JP2003226996A - チタン製品及びチタン合金製品 - Google Patents

チタン製品及びチタン合金製品

Info

Publication number
JP2003226996A
JP2003226996A JP2002028458A JP2002028458A JP2003226996A JP 2003226996 A JP2003226996 A JP 2003226996A JP 2002028458 A JP2002028458 A JP 2002028458A JP 2002028458 A JP2002028458 A JP 2002028458A JP 2003226996 A JP2003226996 A JP 2003226996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
titanium
product
current
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002028458A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Miyazaki
毅 宮崎
Yasuji Aoyama
靖二 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2002028458A priority Critical patent/JP2003226996A/ja
Publication of JP2003226996A publication Critical patent/JP2003226996A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 見る角度によってはっきり色が変わって見
え、かつシルバー系統の発色が可能な酸化被膜を有する
チタン製品及びチタン合金製品を提供すること。 【解決手段】 基材となるチタンに最初は150Vの電
圧が印加され、時間とともに電圧が上げられてある時刻
t1で160Vに達し、それからは160Vの一定の電
圧が印加される。一方、一定の電流が流れるが、時刻t
1で電圧の上昇が止まると電流は減少し始め、時刻t1
を一定時間過ぎた時刻t2で0Aとする。さらに酸化被
膜を成長させるには電圧を上げなければならないが、急
激に電圧を上げると膜が破壊されて漏電する恐れがある
ので、時刻t2から徐々に電圧を上げるとともに電流密
度を下げて膜の破壊が起こらないようにして電流を流
し、徐々に電圧を上げ、陽極酸化被膜を成長させる。本
実施の形態では160Vから200Vまで徐々に電圧を
上げることで約3000Åの陽極酸化被膜を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、見る角度によって
色が変わって見えるチタン製品及びチタン合金製品に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チタンの陽極酸化技術としては、
特許公開公報を始めとする各種の文献に様々な技術が開
示されており、様々な色調の酸化被膜の作製方法が示さ
れている。例えば、特開平9−165697号公報に記
載の技術においては、チタン材表面に予め酸洗、サンド
ブラスト処理等の粗面化処理を施し、光沢度を下げてか
ら陽極酸化処理を施すことによって、寺社仏閣の屋根材
として有用な緑青銅板風着色チタン材を製造している。
また、特開平8−49095号公報に記載の技術におい
ては、表面状態がブラスト仕上げによる梨地状であっ
て、高明度・低彩度の色調の発色チタン材の製造方法に
ついて説明している。さらに、特開平5−98499号
公報に記載の技術においては、ショットブラスト仕上げ
等の下地のチタン材の表面状態をそのまま活かした灰色
の色調を有する陽極酸化被膜の作製方法について開示し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのチタ
ンまたはチタン合金の陽極酸化技術によって作製される
酸化チタン膜は、いずれも単調な色彩のものであり、見
る角度を変えても色調ははっきり変わって見えず、さら
にはシルバー系統の発色ができないという問題点があっ
た。
【0004】そこで、本発明は、見る角度によってはっ
きり色が変わって見え、かつシルバー系統の発色が可能
な酸化被膜を有するチタン製品及びチタン合金製品を提
供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
チタン製品またはチタン合金製品は、チタンまたはチタ
ン合金に150V以上の電圧を印加して陽極酸化処理を
行い、かつ前記陽極酸化処理途中で電圧を変化させて膜
厚1800Å〜4000Åの陽極酸化被膜を形成したも
のである。
【0006】陽極酸化被膜を形成する場合には、最初か
ら高い電圧・電流を掛けると被膜が破壊されてそこから
漏電し、それ以上被膜が成長しなくなってしまう。そこ
で、最初は160V程度の電圧を掛け、比較的高電流で
被膜を2000Å程度まで成長させた後に一旦電流を切
って(あるいはごく微量の電流を流す場合もある)、被
膜の成長を止める。そこで、電圧を160Vを超える高
電圧とし被膜が破壊されないように電流密度を下げて電
流を流して、さらに被膜を成長させていく。このように
して、途中で電圧を上げることによって約4000Å程
