JP2003233248A - トナーボトル - Google Patents

トナーボトル

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JP2003233248A JP2003026076A JP2003026076A JP2003233248A JP 2003233248 A JP2003233248 A JP 2003233248A JP 2003026076 A JP2003026076 A JP 2003026076A JP 2003026076 A JP2003026076 A JP 2003026076A JP 2003233248 A JP2003233248 A JP 2003233248A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナー収納用のトナーボトルであって、ボトル
内部に螺旋状の溝が底部から口部にむけて形成され、該
トナーボトルを回転させることにより、口部からトナー
を流出できるものにおいて、回転動力の入力部が口部側
やボトルの中央部とすると、駆動系の構成が複雑化し、
また、回転時の振れの原因となる。 【解決手段】トナーボトルの底部の外側であって、円筒
形状の中心軸線から離れた位置に、当該トナーボトルに
対する回転力伝達用の軸方向突起(38c,38c’)
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に使用されるトナー
ボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】所謂静電方式の画像形成装置において、
感光体上に形成された静電潜像は、現像装置から供給さ
れるトナーの付着により可視像化されて記録紙に転写さ
れ、定着工程を経ることで記録物となり機外に排出され
る。トナーは現像により消費されるので、トナー補給装
置により消費分が補給されるようになっている。トナー
補給装置にはトナーを収納した所謂トナーボトルが着脱
自在に設けられ、トナーボトルが空になると、予め用意
されているトナー充填済みの新しいトナーボトルと交換
される。
【0003】トナーボトルは、円筒形状の本体部と、こ
の本体部の一端側について密閉された底部と、前記本体
部の他端側について細く絞られたトナー吐出用の口部と
を有し、前記本体部から前記口部にかけての内壁には前
記底部側の前記本体部から前記口部に向けて連続して形
成されたトナー搬送用の螺旋溝が設けられていて、回転
とともに前記螺旋溝により前記本体部のトナーを前記口
部を経て外部、つまり、現像装置へ向けて送り出すよう
にしている。
【0004】このように、トナーボトルは外力の作用に
より回転させらるものであるが、従来、この回転力を、
口部側から得ている。例えば、口部側の細く絞られた
段差の部位、所謂肩部に突起を形成して、この突起に、
トナー補給装置に組み込まれ、駆動源に連結された回転
する駆動用の爪部を係合させてトナーボトルを回転させ
るようにしている。本体部の口部寄りの部位に、該ト
ナーボトルの外周に嵌合する従動ギヤを設け、このギヤ
に、駆動源に連結された回転する駆動ギヤを噛み合わせ
てトナーボトルを回転させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、の技術で
は、口部近傍部位がトナーの送り出し機構が複雑に設け
られた部位であるので、この部位に駆動用の爪部を始め
これに付帯する部材を配置することは、構造を複雑化
し、装置の小型化を阻害し、また、トナーボトルの底部
側が振れ易くなり、トナーの安定供給が困難になる、等
の問題がある。
【0006】の技術では、従動ギヤに隣接する駆動ギ
ヤとの噛み合わせによりトナーボトルを回転させるので
あるから、トナーボトルは回転モーメントにより、軸直
角方向にずれようとする力を受け、このため、凹状の溝
に納めただけの簡易な装着ではトナーボトルが浮き上が
ったり、横ずれして正常な回転ができなくなる。このよ
うなずれを防止するには、トナーボトルの周囲を全部包
囲して支持する必要があるが、そのようにすると今度
は、トナーボトルの着脱操作を簡単に行なうことができ
なくなってしまう。
【0007】そこで本発明は、上記、における問題
を解消することのできる、トナーボトルを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、以下の構成とした。 (1)トナーを収容するための容器であって、円筒形状
の本体部と、この本体部の一端側について密閉された底
部と、前記本体部の他端側について細く絞られたトナー
吐出用の口部とを有し、前記本体部から前記口部にかけ
ての内壁には前記底部側の前記本体部から前記口部に向
けて連続して形成されたトナー搬送用の螺旋溝が設けら
れていて、回転とともに前記螺旋溝により前記本体部の
トナーを前記口部を経て外部に送り出すようにしたトナ
ーボトルにおいて、前記底部の外側であって、前記円筒
形状の中心軸線から離れた位置に、当該トナーボトルに
対する回転力伝達用の軸方向突起を設けた(請求項
1)。
【0009】(2)(1)記載のトナーボトルにおい
て、前記底部の外側であって、前記中心軸線上に、前記
軸方向突起よりも軸長手方向上の外方に突出した中心位
置決め用のセンタを設けた(請求項2)。
【0010】(3)(1)または(2)記載のトナーボ
トルにおいて、前記軸長手方向に所定幅を有するリング
を回転自在にかつ、該回転に際しても該リングが前記ト
ナーボトルに対して前記軸長手方向上にずれないように
して、前記底部の凸状外径部に嵌装手段により嵌装した
(請求項3)。
【0011】(4)(3)記載のトナーボトルにおい
て、前記リングの前記所定幅は、該リングの前記軸長手
方向上の外方側の端面が、前記センタよりも前記外方に
位置する関係となるように設定した(請求項4)。
【0012】(5)(3)記載のトナーボトルにおい
て、前記リングの外周面に、径方向に突出し、不動部材
の凹部と係合するように形成された径方向突起を設けた
(請求項5)。
【0013】(6)(3)記載のトナーボトルにおい
て、前記リングにはトナーボトルの互換防止用の突起を
設けた(請求項6)。
【0014】(7)(3)記載のトナーボトルにおい
て、前記嵌装手段は、前記リングの内径部に設けたスト
ッパと、弾性爪と、前記凸状外径部からなり、前記スト
ッパと前記弾性爪とで前記凸状外径部を挾持するもので
あることとした(請求項7)。
【0015】(8)(7)記載のトナーボトルにおい
て、前記凸状外径部は、前記本体部の径よりも小径と
し、前記トナーボトルに前記リングを嵌装した状態のも
とで、前記凸状外径部と前記本体部との径差により形成
される端面部が、前記弾性爪を覆うことができるように
前記凸状外径部を前記本体部の径よりも小径とした(請
求項8)。
【0016】(9)(1)記載のトナーボトルにおい
て、前記本体部のうち、前記口部よりも底部寄りの一部
は、当該トナーボトルを支持するとともに、該トナーボ
トルと一体的に回転して前記口部から吐出されたトナー
を所定の部位に導くための筒状のボトル保持部材に嵌合
