JP2003228869A - 情報記録装置及びこのレーザ出力制御方法 - Google Patents

情報記録装置及びこのレーザ出力制御方法

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JP2003228869A
JP2003228869A JP2002028275A JP2002028275A JP2003228869A JP 2003228869 A JP2003228869 A JP 2003228869A JP 2002028275 A JP2002028275 A JP 2002028275A JP 2002028275 A JP2002028275 A JP 2002028275A JP 2003228869 A JP2003228869 A JP 2003228869A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置構成を簡単にすることができ、レーザ出
力のパルス波形が歪むのを阻止できる情報記録装置及び
そのレーザ出力制御方法を提供する。 【解決手段】 出力切換え部9は、半導体レーザ11の
レーザ出力値を任意に設定可能な第1,第2のレーザ出
力設定部5,7の一方を選択する。そうすると、出力切
換え部9で選択されたレーザ出力設定部5または第2の
レーザ出力設定部7からレーザ駆動部10にレーザ出力
値が入力される。制御部は、第1,第2のレーザ出力設
定部5,7にレーザ出力値を設定すると共に、第1,第
2のレーザ出力設定部5,7に対する出力切換え部9の
選択を制御し、レーザ駆動制御部1とタイミング制御部
12とからなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録装置及びそ
のレーザ出力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録再生装置が種々ある中、近年、
情報へのアクセス性・データレートの高速性が良いこと
からディスク記録再生装置の需要が高まっている。この
ディスク記録再生装置の中でも光ディスク装置は、情報
の保存性や記録媒体の携帯性が非常に良く、記録媒体の
価格も比較的安価なため、需要が多い。このため、光デ
ィスク装置の大きな市場が期待されている。光ディスク
装置の記録媒体である光ディスクの記録方式は、光磁気
によるものと相変化によるものとに大きく分けられる
が、磁気回路が不要な相変化方式の普及が進みつつあ
る。
【0003】相変化方式の光ディスクに情報を記録する
時、多くの場合はデジタル信号の“0”または“1”に
対応した情報を光ディスクに記録する。例えば、デジタ
ル信号の“1”に対応するマークを光ディスクに形成す
るという所謂マーク長記録が一般的に行われている。そ
のマークを形成する場合、レーザ光を光学部品にて集光
した後、回転する光ディスクに照射し、光ディスクの相
変化膜を熱的に変性させる。このようにして、光ディス
クにマークを形成するのであるが、マークを形成する間
の時間中、常に、一定出力のレーザ光が出射されている
訳ではない。常に、一定出力のレーザ光が出射されてい
ると、マーク形成時の熱制御がうまく行かずにマークが
歪んで形成されてしまう。通常、マーク形成時は熱的な
制御を行うために、レーザ光を出射する半導体レーザを
パルス駆動するという手法が用いられる。この場合、記
録に要するレーザ出力は、イレースパワー、ピークパワ
ー及びクーリングパワー等の数種類のパワーレベルで制
御され、且つ、それぞれのパワーレベルで組み合わされ
たレーザパルス列で制御されるのが普通である。
【0004】以下、このような複雑なパルスをどのよう
に発生させるかを図3〜図5を用いて説明する。
【0005】例えば、図4中の一番上に示すような3値
レベルを有するレーザ出力を得たいとする。3値レベル
の各々は、図4中のPp(ピークパワー)、Pe(イレ
ースパワー)及びPc(クーリングパワー)を有するレ
ーザ出力とする。この場合、図3のPpパルス列生成部
21、Peパルス列生成部22及びPcパルス列生成部
23によって、図4中の上から2番目以下に示すよう
に、3種類の出力制御パルスを生成する。つまり、Pp
パルス列生成部21はPpパルス(ピークパワー制御用