度までの膜厚の陽極酸化被膜を形成することができる。
【0007】このようにして酸化チタンの膜厚を180
0Å〜4000Åにすることによって、見る角度によっ
て色の変化の大きい、しかも従来のような原色でなくシ
ルバー系統の落ち着いた色合いが実現でき、製品の適用
範囲が拡がる。特に、チタンそのものの効果(酸化チタ
ンの効果ではない):熱伝導率が低いためアルミのよ
うな冷たさがなく柔らかい感触となる、金属アレルギ
ーがない、酸化チタンの効果(チタンそのものの効果で
はない):光触媒作用による抗菌・脱臭効果、親水
性によるセルフクリーニング機能、といった特殊な機能
があり、これらの機能と従来にないシルバー系の独特の
輝きが両立された今までにない加飾製品となる。
【0008】このようにして、見る角度によってはっき
り色が変わって見え、かつシルバー系統の発色が可能な
酸化被膜を有するチタン製品及びチタン合金製品とな
る。
【0009】請求項2の発明にかかるチタン製品または
チタン合金製品は、請求項1の構成において、前記電圧
を前記陽極酸化処理途中に150V以上160V以下か
ら160Vを超える電圧に昇圧させたものである。
【0010】最初は150V以上160V以下の電圧を
掛けて陽極酸化被膜を成長させていくが、前述の如く、
被膜が厚くなるにしたがって電流が流れなくなり、20
00Å程度で電流がゼロになって被膜の成長が止まって
しまう。そこで、電圧を160Vを超える高電圧とし被
膜が大きく破壊されないように電流密度を下げて電流を
流して、さらに被膜を成長させていく。このようにし
て、途中で電圧を上げることによって約4000Å程度
までの膜厚の陽極酸化被膜を形成することができる。
【0011】このようにして酸化チタンの膜厚を180
0Å〜4000Åにすることによって、見る角度によっ
て色の変化の大きい、しかも従来のような原色でなくシ
ルバー系統の落ち着いた色合いが実現でき、製品の適用
範囲が拡がる。
【0012】請求項3の発明にかかるチタン製品または
チタン合金製品は、請求項1または請求項2の構成にお
いて、前記電圧を前記陽極酸化処理途中に150V以上
160V以下から170V以上230V以下に昇圧させ
たものである。
【0013】電流がゼロになって被膜の成長が止まって
からも、電圧を160V以上の高電圧とし被膜が大きく
破壊されないように電流密度を下げて電流を流すことに
よって、膜厚をさらに厚くしていくことができるが、電
圧が230Vを超えると膜厚が厚くなり過ぎて灰色がか
ったくすんだ色に変化してくる。したがって、チタンま
たはチタン合金に印加する最大電圧は、170V以上2
30V未満の範囲内が適切となる。
【0014】このようにして、灰色がかったくすんだ色
になるのを防止して、見る角度によって色の変化の大き
い、しかも従来のような原色でなくシルバー系統の落ち
着いた色合いが実現でき、製品の適用範囲が拡がる。
【0015】請求項4の発明にかかるチタン製品または
チタン合金製品は、請求項1乃至請求項3のいずれか1
つの構成において、前記チタンまたは前記チタン合金に
予め機械的な粗面化処理を施した後、電圧を印加して陽
極酸化被膜を形成したものである。
【0016】ここで、「機械的な粗面化処理」として
は、ビーズブラスト処理、サンドブラスト処理、ショッ
トブラスト処理等がある。このようにして、機械的な粗
面化処理を施した後に陽極酸化被膜を付けると、様々な
方向から光が反射されてキラキラ感が得られ、意匠的に
より一層優れたチタン製品またはチタン合金製品とな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0018】実施の形態1 本実施の形態1にかかるチタン製品は、基材となるチタ
ンに陽極酸化法を施すことによって作製される。最初は
150Vの電圧が印加されて、それから時間とともに電
圧が上げられてある時刻t1で160Vに達する。それ
からは160Vの一定の電圧が印加される。一方、流れ
る電流は最初0Aから急激に増加して一定の電流が流れ
るが、時刻t1で電圧の上昇が止まると電流は減少し始
める。そして、時刻t1を一定時間過ぎた時刻t2で一
旦電流を0Aとして(あるいはごく微量の電流を流す場
合もある)、陽極酸化被膜の成長を止める。
【0019】これ以上陽極酸化被膜を成長させるために
は、電圧を上げて電流を流さなければならないが、急激
に電圧を上げると膜が破壊されてそこから漏電してしま
う恐れがある。そこで、時刻t2から徐々に電圧を上げ
るとともに電流密度を下げて膜の破壊が起こらないよう
にして電流を流し、徐々に電圧を上げ、陽極酸化被膜を
成長させる。本実施の形態においては、160Vから2
00Vまで徐々に電圧を上げることによって、約300
0Åの陽極酸化被膜を形成した。
【0020】こうして作製したチタン製品は、表面の陽
極酸化被膜(酸化チタン)の膜厚が厚いため、酸化チタ
ンの透明膜における光の干渉によって見える色が見る角
度によって大きく変わる。また、この膜厚においては従
来のような原色でなくシルバー系統の落ち着いた色合い
が実現でき、製品の適用範囲が拡がる。さらに、このチ
タン製品においては、チタンの基材に酸化チタンの薄膜
が付いているために、チタンそのものの効果として(酸
化チタンの効果ではない):熱伝導率が低いためアル
ミのような冷たさがなく柔らかい感触となる、金属ア
レルギーがない、酸化チタンの効果として(チタンその