させるための筒状の中間部を形成し、この中間部の外径
部に、当該トナーボトルを前記トナー受け台の内径部に
中心を出して回転自在に位置決めするための小突起を設
けた(請求項9)。
【0017】(10)(1)記載のトナーボトルにおい
て、前記口部と前記本体部との間に、当該トナーボトル
を支持するとともに、該トナーボトルと一体的に回転し
て前記口部から吐出されたトナーを所定の部位に導くた
めの筒状のボトル保持部材に嵌合させるための筒状の中
間部を形成し、この中間部の前記口部側の端面には、前
記ボトル保持部材に回転力を伝達するための駆動爪を形
成した(請求項10)。
【0018】
【発明の実施の形態】(一)トナーボトルを装着したト
ナー補給装置 本発明にかかるトナーボトルは、例えば、以下に説明す
る画像形成装置に使用される。そこで、画像形成装置及
びトナー補給装置に使用されるときのトナーボトルにつ
いて、画像形成装置及びトナー補給装置と共に説明す
る。図15に示すように、画像形成装置2には、図示し
ない画像形成装置本体に着脱自在に配設されるプロセス
カートリッジ4と、このプロセスカートリッジ4に着脱
自在に配設されるトナー補給装置6が備えられており、
プロセスカートリッジ4には、像担持体としての感光体
8と、現像装置10とが一体的に収納されている。
【0019】感光体8の周囲には、帯電ローラ12、転
写ローラ14、クリーニングブレード16等が備えられ
ており、現像装置10には、攪拌スクリュー18,2
0、現像スリーブ22、ドクターブレード24等が備え
られている。図15中、符号26はトナーリサイクルベ
ルトを、符号28はトナー濃度センサを示している。
【0020】作像動作は次のように行なわれる。感光体
8は除電光32により除電され、表面電位が0〜−15
0Vの基準電位に平均化される。次に帯電ローラ12に
より帯電され、表面電位が−1100V前後となる。次
に露光光34で露光され、光が照射された部分(画像
部)は表面電位が0〜−290Vとなる。現像スリーブ
22には−800V前後のバイアス電圧がかけられてい
るため、現像スリーブ22上のトナーが上記画像部分に
付着する。
【0021】トナー像が作られた感光体8は回転移動
し、図示しない給紙部より用紙先端部と画像先端部とが
転写ローラ14部位で一致するようなタイミングで転写
紙が送られ、転写ローラ14部で感光体8表面のトナー
像が転写紙へ転写される。その後転写紙は図示しない定
着部へ送られ、熱と圧力によりトナーが転写紙へ融着さ
れてコピーとして排出される。感光体8上に残った残留
トナーはクリーニングブレード16により掻き落とさ
れ、その後感光体8は除電光32により残留電荷を除電
されてトナーの無いまっさらな状態となり、再び次の作
像工程へ移る。
【0022】上述した感光体8、帯電ローラ12、現像
装置10及びクリーニングブレード16等は、一体の感
光体回りケース内に納められている。クリーニングブレ
ード16を有するクリーニング装置で回収された残留ト
ナーはプーリ29と同軸に設けられたトナー搬送コイル
により紙面を貫く方向上の位置に設けられたトナーリサ
イクルベルト26の位置まで搬送される。そして、トナ
ーリサイクルベルト26により攪拌スクリュー18,2
0を有する現像剤攪拌部へ送られ、トナーがリサイクル
される仕組みになっている。
【0023】次に、現像装置10について説明する。現
像スリーブ22は、内部に5極の磁石を配置した固定軸
を有し、この外周面を非磁性のパイプ材で覆う構成で、
このパイプ材が回転することで現像剤が現像スリーブ2
2上を移動する。現像剤は、キャリアと呼ばれる小さな
鉄球とトナーより構成される2成分タイプである。現像
剤は攪拌スクリュー18,20で攪拌されながら循環
し、これによってトナーは電荷を持ち、キャリアに付着
して感光体8表面まで運ばれ、静電気力の作用で感光体
8へ付着可能となる。現像剤のうち、キャリアは循環し
ているが、トナーは感光体8上の画像部分へ付着するの
で消費される。従って、適宜補給する必要がある。ま
た、現像剤は感光体8への供給量を一定にしないと、画
像濃度不良や濃度ムラを発生するので、現像剤の流入量
を規制する上記ドクターブレード24が配置されてい
る。
【0024】図15に示すように、トナー補給装置6に
は、概略、トナー収容容器としてのトナーボトル38
と、トナーホッパ部40を一体に有してトナーボトル3
8を収容するトナー受台42と、トナーホッパ部40に
装着されてトナーボトル38と一体的に回転するボトル
保持部材44が備えられており、ボトル保持部材44は
複数の押し出し部材46を有している。トナーホッパ部
40には開口部48が形成されており、この開口部48
の外面にはトナー補給量を適正にするための弾性を有す
る補給量規制部材50が設けられている。また、開口部
48の外方にはトナー導入カバー52が取り付けられて
おり、このトナー導入カバー52の下端には水平状に開
口するトナー供給口54が形成されている。
【0025】一方、プロセスカートリッジ4側には、現
像装置10の攪拌スクリュー20の上部位置をもって、
同じく水平状に開口するトナー受入口56が形成されて
おり、トナー補給装置6の装着位置でトナー供給口54
とトナー受入口56は対向するようになっている。
【0026】トナーボトル38が回転すると、その口部
38aから矢印Aで示すように、トナーホッパ部40に
トナーは流出する。このトナーは、トナーボトルの回転
と共にボトル保持部材44の押し出し部材46で矢印B
の向きに押し上げられ、開口部48を通って矢印Cの向
きに進みトナー導入カバー52内に入り込み、連通状態
にあるトナー供給口54とトナー受入口56を通って矢
印Dで示すように現像装置10内へ補給される。そし
て、これらのトナー供給口54とトナー受入口56はそ
れぞれ後述するシャッター部材で開閉されるようになっ
ている。
【0027】次に、トナー補給装置6を図16乃至図2
1に基づいて説明する。
【0028】図16はトナー補給装置6の部品構成図で
ある。トナーボトル38は、装置本体後側板58(図1
8、図19)に固定された駆動部60によって回転駆動
される。この駆動部60は、ジョイント62、スプリン
グ64、モータ及び軸を内蔵したケース部66から構成
されており、ジョイント62の先端には円柱と嵌合する
凹部62aと凸部62b,62bが形成されている。こ
れに対応してトナーボトル38の底部(後端)には、ジ
ョイント62の凹部62aに入り込む円柱状凸部からな
るセンタ38bと、凸部62b、62b’の側面に係合
する角柱状凸部からなる軸方向突起38c、38c’が
形成されている。センタ38bの凹部62aへの嵌入に
よってトナーボトル38の底部の位置が保持され、凸部
62b、62b’に対する軸方向突起38c、38c’
の係合によってトナーボトル38の回転が得られる。図
19に示すように、駆動部60のジョイント62が矢印
E方向に回転すると、トナーボトル38も同一方向に回
転する。
【0029】トナーボトル38にはその内壁に底部から
口部に向けて螺旋溝38Dが形成されている。内壁の螺
旋溝は外周に螺旋溝38dとして現れる。このトナーボ
トルを回転させることにより螺旋溝38Dに案内されて
