JP2003228651A - 価格決定方法 - Google Patents

価格決定方法

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JP2003228651A
JP2003228651A JP2002024878A JP2002024878A JP2003228651A JP 2003228651 A JP2003228651 A JP 2003228651A JP 2002024878 A JP2002024878 A JP 2002024878A JP 2002024878 A JP2002024878 A JP 2002024878A JP 2003228651 A JP2003228651 A JP 2003228651A
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profit
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computer
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Masahiro Nakamura
雅弘 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品販売者にとって有効で弾力的な価格決定
を行なう。 【解決手段】 本発明にかかる価格決定方法は、コンピ
ュータが、ユーザ端末から利用者が選択した商品の情報
を受信し、該商品に対応する前記販売状況を抽出し、前
記コンピュータが、前記商品における第一の価格変更条
件、時間経過によって変化する標準価格帯、時間経過に
よって変化する第一および第二の変更価格帯が対応づけ
られた価格決定テーブルを参照し、前記販売状況と該第
一の価格変更条件を比較し、前記コンピュータが、前記
比較の結果に基づいて何れかの前記価格帯を選択して前
記商品の販売価格を決定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品販売における
価格決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、商品販売価格は原価(製造原価や
仕入価)に利益を上乗せして販売価格として設定してい
る。この時、商品販売者は、商品の販売状況や販売者の
勘により価格設定を安く設定する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、現時
点の最新の販売状況を正確に確認することは困難であ
る。さらに、最新の販売状況に関する情報を正確に収集
したとしても、その情報を分析し、商品販売者が別途価
格設定を決定し、決定した上で価格の変更情報を入力し
ている。したがって、常にこれら一連の業務・操作を行
なうために人員を割り当てる必要がある。
【0004】また、従来の技術には、図2にみられるよ
うに、現在の日時を把握し、販売終了前のある時点に到
った場合、販売価格を値引きする方法は見られる。しか
し、この販売価格変更方法は、ある時点で決められた判
定基準に合致すれば、それ以降は別の価格帯に固定され
てしまう。あるいは、別の販売価格変更方法として、購
入申込者数に応じて販売価格が低下する方法も見られ
る。しかし、この販売価格変更方法も価格が順次低下し
ていくもので、購入者側の購入意欲を高めることを目的
としている。
【0005】しかし、上記のような価格が低下する一方
の価格変更方法では、商品販売者にとっては、結果的に
は販売利益を無視した販売になりかねない。商品販売者
にとっては、たとえ、一旦は割引価格帯に変更しても、
その後の販売状況が好転してある一定の販売利益を確保
できれば、不要な値引きを止めて、従来の通常価格帯へ
戻すような価格操作をすることが好ましい。あるいは、
当初から販売状況が良ければ、通常よりも高い価格設定
をすることが好ましい場合もある。
【0006】つまり、商品販売者にとっては、通常価格
帯と割引価格帯という二者択一でしかも変更後は同一あ
るいは同一傾向の価格帯に固定されるような価格変更方
法ではなく、通常価格帯以外に少なくとも2以上の変更
価格帯が存在し、その時々の販売状況に応じて、弾力的
に該当する価格帯に設定されるような販売価格決定方法
が必要とされる。
【0007】本発明の目的は、以上のような課題を解決
すべく、標準設定の価格帯の他に少なくとも2以上の変
更価格帯を予め設定しておき、利用者から特定の商品情
報を求められた場合に、該商品の現時点の販売状況を把
握し、その販売状況を価格変更条件と比較して、その比
較結果に対応した価格帯を採用し、該価格帯に基づいて
価格決定することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる価格決定
方法は、コンピュータが、ユーザ端末から利用者が選択
した商品の情報を受信し、該商品に対応する前記販売状
況を抽出し、前記コンピュータが、前記商品における第
