JP2003228799A - ナビゲーションシステム - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ナビゲーションシステムにおいて車両側に搭
載された地図情報の中で、使用者が指定し利用した部分
だけの地図情報を課金可能にする。 【解決手段】 地図情報保存装置12には暗号化された
地図情報が保持されている。処理装置10は、暗号化さ
れた地図情報の識別番号と利用者を特定する識別番号を
通信装置15によって地図情報を管理するセンター局に
送信してその復号化鍵を取得する。入力装置16が操作
され、情報提示装置11に地図表示要求があった場合に
は、処理装置10は、復号化鍵を用いて地図情報保存装
置12から読み出された地図情報を復号して地図表示の
処理を行うとともに、地図情報を利用したことをセンタ
ー局に送信する。センター局では、利用した地図情報に
対して課金を行う。これによって、利用者が実際に利用
した地図情報だけを購入し、必要ない地図情報が課金さ
れない効果が得られる。
載された地図情報の中で、使用者が指定し利用した部分
だけの地図情報を課金可能にする。 【解決手段】 地図情報保存装置12には暗号化された
地図情報が保持されている。処理装置10は、暗号化さ
れた地図情報の識別番号と利用者を特定する識別番号を
通信装置15によって地図情報を管理するセンター局に
送信してその復号化鍵を取得する。入力装置16が操作
され、情報提示装置11に地図表示要求があった場合に
は、処理装置10は、復号化鍵を用いて地図情報保存装
置12から読み出された地図情報を復号して地図表示の
処理を行うとともに、地図情報を利用したことをセンタ
ー局に送信する。センター局では、利用した地図情報に
対して課金を行う。これによって、利用者が実際に利用
した地図情報だけを購入し、必要ない地図情報が課金さ
れない効果が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーションシ
ステムに関し、特に移動体側に搭載された情報の利用に
関する。
ステムに関し、特に移動体側に搭載された情報の利用に
関する。
【0002】
【従来の技術】地図情報など、位置と関連づけられてい
る情報を利用するために、従来、移動体側には駆動装置
を備え、例えばCD−ROMに記録した情報を利用する
ようになっている。またこのほか、携帯電話のような通
信手段を利用し、外部から情報をダンロードして利用す
る方法もある。
る情報を利用するために、従来、移動体側には駆動装置
を備え、例えばCD−ROMに記録した情報を利用する
ようになっている。またこのほか、携帯電話のような通
信手段を利用し、外部から情報をダンロードして利用す
る方法もある。
【0003】上記のような方法では、前者の場合、情報
を予め用意する必要があるから、情報提示が不能な地域
の発生を防ぐために、広範囲をカバーする情報を購入す
る必要があり、経済的な負担が大きい問題がある。ま
た、後者の場合には、位置情報を送信し必要とした地域
の情報だけを購入することができるが、画像データを含
む地図情報などをダウンロードするために、通信料の負
担が大きいという問題があった。
を予め用意する必要があるから、情報提示が不能な地域
の発生を防ぐために、広範囲をカバーする情報を購入す
る必要があり、経済的な負担が大きい問題がある。ま
た、後者の場合には、位置情報を送信し必要とした地域
の情報だけを購入することができるが、画像データを含
む地図情報などをダウンロードするために、通信料の負
担が大きいという問題があった。
【0004】その対策として、特開平11−23076
2号公報では、移動体側に予め情報を搭載しておいて、
その情報に使用権を設定するものとし、目的地などを設
定する際に設定された使用範囲内の使用権を通信により
入手して、情報を利用する方法が提案されている。
2号公報では、移動体側に予め情報を搭載しておいて、
その情報に使用権を設定するものとし、目的地などを設
定する際に設定された使用範囲内の使用権を通信により
入手して、情報を利用する方法が提案されている。
【0005】すなわち、CD−ROMのような記録媒体
に記録されている地図データ(地図情報、観光情報、タ
ウン情報など)の中のどのデータを使用するかを使用者
が設定し、CD−ROMから地図データを読み出す時
に、使用権があることを示して情報の読み出しを行うよ
うにしている。これによれば、使用権を管理するセンタ
ー局では、利用される地図データに課金を行うことが可
能になり、利用者は設定した使用範囲内の地図データだ
けを購入することが可能になる。
に記録されている地図データ(地図情報、観光情報、タ
ウン情報など)の中のどのデータを使用するかを使用者
が設定し、CD−ROMから地図データを読み出す時
に、使用権があることを示して情報の読み出しを行うよ
うにしている。これによれば、使用権を管理するセンタ
ー局では、利用される地図データに課金を行うことが可
能になり、利用者は設定した使用範囲内の地図データだ
けを購入することが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ここで
例えば、地図データの中から地図情報を選択した場合、
目的地などを設定する際に誘導経路をカバーする範囲を
使用範囲としてその利用権が取得される。このように目
的地までの経路誘導に必要な地図情報は、特定の地域の
地図情報ではあるが、誘導経路上の全ての地図情報を利
用者が利用するとは限らないため、利用者には依然とし
て使用しない地域の地図情報が課金される問題があっ
た。したがって、本発明は、移動体に搭載した情報のう
