JP2003232562A - 室内機及びパネルの据付方法及び据付装置 - Google Patents
室内機及びパネルの据付方法及び据付装置Info
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- JP2003232562A JP2003232562A JP2002029860A JP2002029860A JP2003232562A JP 2003232562 A JP2003232562 A JP 2003232562A JP 2002029860 A JP2002029860 A JP 2002029860A JP 2002029860 A JP2002029860 A JP 2002029860A JP 2003232562 A JP2003232562 A JP 2003232562A
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内機本体を吊り下げた後、室内機本体の下
方位置にパネル取り付け孔を形成しながら、簡単に天井
板を張ることができる、室内機及びパネルの据付方法及
び据付装置を提供する。 【解決手段】 室内機本体１を天井に吊り下げ、室内機
本体１の下面に、後工程で張られる天井板よりも下方に
延びる、パネル取り付け孔の開口幅を指し示すゲージ２
１を取り付け、このゲージ２１で指し示される開口幅Ｗ
×Ｌを残して天井板を張り、ゲージ２１を除去した後、
パネル取り付け孔にパネルを取り付ける。
方位置にパネル取り付け孔を形成しながら、簡単に天井
板を張ることができる、室内機及びパネルの据付方法及
び据付装置を提供する。 【解決手段】 室内機本体１を天井に吊り下げ、室内機
本体１の下面に、後工程で張られる天井板よりも下方に
延びる、パネル取り付け孔の開口幅を指し示すゲージ２
１を取り付け、このゲージ２１で指し示される開口幅Ｗ
×Ｌを残して天井板を張り、ゲージ２１を除去した後、
パネル取り付け孔にパネルを取り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井埋込形の室内
機本体を備えた室内機及びパネルの据付方法及び据付装
置に関する。
機本体を備えた室内機及びパネルの据付方法及び据付装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、天井埋込形空気調和機にあって
は、室内機本体を、予め、天井に吊り下げ、この室内機
本体の下方位置にパネル取り付け孔を形成しながら、室
内機本体を隠すように天井板を張り、これを張り終わっ
た後、パネル取り付け孔にパネルを取り付ける作業が行
われている。
は、室内機本体を、予め、天井に吊り下げ、この室内機
本体の下方位置にパネル取り付け孔を形成しながら、室
内機本体を隠すように天井板を張り、これを張り終わっ
た後、パネル取り付け孔にパネルを取り付ける作業が行
われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、室内機本体を
吊り下げた後、その下方位置にパネル取り付け孔を形成
しながら、天井板を張る作業は困難である。
吊り下げた後、その下方位置にパネル取り付け孔を形成
しながら、天井板を張る作業は困難である。
【０００４】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、室内機本体を吊り下げた
後、室内機本体の下方位置にパネル取り付け孔を形成し
ながら、簡単に天井板を張ることができる、室内機及び
パネルの据付方法及び据付装置を提供することにある。
技術が有する問題点を解消し、室内機本体を吊り下げた
後、室内機本体の下方位置にパネル取り付け孔を形成し
ながら、簡単に天井板を張ることができる、室内機及び
パネルの据付方法及び据付装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
天井埋込形の室内機本体を天井に吊り下げ、この室内機
本体の下面に、後工程で張られる天井板よりも下方に延
びる、パネル取り付け孔の開口幅を指し示すゲージを取
り付け、このゲージで指し示される開口幅を残して天井
板を張り、このゲージを除去した後、パネル取り付け孔
