JP2003227107A - 架設ケーブルのカバーに使用する接続板と、接続リング - Google Patents

架設ケーブルのカバーに使用する接続板と、接続リング

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JP2003227107A JP2002026892A JP2002026892A JP2003227107A JP 2003227107 A JP2003227107 A JP 2003227107A JP 2002026892 A JP2002026892 A JP 2002026892A JP 2002026892 A JP2002026892 A JP 2002026892A JP 2003227107 A JP2003227107 A JP 2003227107A
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Minoru Kamimura
實 上村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば、斜張橋の架設ケーブルに
防錆用もしくは周囲環境との調和を図るカバーを被覆す
るときに、該カバーを接続する接続板と、接続リングに
関し、接続作業を効率よく行い作業性を向上させること
である。 【解決手段】 筒状に形成され長手方向に沿って切断部
22を有し且つ架設ケーブルに被せて使用する合成樹脂
製カバー21の、前記切断部22を接続して筒体に形成
する接続板25であって、該接続板25は、長尺な板状
に形成される接続板本体26と、該接続板本体26に所
要間隔を開けて複数設けられる貫通孔27と、前記接続
板本体26の下面から垂下し且つ前記切断部22の間に
介在させる介在28板とを有することである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、斜張橋の
架設ケーブルに防錆用もしくは周囲環境との調和を図る
カバーを被覆するときに使用する接続板と、接続リング
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】斜張橋の主塔側と主桁側との両定着部の
間に所要の緊張力で定着される架設ケーブルは、PC鋼
撚り線からなるストランドを複数本束ねて、これを防錆
用の合成樹脂で被覆して一本にしたものが知られてい
る。また、ストランドを複数本束ねて合成樹脂で被覆
し、これを更に複数本束ねたものを合成樹脂製保護管で
囲繞して、その保護管と複数本束ねたケーブルとの間を
グラウトしてなるものも知られている。
【0003】しかしながら、前記架設ケーブルは、長期
間に亘って風雨に曝されるものであり、斜張橋を通過す
る自動車等の振動や風雨による振動等が加わり、架設ケ
ーブルに施された防錆手段も次第に劣化するのは避けら
れないものである。そして、合成樹脂製の被覆にヒビが
入るとそこから雨水が浸透して、ストランドの腐食が進
行してしまうこともある。このような腐食を防止する上
で、架設ケーブルの防錆手段である合成樹脂被覆が直接
風雨に暴露されるのも好ましいことではない。
【0004】更に、近年では地域環境にマッチした構造
物が望まれるようになり、架設ケーブルについてもその
景観が重要視されるので、新設もしくは既設の架設ケー
ブルに周囲環境と調和する色彩を施したカバーを被覆す
ることが行われる。
【0005】そこで、前記架設ケーブルを保護したり又
は景観を整えたりするためにカバーを被せる方法とし
て、例えば、特開平11−29907号公報に開示され
た構成の、架設ケーブルへのカバー方法とそれに使用す
るカバー及び筒用継手が従来例として知られている。
【0006】この従来例のカバー方法は、まず、図16
に示すように、両定着部1、2間に架設されている架設
ケーブル3に所定のワイヤー4、4を架設し、この架設
ケーブル3とワイヤー4、4とに、図17に示すポリエ
チレン製カバー5の切断部6を開口して被せてから、カ
バー5の切断部6を図18に示す熱線7で溶着して筒体
に形成する。その後、図19及び図20に示す筒用継手
8をカバー5、5の突き合わせ端部の周面に取り付ける
と共に、支持柱9を貫通孔11から貫通させて凹溝10
をワイヤー4、4に係合させる(図21及び図22参
照)。更に、筒用継手8の内周面とカバー5、5同士の
突き合わせ端部の外周面とを所定の方法で溶着して固定
する。このようにして、カバー5、5の首尾を連接しな