口部38aからトナーが吐出する。このトナー口部38
aにはトナーが不使用時に吐出するのを防止するキャッ
プ68が着脱自在に設けられている。
【0030】ボトル保持部材44の先端側には複数のリ
ブ44aが一体形成されており、これらのリブ44aに
上記押し出し部材46が両面テープ等で貼り付けられて
いる。押し出し部材46はマイラーやゴム等の弾性材料
から成る。ボトル保持部材44の内壁面であってトナー
ボトル38の中間部の端面と対向する部位にはリブ44
bが形成されている。
【0031】一方、トナーボトル38の円筒形状の大径
部である本体部と、径が絞られた口部との間は、中間径
の中間部によりつながれていて、この中間部38−3の
口部側の端面、所謂肩部には、駆動爪38q,38q’
が形成されている。これらの駆動爪38q,38q’は
リブ44bに掛かり、トナーボトル38の回転によりボ
トル保持部材44を回転させる。
【0032】図16において、符号70はキャップ68
を摘んだり離したりするコレットチャックを示し、円筒
ケース72に内蔵され、ねじ74によって軸部材76と
一体化されている。符号78はシール材、80はシール
部材、82はコレットチャック70や円筒ケース72や
軸部材76等の一連の部品をトナーボトル38側へ常時
加圧するコイルばねを示す。これらの組付部品はトナー
ホッパ部40内に保持されている。符号84はキャップ
68を開閉栓するためのハンドルであり、一体に形成さ
れた軸部84aがトナー受台42の先端部に形成された
軸穴42aに支持されて回転可能となっている。
【0033】また、符号86は軸部材76に形成された
穴76aに入るスライド軸であり、ハンドル84に形成
されたカム部84bに接触しており、ハンドル84を図
19に示すF方向へ回転させ、前記コレットチャック7
0等の一連の部品をトナーボトル38から離れる方向に
スライドさせると、キャップ68が口部38aから抜け
てトナーボトル38内のトナーがトナーホッパ部40内
へ吐出可能となる(図20,図21)。これについての
詳細は後述する。
【0034】次に図15におけるトナー供給口54を開
閉するシャッター部材等について説明する。図16に示
すように、トナーホッパ部40の開口部48に設けられ
る補給量規制部材50はマイラーやゴム等の弾性材料で
形成されており、スリット穴50a(細長い角穴)を有
している。このスリット穴50aの幅設定によりトナー
補給量を適正にしている。なお、補給量規制部材50は
開口部48に両面テープ等で貼り付けられている。
【0035】開口部48の外方に取り付けられるトナー
導入カバー52の内方にはトナー供給口54(図17)
を開閉するシャッター部材88が上下方向に移動可能
に、すなわち、水平状に開口されたトナー供給口54に
対して垂直状態(交差状態)に設けられている。シャッ
ター部材88は、シャッター本体としての湾曲可能な弾
性部材90と、これを支持する支持部材92と、この支
持部材92に一体形成された円柱状の突起部94とから
構成されており、支持部材92はシャッター部材88を
常時閉じるように付勢するばね部材96を有している。
この実施例では弾性部材90はマイラー等のポリエステ
ルフィルムで形成されており、両面テープ等で支持部材
92に貼り付けられている。トナー導入カバー52には
突起部94が移動するための移動用孔52aが形成され
ている。
【0036】トナー導入カバー52には、図17に示す
ように、底面にトナー供給口54が形成されているとと
もに、シャッター部材88の弾性部材90を案内する円
弧状のガイド部98,98が一体に形成されている。ま
た、ガイド部98の終端側には、弾性部材90の先端を
食い込ませてトナー飛散を防止するための弾性シール部
材としてのスポンジシール部材100が設けられてい
る。図16において、開口48の近傍に表示される符号
104は、後述する第2シャッター部材を駆動するため
の水平方向に台形状に突出する第2案内リブを示してお
り、符号106は弾性部材90の背面側を支持する変形
規制ガイドを示している。
【0037】図18に示すように、トナー受台42はガ
イド板108に案内されて矢印G方向に着脱可能となっ
ており、ガイド板108は装置本体後側板58と装置本
体前側板59に図示しないねじで固定されている。ガイ
ド板108の先端には、ガイド板108に固定された板
ばね110で支持された抜け止め用のストッパ112が
設けられており、このストッパ112を下方に押し下げ
た状態でトナー補給装置6を装着し、装着後ストッパ1
12を戻すと、ストッパ112が受台42の先端部に係
合し、トナー補給装置6は図19に示すように抜け止め
状態に保持される。
【0038】図18はトナー補給装置6をガイド板10
6から抜き出した状態を示している。組立て状態では、
側部42m,42nがガイド板108のガイド108
m,108nに嵌合している。トナー受台42が図18
に示す状態に近い状態まで引き出された状態で、トナー
ボトル38はトナー補給装置6に対して着脱される。こ
の場合の抜け止めは、図18に示すように、トナー受台
42に形成された段部42eがガイド板108に形成さ
れた切欠部108aに引っ掛かることによってなされ
る。段部42dはガイド108mの切欠きに引っ掛かる
がこの切欠きは、装置本体前側板59に隠れて見えな
い。
【0039】図18に示すように、トナーボトル38を
トナー受台42に載せ、トナー補給装置6を装置本体内
に押し込んでセットする。この場合、トナー補給装置6
を押し込む前は、シャッター部材88は、バネ部材96
の付勢力でトナー導入カバー52の底部に形成したトナ
ー供給口54を閉じた状態にあり、弾性部材90は円弧
状のガイド部98に沿って湾曲し、その先端はスポンジ
シール部材100に食い込んでいる。このため、トナー
ホッパ部40の開口48とトナー供給口54との間はト
ナー漏れを生じない状態にシールされている。
【0040】かかる状態からトナー補給装置6の押し込
み操作がなされると、支持部材92に一体に形成された
突起部94の円柱部分がプロセスカートリッジ4の本体
部に設けられた案内リブに当接し、バネ部材96の付勢
力に抗して押し上げられ、最終的に案内リブの平坦な頂
部で静止する。この動作に伴って弾性部材90もガイド
部98に沿って上昇(退避)し、トナー供給口54は開
口され現像装置10とトナー補給装置6間は連通状態と
なる。トナー補給装置6を引き出すと、突起部94が下
ることになるので、バネ部材96の付勢力でシャッター
部材88は自動的に閉じる方向に移動し、弾性部材90
が垂直状態からトナー供給口54に沿うように湾曲して
閉状態となる。
【0041】トナー供給口54、トナー受入口56が開
いた状態、すなわち、トナー補給装置6及びプロセスカ
ートリッジ4を画像形成装置本体に装着したときの状態
を示したのが図20である。図20において、トナーボ
トル38の中間部38−3(図2参照)には、球形の小
突起38fとボトル保持部材44内径部44dとの接触
による係合及びホッパ部40に係合しているボトル保持
部材44のリブ44bへの当接によって位置決めされて
いる。
【0042】この状態から、図19に示すように、ハン
