JP2003231037A - テレスコカバー及びそれに用いるカバー片 - Google Patents

テレスコカバー及びそれに用いるカバー片

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JP2003231037A
JP2003231037A JP2002029923A JP2002029923A JP2003231037A JP 2003231037 A JP2003231037 A JP 2003231037A JP 2002029923 A JP2002029923 A JP 2002029923A JP 2002029923 A JP2002029923 A JP 2002029923A JP 2003231037 A JP2003231037 A JP 2003231037A
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retainer plate
cover piece
telescopic
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Yukio Enomoto
行雄 榎本
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Enomoto Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を低減し製造及び組み付け作業を容
易に行うことができ、コストの低減を図ることができる
テレスコカバーを提供する。 【解決手段】 複数のカバー片21,22を互いに重ね
合わせて伸展又は縮小可能に構成したテレスコカバーに
おいて、前記カバー片21の先端部を下向きに折り曲げ
形成してリテーナプレート21hを形成する。該リテー
ナプレート21h寄りのカバー片21の下面に対しワイ
パー28を構成する芯金51を取り付ける。この芯金5
1に取り付けられたリップシール52の背面を前記リテ
ーナプレート21hの下面に接触させる。前記リップシ
ール52の先端縁の位置を前記リテーナプレート21h
の先端縁の位置よりも所定距離Lだけ前記カバー片21
の縮小方向に突出させる。前記リップシール52の先端
縁を下方に位置するカバー片22の上面に接触する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば工作機械の
案内レールを切り屑やクーラント液から保護するための
テレスコカバー及びそれに用いるカバー片に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレスコカバーは複数枚のカバ
ー片を上下方向に重ね合わせるとともに、水平方向に伸
展又は縮小可能に重ね合わされて、案内レールを保護す
るようになっている。前記各カバー片が縮小方向に移動
するとき、下側に位置するカバー片の上面に付着した切
り屑やクーラント液を掬い上げて除去するためにカバー
片の先端部にはワイパーが設けられている。
【0003】従来のワイパーは、図8に示すように、カ
バー片21の先端部下面に取り付けられている。前記ワ
イパー50は前記カバー片21の先端部下面に溶接等に
より取り付けられる芯金51と、この芯金51に対し接
着剤により取り付けられるゴム製のリップシール52と
を備えている。又、ワイパー50は前記芯金51に取り
付けられ、前記リップシール52の先端部を被覆して位
置規制するリテーナプレート53を備えている。
【0004】一方、従来のワイパーとして、図9に示す
ものも提案されている。このワイパー50は、前記芯金
51とリテーナプレート53が一体に構成され、芯金5
1とリテーナプレート53に対しリップシール52を接
着剤により接着するようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者のカバ
ー片21のワイパー50は、リテーナプレート53を芯
金51と別体で形成しなければならないので、部品点数
が多くなり、製造及び組み付け作業が面倒でコストの低
減を図ることができないという問題があった。
【0006】一方、後者のカバー片21のワイパー50
は、部品点数が少ないという利点がある。しかし、複雑
な形状の芯金51とリテーナプレート53を製造するに
は、鋳造作業を行う必要があり製造が非常に面倒で、コ
ストの低減を図ることが難しいという問題があった。
【0007】この発明の目的は 上記従来の技術に存す
る問題点を解消して、部品点数を低減し、製造及び組み
付け作業を容易に行うことができるテレスコカバー及び
それに用いるカバー片を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数のカバー片を互い
に重ね合わせて伸展又は縮小可能に構成したテレスコカ
バーにおいて、前記各カバー片のうち伸展又は縮小され
るカバー片の先端部を下向きに傾斜するように折り曲げ
てリテーナプレートを形成し、該リテーナプレート寄り
のカバー片の下面に対しワイパーを構成する芯金を取り
付け、この芯金に取り付けられたリップシールの背面を
前記リテーナプレートの下面に接触させ、前記リップシ
ールの先端縁の位置を前記リテーナプレートの先端縁の
位置よりも所定距離だけ前記カバー片の縮小方向に突出
させ、前記リップシールの先端縁を下方に位置するカバ
