ジョブがあるときは、その印刷データをシャ
ットダウンデータとして印刷サーバへ送信するようにす
ればよい。そして印刷サーバは、送信されてきたシャッ
トダウンデータを記憶デバイスに記憶しておき、そのシ
ャットダウンデータに対応した予約データに基づいて印
刷デバイスによる印刷出力を実行する際は、記憶デバイ
スに記憶中のシャットダウンデータに基づいて行うよう
にすればよい。このようにすれば、予約後にクライアン
ト装置がシャットダウンされてしまっても、その予約さ
れた印刷ジョブの印刷を確実に実行することができる。
【0029】但し、シャットダウンデータが膨大な量の
ために記憶デバイスへ記憶できなかったり、既に保存中
のシャットダウンデータの蓄積により新たなシャットダ
ウンデータを記憶できないといった事態も想定される。
そこで、例えば請求項7に記載のように、印刷サーバ
は、記憶デバイスの記憶容量不足によりクライアント装
置からのシャットダウンデータを記憶できない場合は、
予約データ(予約印刷時刻)に関わらず、そのままその
シャットダウンデータについて印刷デバイスによる印刷
出力を実行させるようにするとよい。
【0030】そしてこの場合(送信されてきたシャット
ダウンデータを記憶デバイスに記憶せずそのまま印刷出
力する場合)、シャットダウンデータのみ印刷出力して
もいいのだが、例えば請求項8に記載のように、他に予
約中の印刷ジョブについても、それぞれ対応するクライ
アント装置へ送信要求を送信することにより、そのとき
予約中の印刷ジョブを一括して印刷デバイスから印刷出
力させるようにするとより好ましい。
【0031】このようにすれば、記憶デバイスの容量不
足によりシャットダウンデータを保存できなくてもその
シャットダウンデータを確実に印刷出力できるのに加
え、他の予約中の印刷ジョブまで一括して印刷出力する
ため、電力浪費等の無駄を抑えた効率的な印刷が可能と
なる。
【0032】更に、クライアント装置は、印刷サーバか
ら送信要求があったとき、或いは、送信要求により印刷
サーバへ印刷データを送信したときに、その旨を報知す
るようにしたり(請求項9)、又は、印刷サーバが、ク
ライアント装置からの予約を受け付けた印刷ジョブが印
刷デバイスにより印刷出力されたとき、該印刷出力が終
了したことをクライアント装置へ通知して、クライアン
ト装置はその通知があったとき、その旨を報知する(請
求項10)ようにしてもよい。
【0033】ここでいう報知とは、例えばクライアント
装置が備えるディスプレイ等の表示装置に何らかの表示
をしたり、クライアント装置から何らかの音を発生させ
るなど、当該クライアント装置にて予約された印刷ジョ
ブについて、印刷サーバからの送信があったこと、印刷
データを印刷サーバへ送信したこと、或いは印刷出力が
終了したことを、ユーザが認識可能となるようにするこ
とを意味する。このようにすれば、クライアント装置を
操作しているユーザは印刷サーバ側での印刷出力の状況
を把握することができる。
【0034】次に、請求項11記載の発明は、予約受付
手段が、クライアント装置から少なくとも印刷データの
予約印刷時刻を含む予約データと、該クライアント装置
自身を表す識別コードとを受信することにより印刷ジョ
ブの予約を受け付け、印刷データ取得手段が、その予約
受付された印刷ジョブを予約印刷時刻に従って印刷デバ
イスから印刷出力させる際、予約元のクライアント装置
へ送信要求を送信することにより印刷データを取得し、
印刷実行手段が、その取得した印刷データを印刷デバイ
スにて印刷出力させるように構成した印刷サーバであ
る。
【0035】このように構成された印刷サーバによれ
ば、クライアント装置からの予約時には予約受付手段が
予約データ及び識別コードだけを受け付け、印刷実行時
に印刷データ取得手段がクライアント装置へ印刷データ
を要求するため、予約を受け付けてから印刷実行時まで
に印刷サーバが印刷データを保存しておく必要がない。
そのため、本発明のネットワーク印刷システムを実現す
るのに好適である。
【0036】請求項12記載の印刷サーバは、印刷デー
タ取得手段が、予約中の印刷ジョブのうち前記印刷時刻
の一番早い印刷ジョブについて印刷デバイスによる印刷
出力を開始させる際に、当該印刷ジョブ及び他の予約中
の印刷ジョブについて、それぞれ対応するクライアント
装置へ送信要求を送信することにより印刷データを取得
し、印刷実行手段は、該取得した印刷データを一括して
印刷デバイスにて印刷出力させる。
【0037】つまり、予約中の印刷ジョブの中で最初に
印刷出力を実行する際、そのジョブだけでなく他の予約
中の印刷ジョブ(一部又は全て)もあわせて印刷出力す
るのである。そのため、印刷デバイスにおける電力やイ
ンク等の浪費を抑制でき、効率的な印刷実行が可能とな
る。
【0038】この場合さらに、例えば請求項13に記載
のように、予約データに印刷終了時刻と印刷所要時間と
が含まれている場合に、第1開始時刻算出手段が、その
印刷終了時刻と印刷所要時間とから印刷出力を開始すべ
き印刷開始時刻を計算し、その印刷開始時刻になったと
きに印刷データ取得手段が送信要求の送信を行うように
構成してもいいし、また例えば、請求項14に記載のよ
うに、予約データに印刷終了時刻と印刷データのデータ
量とが含まれている場合に、第2開始時刻算出手段が、
データ量に基づいて印刷所要時間を計算して、その印刷
所要時間と印刷終了時間とから印刷開始時刻を計算し、
その印刷開始時刻になったときに印刷データ取得手段が
送信要求の送信を行うように構成してもいい。
【0039】いずれにおいても、各印刷ジョブ毎に適切
な印刷開始時刻が算出され、予約指定した印刷終了時刻
までに確実に印刷出力を完了させることができる。請求
項15記載の印刷サーバは、送信要求の送信がなされて
いないにも関わらず予約中の印刷ジョブの印刷データが
クライアント装置から一方的に送信されてきたときに、
シャットダウンデータ記憶手段が、その送信されてきた
印刷データをシャットダウンデータとして記憶デバイス
に記憶し、印刷データ取得手段が、シャットダウンデー
タに対応した予約データに基づいて印刷出力を実行する
際に記憶デバイスに記憶中のシャットダウンデータを取
得し、印刷実行手段が、その取得したシャットダウンデ
ータを印刷出力させる。
【0040】また、記憶デバイスの記憶容量不足によ
り、送信されてきたシャットダウンデータを記憶できな
い場合は、請求項16に記載のように、印刷実行手段に
対し、予約データに関わらずそのままそのシャットダウ
ンデータを印刷デバイスにて印刷出力させるようにする
とよい。
【0041】またこのように、記憶デバイスの記憶容量
不足によりシャットダウンデータをそのまま印刷出力さ
せる場合は、請求項17に記載のように、印刷データ取
得手段は、他に予約中の印刷ジョブについても、それぞ
れ対応するクライアント装置へ送信要求を送信して印刷
データを取得すると共に、印刷実行手段に対して、シャ
ットダウンデータに加えてその取得した印刷データを一
括して印刷出力させるようにするとよい。
【0042】請求項18記載の発明は、請求項11〜1
7いずれかに記載の印刷サーバと、該印刷サーバから入
力される印刷データに従って印刷媒体に印刷出力する印
刷デバイスからなるプリンタである。つまり、印刷サー
バと印刷デバイスとが一体化したプリンタとして構成す
ることも可能なのであり、このプリンタとクライアント
装置とをネットワークを介して接続することによって
も、ネットワーク印刷システムを実現できる。
【0043】次に、請求項19記載の発明は、印刷デー
タ記憶手段が、印刷サーバへの印刷ジョブ予約時に印刷
データを一旦記憶媒体に記憶し、その予約時に、予約デ
ータ送信手段が、予約データとして少なくとも印刷デー
タの予約印刷時刻を、自身を表す識別コードと共に印刷
サーバへ送信し、印刷データ送信手段が、印刷サーバか