一の価格変更条件、時間経過によって変化する標準価格
帯、時間経過によって変化する第一および第二の変更価
格帯が対応づけられた価格決定テーブルを参照し、前記
販売状況と該第一の価格変更条件を比較し、前記コンピ
ュータが、前記比較の結果に基づいて何れかの前記価格
帯を選択して前記商品の販売価格を決定することを特徴
とする。
【0009】本発明は、前記価格決定テーブルに、さら
に、第二の価格変更条件を有し、コンピュータは、前記
販売状況と前記第二の価格変更条件を比較し、前記コン
ピュータは、該販売状況が該第二の価格変更条件を満た
している場合、第二の変更価格帯を選択して前記販売価
格を決定することを特徴とする。
【0010】本発明は、前記価格決定テーブルに、さら
に、現在使用している価格帯を示す使用フラグを有し、
前記コンピュータは、前記使用フラグが第一の変更価格
帯の使用を示している時に、前記第二の価格変更条件と
前記販売状況を比較することを特徴とする。
【0011】本発明は、前記価格決定テーブルに、さら
に、現在使用している価格帯を示す使用フラグを有し、
前記コンピュータは、前記使用フラグが前記標準価格帯
以外の価格帯が使用されていることを示している場合、
該価格帯を変更しないことを特徴とする。
【0012】本発明は、前記コンピュータは、前記使用
フラグが第一の変更価格帯の使用を示している時に、前
記販売状況と前記第二の価格変更条件を比較し、該販売
状況が該第二の価格変更条件を満たしている場合は、前
記標準価格帯を選択して前記販売価格を決定することを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照し、詳細に説明する。
【0014】図1に、本発明のシステム構成図を示す。
本発明は、商品受注装置100、インターネット網11
0、ユーザ端末120・130で構成される。
【0015】商品受注装置100は、さらに、受注受付
プログラム101、商品マスタDB102、価格決定D
B103で構成される。
【0016】受注受付プログラム101は、インターネ
ット網110を介してユーザ端末120・130と受注
受付に関する画面情報を発信し、ユーザ端末120・1
30から指定された商品に関する情報を受信し、商品マ
スタDB102、価格決定DB103に基づき販売価格を決
定表示し、受注情報を受付け、受注情報に基づき販売利
益を管理する。
【0017】商品マスタDB102には、商品情報、価
格帯を決定する判断基準となる販売利益情報、および、
利用する価格決定テーブルが対応づけて管理される。ま
た、価格決定DB103には、販売時期によって価格が
設定された複数の価格帯、および、販売利益の判定を下
す時期とその時に判断基準となる販売利益情報が対応づ
けられて管理される。
【0018】インターネット網110は、データ通信網
であり、ユーザ端末120・130が受注受付装置10
0の提供するwww(world wide web)上のホームページ
にアクセスし商品情報を閲覧し、希望商品を購入する等
の場合に使用される通信網である。
【0019】ユーザ端末120・130は、さらに、受
注受付装置100が提供するホームページにアクセス、
希望商品を検索し、また、発注情報を入力し受注受付装
置100に送信するためのブラウザプログラム121・
131を含む。尚、当然のごとく、さらに多くの複数の
ユーザ端末がインターネット網110を介して、受注受
付装置100に接続することが可能である。
【0020】図3に、商品マスタDB102に蓄積される
商品マスタテーブル300を示す。商品マスタテーブル
300には、各商品毎に以下のようなデータが管理され
る。すなわち、商品コード301、商品名302、目標
とする利益を設定した目標利益303、最低限確保しな
ければならない最低利益304、販売開始から現時点ま
での販売実績に基づいた累積利益305、現時点の在庫
数306、該商品に対応する価格決定DBに蓄積される価
格決定テーブル名307が商品マスタテーブル300に
管理される。図3には、1商品のデータのみが記録され
ているが、複数の商品のデータを記録する場合は、レコ
ードがそれに応じて増加する。
【0021】目標利益303、最低利益304、累積利
益305は、図3の例では、利益額で管理されている
が、販売利益を示す情報であれば、この他、指数や利益
率といった単位の情報でも構わない。
【0022】目標利益303と最低利益304の違い
は、最低利益304が最低限確保すべき利益目標である
のに対して、目標利益303は、例えば、最低利益とは
異なるある数値(通常、最低利益より高い数値)であり
この数値を超えたならば、当初設定の価格値引きを止め
て現状の価格を維持するといった強気の販売価格政策を
実施するための判定基準である。あるいは、逆に最低の
利益達成率も達成せず、未達成時の在庫処分目的の価格
帯へと変更した上での、第二の販売利益目標といった次
善の販売価格政策を実施するための判定基準としても利
用できる。
【0023】目標利益303、最低利益304は、販売
