JP2003229974A - 携帯電話端末既存ソフトウェア更新システムおよび方法 - Google Patents
携帯電話端末既存ソフトウェア更新システムおよび方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザの操作なしで、ソフトウェア配信セン
ターから携帯電話端末のソフトウェアを更新する携帯電
話端末既存ソフトウェア更新システムおよび方法を提供
する。 【解決手段】 要求Ａにおいて、ソフトウェア配信セン
ター２より既存のソフトウェアに障害のある携帯電話端
末１に対して、ソフトウェア更新作業可否を問い合わせ
る。次に、要求Ｂにおいて、携帯電話端末１がソフトウ
ェア更新可否について、ソフトウェア配信センター２へ
通知する。このとき、ソフトウェア更新作業が不可と通
知された場合は、要求Ａに戻る。ソフトウェア更新作業
が可能と通知された場合は、ソフトウェア配信センター
２は、要求Ｃをおこなう。要求Ｃにおいては、障害修正
済みソフトウェアを、携帯電話端末１へ送信し更新す
る。
ターから携帯電話端末のソフトウェアを更新する携帯電
話端末既存ソフトウェア更新システムおよび方法を提供
する。 【解決手段】 要求Ａにおいて、ソフトウェア配信セン
ター２より既存のソフトウェアに障害のある携帯電話端
末１に対して、ソフトウェア更新作業可否を問い合わせ
る。次に、要求Ｂにおいて、携帯電話端末１がソフトウ
ェア更新可否について、ソフトウェア配信センター２へ
通知する。このとき、ソフトウェア更新作業が不可と通
知された場合は、要求Ａに戻る。ソフトウェア更新作業
が可能と通知された場合は、ソフトウェア配信センター
２は、要求Ｃをおこなう。要求Ｃにおいては、障害修正
済みソフトウェアを、携帯電話端末１へ送信し更新す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話端末に格
納された既存のソフトウェアを更新するシステムおよび
方法に関し、特に、ソフトウェア配信センターと携帯電
話端末とが相互に対話して自動的に既存ソフトウェアの
更新を行うシステムおよび方法に関する。
納された既存のソフトウェアを更新するシステムおよび
方法に関し、特に、ソフトウェア配信センターと携帯電
話端末とが相互に対話して自動的に既存ソフトウェアの
更新を行うシステムおよび方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、携帯電話端末の既存ソフトウェア
に障害が発見された場合、障害が発生したので携帯電話
を回収したい旨をメディアを通して通知する方法が取ら
れている。
に障害が発見された場合、障害が発生したので携帯電話
を回収したい旨をメディアを通して通知する方法が取ら
れている。
【０００３】また、携帯電話端末の既存ソフトウェアの
更新方法としては、携帯電話端末ごと交換する方法と、
回収店舗内でソフトウェア更新作業を行う方法とがあ
る。
更新方法としては、携帯電話端末ごと交換する方法と、
回収店舗内でソフトウェア更新作業を行う方法とがあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メディ
アを通して通知する場合、通知に気付かないユーザは、
ソフトウェアを更新することができず、通知に気付いた
ユーザも、回収店舗の営業時間などの制限によりソフト
ウェアを更新できない可能性がある。
アを通して通知する場合、通知に気付かないユーザは、
ソフトウェアを更新することができず、通知に気付いた
ユーザも、回収店舗の営業時間などの制限によりソフト
ウェアを更新できない可能性がある。
【０００５】また、携帯電話端末ごと交換する方法で
は、ユーザが、既存ソフトウェアと関係なくユーザ自身
で取得した情報を携帯電話端末交換時に失うことがあ
る。そして、回収店舗内でソフトウェア更新作業を行う
方法では、ユーザに対し、ソフトウェア更新作業中の待
ち時間が発生する。どちらも、ユーザの企業に対するイ
メージダウンへつながり、無駄なコストのうえに売上減
少が見込まれる。
は、ユーザが、既存ソフトウェアと関係なくユーザ自身
で取得した情報を携帯電話端末交換時に失うことがあ
る。そして、回収店舗内でソフトウェア更新作業を行う
方法では、ユーザに対し、ソフトウェア更新作業中の待
ち時間が発生する。どちらも、ユーザの企業に対するイ
メージダウンへつながり、無駄なコストのうえに売上減
少が見込まれる。