ちで、使用者が指定し使用した部分だけの情報を課金可
能なナビゲーションシステムを提供することを目的とす
る。
例えば、地図データの中から地図情報を選択した場合、
目的地などを設定する際に誘導経路をカバーする範囲を
使用範囲としてその利用権が取得される。このように目
的地までの経路誘導に必要な地図情報は、特定の地域の
地図情報ではあるが、誘導経路上の全ての地図情報を利
用者が利用するとは限らないため、利用者には依然とし
て使用しない地域の地図情報が課金される問題があっ
た。したがって、本発明は、移動体に搭載した情報のう
ちで、使用者が指定し使用した部分だけの情報を課金可
能なナビゲーションシステムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、移動体の位置を検出し、当該位置に関連する
情報を提示するナビゲーションシステムであって、移動
体側には、暗号化された情報が記録された記録媒体と、
前記暗号化された情報の識別番号と利用者を特定する識
別番号とをセンター局へ送信し、該センター局から前記
暗号化された情報を復号するための復号化鍵を取得する
復号化鍵取得手段と、前記復号化鍵を用いて前記記録媒
体から読み出した情報を復号し、提示を行う提示処理手
段と、該提示処理手段で前記情報を利用した旨の利用情
報を前記センター局へ送信する利用情報送信手段とを有
するものとした。
の発明は、移動体の位置を検出し、当該位置に関連する
情報を提示するナビゲーションシステムであって、移動
体側には、暗号化された情報が記録された記録媒体と、
前記暗号化された情報の識別番号と利用者を特定する識
別番号とをセンター局へ送信し、該センター局から前記
暗号化された情報を復号するための復号化鍵を取得する
復号化鍵取得手段と、前記復号化鍵を用いて前記記録媒
体から読み出した情報を復号し、提示を行う提示処理手
段と、該提示処理手段で前記情報を利用した旨の利用情
報を前記センター局へ送信する利用情報送信手段とを有
するものとした。
【0008】請求項2記載の発明は、前記センター局に
は、前記暗号化された情報を復号するための復号化鍵が
記録された復号化情報データベースと、前記移動体側か
ら送信された利用者の識別番号と情報の識別番号にした
がって所定の復号化鍵を移動体側へ送信する復号化鍵発
行手段と、移動体側から受信した前記利用情報に基づい
て課金処理を行う課金処理手段とを有するものとした。
は、前記暗号化された情報を復号するための復号化鍵が
記録された復号化情報データベースと、前記移動体側か
ら送信された利用者の識別番号と情報の識別番号にした
がって所定の復号化鍵を移動体側へ送信する復号化鍵発
行手段と、移動体側から受信した前記利用情報に基づい
て課金処理を行う課金処理手段とを有するものとした。
【0009】請求項3記載の発明は、移動体の位置を検
出し、当該位置に関連する情報を提示するナビゲーショ
ンシステムにおけるセンター局が、暗号化された情報を
復号するための復号化鍵が記録された復号化情報データ
ベースと、前記移動体側から送信された利用者の識別番
号と情報の識別番号にしたがって所定の復号化鍵を移動
体側へ送信する復号化鍵発行手段とを有し、移動体側か
ら前記所定の復号化鍵を用いて前記情報を復号し利用し
た利用情報を受信して、該利用情報に基づいて課金処理
を行うものとした。
出し、当該位置に関連する情報を提示するナビゲーショ
ンシステムにおけるセンター局が、暗号化された情報を
復号するための復号化鍵が記録された復号化情報データ
ベースと、前記移動体側から送信された利用者の識別番
号と情報の識別番号にしたがって所定の復号化鍵を移動
体側へ送信する復号化鍵発行手段とを有し、移動体側か
ら前記所定の復号化鍵を用いて前記情報を復号し利用し
た利用情報を受信して、該利用情報に基づいて課金処理
を行うものとした。
【0010】請求項4記載の発明は、前記請求項1から
3のいずれかにおいて、前記センター局が、課金を行っ
た情報の識別番号を利用者の識別番号とともに保存する
個人情報データベースを備え、前記利用情報を受信した
とき、前記個人情報データベースを参照して、利用者ご
とに新規に復号利用した情報について課金するものとし
た。
3のいずれかにおいて、前記センター局が、課金を行っ
た情報の識別番号を利用者の識別番号とともに保存する
個人情報データベースを備え、前記利用情報を受信した
とき、前記個人情報データベースを参照して、利用者ご
とに新規に復号利用した情報について課金するものとし
た。
【0011】請求項5記載の発明は、前記請求項1、2
または4において、前記移動体側が、前記センター局か
ら取得した復号化鍵を保存する復号化鍵保存手段と、情
報の提示を要求する入力手段とを有し、前記復号化鍵取
得手段は、前記入力手段により要求された情報を復号す
る復号化鍵が前記復号化鍵保存手段に保存されていない
ときに、要求された情報の識別番号と利用者の識別番号
とをセンター局へ送信して復号化鍵を取得するものとし
た。
または4において、前記移動体側が、前記センター局か
ら取得した復号化鍵を保存する復号化鍵保存手段と、情
報の提示を要求する入力手段とを有し、前記復号化鍵取
得手段は、前記入力手段により要求された情報を復号す
る復号化鍵が前記復号化鍵保存手段に保存されていない
ときに、要求された情報の識別番号と利用者の識別番号
とをセンター局へ送信して復号化鍵を取得するものとし
た。
【0012】請求項6記載の発明は、前記請求項5にお
いて、前記入力手段が表示されるアプリケーションを切
り替えるスイッチであって、該スイッチにより前記暗号
