JP2003232715A - 粒径分布測定装置 - Google Patents

粒径分布測定装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定画面を装置使用者や測定対象試料に
関連付けて設定または変更可能とする粒径分布測定装置
を提供する。 【解決手段】 測定対象試料Sに光を照射することによ
って生ずる回折光および/または散乱光を所定の角度毎
に検出する複数の検出器を備え、各検出器からの出力に
基づいて、測定対象試料の粒径分布を求める粒径分布測
定装置であって、装置使用者を特定するステップS1
と、測定対象試料S(S1 ,S2 …)を選択するステッ
プS2と、前記装置使用者と測定対象試料S(S1 ,S
2 …)の情報に基づいて特定の操作画面Wx,W1 ,W
2 …のレイアウトを呼び出すステップS4,S5とを実
行する機能を有し、かつ、前記装置使用者が操作画面W
x,W1 ,W2 のレイアウトを変更した場合に、変更し
たレイアウトを再度呼び出し可能な形式で保存する機能
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ回折/散乱
式の粒径分布測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、粒径分布測定装置で粒径分布
を演算する際、測定対象試料に光を照射することによっ
て生ずる回折光および/または散乱光の強度分布を測定
対象試料の周囲に配置された複数の検出器によって検出
し、各検出器からの検出値データを基に粒径分布を演算
する。このような粒径分布測定装置は大きく分けて粒径
分布の測定部と、操作部とからなり、操作部にはパーソ
ナルコンピュータなどの演算処理装置(以下、パソコン
という)が用いられている。
【0003】前記パソコンの基本ソフトウェアとして、
近年ではWindows(マイクロソフト社の登録商
標)などの、GUI(Graphical User Interface)を用い
たOSが多く使われている。
【0004】一方、粒径分布測定装置は近年ますます多
種多様な機能を有するようになっており、各機能を呼び
出すための種々の分析操作を組み合わせることにより、
あらゆる測定対象試料を測定可能とするものがある。前
記種々の分析操作によって操作可能である機能の中に
は、例えば超音波による測定対象試料の凝集を解きほぐ
す機能や、循環系に混入した気泡の除去を速やかにおこ
なう機能など測定対象試料の取扱処理内容にかかわるも
のがある。
【0005】また、GUI環境のOSにおいては、粒径
分布測定装置が有する種々の機能は、所定の操作ボタン
に関連付けられてウィンドウ内に配置される。したがっ
て、装置使用者がこれらの操作ボタンを操作して測定対
象試料を適切な方法で分析しその粒径分布を測定するこ
とができる。
【0006】加えて、GUI環境を利用したアプリケー
ションの中には各ウィンドウ単位で操作ボタンの配置な
どのレイアウトを自由に変更できるものがある。つま
り、操作ボタンの配置(その表示位置のみならず表示す
るかどうかの選択を含む)を設定することにより、各ウ
ィンドウ単位(粒径分布測定を行なうアプリケーション
毎)で測定対象試料の取扱処理内容を取捨選択できるも
のもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のウィンドウ単位における機能の選択は、装置使用者
が手動で設定するものであるから、測定対象試料が変わ
ると、その測定ごとに最適な条件となるように設定を変
更しなおす必要があった。
【0008】すなわち、測定対象試料の種類によっては
分散媒に対する混合拡散の段階で、超音波をかけて測定
対象試料をできるだけ細かい粒子にした状態で測定を行
う必要があるが、別の測定対象試料の場合、例えば薬品
などの場合は測定対象試料を意図的に凝結させており、
超音波をかけない状態における粒径分布を測定する必要
がある場合がある。そこで、超音波の照射機能に関連付
けられた操作ボタンの表示/非表示を測定対象試料に合
わせて設定を行ったり、設定を適宜変更することは、操
作ミスの発生を抑えるために重要である。
【0009】同様に、測定対象試料の種類によっては分
散媒に界面活性剤を混入させて、その分散状態を維持す
る必要があるものもあり、界面活性剤の混入によって生
じる気泡を念入りに取り除く脱泡処理を行う必要がある
ものもあるが、この時間のかかる脱泡処理を飛ばして迅
速な測定を行なう必要のあるものもある。この場合も、
装置使用者の操作ミスを防ぐために操作画面のレイアウ
トを変更することが望ましい。しかしながら、測定対象
