JP2003230272A - 圧電トランスの駆動回路、冷陰極管発光装置、液晶パネルおよび液晶パネル組込み機器 - Google Patents

圧電トランスの駆動回路、冷陰極管発光装置、液晶パネルおよび液晶パネル組込み機器

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JP2003230272A
JP2003230272A JP2002326068A JP2002326068A JP2003230272A JP 2003230272 A JP2003230272 A JP 2003230272A JP 2002326068 A JP2002326068 A JP 2002326068A JP 2002326068 A JP2002326068 A JP 2002326068A JP 2003230272 A JP2003230272 A JP 2003230272A
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Katsu Takeda
克 武田
Hiroshi Nakatsuka
宏 中塚
Katsunori Moritoki
克典 守時
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧電トランスに接続された全ての冷陰極管の
点灯を確実にし、定常点灯時に各冷陰極管の輝度差を低
減して、装置の信頼性と性能を向上させる。 【解決手段】 圧電トランス1の二次側に接続された複
数の冷陰極管7、8と、複数の冷陰極管に直列に接続さ
れ、それぞれの冷陰極管の出力状態を検出する冷陰極管
出力検出回路20とが設けられ、冷陰極管出力検出回路
からの検出信号に基づいて圧電トランスが駆動制御され
る。これにより、圧電トランスは、1つの冷陰極管に対
する動作と同じ動作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電トランスの駆
動回路、圧電トランスの負荷として冷陰極管を用いた冷
陰極管発光装置、かかる冷陰極管発光装置が組み込まれ
それにより輝度制御される液晶パネル、かかる液晶パネ
ルが組み込まれた機器に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、図面を参照しながら従来の圧電
トランス、及び圧電トランスの駆動回路について説明す
る。
【0003】圧電トランスは、圧電材料に一次側(入力
側)、及び二次側(出力側)の電極を形成して、一次側
電極に圧電トランスの共振周波数近傍の交流電圧を印加
して圧電トランスを機械的に振動させ、この機械的振動
を圧電効果によって変換して、二次側電極から高電圧と
して取り出すものであり、電磁トランスよりも小型化、
薄型化が可能で、高い変換効率を実現することができ
る。
【0004】図14は、2次側1出力タイプの従来の圧
電トランス101の斜視図である。図14において、圧
電トランス101は、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)
等の圧電セラミック材料から成る矩形板105に、厚さ
方向主面のほぼ半分に相対して、一次側(入力側)電極
として電極102と電極103が、また長さ方向の一方
の端面に二次側(出力側)電極104とが形成されて構
成される。矩形板105は電極102と電極103を利
用して予め厚さ方向に分極されており、一次側電極と電
極104を利用して予め長さ方向に分極されている。一
次側電極である電極102と電極103間に圧電トラン
ス101の長さ方向に伸縮する振動の共振周波数近傍の
交流電圧を印加すると、圧電トランス101は長さ方向
に伸縮する機械的振動を励振し、この機械的振動が圧電
効果により電圧に変換されて、一次側電極と二次側電極
とのインピーダンス比に応じた電圧として、二次側電極
である電極104から出力される。
【0005】また、図15は、二次側2出力タイプの圧
電トランス111の斜視図である。図15において、圧
電トランス111は、圧電セラミック材料から成る矩形
板116に、長さ方向のほぼ中央部に、厚さ方向に相対
して一次側電極である電極112と電極113が、また
長さ方向の一方の端面に二次側電極として電極114、
長さ方向の他方の端面に電極115とが形成されて構成
される。矩形板116は電極112と電極113とを利
用して予め厚さ方向に分極されており、一次側電極と、
電極114、電極115を利用して予め長さ方向に分極
されている。一次側電極である電極112と電極113
間に圧電トランス111の長さ方向に伸縮する振動の共
振周波数近傍の交流電圧を印加すると、圧電トランス1
11は長さ方向に伸縮する機械的振動を励振し、この機
械的振動が圧電効果により電圧に変換されて、一次側電
極と二次側電極とのインピーダンス比に応じた電圧とし
て、二次側電極である電極114及び電極115から出
力される。
【0006】圧電トランスは一般に、二次側に接続され
た負荷のインピーダンスにより、一次側に入力された電
圧に対する二次側に出力される電圧を示す昇圧比が変化
し、また、一次側に入力される電力に対する二次側に出
力される電力によって示される駆動効率も同様に変化す
るので、最大の昇圧比や駆動効率が得られる駆動周波数
も変化する。
【0007】例えば、圧電トランスの負荷として冷陰極
管を用いた場合、一般に冷陰極管は、点灯するまでは、
数百MΩ以上の高インピーダンスを示し、点灯後には数
百Ωから数十Ωまでインピーダンスが急激に低下する。
また、冷陰極管を点灯させるために数kV以上の電圧
が、また定常点灯時でも数百Vから数kVの電圧が必要
で、圧電トランスを用いて効率良く冷陰極管を点灯させ
るためには、点灯開始前と点灯後とで圧電トランスの一
次側に印加する交流電圧の周波数と電圧レベルを変化さ
せなければならない。
【0008】そのための従来技術として、図16に、冷
陰極管駆動装置のブロック図を示す(例えば、特許文献
1参照)。
【0009】図16において、無安定マルチバイブレー
タ206からの出力信号を電流増幅回路207で増幅
し、必要に応じて巻線トランス208で更に電圧を昇圧
して圧電トランス201の一次側に印加する。圧電トラ
ンス201の二次側出力には負荷として冷陰極管202
が接続されており、冷陰極管202に流れる電流を負荷
電流検出回路209により検出し、検出した電流レベル
を電圧に変換し、交流電圧整流回路210を介して、積
分回路204の一方の入力端子に入力し、他方の入力端
子には、可変電圧装置203からの信号を供給すること
により、積分回路204から電圧レベルシフト回路20
5を介して、無安定マルチバイブレータ206の発振周
波数が制御される。
【0010】圧電トランス201の負荷である冷陰極管
202を点灯させるため、可変電圧装置203及び電圧
レベルシフト回路205等により圧電トランス201に
印加する電圧を設定し、圧電トランス201の駆動周波
数を掃引して、冷陰極管202を点灯させる。点灯後、