化された情報を提示するアプリケーションが選択された
ときに、前記復号化鍵取得手段はセンター局から復号化
鍵を取得し、前記提示処理手段が前記情報の提示処理を
行うものとした。
いて、前記入力手段が表示されるアプリケーションを切
り替えるスイッチであって、該スイッチにより前記暗号
化された情報を提示するアプリケーションが選択された
ときに、前記復号化鍵取得手段はセンター局から復号化
鍵を取得し、前記提示処理手段が前記情報の提示処理を
行うものとした。
【0013】請求項7記載の発明は、前記請求項5にお
いて、前記暗号化された情報が地図情報であり、前記入
力手段が地図表示のスケールを切り替えるスイッチであ
って、該スイッチにより詳細表示が選択されたときに、
前記復号化鍵取得手段はセンター局から復号化鍵を取得
し、前記提示処理手段が前記地図情報の提示処理を行う
ものとした。
いて、前記暗号化された情報が地図情報であり、前記入
力手段が地図表示のスケールを切り替えるスイッチであ
って、該スイッチにより詳細表示が選択されたときに、
前記復号化鍵取得手段はセンター局から復号化鍵を取得
し、前記提示処理手段が前記地図情報の提示処理を行う
ものとした。
【0014】請求項8記載の発明は、前記各請求項にお
いて、前記移動体がLANで接続された車両であり、前
記LANにおける車両の認識番号を前記利用者の識別番
号としているものとした。
いて、前記移動体がLANで接続された車両であり、前
記LANにおける車両の認識番号を前記利用者の識別番
号としているものとした。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、移動体側には
暗号化された情報を搭載し、その情報を利用する際に
は、情報の識別番号と利用者を特定する識別番号をセン
ター局へ送信し、センター局から取得した復号化鍵を用
いて、情報を復号して提示を行うとともに、情報を利用
した旨の利用情報をセンター局へ送信するから、センタ
ー局では、情報の利用を管理する一方、利用した情報に
課金を行うことが可能になる。これによって、利用者は
実際に利用した情報だけを購入することができる。
暗号化された情報を搭載し、その情報を利用する際に
は、情報の識別番号と利用者を特定する識別番号をセン
ター局へ送信し、センター局から取得した復号化鍵を用
いて、情報を復号して提示を行うとともに、情報を利用
した旨の利用情報をセンター局へ送信するから、センタ
ー局では、情報の利用を管理する一方、利用した情報に
課金を行うことが可能になる。これによって、利用者は
実際に利用した情報だけを購入することができる。
【0016】請求項2記載の発明では、センター局に
は、復号化鍵が記録された復号化情報データベースと、
復号化鍵を送信する復号化鍵発行手段と、課金処理を行
う課金処理手段とを有するから、移動体から送信された
情報の識別番号と利用者を特定する識別番号に基づいて
復号化鍵を発行し、利用者が利用した情報に課金処理を
行うことができる。これによって、利用者は実際に利用
した情報だけを購入することができる。
は、復号化鍵が記録された復号化情報データベースと、
復号化鍵を送信する復号化鍵発行手段と、課金処理を行
う課金処理手段とを有するから、移動体から送信された
情報の識別番号と利用者を特定する識別番号に基づいて
復号化鍵を発行し、利用者が利用した情報に課金処理を
行うことができる。これによって、利用者は実際に利用
した情報だけを購入することができる。
【0017】請求項3記載の発明では、ナビゲーション
システムにおけるセンター局が、復号化情報データベー
スと、復号化鍵発行手段とを有し、移動体側で利用した
情報に課金処理を行うから、暗号化された情報を移動体
側に搭載し、センター局から復号化鍵を取得し、情報を
利用したことをセンター局に送信する機能を備えれば、
大量なデータをダウンロードすることなく、情報を利用
することができるととに、利用者は実際に利用した情報
だけを購入することが可能になる。
システムにおけるセンター局が、復号化情報データベー
スと、復号化鍵発行手段とを有し、移動体側で利用した
情報に課金処理を行うから、暗号化された情報を移動体
側に搭載し、センター局から復号化鍵を取得し、情報を
利用したことをセンター局に送信する機能を備えれば、
大量なデータをダウンロードすることなく、情報を利用
することができるととに、利用者は実際に利用した情報
だけを購入することが可能になる。
【0018】請求項4記載の発明では、センター局に
は、課金を行った情報の識別番号と利用者の識別番号を
保存する個人情報データベースを備え、課金処理する際
には、個人情報データベースを参照して、利用者ごとに
新規に利用した情報だけを課金処理するようにしたか
ら、利用者は、一旦、購入した情報を再度利用するとき
に再課金されることがない。
は、課金を行った情報の識別番号と利用者の識別番号を
保存する個人情報データベースを備え、課金処理する際
には、個人情報データベースを参照して、利用者ごとに
新規に利用した情報だけを課金処理するようにしたか
ら、利用者は、一旦、購入した情報を再度利用するとき
に再課金されることがない。
【0019】請求項5記載の発明では、移動体側には、
復号化鍵を保存する復号化鍵保存手段を備えたので、セ
ンター局から取得した復号化鍵を復号化鍵保存手段に保
存し、同じ情報を再度利用するときに、センター局から
復号化鍵を再取得する必要がなくなり、利用しやすい効
果が得られる。
復号化鍵を保存する復号化鍵保存手段を備えたので、セ
ンター局から取得した復号化鍵を復号化鍵保存手段に保
存し、同じ情報を再度利用するときに、センター局から