ー片の上面に接触したことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記リップシールは、前記カバー片どうしを重ね合
わせる以前の状態においては、前記リテーナプレートの
下面から離れた状態に保持され、カバー片どうしを重ね
合わせた状態においては、リップシールの背面が弾性変
形してリテーナプレートに接触されるように構成されて
いることを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
において、前記芯金は扁平板状の本体と、この本体の先
端縁に対し前記リップシールの背面を凹凸の関係で係止
する第1係止突条が一体に形成され、前記芯金の本体の
後端部下面には、前記リップシールの後端部を凹凸の関
係で係止する第2係止突条が設けられていることを要旨
とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項において、前記リップシールは耐油性及び
耐摩耗性に優れた合成ゴムにより形成されていることを
要旨とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1項において、前記芯金はカバー片に対し溶接
又はビスにより取り付けられていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項
に記載のテレスコカバーに用いるカバー片であることを
要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化したテレス
コカバーの一実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0014】図1,2に示す符号11は、例えばフライ
ス盤等の工作機械のベッド(図示略)に設けた左右1対
の案内レールである。この案内レール11には例えば加
工具を装着した移動台12が図1において矢印方向(右
方を伸展方向、左方を縮小方向とする)の往復動可能に
装設されている。前記ベッドの所定位置には取付基板1
3が固設され、この取付基板13と前記移動台12との
間には、テレスコカバー14が装着され、前記案内レー
ル11をワークから発生する切り屑やクーラント液から
保護するようになっている。
【0015】そこで、前記テレスコカバー14の構成を
説明すると、このテレスコカバー14は第1〜第7のカ
バー片21〜27を図3において矢印方向の伸縮可能に
連結して構成されている。第1〜第6のカバー片21〜
26の先端部には後述するワイパー28が設けられてい
る。前記第1〜第6のカバー片21〜26は、それぞれ
走行機構29によって前記案内レール11のガイド面1
1aに沿って前後方向の移動可能に支持されている。
又、前記第1〜第7のカバー片21〜27は、図4に示
すように左右1対のパンタグラフ30によって互いに連
結されている。
【0016】第1〜第7のカバー片21〜27はほぼ同
一の構成を採っているので、第1のカバー片21の構成
について、図6を中心に説明し、第2〜第7のカバー片
22〜27の対応する部分には符号a〜iを付して詳し
い説明は省略する。
【0017】第1のカバー片21の扁平山形状をなす本
体プレート21aの左右両端部には側板21bが下方に
折り曲げ形成されている。前記本体プレート21aの基
端部にはアタッチプレート21cが下方(内方)に折り
曲げ形成されている。このアタッチプレート21cの下
端部には補強リブ21dが水平(縮小)方向に折り曲げ
形成されている。前記アタッチプレート21cの高さ全
体を、前記本体プレート21aと同一材料により一体に
形成している。
【0018】前記アタッチプレート21cの内側面には
金属材料により形成されたブラケット31が溶接により
固定されている。このブラケット31には軸32を介し
てローラ33が回転可能に支持され、前記案内レール1
1のガイド面11a上を転動するようになっている。前
記アタッチプレート21cには前記ローラ33との干渉
を回避するための凹部21eが設けられている。この実
施形態では、前記ブラケット31、軸32及びローラ3
3等によって、前記走行機構29を構成している。前記
アタッチプレート21cの凹部21eの近傍には補強リ
ブ21fが水平(伸展)方向に折り曲げ形成されてい
る。前記第1のカバー片21の外端部にはストッパ21
gが前記側板21bから外側方に向かって突出形成され
ている。
【0019】前記本体プレート21aの先端縁には、前
記ワイパー28の構成部品となるリテーナプレート21
hが縮小方向に向かって下方に傾斜するように折り曲げ
形成されている。前記側板21bの下端縁には内側方に
向かって補強リブ21iが水平に折り曲げ形成されてい
る。前記補強リブ21dの下面には前記パンタグラフ3
0を構成する支持軸34を下向きに溶接した取付板35
が溶接されている。前記支持軸34にはパンタグラフ3
0を構成する複数のリンク41〜44のうち二本のリン
クの交差部が連接されている。
【0020】前記本体プレート21aは伸展方向から見
て図2に示すように緩やかな山形状に形成され、前記ア
タッチプレート21cは本体プレート21aの中央部に
おいて分断されている。この分断部には当金36が溶接
によって取り付られ、分断されたアタッチプレート21
cを前記当金36によって互いに連結している。この当