ものの効果ではない):光触媒作用による抗菌・脱臭
効果、親水性によるセルフクリーニング機能、といっ
た特殊な機能があり、これらの機能と従来にないシルバ
ー系の独特の輝きが両立された今までにない加飾製品と
なる。
【0021】具体的な製品適用例としては、パソコン・
携帯電話・MDプレーヤ・携帯端末等のOA機器の筐
体、エンブレム・ホイールキャップ・グリル・反射板等
の自動車外装部品、センターパネル・インパネ・ハンド
ルグリップ・シフトレバーノブ等の自動車内装部品、さ
らには道路反射板、標識、表札、外壁材、タイル等が挙
げられる。これらにチタン製品を用いる効果としては、
加飾の新規性、無アレルギー性、光触媒による抗菌効
果、チタンを使うことによる軽量化・薄肉化、さらに屋
外に使用するものについては親水性によるセルフクリー
ニング機能、が挙げられる。
【0022】なお、本実施の形態1においては、陽極酸
化法において最初に印加する電圧を150Vとしている
が、150V以上160V以下の範囲内であれば何Vで
も構わない。また、150Vから160Vまで直線的に
増加させているが、階段状に増加させることもできる。
さらに、最終電圧を200Vとしているが、170V以
上230V以下の範囲内であれば何Vでも構わない。ま
た、電流が0Aになってから電圧を昇圧しているが、必
ずしもそうする必要はなく、電流が減少している過程の
途中から昇圧しても良い。
【0023】実施の形態2 次に、本発明の実施の形態2について説明する。本実施
の形態2のチタン製品が実施の形態1と異なるのは、陽
極酸化法を行うのに先立って、機械的な粗面化処理とし
てのビーズブラスト処理を施す点である。即ち、基材と
してのチタンの表面にビーズブラスト処理を行ってチタ
ンの表面を粗面化した後に、実施の形態1と同様の条件
で陽極酸化被膜を形成させる。
【0024】これによって、実施の形態1による効果に
加えて、このようにして機械的な粗面化処理を施した後
に陽極酸化被膜を付けると、様々な方向から光が反射さ
れてキラキラ感が得られ、意匠的により一層優れたチタ
ン製品となる。
【0025】なお、本実施の形態2においては、「機械
的な粗面化処理」としてビーズブラスト処理を行った場
合について説明したが、他にもサンドブラスト処理、シ
ョットブラスト処理等、様々な処理によることができ
る。
【0026】上記各実施の形態においては、チタン(T
i)を基材として酸化チタン(TiO2 )の薄膜を形成
してチタン製品を作製した場合について説明したが、チ
タン合金を基材として同様な手順でチタン合金製品を作
製しても、同様な製品が得られ、同様な作用効果が得ら
れる。
【0027】チタン製品またはチタン合金製品のその他
の部分の構成、形状、数量、材質、大きさ、接続関係等
についても、上記各実施の形態に限定されるものではな
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかるチタン製品またはチタン合金製品は、チタンまた
はチタン合金に150V以上の電圧を印加して陽極酸化
処理を行い、かつ前記陽極酸化処理途中で電圧を変化さ
せて膜厚1800Å〜4000Åの陽極酸化被膜を形成
したものである。
【0029】陽極酸化被膜を形成する場合には、最初か
ら高い電圧を掛けると被膜が破壊されてそこから漏電
し、それ以上被膜が成長しなくなってしまう。そこで、
最初は160V程度の電圧を掛け、比較的高電流で被膜
を2000Å程度まで成長させた後に一旦電流を切って
(あるいはごく微量の電流を流す場合もある)、被膜の
成長を止める。そこで、電圧を160Vを超える高電圧
とし被膜が破壊されないように電流密度を下げて電流を
流して、さらに被膜を成長させていく。このようにし
て、途中で電圧を上げることによって約4000Å程度
までの膜厚の陽極酸化被膜を形成することができる。
【0030】このようにして酸化チタンの膜厚を180
0Å〜4000Åにすることによって、見る角度によっ
て色の変化の大きい、しかも従来のような原色でなくシ
ルバー系統の落ち着いた色合いが実現でき、製品の適用
範囲が拡がる。特に、チタンを基材として酸化チタンを
表面に形成したことによって、チタンそのものの効果
(酸化チタンの効果ではない):熱伝導率が低いため
アルミのような冷たさがなく柔らかい感触となる、金
属アレルギーがない、酸化チタンの効果(チタンそのも
のの効果ではない):光触媒作用による抗菌・脱臭効
果、親水性によるセルフクリーニング機能、といった
特殊な機能があり、これらの機能と従来にないシルバー
系の独特の輝きが両立された今までにない加飾製品とな
る。
【0031】このようにして、見る角度によってはっき
り色が変わって見え、かつシルバー系統の発色が可能な
酸化被膜を有するチタン製品及びチタン合金製品とな
る。
【0032】請求項2の発明にかかるチタン製品または
チタン合金製品は、請求項1の構成において、前記電圧
を前記陽極酸化処理途中に150V以上160V以下か
ら160Vを超える電圧に昇圧させたものである。
【0033】請求項1に記載の効果に加えて、前述の如
く、最初は150V以上160V以下の電圧を掛けて陽
極酸化被膜を成長させていくが、被膜が厚くなるにした
がって電流が流れなくなり、2000Å程度で電流がゼ
ロになって被膜の成長が止まってしまう。そこで、電圧
を160Vを超える高電圧とし被膜が大きく破壊されな
いように電流密度を下げて電流を流して、さらに被膜を