ら印刷データの送信要求があったときに、記憶媒体へ記
憶された印刷データを印刷サーバへ送信するよう構成さ
れたクライアント装置である。
【0044】このように構成されたクライアント装置に
よれば、印刷ジョブの予約時には印刷データそのものは
印刷サーバへ送信せず、印刷サーバから送信要求がきた
とき(印刷実行時)に印刷データを送信するため、ネッ
トワーク印刷システムを実現するのに好適である。
【0045】請求項20に記載のクライアント装置は、
予約データ送信手段が、予約データとして、更に、印刷
データのデータ量、又は、該データ量に基づいて演算に
より得られる印刷所要時間を送信する。そしてこの場
合、例えば請求項21に記載のように、予約データ送信
手段は、予約印刷時刻として印刷終了時刻を送信すると
よい。これにより、印刷サーバでは印刷データ量又は印
刷所要時間のいずれか、及び印刷終了時刻に基づいて印
刷開始時刻を適切に得ることができ、ネットワーク印刷
システムを実現するのに好適なクライアント装置の提供
が可能となる。
【0046】また、請求項22記載のクライアント装置
は、予約データ送信手段が、予約データとして、更に、
印刷データの印刷様式を送信する。そして、請求項23
記載のクライアント装置は、シャットダウンデータ送信
手段が、当該クライアント装置がシャットダウンされる
際に、予約をした印刷ジョブであって印刷データをまだ
印刷サーバへ送信していない印刷ジョブがあるか否かを
判断し、あるならば、該予約中の印刷ジョブの印刷デー
タをシャットダウンデータとして印刷サーバへ送信す
る。
【0047】これにより、予約中であってまだ印刷デー
タを印刷サーバへ送信していない印刷ジョブがあるにも
関わらず、クライアント装置がシャットダウンされてし
まっても、その予約中の印刷ジョブを印刷サーバ側で確
実に印刷させることが可能となる。
【0048】また、請求項19〜23のいずれかに記載
のクライアント装置を、例えば請求項24記載のよう
に、印刷サーバから送信要求があったとき、或いは、該
送信要求により印刷サーバへ印刷データを送信したとき
に、その旨を第1報知手段が報知するように構成すると
よく、更にまた、例えば請求項25記載のように、予約
した印刷ジョブが印刷デバイスにより印刷出力され、該
印刷出力が終了したことが印刷サーバから通知されてき
たときに、該通知があった旨を第2報知手段が報知する
ように構成してもよい。
【0049】また、本発明の印刷サーバ(請求項11〜
17)、及び、本発明のクライアント装置(請求項19
〜25)は、いずれも、例えば別途ハードウェアにより
実現することができるなど、種々の方法により実現可能
であるが、コンピュータがアプリケーションソフト(プ
ログラム)を実行することにより実現することができ
る。
【0050】即ち、当該印刷サーバにおける各手段とし
てコンピュータを機能させるためのプログラムを備え、
コンピュータがそのプログラムを実行することにより、
本発明の印刷サーバを実現するのである。クライアント
装置についても同様であり、当該クライアント装置にお
ける各手段としてコンピュータを機能させるためのプロ
グラムを備え、コンピュータがそのプログラムを実行す
ることにより、本発明のクライアント装置を実現するの
である。
【0051】そして、コンピュータを本発明の印刷サー
バとして機能させるためのプログラム、或いはコンピュ
ータを本発明のクライアント装置として機能させるため
のプログラムは、例えば、フロッピー(登録商標)ディ
スク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク
等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必
要に応じてコンピュータにロードして起動することによ
り用いることができる。この他、ROMやバックアップ
RAMをコンピュータ読み取り可能な記録媒体としてプ
ログラムを記録しておき、このROMあるいはバックア
ップRAMをコンピュータに組み込んで用いてもよい。
【0052】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態のネッ
トワーク印刷システムの概略構成を示す説明図である。
図1に示す如く、本実施形態のネットワーク印刷システ
ムは、プリンタ1と、複数のクライアント側パーソナル
コンピュータ(以下「クライアントPC」と称す)2,
3とが、ネットワーク4を介して相互にデータ送受信可
能に接続されて構成されている。
【0053】尚、ネットワーク4には、図示は省略した
もののクライアントPC2,3以外にも複数のクライア
ントPCが接続されており、全てのクライアントPC
2,3,・・・はプリンタ1を共有している。但し、本
実施形態では、ネットワーク4に接続された各クライア
ントPC2,3,・・・はいずれも同じ構成のものであ
るため、以下の説明においては、代表としてクライアン
トPC2に着目して説明する。
【0054】プリンタ1は、ネットワーク4に接続され
たクライアントPC2から印刷ジョブの要求を受ける
と、その印刷ジョブを印刷用紙へ印刷出力するのである
が、本実施形態では、印刷ジョブ要求時にクライアント
PC2がプリント終了期限(印刷終了時刻)等を指定し
てプリント予約をしておき、その指定されたプリント終
了期限までにプリンタ1にて印刷出力が実行されるとい
う、いわゆる予約プリント機能を備えている。
【0055】そして、クライアントPC2によるプリン
ト予約時には、プリント終了期限や印刷データサイズな
どの必要最低限のデータのみをプリンタ1へ送信して、
印刷データ自体はクライアントPC2自身が保存してお
き、プリント終了期限に従ってプリンタ1で印刷出力す
る際に、クライアントPC2がプリンタ1へ印刷データ
を送信するのである。これは、本実施形態のネットワー
ク印刷システムが備える最も特徴的な機能であり、以
下、この機能を中心に詳細説明する。
【0056】まず、クライアントPC2の構成・機能に
ついて概略説明する。クライアントPC2(本発明のク
ライアント装置に相当)は、一般的なパーソナルコンピ
ュータ等と同様、電源投入と同時にOS(Operating Sy
stem)が起動することにより、OS上でアプリケーショ
ン23やプリンタドライバ22等の各種ソフトウェアが
動作するものである。
【0057】アプリケーション23上で作成された文書
データや画像データ等の各種アプリケーションデータ
は、ユーザ(作成者等)によってそのアプリケーション
データに対する印刷ジョブが要求されると、プリンタド
ライバ22によって、一旦EMF(Enhanced Meta Fil
e:プリンタの種類に依存しない中間ファイル)形式の
データに変換された後、さらにプリンタ1に適したPD
L(Page Discription Language :ページ記述言語)に
変換される。
【0058】そして、プリンタ1に対しては、プリント
予約に関するデータのみを送信しておいて、このPDL
形式の印刷データ自体はすぐにはプリンタ1へ送信せ
ず、一旦ハードディスク(本発明の記憶媒体に相当;以
下「HDD」という)21に保存しておく。
【0059】具体的には、ユーザが、アプリケーション
データの印刷を行おうとする際にアプリケーション23
上で所定の操作をすることにより印刷設定要求を行う
と、これを受けたプリンタドライバ22は、クライアン
トPC2が備える液晶表示装置24(図4参照)に各種
印刷設定ダイアログを表示する。ユーザはこの設定ダイ
アログに従って、用紙サイズやプリント部数、カラー又
はモノクロいずれかの指定など、印刷に必要な各種設定
を行うことになる。そして、この設定の際に、プリント
終了期限を指定することにより、プリント予約を行うの
である。
【0060】これらの各種印刷設定を行った後、所定の