金36の上端縁にはストッパー36aが形成され、この
ストッパー36aは前記本体プレート21aの上面より
若干突出されている。当金36の下端部には本体プレー
ト21aの内方に向かって水平に補強リブ36bが折り
曲げ形成されている。
【0021】図1に示すように、第1のカバー片21
は、前記ブラケット31に固定されるので、当金36は
省略される。前記補強リブ21fも省略される。又、第
7のカバー片27のリテーナプレート27h及びワイパ
ー28も省略される。
【0022】次に、図1,2に基づいて、前記ワイパー
28の構成について説明する。前記第1のカバー片21
の先端部下面には金属製の芯金51が溶接又はビスによ
り固定されている。この芯金51には耐油性及び耐摩耗
性に優れた合成ゴム製のリップシール52が接着剤によ
り取り付けられている。前記リップシール52は本体5
2aと、この本体52aの先端部に一体形成されたリッ
プ52bと、前記芯金51の本体51aの先端部に一体
に縮小方向に向かって突出形成された第1係止突条51
bに係合された係合部52cとを備えている。さらに、
このリップシール52は芯金51の伸展方向側の後端部
下面に一体形成された第2係止突条51cに係合された
係合部52dを備えている。
【0023】前記リップ52bの先端部は、前記リテー
ナプレート21hの先端縁から 所定距離Lだけ縮小方
向に突出されている。前記第1のカバー片21が第2の
カバー片22に組み付けられる前の状態においては、図
2に示すように、前記リップシール52自身の弾性力に
よって前記リップ52bがリテーナプレート21hの下
面から離れた状態に保持される。前記第1のカバー片2
1と第2のカバー片22が組み付けられた状態において
は、図1に示すようにリップ52bの背面は前記リテー
ナプレート21hの下面に接触し、リップ52bの先端
縁が第2のカバー片22の上面にリップ52b自身の弾
性力によって押圧され、第2のカバー片22とのシール
性を保持する。
【0024】次に、前記のように構成したテレスコカバ
ー14の動作について説明する。図3は移動台12と取
付基板13との間で前記テレスコカバー14が縮小され
た状態を示す。この状態において、前記移動台12が前
記案内レール11に沿って右方向(伸展)に移動される
と、前記パンタグラフ30の作用により第1〜第6のカ
バー片21〜26が右方向に向かって一斉に移動を開始
する。この移動により前記第1〜第6のカバー片21〜
26が前記案内レール11を遮蔽したまま右方向に伸展
される。又、前記ローラ33は案内レール11のガイド
面11aに沿って右方向に転動され、前記第1〜第6の
カバー片21〜26及びパンタグラフ30を水平状態に
安定して支持する。
【0025】前記移動台12が最右限位置に達した状態
では、前記ワイパー28のリップシール52の係合部5
2dが前記当金36に当接するとともに、側板21bの
先端縁に設けた図示しないワイパーのリップシールがス
トッパ21gに当接する。このため第1〜第7のカバー
片21〜27が伸展状態に位置規制される。
【0026】一方、前記テレスコカバー14が伸展され
た状態から 前記移動台12が取付基板13に向かって
移動されると、前述した動作と逆の動作によってテレス
コカバー14の各カバー片21〜26が縮小され、図3
に示す状態に復帰される。前記テレスコカバー14が縮
小される動作において、前記第2〜第7のカバー片22
〜27の上面に付着された塵埃やクーラント液は前記ワ
イパー28のリップシール52によって左方向に押され
て、カバー片22〜27の左右両側方に排出される。
【0027】上記実施形態のテレスコカバー14によれ
ば、以下のような特徴を得ることができる。 (1)上記実施形態では、前記第1のカバー片21の先
端部に対しリテーナプレート21hをカバー片の縮小方
向下方に折り曲げ形成した。このリテーナプレート21
hに対し、ワイパー28を構成するリップシール52の
リップ52bの背面を位置規制するようにした。このた
め、別途リテーナプレートを用いる構成と比較して、部
品点数を低減し製造及び組み付け作業を容易に行いコス
トの低減を図ることができる。又、カバー片21の先端
部を折り曲げてリテーナプレート21hを一体に形成し
たので、カバー片21自体の剛性を高めることができ
る。
【0028】(2)上記実施形態では、前記リップ52
bの先端縁をリテーナプレート21hの先端縁から所定
距離Lだけ突出させた。このため、図1に示す使用状態
において、リップ52bにより掬い上げた切り屑やクー
ラント液等がリテーナプレート21hの上面に移動する
のを防止することができる。
【0029】(3)上記実施形態では、前記本体プレー
ト21aに対して、アタッチプレート21cを一体的に
折り曲げ形成した。このため、本体プレート21aを別
の部材として溶接する従来の構造と比較して、機械的な
剛性を低下させることなく、第1〜第7のカバー片21
〜27を形成することができる。この結果、部品点数を
低減し、製造作業を容易に行いコストの低減を図ること
ができる。
【0030】(4)上記実施形態では、前記アタッチプ
レート21c〜27cに対して、補強リブ21d〜27
d及び補強リブ22f〜27fを一体に折り曲げ形成し
たので、第1〜第7のカバー片21〜27の剛性を高め
ることができる。
【0031】(5)上記実施形態では、前記ブラケット