者が商品毎に逐次設定してもよいし、また、図示してい
ないが、少なくとも商品の総原価を管理する商品原価テ
ーブルおよび所定の目標販売利益・最低利益の計算式に
基づき、自動的に受注受付プログラム101が設定して
もよい。
【0024】累積利益305は、次のように受注受付プ
ログラム101が記録する。すなわち、受注受付プログ
ラム101は、ユーザ端末120・130から受注情報
を受信すると、該当する商品、受注数、表示販売価格を
識別する。次に、図示していない販売実績を管理する販
売管理テーブルに、該商品の販売数を更新するととも
に、識別した表示販売価格に受注数を乗算した数値を累
積販売額に加算して記録する。そして、受注受付プログ
ラム101は、該加算された累積販売額と図示していな
い商品原価テーブルから現時点の利益額を算出して、累
積利益305に算出結果を記録する。
【0025】したがって、商品マスタテーブル300に
は、商品毎の総原価、現時点の累積販売額の情報が含ま
れていてもよく、この場合は、受注受付プログラム10
1は、商品マスタテーブルのみで、目標利益303、最
低利益304、累積利益305が確定できる。
【0026】在庫数306は、受注受付プログラム10
1は、ユーザ端末120・130から受注情報を受信し
た時点で、受注数分だけ在庫数を減らす。
【0027】図4は、価格決定テーブル400の例を示
す。価格決定テーブル400は、以下の情報を管理す
る。すなわち、複数の価格決定時期401、価格決定時
期毎に設定された標準となる販売価格である標準設定価
格帯402、価格決定時期に対応づけられ最低利益30
4を基準にした最低利益達成率403、該最低利益達成
率403に達成していない場合の販売価格である未達成
時価格帯404、目標利益303を価格決定時期に対応
づけて設定した目標利益405、該目標利益405を達
成した場合の販売価格帯である目標達成価格帯406、
現在使用されている価格帯を示す使用フラグ407が管
理される。
【0028】最低利益達成率403は、累積利益305
の最低利益304に対する百分率で示され、標準設定価
格帯402あるいは未達成時価格帯404から未達成時
価格帯404へ変更すべきか否かの判断をどの価格決定
時期において実施し、その際どのような判定基準とする
かを示す。例えば、図4の例では、販売終了時点の3週
間前から4週間前において、累積利益305の対最低利
益304の百分率が50%に達しているか否かが判断基
準となり、この判断基準を達成しない場合は、受注受付
プログラム101は、未達成時価格帯404に変更す
る。
【0029】目標利益405は、標準設定価格帯402
あるいは未達成価格帯404から目標達成価格帯406
へ変更すべきか否かの判断をどの価格決定時期において
実施し、その際どのような判定基準とするかを示す。例
えば、図4の例では、販売終了時点の1週間前から2週
間前において、累積利益305が「600」を超えてい
るか否かが判断基準となり、この判断基準を満たす場合
に、受注受付プログラム101は、目標達成価格帯40
6に変更する。
【0030】使用フラグ407は、現在使用されている
価格帯を識別するためのフラグであり、初期設定では標
準設定価格帯402を「01」(使用中)とし、他の価
格帯は「00」(非使用)のフラグ設定となる。
【0031】この価格決定テーブル400は、商品毎に
個別にファイルを用意しても良いし、また、複数の商品
において同じ価格設定ならば共通して同一ファイルを使
用してもよい。
【0032】図4の例では目標利益405の値は、商品
マスタテーブル300の目標利益303を参照している
ので、販売者は価格決定時期のみを指定すれば、受注受
付プログラム101が、自動的に該当価格決定時期に目
標利益405に値を設定できる。但し、販売者が、商品
マスタテーブル300および価格決定テーブル400の
各情報を設定登録することも可能であり、また、適時そ
の設定を変更することも可能である。
【0033】商品マスタテーブル300および価格決定
テーブル400が設定されていることが前提として、図
5に受注受付プログラム101が行なう価格決定方法の
処理フローを示す。
【0034】S501で、受注受付プログラム101
は、インターネット網110を介して、ユーザ端末12
0・130から受信した信号より、利用者が選択した商
品を識別する。商品選択の信号は、受注受付プログラム
101により送信されたホームページの受注受付画面上
で、利用者に関心のある商品を選択あるいは入力させる
ことで、ユーザ端末120・130から受注受付装置1
00に送信される。
【0035】S502で、受注受付プログラム101
は、商品マスタテーブル300から該当する商品に関す
るレコードを識別して、そのデータをワークメモリ上に
読み込む。
【0036】S503で、受注受付プログラム101
は、累積利益305を最低利益304で除算して該商品
の現時点の利益達成率(百分率に変換)を算出し、ワー
クメモリ上に読み込む。
【0037】S504で、受注受付プログラム101