パルス)、Peパルス列生成部22はPeパルス(イレ
ースパワー制御用パルス)、Pcパルス列生成部23は
Pcパルス(クーリングパワー制御用パルス)をそれぞ
れ生成する。そして、これらのPpパルス、Peパルス
及びPcパルスを、図5の加算部24で加算する。この
加算部24で加算されたパルス列がレーザ駆動部25に
送られる。そうすると、上記レーザ駆動部25が半導体
レーザ(図示せず)を駆動して、所望のレーザ出カのパ
ルス列が得られる。即ち、従来は、複数のパワーレベル
を有するレーザ出力を得るために、複数のパルス列を加
算する事で実現している。このような制御方法は、例え
ば特開平11−185275号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の制御
方法を行う光ディスク装置では、複数のレーザ出力値を
得るために、レーザ出力値のレベル数と同数のパルス列
生成部を持たなければならないので、制御構成が複雑に
なることから避けられないという問題がある。
【0007】また、他の問題を図5を用いて以下に説明
する。
【0008】例えば、図4で示したようなレーザ出力の
パルスを得る場合に、PpパルスとPeパルスとの間に
時間Taだけタイミング差があるとする。この場合は、
生成されるレーザ出力のパルスは図5の一番上の波形と
なり、この波形は所望のパルス波形に対して歪んだもの
になっている。即ち、加算するパルス列間のタイミング
が少しでもずれると、加算された後のパルス波形が階段
状(または回路レスポンスによっては屈曲する等)の波
形の歪みが生ずるという問題がある。
【0009】歪んだ波形のパルスで記録されたマークは
所定の熱変化で形成されないため、高品質なマークが記
録できなくなる。或いは再生時のジッタが大きくなり、
正確なマークの済み取りが出来なくなる等の不具合が生
じる。
【0010】また、100Mbps上を要求される高連
記録時においては、パルス立ち上り時間が1ns以下が
要求され、僅かなタイミング差で生ずるパルス列の歪み
が無視できなくなるか、或いは必要なパルス幅が維持で
きなくなることも考えられ、記録速度を上げることが出
来ず書込み速度が制限されることになる。
【0011】そこで、本発明の課題は、装置構成を簡単
にすることができ、レーザ出力のパルス波形が歪むのを
阻止できる情報記録装置及びそのレーザ出力制御方法を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の情報記録装置は、半導体レーザのレーザ光
を光ディスクに照射して、上記光ディスクに情報を記録
する情報記録装置であって、上記半導体レーザのレーザ
出力値を任意に設定可能な複数のレーザ出力設定手段
と、複数の上記レーザ出力設定手段から一つの上記レー
ザ出力設定手段を選択する選択手段と、上記選択手段で
選択された上記レーザ出力設定手段に設定された上記レ
ーザ出力値が入力され、このレーザ出力値に応じて上記
半導体レーザを駆動するレーザ駆動手段と、上記レーザ
出力設定手段に上記レーザ出力値を設定すると共に、上
記レーザ出力設定手段に対する上記選択手段の選択を制
御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】上記構成の情報記録装置によれば、上記複
数のレーザ出力設定手段のうちの一つを選択手段で選択
すると、選択されたレーザ出力設定手段によりレーザ駆
動手段にレーザ出力値が入力され、このレーザ出力値に
応じてレーザ駆動手段が半導体レーザを駆動する。そし
て、上記レーザ出力設定手段に対する選択手段の選択を
切換えると、半導体レーザのレーザ出力値が変化する。
この場合、上記レーザ出力設定手段の数がレーザ出力値
のレベル数に比べて少なくても、レーザ出力設定手段に
設定されたレーザ出力値を更新することにより、所望の
レベル数のレーザ出力値が得られる。したがって、上記
レーザ出力設定手段の数をレーザ出力値のレベル数より
も少なくして、装置構成を簡単にすることができる。
【0014】また、複数のパルス列を加算して複数のレ
ーザ出力値を生成するのではなく、必要なタイミングで
レーザ出力設定手段を選択して、所望のレーザ出力値を
得るものであるから、加算時に生じるような波形歪みを
原理的に排除できる。つまり、上記半導体レーザのレー
