JP2003227547A - ダイナミックダンパー - Google Patents

ダイナミックダンパー

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JP2003227547A
JP2003227547A JP2002026358A JP2002026358A JP2003227547A JP 2003227547 A JP2003227547 A JP 2003227547A JP 2002026358 A JP2002026358 A JP 2002026358A JP 2002026358 A JP2002026358 A JP 2002026358A JP 2003227547 A JP2003227547 A JP 2003227547A
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JP
Japan
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outer ring
propeller shaft
press
inner peripheral
elastic body
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JP2002026358A
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English (en)
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Mitsuhiro Yonetani
光博 米谷
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アウターリング2とこのアウターリング2の
内周側に配置したインナーウエイト3とを弾性体4を介
して連結してなり、アウターリング2をプロペラシャフ
トの内周側に圧入することによってシャフトの中空部に
装着されるダイナミックダンパー1において、シャフト
内周部の仕上げ加工を不要とすることができ、しかもア
ウターリング2の製作を容易化し、多数個同時処理時に
アウターリング2同士が嵌まり合うことがなく、アウタ
ーリング2外周部に弾性体を廻す必要がなく、もって弾
性体に磨耗やへたり等が発生することのないダイナミッ
クダンパー1を提供する。 【解決手段】 上記アウターリング2における周方向の
少なくとも一箇所に軸方向に長い長穴6を設け、長穴6
の軸方向端部にアウターリング2を環状に保つ連結部7
を設け、連結部7はアウターリング2をプロペラシャフ
トに圧入するときに圧入荷重により座屈するものである
ことにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防振技術に係るダ
ンパーに係り、更に詳しくはプロペラシャフト用のダイ
ナミックダンパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、アウターリングと前記アウタ
ーリングの内周側に配置したインナーウエイトとをゴム
状弾性材製の弾性体を介して連結してなり、前記アウタ
ーリングをプロペラシャフトの内周側に圧入することに
よって前記プロペラシャフトの中空部に装着されるダイ
ナミックダンパーが知られているが、この従来のシャフ
ト内挿型ダイナミックダンパーにおいては、アウターリ
ングをプロペラシャフトの内周側に圧入するのに先立っ
てプロペラシャフトの内周部を仕上げ加工しなければな
らないと云う不都合がある。
【0003】そこで、従来、プロペラシャフト内周部の
仕上げ加工を不要とするものとして以下の技術が提案さ
れている。 図4に示すように、アウターリング51の仕様を、
ばね鋼を巻き丸めるが完全な環状とはせず周方向一箇所
にスリット52を設けた仕様とすることにより、プロペ
ラシャフト内周部(図示せず)の加工精度が良くなくて
も圧入時にアウターリング51の弾性変形により追随可
能とする(実開平4−122843号公報参照)。図上
符号53はインナーウエイト、54は弾性体である。 図5に示すように、アウターリング51の仕様を、
その外周部にゴム状弾性材製の弾性体55を廻した仕様
とすることにより、プロペラシャフト内周部の加工精度
が良くなくても圧入時に弾性体55の圧縮変形により追
随可能とする。
【0004】しかしながら、上記の従来技術には、ア
ウターリング51の加工(ばね鋼を巻き丸めるが完全な
環状とはせず周方向一箇所にスリット52を設ける工
程)に多くの手間がかかるとともに、アウターリング5
1を多数個同時処理する場合にアウターリング51同士
がスリット52において互いに嵌まり合って外れなくな
ることがあると云う不都合があり、また上記の従来技
術には、プロペラシャフト内周部の加工精度が良くない
と圧入時に弾性体55が摩耗するとともに、長時間使用
により弾性体55にへたりが生じるとアウターリング5
1の抜け荷重が低下してしまうと云う不都合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みて、プロペラシャフト内周部の仕上げ加工を不要とす
ることができ、しかも上記またはの従来技術に見ら