【０００６】従って、このような問題を回避する携帯電
話端末の既存ソフトウェア更新システムおよび方法が必
要とされる。
話端末の既存ソフトウェア更新システムおよび方法が必
要とされる。
【０００７】本発明の目的は、ソフトウェア配信センタ
ーと携帯電話端末とが相互に対話し、ユーザの操作なし
で、ソフトウェア配信センターから携帯電話端末のソフ
トウェアを更新する携帯電話端末既存ソフトウェア更新
システムおよび方法を提供することである。
ーと携帯電話端末とが相互に対話し、ユーザの操作なし
で、ソフトウェア配信センターから携帯電話端末のソフ
トウェアを更新する携帯電話端末既存ソフトウェア更新
システムおよび方法を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、既
存ソフトウェアに障害のある携帯電話端末に対し、ソフ
トウェア配信センターより自動で修正済みソフトウェア
へ置き換えるサービスを提供するようにする。
存ソフトウェアに障害のある携帯電話端末に対し、ソフ
トウェア配信センターより自動で修正済みソフトウェア
へ置き換えるサービスを提供するようにする。
【０００９】具体的には、既存のソフトウェアに障害の
ある携帯電話端末に対し、ソフトウェア更新作業可否を
確認し、更新可能な場合、携帯電話端末の既存ソフトウ
ェアの更新を行う。この時、既存ソフトウェア更新は、
ソフトウェア配信センターと携帯電話端末との対話によ
って行うため、携帯電話端末ユーザは作業をする必要が
ない。
ある携帯電話端末に対し、ソフトウェア更新作業可否を
確認し、更新可能な場合、携帯電話端末の既存ソフトウ
ェアの更新を行う。この時、既存ソフトウェア更新は、
ソフトウェア配信センターと携帯電話端末との対話によ
って行うため、携帯電話端末ユーザは作業をする必要が
ない。
【００１０】さらに具体的には、本発明は、マルチタス
ク機能を有する携帯電話端末に格納された既存ソフトウ
ェアを更新するシステムであって、ソフトウェア配信の
対象となる携帯電話端末を特定し、前記特定した携帯電
話端末の音声通話機能およびデータ通信機能の双方が使
用中であるか否か判断し、前記携帯電話端末の音声通話
機能およびデータ通信機能のいずれか一方、または双方
が未使用である場合には、所定のメモリに格納されてい
る更新用ソフトウェアを前記携帯電話端末へ配信する配
信制御手段を有するサーバを備える既存ソフトウェア更
新システムを含む。
ク機能を有する携帯電話端末に格納された既存ソフトウ
ェアを更新するシステムであって、ソフトウェア配信の
対象となる携帯電話端末を特定し、前記特定した携帯電
話端末の音声通話機能およびデータ通信機能の双方が使
用中であるか否か判断し、前記携帯電話端末の音声通話
機能およびデータ通信機能のいずれか一方、または双方
が未使用である場合には、所定のメモリに格納されてい
る更新用ソフトウェアを前記携帯電話端末へ配信する配
信制御手段を有するサーバを備える既存ソフトウェア更
新システムを含む。
【００１１】また、上記システムの発明は、方法の発明
としても成立する。また、上記発明は、コンピュータに
所定の機能を実現させるプログラムまたはそのプログラ
ムを記録した記録媒体としても成立する。
としても成立する。また、上記発明は、コンピュータに
所定の機能を実現させるプログラムまたはそのプログラ
ムを記録した記録媒体としても成立する。
【００１２】また、本明細書における手段は、ハードウ
ェア、ソフトウェアまたはハードウェアおよびソフトウ
ェアの組み合わせにより実現可能である。ハードウェア
およびソフトウェアの組み合わせによる実行は、例え
ば、所定のプログラムを有するコンピュータ・システム
における実行が該当する。
ェア、ソフトウェアまたはハードウェアおよびソフトウ
ェアの組み合わせにより実現可能である。ハードウェア
およびソフトウェアの組み合わせによる実行は、例え
ば、所定のプログラムを有するコンピュータ・システム
における実行が該当する。
【００１３】そして、１つの手段が有する機能が２つ以
上のハードウェア、ソフトウェアまたはハードウェアお
よびソフトウェアの組み合わせにより実現されても、２
つ以上の手段の機能が１つのハードウェア、ソフトウェ
アまたはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ
により実現されても良い。
上のハードウェア、ソフトウェアまたはハードウェアお