試料を変える毎に操作画面のレイアウトを変えることに
は煩わしさが伴っていた。
【0010】また、測定対象試料は同じであっても、装
置使用者が変われば操作しやすい馴染みのある操作画面
のレイアウトが異なる場合もあった。そこで、装置使用
者が常に操作しやすいレイアウトを得るためには、直前
に粒径分布測定装置を使用した装置使用者による操作画
面のレイアウトを適宜変更していた。ところが、このレ
イアウトの変更にも時間と手間がかかるため、大半の装
置使用者は操作画面のレイアウトが多少使いづらいもの
であっても、そのまま測定を行なうことが多く、これが
操作ミスを招くこともあった。
【0011】つまり、上述したウィンドウレイアウトの
変更は何れも面倒であるから、同じ測定対象試料を用い
た測定を何回も繰り返して行わないかぎり、ウィンドウ
のレイアウトを逐次変更することはあまり行われておら
ず、不要な機能が操作画面上に現れていることが操作ミ
スを誘発することもあった。
【0012】本発明は、上述の事柄を考慮に入れてなさ
れたものであって、その目的は、測定画面を装置使用者
や測定対象試料に関連付けて設定または変更可能とする
粒径分布測定装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の粒径分布測定装置は、測定対象試料に光を
照射することによって生ずる回折光および/または散乱
光を所定の角度毎に検出する複数の検出器を備え、各検
出器からの出力に基づいて、測定対象試料の粒径分布を
求める粒径分布測定装置であって、装置使用者を特定す
るステップと、測定対象試料を選択するステップと、前
記装置使用者と測定対象試料の情報に基づいて特定の操
作画面のレイアウトを呼び出すステップとを実行する機
能を有し、かつ、前記装置使用者が操作画面のレイアウ
トを変更した場合に、変更したレイアウトを再度呼び出
し可能な形式で保存する機能を有することを特徴として
いる。
【0014】したがって、測定対象試料または装置使用
者が変わると、操作画面のレイアウトは、この装置使用
者がこの測定対象試料を測定するために編成した特定の
レイアウトに変更されるので、この装置使用者にとって
操作が簡単となる。これにより操作性が向上し、装置使
用者の不注意による操作ミスを減少させ、測定の品質を
向上できる。
【0015】前記操作画面のレイアウトが前記測定対象
試料の取扱処理内容を示す操作ボタンの配置を含み、こ
の操作ボタンの配置によって前記取扱処理内容を選択可
能とした場合には、操作ボタンの配置(操作ボタンなど
の表示位置のみならず、これを表示するかどうかの選択
を含む)を変えることにより、操作性の向上のみならず
この操作ボタンに関連付けられた機能の取捨選択を行う
ことにつながる。つまり、操作ボタンの配置変えを行う
ことによって操作性がさらに向上し、装置使用者の不注
意による操作ミスをさらに減少させ、測定の品質を向上
できる。
【0016】前記操作画面のレイアウトを測定条件に関
連付けて保存する機能を有する場合には、装置使用者が
測定対象試料の粘度や屈折率などの測定条件と関連付け
て操作画面のレイアウトを保存できるので、次回の測定
時には測定条件を選択すると同時にこれに適合した操作
画面のレイアウトも呼び出すことができる。また、未知
の測定対象試料の場合、循環ポンプの回転速度、超音波
の照射時間、屈折率、粘度などの測定条件も新たに設定
する必要があるが、これと同時に操作画面のレイアウト
も関連付けて設定することにより、管理が容易となる。
なお、測定対象試料が未知であるときのように測定条件
が定まらない場合には、粒径分布測定装置の全ての機能
を引き出すことができる標準の操作画面のレイアウトを
表示させる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の粒径分布測定装
置1の構成を概略的に示す図である。図1において、2
は粒径分布測定装置1の測定部、3はこの測定部2に接
続された演算処理部(以下、パソコンという)、Sx,
1 ,S2 …は測定対象粒子である。これらの測定対象
粒子Sx,S1 ,S2 …を適宜の分散媒内で分散させた
ものが測定対象試料Sである。
【0018】また、2aは前記測定対象粒子Sx,
1 ,S2 …を測定部2に自動供給するオートサンプ
ラ、2bはこれらの測定対象粒子Sx,S1 ,S2 …を
混合拡散させる分散媒を供給する自動希釈ユニット、3
aは前記パソコン3の表示部、Wx,W1 ,W2 …はこ
の表示部3aに表示する一例の操作画面である。なお、
本発明の粒径分布測定装置1は厳密には測定対象粒子S
x,S1 ,S2 …を適宜の分散媒に分散させた状態のも