圧電トランス201の駆動周波数を更に掃引し、更に負
荷電流検出回路209等により検出される電流レベルに
応じて、可変電圧装置203及び電圧レベルシフト回路
205等により圧電トランス201に印加する電圧を制
御することで、冷陰極管202の発光輝度が調整され
る。
【0011】
【特許文献1】特開平6−167694号公報
【特許文献2】特開平8−45679号公報 (図1)
【特許文献3】特開平10−241884号公報 (図
1、図7)
【特許文献4】特開平10−201233号公報 (図
1)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】圧電トランスに、冷陰
極管等の複数の負荷を接続する場合、図17に示すよう
に、図14の2次側1出力タイプの圧電トランス101
を用いて、圧電トランス101の二次側電極104に冷
陰極管120と冷陰極管121とを直列に接続する方式
がある(例えば、特許文献2参照)。この場合、冷陰極
管1管当たり、点灯をはじめるまでは数kVの電圧を、
また定常点灯時には数百Vの電圧を冷陰極管の両端に与
えなければならないので、圧電トランス101の出力と
しては、接続する冷陰極管の本数だけ高い電圧を出力す
る必要がある。
【0013】そのため、圧電トランス101と冷陰極管
120との接続部分や配線、及び回路基板を高電圧に耐
えることができる構成にしなければならない、という問
題がある。更に、回路基板上での圧電トランスを含めた
回路部品の実装について、高電圧による絶縁破壊を回避
し、安全性を高めるために各部品間の距離を広げなけれ
ばならないので、実装密度を高めることに限界があり、
圧電トランスや回路部品を小型化しても、回路基板を含
めたシステムとしては、小型化、省スペース化できな
い、という問題がある。
【0014】また、図14の2次側1出力タイプの圧電
トランスを用いて、圧電トランスに複数の冷陰極管を接
続する別の従来例として、図18に示すように、圧電ト
ランス101の二次側電極である電極104に冷陰極管
120と冷陰極管121とを並列に接続する方式もある
(例えば、特許文献3参照)。この場合、冷陰極管12
0と冷陰極管121のインピーダンスのばらつきによ
り、点灯開始時間にばらつきが生じる。例えば、最初に
冷陰極管120が点灯はじめると、冷陰極管120のイ
ンピーダンスが急激に低下することにより、圧電トラン
ス101の昇圧比が下がり、最初に点灯をはじめた冷陰
極管120以外の冷陰極管121が、点灯開始可能な電
圧レベルを保つことができず、一方の冷陰極管しか点灯
できなくなる、という問題もある。
【0015】更に、図15の2次側2出力タイプの圧電
トランス111を用いて、圧電トランスに複数の冷陰極
管を接続する別の従来例として、図19に示すような方
式がある(例えば、特許文献3および4参照)。図19
に示すように、圧電トランス111の二次側電極である
電極114、電極115に、直列に接続した冷陰極管1
20と冷陰極管121とを接続する方式であり、図18
に示した方式とは異なり、冷陰極管120と冷陰極管1
21のインピーダンスのばらつきにより、一方の冷陰極
管のみが点灯し、他方の冷陰極管が点灯しないという状
態は回避できる。
【0016】しかしながら、冷陰極管120と冷陰極管
121の接続部と、一次側電極の一方の電極113とが
電気的に接続されていることから、未点灯の状態は避け
られるが、定常点灯時での2つの冷陰極管のインピーダ
ンス差による輝度の差が生じると共に、圧電トランス1
11にとっては、2つの二次側電極114、115から
常に異なる電力を供給し続けるという不安定な動作をし
続けなければならない、という問題もある。
【0017】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、圧電トランスに複数の冷陰極
管を接続した場合に、全ての冷陰極管の点灯を確実にす
るとともに、定常点灯時に各冷陰極管の輝度差を認識不
可な程度にまで低減して、信頼性と性能を向上させた圧
電トランスの駆動回路、かかる圧電トランスの駆動回路
を用いた冷陰極管発光装置、かかる冷陰極管発光装置が
組み込まれそれにより輝度制御される液晶パネル、かか
る液晶パネルが組み込まれた機器を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る第1の圧電トランスの駆動回路は、圧
電体に一次側電極及び二次側電極が形成され、一次側電
極から入力された交流電圧を変換して、二次側電極から
出力する圧電トランスの駆動回路であって、圧電トラン
スの二次側に接続された複数の負荷と、複数の負荷に直
列に接続され、それぞれの負荷の出力状態を検出する負
荷状態検出部とを備え、負荷状態検出部からの検出信号
に基づいて圧電トランスを駆動制御することを特徴とす
る。
【0019】この構成によれば、圧電トランスの負荷を
冷陰極管とした場合、複数の冷陰極管のインピーダンス
がそれぞれ異なっていても、定常点灯時における各冷陰
極管の輝度差が小さく、また、点灯開始時における冷陰
極管の未点灯も起こり難い。
【0020】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第2の圧電トランスの駆動回路は、圧電体に一次側電極
及び二次側電極が形成され、一次側電極から入力された
交流電圧を変換して、二次側電極から出力する圧電トラ
ンスの駆動回路であって、圧電トランスの二次側に接続
された複数の負荷と、複数の負荷に直列に接続され、そ
れぞれの負荷の出力状態を電気的に分離して検出する負
荷状態検出部とを備え、負荷状態検出部からの検出信号
に基づいて圧電トランスを駆動制御することを特徴とす
る。
【0021】この構成によれば、圧電トランスの負荷を
冷陰極管とした場合、第1の圧電トランスの駆動回路に
加えて、冷陰極管に流れる電流と検出信号とが互いに影
響し合う割合を抑制することができるので、冷陰極管に
流れる電流と検出信号の耐ノイズ性を共に向上させるこ
とができる。
【0022】前記の目的を達成するため、本発明に係る
第3の圧電トランスの駆動回路は、圧電体に一次側電極
及び二次側電極が形成され、一次側電極から入力された
交流電圧を変換して、二次側電極から出力する圧電トラ
ンスの駆動回路であって、圧電トランスの二次側に接続
された複数の負荷と、複数の負荷に直列に接続され、そ
れぞれの負荷の出力状態を検出する負荷状態検出部と、
負荷状態検出部からの検出信号における圧電トランスの
駆動周波数近傍の周波数成分のみを選択出力する周波数
選択部とを備え、周波数選択部からの信号に基づいて圧
電トランスを駆動制御することを特徴とする。
【0023】この構成によれば、圧電トランスの負荷を
冷陰極管とした場合、第1の圧電トランスの駆動回路の
利点に加えて、不要な高調波成分を除去することがで
き、圧電トランスの駆動制御及び冷陰極管の輝度制御を
より高精度に行うことができる。
【0024】前記の目的を達成するため、本発明に係る
