JP2003231283A - 感熱プリンタ - Google Patents

感熱プリンタ

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JP2003231283A
JP2003231283A JP2002032535A JP2002032535A JP2003231283A JP 2003231283 A JP2003231283 A JP 2003231283A JP 2002032535 A JP2002032535 A JP 2002032535A JP 2002032535 A JP2002032535 A JP 2002032535A JP 2003231283 A JP2003231283 A JP 2003231283A
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light
thermal
fixing device
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JP2002032535A
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Hideyuki Kokubo
秀幸 小久保
Tomoko Taki
伴子 瀧
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料の無駄を発生させない感熱プリンタを小
型化する。 【解決手段】 液晶シャッタユニット18は、光定着器
とカラー感熱記録紙3との間に配置される。液晶シャッ
タユニット18は、複数のシャッタ部S1〜S14を備
えている。各シャッタ部S1〜S14は、カラー感熱記
録紙3の幅方向(主走査方向)に沿った各列を構成し、
これらは、独立して駆動される。各シャッタ部S1〜S
14は、光定着開始前には開いており、光定着器からの
定着光を透過させる。この状態でカラー感熱記録紙3の
先端が光定着器の対面位置に進入し、光定着が開始され
る。そして、光定着が開始され後、記録済み部分の後端
が各シャッタ部S1〜S14と対面する位置を通過して
いくのに同期して、サーマルヘッド6側に最も近いシャ
ッタ部S1から順に閉じられていく。これにより、記録
済み部分と隣接する未記録部分に向かう定着光が遮断さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱記録紙に対し
て熱記録を施した後に光定着器により光を照射して光定
着する感熱プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】支持体上に、少なくとも3種類の感熱発
色層、例えばシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,
イエロー感熱発色層を順に層設したカラー感熱記録紙を
用いて、フルカラー画像をプリントするカラー感熱プリ
ンタが知られている。各感熱発色層は、最上層からイエ
ロー,マゼンタ,シアンの順に層設されており、下層の
感熱発色層ほど熱感度が低い。
【0003】また、イエロー感熱発色層とその下のマゼ
ンタ感熱発色層に対しては、それぞれ特有な波長域の光
による定着性が付与されている。イエロー感熱発色層
は、波長が約420nm付近の青紫色の光であるY用定
着光を照射すると光定着され、他方、マゼンタ感熱発色
層は、波長が約365nm付近の近紫外線であるM用定
着光を照射すると光定着される。
【0004】カラー感熱プリンタは、カラー感熱記録紙
を搬送する搬送ローラ対,前記記録紙に圧接しこれを加
熱して発色させるサーマルヘッド,定着光を照射する光
源を備えた光定着器を備えている。サーマルヘッド及び
光定着器は、カラー感熱記録紙の搬送方向(副走査方
向)に沿って配置される。
【0005】カラー感熱プリンタには、長尺のカラー感
熱記録紙を記録紙をロール状に巻いた記録紙ロールを用
いるものがある。このカラー感熱プリンタは、記録紙ロ
ールから引き出したカラー感熱記録紙に熱記録と光定着
とを施し、フルカラー画像が記録された記録済み部分を
シートにカットする。切り離されたシートはプリンタ外
へ排出され、他方、未記録部分は記録紙ロールに巻き戻
される。シートに隣接した未記録部分は、次回のプリン
トに使用される。
【0006】記録済み部分に対して均一に光定着をする
ためには、記録済み部分の後端が光定着器を通過するま
で定着光を照射する必要がある。しかし、そうすると、
前記未記録部分にも定着光が照射されてしまうため、こ
の部分を次回のプリントに用いることができなくなり、