のを測定対象試料Sとして測定するが、以下の説明にお
いては、説明を簡潔に行うために測定対象試料S(S
x,S1 ,S2 …)を測定すると表現する。
【0019】装置使用者は前記測定対象試料Sx,
1 ,S2 …をオートサンプラ2aにセットし、パソコ
ン3を操作することにより、これらの測定対象試料Sの
粒径分布を求め、これを表示部3aに表示したり、デー
タとして保存または転送できるように構成されている。
【0020】図2は前記パソコン3を用いて粒径分布を
測定する手順の一例を示す図であり、図3〜6は図2に
示す処理を行なうときに前記表示部3aに表示される画
面の一例を示す図である。以下、図1〜6を用いて、測
定手順の一例を説明する。
【0021】図2において、S1は装置使用者の入力を
行なって、装置使用者を特定するステップである。ここ
で入力される装置使用者は例えば予め登録されており、
各装置使用者は測定者や管理者、研究者など、使う人の
操作レベルが設定され、かつ、前記操作レベル毎に基本
となる標準操作画面のレイアウトとしての、各操作ボタ
ンの表示/非表示が定められている。すなわち、これに
よって装置使用者ごとに操作範囲が設定されている。ま
た、装置使用者の登録は、名前、番号、コードなど種々
の形態で行われてもよい。
【0022】また、前記標準操作画面Wx(後述する)
のレイアウトは装置使用者に関連付けられた情報とし
て、例えば、標準の測定条件と共に標準の測定条件ファ
イルFx(図外)としてパソコン3内の記憶媒体に記憶
されている。
【0023】図3は研究者レベルの標準操作画面Wxの
一例を示す図である。図3において、B1 〜B13は測定
部2を操作し、測定結果を表示するための種々の機能に
関係付けられた操作ボタンであり、D1 〜D3 は測定結
果に関連する種々の情報を表示する表示部である。研究
者レベルの標準操作画面Wxにおいては、全ての操作ボ
タンB1 〜B13と表示部D1 〜D3 が適宜にレイアウト
されている。また、この標準操作画面Wxのレイアウト
は例えば標準的な測定条件と共に装置使用者に関連付け
られた一つの標準測定条件ファイルとしてパソコン3内
の記憶媒体に記憶されている。
【0024】図2における、S2は測定対象試料および
測定条件の呼び出しを行なうステップであり、図4はこ
のステップS2において表示されポップアップウィンド
ウWpを示す図である。
【0025】図4において、I1 は測定条件ファイルF
1 ,F2 …が格納されている場所を指定する入力部、L
1 はこの入力部I1 によって指定された場所に格納され
ている測定条件ファイルF1 ,F2 …の一覧、I2 はこ
の一覧L1 の中から選択した測定条件ファイルのファイ
ル名を入力する入力部、O1 は前記入力部I2 によって
指定した測定条件ファイルを開いて測定条件を呼び出す
操作ボタン、C1 は測定条件ファイルF1 ,F2 …の呼
び出しを取り止める操作ボタン、S1 は後述の測定条件
の保存を行なう操作ボタンである。
【0026】また、本例の場合は測定条件ファイル
1 ,F2 …を格納する場所に前記ステップS1によっ
て入力された装置使用者の名前(もしくは番号、コード
など)が付されることにより、これらの測定条件ファイ
ルF1 ,F2 …が装置使用者に関係付けられて保存され
ている。加えて、測定条件ファイルF1 ,F2 …には例
えば測定対象試料S1 ,S2 …の名称が付けられてい
る。したがって、前記操作ボタンO1 によって測定条件
ファイルF1 ,F2 …の中から一つを選択して呼び出し
た測定条件は装置使用者と測定対象試料の情報に基づい
て呼び出されたものとなる。
【0027】再び図2に戻って、S3は測定条件の呼び
出しを行ったかどうかを判断するステップである。この
ステップS3において、測定条件を呼び出したと判断し
た場合には、続くステップS4を実行し、測定条件の呼
び出しをキャンセルした場合には後述のステップS5を
実行する。
【0028】S4は呼び出した測定条件ファイルの中か
ら操作画面のレイアウトを呼び出すステップである。す
なわち、特定の測定対象試料S1 ,S2 …を測定するた
めの特定の操作画面のレイアウトは測定条件ファイルF
1 ,F2 …内に共に記録することにより、測定条件に関
連付けて保存されている。
【0029】図5は前記ステップS2において例えば測
定対象試料S1 (製品1)の測定条件ファイルF1 を選
択して、これを呼び出した場合の操作画面W1 を示す図
である。図5においては、前記操作ボタンのうち、7つ
の操作ボタンB1 ,B3 〜B 6 ,B8 ,B11だけを表示
