JP2003231212A - 成形品及びその製造方法 - Google Patents

成形品及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003231212A
JP2003231212A JP2002030094A JP2002030094A JP2003231212A JP 2003231212 A JP2003231212 A JP 2003231212A JP 2002030094 A JP2002030094 A JP 2002030094A JP 2002030094 A JP2002030094 A JP 2002030094A JP 2003231212 A JP2003231212 A JP 2003231212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
design
film
resin
back surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002030094A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nakatsugawa
仁 中津川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tokushu Insatsu Kogyo KK
Original Assignee
Tokyo Tokushu Insatsu Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Tokushu Insatsu Kogyo KK filed Critical Tokyo Tokushu Insatsu Kogyo KK
Priority to JP2002030094A priority Critical patent/JP2003231212A/ja
Publication of JP2003231212A publication Critical patent/JP2003231212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デザイン層が傷や磨耗によって損傷してしま
うのを防止でき、任意の立体模様等を容易にデザインす
ることができ、コストの安価な製品を大量に供給する。 【解決手段】 成形品1は、透明または半透明のフィル
ム3の裏面に、立体模様やヘアーライン等のデザインを
構成するデザイン層4、光反射性を有する光反射層5、
及び樹脂との接着効果を有する接着層6が形成された印
刷フィルム2と、成形時に接着層6の接着効果により印
刷フィルム2の裏面側と成形樹脂層7とがインサート成
形によって一体化されることによって成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電製品の化粧パ
ネル等に利用される、意匠性のあるデザインが施された
成形品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば立体模様(立体感を有する
文字、図形等の模様)やヘアーライン等の意匠性のある
デザインは、次のような方法で樹脂成形品(樹脂成形パ
ネル)に施されていた。
【0003】まず、意匠性のあるデザイン(デザイン
層)が、機械による研磨等で樹脂成形品の表面に設けら
れたフィルム自体に形成される方法である。次に、意匠
性のあるデザインが、インモールド成形などによって樹
脂成形品自体に形成される方法である。
【0004】ここで、インモールド成形とは、射出成形
時に転写シートを金型に挟み込み、射出時の熱圧により
成形転写して、樹脂成形品の表面(表層)を加飾する成
形法である。この場合、樹脂成形品の表面にはフィルム
が設けられない。
【0005】また、立体模様やヘアーライン等の意匠性
のあるデザインを引き立たせるために、樹脂成形品の表
面に金属光沢を持たせる場合がある。金属光沢感を出す
ための金属光沢層を形成する方法として、蒸着法により
金属光沢層を形成したり、金属光沢層を貼り付ける方法
などが取られていた。なお、蒸着法とは、金属などの物
質を真空高温中で加熱気化させ、その蒸気を樹脂表面で
凝縮・固化させて薄膜を形成する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなデ
ザイン層及び金属光沢層を形成する方法では、以下のよ
うな課題があった。まず、デザイン層を機械による研磨
等でフィルム自体に形成する場合は、量産性に欠け、ま
た任意のデザインを選択できない。また、デザイン層を
インモールド成形などで樹脂成形品表面に形成する場合
は、製品表面がデザイン層となり、表面にフィルムがな
いので、デザイン層の傷や磨耗による損傷が懸念され
る。
【0007】また、金属光沢層を蒸着する場合は、一般
にコスト高であり、蒸着の処理が必要となってしまう。
さらに、金属光沢層を貼り付ける場合も、作業工数の増
加がコスト上昇につながってしまう。
【0008】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、デザイン層が傷や磨耗によっ
て損傷してしまうのを防止することができ、任意の立体
模様等を容易にデザインすることができ、コストの安価
な製品を大量に供給することができる成形品及びその製
造方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の成形品は、透明または半透明のフィルム