ザ出力のパルス波形が歪むのを阻止できる。
【0015】また、上記半導体レーザのレーザ出力のパ
ルス波形が歪むのを阻止できるので、光ディスクに高品
質なマークを記録することができる。この場合、上記光
ディスクに記録した情報を高品質に再生することができ
る。
【0016】また、上記半導体レーザのレーザ出力のパ
ルス波形が崩れ難いので、高速な書込み速度の要求に応
えることができる。
【0017】また、上記情報記録装置は装置構成を簡単
にできるので、安価に製造することができる。
【0018】一実施形態の情報記録装置は、上記制御手
段は、上記レーザ出力設定手段に上記レーザ出力値を設
定するタイミングを制御すると共に、上記選択手段が上
記レーザ出力設定手段を選択するタイミングを制御す
る。
【0019】上記実施形態の情報記録装置によれば、上
記レーザ出力設定手段に所望のレーザ出力値を設定した
後、選択手段がそのレーザ出力設定手段を選択するよう
に、レーザ出力設定手段および選択手段を制御手段で制
御することにより、半導体レーザのレーザ出力値を確実
に所望値にすることができる。
【0020】一実施形態の情報記録装置は、上記制御手
段は、上記選択手段の選択と同期して、上記レーザ出力
設定手段に設定された上記レーザ出力値を更新する。
【0021】上記実施形態の情報記録装置によれば、例
えば、選択手段の選択と同時に、レーザ出力設定手段に
設定されたレーザ出力値を制御手段で更新する。この場
合、上記選択手段の選択の切換えと同時に、レーザ出力
設定手段のレーザ出力値を更新するので、レーザ出力値
を更新するための制御を簡単にすることができる。
【0022】一実施形態の情報記録装置は、上記制御手
段は、上記選択手段の選択と非同期に、上記レーザ出力
設定手段に設定された上記レーザ出力値を更新する。
【0023】上記実施形態の情報記録装置によれば、例
えば、上記選択手段による選択が解除されたレーザ出力
設定手段が、再び選択手段に選択されるまでに、そのレ
ーザ出力設定手段に設定されたレーザ出力値を制御手段
で更新する。この場合、上記レーザ出力設定手段が再び
選択手段に選択されるまでに、そのレーザ出力設定手段
のレーザ出力値を更新すれば良いので、レーザ出力設定
手段にはシステムの割りにば高速性は要求されず、製造
コストを下げることができる。つまり、上記情報記録装
置を安価できる。
【0024】一実施形態の情報記録装置は、上記選択手
段が選択していない上記レーザ出力設定手段に設定され
た上記レーザ出力値を更新する。
【0025】上記実施形態の情報記録装置によれば、上
記レーザ出力値の更新は、選択手段が選択していないレ
ーザ出力設定手段に対して行うので、半導体レーザのレ
ーザ出力のパルス波形に悪影響が及ばない。つまり、上
記半導体レーザのレーザ出力のパルス波形が歪むのを防
止できる。
【0026】一実施形態の情報記録装置は、上記選択手
段が選択している上記レーザ出力設定手段に設定された
上記レーザ出力値は更新しない。
【0027】上記実施形態の情報記録装置によれば、上
記レーザ出力値の更新は、選択手段が選択しているレー
ザ出力設定手段に対して行われないので、半導体レーザ
のレーザ出力のパルス波形に悪影響が及ばない。つま
り、上記半導体レーザのレーザ出力のパルス波形が歪む
のを防止できる。
【0028】また、第2の発明の情報記録装置のレーザ
出力制御方法は、上記情報記録装置のレーザ出力制御方
法であって、上記レーザ出力値を3値レベル以上で制御
する場合、上記レーザ出力値のレベル数より少ない数の
上記レーザ出力設定手段を用いて、上記レーザ出力設定
手段に対する上記選択手段の選択を切換えることによ
り、上記レーザ出力値を変化させることを特徴としてい
る。
【0029】上記構成の情報記録装置のレーザ出力制御
方法によれば、上記レーザ出力設定手段に対する選択手
段の選択を切換えることにより、レーザ出力値が変化す
るので、レーザ出力設定手段に設定されたレーザ出力値
を更新することにより、レーザ出力値を制御するレベル
数よりレーザ出力設定手段の数が少なくても、半導体レ
ーザのレーザ出力値を3値レベル以上で制御することが
できる。
【0030】一実施形態の情報記録装置のレーザ出力制
御方法は、上記選択手段が上記レーザ出力設定手段を選
択する前に、上記レーザ出力設定手段に上記レーザ出力
値を設定する。
【0031】上記実施形態の情報記録装置のレーザ出力
制御方法によれば、上記選択手段がレーザ出力設定手段
を選択する前に、レーザ出力設定手段にレーザ出力値を
設定するので、レーザ出力設定手段が選択手段で選択さ
れると、所望のレーザ出力値がレーザ駆動手段に確実に
入力される。
【0032】一実施形態の情報記録装置、または、一実
施形態の情報記録装置のレーザ出力制御方法は、上記レ
ーザ出力設定手段を2個用いる。
【0033】上記実施形態の情報記録装置、または、上
記実施形態の情報記録装置のレーザ出力制御方法によれ
ば、上記レーザ出力設定手段の数が2つなので、装置構
成を極めて簡単にすることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報記録装置及び
レーザ出力制御方法を図示の実施の形態により詳細に説
明する。
【0035】図1は本発明の実施の一形態の情報記録装
置のブロック図であり、図2は上記情報記録装置のタイ
ミングチャートを示す図である。
【0036】上記情報記録装置は、図1に示す半導体レ
ーザ11のレーザ光を、図示しない光ディスクに照射し
て、光ディスクに情報を記録するものである。
【0037】上記情報記録装置は、半導体レーザ11の
レーザ出力値を任意に設定可能なレーザ出力設定手段の
一例としての第1,第2のレーザ出力設定部5,7と、
この第1,第2のレーザ出力設定部5,7の一方を選択
する選択手段の一例としての出力切換え部9と、この出
力切換え部9で選択されたレーザ出力設定部5または第
2のレーザ出力設定部7に設定されたレーザ出力値が入
力されるレーザ駆動手段の一例としてのレーザ駆動部1
0と、第1,第2のレーザ出力設定部5,7にレーザ出
力値を設定すると共に、第1,第2のレーザ出力設定部
5,7に対する出力切換え部9の選択を制御する制御手
段としての制御部とを備えている。この制御部は、レー
ザ駆動制御部1とタイミング制御部12とで構成してい
る。
【0038】上記レーザ駆動制御部1はレーザ駆動制御
の信号を生成する。また、上記レーザ駆動制御部1は、
CPU(中央演算装置)4、ROM(リード・オンリー
・メモリ)2及びRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)3等を有している。CPU4については、レーザ駆
動制御部1専用のものである必要は無く、他のホストC
PUに兼用させても良い。
【0039】上記第1のレーザ出力設定部5は半導体レ
ーザ11のレーザ出力値をレーザ駆動部10に送出す
る。これにより、上記第1のレーザ出力設定部5からの
レーザ出力値に対応したパワーで半導体レーザ11が駆
動する。そのレーザ出力値は、CPU4から与えられた
出カデータを第1のD/A部6にてD/A変換されたも
のを使用する。
【0040】上記第1のレーザ出力設定部5と同様に、
第2のレーザ出力設定部7も半導体レーザ11のレーザ
出力値をレーザ駆動部10に送出する。これにより、上
記第2のレーザ出力設定部7からのレーザ出力値に対応
したパワーで半導体レーザ11が駆動する。そのレーザ
出力値は、CPU4から与えられた出カデータを第1の
D/A部6にてD/A変換されたものを使用する。
【0041】上記出力切換え部9は、第1のレーザ出力
設定部5からの出力と、第2のレーザ出力設定部7から
の出力とを選択的に切換える部分である。例えば、上記
出力切換え部9と第1のレーザ出力設定部5とが接続さ
れた場合、第1のレーザ出力設定部5の出力が出力切換
え部9を介してレーザ駆動部10に入力される。尚、上
記出力切換え部9が受ける出力切換え信号は、タイミン
グ制御部12内の出力切換え信号生成部15から発信さ
れる。
【0042】上記レーザ駆動部10は、出力切換え部9
から得た信号、つまり第1のレーザ出力設定部5または
第2のレーザ出力設定部7からのレーザ出力値に対応し
たパワーでレーザ11を駆動する部分である。
【0043】上記タイミング制御部12は、内部に遅延
部13、ワンショットパルス発生部14及び出力切換え
信号生成部15を有し、CPU4から出力される2種類
のタイミング信号を元に、第1,第2のレーザ出力設定
部5,7と出力切換え部9とに与えるタイミング信号を
生成するものである。また、CPU4から出力される2
種類のタイミング信号の一方が、タイミング制御部12
を介してレーザ駆動部10に与えられる。尚、上記タイ
ミング制御部12の詳細動作は後述するものとする。
【0044】以下に、図2を用いて実際のレーザ出力制
御方法を説明する。ここでは、レーザ出力として、例え
ば、図2に示すように、レーザ出力値としての〜の
レベルの異なるパルス出力を得たいとする(図2の
(a))。
【0045】まず、レベルのレーザ出力で半導体レー
ザ11を駆動するために、CPU4からタイミング制御
部12に対してデータタイミング信号(図2の(g)、
時間T0)を出力すると同時に、CPU4から第1のレ
ーザ出力設定部5に対してレベルに対応するデータ
を出力する(図2の(e)、時間T0)。例えば、上記
データタイミング信号は、第1のレーザ出力設定部5に
対してデータを出力した場合、LOレベルの出力となる
とし、第2のレーザ出力設定部7に対してデータを出力
した場合、HIレベルの出力となるとする。本例では、
初期的にレーザOFF時はデータタイミング信号をHI
にしておき、最初に第1のレーザ出力設定部5に対して
データを出力するものとする。即ち、今の場合はデータ
タイミング信号をHIからLOに反転させる。
【0046】上記データタイミング信号は、タイミング
制御部12内の遅延部13にて時間Tdだけ遅延された
後、ワンショットパルス生成部14に送られる。そし
て、上記ワンショットパルス生成部14は、データタイ
ミング信号の立ち下がりエッジからワンショットパルス
信号を生成する。このワンショットパルス信号が第1の
D/A部TRG信号となる(図2の(h))。また、上
記ワンショットパルス生成部14では、データタイミン
グ信号の立ち上がりエッジからもワンショットパルス信
号を生成する。このワンショットパルス信号は第2のD
/A部TRG信号となる(図2の(i))。要するに、
上記CPU4が第1のレーザ出力設定部5に対してデー
タを出力した場合にはTd後に第1のD/A部TRG信
号が生成され、第2のレーザ出力設定部7に対してデー
タを出力した場合にはTd後に第2のD/A部TRG信
号が生成される。今の場合、上記第1のD/A部TRG
信号が1パルス生成される。尚、時間Tdは、CPU4
のデータ出力値切換え時間以上であれば良い。
【0047】上記第1のレーザ出力設定部5内の第1の
D/A部6はD/A変換器であり、CPU4から受け取
ったデータに対応したレベルを生成する。そして、上記
第1のレーザ出力設定部5が第1のD/A部TRG信号
を受けた時、第1のレーザ出力設定部5はCPU4から
のデータに対応するレベルを外部に出力する。
【0048】また、上記第1のレーザ出力設定部5と同
様に、第2のレーザ出力設定部7内の第2のD/A部8
はD/A変換器であり、CPU4から受け取ったデータ
に対応したレベルを生成する。そして、上記第2のレー
ザ出力設定部7が第1のD/A部TRG信号を受けた
時、第2のレーザ出力設定部7はCPU4からのデータ
に対応するレベルを外部に出力する。
【0049】今の場合、上記第1のレーザ出力設定部5
は、第1のD/A部TRG信号を受けて、データに対
応したレベルを外部に出力する。
【0050】上記出力切換え部9は、出力切換え信号生
成部15で生成される出力切換え信号(図2の(k))
によって制御される。ここでは、上記出力切換え信号が
HIレベル時に第1のレーザ出力設定部5の出力が選ば
れ、出力切換え信号がLOレベル時に第2のレーザ出力
設定部7の出力が選ばれる様に、出力切換え部9の選択
が切り替わるものとする。
【0051】上記出力切換え信号は、CPU4から出力
される先述のデータタイミング信号(図2の(g))
と、レーザ駆動ENABLE信号(図2の(j))から
生成される。このレーザ駆動ENABLE信号がLOレ
ベルの時(disable 時)はレーザ駆動部10がアクティ
ブでなく、レーザ出力を強制的にOFFにするものであ
る。逆に、上記レーザ駆動ENABLE信号がHIレベ
ルの時(enable 時)はレーザ駆動部10をアクティブ
にし、この時にレーザ駆動部10に入力されているレベ
ルに対応したパワーで半導体レーザ11が駆動する。上
記出力切換え信号は、データタイミング信号とレーザ駆