操作(例えばマウス操作による、液晶表示装置24中の
印刷実行タブ(図示略)のクリック)により印刷実行の
要求を行うと、クライアントPC2からは、図2に示す
内容の予約印刷ジョブデータがプリンタ1へ送信され、
印刷データ自体はHDD21へ保存される。
【0061】この予約印刷ジョブデータは、識別コード
としての送信元アドレスと、送信先プリンタアドレス
(プリンタ1のIPアドレス)と、プリント予約データ
とからなり、このうちプリント予約データは更に、印刷
データのファイル名と、プリント終了期限と、印刷デー
タのサイズ(データ量)と、印刷様式としてのプリント
モードとからなる。
【0062】尚、送信元アドレスは、詳細には、各クラ
イアントPCに与えられた個別のIPアドレス及びクラ
イアントIDである。本実施形態では、クライアントP
C2のIDは15、クライアントPC3のIDは4とし
て、予め設定されている。また、プリントモードとして
は、解像度情報や、カラー又はモノクロいずれで印刷す
るかの情報など、種々の印刷処理速度の大小に関連する
ものが考えられる。解像度情報は、例えばユーザが印刷
速度を優先して早く印刷完了したい旨の設定をした場合
は低解像度、印刷速度は遅くなっても見栄えを優先して
きれいに印刷したい旨の設定をした場合は高解像度とな
る。
【0063】そして、予約印刷ジョブデータを送信する
と、図3(a)に示すように、その印刷ジョブの予約が
完了したことを、プリント予約済みテーブルへ記録す
る。このプリント予約済みテーブルは、HDD21内に
予め確保された領域に設定されるものであり、図3
(a)は、「word2.prn 」というファイル名の印刷ジョ
ブが予約された状態であることを例示している。
【0064】このようにプリント予約を済ませた後は、
プリンタ1から印刷データの送信要求(詳細は後述)が
あったときにHDD21に保存中の印刷データを送信し
たり、印刷終了後にその旨を液晶表示装置24へ表示し
たり、さらには当該クライアントPC2がシャットダウ
ンされる時に、そのとき予約されている印刷ジョブの印
刷データをプリンタ1へ送信する等の、種々の処理が行
われるのだが、これらについては後で述べる。
【0065】次に、プリンタ1の構成・機能について概
略説明する。プリンタ1は、CPU,ROM,RAM等
(いずれも図示略)から構成されたコントローラ13
が、メモリ11への各種情報の書き込み・読み出しを行
いながら各種処理を実行すると共に、実際に印刷用紙や
印刷用OHPフィルム等の各種印刷媒体への印刷出力を
行う印刷出力部12(本発明の印刷デバイスに相当)の
動作を制御することにより、クライアントPC2からの
印刷ジョブを実行する。尚、コントローラ13及びメモ
リ11により、本発明の印刷サーバが構成される。
【0066】クライアントPC2によるプリント予約の
実行によって、予約印刷ジョブデータ(図2)が送信さ
れてくると、コントローラ13は、その予約印刷ジョブ
データをメモリ11内のプリント予約記録領域18へ記
録する。より具体的には、このプリント予約記録領域1
8には図3(b)に示すようなプリント予約受け付けテ
ーブルが設定されており、このプリント予約受け付けテ
ーブルへ予約印刷ジョブデータの内容を記録することに
なる。
【0067】図3(b)は、クライアントIDが15で
あるクライアントPC2からのプリント予約(No.1)
と、同IDが4であるクライアントPC3からのプリン
ト予約(No.2)と、同IDが10であるクライアントP
C(図示略)からのプリント予約(No.3)とが、それぞ
れ予約受付された状態を例示している。
【0068】このうち特に、クライアントPC2による
プリント予約内容(予約No.1)に着目すると、クライア
ントPC2からの予約印刷ジョブデータ(特にプリント
予約データ)中、ファイル名が「word2.prn 」、プリン
ト終了期限が「2001年12月10日の11時45
分」であることを示している。尚、要プリント時間(本
発明の印刷所要時間に相当)が「10分」となっている
が、これは、プリント予約データ中の印刷データサイズ
をもとに、同じくプリント予約データ中のプリントモー
ドを考慮しつつ演算により得られるものである。
【0069】同様に、予約No.2(ファイル名「excel1.p
rn」)のプリント予約内容、及び予約No.3(ファイル名
「foo.prn 」)のプリント予約内容も、それぞれ対応す
るクライアントPCから送信されてきた予約印刷ジョブ
データをもとに、図3(b)に示すようにプリント予約
受け付けテーブルへ記録される。また、図3(b)に示
す如く、プリント開始時刻として「11:35」が設定
されているが、これは、予約受付された全ての印刷ジョ
ブ(本例では3つのジョブ)のプリント終了期限及び要
プリント時間に基づいて、各印刷ジョブをそれぞれ指定
された期限までに印刷するのに必要なプリント開始時刻
を演算して得られるもので、その詳細については後述す
る。本実施形態では、このプリント開始時刻になると、
そのとき予約受け付け済みの全ての印刷ジョブについ
て、対応するクライアントPCへ印刷データの送信を要
求することにより印刷出力を実行するのだが、実際の印
刷出力がどのような手順で行われるかの詳細については
後述する。
【0070】メモリ11内のバッファ16は、予約受け
付けした印刷ジョブを実際に印刷出力する際に、クライ
アントPCから送信されてくる印刷データを一時的にバ
ッファリングするための、一般的なプリンタが通常備え
ている周知のものである。尚、このバッファ16には、
印刷データ(PDL形式)がコントローラ13によって
ビットマップデータ(印刷出力部12にて印刷出力可能
なデータ形式)に変換された上でバッファリングされ
る。
【0071】また、本実施形態では、クライアントPC
2が、プリント予約中でまだ印刷出力はされていない
(印刷データがまだHDD21内に保存中)印刷ジョブ
があるにも関わらずシャットダウンされるとき、クライ
アントPC2からはその予約中の印刷ジョブの印刷デー
タがシャットダウンデータとして送信されてくる。その
ため、メモリ11内には、このシャットダウンデータを
保存しておくための保存領域17(本発明の記憶デバイ
スに相当)が設定されている。
【0072】尚、この保存領域17の容量不足によりシ
ャットダウンデータを保存することができない場合は、
その保存できなかったシャットダウンデータを含む全て
の予約中の印刷ジョブを印刷出力させるのだが、これに
ついても詳細は後述する。本実施形態のプリンタ1は周
知のレーザービームプリンタであり、印刷出力部12
は、静電潜像を担持する感光体、その感光体にレーザ光
を走査して静電潜像を形成する走査手段、感光体の静電
潜像を現像する現像手段、印刷媒体を搬送する搬送手
段、現像された現像剤像を感光体から印刷媒体に転写す
る転写手段、転写された現像剤像を定着する定着手段な
ど、印刷データを実際に印刷媒体に印刷(画像形成)す
るための各種機構を備えている。
【0073】尚、本実施形態では、上記の通りクライア
ントPC2のアプリケーション23上で作成された文書
データ等がプリンタドライバ22によってプリンタ1に
適したPDLに変換され、このPDLがプリンタ1へ送
信されるものとしたが、これに限らず、例えばEMF形
式のままプリンタ1へ送信し、プリンタ1にてEMF形
式のデータをPDLに変換するものであってもよく、ク
ライアントPC2からプリンタ1へ送信されるデータの
形式は特に限定されるものではない。
【0074】次に、クライアントPC2から印刷ジョブ
要求(プリント予約)が行われ、そのプリント予約に従
ってプリンタ1が印刷出力を実行するまでの詳細動作に
ついて説明する。まず、クライアントPC2の動作につ
き、図5及び図6に基づいて説明する。図5は、クライ
アントPC2において、OSが起動してプリンタドライ