復号化鍵を再取得する必要がなくなり、利用しやすい効
果が得られる。
【0020】請求項6記載の発明では、スイッチによっ
て暗号化された情報を提示するアプリケーションが選択
されたときに、復号化鍵を用いて要求された情報を復号
して提示処理を行うようにしたから、情報の提示処理が
なく、復号化鍵が利用され情報を課金されることを防止
することができる。
て暗号化された情報を提示するアプリケーションが選択
されたときに、復号化鍵を用いて要求された情報を復号
して提示処理を行うようにしたから、情報の提示処理が
なく、復号化鍵が利用され情報を課金されることを防止
することができる。
【0021】請求項7記載の発明では、スイッチによっ
てより詳細な地図情報の提示が要求されたときに、復号
化鍵を用いて要求された地図情報を復号して提示処理を
行うようにしたから、利用者が要求することなく、詳細
な地図情報が復号され課金されることを防止することが
できる。
てより詳細な地図情報の提示が要求されたときに、復号
化鍵を用いて要求された地図情報を復号して提示処理を
行うようにしたから、利用者が要求することなく、詳細
な地図情報が復号され課金されることを防止することが
できる。
【0022】請求項8記載の発明では、移動体がLAN
で接続された車両であり、LANにおける車両の識別番
号を利用者の識別番号としているから、簡単に車両ごと
に異なる識別番号を得ることができる。
で接続された車両であり、LANにおける車両の識別番
号を利用者の識別番号としているから、簡単に車両ごと
に異なる識別番号を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態とし
て、車両の位置検出に適用されたナビゲーションシステ
ムの実施例について説明する。本実施例でのナビゲーシ
ョンシステムは、車両側部分とセンター局側部分で構成
されている。図1は、車両側部分の構成を示す図であ
る。図2は、情報の管理および課金処理を行うセンター
局部分の構成を示す図である。車両側部分は、図1に示
すように、情報提示装置11と、地図情報保存装置12
と、記憶装置13と、位置検出装置14と、通信装置1
5と、入力装置16および処理装置10が備えられてい
る。
て、車両の位置検出に適用されたナビゲーションシステ
ムの実施例について説明する。本実施例でのナビゲーシ
ョンシステムは、車両側部分とセンター局側部分で構成
されている。図1は、車両側部分の構成を示す図であ
る。図2は、情報の管理および課金処理を行うセンター
局部分の構成を示す図である。車両側部分は、図1に示
すように、情報提示装置11と、地図情報保存装置12
と、記憶装置13と、位置検出装置14と、通信装置1
5と、入力装置16および処理装置10が備えられてい
る。
【0024】情報提示装置11は、地図情報を含む情報
および車両内のエアコン、オーディオなどの情報を提示
するためのもので、液晶表示装置が利用される。地図情
報保存装置12は、地図情報、観光情報、タウン情報な
ど、暗号化された情報を保存したもので、暗号化された
情報を記録したCD−ROMとその駆動装置が利用され
る。記憶装置13は、車両用LANの識別番号と暗号化
された情報を復号するための復号化鍵を記憶するための
もので、ハードディスクまたはフラッシュメモリが利用
される。
および車両内のエアコン、オーディオなどの情報を提示
するためのもので、液晶表示装置が利用される。地図情
報保存装置12は、地図情報、観光情報、タウン情報な
ど、暗号化された情報を保存したもので、暗号化された
情報を記録したCD−ROMとその駆動装置が利用され
る。記憶装置13は、車両用LANの識別番号と暗号化
された情報を復号するための復号化鍵を記憶するための
もので、ハードディスクまたはフラッシュメモリが利用
される。
【0025】位置検出装置14は、例えばGPSを利用
して車両位置を検出する。通信装置15は、センター局
と通信を行うことが可能で、携帯電話が利用される。入
力装置16は、スイッチを備え、情報提示装置11を利
用するアプリケーションへの切り替えや情報提示装置1
1に表示されている地図を詳細な地図に切り替えるとき
に利用される。処理装置10は、所定のプログラムが内
蔵されたマイクロコンピュータからなり、情報提示装置
11に地図を表示するため、センター局から復号化鍵を
取得することより情報提示装置11で情報の表示など一
連の処理を行う。
して車両位置を検出する。通信装置15は、センター局
と通信を行うことが可能で、携帯電話が利用される。入
力装置16は、スイッチを備え、情報提示装置11を利
用するアプリケーションへの切り替えや情報提示装置1
1に表示されている地図を詳細な地図に切り替えるとき
に利用される。処理装置10は、所定のプログラムが内
蔵されたマイクロコンピュータからなり、情報提示装置
11に地図を表示するため、センター局から復号化鍵を
取得することより情報提示装置11で情報の表示など一
連の処理を行う。
【0026】センター局では、図2に示すように、通信
装置21と、課金情報データベース22と、復号化情報
データベース23と、処理装置20が備えられている。
通信装置21は、各車両側と通信を行うことが可能で、
無線基地局と繋ぐ電話回線およびモデムが用いられる。
装置21と、課金情報データベース22と、復号化情報
データベース23と、処理装置20が備えられている。
通信装置21は、各車両側と通信を行うことが可能で、
無線基地局と繋ぐ電話回線およびモデムが用いられる。
【0027】課金情報データベース22は情報を利用し
たときの課金情報を記録し、復号化情報データベース2
3は復号化鍵情報を記憶するもので、ハードディスクが