ドル84を矢印Fで示すように下向きに回動させると、
カム部84b(図16)がスライド軸86を図20に示
すように矢印J方向に引っ張る。これによって軸部材7
6もJ方向に移動し始め、コレットチャック70が円筒
ケース72の突起72aに突き当たるようになり、これ
に伴ってコレットチャック70が閉じ始めてキャップ6
8を摘む。この状態でさらにJ方向の移動が進と、図2
1に示すように、コレットチャック70によってトナー
ボトル38のキャップ68が取り外され、トナーボトル
38内のトナーTnがトナー受台42上に組立てられた
トナーホッパ部40内に流出可能な状態になる。
【0043】トナー補給は、トナー濃度センサ28(図
15)により現像装置10内のトナー濃度を検知するこ
とによってなされる。検出値が基準濃度以下になった
ら、駆動部60が作動し、図19に示すようにジョイン
ト62を矢印E方向に回転させる。これによってジョイ
ント62がトナーボトル38の底部に係合し、トナーボ
トル38も同一方向に回転する。トナーボトル38が回
転すると、口部38aからトナーが吐出して、トナーホ
ッパ部40内に溜まる。一方、トナーボトル38の回転
によりトナーボトル38の中間部38−3の口部側の端
面に形成された駆動爪38q,38q’がボトル保持部
材44と一体のリブ44bに係合してこれを押動する。
これにより、ボトル保持部材44と一体の押し出し部材
46がトナーホッパ部40の内壁面を摺動回転すること
になる。この押し出し部材46の回転により、トナーホ
ッパ部40内に溜まったトナーTnは掻き上げられる。
【0044】押し出し部材46が補給量規制部材50の
スリット穴を通過するときにトナーがスリット穴から押
し出される。押し出されたトナーは、トナー導入カバー
52内で落下し、下方に位置して開口状態にあるトナー
供給口54及びトナー受入口56を通って現像装置10
内に補給される。
【0045】(二)トナーボトル 本発明にかかるトナーボトルについて、図1〜図14に
より説明する。図1〜図8までは、本発明にかかる全て
の請求項に関係するトナーボトルの基本的な構成につい
て説明したものである。図9〜図14までは上記基本的
な構成のトナーボトルに、リングと称する部材を組み合
わせて使用価値を増したトナーボトルであって、請求項
3〜請求項8までに関係するトナーボトルを説明したも
のである。
【0046】図1はトナーボトル38の基本的な構成を
斜視図で示している。図1において、矢視a〜eはトナ
ーボトルを把握するためのいくつかの視点を示してい
る。矢視aで示すようにトナーボトル38を正面から見
たときの形状を正面図として図2に示す。以下、同様に
矢視bのように背面からみたときの形状を背面図として
図3に、矢視cのように右側面からみたときの形状を右
側面図として図4に、矢視dのように左側面からみたと
きの形状を左側面図として図5に、矢視eのように上か
らみたときの形状を平面図として図7に、矢視fのよう
に下からみたときの形状を底面図として図8に、図2の
K−K矢視断面についてその端面を図6に端面図として
それぞれ示す。
【0047】a.請求項1に対応する例 図1〜図14において、符号38−1で示したのが円筒
形状の本体部である。この本体部の一端側は密閉されて
いる。この密閉された部位を底部38−2を称する。本
体部38−1の他端側のうち、細く絞られた部位はトナ
ー吐出用の口部38aを構成している。本体部38−1
から口部38aにかけての内壁には底部38−2側の本
体部38−1から口部38aに向けて連続して形成され
たトナー搬送用の螺旋溝38Dが形成されている。この
螺旋溝38Dは、外周面では38dとして現れる。
【0048】なお、図1〜図6では説明の便宜上、口部
38aを上にして示しているが、使用状態では例えば、
図21に示すように、口部38aが水平方向を向くよう
に、トナー補給装置に装着されて使用される。よって、
トナーボトル38内のトナーは、該トナーボトル38の
回転に応じて、螺旋溝38Dに案内されて口部38aを
経て外部に送り出される。
【0049】底部38−2の外側であって円筒形状の中
心軸線O−Oから離れた位置には、図2、図8に示すよ
うに角柱状凸部からなり、当該トナーボトルに対する回
転力伝達用の軸方向突起38c,38c’が形成されて
いる。軸方向突起38c,38c’はこの例では角柱状
凸部からなるが、これに限るものではなく、回転力の駆
動源たる凸部62b,62b’と係合しやすい形状であ
ればよい。図14に示すように軸線Oを中心にして回転
するジョイント60の凸部62b,62b’と係合する
ような突起であればよい。このようにジョイント60を
矢印Eの向きに回転させることにより、凸部62bと軸
方向突起38c及び、或いは、凸部62b’と軸方向突
起38c’とが係合し、トナーボトル38は回転させら
れることとなる。この場合、口部38a側は支持手段に
より回転自在に支持されていることはいうまでもない。
【0050】このように、トナーが吐出する口部側でな
く、底部側38−2に回転力伝達用の軸方向突起を形成
したので、口部38a側での振れを極力小さくすること
ができる。また、中心軸線O−Oを中心として該中心軸
線O−Oから離間している2つの軸方向突起38を設
け、偶力に近い回転力が作用するような構成としたの
で、回転に際してトナーボトル38が半径方向に飛び出
す力を受けることがなく、よって、飛び出し防止用の対
策が不要若しくは軽減されるので、構成を簡易にして安
定したトナー供給が可能となる。
【0051】b.請求項2に対応する例 底部38−2の外側であって、中心軸線O−O上には、
軸方向突起38c,38c’よりも軸長手方向上の外方
にΔtだけ突出した中心位置決め用の円柱状をしたセン
タ38bを設けている。このセンタ38bは、図16、
図18において説明したように、ジョイント62の凹部
62aへの嵌入によってトナーボトル38の底部の位置
の保持をするものであるが、特に、軸方向突起38c,
38c’よりも軸長手方向上の外方にΔtだけ突出した
関係にしたのは、次の意味がある。
【0052】つまり、ジョイント62の回転停止位置
は、不安定であり、このため、トナーボトル38を装着
したときに、凸部62b,62’と軸方向突起38c,
38c’の位置が重なる態様があり得る。この場合に
は、凸部62b,62’と軸方向突起38c,38c’
とを係合させて回転力を伝達することができない。しか
し、本例のように、センタ38bの高さを軸方向突起3
8c,38c’よりも高くしておけば、とにかく、セン
タ38bは、その先端部だけでも凹部62aに嵌合して
くれるので、仮に凸部62b,62’と軸方向突起38
c,38c’の位置が重なっていても、その状態でジョ
イント62を回転すことにより凸部62b,62’の位
置が軸方向突起38c,38c’からずれる。
【0053】一方、ジョイント62はスプリング64に
より付勢されているので、凸部62b,62’の位置が
軸方向突起38c,38c’からはずれると、自動的に
軸方向突起38c,38c’の間に落ちこみ、ジョイン
ト62の回転により、図14に示すように、トナーボト
ル38に回転力を作用させ得る状態にすることができ