31をアタッチプレート21cに溶接し、ブラケット3
1にローラ33を支持したので、ローラ33を安定して
取り付けることができるとともに、アタッチプレート2
1cの剛性を向上することができる。
【0032】(6)上記実施形態では、前記アタッチプ
レート21cの中央部に対し、当金36を溶接したの
で、アタッチプレート21cの剛性を高めることができ
る。 (7)上記実施形態では、前記アタッチプレート21c
の下端縁に対し補強リブ21dを折り曲げ形成したの
で、前記支持軸34を支持した取付板35の取り付け作
業を、前記補強リブ21dに沿って容易に行うことがで
きる。
【0033】なお、本実施形態は以下のように変更して
もよい。 ○ 図7に示すようにリテーナプレート21hの先端縁
に対しリップシール52の係合部52cを係合するよう
にしてもよい。又、芯金51の第2係止突条51cを伸
展方向に突出形成し、この第2係止突条51cに係合部
52dを係合するようにしてもよい。
【0034】○ 前記パンタグラフ30に代えて第1〜
第7のカバー片21〜27を伸展したり縮小したりする
別の機構を用いてもよい。 ○ 前記リップシール52の材料として、耐油性、耐磨
耗性に優れた例えばポリウレタンやNBR(アクリル・
ニトリル・ブタジエン・ラバー)がある。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜6記載
の発明は、リップシールの背面を所定高さ位置に規制す
るリテーナプレートをカバー片の先端縁に一体的に形成
したので、部品点数を低減し製造及び組み付け作業を容
易に行うことができ、コストの低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のテレスコカバーのワイパーを具体
化した一実施形態を示す部分縦断面図。
【図2】 カバー片を上下方向に離した状態を示す部分
断面図。
【図3】 テレスコカバーの縮小状態の縦断面図。
【図4】 テレスコカバーを縮小方向から見た状態を示
す正面図。
【図5】 テレスコカバーの縮小状態の平面図。
【図6】 カバー片の斜視図。
【図7】 ワイパーの別例を示す断面図。
【図8】 従来のカバー片のワイパーを示す断面図。
【図9】 従来のカバー片のワイパーを示す断面図。
【符号の説明】
L…所定距離、14…テレスコカバー、21〜27…第
1〜第7のカバー片、21a〜27a…本体プレート、
21h〜26h…リテーナプレート、28…ワイパー、
30…パンタグラフ、33…ローラ、51…芯金、51
a…本体、51b…第1係止突条、51c…第2係止突
条、52a…本体、52b…リップ、52c…係合部、
52d…係合部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカバー片を互いに重ね合わせて伸
    展又は縮小可能に構成したテレスコカバーにおいて、前
    記各カバー片のうち伸展又は縮小されるカバー片の先端
    部を下向きに傾斜するように折り曲げてリテーナプレー
    トを形成し、該リテーナプレート寄りのカバー片の下面
    に対しワイパーを構成する芯金を取り付け、この芯金に
    取り付けられたリップシールの背面を前記リテーナプレ
    ートの下面に接触させ、前記リップシールの先端縁の位
    置を前記リテーナプレートの先端縁の位置よりも所定距
    離だけ前記カバー片の縮小方向に突出させ、前記リップ
    シールの先端縁を下方に位置するカバー片の上面に接触
    したことを特徴とするテレスコカバー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記リップシール
    は、前記カバー片どうしを重ね合わせる以前の状態にお
    いては、前記リテーナプレートの下面から離れた状態に
    保持され、カバー片どうしを重ね合わせた状態において
    は、リップシールの背面が弾性変形してリテーナプレー
    トに接触されるように構成されているテレスコカバー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記芯金は扁
    平板状の本体と、この本体の先端縁に対し前記リップシ
    ールの背面を凹凸の関係で係止する第1係止突条が一体
    に形成され、前記芯金の本体の後端部下面には、前記リ
    ップシールの後端部を凹凸の関係で係止する第2係止突
    条が設けられているテレスコカバー。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記リップシールは耐油性及び耐摩耗性に優れた合成ゴ
    ムにより形成されているテレスコカバー。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記芯金はカバー片に対し溶接又はビスにより取り付け
    られているテレスコカバー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のテ
    レスコカバーに用いるカバー片。
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Cited By (4)

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