れる不都合を解消することができ、すなわちアウターリ
ングの製作を容易化し、多数個同時処理時にアウターリ
ング同士が嵌まり合うことがなく、アウターリング外周
部に弾性体を廻す必要がなく、もって弾性体に磨耗やへ
たり等が発生する心配のないプロペラシャフト用ダイナ
ミックダンパーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によるダイナミックダンパーは、
アウターリングと前記アウターリングの内周側に配置し
たインナーウエイトとをゴム状弾性材製の弾性体を介し
て連結してなり、前記アウターリングをプロペラシャフ
トの内周側に圧入することによって前記プロペラシャフ
トの中空部に装着されるダイナミックダンパーにおい
て、前記アウターリングとして、周方向の少なくとも一
箇所に軸方向に長い長穴を設けたプレス環を用いること
を特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項2によるダイナミッ
クダンパーは、アウターリングと前記アウターリングの
内周側に配置したインナーウエイトとをゴム状弾性材製
の弾性体を介して連結してなり、前記アウターリングを
プロペラシャフトの内周側に圧入することによって前記
プロペラシャフトの中空部に装着されるダイナミックダ
ンパーにおいて、前記アウターリングにおける周方向の
少なくとも一箇所に軸方向に長い長穴を設け、前記長穴
の軸方向端部に前記アウターリングを環状に保つ連結部
を設け、前記連結部は前記アウターリングを前記プロペ
ラシャフトに圧入するときに圧入荷重により座屈するも
のであることを特徴とする。
【0008】上記構成を備えた本発明の請求項1による
ダイナミックダンパーのように、アウターリングとして
周方向の少なくとも一箇所に軸方向に長い長穴を設けた
プレス環を用いると、長穴の軸方向端部にアウターリン
グを環状に保つ連結部が形成されるために、アウターリ
ングをプロペラシャフト内周へ圧入するときに連結部が
潰れて挿入される寸法設定とすることにより、プロペラ
シャフト内周部の加工精度が良くなくてもアウターリン
グをプロペラシャフト内周部に追随させることが可能と
なる。また、アウターリングの周面に軸方向端部を閉塞
した長穴を形成する構成であるために、プレスによる製
作が可能であり、上記の従来技術におけるスリット構
造の場合よりも製作を容易化することが可能となる。ま
た、同じくアウターリングの周面に軸方向端部を閉塞し
た長穴を形成する構成であるために、上記の従来技術
におけるスリット構造の場合のように多数個同時処理時
にアウターリング同士が嵌まり合うのを防止することが
可能となる。また、アウターリングの外周部に弾性体を
廻すことなくプロペラシャフトへの組付けを金属圧入と
する構成であるために、上記の従来技術の場合のよう
に弾性体に摩耗やへたり等が発生することがない。
【0009】また、上記構成を備えた本発明の請求項2
によるダイナミックダンパーにおいては、アウターリン
グにおける周方向の少なくとも一箇所に軸方向に長い長
穴を設け、長穴の軸方向端部にアウターリングを環状に
保つ連結部を設け、連結部をアウターリングをプロペラ
シャフトに圧入するときに圧入荷重により座屈するもの
としたために、アウターリングをプロペラシャフトへ圧
入するときに圧入荷重の大きさに応じて連結部が座屈す
ることにより、プロペラシャフト内周部の加工精度が良
くなくてもアウターリングをプロペラシャフト内周部に
追随させることが可能となる。また、アウターリングの
周面に軸方向端部を閉塞した長穴を形成する構成である
ために、プレスによる製作が可能であり、上記の従来
技術におけるスリット構造の場合よりも製作を容易化す
ることが可能となる。また、アウターリングの周面に軸
方向端部を閉塞した長穴を形成し、長穴の軸方向端部に
アウターリングを環状に保つ連結部を形成する構成であ
るために、上記の従来技術におけるスリット構造の場
合のように多数個同時処理時にアウターリング同士が嵌
まり合うのを防止することが可能となる。また、アウタ
ーリングの外周部に弾性体を廻すことなくプロペラシャ
フトへの組付けを金属圧入とする構成であるために、上
記の従来技術の場合のように弾性体に摩耗やへたり等
が発生することがない。
【0010】尚、本件出願には、以下の技術的事項が含
まれる。
【0011】すなわち、上記目的を達成するため、本件
出願が提案する一のダイナミックダンパーは、アウター
リングと該アウターリングの軸芯に配置されたインナー
ウエイトとを加硫接着されたゴムにより連結された構成
とする、中空状のプロペラシャフト内側に設けられるダ
イナミックダンパーにおいて、前記アウターリングに側
面軸方向に長穴を設けたプレス環を使用することを特徴
とするものである。
【0012】そして、このようにアウターリングに側面
軸方向に長穴を設けたプレス環を使用することにより、
以下の作用効果を奏することが可能となる。 プロペラシャフトへの挿入時、長穴の連結部が潰れ
て挿入される寸法設定とすることにより、プロペラシャ
フト内周部の精度が悪くても追随する。 側面に長穴を設けた構造であるため、プレスによる
製作が可能であり、側面スリット構造よりも製作が容易
である。 側面に長穴を設けた構造であるため、側面スリット