がら架設ケーブルを被覆するカバー方法である(図23
参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来例の場合にお
いては、前述のようにカバー5の切断部6を溶着するた
めに熱線7を用意したりそのための電源を必要とするの
で、それらの装置類が大掛かりとなって厄介である。ま
た、筒用継手8の内周面とカバー5、5の突き合わせ端
部とを溶着して固定することから作業性が悪いという欠
点を有している。
【0008】従って、従来例における場合においては、
熱線7や電源等を必要とせずに装置類を簡素化すること
と、カバー5、5同士の連接作業を効率よく行い作業性
を向上させることとに解決しなければならない課題を有
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、筒状に形成され長手方
向に沿って切断部を有し且つ架設ケーブルに被せて使用
する合成樹脂製カバーの、前記切断部を接続して筒体に
形成する接続板であって、該接続板は、長尺な板状に形
成される接続板本体と、該接続板本体に所要間隔を開け
て複数設けられる貫通孔と、前記接続板本体の下面から
垂下し且つ前記切断部の間に介在させる介在板とを有す
ることを特徴とする架設ケーブルのカバーに使用する接
続板を提供するものである。
【0010】また、前記介在板は、所要の間隔を開けて
2箇所に設けると共に、該介在板同士を臨む前記接続板
本体には、グラウトを注入するための注入孔が設けられ
ている構成としたものである。
【0011】更に、本発明は、架設ケーブルに被せた合
成樹脂製の筒体同士を首尾連接するための接続リングで
あって、該接続リングは、筒体同士の連接部に沿って配
設する接続リング本体と、該接続リング本体に所要間隔
を開けて複数設けられる貫通孔と、前記接続リング本体
の下面に設けられ且つ前記筒体同士の間に介在させる介
在部と、該介在部に設けられ且つ前記筒体の軸芯方向に
沿って架設されたワイヤーを挿通する溝部とを有するこ
とを特徴とする架設ケーブルのカバーに使用する接続リ
ングを提供するものである。
【0012】本発明に係る接続板においては、カバーの
切断部に沿って接続板本体を配設すると共に介在板を切
断部の間に介在させてから、リベットを貫通孔に挿入し
て接続板とカバーとを固定することにより、切断部を接
続して筒体を形成できる。つまり、従来例のように、熱
線や電源等を必要とせず装置類が大掛かりにならないの
で作業能率が向上する。また、カバーの適宜箇所に配設
するグラウト注入孔を有する接続板においては、注入孔
からグラウトを注入して架設ケーブルとカバーとの間に
グラウトを充填できることとなる。
【0013】更に、本発明に係る接続リングにおいて
は、筒体同士の連接部に沿って接続リング本体を配設す
ると共に介在部を筒体同士の間に介在させてから、リベ
ットを貫通孔に挿入して接続リングと両方のカバーとを
固定することにより、筒体同士の首尾を連接できる。即
ち、従来例のように、継手やカバーの突き合わせ端部を
溶着する所定の作業が必要ないので作業性が向上し、更
には、リベットで筒体同士を強固に連接できる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る接続板と接続
リング、及びこれらを使用して接続するカバーについ
て、各図を参照して説明する。
【0015】まず先に、カバーについて説明する。図1
に示すように、カバー21は可撓性を有する合成樹脂
製、例えば、繊維強化プラスチック製(FRP)等の細
長い筒状体であって、その長さは一例として約3〜10
m程度であり、肉厚が一例として約4〜5mm程度であ
り、この筒状体の外周で1箇所において長手方向に沿っ
て切断されて切断部22が設けられている。この切断部
22の存在によって、既設の架設ケーブルに被せるとき
には、当該切断部22をカバー21の可撓性により拡開
させて被せるのである。
【0016】次に、第1実施例に係る接続板について説
明する。図2及び図3に示す接続板25は、例えば、鋼
板やステンレス等の金属材又は繊維強化プラスチック製
(FRP)等の合成樹脂材で形成されており、前記カバ
ー21の切断部22に沿って配設する接続板本体26
と、この接続板本体26に設けられる貫通孔27と、切
断部22の間に介在させる介在板28とからなる。
【0017】接続板本体26は、長尺で板状に形成され
ており、長手方向の長さは一例として約1000mm程