(3)の裏面に、立体模様やヘアーライン等のデザイン
を構成するデザイン層(4)、光反射性を有する光反射
層(5)、及び樹脂との接着効果を有する接着層(6)
が形成されたデザインフィルム(印刷フィルム2,2
A)と、成形時に接着層の接着効果によりデザインフィ
ルムの裏面側と一体化される樹脂層(成形樹脂層7)と
を備える。そして、デザインフィルムは、デザイン層、
光反射層及び接着層がフィルムの裏面に印刷されること
によって形成され、また、樹脂層は、インサート成形に
よりデザインフィルムと一体化される。
【0010】また、本発明の成形品の製造方法は、透明
または半透明のフィルムの裏面に、立体模様やヘアーラ
イン等のデザインを構成するデザイン層を印刷して形成
するデザイン層形成工程と、フィルム及びデザイン層の
裏面に、光反射性を有する光反射層を印刷して形成する
光反射層形成工程と、光反射層の裏面に、樹脂との接着
効果を有する接着層を印刷して形成する接着層形成工程
と、樹脂層のインサート成形によって、接着層の接着効
果でデザインフィルムの裏面側と樹脂層とを一体化させ
る樹脂成形工程とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の成形品の第1の実施の
形態の構造を示す断面図である。図1に示すように、成
形品(本発明製品)1は、フィルム(ポリエステルフィ
ルム)3、デザイン層4、光反射層5、接着層6及び成
形樹脂層7から構成される。また、印刷フィルム2は、
フィルム3にデザイン層4、光反射層5及び接着層6が
スクリーン印刷されて構成される。
【0012】図1の成形品1の構成において、フィルム
3は、その裏面(なお、製品表面がフィルム3の表面)
にデザイン層4、光反射層5及び接着層6がスクリーン
印刷される被印刷体である。フィルム3は、透明または
半透明のものであり、成形品1の表面をカバーしてデザ
イン層4等の傷や磨耗による損傷を防止する役割を果た
す。
【0013】フィルム3の材料としては、PET(ポリ
エチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネー
ト)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレ
ン)、塩化ビニル、ABS(アクリロニトリル・ブタジ
エン・スチレン樹脂)、アクリル樹脂、ウレタン、PE
N(ポリエチレンナフタレート)、PBT(ポリブチレ
ンテレフタレート)、左の材料の混合ブレンドなどが用
いられる。
【0014】デザイン層4は、立体模様やヘアーライン
等の意匠性のあるデザインを形成する層であって、透明
または半透明のフィルム3の裏面にスクリーン印刷され
る。デザイン層4には、透明の紫外線硬化樹脂が使用さ
れるのが好ましい。しかし、デザイン層4は透明でなく
てもよく、また紫外線硬化樹脂が使用されなくてもよ
い。なお、デザイン層4の印刷範囲は、図1ではフィル
ム3の裏面の一部の範囲となっているが、フィルム3の
裏面の全範囲(ベタ)であってもよい。
【0015】光反射層5は、金属光沢感を出すための層
(金属光沢層)であって、フィルム3及びデザイン層4
の裏面にスクリーン印刷される。光反射層5には、金属
光沢を有した鏡面インキが使用されるのが好ましい。し
かし、光反射層5には、光反射性を有するインキが使用
されるのであれば、鏡面インキでなくメタリックインキ
等であってもよい。なお、光反射層5の印刷範囲は、図
1ではフィルム3の裏面の全範囲(ベタ)となっている
が、フィルム3の裏面の一部の範囲であってもよい。
【0016】接着層6は、印刷フィルム2(ここではフ
ィルム3、デザイン層4及び光反射層5)と成形樹脂層
7とを接着する層であって、光反射層5の裏面にスクリ
ーン印刷される。すなわち、接着層6は、印刷フィルム
2における成形樹脂層7との接触面に塗布される。接着
層6には、接着剤が使用される。
【0017】このように、フィルム3の裏面にデザイン
層4、光反射層5及び接着層6が印刷されて、印刷フィ
ルム2が形成される。
【0018】成形樹脂層7は、例えば家電製品の化粧パ
ネル等の樹脂成形パネルである。インサート成形より印
刷フィルム2と成形樹脂層7とが一体化されて、成形品
1が形成される。ここで、インサート成形とは、成形時
に予め印刷された印刷フィルム2を金型内にセットし、
成形樹脂層7の形成と同時に印刷フィルム2を熱融着さ
せる絵付け方法である。
【0019】成形樹脂層7の樹脂材料としては、アクリ
ル樹脂、PC(ポリカーボネート)、ABS(アクリロ
ニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、AS(アクリ
ロニトリル・スチレン樹脂)、PS(ポリスチレン)、
PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PV
C(ポリ塩化ビニル)、ゴム(合成ゴム、天然ゴム)、
エラストマー樹脂、左の材料の混合ブレンドなどが用い
られる。
【0020】実施の形態2.図2は、本発明の成形品の
第2の実施の形態の構造を示す断面図である。図2に示
すように、成形品(本発明製品)1Aは、フィルム3、
デザイン層4、光反射層5、接着層6、成形樹脂層7、
押さえ層8及び絵柄表示層9から構成される。また、印
刷フィルム2Aは、フィルム3にデザイン層4、光反射
層5、接着層6、押さえ層8及び絵柄表示層9がスクリ
ーン印刷されて構成される。
【0021】なお、フィルム3、デザイン層4、光反射
層5、接着層6及び成形樹脂層7については、図1に示
した構成と同様であるので、重複する説明を省略する。