冷陰極管発光装置は、圧電体に一次側電極及び二次側電
極が形成され、一次側電極から入力された交流電圧を変
換して二次側電極から出力する圧電トランスと、圧電ト
ランスの二次側に接続された複数の冷陰極管と、複数の
冷陰極管に直列に接続され、それぞれの冷陰極管に流れ
る電流を電気的に分離して検出する冷陰極管出力検出部
と、冷陰極管出力検出部からの検出信号に基づいて、複
数の冷陰極管の発光制御を行う制御部とを少なくとも備
えたことを特徴とする。
【0025】前記の目的を達成するため、本発明に係る
液晶パネルは、内蔵の冷陰極管発光装置により輝度制御
される液晶パネルであって、冷陰極管発光装置は、圧電
体に一次側電極及び二次側電極が形成され、一次側電極
から入力された交流電圧を変換して二次側電極から出力
する圧電トランスと、圧電トランスの二次側に接続され
た複数の冷陰極管と、複数の冷陰極管に直列に接続さ
れ、それぞれの冷陰極管に流れる電流を電気的に分離し
て検出する冷陰極管出力検出部と、冷陰極管出力検出部
からの検出信号に基づいて、複数の冷陰極管の発光制御
を行う制御部とを少なくとも備えたことを特徴とする。
【0026】この構成によれば、冷陰極管の点灯開始時
や点灯時の負荷変動に応じて、圧電トランスの出力電圧
が変化するため、液晶パネルに搭載された別の回路系へ
の悪影響を解消することができる。また、冷陰極管への
出力電圧がほぼ正弦波状であるため、冷陰極管の点灯に
寄与しない不要な周波数成分も低減することができる。
また、液晶パネルの縁部等の狭い場所にでも搭載するこ
とができ、液晶パネル自体の小型、軽量化にもつなが
る。また、冷陰極管の点灯不良が少なく、圧電トランス
の安定駆動ができるので、液晶パネル自体の高信頼性、
高性能化にもつながる。
【0027】前記の目的を達成するため、本発明に係る
液晶パネル組込み機器は、内蔵の冷陰極管発光装置によ
り輝度制御される液晶パネルが組み込まれた機器であっ
て、冷陰極管発光装置は、圧電体に一次側電極及び二次
側電極が形成され、一次側電極から入力された交流電圧
を変換して二次側電極から出力する圧電トランスと、圧
電トランスの二次側に接続された複数の冷陰極管と、複
数の冷陰極管に直列に接続され、それぞれの冷陰極管に
流れる電流を電気的に分離して検出する冷陰極管出力検
出部と、冷陰極管出力検出部からの検出信号に基づい
て、複数の冷陰極管の発光制御を行う制御部とを少なく
とも備えたことを特徴とする。
【0028】この構成によれば、冷陰極管の本数が少な
くても、液晶画面の高輝度化を実現することができると
共に、冷陰極管の点灯に、電磁トランスではなく、圧電
トランスを用いることで、電磁ノイズの発生を抑制する
ことができるので、機器へのノイズや混変調による悪影
響を解消することができる。
【0029】第1から第3の圧電トランスの駆動回路、
本発明に係る冷陰極管発光装置、液晶パネル、および液
晶パネル組込み機器において、圧電トランスの二次側電
極は、矩形状の圧電体の長手方向における両端面に設け
られ、二次側電極の近傍における圧電体の分極方向は長
手方向で同一方向であることを特徴とする。
【0030】この構成によれば、2つの二次側電極か
ら、振幅がほぼ同じで、位相が180度異なる交流電圧
を出力することができる。
【0031】また、第1から第3の圧電トランスの駆動
回路、本発明に係る冷陰極管発光装置、液晶パネル、お
よび液晶パネル組込み機器において、圧電トランスの負
荷を冷陰極管とした場合、冷陰極管の個数が2n(nは
1以上の整数)であることが好ましい。
【0032】この構成によれば、冷陰極管への印加電圧
がほぼゼロになる位置が、冷陰極管の内部ではなく、冷
陰極管の接続部となるので、常に輝度が低下して暗くな
る部分を無くすことができる。
【0033】また、第2の圧電トランスの駆動回路、本
発明に係る冷陰極管発光装置、液晶パネル、および液晶
パネル組込み機器において、負荷状態検出部は、発光ダ
イオードおよびフォトトランジスタから成る光アイソレ
ータを含むことが好ましい。
【0034】この構成によれば、圧電トランスの負荷を
冷陰極管とした場合、誘導性素子を用いて冷陰極管に流
れる電流と検出信号を電気的に分離する構成ではないの
で、複数の冷陰極管のインピーダンス差が大きい場合で
も、ノイズ発生要因がなく、冷陰極管に流れる電流と検
出信号の耐ノイズ性を共に更に向上させることができ
る。
【0035】また、本発明に係る冷陰極管発光装置、液
晶パネル、および液晶パネル組込み機器において、圧電
トランスおよび制御部は、複数の冷陰極管それぞれの一
方の電極に近接して配置された第1の基板に実装され、
冷陰極管出力検出部は、複数の冷陰極管それぞれの他方
の電極に近接して配置された第2の基板に実装されるこ
とが好ましい。
【0036】この構成によれば、圧電トランスを中心と
した比較的大きな電力を扱う部分と、冷陰極管出力検出
部を中心とした微小電力を扱う部分とを、それぞれ別の
基板を用いて分離することで、冷陰極管出力検出部での
冷陰極管に流れる電流検出能力を高めるとともに、冷陰
極管出力検出部から出力される検出信号へのノイズ、特
にグランドラインの近接によるノイズの混入を抑制する
ことができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら説明する。
【0038】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る圧電トランスの駆動回路の一構成例を示す
ブロック図である。図1において、1は2次側2出力タ
イプの圧電トランス、2、3は圧電トランス1の一次側
電極、4、5は圧電トランス1の二次側電極、7、8は
冷陰極管、10は駆動周波数制御回路(DFCC)、1
1は入力電力制御回路(IPCC)、20は冷陰極管出
力検出回路(ODC)である。
【0039】図2は、本発明の実施の形態1に係る圧電
トランスの駆動回路において、冷陰極管出力検出回路2
0の内部構成例も示すブロック図である。図2におい
て、冷陰極管出力検出回路20は、抵抗21、22、2
3と、差動増幅器24とで構成される。
【0040】続いて、図1及び図2に示した駆動回路の
動作について説明する。
【0041】駆動周波数制御回路10から出力される駆
動周波数と電圧レベルの信号を基に、入力電力制御回路
11は、圧電トランス1に交流電力を供給する。圧電ト
ランス1の一次側電極2と3間のインピーダンスと二次
側電極4と5間のインピーダンスの比に応じて、入力電
圧に対して昇圧された電圧が二次側電極である電極4、
5から出力される。圧電トランス1を構成する二次側電
極4、5が、矩形板6の長さ方向中央部に形成されてい
る一次側電極2、3に対して、対称的に形成されている
と共に、二次側電極4、5近傍の分極方向は、図1に示
すように、矩形板6の長さ方向で同じ向きに分極されて
いるので、2つの二次側電極4、5からは、振幅がほぼ
同じで、位相が180度異なる交流電圧が出力される。
出力された交流電圧は冷陰極管7、冷陰極管8に印加さ
れて、それぞれのインピーダンスに応じた電流が流れ