度であり、短手方向の長さは一例として約100mm程
度である。
【0018】貫通孔27は、所定の間隔、例えば250
mm間隔を開けて一対づつ複数箇所に設けられており、
この貫通孔27とカバー21とを貫通させた状態でリベ
ットを挿入して固定することにより、切断部22が接続
してカバー21が筒体に形成されることになる。
【0019】介在板28は、接続板本体26の下面の略
中央位置に垂下しており、接続板本体26の長手方向に
沿って連続的に設けられている。また、介在板28の垂
下長さは一例として約15mm程度である。
【0020】次に、第2実施例に係る接続板について説
明する。図4及び図5に示す接続板29は、前記第1実
施例の接続板25と同様に、例えば鋼板やステンレス等
の金属材又は繊維強化プラスチック製(FRP)等の合
成樹脂材で形成されており、前記カバー21の切断部2
2に沿って配設する接続板本体30と、この接続板本体
30に設けられる貫通孔31と、接続板本体30の略中
央位置に設けられるグラウトの注入孔32と、切断部2
2の間に介在させる介在板33とからなる。
【0021】接続板本体30は、前記第1実施例の接続
板25と同様に、長尺で板状に形成されており、長手方
向の長さは一例として約1000mm程度であり、短手
方向の長さは一例として約100mm程度である。
【0022】貫通孔31は、前記第1実施例の接続板2
5と同様に、所定の間隔、例えば250mm間隔を開け
て一対づつ複数箇所に設けられており、この貫通孔31
とカバー21とを貫通させた状態でリベットを挿入して
固定することにより、切断部22が接続してカバー21
が筒体に形成されることになる。
【0023】注入孔32は、介在板33、33同士を臨
む前記接続板本体30の略中央位置に設けられており、
この注入孔32からグラウトを注入できる。
【0024】介在板33は、接続板本体30の下面の略
中央位置から所定の間隔を開けて2箇所に垂下してお
り、接続板本体30の長手方向に沿って連続的に設けら
れている。また、介在板33の垂下長さは一例として約
15mm程度である。
【0025】このような構成の第2実施例に係る接続板
29は、グラウトの注入孔32を有することから、カバ
ー21の切断部22の適宜位置に配設されることにな
り、注入孔32からグラウトを注入して架設ケーブルと
カバー21との間にグラウトを充填することとなる。
【0026】接続リング34は、例えば鋼板やステンレ
ス等の金属材又は繊維強化プラスチック製(FRP)等
の合成樹脂材で形成されており、図6から図8に示すよ
うに、例えば2分割した半円体形状の接続リング本体3
4a、34aを有する筒体である。この接続リング本体
34a、34aを突き合わせてできる筒体の大きさは、
その筒体の内径寸法が前記カバー21の外形寸法と略同
程度となる大きさである。
【0027】接続リング本体34aには、所定の間隔を
開けて一対づつ複数箇所に貫通孔35が設けられてお
り、この貫通孔35とカバー21の端部とを貫通させた
状態でリベットを挿入して固定することにより、連接す
るカバー21、21と接続リング34とが固定されるこ
ととなる。
【0028】また、接続リング本体34aの下面には凸
状の介在部36が内周面に沿って設けられており、この
介在部36の突出長さが前記カバー21の肉厚よりも長
く形成されている。更に、介在部36の頂部近傍には、
前記筒体の軸芯方向に沿って架設されたワイヤー4、4
(図16参照)を挿通させるための溝部37が形成され
ている。
【0029】以上のように形成される接続板25、29
と接続リング34とを使用して、例えば、斜張橋の両定
着部1、2間に架設される新設又は既設の架設ケーブル
にカバー21で被覆する方法について説明する。
【0030】まず最初に、架設ケーブル3に沿って両側
に、図1に示すように、両定着部1、2間に細いワイヤ
ー4、4を張設する。このワイヤー4は、アラミドワイ
ヤー、鋼線等であり、前記接続リング34の溝部37に
挿通されて、該接続リング34の取付移動用の回転防止
とガイドの兼用となるものである。
【0031】そして、カバー21を、前記ワイヤー4と
前記架設ケーブル3とに被せる。筒状の前記カバー21
における切断部22を拡開させて、その開口から被せる
ものである。
【0032】前記架設ケーブル3に被せたカバー21を
一体の筒体にするため、その長手方向に切断されている
切断部22を接続する。
【0033】それには、カバー21の切断部22に沿っ