【0022】押さえ層(白押さえ)8は、透明材である
フィルム3に裏刷りする場合に、地色となる層(白色の
層)である。押さえ層8は、図2に示すように、光反射
層5の裏面に印刷される。押さえ層8には、不透明性白
インキが使用されるのが好ましい。しかし、押さえ層8
には、白インキが使用されるものに限られるわけではな
く、白以外にパステル(淡彩色)や銀色などのインキが
仕様されてもよい。また、図1に示した印刷フィルム2
のように、押さえ層8自体は設けられなくてもよい。な
お、押さえ層8の印刷範囲は、フィルム3の裏面の全範
囲(ベタ)または一部の範囲のいずれでもよい。
【0023】絵柄表示層9は、絵柄を表示する層であっ
て、デザイン層4と同様に、フィルム3の裏面にスクリ
ーン印刷される。絵柄表示層9には、通常、インキが使
用される。絵柄のない場合には、図1に示した印刷フィ
ルム2のように、絵柄表示層9自体は設けられなくても
よい。
【0024】印刷フィルム2Aは、フィルム3の裏面に
デザイン層4、絵柄表示層9、光反射層5、押さえ層8
及び接着層6が印刷されて形成される。
【0025】次に、実施の形態1,2の製造工程につい
て説明する。まず、印刷フィルム2,2Aが形成され
る。印刷フィルム2,2Aは、図1及び図2に示すよう
に、最初に、透明または半透明なフィルム3の裏面にデ
ザイン層4及び絵柄表示層9がスクリーン印刷されて形
成される。なお、図1に示すように、絵柄がないとき
は、絵柄表示層9は形成されない。
【0026】次に、金属光沢感を持たせるために、フィ
ルム3、デザイン層4または絵柄表示層9の裏面に光反
射層5がスクリーン印刷されて形成される。光反射層5
は、全面にわたって印刷されるのではなく一部に印刷さ
れてもよい。すなわち、デザイン層4または絵柄表示層
9の裏面の側でフィルム3の一部又は全面にわたって、
光反射層5がスクリーン印刷によって形成される。次
に、光反射層5の裏面に押さえ層8がスクリーン印刷さ
れて形成される。なお、図1に示すように、押さえ層8
は必要がなければ設けなくてもよい。
【0027】その後、光反射層5または押さえ層8の裏
面上に接着層6がスクリーン印刷されて形成される。こ
のような印刷工程によって、印刷フィルム2,2Aが形
成される。
【0028】次に、成形樹脂層7の成形と同時に、印刷
フィルム2,2Aを成形樹脂層7に一体化させる。印刷
フィルム2,2Aと成形樹脂層7とを一体化させる成形
工程は、インサート成形により行われる。
【0029】図3(A)に示すように、樹脂成形金型の
キャビティ型(以下、キャビ型という)10内に上記の
ようにスクリーン印刷された印刷フィルム2,2Aをセ
ットして保持させる。なお、樹脂成形金型のコア型11
に印刷フィルム2,2Aをセットして保持させるように
してもよい。
【0030】次に、図3(B)に示すように、樹脂成形
金型のコア型11をキャビ型10に重ね合わせて型締め
する。このとき、樹脂成形金型のキャビ型10とコア型
11との間に樹脂が充填(注入)される空間が作られ
る。この空間が成形樹脂層7の形となる樹脂充填部12
である。
【0031】樹脂充填部12に溶融樹脂が注入され、キ
ャビ型10内に保持された印刷フィルム2,2Aと高温
で接触する。このとき、印刷フィルム2,2Aに印刷さ
れた接着層6の接着剤が高温の溶融樹脂と接触して溶け
ることにより、接着力が現れる。その結果、樹脂成形金
型10,11内の樹脂が固化して成形樹脂層7が成形さ
れると同時に、成形樹脂層7と印刷フィルム2,2Aと
が接着されて一体化されて成形品1,1Aが形成され
る。
【0032】なお、成形樹脂層7は、印刷フィルム2,
2Aの裏面の全体にわたって形成されるのではなく、裏
面側の一部において形成されてもよい。例えば、印刷フ
ィルム2,2Aの縁部分(周囲部分)にのみ形成される
ようにしてもよい。その場合、接着層6は、印刷フィル
ム2,2Aにおいて、全面にわたって形成されている必
要はなく、周囲部分等の必要部分すなわち成形樹脂層7
との接触部分にのみ形成されていればよい。
【0033】以上のように、本実施の形態では、意匠性
のあるデザインを構成するデザイン層4がフィルム3と
成形樹脂層7との間に形成されているので、デザイン層
4はフィルム3によって傷や磨耗による損傷から保護さ
れる。また、デザイン層4はスクリーン印刷で形成する
ことにより、任意の立体模様等のデザインを容易に形成
することができる。その結果、製品に顧客吸引力のある
デザインを容易に持たせることができるようになる。
【0034】また、光反射層5もスクリーン印刷で形成
されるので、コスト上昇や作業工程数の増加等を招くこ
となく、金属光沢感を持たせた製品を安価に大量に供給
することができるようになる。また、光反射層5もフィ
ルム3と成形樹脂層7との間に形成されているので、光
反射層5もフィルム3によって傷や磨耗による損傷から
保護される。
【0035】また、印刷フィルム2,2Aと成形樹脂層
7とをインサート成形により一体化させているので、組
立等の製造工程数の削減を図ることができ、さらに一層
安価に大量に製品を供給することができる。
【0036】実施の形態3.図5は、本発明の成形品の
第3の実施の形態の構造を示す断面図である。図5に示
す構造では、第2の実施の形態における押さえ層8及び
接着層6に代えて、押さえ層兼接着層8Bが設けられて
いる。押さえ層兼接着層8Bは、第2の実施の形態にお
ける押さえ層8と接着層6との双方の役割を果たす。
【0037】押さえ層兼接着層8Bの材料として、例え
ば、第1の実施の形態及び第2の実施の形態において用