バ22が動作を開始したときにそのプリンタドライバ2
2の機能として実行される、印刷ジョブ制御処理を表す
フローチャートであり、OSが起動している限り、HD
D21内に格納されたプログラムが読み出されて常時実
行されるものである。
【0075】この処理が開始されると、アプリケーショ
ン23又はOS自体からの各種コマンドを待つことにな
り、まずステップ(以下「S」と略す)120にて、ア
プリケーション23から印刷設定要求があったか否かが
判断される。この印刷設定要求は、既述の通り、ユーザ
がアプリケーションデータを印刷するためにアプリケー
ション23上で所定の操作をすることにより行われるも
ので、この要求があった場合はS130に進み、液晶表
示装置24に各種印刷設定ダイアログを表示した上で再
びS120に戻る。これにより、ユーザは、プリント終
了期限を含む各種印刷設定項目を入力することになる。
【0076】S140では、アプリケーション23から
印刷実行要求があったか否かが判断される。この印刷実
行要求は、S130で表示される設定ダイアログの中の
一つに印刷実行タブがあり、この印刷実行タブをマウス
操作でクリックすることにより行われるものである。つ
まり、この印刷実行要求は、S130の設定ダイアログ
表示がなされて各種印刷設定が可能となっている状態の
ときに行えるものである。
【0077】そして、設定ダイアログに従った各種印刷
設定項目の入力後に印刷実行を要求すると、S150に
進むことになる。逆に、印刷設定要求がなされず(S1
20:NO)設定ダイアログが表示されていない間(換
言すれば、印刷実行要求が不可能な間)、又は、印刷設
定要求はあったもののまだユーザによる各種印刷設定項
目の入力中である間は、S140で否定判定され続ける
ことになる。
【0078】S150の印刷予約処理は、詳細には図6
に示す通りである。図6に示す如く、この印刷予約処理
では、まずS310にて、プリント予約データの作成が
行われる。即ち、設定ダイアログに従ってユーザが入力
した各種印刷設定項目に基づいて、図2に示したフォー
マットのプリント予約データが作成され、延いては送信
元アドレス及び送信先プリンタアドレスが付加された予
約印刷ジョブデータが生成される。
【0079】このようにしてプリント予約データを含む
予約印刷ジョブデータが生成されると、S320にて、
その予約印刷ジョブデータをプリンタ1へ送信する。そ
して、続くS330にて、そのプリント予約した印刷ジ
ョブの印刷データをHDD21へ保存すると共に、更に
S340にて、当該プリント予約を完了したことをHD
D21内のプリント予約済みテーブルへ記録する(図3
(a)参照)。これにより、一つの印刷ジョブのプリン
ト予約が完了したことになり、その後は再びS120に
戻る。
【0080】そして、再び印刷設定要求又は印刷実行要
求がない限り、S140で否定判定されてS160以降
の処理がなされることになる。S160では、プリンタ
1から印刷データの送信要求があったか否かが判断され
る。つまり、プリント予約した印刷ジョブが、予約設定
したプリント終了期限に従ってプリンタ1で印刷出力さ
れる際、プリンタ1から対応する印刷データを送信する
よう要求があるため、この送信要求の有無を判断するの
である。
【0081】プリンタ1から送信要求があった場合、S
170に進み、要求のあった印刷ジョブに対する印刷デ
ータ(HDD21に保存中)をプリンタ1へ送信すると
共に、続くS180にて、プリント予約済みテーブルか
ら、印刷データの送信を行った印刷ジョブに関する予約
記録をクリア(削除)する。
【0082】一方、プリンタ1から送信要求がない間
は、S160で否定判定されてS190に進み、プリン
タ1から印刷終了通知があったか否かが判断される。こ
れは、プリント予約した印刷ジョブの印刷出力がプリン
タ1にて実際に行われ、終了したときに、プリンタ1か
らその旨の通知が送信されてくるものである。この通知
があったときは、S200に進んで液晶表示装置24へ
その旨の表示(終了表示)を行うことにより、プリンタ
1での印刷出力が終了したことをユーザ等に報知するの
である。
【0083】具体的には、図4に示すように、液晶表示
方式等の表示装置24の右下隅に「終了」という文字を
ポップアップ表示させるのである。尚、この終了状態の
表示は、前述の位置の他、表示装置24の表示エリア内
であればどこであってもよいし、ポップアップ以外の表
示にしてもよい。この表示により、ユーザは、プリント
予約した印刷ジョブが実際にプリンタ1にて印刷出力さ
れたことを認識できる。
【0084】プリンタ1から印刷終了通知がない間は、
S190では否定判定され、S210に進む。S210
では、OS終了によるプリンタドライバ22の停止要求
がなされたか否かが判断される。つまり、ユーザ操作等
によりクライアントPC2がシャットダウンされる際、
OSは、プリンタドライバ22に対してその動作を停止
するよう要求するのであり、このS210は言い換えれ
ばクライアントPC2がシャットダウンされようとして
いるか否かの判断であるともいえる。
【0085】そして、クライアントPC2がシャットダ
ウンされず正常に動作している間は、S210では否定
判定されてS120へ戻ることになるのだが、シャット
ダウンする旨の操作がなされた場合は、S210で肯定
判定されてS220に進むことになる。S220では、
プリント予約中の印刷ジョブがあるか否か、つまり、プ
リント予約をしたのみであってまだ実際には印刷出力さ
れておらず、印刷データがHDD21内に保存されたま
まの印刷ジョブがあるか否かの判断をするのである。
【0086】このとき、予約中(未印刷)の印刷ジョブ
がなければ、そのままプリンタドライバ22は処理を停
止することになるのだが、予約中でまだ印刷されていな
い印刷ジョブがあった場合は、S230に移行して、そ
の予約中の印刷データ全てを、シャットダウンデータと
してプリンタ1へ送信する。そして、シャットダウンデ
ータを送信した後に、プリンタドライバ22がその動作
を停止し、このプリンタドライバ22の停止をもっては
じめてクライアントPC2がシャットダウンされること
になる。
【0087】次に、プリンタ1の動作について、図7及
び図8に基づいて説明する。図7は、プリンタ1内のコ
ントローラ13にて実行される印刷ジョブ受信・実行処
理を表すフローチャートであり、プリンタ1が動作して
いる限り、図示しないROMに格納されたプログラムに
従って常時実行されるものである。
【0088】まず、S410では、クライアントPC2
からプリント予約データを受信したか否か、つまり図2
に示した予約印刷ジョブデータを受信したか否かが判断
され、受信しない間はS420に進むが、受信した場合
はS460に進む。S460の予約受け付け処理は、詳
細には図8に示す通りであり、まずS610にて、受信
した予約印刷ジョブデータの内容をプリント予約受け付
けテーブル(図3(b)参照)へ記録することにより、
印刷ジョブの予約を受け付ける。但し、このときはま
だ、要プリント時間は不明であって記録できない状態に
あり、続くS620で、要プリント時間を計算すること
になる。
【0089】S620では、送信されてきたプリント予
約データ中の印刷データサイズ及びプリントモードに基
づき、その印刷ジョブを印刷出力部12にて印刷出力さ
せるのに必要な時間(要プリント時間)を演算する。こ
の演算の後に、クライアントPC2からプリンタ1へ印
刷データを送信する際の送信時間も印刷データサイズに
基づいて演算され、要プリント時間加算される。この送
信時間は、演算しない設定とすることもできる。即ち、
印刷データサイズが大きいほど送信時間も長くなるた
め、その送信時間が要プリント時間に加味されることに
なる。
【0090】このようにして要プリント時間が得られる
と、次にプリント開始時刻を設定することになるのだ