よびソフトウェアの組み合わせにより実現されても、２
つ以上の手段の機能が１つのハードウェア、ソフトウェ
アまたはハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ
により実現されても良い。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。ここで、図１は、本発明の
実施の形態に係る携帯電話端末既存ソフトウェア更新方
法の概要を示すブロック図である。
て図面を参照して説明する。ここで、図１は、本発明の
実施の形態に係る携帯電話端末既存ソフトウェア更新方
法の概要を示すブロック図である。
【００１５】（実施の形態の概要）まず、図１の要求Ａ
において、ソフトウェア配信センター２より既存のソフ
トウェアに障害のある携帯電話端末１に対して、ソフト
ウェア更新作業可否を問い合わせる。次に、要求Ｂにお
いて、携帯電話端末１がソフトウェア更新可否につい
て、ソフトウェア配信センター２へ通知する。このと
き、ソフトウェア更新作業が不可と通知された場合は、
要求Ａに戻る。ソフトウェア更新作業が可能と通知され
た場合は、ソフトウェア配信センター２は、要求Ｃをお
こなう。要求Ｃにおいては、障害修正済みソフトウェア
を、携帯電話端末１へ送信し更新する。要求Ｄにおいて
は、携帯電話端末１は、ソフトウェア更新作業の結果に
ついて、ソフトウェア配信センター２へ通知する。通知
結果が、ソフトウェア更新成功の場合は、サービスは終
了する。ソフトウェア更新失敗の場合は、要求Ａに戻
る。
において、ソフトウェア配信センター２より既存のソフ
トウェアに障害のある携帯電話端末１に対して、ソフト
ウェア更新作業可否を問い合わせる。次に、要求Ｂにお
いて、携帯電話端末１がソフトウェア更新可否につい
て、ソフトウェア配信センター２へ通知する。このと
き、ソフトウェア更新作業が不可と通知された場合は、
要求Ａに戻る。ソフトウェア更新作業が可能と通知され
た場合は、ソフトウェア配信センター２は、要求Ｃをお
こなう。要求Ｃにおいては、障害修正済みソフトウェア
を、携帯電話端末１へ送信し更新する。要求Ｄにおいて
は、携帯電話端末１は、ソフトウェア更新作業の結果に
ついて、ソフトウェア配信センター２へ通知する。通知
結果が、ソフトウェア更新成功の場合は、サービスは終
了する。ソフトウェア更新失敗の場合は、要求Ａに戻
る。
【００１６】（実施の形態の構成）次に、本実施の形態
の構成について図２を用いて詳細に説明する。ここで、
図２は、本発明の実施の形態に係る携帯電話端末既存ソ
フトウェア更新システムの構成を示すブロック図であ
る。図２に示されるように、本発明の実施の形態に係る
携帯電話端末既存ソフトウェア更新システムは、一また
は複数の携帯電話端末１と、ソフトウェア配信センター
２とを含む。
の構成について図２を用いて詳細に説明する。ここで、
図２は、本発明の実施の形態に係る携帯電話端末既存ソ
フトウェア更新システムの構成を示すブロック図であ
る。図２に示されるように、本発明の実施の形態に係る
携帯電話端末既存ソフトウェア更新システムは、一また
は複数の携帯電話端末１と、ソフトウェア配信センター
２とを含む。
【００１７】携帯電話端末１は、いわゆる携帯電話機，
ＰＨＳ等の移動通信端末によって実現される。携帯電話
端末１は、更新手段１２と、更新ソフトウェア用メモリ
１４と、ＲＯＭ１６とを有する。好ましくは、携帯電話
端末１は、マルチタスク機能を有する。ここで、マルチ
タスク機能とは、音声通話，データ通信等を同時に利用
できる機能を意味する。
ＰＨＳ等の移動通信端末によって実現される。携帯電話
端末１は、更新手段１２と、更新ソフトウェア用メモリ
１４と、ＲＯＭ１６とを有する。好ましくは、携帯電話
端末１は、マルチタスク機能を有する。ここで、マルチ
タスク機能とは、音声通話，データ通信等を同時に利用
できる機能を意味する。
【００１８】更新手段１２は、更新用のソフトウェア
を、ソフトウェア配信センター２から更新ソフトウェア
用メモリ１４へダウンロードして一時的に格納し、ＲＯ
Ｍ１６に格納されている制御プログラム，アプリケーシ
ョンプログラム等のソフトウェアを更新する更新処理を
行う機能を有する。なお、ＲＯＭ１６は、電気的書き換
え可能な不揮発性メモリ、例えばＥＥＰＲＯＭ等で実現
されると好適である。
を、ソフトウェア配信センター２から更新ソフトウェア
用メモリ１４へダウンロードして一時的に格納し、ＲＯ