動ENABLE信号との論理積をとったものとする。
【0052】次に、レベルのレーザ出力で半導体レー
ザ11を駆動したいタイミングT1で、CPU4はレー
ザ駆動ENABLE信号をHIにすると同時にデータタ
イミング信号をHIに反転させると共に、次の駆動レベ
ルであるレベルに対応するデータを第2のレーザ出
力設定部7に出力する。そうすると、上記出力切換え信
号がHIになり、出力切換え部9は第1のレーザ出力設
定部5の出力をレーザ駆動部10に送出する。これによ
り、上記第1のレーザ出力設定部5からレベルに対応
した信号がレーザ駆動部10に入力され、且つ、レーザ
駆動ENABLE信号がHIレベルなので、半導体レー
ザ11はレベルの光パワーで駆動される。
【0053】一方、上記第2のレーザ出力設定部7で
は、データタイミング信号がHIになってからTd後に
ワンショットパルス生成部14から第2のD/A部TR
G信号のワンショットパルスを受け取り、データに対
応したレベルを出力する。しかし、上記出力切換え部9
は第1のレーザ出力設定部5を選んでいるため、第2の
レーザ出力設定部7の出力によりレーザ駆動パワーが影
響を受けることは無い。つまり、上記半導体レーザ11
のレーザ出力はレベルのままである。
【0054】次に、レベルのレーザ出力で半導体レー
ザ11を駆動したいタイミングT2で、CPU4はデー
タタイミング信号をLOに反転させると共に、次の駆動
レベルであるレベルに対応するデータを第1のレー
ザ出力設定部5に出力する。そうすると、上記出力切換
え信号がLOになり、出力切換え部9は第2のレーザ出
力設定部7の出力をレーザ駆動部10に送出する。これ
により、上記第2のレーザ出力設定部7からレベルに
対応した信号がレーザ駆動部10に入力され、半導体レ
ーザ11はレベルの光パワーで駆動される。
【0055】一方、上記第1のレーザ出力設定部5で
は、データタイミング信号がLOになってからTd後に
タイミング制御部12から第1のD/A部TRG信号の
ワンショットパルスを受け取り、データに対応したレ
ベルを出力する。しかし、上記出力切換え部9は第2の
レーザ出力設定部7を選んでいるため、第1のレーザ出
力設定部5の出力によりレーザ駆動パワーが影響を受け
ることは無い。つまり、上記半導体レーザ11のレーザ
出力はレベルのままである。
【0056】次に、レベルのレーザ出力で半導体レー
ザ11を駆動したいタイミングT3で、CPU4はデー
タタイミング信号をHIに反転させると共に、次の駆動
レベルであるレベルに対応するデータを第2のレー
ザ出力設定部7に出力する。そうすると、上記出力切換
え信号がHIになり、出力切換え部9は第1のレーザ出
力設定部5の出力をレーザ駆動部10に送出する。これ
により、上記第1のレーザ出力設定部5からレベルに
対応した信号がレーザ駆動部10に入力され、半導体レ
ーザ11はレベルの光パワーで駆動される。
【0057】一方、上記第2のレーザ出力設定部7で
は、データタイミング信号がHIになってからTd後に
タイミング制御部12から第2のDA部TRG信号のワ
ンショットパルスを受け取り、データに対応したレベ
ルを出力する。しかし、上記出力切換え部9は第1のレ
ーザ出力設定部5を選んでいるため、第2のレーザ出力
設定部7の出力によりレーザ駆動パワーが影響を受ける
ことは無い。つまり、上記半導体レーザ11のレーザ出
力はレベルのままである。
【0058】以降、レベル、、の出力のさせ方は
上記の繰り返しである。つまり、レベルを出力させて
いる間に第2のレーザ出力設定部7をレベルに対応さ
せておき、レベルの出力タイミングT4で、データタ
イミング信号を反転(出力切換え信号が反転)させて半
導体レーザ11をレベルのレーザ出力で駆動させる。
次に、レベルを出力させている間に第1のレーザ出力
設定部5をレベルに対応させておき、レベルの出力
タイミングT5で、データタイミング信号を反転(出力
切換え信号が反転)させて半導体レーザ11をレベル
のレーザ出力で駆動させる。そして、レベルを出力さ
せている問に第2のレーザ出力設定部7をレベルに対
応させておき、レベルの出力タイミングT6で、デー
タタイミング信号を反転(出力切換え信号が反転)させ
て半導体レーザ11をレベルのレーザ出力で駆動させ
る。
【0059】そして、上記レーザ出力をOFFさせるに