る。従って、本例によれば、ショイント62を特定の回
転位置に停止するなどの制御が不要となる。
【0054】c.請求項9に対応する例 口部38aよりも底部38−2寄りの一部は、トナーボ
トル38を支持するとともに、トナーボトル38と一体
的に回転して口部38aから吐出されたトナーを所定の
部位に導くための筒状のボトル保持部材44に嵌合させ
るための筒状の中間部38−3を形成している。この中
間部38−3は本体部38−1の一部であるが、他の本
体部の径よりも小径で、口部38aの径よりも大径であ
る。この中間部38−3の内壁にも当然、螺旋溝38D
が形成されている。
【0055】この中間部38−3の外径部には図20で
説明したように、ボトル保持部材44の内周面に接触さ
せてボトル保持部材44の回転中心に対してずれなく保
持されるための小突起38fを設けている。この小突起
38fは、ボトル保持部材44の内周面に均等に接触さ
せるため、円周を等間隔に分割した位置に対応して設け
る。この例では、4個の小突起38fを90°間隔で設
けている。数は4個以上でも以下でもよいが、位置を安
定させるためには最小値は3個、120°間隔が限度で
ある。小突起38fの大きさは、中間部38−3の径
と、ボトル保持部材44の内径との関係で決まるが、ボ
トル保持部材44との接触の度合いはトナーボトル38
の着脱の容易さを考慮すると、接触圧があまり強くなら
ない程度とした方がよい。
【0056】このように、小突起38fがボトル保持部
材44の内径部に精度良く保持されることにより、当該
トナーボトル38の本体部38−1はトナー受け台42
に形成したトナーボトル支持用の湾曲した内径部に中心
を出して回転自在に位置決めがなされる。よって、トナ
ーボトル38が回転振れすることなく回転するので、ト
ナーの安定した補給を行なうことが可能となる。
【0057】d.請求項10に対応する例 中間部38−3のうち、口部38a側の端面、所謂肩部
には、中心軸線O−O方向に突出した駆動爪38q,3
8q’が形成されている。これらの駆動爪38q,38
q’はボトル保持部材44、より詳細には、ボトル保持
部材44と一体的に回転するリブ44bに係合して押し
出し部材46を回転させる。駆動爪38q、38q’
は、中間部38−3の直径方向上に2個、対向して設け
られている。これらの駆動爪38q、38q’は、トナ
ーボトル38の回転をリブ44bを介してトナー保持部
材44に伝える。
【0058】これらの駆動爪38q,38q’およびリ
ブ44bは、小片で形成されているので、トナーボトル
38を軸方向に移動する際にも、軸方向上でぶつかる確
率が低くなる。トナー保持部材44の回転により、押出
し部材46が回転して、口部38aよりトナーホッパ4
0内に吐出されたトナーを掻き上げ、開口48からトナ
ー供給口54を経て現像装置10に流出させる。
【0059】このように、中間部38−3の端面に突出
させた簡単な駆動爪38q,38q’の構成により、ト
ナーホッパ40内のトナーを他の駆動手段を要すること
なく、トナーボトル38の回転に連動して自動的にトナ
ーホッパ外に導くことができる。
【0060】e.請求項3、請求項7に対応する例 前記図1〜図8により説明したトナーボトル38の底部
38−2には、図9、図10に示すようなリング120
を、回転自在にかつ、該回転に際しても該リング120
がトナーボトル38に対して軸長手方向上にずれないよ
うにして嵌装することができるようになっている。図1
0(a)は図10(b)のP−P矢視断面図である。こ
のようにずれを生じさせないように嵌装するための嵌装
手段は、図9、図10において、底部38−2に形成し
た凸状外径部38−2aと、リング120の内径部に形
成した3つの弾性爪部材120−1a、120−1b、
120−1cと、リング120の内径部に形成した3つ
のストッパ120−1A,120−1B,120−1C
等である。凸状外径部38−2aと本体部38−1との
間には、図2に符号38−4で示すように溝が形成され
ている。
【0061】3つの弾性爪部材120−1a、120−
1b、120−1cは、リング120の内径円周上に均
等に3分割された位置に位置し、一端側をリング本体に
一体化された片持状の弾性部材からなる。これら隣合う
弾性爪部材120−1a、120−1b、120−1c
の各間には、同じく片持状のストッパ保持部材が位置
し、これら3個のストッパ保持部材には、ストッパ12
0−1A,120−1B,120−1Cが形成されてい
る。これら、3つの弾性爪部材120−1a、120−
1b、120−1cおよび3つのストッパ保持部材の基
端側の部位はすり割部を介して分割されているものの、
全体として円形の内周面を構成し、凸状外径部38−2
aの外径に嵌合したときには、回転振れを生じさせずに
摺動回転自在の寸法に形成されている。
【0062】3つの弾性爪部材120−1a、120−
1b、120−1cの自由端部は、内側に折曲した鈎状
の形状をしている。図9に矢印Qで示すように、リング
120を凸状外径部38−2aに押し込むことにより、
リング120をトナーボトル38に装着することができ
る。この装着に際しては、3つの弾性爪部材120−1
a、120−1b、120−1cの自由端側がたわみ、
爪の部分が凸状外径部38−2aを乗り越え、溝38−
4内に入り込む。このとき、3つの弾性爪部材120−
1a、120−1b、120−1cとストッパ120−
1A,120−1B,120−1Cとは、凸状外径部3
8−2aを摺動自在のゆとりをもって挾むこととなる。
このように、リング120は一旦、嵌装されると、容易
に外すことができない。これは、リング120の機能を
全うさせるための手段である。分解を不能とするため、
3つの弾性爪部材120−1a、120−1b、120
−1cは、凸状外径部38−2aの角の直角部に合わせ
て、直角の折曲部を有し、この折曲部が凸状外径部38
−2aの角の直角部に倣い、軸方向の抜け止めと分解不
能機能とを果たしている。
【0063】凸状外径部38−2aは3つの弾性爪部材
120−1a、120−1b、120−1cとストッパ
120−1A,120−1B,120−1Cにより挾ま
れているので、トナーボトル38はリング120に対し
て回転できるが軸方向にずれない。
【0064】f.請求項8に対応する例 図11において、リング120の一端側はトナーボトル
38の本体部38−1の端縁部に近接して対向してお
り、かつ、凸状外径部38−2aは本体部38−1の径
よりも小径に形成されてこの径差により形成されるトナ
ーボトル38の端面部が弾性爪120−1a、120−
1b、120−1cを覆う。その上、前記したように、
トナーボトル38はリング120に対して軸方向での移
動ができない状態となっているので、外部から3つの弾
性爪部材120−1a、120−1b、120−1cを
操作することができず、これにより、リング120の分
解が事実状できない。無理に外力を作用させて分解しよ
うとすれば、トナーボトル38の凸状外径部38−2a
を損なうこととなる。
【0065】このようにリング120をトナーボトル3
8から分解不能としているのは、後述するようにリング
120は、非・互換性、スタンド機能、回り止め機能の