が、本実施形態では、既述の通り予約中の印刷ジョブ
(プリント予約受け付けテーブルに記録されている印刷
ジョブ)のうち、プリント開始時刻の最も早い印刷ジョ
ブが実際に印刷出力されるとき、その印刷ジョブだけで
なく他の予約中の印刷ジョブ全てについても、印刷出力
する。そのため、プリント開始時刻の設定(算出)にあ
たっては、印刷実行時に予約中の全ての印刷ジョブが一
括して印刷出力されることを考慮する必要がある。
【0091】そこで、まずS630にて、予約を受け付
けた印刷ジョブのプリント終了期限が、既にプリント予
約受け付けテーブルに設定されている各印刷ジョブのプ
リント終了期限の中で最も早い終了期限(図3(b)で
は予約No.1のジョブの期限である11時45分)より
も、遅いか否かが判断される。
【0092】ここで、遅いと判断された場合、つまり予
約受付した印刷ジョブのプリント終了期限よりも期限の
早い印刷ジョブの予約がテーブル中にある場合は、S6
50に進んで、プリント開始時刻の計算を行う。具体的
には、現在設定されているプリント開始時刻から、当該
予約受け付けした印刷ジョブの要プリント時間(S62
0で算出したもの)を差し引いた時刻、言い換えれば、
既に設定中のプリント開始時刻から、当該予約受け付け
した印刷ジョブの要プリント時間だけ早めた時刻を、新
たなプリント開始時刻とするのである。
【0093】一方、S630にて否定判定された場合、
つまり予約受付した印刷ジョブのプリント終了期限が、
既に予約受け付けされている全ての印刷ジョブのプリン
ト終了期限よりも早い場合は、S640に進んでプリン
ト開始時刻の計算を行う。具体的には、当該予約受付し
た印刷ジョブのプリント終了期限(時刻)から、当該印
刷ジョブを含む予約中の全ての印刷ジョブを印刷出力す
るのに要する時間を差し引き、さらに、プリンタ1の起
動時間を差し引いた時刻を、新たなプリント開始時刻と
するのである。尚、プリンタ1の起動時間が短く無視で
きる場合は、起動時間を差し引く必要はない。
【0094】ここでいうプリンタ1の起動時間とは、レ
ーザービームプリンタとして構成された本実施形態のプ
リンタ1において、例えば定着器(図示略)を昇温させ
る等のウォームアップ動作にかかる時間である。S64
0により得られた新たなプリント開始時刻に従って予約
中の全ての印刷ジョブを印刷出力させれば、当該予約受
け付けした印刷ジョブのプリント終了期限の時刻になっ
たときは、その印刷ジョブだけでなく他の全ての印刷ジ
ョブについても印刷出力が終了することになる。
【0095】このようにして予約受け付け・プリント開
始時刻の計算がなされた後は、S470に進む。S47
0では、S640又はS650にて計算された新たなプ
リント開始時刻が、現在の時刻より早いか否かが判断さ
れ、現在時刻よりプリント開始時刻が遅い場合は、S4
80に進んで、プリント予約受け付けテーブルへその新
たなプリント開始時刻を設定する。
【0096】そして、再びS410に戻ることになる
が、また新たにプリント予約データが送信されてこない
限り、S410では否定判定されてS420に進む。S
420では、現在時刻が、プリント予約受け付けテーブ
ルに設定されているプリント開始時刻になったか否かを
判断する。このとき、現在時刻がまだプリント開始時刻
に達していない場合はS430に進むが、プリント開始
時刻に達した場合、S490へ移行する。
【0097】一方、S470の処理の際に、現在時刻よ
りもプリント開始時刻の方が早い場合は、印刷出力を開
始すべき時刻が既に過ぎている状態であって、すぐにも
印刷出力を実行する必要があるため、この場合もS49
0の処理に進むことになる。S490では、プリント予
約受け付けテーブルに記録された予約中の全ての印刷ジ
ョブについて、それぞれ対応するクライアントPCに対
し、印刷データを送信するよう送信要求を行う。これに
より、送信要求を受けた各クライアントPCから印刷デ
ータが送信されてくるため、プリンタ1では、予約中の
全ての印刷ジョブの印刷データを取得することができ
る。
【0098】尚このとき、送信要求を行う対象となるク
ライアントPCのうち、既にシャットダウンされている
クライアントPCがある場合、そのクライアントPCか
ら予約受付した印刷ジョブの印刷データについは、既に
シャットダウンデータとしてメモリ11の保存領域17
内に保存されている(詳細は後述)。そのため、その印
刷ジョブについては、クライアントPCへの送信要求を
行わず、保存領域17内のシャットダウンデータを取得
する。
【0099】続くS500では、S490において取得
した印刷データ及びシャットダウンデータを、印刷出力
部12にて印刷出力させる。そして、S510に進み、
予約元のクライアントPC全て(但しシャットダウンデ
ータを送信したクライアントPCは除く)に対して印刷
終了通知を送信する。その後、S520に進み、プリン
ト予約受け付けテーブルに記録中の全てのデータ(予約
内容)をクリアする。これにより、プリント予約中の印
刷ジョブ全てについての印刷出力処理が完了したことに
なり、再びS410に戻って新たなプリント予約(予約
印刷ジョブデータの送信)を待つことになる。
【0100】ところで、まだプリント開始時刻になって
いないことによりS420で否定判定されて、S430
に進むと、クライアントPCからシャットダウンデータ
を受信したか否かが判断される。シャットダウンデータ
を受信しない限り、ここでは否定判定されて再びS41
0に戻ることになるのだが、シャットダウンデータの受
信があった場合は、S440に進んで、メモリ11内の
保存領域17に空き容量(受信したシャットダウンデー
タを保存しうる程度の容量)があるか否かが判断され
る。
【0101】このとき、空き容量があれば、S450に
進んでそのシャットダウンデータを保存領域17に保存
するのであるが、空き容量がない場合は、S490以降
の処理に進む。つまり、受信したシャットダウンデータ
に加え、そのとき予約受け付けされている全ての印刷ジ
ョブについて、印刷出力を実行するのである。
【0102】以上詳述したように、本実施形態のネット
ワーク印刷システムでは、クライアントPCからプリン
タ1へプリント予約を行う際に、予約時にはファイル
名、プリント終了期限、印刷データサイズなどのプリン
ト予約データを含む予約印刷ジョブデータのみを送信し
て、印刷データ自体はクライアントPC側で持ってお
く。そして、実際に印刷出力する際に、プリンタ1か
ら、プリント予約のあったクライアントPCへ印刷デー
タの送信要求を行い、これに応じてクライアントPCが
印刷データをプリンタ1へ送信するのであり、これによ
りプリンタ1では予約された印刷ジョブが印刷出力され
ることになる。
【0103】従って、本実施形態のネットワーク印刷シ
ステムによれば、プリント予約された印刷ジョブの印刷
データをプリンタ1で保存しておく必要がないため、そ
の分、プリンタ1のメモリ11の容量を低く抑えること
ができ、プリンタ1の低コスト化、延いてはネットワー
ク印刷システム全体の低コスト化が可能となる。しか
も、本実施形態では、プリンタ1にてプリント予約を受
け付けた複数の印刷ジョブのうち、プリント終了期限の
最も早い印刷ジョブを印刷出力するときに、その印刷ジ
ョブだけでなく他の全ての予約された印刷ジョブについ
ても一括して印刷出力するため、プリンタ1のウォーム
アップ動作の回数が低減され、電力の無駄を省くことが
できる。尚、プリンタ1が例えばインクジェットプリン
タである場合は、パージの回数が低減され、インクの無
駄を省くことが可能となる。
【0104】また、プリント予約を行ったクライアント
PCが、その予約した印刷ジョブがまだ印刷出力されて
いないにも関わらずシャットダウンされる場合、シャッ
トダウン前に印刷データをプリンタ1へ送信するため、