材料の無駄が生じる。そのため、特開平10−6712
8号公報に示すカラー感熱プリンタでは、光定着器とカ
ラー感熱記録紙との間に、前記記録紙の搬送に同期して
遮光幕を進入させる機械的なシャッタ機構を設け、未記
録部分に定着光が照射されないようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
シャッタ機構は、部品点数も多く構造が複雑であり、し
かも、スペース効率が悪く、プリンタが大型化してしま
うという問題があった。
【0008】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたもので、小型かつ簡単な構造で、材料の無駄を
発生させない感熱プリンタを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の感熱プリンタは、支持体上に感熱発色層が
層設された感熱録紙のロールを用い、このロールから引
き出した感熱記録紙を搬送する搬送手段と、感熱発色層
を加熱して発色記録するサーマルヘッドと、前記感熱記
録紙を搬送させながら、熱記録済みの感熱発色層に対し
て光を照射して光定着する光定着器と、前記感熱記録紙
の記録済み部分をカットしてシートに切り離すカッタと
を備えた感熱プリンタにおいて、前記光定着器の光源と
前記感熱記録紙3との間に配置され、前記光源から放射
される光を遮断する液晶シャッタユニットを設け、光定
着する際に、前記感熱記録紙の搬送と同期して前記液晶
シャッタユニットを主走査方向に沿った列毎に制御する
ことにより、前記記録済み部分に隣接する未記録部分に
向かう光を遮断することを特徴とする。
【0010】液晶シャッタユニットを制御する電極は、
前記感熱記録紙の搬送路の両側縁から配線が可能なよう
に配設されることが好ましい。また、前記光定着器の光
源の発光面を冷却する冷却部を設けてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すカラー感熱プリンタ2
は、カラー感熱記録紙3を順方向と、その逆方向とに往
復搬送しながら、フルカラー画像の熱記録と、熱記録済
みのカラー感熱記録紙3の光定着とを行う。
【0012】カラー感熱記録紙3には、支持体上に、イ
エローに発色するイエロー感熱発色層,マゼンタに発色
するマゼンタ感熱発色層,シアンに発色するシアン感熱
発色層の少なくとも3つの感熱発色層が積層されてい
る。各感熱発色層は、最上層からイエロー,マゼンタ,
シアンの順に配置されており、下層の感熱発色層ほど熱
感度が低い。
【0013】また、イエロー感熱発色層とその下のマゼ
ンタ感熱発色層に対しては、それぞれ特有な波長域の光
による定着性が付与されている。イエロー感熱発色層
は、波長が約420nm付近のY用定着光を照射すると
光定着され、他方、マゼンタ感熱発色層は、波長が約3
65nm付近のM用定着光を照射すると光定着される。
【0014】カラー感熱プリンタ2には、カラー感熱記
録紙3をロール状に巻いた記録紙ロール4がセットされ
る。この記録紙ロール4は、給紙ローラ5の駆動により
回転し、カラー感熱記録紙3を搬送路上に給紙する。
【0015】搬送路上には、サーマルヘッド6と、光定
着器9とが配置されている。搬送路は、垂直方向(鉛直
方向)に沿って設けられている。これにより、カラー感
熱プリンタ2の奥行きを短くすることができる。
【0016】サーマルヘッド6は、周知のように、多数
の発熱素子を主走査方向に沿ってライン状に並べた発熱
素子アレイ6aを備えている。この発熱素子アレイ6a
がカラー感熱記録紙3に圧接されて熱記録が行われる。
各発熱素子は、画素の濃度に応じた熱エネルギーを発生
し、イエロー,マゼンタ,シアンの各色の画像を各感熱
発色層に熱記録する。サーマルヘッド6と対向する位置
には、カラー感熱記録紙3を支持するプラテンローラ7
が配置されている。
【0017】搬送ローラ対8は、給紙されたカラー感熱
記録紙3をニップして副走査方向へ搬送する。この搬送
中に、サーマルヘッド6及び光定着器9をカラー感熱記
録紙3が通過して、熱記録及び光定着が行われる。熱記
録及び光定着が終了したカラー感熱記録紙3は、カッタ
11によって所定サイズのシートにカットされ、カラー
感熱プリンタ2外へ排出される。
【0018】なお、搬送ローラ対8は、光定着器9より
も順方向下流側に配置してもよい。こうすると、光定着
器9とサーマルヘッド6とを近づけて配置することがで
きる。カラー感熱記録紙3は、その定着反応が加熱によ
り促進されることが実験により検証されている。そのた
め、光定着器9をサーマルヘッド6に近づけることで、