Ｍ１６に格納されている制御プログラム，アプリケーシ
ョンプログラム等のソフトウェアを更新する更新処理を
行う機能を有する。なお、ＲＯＭ１６は、電気的書き換
え可能な不揮発性メモリ、例えばＥＥＰＲＯＭ等で実現
されると好適である。
【００１９】ソフトウェア配信センター２は、携帯電話
端末１に対する更新用ソフトウェアの配信を制御する配
信制御部２２と、配信されるソフトウェア等が格納され
るメモリ２４と、データベース２６とを有する。
端末１に対する更新用ソフトウェアの配信を制御する配
信制御部２２と、配信されるソフトウェア等が格納され
るメモリ２４と、データベース２６とを有する。
【００２０】メモリ２４は、配信される修正済みソフト
ウェアのデータ，更新の対象となるソフトウェアを決定
するための条件、例えば障害が発見されたソフトウェア
を識別するための情報（バージョン番号等）が格納され
ている。
ウェアのデータ，更新の対象となるソフトウェアを決定
するための条件、例えば障害が発見されたソフトウェア
を識別するための情報（バージョン番号等）が格納され
ている。
【００２１】データベース２６は、各携帯電話端末１の
電話番号，製造番号，型名，現在格納されているソフト
ウェアのバージョン番号，最新の更新年月日等を格納し
ている。
電話番号，製造番号，型名，現在格納されているソフト
ウェアのバージョン番号，最新の更新年月日等を格納し
ている。
【００２２】（実施の形態の動作）次に、図３，４を参
照して本実施の形態の動作について説明する。ここで、
図３は、本発明の実施の形態に係るソフトウェア配信セ
ンターの動作を説明するフローチャートであり、図４
は、本発明の実施の形態に係る携帯電話端末の動作を説
明するフローチャートである。
照して本実施の形態の動作について説明する。ここで、
図３は、本発明の実施の形態に係るソフトウェア配信セ
ンターの動作を説明するフローチャートであり、図４
は、本発明の実施の形態に係る携帯電話端末の動作を説
明するフローチャートである。
【００２３】図３を用いて説明すると、配信制御部２２
は、メモリ２４に格納された更新の対象となるソフトウ
ェアを決定するための条件（例えばバージョン番号）に
基づいて、データベース２６を検索し、ソフトウェア配
信の対象となる携帯電話端末１を特定し、その電話番号
を抽出する（ステップ１０１）。
は、メモリ２４に格納された更新の対象となるソフトウ
ェアを決定するための条件（例えばバージョン番号）に
基づいて、データベース２６を検索し、ソフトウェア配
信の対象となる携帯電話端末１を特定し、その電話番号
を抽出する（ステップ１０１）。
【００２４】次に、配信制御部２２は、対象となる携帯
電話端末１について、電源がＯＮでありかつ電波の届く
範囲内に位置するか否か確認し、現在の通話状態を確認
する。具体的には、携帯電話端末１の音声通話機能およ
びデータ通信機能の双方が使用中であるか否か判断し
（ステップ１０２）、双方が使用中である場合にはルー
プする。
電話端末１について、電源がＯＮでありかつ電波の届く
範囲内に位置するか否か確認し、現在の通話状態を確認
する。具体的には、携帯電話端末１の音声通話機能およ
びデータ通信機能の双方が使用中であるか否か判断し
（ステップ１０２）、双方が使用中である場合にはルー
プする。
【００２５】一方、音声通話機能およびデータ通信機能
のいずれか一方、または双方が未使用の（利用できる）
場合には、携帯電話端末１に接続し（ステップ１０
３）、メモリ２４に格納されているソフトウェアデータ
の配信を行い（ステップ１０４）、携帯電話端末１から
の更新完了信号に基づいて、データベース２６のバージ
ョン番号，最新の更新年月日等を更新する（ステップ１
０５）。
のいずれか一方、または双方が未使用の（利用できる）
場合には、携帯電話端末１に接続し（ステップ１０
３）、メモリ２４に格納されているソフトウェアデータ
の配信を行い（ステップ１０４）、携帯電話端末１から
の更新完了信号に基づいて、データベース２６のバージ
ョン番号，最新の更新年月日等を更新する（ステップ１
０５）。
【００２６】一方、携帯電話端末１においては、図４に
示されるように、更新手段１２は、ソフトウェア配信セ
ンター２からの要求に応答して、自機の音声通話機能お
よびデータ通信機能の双方が使用中であるか否か判断し
（ステップ２０１）、双方が使用中である場合には終了
する。
示されるように、更新手段１２は、ソフトウェア配信セ