クライアントPCをシャットダウンしても確実に印刷出
力の結果(印刷物)を得ることができる。
【0105】尚、図5の印刷ジョブ制御処理において、
S170の処理は本発明の印刷データ送信手段が実行す
る処理に相当し、S200の処理は本発明の第2報知手
段が実行する処理に相当し、S230の処理は本発明の
シャットダウンデータ送信手段が実行する処理に相当
し、図6の印刷予約処理において、S320の処理は本
発明の予約データ送信手段が実行する処理に相当し、S
330の処理は本発明の印刷データ記憶手段が実行する
処理に相当する。
【0106】また、図7の印刷ジョブ受信・実行処理に
おいて、S420及びS490の処理はいずれも本発明
の印刷データ取得手段が実行する処理に相当し、S50
0の処理は本発明の印刷実行手段が実行する処理に相当
し、S440及びS450の処理はいずれも本発明のシ
ャットダウンデータ記憶手段が実行する処理に相当し、
図8の予約受け付け処理において、S620〜S650
の処理は本発明の第2開始時刻算出手段が実行する処理
に相当する。更に、図7におけるS410の処理、及び
図8におけるS610の処理はいずれも、本発明の予約
受付手段が実行する処理に相当する。
【0107】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、上記実施形態では、予約印刷時刻としてプ
リント終了期限を採用したが、これ限らず例えば印刷を
開始する時刻でもいいし、また例えば「2時から3時の
間」などとプリントを終了すべき時間に幅をもたせても
よいなど、種々のものが考えられる。また、クライアン
トPCで印刷の予約を行った時刻から所定時間経過後
を、予約印刷時刻とすることもできる。この場合は、印
刷の予約を行った時刻をクライアントPCに内蔵された
タイマ手段から取得し、オペレータが設定手段を操作す
ることにより、前記所定時間を設定するようにすればよ
い。タイマ手段から取得した印刷予約時刻にその所定時
間を加算すれば、予約印刷時刻となるのである。
【0108】また、上記実施形態では、プリント予約デ
ータの一つとして印刷データサイズを送信するようにし
たが、クライアントPC側で予め印刷所要時間を計算し
て、その印刷所要時間を送信するようにしてもいい。そ
うすれば、上記実施形態のようにプリンタ1にて印刷デ
ータサイズから印刷所要時間を計算する必要がなくな
り、送られてきた印刷所要時間をそのまま利用してプリ
ント開始時刻の算出を行うことができる。
【0109】このようにした場合、具体的には、図8の
予約受け付け処理において、S620の処理が不要とな
り、S630〜S650の処理は本発明の第1開始時刻
算出手段が実行する処理に相当することになる。更に、
上記実施形態では、プリンタ1から印刷終了通知があっ
たときにクライアントPC側で終了表示するようにした
が(図5のS200)、これに限らず、例えばプリンタ
1から印刷データの送信要求があったとき(S160で
肯定判定された後)にその旨の表示をしてもいいし、或
いはクライアントPCから印刷データをプリンタ1へ送
信したとき(S170の後)にその旨の表示をするよう
にしてもよく、プリント予約した印刷ジョブが実際にプ
リンタ1にて印刷実行されることをユーザへ報知できる
限り種々の報知(終了表示)タイミングを採用できる。
【0110】尚、上記のようにプリンタ1から送信要求
があったとき或いは印刷データをプリンタ1へ送信した
ときにその旨の表示をするといった報知タイミングを採
用する場合、その報知はいずれも、本発明の第1報知手
段が実行する処理に相当することになる。また、表示装
置24への表示に限ることなく、例えば音声を発して周
囲に報知する方法を採用してもよく、報知する際の具体
的方法についても種々の方法が考えられる。
【0111】更にまた、上記実施形態では、印刷サーバ
機能を内蔵したプリンタ1がネットワーク4を介して複
数のクライアントPCに接続されている場合を例に挙げ
て説明したが、このようなシステムに限らず、例えば、
プリンタ1本体には印刷サーバ機能をもたせず、別途プ
リントサーバマシンを介してプリンタ1とクライアント
PCとを接続したネットワーク印刷システムであっても
よい。ネットワーク4についても、有線ネットワークに
限ることはなく、例えば無線LAN等の無線ネットワー
クであってもいい。
【0112】また、上記実施形態では、プリンタ1を本
発明の印刷サーバとして機能させるための各種プログラ
ムが図示しないROMに格納されたものとして説明する
と共に、クライアントPCを本発明のクライアント装置
として機能させるための各種プログラムについてはHD
D21内に格納されたものとして説明したが、これら各
種プログラムを、例えばフロッピーディスク、光磁気デ
ィスク、CD−ROM、ハードディスク等の各種ストレ
ージデバイス(コンピュータ読み取り可能な記録媒体)
に記録しておくこともできる。
【0113】この場合、記録媒体に記録したプログラム
を必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動
することにより、そのコンピュータシステムにおいて本
発明の印刷サーバ或いはクライアント装置を実現するこ
とができる。また、プログラムを通信回線を介して印刷
サーバやクライアント装置のコンピュータにインストー
ルすることもできる。この通信回線により送信されるプ
ログラムも、請求項26,28のプログラムに該当する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のネットワーク印刷システムの概
略構成を示す説明図である。
【図2】 プリント予約時にクライアントPCからプリ
ンタへ送信される予約印刷ジョブデータを表す説明図で
ある。
【図3】 プリント予約時にクライアントPC及びプリ
ンタそれぞれにて記録されるテーブルの内容を表す説明
図であり、(a)は、クライアントPCのHDD内に設
定されるプリント予約済みテーブル、(b)は、プリン
タのメモリ内に設定されるプリント予約受け付けテーブ
ルである。
【図4】 プリンタにて印刷終了したことが、クライア
ントPCが備える液晶表示装置に表示されることを説明
するための説明図である。
【図5】 クライアントPCにおいてプリンタドライバ
の機能として実行される印刷ジョブ制御処理を表すフロ
ーチャートである。
【図6】 図5の印刷ジョブ制御処理における、S15
0の印刷予約処理の詳細を表すフローチャートである。
【図7】 プリンタ内のコントローラにて実行される印
刷ジョブ受信・実行処理を表すフローチャートである。
【図8】 図7の印刷ジョブ受信・実行処理における、
S460の予約受け付け処理の詳細を表すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…プリンタ、2,3…クライアントPC、4…ネット
ワーク、11…メモリ、12…印刷出力部、13…コン
トローラ、16…バッファ、17…保存領域、18…プ
リント予約記録領域、21…ハードディスク(HD
D)、22…プリンタドライバ、23…アプリケーショ
ン、24…表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ06 AR01 AS13 HH11 HJ06 HK19 HM07 HQ05 HQ17 HR07 2C087 AB06 AC08 BA01 BA02 BA03 BA06 BA07 BA14 BC14 BC18 5B021 AA01 AA02 BB01 CC04 DD20 EE01

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷デバイスに接続された印刷サーバ
    と、複数のクライアント装置と、がネットワークを介し
    て相互にデータ送受信可能に接続され、前記クライアン