構造と異なり多数個同時処理時に部品が組付くことがな
い。 プロペラシャフトへの組付けが金属圧入であるた
め、長期間の使用によりへたることはなく、抜け荷重が
変化しない。
【0013】上記したように本発明において、連結部は
圧入時に座屈することを予定するものである。また、量
産時の成形性を確保するため、弾性体(ゴム)は長穴部
に廻り込んでも良い。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施例を図面にし
たがって説明する。
【0015】図1は、本発明の実施例に係るダイナミッ
クダンパー1を示しており、同図(A)はその正面図、
同図(B)はその断面図であって同図(A)におけるA
−A線断面図をそれぞれ示している。また、図2は同ダ
イナミックダンパー1の斜視図、図3は同ダイナミック
ダンパー1の装着状態断面図である。
【0016】当該実施例に係るダイナミックダンパー1
は、以下のように構成されている。
【0017】すなわち先ず、当該ダイナミックダンパー
1をプロペラシャフト8(図3参照)の内周に取り付け
る取付環としてのアウターリング2が設けられており、
このアウターリング2の内周側に所定の質量を備えたイ
ンナーウエイト3が設けられており、このアウターリン
グ2およびインナーウエイト3がこの両者2,3にそれ
ぞれ加硫接着したゴム状弾性材製の弾性体4を介して互
いに連結されている。
【0018】上記弾性体4は、アウターリング2の内周
面に被着された環状の膜状部分4aと、インナーウエイ
ト3の外周面に被着された環状の膜状部分4bと、アウ
ターリング2およびインナーウエイト3を連結した連結
部分4cとを一体に有しており、連結部分4cは複数
(図では五箇所)が周方向に所定の間隔を開けて並べら
れており、互いに隣り合う連結部分4c同士の間は軸方
向に貫通する貫通穴であるすぐり部5とされている。
【0019】また、上記アウターリング2は金属製のプ
レス環によってプレス成形されており、その円周上一箇
所に軸方向に長い長穴6が設けられており、この長穴6
の軸方向両端部であってアウターリング2の軸方向両端
部にそれぞれアウターリング2を環状(エンドレス状)
に保つ連結部7が設けられている。長穴6はアウターリ
ング2を径方向に貫通する貫通穴として形成されてお
り、連結部7はそれぞれアウターリング2をプロペラシ
ャフト8の内周に圧入するときに圧入荷重により座屈す
るように形成されている。また、長穴6は弾性体4の加
硫接着を阻害することのないよう、弾性体4の連結部分
4cとは周方向に変位した位置に設けられている。
【0020】上記構成のダイナミックダンパー1は、図
3に示すようにアウターリング2をプロペラシャフト8
の内周側に圧入することによってプロペラシャフト8の
中空部に装着されるものであって、上記構成により以下
の作用効果を奏する点に特徴を有している。
【0021】すなわち先ず、アウターリング2の円周上
一箇所に軸方向に長い長穴6が設けられ、この長穴6の
軸方向両端部にそれぞれアウターリング2を環状(エン
ドレス状)に保つ連結部7が設けられ、この連結部7が
アウターリング2をプロペラシャフト8に圧入するとき
に圧入荷重により座屈するものとされているために、ア
ウターリング2をプロペラシャフト8内周へ圧入すると
きに圧入荷重の大きさに応じて連結部7が座屈すること
により、プロペラシャフト8内周部の加工精度が余り良
くなくてもアウターリング2をプロペラシャフト8内周
部に追随させることができる。したがって、プロペラシ
ャフト8内周部の仕上げ加工を省略することができる。
【0022】また、アウターリング2の円周上一箇所に
軸方向端部を閉塞した長穴6が設けられているために、
アウターリング2はこれをプレスによって製作すること
ができる。したがって、アウターリング2の製作を容易
化することができる。
【0023】また、アウターリング2の円周上一箇所に
軸方向端部を閉塞した長穴6が設けられるとともにこの
長穴6の軸方向両端部にそれぞれアウターリング2を環
状(エンドレス状)に保つ連結部7が設けられているた
めに、アウターリング2は全体としては環状のままであ
る。したがって、多数個同時処理時にアウターリング2
同士が互いに嵌まり合って外れなくなるのを防止するこ
とができる。
【0024】更にまた、アウターリング2の外周部に弾
性体を廻すことなくアウターリング2がプロペラシャフ
ト8へ金属圧入されるものであるために、弾性体に摩耗
やへたり等が発生するのを防止することができる。した
がって、この弾性体の摩耗やへたり等によって装着後に
アウターリング2の抜け荷重が低下するのを防止するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0026】すなわち、上記構成を備えた本発明の請求
項1によるダイナミックダンパーにおいては、アウター
リングとして周方向の少なくとも一箇所に軸方向に長い
長穴を設けたプレス環を用いるようにしたために、長穴
の軸方向端部にアウターリングを環状に保つ連結部が形
成される。したがって、アウターリングをプロペラシャ
フト内周へ圧入するときに連結部が潰れて挿入される寸
法設定とすることにより、プロペラシャフト内周部の加