は、該商品に対応する価格決定テーブル400を識別
し、そのデータをワークメモリ上に読み込む。
【0038】S505で、受注受付プログラム101
は、現在日時を図示していないシステム時計から読み込
み、価格決定テーブル400において参照すべき現在の
時間401を識別する。
【0039】S506で、受注受付プログラム101
は、現在の時間401における最低利益達成率403が
存在するか否かを判断し、最低利益達成率が存在する場
合、S507へ進み、存在しない場合はS510へ進
む。
【0040】S506で最低利益達成率403が存在す
ると判断しS507へ進むと、S507で受注受付プロ
グラム101は、S503で算出した利益達成率と最低
利益達成率を比較する。そして、利益達成率が最低利益
達成率に達しない場合は、S508へ進み、現在使用フ
ラグ407が「01」となっている価格帯のフラグ40
7を「00」に変更するとともに未達成時価格帯404
の使用フラグ407を「01」に設定し、続いて、S5
09で、未達成時価格帯404の現在の時間404にお
ける価格を選択する。
【0041】一方、S507で利益達成率が最低利益達
成率403に達している場合は、受注受付プログラム1
01はS510に進む。
【0042】S510で、受注受付プログラム101
は、現在の時間401における目標利益405が存在す
るか否かを判断する。そして、目標利益405が存在す
るならば、受注受付プログラム101はS511へ進
み、一方、存在しないならばS514へ進む。
【0043】S510で目標利益が存在する場合、受注
受付プログラム101は、S511で、累積利益305
と目標利益303と比較し、累積利益305が大きいと
判断できれば、S512で、現在使用フラグ407が
「01」となっている価格帯のフラグを「00」に変更
するとともに目標達成価格帯406の使用フラグ407
を「01」に設定し、続いて、S513で、目標達成価
格帯406の現在の時間404における価格を選択す
る。
【0044】S514で、受注受付プログラム101
は、現在使用フラグ407が「01」の価格帯の、現在
の時間401における価格を選択し、続いて、S515
で、標準設定価格帯402の現在の時間404における
価格を選択する。すなわち、現在の時間401におい
て、最低利益達成率403や目標利益405が設定され
ていないか、あるいは、設定されていてもS507・S
511の判定条件を満たさない場合、受注受付プログラ
ム101は、現在使用フラグ407が「01」に設定さ
れている価格帯をそのまま利用することとなる。
【0045】そして、受注受付プログラム101は、S
516において、S509(未達成時価格帯の価格)・
S513(目標達成価格帯の価格)・S515(標準設
定価格帯の価格)のいずれかで選択された価格および在
庫数306に関する情報を、インターネット網110を
介して、ユーザ端末120・130のホームページブラ
ウザ121・131に送信し、画面表示する。
【0046】本実施例では、利用者の商品選択時におけ
る最低利益達成率403、目標利益405の判定結果に
より、標準設定価格帯402、未達成時価格帯404、
目標達成価格帯406のいずれへも変更できるが、他の
実施例としては、標準設定価格帯402から他の価格帯
へ一旦変更になると、その後は変更しないという価格決
定方法も考えられる。
【0047】この場合は、S504で、使用フラグ40
7が「01」になっている価格帯を識別し、それが標準
設定価格帯402でない場合は、そのまま現使用の価格
帯における現在の時間401の価格を選択し、S515
へ進ませればよい。
【0048】また、他の実施例としては、目標利益40
5は未達成価格帯404から再度標準設定価格帯402
へ戻すための判定条件として利用し、目標利益405を
累積利益が達している場合は、標準設定価格帯402へ
することも可能である。こうすることで、一度は販売利
益が最低販売利益率を達成せず、標準設定価格よりも値
引いた未達成時価格帯404が選択されたものの、その
後販売状況が好転して希望する目標利益405を満たし
たのであれば、再び標準設定価格帯へ戻るような販売価
格操作をすることができる。
【0049】また、他の実施例としては、未達成時価格
帯404が使用されている時のみ、目標利益405を満
たす場合、標準設定価格帯402ではなく、目標達成価
格帯406へ変更可能とすることもできる。この場合、
S507で条件合致しない場合、受注受付プログラム1
01は、S510へ進む前に、使用フラグ407が「0
1」に設定されている価格帯が未達成時価格帯404で
あるか否かを判定し、そうであるならば、S510に進
み、否ならば、そのまま現在使用している価格帯を選択
して現在時間401における価格を選び、S516に進
む。そして、S510の条件に合致しS511に進む
と、S511の条件が合致しない場合は、そのまま未達
成時価格帯404を採用して、現在の時間401におけ
る価格を選択して、S516へ進む。また、S511の