にパネルを取り付けることを特徴とする。
天井埋込形の室内機本体を天井に吊り下げ、この室内機
本体の下面に、後工程で張られる天井板よりも下方に延
びる、パネル取り付け孔の開口幅を指し示すゲージを取
り付け、このゲージで指し示される開口幅を残して天井
板を張り、このゲージを除去した後、パネル取り付け孔
にパネルを取り付けることを特徴とする。
【０００６】請求項２記載の発明は、天井埋込形の室内
機本体を天井に吊り下げ、この室内機本体の下面に、後
工程で張られる天井板よりも下方に延びる、パネル取り
付け孔の開口幅を指し示すゲージを取り付け、このゲー
ジで指し示される開口幅を残して天井板を張り、このゲ
ージを除去した後、パネル取り付け孔にパネルを取り付
ける室内機及びパネルの据付装置であって、前記ゲージ
が、前記室内機本体の梱包材で形成されていることを特
徴とする。
機本体を天井に吊り下げ、この室内機本体の下面に、後
工程で張られる天井板よりも下方に延びる、パネル取り
付け孔の開口幅を指し示すゲージを取り付け、このゲー
ジで指し示される開口幅を残して天井板を張り、このゲ
ージを除去した後、パネル取り付け孔にパネルを取り付
ける室内機及びパネルの据付装置であって、前記ゲージ
が、前記室内機本体の梱包材で形成されていることを特
徴とする。
【０００７】請求項３記載の発明は、請求項２記載のも
のにおいて、前記室内機本体の梱包材が、室内機本体の
底面を覆う段ボール製の底面材と、室内機本体の天面を
覆う段ボール製の天面材と、室内機本体の短手側の端面
を覆う段ボール製の一対の梱包パッドとを備え、一対の
梱包パッドが、前記ゲージを形成することを特徴とす
る。
のにおいて、前記室内機本体の梱包材が、室内機本体の
底面を覆う段ボール製の底面材と、室内機本体の天面を
覆う段ボール製の天面材と、室内機本体の短手側の端面
を覆う段ボール製の一対の梱包パッドとを備え、一対の
梱包パッドが、前記ゲージを形成することを特徴とす
る。
【０００８】請求項４記載の発明は、請求項３記載のも
のにおいて、前記梱包パッドが、室内機本体の短手側の
端面に沿って延びる端面パッド部と、この端面パッド部
の両端に一体的に連なり、室内機本体の長手側の側面に
沿って延びる一対の側面パッド部とを備え、端面パッド
部を室内機本体の下面に固定した場合、一対の側面パッ
ド部が、パネル取り付け孔の開口幅を指し示すことを特
徴とする。
のにおいて、前記梱包パッドが、室内機本体の短手側の
端面に沿って延びる端面パッド部と、この端面パッド部
の両端に一体的に連なり、室内機本体の長手側の側面に
沿って延びる一対の側面パッド部とを備え、端面パッド
部を室内機本体の下面に固定した場合、一対の側面パッ
ド部が、パネル取り付け孔の開口幅を指し示すことを特
徴とする。
【０００９】請求項５記載の発明は、請求項３又は４記
載のものにおいて、前記梱包パッドが一枚の段ボール紙
を折り曲げて形成されていることを特徴とする。
載のものにおいて、前記梱包パッドが一枚の段ボール紙
を折り曲げて形成されていることを特徴とする。
【００１０】請求項６記載の発明は、請求項２乃至５の
いずれか一項記載のものにおいて、前記ゲージには天井
板に対する前記室内機本体の高さ位置を指し示すレベル
マークが形成されているものである。
いずれか一項記載のものにおいて、前記ゲージには天井
板に対する前記室内機本体の高さ位置を指し示すレベル
マークが形成されているものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に従って説明する。
付図面に従って説明する。
【００１２】図１は、２つの空気吹出し口を備えた、一
般的に、いわゆる２方向カセットと呼称される天井埋込
型空気調和機における室内機の梱包装置を示している。
図１において、１は箱形の室内機本体を示し、この室内
機本体１には、送風機３、電装箱５、発泡スチロール製
のドレンパン７、図示を省略した重量の重い熱交換器、
ドレンポンプ等の各種機器類が収納されている。
般的に、いわゆる２方向カセットと呼称される天井埋込
型空気調和機における室内機の梱包装置を示している。
図１において、１は箱形の室内機本体を示し、この室内
機本体１には、送風機３、電装箱５、発泡スチロール製
のドレンパン７、図示を省略した重量の重い熱交換器、