するように配置しており、この装置使用者(使用者A)
が測定対象試料S1 (製品1)を測定するために不必要
と考える操作ボタンB 2 ,B7 ,B9 ,B10,B12,B
13を表示しないように配置している。
【0030】また、使用者Aが製品1を測定するために
都合が良いように、使用者Aの好みに合わせた操作ボタ
ンおよび表示部D1 〜D3 の大きさを適宜に調節して配
置しており、操作ボタンB6 ,B8 ,B11の位置も調節
して配置している。これらの操作ボタンB1 〜B13の表
示/非表示を含む配置および表示部D1 〜D3 の配置は
任意に変更することができる。
【0031】ここでは、操作ボタンB6 ,B8 ,B11
表示部D1 〜D3 の横に位置させることにより、表示部
1 〜D3 の縦方向の長さを延ばすことができるので、
表示部D1 〜D3 に表示されるグラフの表示精度を上げ
ている。また、不要な操作ボタンB2 ,B7 ,B9 ,B
10,B12,B13を表示しないことにより、操作ミスの発
生を未然に防ぐことができる。
【0032】図6は前記ステップS2において例えば測
定対象試料S2 (薬品2)の測定条件ファイルF1 を選
択して、これを呼び出した場合の操作画面W2 を示す図
である。図6においては、測定対象試料Sの透過率や各
検出器からの出力データの表示部D1 ,D2 を省略し、
表示部D3 のみを表示させることにより、この表示部D
3 をさらに大きくとり、粒径分布をより精度良く表示し
ている。また、測定に最低限必要となる操作ボタン
6 ,B8 ,B11のみを表示させることにより、操作を
一層容易にしている。
【0033】図6に示すような操作画面W2 のレイアウ
トは常に同じ測定対象試料S2 を品質管理のために測定
する場合に有用である。また、測定対象試料S2 の取扱
いに注意が必要な場合に、不要な操作ボタンをあえて表
示させないことにより、操作ミスの発生を防止すること
が可能となる。
【0034】一例として、例えば本例で例示する薬品2
は、粉末状の薬剤を意図的に凝結してなるものである。
この場合、測定対象試料Sに施す前処理としての超音波
照射を行ってしまうと、薬品2を砕いた状態における粒
径分布を測定する可能性があるため、超音波照射に関連
する操作ボタンB5 を意図的に非表示とすることが有用
である。
【0035】なお、図5,6に示すような操作画面
1 ,W2 のレイアウトは、測定対象試料S1 ,S2
の測定条件と共にファイルF1 ,F2 …内に保存される
ものであるから、ステップS2において測定対象試料S
1 ,S2 …を選ぶことにより、適宜に変更される。これ
によって、装置使用者は毎回操作画面をカスタマイズし
直す必要なく、最も使い勝手の良いレイアウトにて粒径
分布測定を行うことが可能となる。
【0036】図2に示す、S5は前記ステップS2にお
いてパソコン3内の前記記憶媒体から測定条件の呼び出
しを行わなかった場合に、実行されるステップであり、
このステップS5においては図3に示したような装置使
用者の標準の操作画面のレイアウトを呼び出す。すなわ
ち、測定対象試料Sが未知試料である場合や、最適な測
定操作が分からないような測定対象試料Sを測定する場
合には、装置使用者に許される全ての操作ボタンB1
13が表示されて、その粒径分布を測定可能とする。
【0037】なお、装置使用者の操作レベルが低い場合
には、図3に示す標準の操作画面Wxに表示されない操
作ボタンを設定することも可能である。また、この標準
の操作画面Wxのレイアウトとして、操作ボタンB1
13の位置や表示部D1 〜D 3 の位置、さらにはこれら
1 〜B13,D1 〜D3 の非表示設定などの設定を、操
作者の好みに合わせて行えるようにすることも考えられ
る。
【0038】さらには、例えば使用者Bにとっては測定
対象試料S2 の粒径分布測定が初めてである場合に、使
用者Aが測定対象試料S2 を測定するために既に設定し
ている測定条件ファイルF2 を流用して用いることも考
えられる。この場合、操作ボタンB1 〜B13の位置や表
示部D1 〜D3 の位置は使用者Bの好みに合わせた標準
の操作画面Wx’(図3に示す標準操作画面Wxの変形
で、使用者Bの操作レベルに合わせて設定した操作画面
のことで、図示を省略する)のレイアウトを用い、これ
らB1 〜B13,D1 〜D3 の非表示設定は使用者Aの測
定条件ファイルF2 を参照して設定することなどの変形
も考えられる。
【0039】S6は装置使用者によってカスタマイズさ
れた操作画面Wx,W1 ,W2 …を用いて測定対象試料
Sの粒径分布を測定するステップである。なお、これら
の操作画面Wx,W1 ,W2 …のレイアウトおよび最適