工精度が良くなくてもアウターリングをプロペラシャフ
ト内周部に追随させることができ、これによりプロペラ
シャフト内周部の仕上げ加工を省略することができる。
【0027】また、アウターリングの周面に軸方向端部
を閉塞した長穴を形成する構成としたために、プレスに
よる製作が可能となり、これによりアウターリングの製
作を容易化することができる。
【0028】また、同じくアウターリングの周面に軸方
向端部を閉塞した長穴を形成する構成としたために、多
数個同時処理時にアウターリング同士が互いに嵌まり合
って外れなくなるのを未然に防止することができる。
【0029】更にまた、アウターリングの外周部に弾性
体を廻すことなくプロペラシャフトへの組付けを金属圧
入としたために、弾性体に摩耗やへたり等が発生するこ
とがない。したがって、この弾性体の摩耗やへたり等に
よって装着後にアウターリングの抜け荷重が低下するの
を未然に防止することができる。
【0030】また、上記構成を備えた本発明の請求項2
によるダイナミックダンパーにおいては、アウターリン
グにおける周方向の少なくとも一箇所に軸方向に長い長
穴を設け、長穴の軸方向端部にアウターリングを環状に
保つ連結部を設け、連結部をアウターリングをプロペラ
シャフトに圧入するときに圧入荷重により座屈するもの
としたために、アウターリングをプロペラシャフト内周
へ圧入するときに圧入荷重の大きさに応じて連結部が座
屈することにより、プロペラシャフト内周部の加工精度
が良くなくてもアウターリングをプロペラシャフト内周
部に追随させることができ、これによりプロペラシャフ
ト内周部の仕上げ加工を省略することができる。
【0031】また、アウターリングの周面に軸方向端部
を閉塞した長穴を形成する構成としたために、プレスに
よる製作が可能となり、これによりアウターリングの製
作を容易化することができる。
【0032】また、アウターリングの周面に軸方向端部
を閉塞した長穴を形成するとともに長穴の軸方向端部に
アウターリングを環状に保つ連結部を形成する構成とし
たために、多数個同時処理時にアウターリング同士が互
いに嵌まり合って外れなくなるのを未然に防止すること
ができる。
【0033】更にまた、アウターリングの外周部に弾性
体を廻すことなくプロペラシャフトへの組付けを金属圧
入としたために、弾性体に摩耗やへたり等が発生するこ
とがない。したがって、この弾性体の摩耗やへたり等に
よって装着後にアウターリングの抜け荷重が低下するの
を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施例に係るダイナミックダ
ンパーの正面図、(B)は同ダイナミックダンパーの断
面図であって同図(A)におけるA−A線断面図
【図2】同ダイナミックダンパーの斜視図
【図3】同ダイナミックダンパーの装着状態断面図
【図4】従来例に係るダイナミックダンパーの正面図
【図5】他の従来例に係るダイナミックダンパーの断面
【符号の説明】
1 ダイナミックダンパー 2 アウターリング 3 インナーウエイト 4 弾性体 4a,4b 膜状部分 4c 連結部分 5 すぐり部 6 長穴 7 連結部 8 プロペラシャフト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウターリング(2)と前記アウターリ
    ング(2)の内周側に配置したインナーウエイト(3)
    とをゴム状弾性材製の弾性体(4)を介して連結してな
    り、前記アウターリング(2)をプロペラシャフト
    (8)の内周側に圧入することによって前記プロペラシ
    ャフト(8)の中空部に装着されるダイナミックダンパ
    ー(1)において、 前記アウターリング(2)として、周方向の少なくとも
    一箇所に軸方向に長い長穴(6)を設けたプレス環を用
    いることを特徴とするダイナミックダンパー。
  2. 【請求項2】 アウターリング(2)と前記アウターリ
    ング(2)の内周側に配置したインナーウエイト(3)
    とをゴム状弾性材製の弾性体(4)を介して連結してな
    り、前記アウターリング(2)をプロペラシャフト
    (8)の内周側に圧入することによって前記プロペラシ
    ャフト(8)の中空部に装着されるダイナミックダンパ
    ー(1)において、 前記アウターリング(2)における周方向の少なくとも
    一箇所に軸方向に長い長穴(6)を設け、前記長穴
    (6)の軸方向端部に前記アウターリング(2)を環状
    に保つ連結部(7)を設け、前記連結部(7)は前記ア
    ウターリング(2)を前記プロペラシャフト(8)に圧
    入するときに圧入荷重により座屈するものであることを
    特徴とするダイナミックダンパー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092934A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Showa Corp ダイナミックダンパ及びその製造方法並びにプロペラシャフト

Cited By (2)

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