JP2003232489A - 異物除去フィルタ - Google Patents

異物除去フィルタ

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JP2003232489A
JP2003232489A JP2002029427A JP2002029427A JP2003232489A JP 2003232489 A JP2003232489 A JP 2003232489A JP 2002029427 A JP2002029427 A JP 2002029427A JP 2002029427 A JP2002029427 A JP 2002029427A JP 2003232489 A JP2003232489 A JP 2003232489A
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JP
Japan
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filter
hose
pipe
foreign matter
clamp
Prior art date
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Application number
JP2002029427A
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English (en)
Inventor
Ikuo Ochi
育雄 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイプの外面に挿入接続された可撓性ホース
内を流通する流体の、異物を除去するフィルタにおい
て、小型化および製造原価低減を図る。 【解決手段】 フィルタ3を、シール性を有する材質で
形成し、パイプ1とホース2との間に取り付け、ホース
クランプ4によりパイプ1およびホース2と共に共締め
する。これにより、フィルタ3は、パイプ1とホース2
との間にてホースクランプ4により共締めされるので、
従来の金属製ケースを必要とすることなく、フィルタ3
をホース2内に保持させることができる。しかも、フィ
ルタ3はシール性を有する材質で形成されているので、
パイプ1とホース2との間からの流体の漏れを防止でき
る。従って、本発明のフィルタによれば、従来の金属製
ケースを廃止して、小型化および製造原価低減を図るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプの外面に挿
入接続された可撓性ホース内を流通する流体の、異物を
除去するフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4(a)に示すように、パイプ
1の外面に挿入接続された可撓性ホース2内を流通する
流体の異物を除去する手段として、フィルタユニット3
0が採用されている。このフィルタユニット30は、D
矢視図である図4(b)に示すように、金属製ケース3
1内に濾紙からなるフィルタ32を内蔵して構成されて
いる。そして、ケース31に備えられた流入用パイプ3
3および流出用パイプ34のそれぞれに可撓性ホース2
が挿入接続されている。なお、上記それぞれの挿入接続
部は、ホースクランプ4により締結されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のフ
ィルタユニット30の構造では金属製ケース31を必要
とするので、このケース31により大型化を招くととも
に製造原価アップを招いてしまう。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、パイプの外面に
挿入接続された可撓性ホース内を流通する流体の、異物
を除去するフィルタにおいて、小型化および製造原価低
減を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、パイプ(1)の外面に
挿入されてホースクランプ(4)により締結された可撓
性ホース(2)内を流通する流体の、異物を除去するフ
ィルタであって、シール性を有する材質で形成され、パ
イプ(1)とホース(2)との間に取り付けられ、ホー
スクランプ(4)によりパイプ(1)およびホース
(2)と共に共締めされていることを特徴とする。
【0006】これにより、フィルタは、パイプ(1)と
ホース(2)との間にてホースクランプ(4)により共
締めされるので、従来の金属製ケースを必要とすること
なく、フィルタをホース(2)内に保持させることがで
きる。しかも、フィルタはシール性を有する材質で形成
されているので、パイプ(1)とホース(2)との間か
らの流体の漏れを防止できる。従って、本発明のフィル
タによれば、従来の金属製ケースを廃止して、小型化お
よび製造原価低減を図ることができる。
【0007】なお、本発明のフィルタの具体的な形状の
一例として、請求項2に記載のように、複数の小孔(3
a)を有し、パイプ(1)の端部に覆い被さる袋状に形
成するようにして好適である。
【0008】また、請求項3に記載のフィルタはゴム製
であることを特徴としているので、上記シール性を容易
に確保することができ、好適である。
【0009】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図に
基づいて説明する。
【0011】(第1実施形態)本実施形態は、車両に搭
載されたエンジンを冷却するための冷却水の配管経路に
配置され、この冷却水に混入する異物を除去するフィル
タに本発明のフィルタを適用した場合の一例である。因
みに、エンジン冷却水に混入する異物には、エンジンブ
ロック等に付着した鋳砂や金属切削粉等が挙げられる。
そして、異物による不具合の例として、配管経路に配置
されたウォーターバルブ等の摺動部に異物が挟まること
による作動不良等が挙げられる。
【0012】図1は、本実施形態におけるパイプ1、ホ
ース2、フィルタ3およびホースクランプ4を示す図2
のA−A断面図であり、図2は、図1のB矢視図であ
る。
【0013】パイプ1は、エンジンからの冷却水取出口
または取入口として形成されており、鉄系金属、アルミ
ニウム等の金属製である。なお、図1中の矢印Cは、冷