な測定条件は随時かつ任意に変更可能である。
【0040】S7は前記操作画面Wx,W1 ,W2 …の
レイアウトまたは測定条件が変更されているかどうかを
判断するステップである。そして、変更が無い場合は、
続くステップS8の処理を省略する。
【0041】S8は変更された操作画面Wx,W1 ,W
2 …のレイアウトを測定条件と共に測定条件ファイルF
x,F1 ,F2 …に記録するステップである。ここで再
び図4に示すポップアップウィンドウWpが表示され、
入力部I2 に新たな測定対象試料Sの名前を入力し、保
存ボタンS1 を操作することにより、再度呼び出し可能
な形式で新たな測定条件ファイルを生成し保存すること
も可能である。一方、入力部I2 に対するファイル名の
入力を行わないで、保存ボタンS1 を操作することによ
り、標準操作画面Wxのレイアウトを変更することも可
能である。
【0042】なお、本明細書においては、操作画面のレ
イアウトの変更を中心に説明しているので、測定条件の
変更についてはその説明を省略しているが、測定対象試
料Sを循環させるポンプの回転速度、超音波の照射時
間、循環系に混入した気泡の脱泡処理手順、屈折率、粘
度、繰り返し演算回数などの各種定数なども同じ測定条
件ファイルに設定可能であることはいうまでもない。
【0043】また、本例においては操作画面のレイアウ
トを測定条件ファイルに含ませることにより、設定用の
ファイルの数が増えることを防止し、管理を容易として
いるが、本発明はこの点に限定するものではない。すな
わち、操作画面のレイアウトを前記測定条件ファイルと
は別途保存することも可能である。なお、この場合、前
記操作画面Wx,W1 ,W2 …のレイアウトの設定が測
定条件ファイルの呼び出しに連動して行われるようにす
ることが望ましい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
粒径分布測定装置の操作画面のレイアウトを装置使用者
の好みに合わせて、また、測定対象試料に合わせて自動
的に設定することが可能となり、これによって操作性を
向上し、装置使用者の操作ミスを可及的に少なくして、
測定結果に対する信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粒径分布測定装置の全体構成を示す図
である。
【図2】前記粒径分布測定装置を用いた測定手順の一例
を示す図である。
【図3】前記標準の操作画面のレイアウトの一例を示す
図である。
【図4】前記粒径分布測定装置を用いて測定条件の呼出
し例または設定例を示す図である。
【図5】測定対象試料に合わせた操作画面のレイアウト
の一例を示す図である。
【図6】別の測定対象試料に合わせた操作画面のレイア
ウトの一例を示す図である。
【符号の説明】
1…粒径分布測定装置、B1 〜B13…操作ボタン、
1 ,F2 …測定条件に関連付けて保存されたファイ
ル、S(S1 ,S2 …)…測定対象試料、S1…装置使
用者を特定するステップ、S2…測定対象試料を選択す
るステップ、S4,S5…操作画面のレイアウトを呼び
出すステップ、S8…変更したレイアウトを保存するス
テップ、Wx,W1 ,W2 …操作画面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象試料に光を照射することによっ
    て生ずる回折光および/または散乱光を所定の角度毎に
    検出する複数の検出器を備え、各検出器からの出力に基
    づいて、測定対象試料の粒径分布を求める粒径分布測定
    装置であって、装置使用者を特定するステップと、測定
    対象試料を選択するステップと、前記装置使用者と測定
    対象試料の情報に基づいて特定の操作画面のレイアウト
    を呼び出すステップとを実行する機能を有し、かつ、前
    記装置使用者が操作画面のレイアウトを変更した場合
    に、変更したレイアウトを再度呼び出し可能な形式で保
    存する機能を有することを特徴とする粒径分布測定装
    置。
  2. 【請求項2】 前記操作画面のレイアウトが前記測定対
    象試料の取扱処理内容を示す操作ボタンの配置を含み、
    この操作ボタンの配置によって前記取扱処理内容を選択
    可能とした請求項1に記載の粒径分布測定装置。
  3. 【請求項3】 前記操作画面のレイアウトを測定条件に
    関連付けて保存する機能を有する請求項1または2に記
    載の粒径分布測定装置。
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