何れか1つ又は、全部を具備するものであるから、トナ
ーボトル38と一体不離の関係とすることが重要だから
である。
【0066】g.請求項4に対応する例 この例は、リング120のスタンド機能に関わる。リン
グ120は軸長手方向に所定の幅Wを有している。図1
1は、リング120をトナーボトル38の凸状外径部3
8−2aに嵌装した状態で、当該リングを図10(b)
におけるP−O−B’矢視断面に相当するラインで切断
した場合を想定して表わした断面図である。図11から
わかるように、所定幅Wの大きさは、組立て状態におい
て、一端側がトナーボトル38の本体部38−1の端面
に接するように、かつ、他端側がセンタ38bのよりも
外方に位置するように、設定されている。つまり、リン
グ120の他端側の面はセンタ38bの面よりもΔtだ
け高くなっている。よって、センタ38bはもちろん、
軸方向突起38c,38c’についても、リング120
の他端側の内側にある。
【0067】このため、リング120付きのトナーボト
ル38は、図12に示すように、テーブル130などの
平面上に立たせることができる。このようなリング12
0がない場合には、そのトナーボトル38は、センタ3
8bがトナーボトル38の底部より突出しているため、
図12に示すように立たせることができない。従って、
トナーボトルの交換時などには横倒しに置くこととなる
が、円筒形をしているトナーボトル38は転がりやすい
ので、トナーボトルの交換時などにおいて、テーブルな
どの上から床面に落下することがある。その点、本例の
ようにリング120を組み合わせれば、安定的に直立さ
せることができるので、落下事故を減少させることがで
きる。
【0068】h.請求項5に対応する例 この例は、リング120の回り止め機能に係る。図9に
おいて、リング120には、その外周面に、径方向に突
出し、不動部材としてのトナー受台42に形成された凹
部200と係合するように形状および大きさが定められ
た径方向突起120−4が形成されている。この例で
は、径方向突起120−4は直方体状の形状をしてい
る。一方、トナー受台42に形成された凹部200は、
この径方向突起120−4に嵌合する大きさ、形状の矩
形状をなしている。よって、トナーボトル38の装着に
際しては、図18に示すように径方向突起120−4が
凹部200に嵌入されるようにして、トナー受台42に
装着する。
【0069】このように装着することにより、リング1
20はトナー受台42に対して回転の回り止めがなされ
ることとなる。かつ、径方向突起120−4と凹部20
0との関係で、正しく位置決めされることとなり、トナ
ーボトル38はリング120を軸受として安定的に保持
され、回転させられることとなる。また、径方向突起1
20−4は外方に突出しているだけであるので、凹部2
00との係合は、トナーボトルと共に単にリングを持ち
上げるだけで済み、着脱が容易である。
【0070】i.請求項6に対応する例 この例は、リング120の非・互換防止機能に係る。リ
ング120には、前記径方向突起120−4と対向する
径方向上の部位に、トナーボトルの互換防止用の突起1
20−5が設けられている。この突起120−5は、ト
ナーボトル38と1:1に対応するもので、固有の組合
せ関係となっている。この例では、突起120は1枚の
板状をなしている。一方、図18に示すように、装置本
体前側板59の前面には、特定のリング、例えばリング
120の突起120−5に合致する幅の溝140を有す
る識別部材141が設けられている。この識別部材14
1の位置は、この画像形成装置用のトナーを収容したト
ナーボトル38及びこのトナーボトル38と組み合わさ
れたリング120の識別部材141の位置に合わせて設
けられている。
【0071】よって、仮に、突起120−5を有するリ
ング120と組み合わされたトナーボトルならば、図1
8に示すように、突起120−5の位置が溝140の位
置と合致するので、当該トナーボトル38の装着は問題
なく行なうことができる。一方、ユーザーサイド或い
は、メンテナンスサービスサイドには、各種の画像形成
装置に対応できるように、図13(a)、(b)、
(c)に示すように、位置や形状を異ならせた各種の突
起120−5a,120−5b、120−5cなどが用
意されている。
【0072】これらの突起120−5a,120−5
b、120−5cなどの何れかが持ち用いられたリング
を有するトナーボトルを誤って、図18のトナー補給装
置6に装着しようとしても、これらの突起120−5
a,120−5b,120−5cなどは、何れも、突起
120−5とは配設位置、形状が異なるので、識別部材
141の部位より奥にトナー受台6を進めることができ
ず、トナー補給装置6に装着することはできない。つま
り、リング120は、トナーボトルの非・互換性機能を
有するわけであり、この機能により、その画像形成装置
固有のトナーを収容しているトナーボトルと異なるトナ
ーボトルの選択が事前に回避される。
【0073】トナーは、現像速度との関係で帯電制御材
としての添加材の配合が画像形成装置毎に異なるものを
使用するケースが多く、特性がマッチしないトナーを選
択すると画像形成機能が損なわれるので、本例のような
非・互換防止機能は重要である。
【0074】なお、実施例では、突起120−5は、リ
ング120の外径方向に突出させたものを例示したが、
これに限らず、例えば、内側に構成してもよい。識別部
材141との関係で、択一的な識別ができれば、突起の
位置や形状は問わない。以上説明したスタンド機能、回
り止め機能、非・互換防止機能にかかる構成は、1つの
リングに重ねて採用してもよいが、これらのうちの1つ
の機能だけを採用するリングを用いることはもちろん可
能である。
【0075】そのほか、リング120には、リブ120
a,120b,120cなどが設けられている。リブ1
20a,120bはガイド108nに、リブ120cは
ガイド108mにそれぞれ接触してトナー受台6の挿入
時における案内動作を安定させるとともに、位置精度を
高める。
【0076】なお、リング120において、突起120
−5側と、径方向突起120−4側とを比較すると、径
方向突起120−4側は丸みを帯びているのに対し、突
起120−5側は、突起120−5を中心にいて両側に
角部が突出している。これは、操作者が、突起120−
5側と径方向突起120−4とを混同しないように、形
状上の特徴を与えたものである。このように、リングの
形状を上下非対称とすることにより、丸みを帯びた側の
突起が径方向突起120−4であり、その反対の突起が
突起120−5であることが容易にをわかり、誤認を防
止できる。
【0077】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、軸方向から駆
動力を得るので軸直角方向の横ずれがなくなりトナーの
安定供給が可能となり、かつ、部材の配置上ゆとりのあ
るトナーボトルの底部側に駆動系としての軸方向突起を
設けているので、駆動系の構成が簡単となる。
【0078】請求項2記載の発明では、軸方向突起に対
する駆動系の接続を、センタ基準で自動的に行なうの