成長させていく。このようにして、途中で電圧を上げる
ことによって約4000Å程度までの膜厚の陽極酸化被
膜を形成することができる。
【0034】このようにして酸化チタンの膜厚を180
0Å〜4000Åにすることによって、見る角度によっ
て色の変化の大きい、しかも従来のような原色でなくシ
ルバー系統の落ち着いた色合いが実現でき、製品の適用
範囲が拡がる。
【0035】請求項3の発明にかかるチタン製品または
チタン合金製品は、請求項1または請求項2の構成にお
いて、前記電圧を前記陽極酸化処理途中に150V以上
160V以下から170V以上230V以下に昇圧させ
たものである。
【0036】請求項1または請求項2に記載の効果に加
えて、電流がゼロになって被膜の成長が止まってから
も、電圧を160V以上の高電圧とし被膜が大きく破壊
されないように電流密度を下げて電流を流すことによっ
て、膜厚をさらに厚くしていくことができるが、電圧が
230Vを超えると膜厚が厚くなり過ぎて灰色がかった
くすんだ色に変化してくる。したがって、チタンまたは
チタン合金に印加する最大電圧は、170V以上230
V未満の範囲内が適切となる。
【0037】このようにして、灰色がかったくすんだ色
になるのを防止して、見る角度によって色の変化の大き
い、しかも従来のような原色でなくシルバー系統の落ち
着いた色合いが実現でき、製品の適用範囲が拡がる。
【0038】請求項4の発明にかかるチタン製品または
チタン合金製品は、請求項1乃至請求項3のいずれか1
つの構成において、前記チタンまたは前記チタン合金に
予め機械的な粗面化処理を施した後、電圧を印加して陽
極酸化被膜を形成したものである。
【0039】ここで、「機械的な粗面化処理」として
は、ビーズブラスト処理、サンドブラスト処理、ショッ
トブラスト処理等がある。請求項1乃至請求項3のいず
れか1つに記載の効果に加えて、このようにして、機械
的な粗面化処理を施した後に陽極酸化被膜を付けると、
様々な方向から光が反射されてキラキラ感が得られ、意
匠的により一層優れたチタン製品またはチタン合金製品
となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタンまたはチタン合金に150V以上
    の電圧を印加して陽極酸化処理を行い、かつ前記陽極酸
    化処理途中で電圧を変化させて膜厚1800Å〜400
    0Åの陽極酸化被膜を形成したチタン製品またはチタン
    合金製品。
  2. 【請求項2】 前記電圧を前記陽極酸化処理途中に15
    0V以上160V以下から160Vを超える電圧に昇圧
    させたことを特徴とする請求項1に記載のチタン製品ま
    たはチタン合金製品。
  3. 【請求項3】 前記電圧を前記陽極酸化処理途中に15
    0V以上160V以下から170V以上230V以下に
    昇圧させたことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のチタン製品またはチタン合金製品。
  4. 【請求項4】 前記チタンまたは前記チタン合金に予め
    機械的な粗面化処理を施した後、電圧を印加して陽極酸
    化被膜を形成した請求項1乃至請求項3のいずれか1つ
    に記載のチタン製品またはチタン合金製品。
JP2002028458A 2002-02-05 2002-02-05 チタン製品及びチタン合金製品 Withdrawn JP2003226996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002028458A JP2003226996A (ja) 2002-02-05 2002-02-05 チタン製品及びチタン合金製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002028458A JP2003226996A (ja) 2002-02-05 2002-02-05 チタン製品及びチタン合金製品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003226996A true JP2003226996A (ja) 2003-08-15

Family

ID=27749661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002028458A Withdrawn JP2003226996A (ja) 2002-02-05 2002-02-05 チタン製品及びチタン合金製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003226996A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263711A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Central Res Inst Of Electric Power Ind 車両用部品
JP2006299389A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Nippon Oil Corp 多孔質チタン−チタン酸化物複合体の製造方法