は、そのタイミングT7でレーザ駆動ENABLE信号
をLOにすれば良い。
【0060】以上のように、上記出力切換え部9の切換
えと、第1,第2のレーザ出力設定部5,7が出力すべ
きデータの更新とを行うことにより、レベル〜のパ
ルス列でレーザ駆動することが出来る。
【0061】また、上記第1,第2のレーザ出力設定部
5,7が2つであるので、装置構成を簡単にすることが
できる。
【0062】また、複数のパルス列を加算して〜の
レベルの異なるパルス出力を得ているのではなく、必要
なタイミングで第1,第2のレーザ出力設定手部5,7
を選択して、〜のレベルの異なるパルス出力を得て
いるので、半導体レーザ11のレーザ出力のパルス波形
が歪むのを阻止できる。
【0063】また、上記半導体レーザ11のレーザ出力
のパルス波形が歪むのを阻止できるので、光ディスクに
高品質なマークを記録することができる。この場合、上
記光ディスクに記録した情報を高品質に再生することが
できる。
【0064】また、上記半導体レーザ11のレーザ出力
のパルス波形が崩れ難いので、高速な書込み速度の要求
に応えることができる。
【0065】また、上記情報記録装置は装置構成が簡単
であるので、安価に製造することができる。
【0066】上記実施の形態では、CPU4、ROM
2、RAM3を用いたが、ROM2とRAM3とを内蔵
するCPUを用いても良い。
【0067】上記CPU4の能力に余裕があれば、タイ
ミング制御部12の機能をCPU4に担わせても良い。
【0068】また、上記CPU4にD/A機能があれ
ば、第1,第2のレーザ出力設定部5,7の機能をCP
U4に担わせることも可能である。また、2つの第1,
第2のレーザ出力設定部5,7を用いていたが、複数の
レーザ出力設定部を用いても良い。この場合、上記レー
ザ出力設定部の数は、レーザ出力値のレベル数より少な
くする。そして、上記出力切換え部9に選択されていな
いレーザ出力設定部は、出力切換え部9に選択される前
に、出力すべきデータが設定されるようにする。
【0069】また、上記出力切換え部9の選択の切換え
と同期して、第1のレーザ出力設定部5または第2のレ
ーザ出力設定部7が出力すべきデータを更新しても良
い。
【0070】また、上記出力切換え部9の選択の切換え
と非同期に、第1のレーザ出力設定部5または第2のレ
ーザ出力設定部7が出力すべきデータを更新しても良
い。
【0071】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の情報
記録装置は、上記レーザ出力設定手段に対する選択手段
の選択を切換えて、半導体レーザのレーザ出力値を変化
させるので、レーザ出力設定手段に設定されたレーザ出
力値を更新することにより、レーザ出力設定手段の数が
レーザ出力値のレベル数に比べて少なくても、所望のレ
ベル数のレーザ出力値が得られる。したがって、上記レ
ーザ出力設定手段の数をレーザ出力値のレベル数よりも
少なくして、装置構成を簡単にすることができる。
【0072】また、複数のパルス列を加算して複数のレ
ーザ出力値を生成するのではなく、必要なタイミングで
レーザ出力設定手段を選択して、所望のレーザ出力値を
得るものであるから、加算時に生じるような波形歪みが
発生せず、半導体レーザのレーザ出力のパルス波形が歪
むのを阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の一形態の情報記録装置
のブロック図である。
【図2】 図2は上記情報記録装置によるパルス生成を
説明するための図である。
【図3】 図3は従来の情報記録装置のブロック図であ
る。
【図4】 図4は上記従来の情報記録装置のタイミング
チャートを示す図である。
【図5】 図5は上記従来の情報記録装置により生成さ
れたパルスを示す図である。
【符号の説明】
1 レーザ駆動制御部 5 第1のレーザ出力設定部 7 第2のレーザ出力設定部 9 出力切換え部 10 レーザ駆動部 12 タイミング制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5D090 AA01 BB05 CC02 CC16 DD03 EE01 EE05 KK04 KK05 LL08 5D119 AA06 AA23 AA24 BA01 BB04 DA02 FA05 HA47 HA60 HA68 5D789 AA06 AA23 AA24 BA01 BB04 DA02 FA05 HA47 HA60 HA68