る。
【0042】また、図2において、冷陰極管7と冷陰極
管8との間に抵抗21が接続され、抵抗21の両端の電
位が抵抗22、抵抗23を介して、差動増幅器24で検
出される。駆動周波数制御回路10及び入力電力制御回
路11は、冷陰極管出力検出回路20からの信号に基づ
いて、圧電トランス1の駆動周波数或いは入力電圧を制
御して、圧電トランス1を駆動制御する。
【0043】例えば、6Wの冷陰極管を用いた場合、定
常点灯時には、1つの冷陰極管に流れる電流は10mA
で、印加電圧は600Vとなる。また、点灯開始前は、
印加電圧は1kVから1.5kVといった値をとる。圧
電トランス1に接続される冷陰極管7、8のインピーダ
ンス変化に応じて、圧電トランス1の出力電力が変化す
るため、必要な電圧、電流、電力に対応するようにその
形状設計が行われる。
【0044】また、駆動周波数は、一般に40kHzか
ら80kHz程度であり、駆動周波数の下限値は、可聴
域に入らない値として決定され、駆動周波数の上限値
は、冷陰極管を実装するシステムとの関係で決定され
る。冷陰極管単体では、駆動周波数が高いほど輝度効率
が高くなり、電磁トランスの場合、約100kHz以上
で駆動すると変換効率が低下するが、圧電トランスの場
合、100kHz以上で駆動しても効率低下はない。し
かし、冷陰極管を液晶パネル等に実装する際に、冷陰極
間と平行に反射板を設置するため、冷陰極管と反射板と
の間に浮遊容量が発生する。駆動周波数が高い場合、こ
の浮遊容量を介して冷陰極管から反射板に電流が流れ、
圧電トランスから電力を供給しても、冷陰極管でなく反
射板の方に電流が流れて、圧電トランスから見た電力に
対する輝度効率が低下するので、それにより駆動周波数
の上限値が決まる。
【0045】本実施の形態によれば、圧電トランス1の
一次側電極の一方の電極3は接地されているが、冷陰極
管7と冷陰極管8との接続部分は、図19の方式とは異
なり、接地していないので、2つの冷陰極管であるにも
関わらず、圧電トランス1は、1つの冷陰極管に対する
動作と同様の動作をすることになる。よって、2つの冷
陰極管それぞれのインピーダンスが異なっていても、定
常点灯時には輝度差は認識できるレベルよりは十分小さ
く、また点灯開始時における一方の冷陰極管のみ点灯す
るといった動作も起こり難い。
【0046】なお、本実施の形態において、図1に示し
た構成要素からなる駆動回路だけに限定されず、図1の
構成要素が果たす機能を別の構成要素で果たすことがで
きれば構わない。
【0047】更に、冷陰極管出力検出回路20からの信
号に基づいた、駆動周波数制御回路10及び入力電力制
御回路11による圧電トランスの駆動周波数、入力電圧
の設定を、マイクロコンピュータや、メモリ等データ蓄
積装置等の周辺装置等を用いて、ソフト的に処理するこ
とも可能である。
【0048】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る圧電トランスの駆動回路の一構成例を示す
ブロック図である。なお、図3において、図2と同じ構
成要素については、同一の符号を付して説明を省略す
る。本実施の形態では、冷陰極管出力検出回路20の構
成が、実施の形態1のそれとは異なる。
【0049】図3において、本実施の形態の冷陰極管出
力検出回路20は、カレントトランス25と、抵抗26
とで構成される。
【0050】続いて、図3に示した駆動回路の動作につ
いて説明する。
【0051】圧電トランス1を駆動制御する手順は、上
記実施の形態1と同様である。冷陰極管7と冷陰極管8
との間に、冷陰極管出力検出回路20のカレントトラン
ス25の一次側巻線が接続される。カレントトランス2
5の一次側巻線に流れる電流に応じて、カレントトラン
ス25の二次側巻線に誘導された電流が抵抗26により
電圧に変換され、それが制御信号として駆動周波数制御
回路10及び入力電力制御回路11による駆動制御に用
いられる。
【0052】本実施の形態によれば、上記実施の形態1
における効果に加えて、冷陰極管出力検出回路20にお
いて、冷陰極管7、8に流れる電流と検出信号とが、カ
レントトランス25によって電気的に分離されるので、
冷陰極管7、8に流れる電流と検出信号とが互いに影響
し合う割合を抑制することができ、冷陰極管7、8に流
れる電流と検出信号の耐ノイズ性を共に向上させること
ができる。
【0053】なお、本実施の形態において、図3に示し
た構成要素からなる駆動回路だけに限定されず、図3の
構成要素が果たす機能を別の構成要素で果たすことがで
きれば構わない。
【0054】更に、実施の形態1の場合と同様に、冷陰
極管出力検出回路20からの信号に基づいた、駆動周波
数制御回路10及び入力電力制御回路11による圧電ト
ランスの駆動周波数、入力電圧の設定を、マイクロコン
ピュータや、メモリ等データ蓄積装置等の周辺装置等を
用いて、ソフト的に処理することも可能である。
【0055】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3に係る圧電トランスの駆動回路の一構成例を示す
ブロック図である。なお、図4において、図1、図2お
よび図3と同じ構成要素については、同一の符号を付し
て説明を省略する。本実施の形態が、実施の形態1及び
実施の形態2と異なるのは、制御信号選択回路12を設
け、駆動周波数制御回路10及び入力電力制御回路11
が、冷陰極管出力検出回路20で検出された信号を、制
御信号選択回路(CSSC)12を介して受信する点に
ある。
【0056】冷陰極管の定常点灯時に、2つの冷陰極管
7、8のインピーダンス差によっては、圧電トランス1
の出力信号の周波数成分以外の高調波が重畳されること
があり、制御信号の品質を劣化させる。
【0057】本実施の形態における制御信号選択回路1
2により、冷陰極管出力検出回路20の信号のうち、圧
電トランス1の出力信号の周波数(圧電トランス1の駆
動周波数)成分のみを選択或いは抽出することで、圧電
トランス1の出力信号の周波数成分のみを制御信号とし
て用いることができるので、実施の形態1及び実施の形
態2における効果に加えて、圧電トランスの駆動制御及
び冷陰極管の輝度制御をより高精度に行うことができ
る。
【0058】なお、本実施の形態において、図4に示し
た構成要素からなる駆動回路だけに限定されず、図4の
構成要素が果たす機能を別の構成要素で果たすことがで
きれば構わない。
【0059】更に、実施の形態1及び実施の形態2の場
合と同様に、冷陰極管出力検出回路20からの信号に基
づいた、駆動周波数制御回路10及び入力電力制御回路
11による圧電トランスの駆動周波数、入力電圧の設定
を、マイクロコンピュータや、メモリ等データ蓄積装置
等の周辺装置等を用いて、ソフト的に処理することも可
能である。
【0060】(実施の形態4)図5に、本発明の実施の
形態4として、上記実施の形態1、実施の形態2、或い
は実施の形態3の圧電トランスの駆動回路を、液晶ディ
スプレイや液晶モニタ等の液晶パネルのバックライトで