    ト装置が前記印刷サーバへ印刷要求する際に予約印刷時
    刻を指定して印刷ジョブの予約を行うことにより、該印
    刷ジョブに対する前記印刷デバイスでの印刷出力が前記
    予約印刷時刻に従って行われるよう構成されたネットワ
    ーク印刷システムにおいて、 前記クライアント装置は、 前記印刷サーバへの印刷ジョブ予約時に、印刷データを
    一旦記憶媒体に記憶し、予約データとして少なくとも前
    記印刷データの予約印刷時刻を、当該クライアント装置
    自身を表す識別コードと共に前記印刷サーバへ送信し、
    前記印刷サーバから該印刷データの送信要求があったと
    きに前記記憶媒体へ記憶した印刷データを前記印刷サー
    バへ送信するよう構成され、 前記印刷サーバは、 前記クライアント装置からの前記予約データ及び前記識
    別コードを受信することにより前記印刷ジョブの予約を
    受け付け、該予約を受け付けた印刷ジョブを前記予約印
    刷時刻に従って印刷デバイスから印刷出力させる際に、
    該印刷ジョブを予約したクライアント装置に対して、当
    該印刷ジョブの印刷データを送信すべき旨の前記送信要
    求を送信し、該送信要求によって該クライアント装置か
    ら送信されてきた印刷データを前記印刷デバイスにて印
    刷出力させるよう構成されていることを特徴とするネッ
    トワーク印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記印刷サーバは、 前記予約中の印刷ジョブのうち、前記予約印刷時刻の一
    番早い印刷ジョブについて前記印刷デバイスによる印刷
    出力を開始させるとき、当該印刷ジョブを予約したクラ
    イアント装置へ前記送信要求を送信するのに加え、他の
    予約中の印刷ジョブについても、それぞれ対応するクラ
    イアント装置へ前記送信要求を送信することにより、前
    記予約中の印刷ジョブを一括して前記印刷デバイスから
    印刷出力させることを特徴とする請求項1記載のネット
    ワーク印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記クライアント装置は、 前記予約データとして、更に、印刷データのデータ量、
    又は、該データ量に基づいて演算により得られる印刷所
    要時間を送信することを特徴とする請求項1又は2記載
    のネットワーク印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記クライアント装置から前記予約デー
    タとして送信される前記予約印刷時刻は、印刷終了時刻
    であり、 前記印刷サーバは、 前記予約データに前記印刷所要時間が含まれている場合
    は、該印刷所要時間と前記印刷終了時刻とから、前記印
    刷デバイスにて印刷出力を開始すべき印刷開始時刻を計
    算し、前記予約データに前記データ量が含まれている場
    合は、まず該データ量に基づいて前記印刷所要時間を計
    算し、該印刷所要時間と前記印刷終了時間とから、前記
    印刷デバイスにて印刷出力を開始すべき印刷開始時刻を
    計算することにより、 該印刷開始時刻になったときに、当該予約データに対応
    するクライアント装置へ前記送信要求を送信して前記印
    刷デバイスによる印刷出力を開始させることを特徴とす
    る請求項3記載のネットワーク印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記クライアント装置は、前記予約デー
    タとして、更に、前記印刷データの印刷様式を送信する
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載のネット
    ワーク印刷システム。
  6. 【請求項6】 前記クライアント装置は、 当該クライアント装置がシャットダウンされる際に、前
    記予約をした印刷ジョブであって印刷データを前記印刷
    サーバへ送信していない印刷ジョブがあるか否かを判断
    し、あるならば、該印刷ジョブの印刷データをシャット
    ダウンデータとして前記印刷サーバへ送信し、 前記印刷サーバは、 前記クライアント装置から前記シャットダウンデータが
    送信されてきたとき、該シャットダウンデータを記憶デ
    バイスに記憶しておき、該シャットダウンデータに対応
    した予約データに基づく前記印刷デバイスによる印刷出
    力実行は、前記記憶デバイスに記憶中のシャットダウン
    データに基づいて行うことを特徴とする請求項1〜5い
    ずれかに記載のネットワーク印刷システム。
  7. 【請求項7】 前記印刷サーバは、 前記クライアント装置から前記シャットダウンデータが
    送信されてきたとき、前記記憶デバイスの記憶容量不足
    により該シャットダウンデータを記憶できない場合は、
    前記予約データに関わらず、そのまま該シャットダウン
    データについて前記印刷デバイスによる印刷出力を実行
    させることを特徴とする請求項6記載のネットワーク印
    刷システム。
  8. 【請求項8】 前記印刷サーバは、 前記クライアント装置から送信されてきた前記シャット
    ダウンデータを前記記憶デバイスに記憶せずそのまま前
    記印刷デバイスにて印刷出力させる場合、他に予約中の
    印刷ジョブについても、それぞれ対応するクライアント
    装置へ前記送信要求を送信することにより、該予約中の
    印刷ジョブを一括して前記印刷デバイスから印刷出力さ
    せることを特徴とする請求項7記載のネットワーク印刷
    システム。
  9. 【請求項9】 前記クライアント装置は、前記印刷サー
    バから前記送信要求があったとき、或いは、該送信要求
    により前記印刷サーバへ印刷データを送信したときに、
    その旨を報知することを特徴とする請求項1〜8いずれ
    かに記載のネットワーク印刷システム。
  10. 【請求項10】 前記印刷サーバは、前記クライアント
    装置からの予約を受け付けた印刷ジョブが前記印刷デバ
    イスにより印刷出力されたとき、該印刷出力が終了した
    ことを、該クライアント装置へ通知し、 前記クライアント装置は、該通知があったとき、その旨
    を報知することを特徴とする請求項1〜9いずれかに記
    載のネットワーク印刷システム。
  11. 【請求項11】 クライアント装置から、少なくとも印
    刷データの予約印刷時刻を含む予約データと、該クライ
    アント装置自身を表す識別コードとを受信することによ
    り印刷ジョブの予約を受け付ける予約受付手段と、 該予約受付手段により予約受付された印刷ジョブを前記
    予約印刷時刻に従って印刷デバイスから印刷出力させる
    際、該印刷ジョブを予約したクライアント装置に対して
    当該印刷ジョブの印刷データを送信すべき旨の送信要求
    を送信することにより、該印刷データを取得する印刷デ
    ータ取得手段と、 該印刷データ取得手段により取得された印刷データを前
    記印刷デバイスにて印刷出力させる印刷実行手段と、 を備えたことを特徴とする印刷サーバ。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の印刷サーバであっ
    て、 前記印刷データ取得手段は、前記予約中の印刷ジョブの
    うち前記予約印刷時刻の一番早い印刷ジョブについて前
    記印刷デバイスによる印刷出力を開始させる際に、当該
    印刷ジョブ及び他の予約中の印刷ジョブについて、それ
    ぞれ対応するクライアント装置へ前記送信要求を送信す