ンター２からの要求に応答して、自機の音声通話機能お
よびデータ通信機能の双方が使用中であるか否か判断し
（ステップ２０１）、双方が使用中である場合には終了
する。
【００２７】一方、音声通話機能およびデータ通信機能
のいずれか一方、または双方が未使用の場合には、ソフ
トウェア配信センター２に接続し（ステップ２０２）、
更新用ソフトウェアのダウンロードを開始し、更新ソフ
トウェア用メモリ１４に格納する（ステップ２０３）。
のいずれか一方、または双方が未使用の場合には、ソフ
トウェア配信センター２に接続し（ステップ２０２）、
更新用ソフトウェアのダウンロードを開始し、更新ソフ
トウェア用メモリ１４に格納する（ステップ２０３）。
【００２８】更新用ソフトウェアのダウンロード中に、
携帯電話端末１の機能（音声通話，データ通信）に対す
る使用要求が入力された場合には（ステップ２０４）、
使用中またはダウンロード中等の表示を行い、当該機能
の使用を制限する（ステップ２０５）。
携帯電話端末１の機能（音声通話，データ通信）に対す
る使用要求が入力された場合には（ステップ２０４）、
使用中またはダウンロード中等の表示を行い、当該機能
の使用を制限する（ステップ２０５）。
【００２９】このようにすることにより、更新用ソフト
ウェアのダウンロード環境を確保し、ダウンロード処理
を最後まで正常に行わせることができる。
ウェアのダウンロード環境を確保し、ダウンロード処理
を最後まで正常に行わせることができる。
【００３０】更新用ソフトウェアのダウンロードが終了
した場合には、更新手段１２は、更新ソフトウェア用メ
モリ１４に格納した更新用ソフトウェアのデータを用い
て、自動的に、ＲＯＭ１６に格納されたソフトウェアの
更新を行い、更新完了の信号をソフトウェア配信センタ
ー２へ送信する。
した場合には、更新手段１２は、更新ソフトウェア用メ
モリ１４に格納した更新用ソフトウェアのデータを用い
て、自動的に、ＲＯＭ１６に格納されたソフトウェアの
更新を行い、更新完了の信号をソフトウェア配信センタ
ー２へ送信する。
【００３１】また、更新用ソフトウェアのダウンロード
が終了した場合には、以下のようにしてもよい。更新手
段１２は、携帯電話端末１の音声通話機能およびデータ
通信機能のいずれか一方が使用中か否か判断する（ステ
ップ２０６）。音声通話機能およびデータ通信機能のい
ずれか一方が使用中の場合には、当該機能の使用が終了
するまで待機する（ステップ２０７）。音声通話機能お
よびデータ通信機能の双方が使用されていない場合、ま
たは当該機能の使用が終了した場合には、ＲＯＭ１６上
に格納されたソフトウェアを更新し、更新完了の信号を
ソフトウェア配信センター２へ送信する（ステップ２０
８）。
が終了した場合には、以下のようにしてもよい。更新手
段１２は、携帯電話端末１の音声通話機能およびデータ
通信機能のいずれか一方が使用中か否か判断する（ステ
ップ２０６）。音声通話機能およびデータ通信機能のい
ずれか一方が使用中の場合には、当該機能の使用が終了
するまで待機する（ステップ２０７）。音声通話機能お
よびデータ通信機能の双方が使用されていない場合、ま
たは当該機能の使用が終了した場合には、ＲＯＭ１６上
に格納されたソフトウェアを更新し、更新完了の信号を
ソフトウェア配信センター２へ送信する（ステップ２０
８）。
【００３２】更新されるソフトウェアは、当該更新時に
使用中の機能を制御している場合もある。したがって、
上記のようにすることにより、自動的かつ安全にソフト
ウェアの更新を行うことが可能となる。
使用中の機能を制御している場合もある。したがって、
上記のようにすることにより、自動的かつ安全にソフト
ウェアの更新を行うことが可能となる。
【００３３】上記の構成により、本発明によれば、マル
チタスク機能を有する携帯電話端末の既存ソフトウェア
を更新する場合に、音声通話機能およびデータ通信機能
のいずれか一方が使用されている場合であっても、ソフ
トウェアの更新を行うことができる。
チタスク機能を有する携帯電話端末の既存ソフトウェア
を更新する場合に、音声通話機能およびデータ通信機能
のいずれか一方が使用されている場合であっても、ソフ
トウェアの更新を行うことができる。
【００３４】（他の実施の形態）次に、他の実施の形態
を説明する。他の実施の形態として、更新手段１２は、
音声通話機能およびデータ通信機能の双方が未使用の
（利用できる）場合には、最大の通信速度で更新用ソフ