ある冷陰極管を駆動するインバータ回路として用いた場
合の内部構成を示す。
【0061】図5において、30は液晶パネル、31は
インバータ回路、7、8は冷陰極管である。
【0062】従来の電磁方式のトランスでは、冷陰極管
の点灯開始時の高電圧を常に出力しておかなければなら
なかった。しかしながら、圧電トランスを用いること
で、冷陰極管の点灯開始時や点灯時の負荷変動に応じ
て、圧電トランスの出力電圧が変化するため、液晶パネ
ルに搭載された別の回路系への悪影響を解消することが
できる。また、冷陰極管への出力電圧がほぼ正弦波状で
あるため、冷陰極管の点灯に寄与しない不要な周波数成
分も低減することができる。
【0063】また、電磁トランスよりも圧電トランスの
方が、単位体積当たりに扱うことができる電気エネルギ
ーが大きいので、体積を低減でき、更に圧電トランスは
矩形板の長さ振動を用いているため、その形状から薄型
化にも有利である。その結果、液晶パネルの縁部等の狭
い場所にでも搭載することができ、液晶パネル自体の小
型、軽量化にもつながる。
【0064】更に、従来の圧電トランスでは複数の冷陰
極管を点灯させる場合には、本数分の高電圧を発生させ
る必要があったり、複数の冷陰極管内で点灯不良が発生
したり、圧電トランスを不安定な負荷状態で駆動させな
ければならなかったが、本実施の形態を用いることで、
冷陰極管の点灯不良が少なく、圧電トランスの安定駆動
ができるので、液晶パネル自体の高信頼性、高性能化に
もつながる。
【0065】(実施の形態5)本発明の実施の形態5と
して、上記実施の形態4に係る液晶パネルを携帯電話に
搭載した場合の外観構成を図6に示す。実施の形態4に
よる液晶パネル、即ち実施の形態1から実施の形態3に
よる圧電トランスの駆動回路を内蔵した液晶パネル30
を、機器として例えば携帯電話40に搭載することで、
1つの圧電トランスで複数の冷陰極管を点灯させること
ができるので、液晶画面の高輝度化を実現することがで
きる。
【0066】更に、冷陰極管の点灯に、電磁トランスで
はなく、圧電トランスを用いることで、電磁ノイズの発
生を抑制することができるので、機器へのノイズや混変
調による悪影響を解消することができる。
【0067】なお、上述した実施形態では、実施の形態
4に係る液晶パネルを携帯電話に搭載した場合について
説明したが、この他に、情報携帯端末や通信端末等に搭
載しても同様の効果が得られる。
【0068】(実施の形態6)図7は、本発明の実施の
形態6に係る圧電トランスの駆動回路の一構成例を示す
ブロック図である。なお、図7において、図1、図2お
よび図3と同じ構成要素については、同一の符号を付し
て説明を省略する。本実施の形態では、冷陰極管出力検
出回路20の構成が、実施の形態1および実施の形態2
のそれとは異なる。
【0069】図7において、本実施の形態の冷陰極管出
力検出回路20は、ダイオード27と、光アイソレータ
(フォトカプラ)28と、抵抗29とで構成される。
【0070】続いて、図7に示した駆動回路の動作につ
いて説明する。
【0071】圧電トランス1を駆動制御する手順は、上
記実施の形態1および実施の形態2と同様である。冷陰
極管7と冷陰極管8との間に、冷陰極管出力検出回路2
0のダイオード27と光アイソレータ28とが接続され
ている。また、ダイオード27は、光アイソレータ28
の入力側に内蔵されている発光ダイオードと並列に、か
つ電流の流れる向きが互いに逆方向になるように接続さ
れている。光アイソレータ28に内蔵されている発光ダ
イオードに流れる電流に応じた強度の光がフォトトラン
ジスタで受光され、フォトトランジスタにより光電変換
された電流が、抵抗29により検出信号として電圧に変
換される。その検出信号が、駆動周波数制御回路10お
よび入力電力制御回路11による駆動制御に用いられ
る。
【0072】本実施の形態によれば、上記実施の形態1
における効果に加えて、実施の形態2の場合と同様に、
冷陰極管7、8に流れる電流と検出信号とを電気的に分
離することができる。
【0073】また、冷陰極管出力検出回路20に誘導性
素子を用いると、冷陰極管7と冷陰極管8とのインピー
ダンスの差が大きい場合や、誘導性素子の特性によって
は、冷陰極管7、8に流れる電流の時間変動に対する微
分成分が、検出信号側でのノイズ発生要因となる可能性
がある。
【0074】しかしながら、本実施の形態によれば、冷
陰極管出力検出回路20に誘導性素子を用いることなく
構成することでノイズ発生要因がなく、かつ冷陰極管
7、8に流れる電流と検出信号とを電気的に分離するこ
とができるので、耐ノイズ性を更に向上させることがで
きる。
【0075】なお、本実施の形態において、図7に示し
た構成要素からなる駆動回路だけに限定されず、図7の
構成要素が果たす機能を別の構成要素で果たすことがで
きれば構わない。
【0076】更に、実施の形態1及び実施の形態2の場
合と同様に、冷陰極管出力検出回路20からの信号に基
づいた、駆動周波数制御回路10及び入力電力制御回路
11による圧電トランスの駆動周波数、入力電圧の設定
を、マイクロコンピュータや、メモリ等データ蓄積装置
等の周辺装置等を用いて、ソフト的に処理することも可
能である。
【0077】(実施の形態7)図8は、本発明の実施の
形態7に係る圧電トランスの駆動回路の一構成例を示す
ブロック図である。なお、図8において、図1、図2、
図3および図7と同じ構成要素については、同一の符号
を付して説明を省略する。本実施の形態が、実施の形態
1、実施の形態2、および実施の形態6と異なるのは、
制御信号選択回路12を設け、駆動周波数制御回路10
及び入力電力制御回路11が、冷陰極管出力検出回路2
0で検出された信号を、制御信号選択回路(CSSC)
12を介して受信する点にある。
【0078】上記実施の形態3と同様に、制御信号選択
回路12により、冷陰極管出力検出回路20の信号のう
ち、圧電トランス1の出力信号の周波数(圧電トランス
1の駆動周波数)成分のみを選択或いは抽出すること
で、圧電トランス1の出力信号の周波数成分のみを制御
信号として用いることができるので、実施の形態1、実
施の形態2、および実施の形態6における効果に加え
て、圧電トランスの駆動制御及び冷陰極管の輝度制御を
より高精度に行うことができる。
【0079】なお、本実施の形態において、図8に示し
た構成要素からなる駆動回路だけに限定されず、図8の
構成要素が果たす機能を別の構成要素で果たすことがで
きれば構わない。
【0080】更に、実施の形態1、実施の形態2、実施
の形態3、および実施の形態6の場合と同様に、冷陰極
管出力検出回路20からの信号に基づいた、駆動周波数
制御回路10及び入力電力制御回路11による圧電トラ
ンスの駆動周波数、入力電圧の設定を、マイクロコンピ
ュータや、メモリ等データ蓄積装置等の周辺装置等を用
いて、ソフト的に処理することも可能である。
【0081】(実施の形態8)図9は、本発明の実施の
形態8に係る圧電トランスの駆動回路の一構成例を示す
ブロック図である。図10は、図9における冷陰極管出