て接続板25の接続板本体26を配設すると共に介在板
28を切断部22の間に介在させる。そして、貫通孔2
7とカバー21とを貫通させた状態でリベットを挿入し
て固定することにより、切断部22が接続してカバー2
1が筒体に形成されることになる(図9参照)。
【0034】尚、前述のように、グラウトの注入孔32
を有する接続板29は、切断部22の適宜箇所に、例え
ば適宜間隔を開けて1箇所おき又は数箇所おきに配設さ
れることになり、注入孔32からグラウトを注入して架
設ケーブル3とカバー21との間に図示しないグラウト
を充填できることとなる(図10参照)。この場合は、
架設ケーブルの防錆効果が更に向上する。
【0035】リベット39での固定は、まず、各貫通孔
と対応するカバー位置に所定の治具43で孔を開けてか
ら(図11参照)、各貫通孔及びカバー21にリベット
39を挿入し(図12参照)、その中心部にビス40を
挿入してレンチ41で回転させることによりリベット3
9の膨出部39aを膨出させて(図13参照)、更にビ
ス40を回転させて挿入することにより強固に固着する
ものである(図14参照)。
【0036】その後、筒体にしたカバー21の端部同士
を突き合わせて連接し、該連接部に沿って接続リング3
4の接続リング本体34aを配設すると共に介在部36
を筒体同士の間に介在させてから、前記のリベット39
を貫通孔35に挿入して接続リング34と両方のカバー
21、21とを固定する。この時、前述のようにワイヤ
ー4、4を接続リング34の溝部37に挿通させる。こ
のようにすることにより、筒体同士の首尾を連接できる
こととなる(図15参照)。
【0037】このようにして、新設又は既設の架設ケー
ブルに被せたカバー21を首尾連接させて、図22に示
すように、定着部1側から他の定着部2へ向けてワイヤ
ー4、4で軸芯周りに回転しないようにガイドさせなが
ら、ウインチ等で引き上げて行くことにより、架設ケー
ブルにカバー21を被覆するのである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る架設ケ
ーブルのカバーに使用する接続板は、筒状に形成され長
手方向に沿って切断部を有し且つ架設ケーブルに被せて
使用する合成樹脂製カバーの、前記切断部を接続して筒
体に形成する接続板であって、該接続板は、長尺な板状
に形成される接続板本体と、該接続板本体に所要間隔を
開けて複数設けられる貫通孔と、前記接続板本体の下面
から垂下し且つ前記切断部の間に介在させる介在板とを
有することによって、カバーの切断部に沿って接続板本
体を配設すると共に介在板を切断部の間に介在させてか
ら、リベットを貫通孔に挿入して接続板とカバーとを固
定することにより、切断部を接続して筒体を形成できる
こととなる。つまり、従来例のように、熱線や電源等を
必要とせず装置類が大掛かりにならないので作業能率が
向上するという優れた効果を奏する。
【0039】また、前記介在板は、所要の間隔を開けて
2箇所に設けると共に、該介在板同士を臨む前記接続板
本体には、グラウトを注入するための注入孔が設けられ
ていることによって、グラウト注入孔を有する接続板を
カバーの適宜箇所に配設すれば、注入孔からグラウトを
注入して架設ケーブルとカバーとの間にグラウトを充填
できることとなる。その場合、架設ケーブルの防錆効果
が更に向上するという優れた効果を奏する。
【0040】更に、本発明に係る架設ケーブルのカバー
に使用する接続リングは、架設ケーブルに被せた合成樹
脂製の筒体同士を首尾連接するための接続リングであっ
て、該接続リングは、筒体同士の連接部に沿って配設す
る接続リング本体と、該接続リング本体に所要間隔を開
けて複数設けられる貫通孔と、前記接続リング本体の下
面に設けられ且つ前記筒体同士の間に介在させる介在部
と、該介在部に設けられ且つ前記筒体の軸芯方向に沿っ
て架設されたワイヤーを挿通する溝部とを有することに
よって、筒体同士の連接部に沿って接続リング本体を配
設すると共に介在部を筒体同士の間に介在させてから、
リベットを貫通孔に挿入して接続リングと両方のカバー
とを固定することにより、筒体同士の首尾を連接できる
こととなる。即ち、従来例のように、継手やカバーの突
き合わせ端部を溶着する所定の作業が必要ないので作業
性が向上し、更には、リベットで筒体同士を強固に連接