トウェアをダウンロードするようにする。このようにす
ることにより、より短時間でソフトウェアのダウンロー
ドを行うことができる。
を説明する。他の実施の形態として、更新手段１２は、
音声通話機能およびデータ通信機能の双方が未使用の
（利用できる）場合には、最大の通信速度で更新用ソフ
トウェアをダウンロードするようにする。このようにす
ることにより、より短時間でソフトウェアのダウンロー
ドを行うことができる。
【００３５】また、更新手段１２は、更新用ソフトウェ
アのダウンロード中に、携帯電話端末１の機能（音声通
話，データ通信）に対する使用要求が入力された場合に
は、音声通話機能およびデータ通信機能の双方が同時に
使用されることとなる使用要求の場合にはダウンロード
中等の表示を行って当該機能の使用を制限し、音声通話
機能およびデータ通信機能のいずれか一方のみを使用す
ることとなる要求の場合には、ダウンロード中等の表示
を行わずに当該機能の使用を可能にする。
アのダウンロード中に、携帯電話端末１の機能（音声通
話，データ通信）に対する使用要求が入力された場合に
は、音声通話機能およびデータ通信機能の双方が同時に
使用されることとなる使用要求の場合にはダウンロード
中等の表示を行って当該機能の使用を制限し、音声通話
機能およびデータ通信機能のいずれか一方のみを使用す
ることとなる要求の場合には、ダウンロード中等の表示
を行わずに当該機能の使用を可能にする。
【００３６】これにより、ユーザは、更新用ソフトウェ
アをダウンロードしながら、音声通話機能およびデータ
通信機能のいずれか一方を利用することができる。
アをダウンロードしながら、音声通話機能およびデータ
通信機能のいずれか一方を利用することができる。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第一の効果は、ユーザが、携帯電話端末の既存ソフトウ
ェア更新のために、時間を割く必要がない。そして、第
二の効果は、携帯電話会社が、携帯電話端末の既存ソフ
トウェア障害についてメディアを通してユーザに知らせ
る必要がなくなり、広告宣伝などのコスト削減になる。
また、第三の効果は、携帯電話会社が、携帯電話端末の
既存ソフトウェア障害対応のための窓口を設ける必要が
ないので、人件費などのコスト削減になる。さらに、第
四の効果は、携帯電話端末の既存ソフトウェア障害にユ
ーザが気付かなくても、ソフトウェアの更新を行うこと
ができる。
第一の効果は、ユーザが、携帯電話端末の既存ソフトウ
ェア更新のために、時間を割く必要がない。そして、第
二の効果は、携帯電話会社が、携帯電話端末の既存ソフ
トウェア障害についてメディアを通してユーザに知らせ
る必要がなくなり、広告宣伝などのコスト削減になる。
また、第三の効果は、携帯電話会社が、携帯電話端末の
既存ソフトウェア障害対応のための窓口を設ける必要が
ないので、人件費などのコスト削減になる。さらに、第
四の効果は、携帯電話端末の既存ソフトウェア障害にユ
ーザが気付かなくても、ソフトウェアの更新を行うこと
ができる。
【図１】本発明の実施の形態に係る携帯電話端末既存ソ
フトウェア更新方法の概要を示すブロック図である。
フトウェア更新方法の概要を示すブロック図である。
【図２】本発明の実施の形態に係る携帯電話端末既存ソ
フトウェア更新システムの構成を示すブロック図であ
る。
フトウェア更新システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図３】本発明の実施の形態に係るソフトウェア配信セ
ンターの動作を説明するフローチャートである。
ンターの動作を説明するフローチャートである。
【図４】本発明の実施の形態に係る携帯電話端末の動作
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
１ 携帯電話端末
２ ソフトウェア配信センター
１２ 更新手段
１４ 更新ソフトウェア用メモリ
１６ ＲＯＭ
２２ 配信制御部
２４ メモリ
２６ データベース
Claims (7)
- 【請求項１】マルチタスク機能を有する携帯電話端末に
格納された既存ソフトウェアを更新するシステムであっ
て、 ソフトウェア配信の対象となる携帯電話端末を特定し、 前記特定した携帯電話端末の音声通話機能およびデータ
通信機能の双方が使用中であるか否か判断し、 前記携帯電話端末の音声通話機能およびデータ通信機能