却水の流れる向きを示す。
【0014】ホース2は、可撓性を有する材質で形成さ
れており、本実施形態ではEPDM(エチレンプロピレ
ン共重合体)等のゴム製である。そして、このホース2
は、パイプ1の外面に挿入されてホースクランプ4によ
り締結されている。
【0015】フィルタ3は、複数の小孔3aを有し、パ
イプ1とホース2との間に取り付けられている。具体的
には、パイプ1の端部の外面に挿入される円筒形状の円
筒部3bと、円筒部3bの端部から円錐状に延びて複数
の小孔3aが形成される円錐部3cとから構成された袋
状にフィルタ3は形成されている。従って、冷却水中に
異物が混入していた場合には、このフィルタ3の袋状内
部に異物を補足し、冷却水は小孔3aにより流通するこ
ととなる。
【0016】また、フィルタ3はシール性を有する材質
で形成されており、本実施形態ではEPDM(エチレン
プロピレン共重合体)等のゴム製である。因みに、フィ
ルタ3の肉厚の最適寸法は1.0mm〜2.5mmであ
り、小孔3aの直径の最適寸法は0.5mm〜1.0m
mである。
【0017】また、小孔3aは、フィルタ3の中心軸方
向(図1の左右方向)に延びる形状であり、これによ
り、フィルタ3を周知の圧縮成形法で成型する場合に、
金型を中心軸方向に脱型でき、上述の形状にフィルタ3
を成形することを容易にできる。
【0018】なお、ホースクランプ4は、弾性変形可能
なスプリング材により環状に形成された周知のものであ
る。そして、ホースクランプ4の把持部4aを指でつま
んで直径を大きくさせるように弾性変形させ、その後、
ホース2外面に挿入して指を離すと、ホースクランプ4
が内側に弾性力を発揮するように弾性変形した状態で、
ホース2外面を内側に押さえつける。これにより、パイ
プ1およびホース2と共にフィルタ3を共締めしてい
る。
【0019】以上により、本実施形態によれば、従来の
金属製ケースを必要とすることなく、フィルタ3をホー
ス2内に保持させることができる。しかも、フィルタ3
はシール性を有する材質で形成されているので、パイプ
1とホース2との間からの流体の漏れを防止できる。従
って、従来の金属製ケースを廃止して、小型化および製
造原価低減を図ることができる。
【0020】さらに、本実施形態によれば、ホースクラ
ンプ4の脱着により、パイプ1およびホース2からフィ
ルタ3を容易に取り外すことができるので、フィルタ3
のメンテナンス性を向上できる。また、本実施形態のフ
ィルタ3はゴム製であるので、容易に洗浄して再使用す
ることができ、環境保護にも優れたものである。
【0021】また、図4に示す従来のフィルタユニット
30では、その取り付けの作業を行うにあたり、ホース
2とパイプ1との接続の他に、流入用パイプ33および
流出用パイプ34とホース2との接続を行わなければな
らないのに対し、本実施形態によれば、ホース2とパイ
プ1との接続とあわせてフィルタ3の取り付け作業を行
うことができるので、取付作業の効率を向上できる。ま
た、同様にして、取り外し作業の効率も向上できる。
【0022】(第2実施形態)上記第1実施形態のホー
スクランプ4は、自身の弾性力のみによりパイプ1、ホ
ース2およびフィルタ3を締め付けるものであるのに対
し、本実施形態のホースクランプ4は、図3に示すよう
に、ボルト等の締結手段4bを備えている。この締結手
段4bは、ホースクランプ4の直径を機械的に小さくす
るように締め付けるものであり、これにより、パイプ
1、ホース2およびフィルタ3を、自身の弾性力のみな
らず締結手段4bの機械的な力により締め付けることが
できる。
【0023】(他の実施形態)上記第1および第2実施
形態では、エンジンからの冷却水取出口として形成され
たパイプ1に対して本発明のフィルタ3を適用している
が、本発明はこのようなパイプ1への適用に限られるも
のではなく、例えば、車両用空調装置に備えられた周知
のヒータコアの温水取出口または取入口として形成され
たパイプに対して適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るフィルタ等を示
す、図2のA−A断面図である。
【図2】図1のB矢視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るフィルタ等を示す
B矢視図である。
【図4】(a)は、従来のフィルタユニットを示す側面
図であり、(b)はD矢視図である。
【符号の説明】
1…パイプ、2…可撓性ホース、3…フィルタ、3a…
小孔、4…ホースクランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 29/10 510G 530A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ(1)の外面に挿入されてホース
    クランプ(4)により締結された可撓性ホース(2)内
    を流通する流体の、異物を除去するフィルタであって、 シール性を有する材質で形成され、前記パイプ(1)と
    前記ホース(2)との間に取り付けられ、前記ホースク
    ランプ(4)により前記パイプ(1)および前記ホース
    (2)と共に共締めされていることを特徴とする異物除
    去フィルタ。
  2. 【請求項2】 複数の小孔(3a)を有し、前記パイプ
    (1)の端部に覆い被さる袋状に形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の異物除去フィルタ。
  3. 【請求項3】 ゴム製であることを特徴とする請求項1
    または2に記載の異物除去フィルタ。
JP2002029427A 2002-02-06 2002-02-06 異物除去フィルタ Pending JP2003232489A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101975326A (zh) * 2010-10-29 2011-02-16 太原重工股份有限公司 一种管道式液压流体消声器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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