できるという種々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーの斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る接続板の平面図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例に係る接続板の側面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例に係る接続板の平面図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例に係る接続板の側面図であ
る。
【図6】本発明に係る接続リングの正面図である。
【図7】図6のB−B線に沿った断面図である。
【図8】本発明に係る接続リングの平面図である。
【図9】カバー21の切断部22を第1実施例に係る接
続板25で接続した状態の断面図である。
【図10】カバー21の切断部22を第2実施例に係る
接続板29で接続した状態の断面図である。
【図11】各貫通孔と対応するカバー位置に所定の治具
で孔を開ける状態を説明する断面図である。
【図12】リベット39を貫通孔に挿入した状態を説明
する断面図である。
【図13】挿入したリベット39の膨出部39aを膨出
させた状態を説明する断面図である。
【図14】ビス40を更に回転させて挿入し強固に固着
した状態を説明する断面図である。
【図15】隣接するカバー21、21を接続リング34
で接続した状態を説明する説明図である。
【図16】両定着部1、2間に架設されている架設ケー
ブル3の両端にワイヤー4、4を架設した状態の説明図
である。
【図17】従来例のカバー方法に使用するカバーの斜視
図である。
【図18】カバー5の切断部6を溶着する熱線7の全体
と、中央部にその断面形状を示した側面図である。
【図19】従来例のカバー方法に使用する筒用継手8に
おける半円体の正面図である。
【図20】同筒用継手8を2分割にした半円体の斜視図
である。
【図21】隣接するカバー5、5を筒用継手8で接続し
た状態を説明する説明図である。
【図22】図21のA−A線に沿った断面図である。
【図23】架設ケーブル3にカバー5、5を被覆してウ
インチ等で引き上げる様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 定着部 2 定着部 3 架設ケーブル 4 ワイヤー 5 カバー 6 切断部 7 熱線 8 筒用継手 9 支持柱 10 凹溝 11 貫通孔 21 カバー 22 切断部 25 接続板 26 接続板本体 27 貫通孔 28 介在板 29 接続板 30 接続板本体 31 貫通孔 32 注入孔 33 介在板 34 接続リング 34a接続リング本体 35 貫通孔 36 介在部 37 溝部 39 リベット 39a膨出部 40 ビス 41 レンチ 43 治具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成され長手方向に沿って切断部
    を有し且つ架設ケーブルに被せて使用する合成樹脂製カ
    バーの、前記切断部を接続して筒体に形成する接続板で
    あって、該接続板は、長尺な板状に形成される接続板本
    体と、該接続板本体に所要間隔を開けて複数設けられる
    貫通孔と、前記接続板本体の下面から垂下し且つ前記切
    断部の間に介在させる介在板とを有することを特徴とす
    る架設ケーブルのカバーに使用する接続板。
  2. 【請求項2】 前記介在板は、所要の間隔を開けて2箇
    所に設けると共に、該介在板同士を臨む前記接続板本体
    には、グラウトを注入するための注入孔が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の架設ケーブルのカ
    バーに使用する接続板。
  3. 【請求項3】 架設ケーブルに被せた合成樹脂製の筒体
    同士を首尾連接するための接続リングであって、該接続
    リングは、筒体同士の連接部に沿って配設する接続リン
    グ本体と、該接続リング本体に所要間隔を開けて複数設
    けられる貫通孔と、前記接続リング本体の下面に設けら
    れ且つ前記筒体同士の間に介在させる介在部と、該介在
    部に設けられ且つ前記筒体の軸芯方向に沿って架設され
    たワイヤーを挿通する溝部とを有することを特徴とする
    架設ケーブルのカバーに使用する接続リング。
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