のいずれか一方、または双方が未使用である場合には、
所定のメモリに格納されている更新用ソフトウェアを前
記携帯電話端末へ配信する配信制御手段を有するサーバ
を備える既存ソフトウェア更新システム。 - 【請求項２】マルチタスク機能を有する携帯電話端末で
あって、 更新用ソフトウェアを配信するサーバからの要求に応答
して、前記携帯電話端末の音声通話機能およびデータ通
信機能の双方が使用中であるか否か判断し、 前記携帯電話端末の音声通話機能およびデータ通信機能
のいずれか一方、または双方が未使用である場合には、
前記更新用ソフトウェアを配信するサーバから前記更新
用ソフトウェアをダウンロードし、前記ダウンロードし
た更新用ソフトウェアを用いて前記携帯電話端末の所定
のソフトウェアを更新する更新手段を有する携帯電話端
末。 - 【請求項３】前記更新手段は、前記更新用ソフトウェア
のダウンロード終了後に、前記携帯電話端末の音声通話
機能およびデータ通信機能のいずれか一方が使用中の場
合には、前記機能の使用が終了した後に前記所定のソフ
トウェアを更新する請求項２に記載の携帯電話端末。 - 【請求項４】前記更新手段は、前記携帯電話端末の音声
通話機能およびデータ通信機能の双方が未使用である場
合には、最大の通信速度で前記更新用ソフトウェアをダ
ウンロードする請求項２または３に記載の携帯電話端
末。 - 【請求項５】前記更新手段は、前記更新用ソフトウェア
のダウンロード中に、前記携帯電話端末の音声通話機能
およびデータ通信機能に対する使用要求が入力された場
合には、前記使用要求が入力された機能の使用を制限す
る請求項２〜４のいずれかに記載の携帯電話端末。 - 【請求項６】マルチタスク機能を有する携帯電話端末に
格納された既存ソフトウェアを更新する方法であって、 ソフトウェア配信の対象となる携帯電話端末を特定し、 前記特定した携帯電話端末の音声通話機能およびデータ
通信機能の双方が使用中であるか否か判断し、 前記携帯電話端末の音声通話機能およびデータ通信機能
のいずれか一方、または双方が未使用である場合には、
所定のメモリに格納されている更新用ソフトウェアを前
記携帯電話端末へ配信する既存ソフトウェア更新方法。 - 【請求項７】コンピュータを、 マルチタスク機能を有する携帯電話端末に格納された既
存ソフトウェアを更新する対象となる携帯電話端末を特
定し、 前記特定した携帯電話端末の音声通話機能およびデータ
通信機能の双方が使用中であるか否か判断し、 前記携帯電話端末の音声通話機能およびデータ通信機能
のいずれか一方、または双方が未使用である場合には、
所定のメモリに格納されている更新用ソフトウェアを前
記携帯電話端末へ配信する配信制御手段として機能させ
るためのプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002027596A JP2003229974A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | 携帯電話端末既存ソフトウェア更新システムおよび方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007164603A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Softbank Mobile Corp | 携帯電話のソフトウエアの予約更新方法およびソフトウエアの予約更新機能を有する携帯電話 |
| JP2007219883A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 移動端末装置およびソフトウェア更新方法 |
| JP2009122811A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Fujitsu Ltd | センタ管理装置、センタ管理プログラム、センタ管理方法 |
| JP2017171439A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーター遠隔監視装置及びエレベーター遠隔監視方法 |
-
2002
- 2002-02-05 JP JP2002027596A patent/JP2003229974A/ja active Pending
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