    ることにより印刷データを取得し、 前記印刷実行手段は、該取得した印刷データを一括して
    前記印刷デバイスにて印刷出力させることを特徴とする
    印刷サーバ。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12記載の印刷サーバ
    であって、 前記予約データに、前記予約印刷時刻としての印刷終了
    時刻と、前記印刷データを前記印刷デバイスにて印刷出
    力させるのに必要な印刷所要時間とが含まれている場合
    に、該印刷終了時刻と該印刷所要時間とから前記印刷デ
    バイスにて印刷出力を開始すべき印刷開始時刻を計算す
    る第1開始時刻算出手段を備え、 前記印刷データ取得手段は、該印刷開始時刻になったと
    きに前記送信要求の送信を行うことを特徴とする印刷サ
    ーバ。
  14. 【請求項14】 請求項11又は12記載の印刷サーバ
    であって、 前記予約データに、前記予約印刷時刻としての印刷終了
    時刻と、前記印刷データのデータ量とが含まれている場
    合に、該印刷データを前記印刷デバイスにて印刷出力さ
    せるのに必要な印刷所要時間を該データ量に基づいて計
    算し、該計算した印刷所要時間と前記印刷終了時間とか
    ら前記印刷デバイスにて印刷出力を開始すべき印刷開始
    時刻を計算する第2開始時刻算出手段を備え、 前記印刷データ取得手段は、該印刷開始時刻になったと
    きに前記送信要求の送信を行うことを特徴とする印刷サ
    ーバ。
  15. 【請求項15】 請求項11〜14いずれかに記載の印
    刷サーバであって、 前記印刷データ取得手段による前記送信要求の送信がな
    されていないにも関わらず前記予約中の印刷ジョブの印
    刷データが前記クライアント装置から一方的に送信され
    てきたときに、該印刷データをシャットダウンデータと
    して記憶デバイスに記憶するシャットダウンデータ記憶
    手段を備え、 前記印刷データ取得手段は、該シャットダウンデータに
    対応した予約データに基づく前記印刷デバイスによる印
    刷出力実行の際、前記記憶デバイスに記憶された該シャ
    ットダウンデータを取得し、前記印刷実行手段は、該取
    得したシャットダウンデータを印刷出力させることを特
    徴とする印刷サーバ。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の印刷サーバであっ
    て、 前記シャットダウンデータ記憶手段は、 前記クライアント装置から前記シャットダウンデータが
    送信されてきたときに、前記記憶デバイスの記憶容量不
    足により該シャットダウンデータを記憶できない場合、
    該シャットダウンデータの記憶を行わず、前記印刷実行
    手段に対して、前記予約データに関わらずそのまま該シ
    ャットダウンデータを前記印刷デバイスにて印刷出力さ
    せることを特徴とする印刷サーバ。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の印刷サーバであっ
    て、 前記印刷データ取得手段は、 前記シャットダウンデータ記憶手段が前記クライアント
    装置から送信されてきた前記シャットダウンデータをそ
    のまま前記印刷デバイスにて印刷出力させる際には、他
    に予約中の印刷ジョブについても、それぞれ対応するク
    ライアント装置へ前記送信要求を送信することにより、
    該予約中の印刷ジョブに対応した印刷データを取得する
    と共に、前記印刷実行手段に対して、該シャットダウン
    データに加え、該取得した印刷データを一括して印刷出
    力させることを特徴とする印刷サーバ。
  18. 【請求項18】 請求項11〜17いずれかに記載の印
    刷サーバと、該印刷サーバから入力される印刷データに
    従って印刷媒体に印刷出力する印刷デバイスとからなる
    プリンタ。
  19. 【請求項19】 印刷サーバへの印刷ジョブの予約時
    に、印刷データを一旦記憶媒体に記憶する印刷データ記
    憶手段と、 該予約時に予約データとして少なくとも前記印刷データ
    の予約印刷時刻を、自身を表す識別コードと共に前記印
    刷サーバへ送信する予約データ送信手段と、 前記印刷サーバから該印刷データの送信要求があったと
    きに、前記記憶媒体へ記憶された該印刷データを前記印
    刷サーバへ送信する印刷データ送信手段とを備えたこと
    を特徴とするクライアント装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のクライアント装置で
    あって、 前記予約データ送信手段は、前記予約データとして、更
    に、印刷データのデータ量、又は、該データ量に基づい
    て演算により得られる印刷所要時間を送信することを特
    徴とするクライアント装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載のクライアント装置で
    あって、 前記予約データ送信手段が前記予約データとして送信す
    る前記予約印刷時刻は、印刷終了時刻であることを特徴
    とするクライアント装置。
  22. 【請求項22】 請求項19〜21いずれかに記載のク
    ライアント装置であって、 前記予約データ送信手段は、前記予約データとして、更
    に、前記印刷データの印刷様式を送信することを特徴と
    するクライアント装置。
  23. 【請求項23】 請求項19〜22いずれかに記載のク
    ライアント装置であって、 当該クライアント装置がシャットダウンされる際に、前
    記予約をした印刷ジョブであって印刷データを前記印刷
    サーバへ送信していない印刷ジョブがあるか否かを判断
    し、あるならば、該予約中の印刷ジョブの印刷データを
    シャットダウンデータとして前記印刷サーバへ送信する
    シャットダウンデータ送信手段を備えたことを特徴とす
    るクライアント装置。
  24. 【請求項24】 請求項19〜23いずれかに記載のク
    ライアント装置であって、 前記クライアント装置は、前記印刷サーバから前記送信
    要求があったとき、或いは、該送信要求により前記印刷
    サーバへ印刷データを送信したときに、その旨を報知す
    る第1報知手段を備えたことを特徴とするクライアント
    装置。
  25. 【請求項25】 請求項19〜24いずれかに記載のク
    ライアント装置であって、 前記予約した印刷ジョブが印刷デバイスにより印刷出力
    され、該印刷出力が終了したことが前記印刷サーバから
    通知されてきたときに、該通知があった旨を報知する第
    2報知手段を備えたことを特徴とするクライアント装
    置。
  26. 【請求項26】 請求項11〜17いずれかに記載の印
    刷サーバにおける前記各手段としてコンピュータを機能
    させるためのプログラム。
  27. 【請求項27】 請求項26記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  28. 【請求項28】 請求項19〜25いずれかに記載のク
    ライアント装置における前記各手段としてコンピュータ
    を機能させるためのプログラム。
  29. 【請求項29】 請求項28記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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