カラー感熱記録紙3を高温に保った状態で光定着が可能
となり、定着不足を防止する効果がある。
【0019】搬送ローラ対8及び給紙ローラ5は、搬送
モータ13によって駆動される。搬送モータ13として
は、例えば、与えられた駆動パルスの個数に応じて所定
量回転するパルスモータが使用される。フォトセンサ1
2は、給紙されたカラー感熱記録紙3の先端を検出し、
その検出信号をプリンタの制御部10に送る。制御部1
0は、前記先端が検出されると、搬送モータ13の駆動
パルスをアップ及びダウンカウントして、カラー感熱記
録紙3の順方向及び逆方向の搬送量を制御する。
【0020】サーマルヘッド6の順方向下流側には、光
定着器9が配置されている。カラー感熱記録紙3のう
ち、サーマルヘッド6によって熱記録された記録済み部
分は、順次光定着器9に送られて光定着がなされる。こ
の光定着の際には、カラー感熱記録紙3は、サーマルヘ
ッド6によって熱記録された記録済み部分の後端が、光
定着器9を通過するまで搬送される。これにより、記録
済み部分の全面に渡って均一な光定着が行われる。
【0021】図2に示すように、光定着器9は、光源1
6と、この光源16の発光面を冷却する冷却部である冷
却ユニット17と、液晶シャッタユニット18とからな
る。光源16としては、例えば、平面型蛍光ランプが使
用される。
【0022】平面型蛍光ランプは、蛍光膜25が形成さ
れ、発光面16aを構成する陽極パネルと、陰極パネル
とから密閉容器が構成される。この容器内には、蛍光膜
25に電子線を放射するフィラメント及びこの電子線を
制御して走査させるためのグリッド電極とが配置され
る。陽極パネルは、透明なガラス平板で形成されてお
り、蛍光膜25はその内壁に形成される。フィラメント
に電圧を印可すると、電子線を放射し、この放射した電
子線が蛍光膜25に衝突して励起発光する。
【0023】蛍光膜25は、イエロー感熱発色層の定着
に最適な420〜450nmのY用定着光を放射する中
波用蛍光体25aと、マゼンタ感熱発色層の定着に最適
な365〜390nmのM用定着光を放射する短波用蛍
光体25bとからなる。これらの蛍光体25a,25b
を選択的に電子線で走査してそれぞれの定着光を放射さ
せる。これにより、カラー感熱記録紙3のイエロー及び
マゼンタの各感熱発色層を光定着する。
【0024】冷却ユニット17は、ユニット本体21
と、蓋22とからなる。ユニット本体21の上部には、
光源16の発光面16aを冷却するための冷媒28とと
もに、発光面16aを含む光源16の一部を収容する冷
媒槽24が設けられている。
【0025】光源16は、発光面16aの発熱が大きい
と、発光効率が低下する。また、蛍光体は高温になる
と、劣化が進み、寿命が短くなる。冷却ユニット17
は、発光面16aを冷却してこれらの不具合を防止して
いる。
【0026】冷媒槽24は、蓋22によって覆われる。
蓋22には光源16を取り付けるための開口が形成され
ている。この開口と光源16との隙間には、パッキンや
接着剤が設けられており、隙間から冷媒28が漏れ出る
ことがない。蓋22とユニット本体21とは、接着剤で
接着されて、冷媒槽24が密閉される。
【0027】冷媒槽24の底面には、開口21aが形成
されており、この開口21aに透明部材26が嵌め込ま
れる。この透明部材26としては、平板なガラス板が使
用される。ガラス板としては、耐温度性が高く、しか
も、紫外線の透過率が高い石英ガラスが使用される。冷
媒槽24内の光源16から放射された光は、この透明部
材26を透過してカラー感熱記録紙3に向けて照射され
る。
【0028】冷媒28としては、例えば、エチレングリ
コールなどの液体が使用される。もちろん、冷媒28は
他の液体を使用してもよいし、気体を使用してもよい。
ユニット本体21の材料としては、熱伝導率の高い金
属,例えば、アルミニウムが使用される。
【0029】ユニット本体21の下面には、液晶シャッ
タユニット18が設けられている。上述したとおり、光
定着の際には、カラー感熱記録紙3は、その記録済み部
分の後端が光定着を通過するまで搬送される。そうする
と、記録済み部分と隣接する未記録部分にも定着光が照
射されてしまう。液晶シャッタユニット18は、光源1
6とカラー感熱記録紙3との間に配置されており、前記
未記録部分に向かう定着光を遮断する。
【0030】液晶シャッタユニット18は、透明部材2
6,前面ガラス基板31,枠体32とから密閉容器が構
成される。透明部材26は、液晶シャッタユニット18
の背面ガラス基板として使用される。透明部材26及び
前面ガラス基板31には、それぞれ偏光フイルタが設け