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザのレーザ光を光ディスクに
    照射して、上記光ディスクに情報を記録する情報記録装
    置であって、 上記半導体レーザのレーザ出力値を任意に設定可能な複
    数のレーザ出力設定手段と、 複数の上記レーザ出力設定手段から一つの上記レーザ出
    力設定手段を選択する選択手段と、 上記選択手段で選択された上記レーザ出力設定手段に設
    定された上記レーザ出力値が入力され、このレーザ出力
    値に応じて上記半導体レーザを駆動するレーザ駆動手段
    と、 上記レーザ出力設定手段に上記レーザ出力値を設定する
    と共に、上記レーザ出力設定手段に対する上記選択手段
    の選択を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
    情報記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報記録装置におい
    て、 上記制御手段は、上記レーザ出力設定手段に上記レーザ
    出力値を設定するタイミングを制御すると共に、上記選
    択手段が上記レーザ出力設定手段を選択するタイミング
    を制御することを特徴とする情報記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の情報記録装置
    において、 上記制御手段は、上記選択手段の選択と同期して、上記
    レーザ出力設定手段に設定された上記レーザ出力値を更
    新することを特徴とする情報記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の情報記録装置
    において、 上記制御手段は、上記選択手段の選択と非同期に、上記
    レーザ出力設定手段に設定された上記レーザ出力値を更
    新することを特徴とする情報記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の情報記録装置
    において、 上記選択手段が選択していない上記レーザ出力設定手段
    に設定された上記レーザ出力値を更新することを特徴と
    する情報記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれか1つに記載の
    情報記録装置において、 上記選択手段が選択している上記レーザ出力設定手段に
    設定された上記レーザ出力値は更新しないことを特徴と
    する情報記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
    情報記録装置のレーザ出力制御方法であって、 上記レーザ出力値を3値レベル以上で制御する場合、上
    記レーザ出力値のレベル数より少ない数の上記レーザ出
    力設定手段を用いて、上記レーザ出力設定手段に対する
    上記選択手段の選択を切換えることにより、上記レーザ
    出力値を変化させることを特徴とする情報記録装置のレ
    ーザ出力制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報記録装置のレーザ
    出力制御方法において、 上記選択手段が上記レーザ出力設定手段を選択する前
    に、上記レーザ出力設定手段に上記レーザ出力値を設定
    することを特徴とする情報記録装置のレーザ出力制御方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の
    情報記録装置、または、請求項7または8に記載の情報
    記録装置のレーザ出力制御方法において、 上記レーザ出力設定手段を2個用いることを特徴とする
    情報記録装置または情報記録装置のレーザ出力制御方
    法。
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