利用される。処理装置20は、各車両側に復号化鍵の提
供および、情報を利用した場合の課金処理を行うもの
で、所定のプログラムが内蔵されたマイクロコンピュー
タからなる。
たときの課金情報を記録し、復号化情報データベース2
3は復号化鍵情報を記憶するもので、ハードディスクが
利用される。処理装置20は、各車両側に復号化鍵の提
供および、情報を利用した場合の課金処理を行うもの
で、所定のプログラムが内蔵されたマイクロコンピュー
タからなる。
【0028】車両側では、復号化鍵の取得、情報の表示
および地図情報の購入という3つの処理を実施してい
る。この3つの処理は並列に動作するようになってい
る。次に、地図情報の提示について説明する。図3は、
復号化鍵を取得する処理の流れを示すフローチャートで
ある。図4は、地図提示処理の流れを示すフローチャー
トである。図5は、地図情報を購入する処理の流れを示
すフローチャートである。図6は、センター局での復号
化鍵発行および課金処理の流れを示すフローチャートで
ある。
および地図情報の購入という3つの処理を実施してい
る。この3つの処理は並列に動作するようになってい
る。次に、地図情報の提示について説明する。図3は、
復号化鍵を取得する処理の流れを示すフローチャートで
ある。図4は、地図提示処理の流れを示すフローチャー
トである。図5は、地図情報を購入する処理の流れを示
すフローチャートである。図6は、センター局での復号
化鍵発行および課金処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【0029】次に、フローチャートにしたがって車両側
での動作について説明する。まず、図3に基づいて、復
号化鍵の取得について説明する。処理装置10では、位
置検出装置14が刻々検出した位置情報を入力してい
る。まず、ステップ100において、処理装置10で
は、位置検出装置14が検出した位置に対応した所定範
囲内の地図情報の識別番号を地図情報保存装置12から
読み出し、記憶装置13にこの識別番号で示される地図
情報の復号化鍵が保存されているかを確認するととも
に、復号化鍵を取得する必要があるか否かを判断する。
での動作について説明する。まず、図3に基づいて、復
号化鍵の取得について説明する。処理装置10では、位
置検出装置14が刻々検出した位置情報を入力してい
る。まず、ステップ100において、処理装置10で
は、位置検出装置14が検出した位置に対応した所定範
囲内の地図情報の識別番号を地図情報保存装置12から
読み出し、記憶装置13にこの識別番号で示される地図
情報の復号化鍵が保存されているかを確認するととも
に、復号化鍵を取得する必要があるか否かを判断する。
【0030】復号化鍵を取得する必要があると判断され
ると、ステップ110へ進み、ここで、利用者の識別番
号として記憶装置に記憶した車両用LANの識別番号と
地図情報の識別番号を通信装置15を介してセンター局
へ送信し、復号化鍵の取得を要求する。
ると、ステップ110へ進み、ここで、利用者の識別番
号として記憶装置に記憶した車両用LANの識別番号と
地図情報の識別番号を通信装置15を介してセンター局
へ送信し、復号化鍵の取得を要求する。
【0031】センター局では、図6に示すように、ステ
ップ400において、車両側からの送信信号を受信する
と、ステップ410において受信情報の種類を判断す
る。受信した信号が復号化鍵要求信号の場合は、ステッ
プ420に進み、利用者の識別番号を基に要求された地
図情報の復号化鍵を暗号化処理して復号化鍵の送信信号
を生成する。ステップ430において、生成された復号
化鍵を通信装置21を介して車両に送信する。
ップ400において、車両側からの送信信号を受信する
と、ステップ410において受信情報の種類を判断す
る。受信した信号が復号化鍵要求信号の場合は、ステッ
プ420に進み、利用者の識別番号を基に要求された地
図情報の復号化鍵を暗号化処理して復号化鍵の送信信号
を生成する。ステップ430において、生成された復号
化鍵を通信装置21を介して車両に送信する。
【0032】図3に戻って、車両側においては、ステッ
プ120で、通信装置15が復号化鍵を受信する。ステ
ップ130において、処理装置10は、復号化鍵の受信
が成功したか否かを判断する。成功しなかった場合は、
ステップ100に戻り、次の位置情報が出力されるとき
に、再び復号化鍵の取得を行う。受信が成功した場合に
は、ステップ140において、記憶装置13に取得した
復号化鍵を記憶させて、ステップ100に戻る。
プ120で、通信装置15が復号化鍵を受信する。ステ
ップ130において、処理装置10は、復号化鍵の受信
が成功したか否かを判断する。成功しなかった場合は、
ステップ100に戻り、次の位置情報が出力されるとき
に、再び復号化鍵の取得を行う。受信が成功した場合に
は、ステップ140において、記憶装置13に取得した
復号化鍵を記憶させて、ステップ100に戻る。
【0033】このように車両の走行にしたがって、車両
位置に対応した地図情報の復号化鍵が取得される。この
復号化鍵を一旦取得すると、記憶装置13が異常を生じ
ない限り、再取得する必要がない。ここでは、要求する
地図情報の範囲としては、目的地が設定されている場合
は現在の位置から目的地までの誘導経路上の地図情報を
一括して要求する範囲としてもよいし、現在の位置から
例えば誘導経路上の10km先までとしてもよい。目的
地が設定されていない場合は道なりに5km先までとす
ることもできる。
位置に対応した地図情報の復号化鍵が取得される。この
復号化鍵を一旦取得すると、記憶装置13が異常を生じ