で、駆動系の接続が円滑かつ確実に行なわれる。
【0079】請求項3及び請求項7記載の発明では、リ
ングとトナーボトルとの不離一体化が確保される。
【0080】請求項4記載の発明では、トナーボトルの
底部より突出している突起部よりも外側にリングの面が
位置するので、トナーボトルを立てることができ、不用
意なころがり落下事故を回避する。
【0081】請求項5記載の発明では、トナーボトルを
回転自在に支持したリングを不動部材に対して回り止め
するので、振れやずれを生じさせないでトナーボトルを
回転できる。また、トナーボトルと共に、不動部材に対
する着脱が容易である。
【0082】請求項6記載の発明では、画像形成装置に
適した所定のトナーボトル以外のトナーボトルを誤って
装着する事故を回避できる。
【0083】請求項8記載の発明では、トナーボトルと
リングとの一体不離の関係が保証される。
【0084】請求項9記載の発明では、トナーボトルが
回転振れすることなく回転するので、トナーの安定した
補給ができる。
【0085】請求項10記載の発明では、トナーボトル
の回転を利用して、トナーを搬送する押出し部材を駆動
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トナーボトルの斜視図である。
【図2】トナーボトルの正面図である。
【図3】トナーボトルの背面図である。
【図4】トナーボトルの右側面図である。
【図5】トナーボトルの左側面図である。
【図6】図2におけるトナーボトルのK−K矢視断面の
端面図である。
【図7】トナーボトルの平面図である
【図8】トナーボトルの底面図である。
【図9】リングをトナーボトルの底部と共に示した斜視
図である。
【図10】図10(a)は図10(b)のP−P矢視断
面図、図10(b)はリングの正面図である。
【図11】図11はリングをトナーボトルに組み立てた
状態での断面図である。
【図12】リング付きのトナーボトルを立てた状態を説
明した斜視図である。
【図13】互換防止用の突起の各種例を説明した図であ
る。
【図14】リング付きのトナーボトルをトナー受台に装
着した状態を説明した部分断面図である。
【図15】画像形成装置全体を説明した断面図である。
【図16】トナー補給装置の分解斜視図である。
【図17】トナー導入カバーの分解斜視図である。
【図18】トナー補給装置の分解斜視図である。
【図19】トナーボトルを装着したときのトナー補給装
置の斜視図である。
【図20】ボトル保持部材に保持されたトナーボトルの
キャップが抜かれる前の状態を説明した断面図である。
【図21】ボトル保持部材に保持されたトナーボトルの
キャップが抜かれ、トナーが吐出されている状態を説明
した断面図である。
【符号の説明】
38 トナーボトル 38b センタ 38c,38c’ 軸方向突起 38q,38q’ 駆動爪 38−2a 凸状外径部 38−3 中間部 44 ボトル保持部材 120 リング 120−1a、120−1b、120−1c 弾性爪部
材 120−1A,120−1B,120−1C ストッパ 120−4 径方向突起 120−5、120−5a,120−5b,120−5
c 互換防止用の突起 200 凹部 O−O 中心軸線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月20日(2003.2.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】c.小突起を設けた例 口部38aよりも底部38−2寄りの一部は、トナーボ
トル38を支持するとともに、トナーボトル38と一体
的に回転して口部38aから吐出されたトナーを所定の
部位に導くための筒状のボトル保持部材44に嵌合させ
るための筒状の中間部38−3を形成している。この中
間部38−3は本体部38−1の一部であるが、他の本
体部の径よりも小径で、口部38aの径よりも大径であ
る。この中間部38−3の内壁にも当然、螺旋溝38D
が形成されている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】d.駆動爪を形成した例 中間部38−3のうち、口部38a側の端面、所謂肩部
には、中心軸線O−O方向に突出した駆動爪38q,3
8q’が形成されている。これらの駆動爪38q,38
q’はボトル保持部材44、より詳細には、ボトル保持
部材44と一体的に回転するリブ44bに係合して押し
出し部材46を回転させる。駆動爪38q、38q’
は、中間部38−3の直径方向上に2個、対向して設け
られている。これらの駆動爪38q、38q’は、トナ
ーボトル38の回転をリブ44bを介してトナー保持部
材44に伝える。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】e.凸状外形部及び小突起の例 前記図1〜図8により説明したトナーボトル38の底部
38−2には、図9、図10に示すようなリング120
を、回転自在にかつ、該回転に際しても該リング120
がトナーボトル38に対して軸長手方向上にずれないよ
うにして嵌装することができるようになっている。図1
0(a)は図10(b)のP−P矢視断面図である。こ
のようにずれを生じさせないように嵌装するための嵌装
手段は、図9、図10において、底部38−2に形成し
た凸状外径部38−2aと、リング120の内径部に形
成した3つの弾性爪部材120−1a、120−1b、
120−1cと、リング120の内径部に形成した3つ
のストッパ120−1A,120−1B,120−1C
等である。凸状外径部38−2aと本体部38−1との
間には、図2に符号38−4で示すように溝が形成され
ている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】f.凸状外形部を本体部の径よりも小径と
した例 図11において、リング120の一端側はトナーボトル
38の本体部38−1の端縁部に近接して対向してお
り、かつ、凸状外径部38−2aは本体部38−1の径
よりも小径に形成されてこの径差により形成されるトナ
ーボトル38の端面部が弾性爪120−1a、120−
1b、120−1cを覆う。その上、前記したように、
トナーボトル38はリング120に対して軸方向での移
動ができない状態となっているので、外部から3つの弾
性爪部材120−1a、120−1b、120−1cを
操作することができず、これにより、リング120の分
解が事実状できない。無理に外力を作用させて分解しよ
うとすれば、トナーボトル38の凸状外径部38−2a
を損なうこととなる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】g.リングの所定幅に関する例 この例は、リング120のスタンド機能に関わる。リン
グ120は軸長手方向に所定の幅Wを有している。図1
1は、リング120をトナーボトル38の凸状外径部3
8−2aに嵌装した状態で、当該リングを図10(b)
におけるP−O−B’矢視断面に相当するラインで切断
した場合を想定して表わした断面図である。図11から
わかるように、所定幅Wの大きさは、組立て状態におい
て、一端側がトナーボトル38の本体部38−1の端面