条件に合致する場合は、そのままS512へと進む。こ
のような実施例は、未達成時価格帯404を採用したも
のの、一部販売状況は好転して、その後標準設定価格帯
402までは戻すことはできないまでも、未達成時価格
帯404よりは高い価格帯設定に変更する場合に有効で
ある。あるいは、未達成時価格帯404でも販売状況は
悪化の一途を辿っている状況で、販売利益確保は断念し
完全に在庫処分に徹した価格帯に変更しようとする場合
にも有効である。
【0050】受注受付装置100を構成するハードウェ
アとしては、CPUと、ROMと、RAMと、HDD
(ハードディスクドライブ)と、HD(ハードディス
ク)と、FDD(フロッピー(登録商標)ディスクドラ
イブ)と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フ
ロッピーディスク)と、ディスプレイと、I/F(イン
タフェース)と、キーボードと、マウスとを備えてい
る。また、各構成部はバスによってそれぞれ接続されて
いる。
【0051】CPUは、受注受付装置100全体の制御
を司る。ROMは、ブートプログラムなどのプログラム
を記憶している。RAMは、CPUのワークエリアとし
て使用される。HDDは、CPUの制御にしたがってH
Dに対するデータのリード/ライトを制御する。HD
は、HDDの制御で書き込まれたデータを記憶する。
【0052】FDDは、CPUの制御にしたがってFD
に対するデータのリード/ライトを制御する。FDは、
FDDの制御で書き込まれたデータを記憶したり、FD
に記録されたデータを情報処理装置へ読み取らせたりす
る。着脱可能な記録媒体として、FDのほか、CD−R
OM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Dig
ital Versatile Disk)、メモリー
カードなどであってもよい。ディスプレイは、カーソ
ル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、
画像、機能情報などのデータに関するウインドウ(ブラ
ウザ)を表示する。たとえば、CRT、TFT液晶ディ
スプレイ、プラズマディスプレイなどである。
【0053】そして、上記ROM、RAM、HD、FD
などに格納された受注受付プログラム101をCPUが
実行することによってその機能を実現する。
【0054】また、各種DB102・103に格納され
る各種データおよびデータテーブルの一部は、ワークエ
リア的な目的で使用されるRAMに必要に応じて生成消
去されることもある。
【0055】I/F(インタフェース)は、通信回線を
通じてLANやインターネットなどのネットワークに接
続され、ネットワークを介して、他の情報処理装置(サ
ーバなど)に接続される。そして、I/Fは、ネットワ
ークと内部とのインタフェースを司り、他のサーバや情
報端末装置からのデータの入出力を制御する。I/F
は、たとえばモデムなどである。また、情報提供装置が
携帯電話機などと無線通信をおこなう場合には、I/F
が通信機(無線送受信機)としての機能も備える。
【0056】キーボードは、文字、数字、各種指示など
の入力のためのキーを備え、データの入力をおこなう。
タッチパネル式の入力パッドなどであってもよい。マウ
スは、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウインドウ
の移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティング
デバイスとして同様の機能を備えるものであれば、トラ
ックボール、ジョイスティックなどであってもよい。
【0057】(付記1)コンピュータを用いて、商品の
販売状況に応じて販売価格を決定する価格決定方法にお
いて、前記コンピュータが、ユーザ端末から利用者が選
択した商品の情報を受信し、該商品に対応する前記販売
状況を抽出し、前記コンピュータが、前記商品における
第一の価格変更条件、時間経過によって変化する標準価
格帯、時間経過によって変化する第一および第二の変更
価格帯が対応づけられた価格決定テーブルを参照し、前
記販売状況と該第一の価格変更条件を比較し、前記コン
ピュータが、前記比較の結果に基づいて何れかの前記価
格帯を選択して前記商品の販売価格を決定することを特
徴とする価格決定方法。(1) (付記2)前記価格決定テーブルは、さらに、第二の価
格変更条件を有し、前記コンピュータは、前記販売状況
と前記第二の価格変更条件を比較し、前記コンピュータ
は、該販売状況が該第二の価格変更条件を満たしている
場合、第二の変更価格帯を選択して前記販売価格を決定
することを特徴とする付記1記載の価格決定方法。
(2) (付記3)前記価格決定テーブルは、さらに、現在使用
している価格帯を示す使用フラグを有し、前記コンピュ
ータは、前記使用フラグが第一の変更価格帯の使用を示
している時に、前記第二の価格変更条件と前記販売状況
を比較することを特徴とする付記2記載の価格決定方