ない限り、再取得する必要がない。ここでは、要求する
地図情報の範囲としては、目的地が設定されている場合
は現在の位置から目的地までの誘導経路上の地図情報を
一括して要求する範囲としてもよいし、現在の位置から
例えば誘導経路上の10km先までとしてもよい。目的
地が設定されていない場合は道なりに5km先までとす
ることもできる。
【0034】次に、図4のフローチャートにしたがって
地図表示処理について説明する。ここでは、広域地図は
課金なしで表示可能とする。ステップ200において、
処理装置10は、入力装置16の状態をチェックし、広
域地図表示から詳細な地図表示への縮尺(スケール)変
更の要求があるか、または、情報提示装置11に表示さ
せる内容をエアコンやオーディオの表示から地図表示へ
切り替える要求があるかを判断する。縮尺変更または地
図表示切り替えの要求のあった場合には、利用者が表示
要求したこととしてステップ210へ進む。
地図表示処理について説明する。ここでは、広域地図は
課金なしで表示可能とする。ステップ200において、
処理装置10は、入力装置16の状態をチェックし、広
域地図表示から詳細な地図表示への縮尺(スケール)変
更の要求があるか、または、情報提示装置11に表示さ
せる内容をエアコンやオーディオの表示から地図表示へ
切り替える要求があるかを判断する。縮尺変更または地
図表示切り替えの要求のあった場合には、利用者が表示
要求したこととしてステップ210へ進む。
【0035】ステップ210においては、処理装置10
は、位置情報に基づいて、地図情報保存装置12から表
示する地図情報の識別番号を読み出し、記憶装置13に
その復号化鍵が取得し保存されているか否かをチェック
する。復号化鍵が保存されていない場合は、ステップ2
20において、地図情報の識別番号と車両用LANの識
別番号をセンター局に送信し、図1の処理に示すように
復号化鍵を取得する。ステップ210のチェックで取得
が済んでいる場合またはステップ220で復号化鍵を取
得した後、ステップ230へ進む。
は、位置情報に基づいて、地図情報保存装置12から表
示する地図情報の識別番号を読み出し、記憶装置13に
その復号化鍵が取得し保存されているか否かをチェック
する。復号化鍵が保存されていない場合は、ステップ2
20において、地図情報の識別番号と車両用LANの識
別番号をセンター局に送信し、図1の処理に示すように
復号化鍵を取得する。ステップ210のチェックで取得
が済んでいる場合またはステップ220で復号化鍵を取
得した後、ステップ230へ進む。
【0036】ステップ230においては、復号化鍵を利
用して、地図情報保存装置12から読み出された地図情
報を復号し、情報提示装置11に地図情報を表示する処
理を行う。ステップ240において、処理装置10は、
利用した地図情報の範囲情報を記憶装置13の地図利用
情報処理列に追加して記憶させる。地図利用情報処理列
は、イベント発生ごとに次回イベントまでの間に利用し
た地図情報のデータである。
用して、地図情報保存装置12から読み出された地図情
報を復号し、情報提示装置11に地図情報を表示する処
理を行う。ステップ240において、処理装置10は、
利用した地図情報の範囲情報を記憶装置13の地図利用
情報処理列に追加して記憶させる。地図利用情報処理列
は、イベント発生ごとに次回イベントまでの間に利用し
た地図情報のデータである。
【0037】次に地図情報の購入処理を図5および図6
のフローチャートにしたがって説明する。地図情報の購
入処理は、一定時間経過ごと、あるいは一定距離を走行
ごとに、行うようにしている。ステップ300におい
て、処理装置10は一定時間経過や一定距離走行をイベ
ント発生として検出すると、ステップ310において、
記憶装置13に送信まちの地図利用情報処理列があるか
否かを判断する。なかった場合は、ステップ300に戻
り、次のイベントが発生するまで、送信を待機する。
のフローチャートにしたがって説明する。地図情報の購
入処理は、一定時間経過ごと、あるいは一定距離を走行
ごとに、行うようにしている。ステップ300におい
て、処理装置10は一定時間経過や一定距離走行をイベ
ント発生として検出すると、ステップ310において、
記憶装置13に送信まちの地図利用情報処理列があるか
否かを判断する。なかった場合は、ステップ300に戻
り、次のイベントが発生するまで、送信を待機する。
【0038】地図利用情報処理列がある場合には、ステ
ップ320へ進む。ステップ320において、記憶装置
13に記憶した地図利用情報処理列の利用情報を通信装
置15によってセンター局へ送信するように制御する。
センター局では、図6に示すように、ステップ400で
車両からの送信信号を受信し、ステップ410において
受信情報種類が地図利用情報であると判断すると、ステ
ップ440へ進む。
ップ320へ進む。ステップ320において、記憶装置
13に記憶した地図利用情報処理列の利用情報を通信装
置15によってセンター局へ送信するように制御する。
センター局では、図6に示すように、ステップ400で
車両からの送信信号を受信し、ステップ410において
受信情報種類が地図利用情報であると判断すると、ステ
ップ440へ進む。
【0039】ステップ440においては、処理装置20
は送信された地図の利用情報に基づいて課金情報データ
ベース22を検索し、既に課金した地図情報なのか否か
を判断する。既に購入済みの場合は、ステップ400に
戻り、購入していない場合には、ステップ460におい
て、課金するように車両のLANの識別番号と課金金額
を課金情報データベース22に保存させる。