に接するように、かつ、他端側がセンタ38bのよりも
外方に位置するように、設定されている。つまり、リン
グ120の他端側の面はセンタ38bの面よりもΔtだ
け高くなっている。よって、センタ38bはもちろん、
軸方向突起38c,38c’についても、リング120
の他端側の内側にある。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】h.径方向突起に関する例 この例は、リング120の回り止め機能に係る。図9に
おいて、リング120には、その外周面に、径方向に突
出し、不動部材としてのトナー受台42に形成された凹
部200と係合するように形状および大きさが定められ
た径方向突起120−4が形成されている。この例で
は、径方向突起120−4は直方体状の形状をしてい
る。一方、トナー受台42に形成された凹部200は、
この径方向突起120−4に嵌合する大きさ、形状の矩
形状をなしている。よって、トナーボトル38の装着に
際しては、図18に示すように径方向突起120−4が
凹部200に嵌入されるようにして、トナー受台42に
装着する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】i.互換防止用突起に関する例 この例は、リング120の非・互換防止機能に係る。リ
ング120には、前記径方向突起120−4と対向する
径方向上の部位に、トナーボトルの互換防止用の突起1
20−5が設けられている。この突起120−5は、ト
ナーボトル38と1:1に対応するもので、固有の組合
せ関係となっている。この例では、突起120は1枚の
板状をなしている。一方、図18に示すように、装置本
体前側板59の前面には、特定のリング、例えばリング
120の突起120−5に合致する幅の溝140を有す
る識別部材141が設けられている。この識別部材14
1の位置は、この画像形成装置用のトナーを収容したト
ナーボトル38及びこのトナーボトル38と組み合わさ
れたリング120の識別部材141の位置に合わせて設
けられている。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】削除
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】削除
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】削除
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0085
【補正方法】削除
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 38 トナーボトル 38b センタ 38c,38c’ 軸方向突起

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーを収容するための容器であって、円
    筒形状の本体部と、この本体部の一端側について密閉さ
    れた底部と、前記本体部の他端側について細く絞られた
    トナー吐出用の口部とを有し、前記本体部から前記口部
    にかけての内壁には前記底部側の前記本体部から前記口
    部に向けて連続して形成されたトナー搬送用の螺旋溝が
    設けられていて、回転とともに前記螺旋溝により前記本
    体部のトナーを前記口部を経て外部に送り出すようにし
    たトナーボトルにおいて、 前記底部の外側であって、前記円筒形状の中心軸線から
    離れた位置に、当該トナーボトルに対する回転力伝達用
    の軸方向突起を設けたことを特徴とするトナーボトル。
  2. 【請求項2】請求項1記載のトナーボトルにおいて、前
    記底部の外側であって、前記中心軸線上に、前記軸方向
    突起よりも軸長手方向上の外方に突出した中心位置決め
    用のセンタを設けたことを特徴とするトナーボトル。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載のトナーボト
    ルにおいて、前記軸長手方向に所定幅を有するリングを
    回転自在にかつ、該回転に際しても該リングが前記トナ
    ーボトルに対して前記軸長手方向上にずれないようにし
    て、前記底部の凸状外径部に嵌装手段により嵌装したこ
    とを特徴とするトナーボトル。
  4. 【請求項4】請求項3記載のトナーボトルにおいて、前
    記リングの前記所定幅は、該リングの前記軸長手方向上
    の外方側の端面が、前記センタよりも前記外方に位置す
    る関係となるように設定したことを特徴とするトナーボ
    トル。
  5. 【請求項5】請求項3記載のトナーボトルにおいて、前
    記リングの外周面に、径方向に突出し、不動部材の凹部
    と係合するように形成された径方向突起を設けたことを
    特0徴とするトナーボトル。
  6. 【請求項6】請求項3記載のトナーボトルにおいて、前
    記リングにはトナーボトルの互換防止用の突起を設けた
    ことを特徴とするトナーボトル。
  7. 【請求項7】請求項3記載のトナーボトルにおいて、前
    記嵌装手段は、前記リングの内径部に設けたストッパ
    と、弾性爪と、前記凸状外径部からなり、前記ストッパ
    と前記弾性爪とで前記凸状外径部を挾持するものである
    ことを特徴とするトナーボトル。
  8. 【請求項8】請求項7記載のトナーボトルにおいて、前
    記凸状外径部は、前記本体部の径よりも小径とし、前記
    トナーボトルに前記リングを嵌装した状態のもとで、前
    記凸状外径部と前記本体部との径差により形成される端
    面部が、前記弾性爪を覆うことができるように前記凸状
    外径部を前記本体部の径よりも小径としていることを特
    徴とするトナーボトル。
  9. 【請求項9】請求項1記載のトナーボトルにおいて、前
    記本体部のうち、前記口部よりも前記底部寄りの一部は
    当該トナーボトルを支持するとともに、該トナーボトル
    と一体的に回転して前記口部から吐出されたトナーを所
    定の部位に導くための筒状のボトル保持部材に嵌合させ
    るための筒状の中間部を形成し、この中間部の外径部
    に、当該トナーボトルを前記トナー受け台の内径部に中
    心を出して回転自在に位置決めするための小突起を設け
    たことを特徴とするトナーボトル。
  10. 【請求項10】請求項1記載のトナーボトルにおいて、
    前記口部と前記本体部との間に、当該トナーボトルを支
    持するとともに、該トナーボトルと一体的に回転して前
    記口部から吐出されたトナーを所定の部位に導くための
    筒状のボトル保持部材に嵌合させるための筒状の中間部
    を形成し、この中間部の前記口部側の端面には、前記ボ
    トル保持部材に回転力を伝達するための駆動爪を形成し
    たことを特徴とするトナーボトル。
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