力検出回路20が、ダイオード27と、光アイソレータ
(フォトカプラ)28と、抵抗29とで構成された例を
示す図である。
【0082】なお、図9および図10において、図1、
図2、図3、図7および図8と同じ構成要素について
は、同一の符号を付して説明を省略する。
【0083】図9および図10において、圧電トランス
1、駆動周波数制御回路10、および入力電力制御回路
11が、第1の基板32上に実装され、冷陰極管出力検
出回路20は、第1の基板32とは別の第2の基板33
上に実装されている。圧電トランス1を中心とした比較
的大きな電力を扱う部分と、冷陰極管出力検出回路20
を中心とした微小電力を扱う部分とを、それぞれ別の基
板を用いて分離することで、冷陰極管出力検出回路での
冷陰極管7、8に流れる電流検出能力を高めるととも
に、冷陰極管出力検出回路20から出力される検出信号
へのノイズ、特にグランドラインの近接によるノイズの
混入を抑制することができる。
【0084】なお、本実施の形態において、図9および
図10に示した構成要素からなる駆動回路だけに限定さ
れず、図9および図10の構成要素が果たす機能を別の
構成要素で果たすことができれば構わない。
【0085】更に、実施の形態1、実施の形態2、実施
の形態3、実施の形態6、および実施の形態7の場合と
同様に、冷陰極管出力検出回路20からの信号に基づい
た、駆動周波数制御回路10及び入力電力制御回路11
による圧電トランスの駆動周波数、入力電圧の設定を、
マイクロコンピュータや、メモリ等データ蓄積装置等の
周辺装置等を用いて、ソフト的に処理することも可能で
ある。
【0086】(実施の形態9)図11は、本発明の実施
の形態9に係る圧電トランスの駆動回路の一構成例を示
すブロック図である。図12は、図11における冷陰極
管出力検出回路20が、ダイオード27と、光アイソレ
ータ(フォトカプラ)28と、抵抗29とで構成された
例を示す図である。
【0087】なお、図11および図12において、図
1、図2、図3、図7、図8、図9、図10と同じ構成
要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0088】図11および図12において、圧電トラン
ス1、駆動周波数制御回路10、および入力電力制御回
路11が、第1の基板32上に実装され、冷陰極管出力
検出回路20および制御信号選択回路12は、第1の基
板32とは別の第2の基板33上に実装されている。圧
電トランス1を中心とした比較的大きな電力を扱う部分
と、冷陰極管出力検出回路20を中心とした微小電力を
扱う部分とを、それぞれ別の基板を用いて分離すること
で、冷陰極管出力検出回路での冷陰極管7、8に流れる
電流検出能力を高めるとともに、冷陰極管出力検出回路
20から出力される検出信号へのノイズ、特にグランド
ラインの近接によるノイズの混入を抑制することができ
る。
【0089】加えて、上記実施の形態3および実施の形
態7と同様に、制御信号選択回路12により、冷陰極管
出力検出回路20の信号のうち、圧電トランス1の出力
信号の周波数(圧電トランス1の駆動周波数)成分のみ
を選択或いは抽出することで、圧電トランス1の出力信
号の周波数成分のみを制御信号として用いることができ
るので、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態6、
実施の形態7および実施の形態8における効果に加え
て、圧電トランスの駆動制御及び冷陰極管の輝度制御を
より高精度に行うことができる。
【0090】なお、本実施の形態において、図11およ
び図12に示した構成要素からなる駆動回路だけに限定
されず、図11および図12の構成要素が果たす機能を
別の構成要素で果たすことができれば構わない。
【0091】更に、実施の形態1、実施の形態2、実施
の形態3、実施の形態6、実施の形態7、および実施の
形態8の場合と同様に、冷陰極管出力検出回路20から
の信号に基づいた、駆動周波数制御回路10及び入力電
力制御回路11による圧電トランスの駆動周波数、入力
電圧の設定を、マイクロコンピュータや、メモリ等デー
タ蓄積装置等の周辺装置等を用いて、ソフト的に処理す
ることも可能である。
【0092】(実施の形態10)図13に、本発明の実
施の形態10として、上記実施の形態8、或いは実施の
形態9の圧電トランスの駆動回路を、液晶ディスプレイ
や液晶モニタ等の液晶パネルのバックライトである冷陰
極管を駆動するインバータ回路として用いた場合の内部
構成を示す。
【0093】図13において、7、8は冷陰極管、30
は液晶パネル、32はインバータ回路のうち、圧電トラ
ンス、駆動周波数制御回路、および入力電力制御回路を
中心とした回路要素が実装された第1の基板であり、3
3はインバータ回路のうち、冷陰極管出力検出回路の
み、または冷陰極管出力検出回路および制御信号選択回
路を中心とした回路要素が実装された第2の基板であ
る。第1の基板32は、冷陰極管7、8の一方の電極に
近接して配置され、第2の基板33は、冷陰極管7、8
の他方の電極に近接して配置されている。本実施の形態
による液晶パネルは、図6に示す実施の形態5による携
帯電話に塔載される。
【0094】なお、図13において、図5、図9、図1
0、図11および図12と同じ構成要素については、同
一の符号を付して説明を省略する。
【0095】本実施の形態によれば、上記実施の形態4
における効果に加えて、圧電トランス、駆動周波数制御
回路、および入力電力制御回路を中心とした比較的大き
な電力を扱う第1の基板32と、冷陰極管出力検出回路
のみ、または冷陰極管出力検出回路および制御信号選択
回路を中心とした微小電力を扱う第2の基板33とを分
離することで、実施の形態8および実施の形態9の場合
と同様に、冷陰極管7、8に流れる電流検出能力を高め
るとともに、検出信号へのノイズ、特にグランドライン
の近接によるノイズの混入を抑制することができる。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の冷陰極管のインピーダンスが、それぞれ異なって
いても、定常点灯時における輝度差が小さく、また、点
灯開始時における冷陰極管の未点灯も起こり難い。
【0097】また、本発明によれば、冷陰極管に流れる
電流と検出信号とが互いに影響し合う割合を抑制するこ
とができるので、冷陰極管に流れる電流と検出信号の耐
ノイズ性を共に向上させることができる。
【0098】また、本発明によれば、圧電トランスの出
力信号の周波数成分のみを制御信号として用いることが
できるので、圧電トランスの駆動制御と冷陰極管の輝度
制御をより高精度に行うことができるまた、本発明の駆
動回路が適用され、冷陰極管を発光制御する冷陰極管発
光装置を液晶パネルに内蔵することで、冷陰極管の点灯
開始時や点灯時の負荷変動に応じて、圧電トランスの出
力電圧が変化するため、液晶パネルに搭載された別の回
路系への悪影響を解消することができる。また、冷陰極
管への出力電圧がほぼ正弦波状であるため、冷陰極管の
点灯に寄与しない不要な周波数成分も低減することがで
きる。また、液晶パネルの縁部等の狭い場所にでも搭載
することができ、液晶パネル自体の小型、軽量化にもつ
ながる。
【0099】更に、本発明の駆動回路が適用され、冷陰
極管を発光制御する冷陰極管発光装置を液晶パネルに内
蔵し、この液晶パネルを携帯電話、情報携帯端末、通信
端末等の機器に組み込むことで、冷陰極管の本数が少な
くても、液晶画面の高輝度化を実現することができると
共に、冷陰極管の点灯に、電磁トランスではなく、圧電
トランスを用いることで、電磁ノイズの発生を抑制する
ことができるので、機器へのノイズや混変調による悪影
響を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る圧電トランスの
駆動回路の一構成例を示すブロック図
【図2】 図1の圧電トランスの駆動回路の一構成例、
および冷陰極管出力検出回路20の内部構成例を示すブ
ロック図
【図3】 本発明の実施の形態2に係る圧電トランスの
駆動回路の一構成例、および冷陰極管出力検出回路20
の内部構成例を示すブロック図
【図4】 本発明の実施の形態3に係る圧電トランスの
駆動回路の一構成例、および冷陰極管出力検出回路20
の内部構成例を示すブロック図
【図5】 本発明の実施の形態4に係る液晶パネルの内
部構成を示す概略図
【図6】 本発明の実施の形態5に係る携帯電話の概略
構成図
【図7】 本発明の実施の形態6に係る圧電トランスの
駆動回路の一構成例、および冷陰極管出力検出回路20
の内部構成例を示すブロック図
【図8】 本発明の実施の形態7に係る圧電トランスの
駆動回路の一構成例、および冷陰極管出力検出回路20
の内部構成例を示すブロック図
【図9】 本発明の実施の形態8に係る圧電トランスの
駆動回路の一構成例を示すブロック図
【図10】 図9の圧電トランスの駆動回路の一構成
例、および冷陰極管出力検出回路20の内部構成例を示
すブロック図
【図11】 本発明の実施の形態9に係る圧電トランス
の駆動回路の一構成例を示すブロック図
【図12】 図11の圧電トランスの駆動回路の一構成
例、および冷陰極管出力検出回路20の内部構成例を示
すブロック図
【図13】 本発明の実施の形態10に係る液晶パネル
の内部構成を示す概略図
【図14】 従来の2次側1出力タイプの圧電トランス
の概略構造を示す斜視図
【図15】 従来の2次側2出力タイプの圧電トランス
の概略構造を示す斜視図
【図16】 従来の圧電トランスの駆動回路の一構成例
を示すブロック図
【図17】 図14の圧電トランスと冷陰極管を直列に
接続した冷陰極管点灯装置の概略構成図
【図18】 図14の圧電トランスと冷陰極管を並列に
接続した冷陰極管点灯装置の概略構成図
【図19】 図15の圧電トランスと冷陰極管を直列に
接続した冷陰極管点灯装置の概略構成図
【符号の説明】
1 圧電トランス 2、3 一次側電極 4、5 二次側電極 6 矩形板 7、8 冷陰極管 10 駆動周波数制御回路 11 入力電力制御回路 12 制御信号選択回路 20 冷陰極管出力検出回路 21、22、23、26、29 抵抗 24 差動増幅器 25 カレントトランス 27 ダイオード 28 光アイソレータ 30 液晶パネル 31 インバータ回路 32 第1の基板 33 第2の基板 40 携帯電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守時 克典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K072 AB03 AC02 AC11 CA16 DE02 GB20 HA04 HB05 5H730 AA15 AS11 BB61 FD31 FG07

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電体に一次側電極及び二次側電極が形
    成され、一次側電極から入力された交流電圧を変換し
    て、二次側電極から出力する圧電トランスの駆動回路で
    あって、 前記圧電トランスの二次側に接続された複数の負荷と、 前記複数の負荷に直列に接続され、それぞれの負荷の出
    力状態を検出する負荷状態検出部とを備え、 前記負荷状態検出部からの検出信号に基づいて前記圧電
    トランスを駆動制御することを特徴とする圧電トランス
    の駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記圧電トランスの二次側電極は、矩形
    状の前記圧電体の長手方向における両端面に設けられ、
    前記二次側電極の近傍における前記圧電体の分極方向は
    長手方向で同一方向であることを特徴とする請求項1記
    載の圧電トランスの駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記負荷が冷陰極管であることを特徴と
    する請求項1記載の圧電トランスの駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記冷陰極管の個数が2n(nは1以上
    の整数)であることを特徴とする請求項3記載の圧電ト
    ランスの駆動回路。
  5. 【請求項5】 圧電体に一次側電極及び二次側電極が形
    成され、一次側電極から入力された交流電圧を変換し
    て、二次側電極から出力する圧電トランスの駆動回路で
    あって、 前記圧電トランスの二次側に接続された複数の負荷と、 前記複数の負荷に直列に接続され、それぞれの負荷の出
    力状態を電気的に分離して検出する負荷状態検出部とを
    備え、 前記負荷状態検出部からの検出信号に基づいて前記圧電
    トランスを駆動制御することを特徴とする圧電トランス
    の駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記圧電トランスの二次側電極は、矩形
    状の前記圧電体の長手方向における両端面に設けられ、
    前記二次側電極の近傍における前記圧電体の分極方向は
    長手方向で同一方向であることを特徴とする請求項5記
    載の圧電トランスの駆動回路。
  7. 【請求項7】 前記負荷が冷陰極管であることを特徴と
    する請求項5記載の圧電トランスの駆動回路。
  8. 【請求項8】 前記冷陰極管の個数が2n(nは1以上
    の整数)であることを特徴とする請求項7記載の圧電ト
    ランスの駆動回路。
  9. 【請求項9】 前記負荷状態検出部は、発光ダイオード
    およびフォトトランジスタから成る光アイソレータを含
    むことを特徴とする請求項5記載の圧電トランスの駆動
    回路。
  10. 【請求項10】 圧電体に一次側電極及び二次側電極が
    形成され、一次側電極から入力された交流電圧を変換し
    て、二次側電極から出力する圧電トランスの駆動回路で
    あって、 前記圧電トランスの二次側に接続された複数の負荷と、 前記複数の負荷に直列に接続され、それぞれの負荷の出
    力状態を検出する負荷状態検出部と、 前記負荷状態検出部からの検出信号における前記圧電ト
    ランスの駆動周波数近傍の周波数成分のみを選択出力す
    る周波数選択部とを備え、 前記周波数選択部からの信号に基づいて圧電トランスを
    駆動制御することを特徴とする圧電トランスの駆動回
    路。
  11. 【請求項11】 前記圧電トランスの二次側電極は、矩
    形状の前記圧電体の長手方向における両端面に設けら
    れ、前記二次側電極の近傍における前記圧電体の分極方
    向は長手方向で同一方向であることを特徴とする請求項
    10記載の圧電トランスの駆動回路。
  12. 【請求項12】 前記冷陰極管の個数が2n(nは1以
    上の整数)であることを特徴とする請求項10記載の圧
    電トランスの駆動回路。
  13. 【請求項13】 圧電体に一次側電極及び二次側電極が
    形成され、一次側電極から入力された交流電圧を変換し
    て二次側電極から出力する圧電トランスと、 前記圧電トランスの二次側に接続された複数の冷陰極管
    と、 前記複数の冷陰極管に直列に接続され、それぞれの冷陰
    極管に流れる電流を電気的に分離して検出する冷陰極管
    出力検出部と、 前記冷陰極管出力検出部からの検出信号に基づいて、前
    記複数の冷陰極管の発光制御を行う制御部とを少なくと
    も備えたことを特徴とする冷陰極管発光装置。
  14. 【請求項14】 前記圧電トランスの二次側電極は、矩
    形状の前記圧電体の長手方向における両端面に設けら
    れ、前記二次側電極の近傍における前記圧電体の分極方
    向は長手方向で同一方向であることを特徴とする請求項
    13記載の冷陰極管発光装置。
  15. 【請求項15】 前記冷陰極管の個数が2n(nは1以
    上の整数)であることを特徴とする請求項13記載の冷
    陰極管発光装置。
  16. 【請求項16】 前記冷陰極管出力検出部は、発光ダイ
    オードおよびフォトトランジスタから成る光アイソレー
    タを含むことを特徴とする請求項13記載の冷陰極管発
    光装置。
  17. 【請求項17】 前記圧電トランスおよび前記制御部
    は、前記複数の冷陰極管それぞれの一方の電極に近接し
    て配置された第1の基板に実装され、前記冷陰極管出力
    検出部は、前記複数の冷陰極管それぞれの他方の電極に
    近接して配置された第2の基板に実装されることを特徴
    とする請求項13記載の冷陰極管発光装置。
  18. 【請求項18】 内蔵の冷陰極管発光装置により輝度制
    御される液晶パネルであって、 前記冷陰極管発光装置は、 圧電体に一次側電極及び二次側電極が形成され、一次側
    電極から入力された交流電圧を変換して二次側電極から
    出力する圧電トランスと、 前記圧電トランスの二次側に接続された複数の冷陰極管
    と、 前記複数の冷陰極管に直列に接続され、それぞれの冷陰
    極管に流れる電流を電気的に分離して検出する冷陰極管
    出力検出部と、 前記冷陰極管出力検出部からの検出信号に基づいて、前
    記複数の冷陰極管の発光制御を行う制御部とを少なくと
    も備えたことを特徴とする液晶パネル。
  19. 【請求項19】 前記圧電トランスの二次側電極は、矩
    形状の前記圧電体の長手方向における両端面に設けら
    れ、前記二次側電極の近傍における前記圧電体の分極方
    向は長手方向で同一方向であることを特徴とする請求項
    18記載の液晶パネル。
  20. 【請求項20】 前記冷陰極管の個数が2n(nは1以
    上の整数)であることを特徴とする請求項18記載の液
    晶パネル。
  21. 【請求項21】 前記冷陰極管出力検出部は、発光ダイ
    オードおよびフォトトランジスタから成る光アイソレー
    タを含むことを特徴とする請求項18記載の液晶パネ
    ル。
  22. 【請求項22】 前記圧電トランスおよび前記制御部
    は、前記複数の冷陰極管それぞれの一方の電極に近接し
    て配置された第1の基板に実装され、前記冷陰極管出力
    検出部は、前記複数の冷陰極管それぞれの他方の電極に
    近接して配置された第2の基板に実装されることを特徴
    とする請求項18記載の液晶パネル。
  23. 【請求項23】 内蔵の冷陰極管発光装置により輝度制
    御される液晶パネルが組み込まれた機器であって、 前記冷陰極管発光装置は、 圧電体に一次側電極及び二次側電極が形成され、一次側
    電極から入力された交流電圧を変換して二次側電極から
    出力する圧電トランスと、 前記圧電トランスの二次側に接続された複数の冷陰極管
    と、 前記複数の冷陰極管に直列に接続され、それぞれの冷陰
    極管に流れる電流を電気的に分離して検出する冷陰極管
    出力検出部と、 前記冷陰極管出力検出部からの検出信号に基づいて、前
    記複数の冷陰極管の発光制御を行う制御部とを少なくと
    も備えたことを特徴とする液晶パネル組込み機器。
  24. 【請求項24】 前記圧電トランスの二次側電極は、矩
    形状の前記圧電体の長手方向における両端面に設けら
    れ、前記二次側電極の近傍における前記圧電体の分極方
    向は長手方向で同一方向であることを特徴とする請求項
    23記載の液晶パネル組込み機器。
  25. 【請求項25】 前記冷陰極管の個数が2n(nは1以
    上の整数)であることを特徴とする請求項23記載の液
    晶パネル組込み機器。
  26. 【請求項26】 前記冷陰極管出力検出部は、発光ダイ
    オードおよびフォトトランジスタから成る光アイソレー
    タを含むことを特徴とする請求項23記載の液晶パネル
    組込み機器。
  27. 【請求項27】 前記圧電トランスおよび前記制御部
    は、前記複数の冷陰極管それぞれの一方の電極に近接し
    て配置された第1の基板に実装され、前記冷陰極管出力
    検出部は、前記複数の冷陰極管それぞれの他方の電極に
    近接して配置された第2の基板に実装されることを特徴
    とする請求項23記載の液晶パネル組込み機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007018071A1 (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置用照明装置及び表示装置
JP2008224778A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Canon Inc 画像形成装置、電圧電源装置及びそれらの方法

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