は送信された地図の利用情報に基づいて課金情報データ
ベース22を検索し、既に課金した地図情報なのか否か
を判断する。既に購入済みの場合は、ステップ400に
戻り、購入していない場合には、ステップ460におい
て、課金するように車両のLANの識別番号と課金金額
を課金情報データベース22に保存させる。
【0040】図5に戻って、車両側では、ステップ33
0において、処理装置10が、地図利用情報の送信が成
功したか否かをチェックする。成功しなかった場合は、
ステップ300に戻り、次のイベントが発生するまで送
信を待機する。送信が成功した場合には、ステップ34
0において、記憶装置13に記憶された地図利用情報処
理列の中から、送信したものをクリアしてステップ30
0に戻る。
0において、処理装置10が、地図利用情報の送信が成
功したか否かをチェックする。成功しなかった場合は、
ステップ300に戻り、次のイベントが発生するまで送
信を待機する。送信が成功した場合には、ステップ34
0において、記憶装置13に記憶された地図利用情報処
理列の中から、送信したものをクリアしてステップ30
0に戻る。
【0041】本実施例では、図3におけるステップ10
0〜130は復号化鍵取得手段を構成している。図3に
おけるステップ140は、復号化鍵保存手段を構成して
いる。図4におけるステップ200〜240は提示処理
手段を構成している。図5におけるステップ300〜3
40は利用情報送信手段を構成している。図6における
ステップ420、ステップ430は、復号化鍵発行手段
を構成している。図6におけるステップ440、ステッ
プ450、ステップ460は、課金処理手段を構成して
いる。
0〜130は復号化鍵取得手段を構成している。図3に
おけるステップ140は、復号化鍵保存手段を構成して
いる。図4におけるステップ200〜240は提示処理
手段を構成している。図5におけるステップ300〜3
40は利用情報送信手段を構成している。図6における
ステップ420、ステップ430は、復号化鍵発行手段
を構成している。図6におけるステップ440、ステッ
プ450、ステップ460は、課金処理手段を構成して
いる。
【0042】本実施例は、以上のように構成され、暗号
化した地図情報を車両側に搭載し、復号するための復号
化鍵をセンター局から通信によって取得し、表示を地図
表示に切り替えるときに、またはより詳細な地図表示に
切り替えるときに、地図情報を利用したことをセンター
局へ送信する。センター局では、実際に利用した地図情
報に課金処理を行うようにしたため、利用者にとっては
表示した地図情報のみを購入して利用でき、必要ない地
図情報は課金されることがない。なお、本実施例では、
利用情報として地図情報を用いて説明したが、例えば観
光情報、タウン情報などについても、上記と同じように
利用することができる。
化した地図情報を車両側に搭載し、復号するための復号
化鍵をセンター局から通信によって取得し、表示を地図
表示に切り替えるときに、またはより詳細な地図表示に
切り替えるときに、地図情報を利用したことをセンター
局へ送信する。センター局では、実際に利用した地図情
報に課金処理を行うようにしたため、利用者にとっては
表示した地図情報のみを購入して利用でき、必要ない地
図情報は課金されることがない。なお、本実施例では、
利用情報として地図情報を用いて説明したが、例えば観
光情報、タウン情報などについても、上記と同じように
利用することができる。
【図1】ナビゲーションシステムにおける車両側部分の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図2】ナビゲーションシステムにおけるセンター局部
分の構成を示す図である。
分の構成を示す図である。
【図3】復号化鍵を取得する処理の流れを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】地図提示処理の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】地図情報を購入する処理の流れを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】センター局での処理の流れを示すフローチャー
トである。
トである。
10 処理装置
11 情報提示装置
12 地図情報保存装置(記録媒体)
13 記憶装置
14 位置検出装置
15 通信装置
16 入力装置(入力手段)
20 処理装置
21 通信装置
22 課金情報データベース
23 復号化情報データベース
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2C032 HB03 HB22 HB25 HC08 HC24
HC32 HD13 HD16
2F029 AA02 AB07 AB13 AC14 AC16
5H180 AA01 BB05 BB13 EE10 FF05
FF13 FF22 FF27
5J104 EA15 MA05
Claims (8)
- 【請求項1】 移動体の位置を検出し、当該位置に関連
する情報を提示するナビゲーションシステムであって、
移動体側には、暗号化された情報が記録された記録媒体
と、前記暗号化された情報の識別番号と利用者を特定す
る識別番号とをセンター局へ送信し、該センター局から
前記暗号化された情報を復号するための復号化鍵を取得
する復号化鍵取得手段と、前記復号化鍵を用いて前記記
録媒体から読み出した情報を復号し、提示を行う提示処
理手段と、該提示処理手段で前記情報を利用した旨の利
用情報を前記センター局へ送信する利用情報送信手段と
