JP2003226339A - 衛生薄葉紙収納箱 - Google Patents
衛生薄葉紙収納箱Info
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Abstract
束の嵩が高過ぎる場合であっても、前記薄葉紙を引き破
ることなく円滑な取り出しが可能な衛生薄葉紙収納箱を
提供する。 【解決手段】 箱上面1aに、ミシン目を切り取ること
で形成される取出口3と、該取出口を覆うためのフィル
ム11とを備え、箱内に折り畳まれて収納された複数枚
の衛生薄葉紙21を、前記フィルムに形成されたスリッ
ト13から順次引き出すようにした衛生薄葉紙収納箱1
である。前記箱上面における取出口の周囲部分を可撓性
の扉状に分割すべく、ミシン目を切り取り形成された取
出口の開口線の縁部を起点5aとして箱上面の周線方向
に切断線5が設定されている。
Description
も薄葉紙の取り出しが良好な衛生薄葉紙収納箱に関す
る。
薄葉紙を束状にして収納する収納箱には、箱上面の取出
口から薄葉紙を一組ずつ引き出し可能なものが使用され
ている。この収納箱の斜視図を図13に示すが、その外
観は直方体形状である一方、その上面1aには前記取出
口3を形成するためのミシン目が形成されている。そし
て、このミシン目に沿って切取片(図示無し)を切り取
って、前記取出口3を開けるようになっている。
ルム11によって覆われており、もって箱1内への埃や
塵の侵入を防いで中身のティッシュペーパー21を衛生
的に保つようにしている。また、このフィルム11に
は、取出口3の中央線に位置させて直線状スリット13
が形成されており、このスリット13を通して前記箱内
のティッシュペーパー21を一組ずつ外へ取り出し可能
となっている。一方、フィルムのスリット13はウエッ
ブが落ち込むのを防ぐ役目もある。
形シートを二枚重ねた状態(2プライとも言う)を一組
とし、この一組単位で取り出されて適宜使用される。一
方、前記収納箱1内においては、図14の収納箱1の縦
断面図に示すように、この一組のティッシュペーパー2
1は二つ折りに畳まれた状態にて多数組が上下方向に束
状に重ねられて収納されている。そして、このティッシ
ュペーパー束23の最上面のティッシュペーパー21の
上半分の一部21aは、前記スリット13を通って外に
出つつ保持されていて、これを更に上方へ引き出すこと
により当該最上面のティッシュペーパー21は外に引き
出される。一方、この時、前記ティッシュペーパー21
の前記一部21a以外の部分21bは、次のティッシュ
ペーパー21の上半分と当接していて、この上半分を収
納箱1からスリット13に保持される位置まで引き出す
ようになっている。
スリット13保持位置まで随伴して引き出し可能な重ね
方としては、例えば、前記図14に示す方法が挙げられ
る。すなわち、上の組のティッシュペーパー21の下半
分と、下の組のティッシュペーパー21の上半分との両
方を挟み込ながら、これらの間に位置する組のティッシ
ュペーパー21を前記二つ折りに折り畳み、これを高さ
方向に繰り返してティッシュペーパー21を束状に積み
重ねれば良い。
ティッシュペーパー21にあっては、その持ち運び性を
良好にすべく、収納組数は減らさずに収納箱1の高さを
低くするというコンパクト化が図られている。しかしな
がら、収納箱1高さに比べてティッシュペーパー束23
の嵩が高過ぎる場合には、ティッシュペーパー束23
は、箱上面1aと底面1bとに狭圧されて箱内に押し込
められた状態となる。このため、まさに引き出される状
態の最上面のティッシュペーパー21は、箱上面1aの
裏側1cに強く押し付けられており、この状態で前記テ
ィッシュペーパー21をスリット13から無理に引き出
すと、特に使い始めにおいてはティッシュペーパー21
を引き破ってしまう虞がある。
たもので、箱高さに比べて、前記箱内に収納される衛生
薄葉紙束の嵩が高過ぎる場合であっても、前記薄葉紙を
破ることなく円滑な取り出しが可能な衛生薄葉紙収納箱
を提供することを目的とする。
めに請求項1に示す発明は、箱上面に、ミシン目を切り
取ることで形成される取出口と、該取出口を覆うための
フィルムとを備え、箱内に折り畳まれて収納された複数
枚の衛生薄葉紙を前記フィルムに形成されたスリットか
ら順次引き出すようにした衛生薄葉紙収納箱において、
前記箱上面における取出口の周囲部分を可撓性の扉状に
分割すべく、ミシン目を切り取り形成された取出口の開
口線の縁部を起点として箱上面の周線方向に切断線が設
定されていることを特徴とする。
衛生薄葉紙収納箱において、前記切断線により可撓性が
付与される可撓性領域に前記取出口の領域を合わせた可