JP2007169735A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Nippon Oil Corp 多孔質チタン−チタン酸化物複合体の製造方法
CN103409786A (zh) * 2013-07-09 2013-11-27 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 一种降低海生物附着在钛合金表面的纳米涂层制备方法
CN103590088A (zh) * 2013-11-29 2014-02-19 哈尔滨工业大学 一种Ti2AlNb合金表面耐高温微弧氧化陶瓷涂层的制备方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263711A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Central Res Inst Of Electric Power Ind 車両用部品
JP2006299389A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Nippon Oil Corp 多孔質チタン−チタン酸化物複合体の製造方法
JP2007169735A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Nippon Oil Corp 多孔質チタン−チタン酸化物複合体の製造方法
JP4690884B2 (ja) * 2005-12-22 2011-06-01 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 チタン−多孔質チタン酸化物複合体の製造方法
CN103409786A (zh) * 2013-07-09 2013-11-27 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 一种降低海生物附着在钛合金表面的纳米涂层制备方法
CN103409786B (zh) * 2013-07-09 2015-12-02 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 一种降低海生物附着在钛合金表面的纳米涂层制备方法
CN103590088A (zh) * 2013-11-29 2014-02-19 哈尔滨工业大学 一种Ti2AlNb合金表面耐高温微弧氧化陶瓷涂层的制备方法
CN103590088B (zh) * 2013-11-29 2016-03-30 哈尔滨工业大学 一种Ti2AlNb合金表面耐高温微弧氧化陶瓷涂层的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101658273B1 (ko) 금속 부재 및 그 제조방법
TWI253315B (en) Forming pattern on the anodized surface of an object and a portable electronic device cover with the pattern
JP5774591B2 (ja) 差別化された外観を有する金属化仕上げエリアを備える部品の処理
JP6432107B2 (ja) 低光沢度の化学発色ステンレス鋼材および化学発色ステンレス鋼材加工品並びにその製造方法
CN110644031A (zh) 减轻镜面修饰阳极氧化铝中晶粒纹理差异生长速度的处理
JP2003226996A (ja) チタン製品及びチタン合金製品
US20090202796A1 (en) Outcase of refrigerator and method for manufacturing the same
JP4203942B2 (ja) 金属材料の意匠面形成方法
TW201716631A (zh) 用於鈦表面的耐用美觀性處理
JP3666375B2 (ja) 表面処理アルミニウム材及びその製造方法
US5288372A (en) Altering a metal body surface
CN109183111B (zh) 一种汽车内外装饰用铝合金的表面处理工艺
JPH01205094A (ja) マグネシウム塩を用いたアルミニウムまたはアルミニウム合金の白色処理方法
JP4053127B2 (ja) 意匠性に優れたステンレス鋼又はチタンおよびその製造方法
JP4043419B2 (ja) アルミニウム材の表面処理方法
JP2005042198A (ja) 表面処理アルミニウム材
JP2003027282A (ja) アルミニウム材の表面処理方法及び表面処理アルミニウム材
JP2005042196A (ja) 表面処理アルミニウム材
JPH08158095A (ja) 線模様を有するアルミニウム材およびアルミニウム合金材と、それらの製造方法
JP3930706B2 (ja) アルミニウム材の表面処理方法及び表面処理アルミニウム材
JPH01212796A (ja) アルミニウム合金の不透明無彩色系皮膜の形成方法
JPH09165697A (ja) 緑青銅板風着色Ti材またはTi合金材およびその製造方法
JPH10158890A (ja) アルミニウム材の緑色系着色方法
JP3068101U (ja) アルミニウム材
JPH1149982A (ja) アルミニウム顔料およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070320