法。(3) (付記4)前記価格決定テーブルは、さらに、現在使用
している価格帯を示す使用フラグを有し、前記コンピュ
ータは、前記使用フラグが前記標準価格帯以外の価格帯
が使用されていることを示している場合、該価格帯を変
更しないことを特徴とする付記1記載の価格決定方法。
【0058】(付記5)前記価格決定テーブルは、さら
に、第二の価格変更条件、および、現在使用している価
格帯を示す使用フラグを有し、前記コンピュータは、前
記使用フラグが第一の変更価格帯の使用を示している時
に、前記販売状況と前記第二の価格変更条件を比較し、
該販売状況が該第二の価格変更条件を満たしている場合
は、前記標準価格帯を選択して前記販売価格を決定する
ことを特徴とする付記1記載の価格決定方法。
【0059】(付記6)コンピュータを、ユーザ端末か
ら利用者が選択した商品の情報を受信し、該商品に対応
する前記販売状況を抽出する抽出手段、前記商品におけ
る第一の価格変更条件、時間経過によって変化する標準
価格帯、時間経過によって変化する第一および第二の変
更価格帯が対応づけられた価格決定テーブルを参照し、
前記販売状況と該第一の価格変更条件を比較する比較手
段、前記比較の結果に基づいて何れかの前記価格帯を選
択して前記商品の販売価格を決定する決定手段として機
能させるための価格決定プログラム。
【0060】(付記7)コンピュータを用いて、商品の
販売状況に応じて販売価格を決定する価格決定装置にお
いて、ユーザ端末から利用者が選択した商品の情報を受
信し、該商品に対応する前記販売状況を抽出する抽出手
段、前記商品における第一の価格変更条件、時間経過に
よって変化する標準価格帯、時間経過によって変化する
第一および第二の変更価格帯が対応づけられた価格決定
テーブルを参照し、前記販売状況と該第一の価格変更条
件を比較する比較手段、前記比較の結果に基づいて何れ
かの前記価格帯を選択して前記商品の販売価格を決定す
る決定手段とを備えることを特徴とする価格決定装置。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる価格決定
方法は、以上のような課題を解決すべく、標準設定の価
格帯の他に少なくとも2以上の変更価格帯を予め設定し
ておき、利用者から特定の商品情報を求められた場合
に、該商品の現時点の販売状況を把握し、その販売状況
を価格変更条件と比較して、その比較結果に対応した価
格帯を採用し、該価格帯に基づいて価格決定すること
で、実際の販売状況を反映した価格決定を効率的に実現
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成を示す図である。
【図2】従来技術による販売価格変更を示す概念図であ
る。
【図3】商品マスタテーブルを示す図である。
【図4】価格決定テーブルを示す図である。
【図5】本発明の価格決定処理に関する処理フロー図で
ある。
【符号の説明】
100 受注受付装置 101 受注受付プログラム 102 商品マスタDB 103 価格決定DB 110 インターネット網 120・130 ユーザ端末 121・131 ブラウザプログラム 300 商品マスタテーブル 400 価格決定テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを用いて、商品の販売状況
    に応じて販売価格を決定する価格決定方法において、 前記コンピュータが、ユーザ端末から利用者が選択した
    商品の情報を受信し、該商品に対応する前記販売状況を
    抽出し、 前記コンピュータが、前記商品における第一の価格変更
    条件、時間経過によって変化する標準価格帯、時間経過
    によって変化する第一および第二の変更価格帯が対応づ
    けられた価格決定テーブルを参照し、前記販売状況と該
    第一の価格変更条件を比較し、 前記コンピュータが、前記比較の結果に基づいて何れか
    の前記価格帯を選択して前記商品の販売価格を決定する
    ことを特徴とする価格決定方法。
  2. 【請求項2】 前記価格決定テーブルは、さらに、第二
    の価格変更条件を有し、 前記コンピュータは、前記販売状況と前記第二の価格変
    更条件を比較し、 前記コンピュータは、該販売状況が該第二の価格変更条
    件を満たしている場合、第二の変更価格帯を選択して前
    記販売価格を決定することを特徴とする請求項1記載の
    価格決定方法。
  3. 【請求項3】 前記価格決定テーブルは、さらに、現在
    使用している価格帯を示す使用フラグを有し、 前記コンピュータは、前記使用フラグが第一の変更価格
    帯の使用を示している時に、前記第二の価格変更条件と
    前記販売状況を比較することを特徴とする請求項2記載
    の価格決定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

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