撓性領域全体の面積が、箱上面の面積に対して25%以
上であることを特徴とする。
のいずれかに記載の衛生薄葉紙収納箱において、前記切
断線は、前記取出口の平面中心に関する点対称となるよ
うに対で設定されていることを特徴とする。
ずれかに記載の衛生薄葉紙収納箱において、前記切断線
が、前記取出口の中央線に関する線対称となるように対
で設定されることを特徴とする。
ずれかに記載の衛生薄葉紙収納箱において、前記切断線
は直線であることを特徴とする。
ずれかに記載の衛生薄葉紙収納箱において、前記切断線
の起点からの該切断線上の点までの直線距離の最大値と
して表現される切断線有効長さが、10mm以上である
ことを特徴とする。
ずれかに記載の衛生薄葉紙収納箱において、前記フィル
ムを、前記切断線の設定域までに亘り延在させつつ前記
箱上面に貼着する一方、該フィルムに対しては切断線を
設定しないことを特徴とする。
衛生薄葉紙収納箱において、前記貼着域は、前記切断線
に沿わせて該切断線との隙間を40mm以下として切断
線の周囲に亘って設定されることを特徴とする。
ずれかに記載の衛生薄葉紙収納箱において、前記取出口
は、箱の長手方向に細長く形成される一方、前記フィル
ムのスリットは、前記取出口の略中央線上に位置して前
記長手方向にほぼ直線状に形成され、前記フィルムの前
記長手方向伸びが50%以上であることを特徴とする。
添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態
に係る衛生薄葉紙収納箱を示す斜視図、図2はその縦断
面図、図3はその箱上面の裏面図である。また図4〜図
6は本実施形態の変形例に係る箱上面の裏面図である。
尚、図3〜図6に亘る各裏面図にあっては、図(a)に
後記フィルムの貼着域を主に示す一方、図(b)には後
記可撓性領域を主に示す。また、本実施形態にあって
は、薄葉紙がティッシュペーパーの場合を例示するが、
折り畳まれた薄葉紙を順次引き出せるものであればこれ
に限るものではなく、キッチンペーパー等にも適用可能
なのは言うまでもない。
図1に示すように直方体形状の紙製の箱である。コンパ
クトタイプの場合の代表寸法は、長手方向に240〜2
47mm、短手方向に115〜117mm、そして高さ
方向に50〜65mmである。この箱内に収納される前
述したティッシュペーパー束23は、通常、229×1
97mmの2プライの矩形状ティッシュペーパーを二つ
折りし、これを前述した重ね方にて高さ方向に200組
重ねて形成される。但し、上記寸法および収納組数は適
宜変更しても良い。
口3用にミシン目が設定されている一方、この取出口3
はフィルム11により覆われている。そして、前記切取
線に沿って取出口3を切断開封すれば、フィルム11の
スリット13を通して、ティッシュペーパー21を一組
ずつ順次外に引き出すことができるようになっている。
に、前記取出口3は、箱上面1a中央に位置して前記長
手方向に細長い長方形状に形成され、その四隅は四分円
形に面取りされている。また、前記フィルム11は、取
出口3の寸法より大きな長方形状であり、その中央には
前記スリット13が直線状に形成されている。そして、
このフィルム11は、前記取出口3の中心線上にスリッ
ト13を位置させつつ、箱上面1aの裏側1cに接着剤
により貼着される。尚、この貼着域11aは、基本的に
は前記取出口3に沿って環状に設定されている。また、
スリット13の長さは、スリット端13a,13bでの
裂けを抑止しつつティッシュペーパー21の保持性を良
好にすべく、ティッシュペーパー21の長手方向長さの
55〜90%にするのが好ましい。
3に示すように、箱上面1aにおける取出口3の周囲部
分には、ミシン目を切り取って形成された取出口3の開
口線の縁部を起点5aとする切断線5が設定されている
(請求項1の構成)。具体的に図示例にあっては、取出
口3の互いに対角する2つの隅を起点とする一対の切断
線5が、それぞれに近隣の箱上面1aの角部へ向かう方
向に直線状に設定されている。
前に前記切断線5に沿って前記周囲部分を扉状に分割す
ることにより、当該周囲部分に上下方向の可撓性を付与
することができる。よって、図2に示すように、スリッ
ト13に起立状態に保持されたティッシュペーパーの部
分21aを上方へ引っ張ってティッシュペーパー21を
引き出す際には、上方向の引っ張り力がスリット13を
介して周囲部分に伝達されるが、この引っ張り力によっ
て、前記周囲部分は上方へ容易に撓むことができる。よ
って、引き出す瞬間に、最上面のティッシュペーパー2
1に作用する箱上面裏側1cへの押し付け力を緩和軽減
できて、もって使い始めにおいてもティッシュペーパー
を引き破ることなく前記スリット13から円滑に取り出
すことができる。
により可撓性が付与される可撓性領域1d(図中の斜線
部)に前記取出口3の領域3d(図中の二重線斜線部)
を合わせた可撓性領域全体の面積が、箱上面1aの面積
に対して25%以上、更に好ましくは35%以上を占め
るのが望ましい(請求項2の構成)。
領域全体の面積比率を25%以上にすれば、前記取出口
3の周囲部分は、前記押し付け力を有効に軽減可能な程
度にまで上方へ撓むことができる。尚、切断線5により
作られる可撓性領域1dが確実に屈曲するように、この
可撓性領域1dの撓み開始線1eに沿わせて罫線を引い
ても良い。
は、取出口3の平面中心3aに関する点対称となるよう
に対で設定されているのが望ましい(請求項3の構
成)。そして、このようにすれば、前記周囲部分の押し
付け力分布を、取出口3に対して点対称にすることがで
きる。よって、前記押し付け力分布の非対称性からティ
ッシュペーパー21が傾いて引き出されてスリット端1
3a,13bで引っかかってしまうことは無く、円滑に
引き出すことが可能となる。また、前記引き出しに随伴
してスリット13に保持される、次ぎのティッシュペー
パー21の上端縁が水平から傾いてしまうことを防止で
きて、保持状態のティッシュペーパー21aの見た目を
良好にすることができる。
隅について設ければ、すなわち前記図3に示す一対の切
断線5を、更に取出口3の中央線に関する線対称となる
ように対で設定すれば(請求項4の構成)、取出口3の
周囲部分の押し付け力分布を、更に周方向に亘って均一
にすることが可能となり、ティッシュペーパー21の引
き出しを更に円滑にすることができる。
にしても良いが、望ましくは図3のように直線にすると
良い(請求項5の構成)。これは、仮に切断線5を予め
ミシン目等にて形成しティッシュペーパーの使用者に切
断させる場合であっても、前記切断線5が直線であれば
使用者は容易に切断できるからである。尚、使用者の利
便性を考慮すると、前記切断線5は、スリット等の予め
完全に分断されたものにして、使用者には切断作業をさ
せないのが好ましい。
切断線5の起点5aからの切断線5上の点までの直線距
離の最大値は、10mm以上であるのが望ましく(請求
項6の構成)、更に好ましくは20mm以上である。こ
こで、切断線5が図6のような場合には、前記有効長さ
は、切断線5の起点5aと終点5bを結ぶ直線距離では
なく、前記最大値たる図中のLとなる。そして、有効長
さを10mm以上にすれば、取出口3の周囲部分は、前
記押し付け力を有効に軽減可能な程度にまで上方へ撓む
ことができ、更に20mm以上にすればその確実性が増
す。
を覆うだけでなく、図3に示すように、前記切断線5の
設定域まで張り出して延在しつつ前記箱上面1aに貼着
される一方、このフィルム11には切断線が設定されな
いのが望ましい(請求項7の構成)。そして、切断線の
無いフィルム11を切断線5まで延在させれば、当該フ
ィルム11によって、箱上面1aの前記切断線5の隙間
から箱内へ侵入する埃や塵を確実に食い止めることがで
きて、箱1内のティッシュペーパー21を常に衛生的に
保つことができる。また、押し込められたティッシュペ
ーパー束23によって箱上面1aの周囲部分が上方向に
大きく撓むと切断線5の隙間が拡開するが、これをフィ
ルム11が張って抑制する。よって、箱上面1aが極端
なビア樽状に膨れることを防止できて、ほぼ平坦面に維
持することができる。また、ティッシュペーパー21の
引き出し時に瞬間的に上方向に撓む周囲部分を、引き出
し後には瞬時に元の平坦面に戻すことができる。
図3(a)に一部拡大して示すように、取出口3周囲の
前記環状の貼着域11aに加えて、更に切断線5に沿わ
せて切断線5との隙間X1を40mm以下として、その
周囲に亘って設定されるのが望ましい(請求項8の構
成)。そして、フィルム11を前記切断線5に沿わせて
40mm以下の隙間X1で貼着すれば、前記周囲部分が
撓んだ際に拡開する切断線5との隙間を閉じさせるべ
く、フィルム11の張力を確実に前記周囲部分に伝達す
ることができる。よって、極端な撓み変形および切断線
5の拡開を確実に抑制することができる。尚、前記取出
口3の縁部と前記環状の貼着域11aとの隙間X2も4
0mmとするのが望ましい。
びは、50%以上であるのが望ましい(請求項9の構
成)。そして、フィルム11の前記長手方向伸びを50
%以上にすれば、ティッシュペーパー21の引き出し時
にスリット端部13a,13bにティッシュペーパー2
1の側縁部分が集積しても、これに応じて柔軟に伸び変
形できて、もって前記スリット端部13a,13bの裂
けを防止できる。また、前記切断線5に位置するフィル
ム11の部分も、切断線5との隙間の拡開に応じて柔軟
に伸び変形することができて、その破れも抑止される。
の素材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、およ
びポリエステル等が好ましい。尚、多少伸び性能は劣る
が、合成繊維または化学繊維を混抄した合成紙、あるい
は不織布からなる坪量が10〜35g/m2のシートを
用いることもできる。前記合成紙に混抄する合成繊維お
よび化学繊維としては、レーヨン、アセテート、および
ビニルアセテート等が好適であり、更にはリサイクル性
に欠けるが、ポリエチレン、ポリプロピレン、およびポ
リエステル等も使用可能である。他方、前記不織布とし
ては、形態面からはエアスルー不織布、ポイントボイド
不織布、メルトブロー不織布、およびスパンボンド不織
布等を用いることができる。不織布の材質面からは、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、およびパ
ルプ等が適用可能である。前記合成紙および不織布にお
いて上記範囲の坪量が好ましい理由は、10g/m2未
満では強度的に不足し、ティッシュペーパー21の取り
出し時においてフィルム11の裂けの確率が高くなる一
方、35g/m2を超えると、コスト高となるばかりで
なく、取り出し時のノイズが大きくなる虞があるからで
ある。
の態様を、図7〜図12の箱上面の裏面図を例示しつつ
説明する。尚、前記図3〜図6と同様に、図(a)には
フィルム11の貼着域11aを主に示す一方、図(b)
には前記可撓性領域1dを主に示す。また、図7〜図1
2に亘って、前述した図の実施形態と同一の構成部分に
は同一符号を付して重複する説明は省略する。図7は、
前記図4の切断線5の設定パターンに対して、更に、取
出口3の長手方向の中心線の延長線上に、一対の切断線
5を加えたものである。
向の中心線の延長線上に、それぞれ一対の切断線5を設
定したものであり、つまり前記周囲部分に、取出口3に
対する十文字状に切断線5を設定したものである。
に、それぞれ一対の切断線5を設定したものである。
ーンに対して、更に、取出口3の長手方向の中心線の、
前記周囲部分における延長線上に、一対の切断線5を加
えたものである。
延長線上に、それぞれ一対の切断線5を設定する一方、
それぞれの切断線5の終点5bから更に短手方向の切断
線5を分岐形成したものであり、つまり前記周囲部分に
略T字状の切断線5を形成したものである。
正六角柱の収納箱に適用した場合の態様を示したもので
ある。図12(a)の箱上面の裏面図に示すように、こ
の収納箱の箱上面1aは正六角形を呈している。そし
て、その取出口3は楕円形状であり、その長軸を箱上面
1aの対角線に一致させつつ箱上面1a中央に形成され
ている。この取出口3の周囲部分には、取出口3の縁部
を起点5aとする切断線5が十文字状に、すなわち取出
口3の長軸および短軸の延長線上に計4本設定されてい
る。また、この取出口3を覆うフィルム11は、取出口
3の寸法より大きな正六角形状であり、その中央には前
記スリット13が直線状に形成されている。そして、こ
のフィルム11は、前記取出口3の中心線たる前記長軸
上にスリット13を位置させつつ、箱上面1aの裏側1
cに接着剤により貼着される。尚、この貼着域11a
は、図12(b)に示すように取出口3との間に前記隙
間X2をあけつつ、取出口3に沿って環状に設定される
とともに、切断線5と間に前記隙間X1をあけつつ切断
線5に沿ってその周囲に亘り設定される。
したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような
変形が可能である。本実施形態においては、取出口3の
形状として略長方形を例示したが、これに限るものでは
なく、円、楕円、菱形、および六角形であっても良い。
略長方形とする一方、その四隅を四分円形に面取りした
が、これに限るものではなく、取出口3の短辺を半円形
状等の円弧状にしても良い。
状として長方形を例示したが、可撓性領域全体を完全に
覆っていれば、これに限るものではなく、円、楕円、菱
形、および六角形であっても良い。
箱高さに比べて箱内に収納される衛生薄葉紙束の嵩が高
過ぎる場合であっても、前記薄葉紙を引き破ることなく
円滑な取り出しが可能な衛生薄葉紙収納箱を提供するこ
とができる。
示す斜視図である。
縦断面図である。
箱上面の裏面図である。
箱上面の裏面図である。
箱上面の裏面図である。
箱上面の裏面図である。
を示す箱上面の裏面図である。
を示す箱上面の裏面図である。
を示す箱上面の裏面図である。
例を示す箱上面の裏面図である。
例を示す箱上面の裏面図である。
の箱上面の裏面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 箱上面に、ミシン目を切り取ることで形
成される取出口と、該取出口を覆うためのフィルムとを
備え、箱内に折り畳まれて収納された複数枚の衛生薄葉
紙を、前記フィルムに形成されたスリットから順次引き
出すようにした衛生薄葉紙収納箱において、 前記箱上面における取出口の周囲部分を可撓性の扉状に
分割すべく、ミシン目を切り取り形成された取出口の開
口線の縁部を起点として箱上面の周線方向に切断線が設
定されていることを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。 - 【請求項2】 前記切断線により可撓性が付与される可
撓性領域に前記取出口の領域を合わせた可撓性領域全体
の面積が、箱上面の面積に対して25%以上であること
を特徴とする請求項1に記載の衛生薄葉紙収納箱。 - 【請求項3】 前記切断線は、前記取出口の平面中心に
関する点対称となるように対で設定されていることを特
徴とする請求項1または2のいずれかに記載の衛生薄葉
紙収納箱。 - 【請求項4】 前記切断線が、前記取出口の中央線に関
する線対称となるように対で設定されることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれかに記載の衛生薄葉紙収納箱。 - 【請求項5】 前記切断線は直線であることを特徴とす
る請求項1〜4のいずれかに記載の衛生薄葉紙収納箱。 - 【請求項6】 前記切断線の起点からの該切断線上の点
までの直線距離の最大値として表現される切断線有効長
さが、10mm以上であることを特徴とする請求項1〜
5のいずれかに記載の衛生薄葉紙収納箱。 - 【請求項7】 前記フィルムを、前記切断線の設定域ま
でに亘り延在させつつ前記箱上面に貼着する一方、該フ
ィルムに対しては切断線を設定しないことを特徴とする
請求項1〜6のいずれかに記載の衛生薄葉紙収納箱。 - 【請求項8】 前記貼着域は、前記切断線に沿わせて該
切断線との隙間を40mm以下として切断線の周囲に亘
って設定されることを特徴とする請求項7に記載の衛生
薄葉紙収納箱。 - 【請求項9】 前記取出口は、箱の長手方向に細長く形
成される一方、前記フィルムのスリットは、前記取出口
の略中央線上に位置して前記長手方向にほぼ直線状に形
成され、 前記フィルムの前記長手方向伸びが50%以上であるこ
とを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の衛生薄
葉紙収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002024060A JP4063545B2 (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 衛生薄葉紙収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003226339A true JP2003226339A (ja) | 2003-08-12 |
JP4063545B2 JP4063545B2 (ja) | 2008-03-19 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100713211B1 (ko) * | 2006-06-02 | 2007-05-02 | 유희동 | 식품포장용 봉지 |
JP2013074957A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Daio Paper Corp | ティシュペーパー製品 |
-
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- 2002-01-31 JP JP2002024060A patent/JP4063545B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100713211B1 (ko) * | 2006-06-02 | 2007-05-02 | 유희동 | 식품포장용 봉지 |
JP2013074957A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Daio Paper Corp | ティシュペーパー製品 |
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