ドレンポンプ等の各種機器類が収納されている。
【００１３】この室内機本体１は、被調和室の天井に複
数本の吊りボルト（図示せず）を介して吊り下げられる
が、この場合、図１中での上方が室内側に向くように吊
り下げられ、この室内機本体１の下側を向いた開口面に
は、図示を省略した化粧パネルが重ね合わせて取り付け
られる。
数本の吊りボルト（図示せず）を介して吊り下げられる
が、この場合、図１中での上方が室内側に向くように吊
り下げられ、この室内機本体１の下側を向いた開口面に
は、図示を省略した化粧パネルが重ね合わせて取り付け
られる。
【００１４】本実施形態による室内機の梱包装置は、箱
形の室内機本体１の底面（実際の天井設置の段階では天
面となるが、説明の便宜上、以下、底面という。）１Ａ
を覆う段ボール製の底面材１１と、室内機本体１の天面
（実際の天井設置の段階では下面となるが、説明の便宜
上、以下、天面という。）１Ｂを覆う段ボール製の天面
材１３と、室内機本体１の短手側の端面１Ｃを覆う段ボ
ール製の一対の梱包パッド２１とを備えて構成されてい
る。
形の室内機本体１の底面（実際の天井設置の段階では天
面となるが、説明の便宜上、以下、底面という。）１Ａ
を覆う段ボール製の底面材１１と、室内機本体１の天面
（実際の天井設置の段階では下面となるが、説明の便宜
上、以下、天面という。）１Ｂを覆う段ボール製の天面
材１３と、室内機本体１の短手側の端面１Ｃを覆う段ボ
ール製の一対の梱包パッド２１とを備えて構成されてい
る。
【００１５】この段ボール製の梱包パッド２１は、室内
機本体１の短手側の端面１Ｃに沿って延びる端面パッド
部２１Ａと、この端面パッド部２１Ａの両端に一体的に
連なり、室内機本体１の長手側の側面１Ｄに沿って延び
る一対の側面パッド部２１Ｂとを備えて構成されてい
る。
機本体１の短手側の端面１Ｃに沿って延びる端面パッド
部２１Ａと、この端面パッド部２１Ａの両端に一体的に
連なり、室内機本体１の長手側の側面１Ｄに沿って延び
る一対の側面パッド部２１Ｂとを備えて構成されてい
る。
【００１６】そして、この側面パッド部２１Ｂは、長手
側の側面１Ｄに接触する基部２１Ｃと、この基部２１Ｃ
に一体的に連なり、室内機１の短手側の端面１Ｃよりも
外側に突出した延長部２１Ｄとを備えて構成され、この
延長部２１Ｄの上部には把手孔２１Ｅが形成されてい
る。
側の側面１Ｄに接触する基部２１Ｃと、この基部２１Ｃ
に一体的に連なり、室内機１の短手側の端面１Ｃよりも
外側に突出した延長部２１Ｄとを備えて構成され、この
延長部２１Ｄの上部には把手孔２１Ｅが形成されてい
る。
【００１７】この側面パッド部２１Ｂ、及び端面パッド
部２１Ａは、それぞれ段ボール製であり、この段ボール
の目は、図示のように略水平に延出しており、いわゆる
横目段ボール紙で形成されている。
部２１Ａは、それぞれ段ボール製であり、この段ボール
の目は、図示のように略水平に延出しており、いわゆる
横目段ボール紙で形成されている。
【００１８】この梱包パッド２１は、一枚の段ボール紙
を折り曲げて形成されており、図示の例では、端面パッ
ド部２１Ａと、側面パッド部２１Ｂの延長部２１Ｄと
が、二重になるように折り曲げ形成されている。梱包パ
ッド２１の強度を増すためであるが、これに限定され
ず、例えば梱包パッド２１のすべてを二重段ボールにな
るように折り曲げ形成してもよい。
を折り曲げて形成されており、図示の例では、端面パッ
ド部２１Ａと、側面パッド部２１Ｂの延長部２１Ｄと
が、二重になるように折り曲げ形成されている。梱包パ
ッド２１の強度を増すためであるが、これに限定され
ず、例えば梱包パッド２１のすべてを二重段ボールにな
るように折り曲げ形成してもよい。
【００１９】室内機本体１の天面１Ｂには、室内機本体
１の端面１Ｃから外側に張り出すように一対のフランジ
（保持部）２３が取り付けられ、このフランジ２３には
爪部２３Ａが形成されている。そして、室内機本体１の
端面１Ｃに梱包パッド２１を取り付ける場合、フランジ
２３の爪部２３Ａの内側に、梱包パッド２１の端面パッ
ド部２１Ａの上縁部が挿入される。
１の端面１Ｃから外側に張り出すように一対のフランジ
（保持部）２３が取り付けられ、このフランジ２３には
爪部２３Ａが形成されている。そして、室内機本体１の
端面１Ｃに梱包パッド２１を取り付ける場合、フランジ
２３の爪部２３Ａの内側に、梱包パッド２１の端面パッ
ド部２１Ａの上縁部が挿入される。
【００２０】また、側面パッド部２１Ｂの基部２１Ｃの
下面隅部には、略曲線状の切り欠き部２１Ｆが形成され
ている。
下面隅部には、略曲線状の切り欠き部２１Ｆが形成され
ている。
【００２１】この室内機本体１は以下の手順で梱包され
る。
る。
【００２２】工場梱包ラインでは、まず、コンベア上に
一枚の段ボール紙Ａが敷かれ、この段ボール紙Ａの四辺
が、予め形成された折り線Ｂに沿って折り曲げられ、四
個所をステープル打ちして箱形の底面材１１が形成され
る。この場合、段ボール紙Ａは梱包工程でパレット代わ
りに利用される。
一枚の段ボール紙Ａが敷かれ、この段ボール紙Ａの四辺
が、予め形成された折り線Ｂに沿って折り曲げられ、四
個所をステープル打ちして箱形の底面材１１が形成され
る。この場合、段ボール紙Ａは梱包工程でパレット代わ
りに利用される。
【００２３】つぎに、図２に示すように、室内機本体１
の両端面１Ｃに、それぞれ梱包パッド２１が取り付けら
れる。
の両端面１Ｃに、それぞれ梱包パッド２１が取り付けら
れる。
【００２４】この場合、まず、フランジ２３の爪部２３
Ａの内側に、端面パッド部２１Ａの上縁が挿入され、つ
いで、室内機本体１の両端面１Ｃに、端面パッド部２１
Ａの全部が当接するまで、梱包パッド２１が図１中の矢
印Ａで示す方向に回転されて取り付けられる。このと
き、側面パッド部２１Ｂの基部２１Ｃの下面隅部には、
略曲線状の切り欠き部２１Ｆが形成されているため、こ
の梱包パッド２１の回転作業が容易になる。ついで、梱
包パッド２１に形成された把手孔２１Ｅに手を掛け、そ
れを持ち上げて、梱包パッド２１毎、箱形の底面材１１
の中に挿入する。
Ａの内側に、端面パッド部２１Ａの上縁が挿入され、つ
いで、室内機本体１の両端面１Ｃに、端面パッド部２１
Ａの全部が当接するまで、梱包パッド２１が図１中の矢
印Ａで示す方向に回転されて取り付けられる。このと
き、側面パッド部２１Ｂの基部２１Ｃの下面隅部には、
略曲線状の切り欠き部２１Ｆが形成されているため、こ
の梱包パッド２１の回転作業が容易になる。ついで、梱
包パッド２１に形成された把手孔２１Ｅに手を掛け、そ
れを持ち上げて、梱包パッド２１毎、箱形の底面材１１
の中に挿入する。
【００２５】このとき、ポリエチレン製の袋２５が、梱
包パッド２１を覆うようにして、室内機本体１に被せら
れている。
包パッド２１を覆うようにして、室内機本体１に被せら
れている。
【００２６】上記構成では、フランジ２３の爪部２３Ａ
の内側に、端面パッド部２１Ａの上縁が挿入されている
ため、この梱包パッド２１に手を掛けて、室内機本体１
を簡単に持ち上げることができる。
の内側に、端面パッド部２１Ａの上縁が挿入されている
ため、この梱包パッド２１に手を掛けて、室内機本体１
を簡単に持ち上げることができる。
【００２７】従って、梱包時には、箱形の底面材１１の
中に室内機本体１を簡単に挿入することができるし、開
梱時には、同様の作業によって箱形の底面材１１の中か
ら室内機本体１を簡単に取り出すことができる。
中に室内機本体１を簡単に挿入することができるし、開
梱時には、同様の作業によって箱形の底面材１１の中か
ら室内機本体１を簡単に取り出すことができる。
【００２８】最後に、室内機本体１の天面１Ｂに、室内
機本体１と梱包パッド２１のすべてを覆うように段ボー
ル製の箱形の天面材１３が被せられ、天面材１３と室内
機本体１と底面材１１とが、高い強度を持つ室内機本体
１の両端側で、結束用ＰＰバンド３１によって一体的に
結束される。
機本体１と梱包パッド２１のすべてを覆うように段ボー
ル製の箱形の天面材１３が被せられ、天面材１３と室内
機本体１と底面材１１とが、高い強度を持つ室内機本体
１の両端側で、結束用ＰＰバンド３１によって一体的に
結束される。
【００２９】上記の構成では、梱包完了時に、梱包パッ
ド２１の把手孔２１Ｅの上縁部と、天面材１３の下縁部
とが一致する。
ド２１の把手孔２１Ｅの上縁部と、天面材１３の下縁部
とが一致する。
【００３０】これによると、把手孔２１Ｅに手を掛け、
室内機を持ち上げる場合、把手孔２１Ｅの上縁部と、天
面材１３の下縁部とが重なり合って、二重段ボールとな
るため、把手の強度を増大させることができる。
室内機を持ち上げる場合、把手孔２１Ｅの上縁部と、天
面材１３の下縁部とが重なり合って、二重段ボールとな
るため、把手の強度を増大させることができる。
【００３１】図３は、室内機本体１及びパネルの据付方
法を示す。
法を示す。
【００３２】この天井埋込形の室内機本体１は、四本の
吊りボルト３２を介して天井に吊り下げられている。そ
して、この室内機本体１の下面には、後工程で張られる
天井板（図示せず）よりも下方に延びるように、パネル
取り付け孔（図示せず）の開口幅を指し示すゲージ３３
が取り付けられている。
吊りボルト３２を介して天井に吊り下げられている。そ
して、この室内機本体１の下面には、後工程で張られる
天井板（図示せず）よりも下方に延びるように、パネル
取り付け孔（図示せず）の開口幅を指し示すゲージ３３
が取り付けられている。
【００３３】このゲージ３３には、上述の梱包パッド２
１が利用されている。一対の梱包パッド２１の端面パッ
ド部２１Ａが、室内機本体１の下面の両端に、ねじ３５
を介して固定される。すると、各端面パッド部２１Ａの
両端に連なる一対の側面パッド部２１Ｂの延長部２１Ｄ
が、後工程で張られる天井板よりも下方に延び出して、
パネル取り付け孔の開口幅を指し示す。
１が利用されている。一対の梱包パッド２１の端面パッ
ド部２１Ａが、室内機本体１の下面の両端に、ねじ３５
を介して固定される。すると、各端面パッド部２１Ａの
両端に連なる一対の側面パッド部２１Ｂの延長部２１Ｄ
が、後工程で張られる天井板よりも下方に延び出して、
パネル取り付け孔の開口幅を指し示す。
【００３４】また、この延長部２１Ｄには、天井板に対
する室内機本体１の高さ位置を指し示すレベルマーク３
７が予め印字され、天井板が、レベルマーク３７上に位
置するように、室内機本体１の高さ調整が行われる。
する室内機本体１の高さ位置を指し示すレベルマーク３
７が予め印字され、天井板が、レベルマーク３７上に位
置するように、室内機本体１の高さ調整が行われる。
【００３５】上記の開口幅は、幅Ｗ×長さＬであり、天
井板が、延長部２１Ｄに沿って張られ、四本の吊りボル
ト３２の調整により、室内機本体１の高さ調整が行われ
た後、ねじ３５が外され、梱包パッド２１が取り除か
れ、このパネル取り付け孔に、図示を省略したパネルが
取り付けられる。
井板が、延長部２１Ｄに沿って張られ、四本の吊りボル
ト３２の調整により、室内機本体１の高さ調整が行われ
た後、ねじ３５が外され、梱包パッド２１が取り除か
れ、このパネル取り付け孔に、図示を省略したパネルが
取り付けられる。
【００３６】本実施形態では、室内機本体１の下面に、
天井板（図示せず）よりも下方に延びる、パネル取り付
け孔（図示せず）の開口幅を指し示すゲージ３３が取り
付けられているため、室内機本体１を吊り下げた後、ゲ
ージ３３に沿って天井板を張ればよいため、室内機本体
１の下方位置にパネル取り付け孔を形成しながら、簡単
に天井板を張ることができる。
天井板（図示せず）よりも下方に延びる、パネル取り付
け孔（図示せず）の開口幅を指し示すゲージ３３が取り
付けられているため、室内機本体１を吊り下げた後、ゲ
ージ３３に沿って天井板を張ればよいため、室内機本体
１の下方位置にパネル取り付け孔を形成しながら、簡単
に天井板を張ることができる。
【００３７】また、このゲージ３３には、梱包パッド２
１が利用され、一対の梱包パッド２１の端面パッド部２
１Ａを、室内機本体１の下面の両端に、ねじ３５を介し
て固定するだけで、各端面パッド部２１Ａの両端に連な
る一対の側面パッド部２１Ｂの延長部２１Ｄが、後工程
で張られる天井板よりも下方に延び出して、パネル取り
付け孔の開口幅を指し示すため、新たにゲージ３３を準
備する必要がなく、梱包材を有効利用することができ
る。
１が利用され、一対の梱包パッド２１の端面パッド部２
１Ａを、室内機本体１の下面の両端に、ねじ３５を介し
て固定するだけで、各端面パッド部２１Ａの両端に連な
る一対の側面パッド部２１Ｂの延長部２１Ｄが、後工程
で張られる天井板よりも下方に延び出して、パネル取り
付け孔の開口幅を指し示すため、新たにゲージ３３を準
備する必要がなく、梱包材を有効利用することができ
る。
【００３８】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は、これに限定されるものでないこと
は明らかである。
明したが、本発明は、これに限定されるものでないこと
は明らかである。
【００３９】
【発明の効果】本発明では、室内機本体を吊り下げた
後、室内機本体の下方位置にパネル取り付け孔を形成し
ながら、簡単に天井板を張ることができる。
後、室内機本体の下方位置にパネル取り付け孔を形成し
ながら、簡単に天井板を張ることができる。
【図１】本発明による室内機の梱包装置の一実施形態を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図２】梱包手順を説明するための斜視図である。
【図３】室内機の据付手順を説明するための斜視図であ
る。
る。
１ 室内機本体
１１ 底面材
１３ 天面材
２１ 梱包パッド
２１Ａ 端面パッド部
２１Ｂ 側面パッド部
２１Ｄ 延長部
３１ 吊りボルト
３３ ゲージ
３７ レベルマーク
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 福嶋 和紀
栃木県足利市大月町１番地 三洋電機空調
株式会社内
Ｆターム(参考） 3E037 AA20 BA07 BB03 BB09 BC04
3L051 BG06 BJ10
Claims (6)
- 【請求項１】 天井埋込形の室内機本体を天井に吊り下
げ、この室内機本体の下面に、後工程で張られる天井板
よりも下方に延びる、パネル取り付け孔の開口幅を指し
示すゲージを取り付け、このゲージで指し示される開口
幅を残して天井板を張り、このゲージを除去した後、パ
ネル取り付け孔にパネルを取り付けることを特徴とする
室内機及びパネルの据付方法。 - 【請求項２】 天井埋込形の室内機本体を天井に吊り下
げ、この室内機本体の下面に、後工程で張られる天井板
よりも下方に延びる、パネル取り付け孔の開口幅を指し
示すゲージを取り付け、このゲージで指し示される開口
幅を残して天井板を張り、このゲージを除去した後、パ
ネル取り付け孔にパネルを取り付ける室内機及びパネル
の据付装置であって、前記ゲージが、前記室内機本体の
梱包材で形成されていることを特徴とする室内機及びパ
ネルの据付装置。 - 【請求項３】 前記室内機本体の梱包材が、室内機本体
の底面を覆う段ボール製の底面材と、室内機本体の天面
を覆う段ボール製の天面材と、室内機本体の短手側の端
面を覆う段ボール製の一対の梱包パッドとを備え、一対
の梱包パッドが、前記ゲージを形成することを特徴とす
る請求項２記載の据付装置。 - 【請求項４】 前記梱包パッドが、室内機本体の短手側
の端面に沿って延びる端面パッド部と、この端面パッド
部の両端に一体的に連なり、室内機本体の長手側の側面
に沿って延びる一対の側面パッド部とを備え、端面パッ
ド部を室内機本体の下面に固定した場合、一対の側面パ
ッド部が、パネル取り付け孔の開口幅を指し示すことを
特徴とする請求項３記載の据付装置。 - 【請求項５】 前記梱包パッドが一枚の段ボール紙を折
り曲げて形成されていることを特徴とする請求項３又は
４記載の据付装置。 - 【請求項６】 前記ゲージには天井板に対する前記室内
機本体の高さ位置を指し示すレベルマークが形成されて
いることを特徴とする請求項２乃至５のいずれか一項記
載の据付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002029860A JP3889637B2 (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 室内機及びパネルの据付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002029860A JP3889637B2 (ja) | 2002-02-06 | 2002-02-06 | 室内機及びパネルの据付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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