いられていた接着層6の材料に、不透明性白インキ等が
混入された材料を用いることができる。このように、押
さえ層兼接着層8Bとして、押さえの効果と接着効果を
備えた材料で構成することにより、接着層6を設ける必
要がなくなり、材料費等のコストや印刷工程数を削減す
ることができる。
【0038】なお、各層の形成方法及び印刷フィルム2
Bと成形樹脂層7とを一体成形する方法は、第1の実施
の形態や第2の実施の形態の場合と同様である。
【0039】以上に説明したように、上記の各実施の形
態には、以下のような成形品も開示されている。すなわ
ち、透明または半透明のフィルムの裏面の一部又は全面
に、立体模様やヘアーライン等のデザインを構成するデ
ザイン層を印刷によって形成し、デザイン層の裏面の側
でフィルムの一部又は全面にわたって、光反射性を有す
る光反射層を印刷によって形成し、樹脂との接着効果を
有し地色の層ともなる押さえ層兼接着層を印刷によって
形成し、樹脂層のインサート成形によって、接着層の接
着効果でデザインフィルムの裏面側と樹脂層とを一体化
させた成形品が開示されている。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、透明ま
たは半透明のフィルムの裏面に、立体模様やヘアーライ
ン等のデザインを構成するデザイン層、光反射性を有す
る光反射層、及び樹脂との接着効果を有する接着層が形
成されたデザインフィルムと、インサート成形によって
接着層の接着効果によりデザインフィルムの裏面側と一
体化された樹脂層とを備えたので、デザイン層及び光反
射層がフィルムと樹脂層との間に挟まれることになり、
フィルムにより傷や磨耗による損傷から保護される。ま
た、デザイン層、光反射層及び接着層をフィルムの裏面
に印刷してデザインフィルムを形成することにより、任
意のデザインのデザイン層を容易に形成することがで
き、またコスト上昇等を抑制することもできる。また、
インサート成形によりデザインフィルムと樹脂層とを一
体化させるので、組立等の製造工程数の削減を図ること
ができ、安価に大量に製品を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の成形品の第1の実施の形態の構造を
示す断面図である。
【図2】 本発明の成形品の第2の実施の形態の構造を
示す断面図である。
【図3】 樹脂成形金型の型締め前後の構造を示す断面
図である。
【図4】 本発明の成形品の第3の実施の形態の構造を
示す断面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 成形品 2,2A,2B 印刷フィルム(デザインフィルム) 3 フィルム 4 デザイン層 5 光反射層 6 接着層 7 成形樹脂層(樹脂層) 8 押さえ層 8B 押さえ層兼接着層 9 絵柄表示層 10 樹脂成形金型のキャビ型 11 樹脂成形金型のコア型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01A AK25 AK42 AR00B AT00D BA04 BA10A BA10D CB00 EH362 EH902 GB48 HB00C HB09C HB31B HB31G JB14 JK09 JN01A JN02 JN06B 4F206 AA13 AA21 AA28 AD05 AD09 AD20 AG03 AH42 JA07 JB12 JF05 JL02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明または半透明のフィルムの裏面に、
    立体模様やヘアーライン等のデザインを構成するデザイ
    ン層、光反射性を有する光反射層、及び樹脂との接着効
    果を有する接着層が形成されたデザインフィルムと、 前記接着層の接着効果により前記デザインフィルムの裏
    面側と一体化された樹脂層とを備え、 前記デザインフィルムは、前記デザイン層、前記光反射
    層及び前記接着層が前記フィルムの裏面に印刷されるこ
    とによって形成され、 前記樹脂層は、インサート成形によって前記デザインフ
    ィルムと一体化されていることを特徴とする成形品。
  2. 【請求項2】 透明または半透明のフィルムの裏面の一
    部又は全面に、立体模様やヘアーライン等のデザインを
    構成するデザイン層を印刷して形成するデザイン層形成
    工程と、 前記デザイン層の裏面の側で前記フィルムの一部又は全
    面にわたって、光反射性を有する光反射層を印刷して形
    成する光反射層形成工程と、 前記光反射層の裏面の側で接着必要部分に、樹脂との接
    着効果を有する接着層を印刷して形成する接着層形成工
    程と、 樹脂層のインサート成形によって、前記接着層の接着効
    果で前記デザインフィルムの裏面側と前記樹脂層とを一
    体化させる樹脂成形工程とを備えたことを特徴とする成
    形品の製造方法。
JP2002030094A 2002-02-06 2002-02-06 成形品及びその製造方法 Pending JP2003231212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002030094A JP2003231212A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 成形品及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002030094A JP2003231212A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 成形品及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003231212A true JP2003231212A (ja) 2003-08-19

Family

ID=27773986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002030094A Pending JP2003231212A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 成形品及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003231212A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216979A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Yamatsukusu Kk 合成樹脂製のラベル容器及び、その成形方法
JP2010085508A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Nidek Co Ltd 装飾模様付き表示体、及び該表示体の製造方法
JP2011148109A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sakaiya:Kk 遊色効果を有する加飾面を備えた合成樹脂成形品の製造方法
JP2018177295A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 パムテク コリア カンパニー リミテッド 透明排出板の底面に不透明薄膜がインサート射出されたコンパクト容器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007216979A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Yamatsukusu Kk 合成樹脂製のラベル容器及び、その成形方法
JP2010085508A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Nidek Co Ltd 装飾模様付き表示体、及び該表示体の製造方法
JP2011148109A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sakaiya:Kk 遊色効果を有する加飾面を備えた合成樹脂成形品の製造方法
JP2018177295A (ja) * 2017-04-12 2018-11-15 パムテク コリア カンパニー リミテッド 透明排出板の底面に不透明薄膜がインサート射出されたコンパクト容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1914067B1 (en) Method for fabricating a curved casing formed from thermoplastic resin and film having a polarizing effect
JP7026692B2 (ja) 装飾面を有する成形プラスチック部品の製造方法及び装飾面を有する成形プラスチック部品
CN101850591A (zh) 模内装饰成型方法及模制品
JP4054040B2 (ja) 成形同時加飾成形品及び成形同時加飾成形品の製造方法
US7875339B2 (en) Thermoplastic resin casing and method for fabricating the same
JP5115918B2 (ja) 樹脂成形品の表面加飾方法
JP3295534B2 (ja) レーザーマーキング用転写箔とこの転写箔を用いた絵柄付成形品の製造方法
JP2002156912A (ja) 電子機器表示窓の保護パネル
JP5828386B2 (ja) 加飾合成樹脂成形品の製造方法
JP2003231212A (ja) 成形品及びその製造方法
CN115083271A (zh) 一种带装饰纹理的隐藏式人机界面显示面板、装饰膜片及其制造方法
CN1824492A (zh) 塑料产品全彩加工的方法及其产品
KR100717711B1 (ko) 장식용 필름층을 갖는 사출성형품의 제작 방법
EP2363043A1 (en) Method for manufacturing patterned chair and patterned chair manufactured by that manufacturing method
JP2011212904A (ja) 加飾合成樹脂成形品
JP2001337607A (ja) デザインパネル及びその製造方法
JPH0852760A (ja) 印刷化粧積層材
JP2002178359A (ja) 射出成形同時絵付方法
JP2737831B2 (ja) 樹脂製エンブレムプレート、及びその製造方法
CN213565234U (zh) 具有纳米微纹装饰面的注塑产品
CN219276886U (zh) 一种装饰性立体纹理饰面及其产品
CN212920983U (zh) 透光仪表板装饰板
JPH08413B2 (ja) 電飾用成形品の製造方法
JP3150767B2 (ja) 加飾成形品の製造方法
CN219564383U (zh) 一种具有立体纹理饰面的模内拓印注塑件及含有其的产品