られており、密閉容器内には、電極,配向膜が設けられ
るとともに、液晶が封入される。
【0031】図3に示すように、液晶シャッタユニット
18は、主走査方向に沿った各列を構成する複数のシャ
ッタ部S1〜S14を備えている。各シャッタ部S1〜
S14は、独立して駆動され、光源16から放射された
定着光を透過させる開き状態と、前記定着光を遮断する
遮断状態との間で切り替えられる。
【0032】各シャッタ部S1〜S14は、光定着開始
前は、すべて開き状態になっている。この状態でカラー
感熱記録紙3の記録済み部分が光定着器9の対面位置に
進入し、光定着が開始される。そして、光定着が開始さ
れ後、カラー感熱記録紙3の搬送,すなわち、その記録
済み部分の後端が各シャッタ部S1〜S14と対面する
位置を通過していくのに同期して、サーマルヘッド6側
に最も近いシャッタ部S1から、シャッタ部S2,シャ
ッタ部S3・・・・・・シャッタ部S14の順番で閉じ
られていく。これにより、光定着器9を通過する未記録
部分に向かう定着光が遮断される。なお、本例では、シ
ャッタ部の数を14個としているが、シャッタ部の数は
これ以外でもよく、その数は、各シャッタ部の幅ととも
に適宜選択される。
【0033】また、液晶シャッタユニット18の電極
は、例えば、すべてのシャッタ部S1〜S14に接続さ
れた共通電極33と、各シャッタ部S1〜S14に個別
に接続された個別電極34とからなる。これらの電極3
3及び34は、カラー感熱記録紙3の搬送路の側縁側か
ら配線できるように配設されている。こうすることで、
プリンタの搬送路の長さを短くすることができる。ま
た、光定着器9の搬送方向の両端に配線されることがな
くなるので、サーマルヘッド6を接近させることができ
る。
【0034】このように、液晶シャッタユニット18を
使用することで、従来の機械的なシャッタ機構と比較し
て、構造が簡単になるとともに、プリンタを小型化する
ことができる。また、光定着器9とカラー感熱記録紙3
との間に、遮光幕やそのレールなどを設ける必要がない
ため、定着光の照射距離を短くすることができる。ま
た、液晶シャッタユニットは、比較的安価なので、低コ
スト化にも寄与する。
【0035】また、液晶シャッタユニット18を、冷却
ユニット17の下面に配置しているので、冷却ユニット
17による冷却効果が得られる。そして、透明部材26
を背面ガラス基板として使用しているので、その冷却効
果も高い。もちろん、透明部材26を背面ガラス基板と
して使用しなくてもよい。
【0036】制御部10は、ヘッド駆動部36,光源駆
動部37,モータ駆動部38,液晶シャッタ駆動部3
9,カッタ駆動部(図示せず)を介して、プリンタの各
部を制御する。
【0037】以下、上記構成による作用について説明す
る。カラー感熱プリンタ2でプリントする場合には、ま
ず、記録紙ロール4をセットし、プリント指示をする。
プリント指示がなされると、搬送路上にカラー感熱記録
紙3が給紙される。サーマルヘッド6は、イエロー感熱
発色層にイエロー画像を熱記録する。カラー感熱記録紙
3の記録済みの部分は、順次、光定着器9に送られて光
定着が開始される。
【0038】光源16が点灯し、Y用定着光が放射され
る。イエローの定着開始前は、すべてのシャッタ部S1
〜S14が開き状態となっている。この状態で光定着が
開始される。制御部10は、カラー感熱記録紙3の記録
済み部分の後端が、液晶シャッタユニット18の前面を
通過していくのと同期して、シャッタ部S1から順に閉
じていき、やがて、すべてのシャッタ部S1〜S14を
閉じる。
【0039】これにより、記録済み部分の全面に対して
均一に光定着されるとともに、記録済み部分に隣接する
未記録部分にY用定着光が照射されることはない。この
ため、前記未記録部分を次回のプリントに使用すること
ができるので無駄がない。
【0040】イエローの熱記録及び光定着が終了する
と、カラー感熱記録紙3が巻き戻される。この間に、光
源16がいったん消灯し、各シャッタ部S1〜S14が
全開する。カラー感熱記録紙3は、再度順方向に搬送さ
れて、マゼンタ画像が熱記録される。
【0041】光源16が再点灯し、M用定着光が放射さ
れる。マゼンタ画像の記録済み部分が順次光定着器9に
送られて、光定着が開始される。そして、イエローの定
着時と同様に、カラー感熱記録紙3の記録済み部分の後
端が、液晶シャッタユニット18の前面を通過していく
のと同期して、シャッタ部S1から順に閉じられてい
き、やがて、すべてのシャッタ部S1〜S14が閉じら
れる。
【0042】マゼンタの熱記録及び光定着が終了する
と、カラー感熱記録紙3が再び巻き戻されて、再度順方