を有することを特徴とするナビゲーションシステム。 - 【請求項2】 前記センター局には、前記暗号化された
情報を復号するための復号化鍵が記録された復号化情報
データベースと、前記移動体側から送信された利用者の
識別番号と情報の識別番号にしたがって所定の復号化鍵
を移動体側へ送信する復号化鍵発行手段と、移動体側か
ら受信した前記利用情報に基づいて課金処理を行う課金
処理手段とを有することを特徴とする請求項1記載のナ
ビゲーションシステム。 - 【請求項3】 移動体の位置を検出し、当該位置に関連
する情報を提示するナビゲーションシステムにおけるセ
ンター局が、暗号化された情報を復号するための復号化
鍵が記録された復号化情報データベースと、前記移動体
側から送信された利用者の識別番号と情報の識別番号に
したがって所定の復号化鍵を移動体側へ送信する復号化
鍵発行手段とを有し、移動体側から前記所定の復号化鍵
を用いて前記情報を復号し利用した利用情報を受信し
て、該利用情報に基づいて課金処理を行うことを特徴と
するナビゲーションシステム。 - 【請求項4】 前記センター局は、課金を行った情報の
識別番号を利用者の識別番号とともに保存する個人情報
データベースを備え、前記利用情報を受信したとき、前
記個人情報データベースを参照して、利用者ごとに新規
に復号利用した情報について課金することを特徴とする
請求項1から3のいずれかに記載のナビゲーションシス
テム。 - 【請求項5】 前記移動体側は、前記センター局から取
得した復号化鍵を保存する復号化鍵保存手段と、情報の
提示を要求する入力手段とを有し、前記復号化鍵取得手
段は、前記入力手段により要求された情報を復号する復
号化鍵が前記復号化鍵保存手段に保存されていないとき
に、要求された情報の識別番号と利用者の識別番号とを
センター局へ送信して復号化鍵を取得することを特徴と
する請求項1、2または4記載のナビゲーションシステ
ム。 - 【請求項6】 前記入力手段が表示されるアプリケーシ
ョンを切り替えるスイッチであって、該スイッチにより
前記暗号化された情報を提示するアプリケーションが選
択されたときに、前記復号化鍵取得手段はセンター局か
ら復号化鍵を取得し、前記提示処理手段が前記情報の提
示処理を行うことを特徴とする請求項5記載のナビゲー
ションシステム。 - 【請求項7】 前記暗号化された情報が地図情報であ
り、前記入力手段が地図表示のスケールを切り替えるス
イッチであって、該スイッチにより詳細表示が選択され
たときに、前記復号化鍵取得手段はセンター局から復号
化鍵を取得し、前記提示処理手段が前記地図情報の提示
処理を行うことを特徴とする請求項5記載のナビゲーシ
ョンシステム。 - 【請求項8】 前記移動体がLANで接続された車両で
あり、前記LANにおける車両の認識番号を前記利用者
の識別番号としていることを特徴とする請求項1から7
のいずれかに記載のナビゲーションシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002028653A JP2003228799A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | ナビゲーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002028653A JP2003228799A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | ナビゲーションシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003228799A true JP2003228799A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=27749763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002028653A Withdrawn JP2003228799A (ja) | 2002-02-05 | 2002-02-05 | ナビゲーションシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003228799A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010103794A1 (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-16 | 株式会社 東芝 | カーナビゲーションシステム及び個別機能装置 |
JP2011070313A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Toshiba Corp | 地図情報処理装置及びプログラム |
-
2002
- 2002-02-05 JP JP2002028653A patent/JP2003228799A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010103794A1 (ja) * | 2009-03-09 | 2010-09-16 | 株式会社 東芝 | カーナビゲーションシステム及び個別機能装置 |
JP2011070313A (ja) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Toshiba Corp | 地図情報処理装置及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |