JP2003230929A - 転造加工方法 - Google Patents

転造加工方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転造用平ダイスによる歯車、スプライン等の
転造において、歯車等の端面の面取り部で生じる歯面へ
の盛り上がりやばりをなくす。 【解決手段】 一対の平ダイス1,2を対称位置に平行
に配置し、平ダイス間に被転造物7を回転可能に支持し
て平ダイス間に挟持し、平ダイスを相対的に移動させ被
転造物外周を塑性加工する転造加工方法であって、転造
用平ダイスは被転造物外周8を塑性加工する外周転造部
3と、外周転造部に隣接して設けられ被転造物外周部の
端部の面取り部12を塑性加工する面取り形成部4とか
らなり、該転造用平ダイスでの外周及び面取り部の転造
後、被転造物を逆方向に回転させても被転造物と面取り
形成部とが干渉しないように軸方向に距離Lだけずらし
た後、被転造物を逆転させ、被転造物の異形部17を外
周転造部に設けられた仕上げ部37でさらに外周転造
し、再度正転させ被転造物を回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被転造物の外周を
塑性加工すると同時に塑性加工端部の面取りを塑性加工
する転造加工方法に関し、特に歯車、インボリュートス
プラインの歯面の端面面取りに適した転造加工方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車の変速機の軸部品などに用いられ
るスプライン転造部は、平ダイスによる転造加工後、熱
処理して完成となる。軸部品と結合されるギヤなどの相
手部品はインボリュートスプライン穴をブローチ加工さ
れており、圧入または滑合状態で組み込まれる。この組
み込み作業においては、スプライン軸と穴のスプライン
の位相を正確に合わせる必要があり、自動組立が困難で
ある。そこで、軸スプライン部の端面に面取りを施せ
ば、ラフな位相決めで組み付け作業ができることは容易
に想像できる。しかし、端面面取り用に新しく面取り加
工などの工程を増設するのは部品のコストアップにつな
がり問題がある。
【0003】そこで、自動車の変速機の平歯車、はすば
歯車については、ギヤローリング成形法により、面取り
加工を施した例がある。例えば、特開平2−80146
号公報においては、歯車部加工済みの被加工歯車に面取
り加工用回転工具を噛合させて面取り加工を施し、ギヤ
ローリング成型ダイスを別途設けて面取り加工によって
生じた歯面の盛り上がりを成形する例が開示されてい
る。しかし、この事例は、面取り成形後、別の成型ダイ
スで歯面の盛り上がり成形を行うため、加工時間がかか
るという問題がある。一般にスプライン転造で用いられ
る平ダイス方式にこの方式を適用しようとすると、2つ
の工程が必要なため、装置が複雑になるという問題があ
った。一方、実開昭60−24437号公報では、被加
工物の面取り部に対向する部位に突起部を形成し、被加
工物の歯面に転造加工と共に面取り加工を施すことが開
示され、ギヤローリング法及びラック法によるものが開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、歯面加
工部と面取り部とが一体のダイスを製作するためには、
非常に高い加工コストがかかるという問題があった。そ
こで、特公平5−38667号公報においては、ギヤロ
ーリング法であるが、歯部形成部と面取り形成部を分離
して製作し、互いに位相が合うように固定している。ま
た、特開平8−71899号公報では歯車でなくピンの
端面の面取りを同様な方法で行っている。しかしなが
ら、スプライン転造ダイスと面取りダイスを分離して製
作し一体に配設して転造加工を行うと、スプライン部と
面取り部の接続部で歯面への盛り上がり、ばりが生じる
という問題があった。
【0005】本発明の課題は上記問題点に鑑みて、被転
造物外周を塑性加工する外周転造部と、外周転造部に隣
接して設けられ被転造物外周部の軸方向の端部の面取り
部を塑性加工をする面取り形成部とからなる転造用平ダ
イスを用いた転造加工方法において、外周転造部と面取
り形成部の隣接部で生じる盛り上がり、ばりをなくすこ
とである。特に、歯車、スプラインの端面の面取り部で
生じる歯面への盛り上がり、ばりをなくすことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、一対
の平ダイスを対称位置に平行に配置し、該平ダイス間に
被転造物を回転可能に支持して平ダイス間に挟持し、平
ダイスを相対的に移動させ被転造物外周を塑性加工する
転造加工方法において、前記転造用平ダイスは前記被転
造物外周を塑性加工する外周転造部と、前記外周転造部
に隣接して設けられ前記被転造物外周部の軸方向の端部
の面取り部を塑性加工をする面取り形成部とからなり、
該転造用平ダイスで外周及び面取り部を転造した後に、
前記被転造物を逆方向に回転させても前記被転造物と前
記面取り形成部とが干渉しない距離だけ軸方向にずらし
た後、前記被転造物を逆転させ、前記外周転造部と前記
面取り部との合わせ面で生じた前記被転造物の異形部を
前記外周転造部に設けられた仕上げ部でさらに外周転造
する転造加工方法を提供することにより上記課題を解決
した。
【0007】(作用)即ち、一対の平ダイスを対称位置
に平行に配置し、該平ダイス間に被転造物を回転可能に
支持して平ダイス間に挟持し、平ダイスを相対的に移動
させることにより、外周転造部と、これに隣接して設置
された面取り形成部により、被転造物の外周部と軸方向
の端部の面取り部の転造が同時に行われる。しかし、こ
のとき、互いに隣接する外周転造部と面取り形成部の合
わせ面で、外周転造部と面取り形成部の製作上の誤差、
組み付けのずれによる若干の形状の不連続部があり、転
造加工時の材料の盛り上がり力により、歯面に肉の盛り
上がり、ばりなどの異形部が発生する。しかし、本発明
においては、転造用平ダイスで外周及び面取り部を転造
した後に、被転造物を逆方向に回転させても被転造物と
面取り形成部とが干渉しない距離だけ軸方向にずらした
後、被転造物を逆転させ、外周転造部と面取り部との合
わせ面で生じた被転造物の異形部を前記外周転造部に設
けられた仕上げ部でさらに外周転造するようにしたの
で、外周転造部と面取り形成部との隣接部、即ち合わせ
面に発生した盛り上がり、ばりなどの異形部が外周転造
部の仕上げ部で押しつぶされる。この結果、端部の面取
り部の盛り上がり、ばりのない良好な転造物が得られ
る。
【0008】転造ダイスは一般に粗加工部から仕上げ加
工部へと移動するので、逆転のままでは仕上げ加工した
ものを粗加工部へ戻す必要がある。この場合は形状によ
って干渉する虞がある。そこで請求項2に記載の発明に
おいては、前記被転造物を逆転した後、再度正転させ前
記被転造物を回収するようにした。
【0009】かかる転造加工方法は端面に面取りを有す
るものに有効であるが、特にスプラインや歯車の歯面端
面の面取りに適する。また、一般の転造歯車は、食いつ
き歯部、仕上げ歯部、逃げ歯部から構成されている。そ
こで、請求項3に記載の発明においては、前記転造平ダ
イスは被転造物外周歯部を塑性加工する歯溝を有する外
周転造部と、前記外周転造部に隣接して設けられ前記被
転造物外周歯部の軸方向の端部の面取り部を塑性加工を
する面取り形成部と、からなり、さらに、前記外周転造
部と前記面取り形成部は、食いつき歯部、仕上げ歯部、
逃げ歯部からなる転造平ダイスとするのが好ましい。
【0010】歯車やスプライン等の場合は、歯車やスプ
ラインを形成する凹凸状にされた外周転造部、歯部の面
取り形成部とは、特に製作上の誤差、組み付けのずれに
よる若干の形状の不連続部が生じやすく、転造加工時の
材料の盛り上がり力により、特に歯面に盛り上がり、ば
りなどが発生しやすい。本発明によれば、面取り後、さ
らに外周転造部により歯車やスプライン転造するので、
この歯面の盛り上がり、ばりなどを修正することができ
る。また、従来の転造用平ダイスの構成とほぼ同様とす
ることができ、従来の転造盤をそのまま、あるいは小改
造で使用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、ス
プライン軸の加工に適用した場合について図を参照して
説明する。図1は本発明の実施の形態を示す転造用平ダ
イスの一方を示し、外周転造部の(a)は平面図、
(b)は側面図、(c)は(b)のA−A線断面図、図
2は面取り形成部の(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は(b)のB−B線断面図である。図3は図1で
示す一対の転造用平ダイスで被転造物(以下ワークとい
う)にスプライン転造加工を開始前の説明図であって、
(a)は平面図、(b)は側面図、図4はスプライン及
び面取り転造加工後、図5は軸方向移動時、図6は異常
部修正時、図7は加工完了時の説明図であってそれぞれ
(a)は平面図、(b)は側面図である。また、図8は
本発明の実施の形態で使用する転造前のワークの正面
図、図9は本発明の実施の形態を示すスプライン転造及
びスプライン端の面取りを同時転造した直後のワークの
正面図であり、図1のA−A線(図2のB−B線)断面
の近傍、図10は本発明の実施の形態を示すスプライン
(外周面)転造及びスプライン端(歯面端)の面取りの
異形部修正後のワークの正面図であり、図1のA−A線
(図2のB−B線)断面近傍を示す。図3に示すよう
に、本発明の転造用平ダイス1、2は図1に示す長手方
向に対し直角方向にスプライン加工用歯溝31が形成さ
れた外周転造部3と、図2に示す面取り形成部とから構
成される。面取り形成部4は外周転造部3と側面視で同
形状にされ、かつスプライン加工用歯溝31の側面31
aと同形状の側面形状の面取り溝41を有する。
【0012】図3に示すように、外周転造部3の側面3
2に面取り形成部4がその側面42を当接させて図示し
ないボルトで固定されている。外周転造部3は加工開始
端35より、歯高が漸増する食いつき歯部36、歯高が
一定の仕上げ歯部37、歯高が漸減する逃げ歯部38か
ら形成されている。これに応じて、図2に示すように、
面取り形成部4も同形状とされ、さらに、外周転造部の
スプライン加工用歯溝31に対応して面取り溝41が形
成されており、面取り溝の側面(合わせ面)42の歯形
は、外周転造部の合わせ面の側面32の歯形と互いに概
ね一致するように設定されている。さらに、面取り溝4
1は幅方向に角度α(30°〜45°が好ましい)で切
り上がっており、また、ダイス取り付け面6からのそれ
ぞれの歯高h寸法が一致している。
【0013】被加工物であるワーク7の素材の形状は図
8に示すように軸7a,7bの一部に加工すべき円筒部
8が設けられ円筒部の両側端部がそれぞれテーパ面9,
10にされている。符号51はワークを回転保持するた
め芯押し具であり、52は芯押し具の先端が嵌合するよ
うにされた芯だし穴である。本発明の実施の形態におい
ては、図8で示すワーク7の円筒部8にスプラインを創
成し、図8でみて左側テーパ部9側の歯面に面取りを施
そうというものである。右側テーパ部10側は単に従来
通りの歯面を形成するのみであり、面取りは行わない。
係るワークを図3に示すように、図1に示す転造用平ダ
イス1と図1の歯溝方向軸に対して軸対称となるような
転造用平ダイス2を一対として対称位置に平行に配置す
る。転造用平ダイス2の構成は転造平ダイス1と同様で
あり、転造用平ダイス1と同様な構成について同符号を
付し説明を省略する。図3に示すようにワーク7を芯押
し治具51で回転自在の支持し、ワーク7の円筒部左端
8aが外周転造部3と面取り形成部4との合わせ面32
(42)と一致するように食いつき歯部36側から平ダ
イス間1,2に挟持し、図示しない同期装置により平ダ
イスを同期して相対的に移動させ転造加工を行う。
【0014】まず食いつき歯部36から仕上げ歯部37
にかけて、転造され図4に示すようにワーク7は逃げ歯
部位置に達する。この状態においては、図9に示すよう
に、ワークの外周にスプライン部11と面取り部12が
同時に転造加工され、左側テーパ面9は縮径、変形す
る。転造時に、合わせ面32における外周転造部3の歯
溝31と面取り形成部4の面取り溝41の歯形が一致し
ているので、ワーク7のスプライン部11と面取り部1
2の幾何形状が概ね連続的となり、また、面取り溝41
は角度αで切り上がりとなっているので、歯面の面取り
部12は歯先13を挟んで歯面から軸方向にすぼまるよ
うに底部が丸みを帯びた略V字状のテーパ面に形成され
る。また、外周転造部3の歯溝31と面取り形成部4の
歯高hが一致しているので、左側テーパ面9はさらに面
取り形成部4の上面45で押圧され歯底14と同高さの
延長部15に転造される。延長部15の先端16は変形
を制限するものがないので自由形状、例えば波状とな
り、テーパ端でテーパ面9が残っている。同様に左側歯
先近傍13aではテーパ面9の一部9aが残るようにさ
れている。これは転造時の素材の流れを容易にし、ま
た、加工誤差の影響を少なくでき、合わせ面の盛り上が
り、ばりの発生を少なくでき、転造加工が容易となる。
ワーク右側面10はテーパ面に沿って面取りされること
なくスプライン11の一部が形成される。
【0015】しかしながら、図4に示すまでのスプライ
ン部11と面取り部12の転造加工では、外周転造部3
と面取り形成部4の製作上の誤差、組み付けのずれによ
り、図9に示すように合わせ面歯面端面近傍13aに、
若干の盛り上がり、ばり等の異常部17が発生すること
がある。そこで、図5に示すように、逃げ歯部でワーク
7を図示で右方向に移動、即ちワーク(被転造物)7を
逆方向に回転させても被転造物と面取り形成部とが干渉
しない距離だけ軸方向にLだけずらした後、図6及び図
10に示すようにワークを逆転させ、再び仕上げ歯部3
7で、外周即ちスプライン転造加工を再度行う。これに
より、歯面の盛り上がり、ばり等の異常部17を、仕上
げ歯部37により押しつぶす。その後、ワーク7を正転
させ図7に示すように転造用平ダイス1,2を移動さ
せ、逃げ歯部38よりワーク7を取り出す。かかる工程
により加工されたワーク7の加工完了時には、図10に
示すような端面に面取りの付いた、歯面に盛り上がり、
ばりのない良好なスプライン軸が得られる。
【0016】なお、軸方向移動距離は1〜2mm程度で
よい。また、ワーク7の歯底14と延長部15との合わ
せ面18にも誤差等による盛り上がり、ばり等の発生が
あるが、実際のスプライン組みつけ時等には歯底部14
の干渉はほとんどないので、合わせ面の調整の精度を高
くすることにより異常部の発生を少なくする程度でよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては、
転造用平ダイスで外周及び面取り部を転造した後に、被
転造物をLだけ軸方向にずらし、被転造物を逆転させ、
外周転造部と面取り部との合わせ面で生じた被転造物の
異形部を前記外周転造部に設けられた仕上げ部でさらに
外周転造するようにし、合わせ面に発生した異形部を外
周転造部の仕上げ部で押しつぶすようにしたので、転造
物が歯面の盛り上がりやばりのない良好なものとなっ
た。また、請求項2に記載の発明においては、被転造物
を逆転した後、再度正転させ被転造物を回収するように
したので、簡単な操作でバリ等をなくすことが可能とな
った。
【0018】さらに、食いつき歯部、仕上げ歯部、逃げ
歯部を有するスプラインや歯車の転造用平ダイスに適し
ており、請求項3に記載の発明においては、外周転造部
を食いつき歯部、仕上げ歯部、逃げ歯部から構成するよ
うにし、従来の転造用平ダイスの構成とほぼ同様とし、
従来の転造盤をそのまま、あるいは小改造で使用できる
ので、構造、加工が簡単であり、また、大量生産に向い
たコストの低い面取り用転造ダイスを提供するものとな
った。また、スプラインの組み付けが容易な面取りスプ
ライン軸を提供できることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す転造用平ダイスを構
成する外周転造部の(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は(b)のA−A線断面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す転造用平ダイスを構
成する面取り形成部の(a)は平面図、(b)は側面
図、(c)は(b)のB−B線断面である。
【図3】本発明の実施の形態を示し、図1、図2で示す
一対の転造用平ダイスで被転造物(以下ワークという)
にスプライン転造加工を開始前の説明図であって、
(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図4】本発明の実施の形態を示すスプライン及び面取
り転造加工後の説明図であって、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図5】本発明の実施の形態を示すスプライン及び面取
り軸方向移動時の説明図であって、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図6】本発明の実施の形態を示すスプライン及び面取
り異常部修正時の説明図であって、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図7】本発明の実施の形態を示すスプライン及び面取
り加工完了時の説明図であって、(a)は平面図、
(b)は側面図である。
【図8】本発明の実施の形態で使用する転造前のワーク
の正面図である。
【図9】本発明の実施の形態を示すスプライン転造及び
スプライン端の面取りを同時転造した直後のワークの正
面図であり、図1のA−A線(図2のB−B線)断面近
傍を示す断面図である。
【図10】、図10は本発明の実施の形態を示すスプラ
イン(外周面)転造及びスプライン端(歯面端)の面取
りの異形部修正後のワークの正面図であり、図1のA−
A線(図2のB−B線)断面近傍を示す断面図である。
【符号の説明】
1、2 転造用平ダイス 3 外周転造部 4 面取り形成部 7 被転造物(ワーク) 8 被転造物外周 12 面取り部 17 異形部 31 歯溝 32、42 合わせ面 36 食いつき歯部 37 仕上げ部(仕上げ歯部) 38 逃げ歯部 L 被転造物と面取り形成部が干渉しない距離

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の平ダイスを対称位置に平行に配置
    し、該平ダイス間に被転造物を回転可能に支持して平ダ
    イス間に挟持し、平ダイスを相対的に移動させ被転造物
    外周を塑性加工する転造加工方法において、前記転造用
    平ダイスは前記被転造物外周を塑性加工する外周転造部
    と、前記外周転造部に隣接して設けられ前記被転造物外
    周部の軸方向の端部の面取り部を塑性加工をする面取り
    形成部とからなり、該転造用平ダイスで外周及び面取り
    部を転造した後に、前記被転造物を逆方向に回転させて
    も前記被転造物と前記面取り形成部とが干渉しない距離
    だけ軸方向にずらした後、前記被転造物を逆転させ、前
    記外周転造部と前記面取り部との合わせ面で生じた前記
    被転造物の異形部を前記外周転造部に設けられた仕上げ
    部でさらに外周転造することを特徴とする転造加工方
    法。
  2. 【請求項2】 前記被転造物を逆転した後、再度正転さ
    せ前記被転造物を回収することを特徴とする請求項1に
    記載の転造加工方法。
  3. 【請求項3】 前記転造用平ダイスは被転造物外周歯部
    を塑性加工する歯溝を有する外周転造部と、前記外周転
    造部に隣接して設けられ前記被転造物外周歯部の軸方向
    の端部の面取り部を塑性加工をする面取り形成部と、か
    らなり、さらに、前記外周転造部と前記面取り形成部
    は、食いつき歯部、仕上げ歯部、逃げ歯部からなる転造
    用平ダイスであることを特徴とする請求項2に記載の転
    造加工方法。
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