向に搬送される。この搬送中にシアン画像が熱記録され
る。シアン画像の熱記録が終了すると、カラー感熱記録
紙3の記録済み部分がシートにカットされて排紙され
る。他方、未記録部分は記録紙ロール4に巻き戻されて
次回のプリントに使用される。
【0043】上記実施形態としては、1個の光定着器で
Y用定着光とM用定着光を放射する例で説明している
が、イエロー用及びマゼンタ用の光定着器をそれぞれ設
けてもよい。この場合には、各光定着器毎に液晶シャッ
タユニットが設けられる。
【0044】また、上記実施形態では、光源として、平
面型蛍光ランプを使用しているが他の平面光源を使用し
てもよい。他の平面光源としては、例えば、プラズマデ
ィスプレイパネルや、発光ダイオード,エレクトロルミ
ネッセンスなどの発光素子を多数個配列した発光素子ア
レイなどある。また、光源は平面光源でなくてもよく、
例えば、直管型の蛍光ランプを使用してもよい。
【0045】また、光源に冷却ユニットを設けた例で説
明しているが、図5に示すように、冷却ユニットを設け
なくてもよい。この場合には、光源の発光面と対面する
位置に液晶シャッタユニットを設ける。
【0046】また、冷却ユニットの外側に液晶シャッタ
ユニットを設けているが、例えば、冷却ユニットの透過
部材の内面など、冷却ユニットの内部に設けてもよい。
こうすれば、液晶から発生する静電気がユニット本体を
通じて放電されるので、カラー感熱記録紙に静電気が発
生することが防止される。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の感
熱プリンタは、支持体上に感熱発色層が層設された感熱
録紙のロールを用い、このロールから引き出した感熱記
録紙を搬送する搬送手段と、感熱発色層を加熱して発色
記録するサーマルヘッドと、前記感熱記録紙を搬送させ
ながら、熱記録済みの感熱発色層に対して光を照射して
光定着する光定着器と、前記感熱記録紙の記録済み部分
をカットしてシートに切り離すカッタとを備えた感熱プ
リンタにおいて、前記光定着器の光源と前記感熱記録紙
3との間に配置され、前記光源から放射される光を遮断
する液晶シャッタユニットを設け、光定着する際に、前
記感熱記録紙の搬送と同期して前記液晶シャッタユニッ
トを主走査方向に沿った列毎に制御することにより、前
記記録済み部分に隣接する未記録部分に向かう光を遮断
するようにしたから、小型かつ簡単な構造で、材料の無
駄を発生させない感熱プリンタを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー感熱プリンタの構成図である。
【図2】光定着器の断面図である。
【図3】液晶シャッタユニットのシャッタ部の配列を示
す説明図である。
【符号の説明】
2 カラー感熱プリンタ 3 カラー感熱記録紙 9 光定着器 10 制御部 16 光源 17 冷却ユニット 18 液晶シャッタユニット 26 透明部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に感熱発色層が層設された感熱
    録紙のロールを用い、このロールから引き出した感熱記
    録紙を搬送する搬送手段と、感熱発色層を加熱して発色
    記録するサーマルヘッドと、前記感熱記録紙を搬送させ
    ながら、熱記録済みの感熱発色層に対して光を照射して
    光定着する光定着器と、前記感熱記録紙の記録済み部分
    をカットしてシートに切り離すカッタとを備えた感熱プ
    リンタにおいて、 前記光定着器の光源と前記感熱記録紙との間に配置さ
    れ、前記光源から放射される光を遮断する液晶シャッタ
    ユニットを設け、光定着する際に、前記感熱記録紙の搬
    送と同期して前記液晶シャッタユニットを主走査方向に
    沿った列毎に制御することにより、前記記録済み部分に
    隣接する未記録部分に向かう光を遮断することを特徴と
    する感熱プリンタ。
  2. 【請求項2】 液晶シャッタユニットを制御する電極
    は、前記感熱記録紙の搬送路の両側縁から配線が可能な
    ように配設されていることを特徴とする請求項1記載の
    感熱プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記光定着器は、光源の発光面を冷却す
    る冷却部を備えていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の感熱プリンタ。
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