JP2003226311A - 熔断シール装置及びそのシール方法 - Google Patents

熔断シール装置及びそのシール方法

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JP2003226311A JP2002024608A JP2002024608A JP2003226311A JP 2003226311 A JP2003226311 A JP 2003226311A JP 2002024608 A JP2002024608 A JP 2002024608A JP 2002024608 A JP2002024608 A JP 2002024608A JP 2003226311 A JP2003226311 A JP 2003226311A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリエステルフィルム製の袋の製造時に加工
臭を生じさないため加工臭が製造された袋に混入しない
と共に、シール部が容易に離れない強度を有するポリエ
ステルフィルム製の袋の製造装置及び製造方法を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】基台部と昇降部とで所望数枚のプラスチッ
クフィルムを挟持し、電熱線によりプラスチックフィル
ムを熔断シールする熔断シール装置である。前記基台部
は、所定の空間を開けて配した左右一対の基板を備え
る。前記昇降部は、前記基台部の基板と対向するように
所定の空間を開けて配した左右一対の昇降板と、両昇降
板の空間を通過するように配した電熱線とを備える。そ
して、前記基板と前記昇降板とでプラスチックフィルム
を挟持し、左右の基板の間・左右の昇降板の間に露出し
ているプラスチックフィルムの所定部分に電熱線を近接
させ、更にプラスチックフィルムの下方に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラスチックフィル
ムの熔断シール装置及びそのシール方法に関し、特に大
気分析の三点比較式臭袋法で使用するポリエステルフィ
ルム製の袋の熔断シール装置及びその熔断シール方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の大気分析の三点比較式臭袋法で使
用されるポリエステルフィルム製の袋は、ポリエステル
フィルムを2枚乃至数枚重ね合わせ、その重ね合わせた
フィルムの重合縁を、一対の狭圧部で挟みこみ融着する
方法にて製造するインパルスシール機により製造されて
いる。そして、このインパルスシール機の狭圧部の一方
には、狭圧されたフィルムの重合縁を熱融着させるため
の熱源である電熱体が設けられている。この発熱体は、
直接フィルムに接するように構成されているものやフッ
素樹脂製のカバーが設けられているものが存在する。
【0003】ここで、大気分析の三点比較式臭袋法と
は、3個のにおい袋に無臭空気を入れ、その中の1個に
所定の希釈倍数になるように臭気(原臭)を注入し、パ
ネルがこれら3個のにおいを嗅ぎ、どれが臭うかを判断
して、臭気指数及び臭気濃度を測定する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プラスチックフィルム中でも特にポリエステルフィルム
の熔断シール装置及び熔断シール方法においては次のよ
うな問題があった。大気分析の三点比較式臭袋法で使用
されるポリエステル製の袋は、臭気分析のために使用さ
れるものである為、袋内が無臭であることが要求され
る。しかしながら、従来のインパルスシール装置では、
電熱体をフッ素樹脂製のカバーで覆っている構造や直接
電熱体がポリエステルフィルムに触れるような構造にな
っていたり、ポリエステルフィルムを固定してから電熱
線に電源が入る構造になっている為、ポリエステルフィ
ルムが加工時に電熱体を覆うフッ素樹脂製のカバーや電
熱体自体により影響を受け加工臭を発することがたびた
び発生していた。そして、この加工臭が発生すると、製
造された袋内にこの加工臭が混入してしまう為、製造さ
れた袋を使用することができなくなり、不良品として扱
われる場合も多かった。
【0005】また、直接電熱体をポリエステルフィルム
に触れないようにする為、フッ素樹脂製のカバーを使用
しているインパルスシール機にあっては、電熱体の温度
をあまり上げられないという問題がある。これでは、熱
融着の際に高い温度が必要とされるポリエステルフィル
ムを融着する為の温度が不足してしまう。その結果、こ
のようなインパルスシール機ではシール部の強度を上げ
ることができない為、シール部分がはがれ易いという問
題や、融着させるポリエステルフィルムの厚み幅が増す
と加工が困難となるという問題があった。
【0006】本発明は、上述のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、ポリエステルフィルム製の袋の製造時
に加工臭を生じさないため加工臭が製造された袋に混入
しないと共に、シール部が容易に離れない強度を有する
ポリエステルフィルム製の袋の製造装置及び製造方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による熔断シール装置は、基台部と昇降部と
で所望数枚のプラスチックフィルムを挟持し、電熱線に
よりプラスチックフィルムを熔断シールする熔断シール
装置であって、前記基台部は、所定の空間を開けて配し
た左右一対の基板を備え、前記昇降部は、前記基台部の
基板と対向するように所定の空間を開けて配した左右一
対の昇降板と、両昇降板の空間を通過するように配した
電熱線とを備え、前記基板と前記昇降板とでプラスチッ
クフィルムを挟持し、左右の基板の間・左右の昇降板の
間に露出しているプラスチックフィルムの所定部分に電
熱線を近接させ、更にプラスチックフィルムの下方に移
動させることで、プラスチックフィルムを熔断しシール
することを特徴とする。
【0008】また、前記基台部の両基板の間・前記昇降
部の両昇降板の間に生じている空間の幅を調整するため
に、両基板及び両昇降板の取付位置を調整する位置決め
機構を備えると良い。
【0009】また、前記電熱線は、左右の昇降板の間に
生じている空間を通過するよう、両昇降板の両端部近傍
に固定した2本の支柱に上下方向に移動自在に取り付け
られた2つの昇降部本体に亘って張設されていると良
い。
【0010】また、前記電熱線は、昇降部の両昇降板と
固定されている基台部の両基板とでプラスチックフィル
ムを挟持した状態で、昇降部本体が更に下方に移動した
場合、昇降部本体において両昇降板が若干上方に移動可
能であり、プラスチックフィルムを挟持している両昇降
板及び両基板の下方に電熱線が位置すると良い。
【0011】また、本発明による熔断シール方法は、基
台部と昇降部とでプラスチックフィルムを挟持しプラス
チックフィルムを熔断しシールするプラスチックフィル
ムの熔断シール方法であって、基台部の左右一対の基板
と昇降部の左右一対の昇降板とを所定の空間を開けて配
する位置決め工程と、プラスチックフィルムを所望枚数
重ねて基台部の左右一対の基板に跨らせて乗せる工程
と、昇降部を基台に向って下降させ、両基板と両昇降板
とでプラスッチクフィルムを挟持する工程と、左右の基
板の間・左右の昇降板の間に生じている所定の空間に電
熱線を通過させる工程と、を含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面に基づき詳述する。ここで、図1は、本実施の形態
に係るシール装置の全体を示す全体図、図2は、本実施
の形態に係るシール装置の一部を省略した平面図、図3
は、本実施の形態に係るシール装置の一部を省略した切
りかけ側面図、図4(a)〜(f)は、本実施の形態に
係るシール装置によるシール方法の作業工程を示す図で
ある。
【0013】図1乃至図4に示すように、熔断シール機
1は、基台部2と、昇降部3と、作業台4と、足踏みペ
ダル5と、棒体6と、接続部7とから構成される。
【0014】基台部2は、ポリエステルフィルムを固定
するための、所定の空間を開けて配された右基板21a
及び左基板21bを備える。これら右基板21a及び左
基板21bは略長板状に形成され、これら左右の基板2
1a,21bの長手方向の両端部側に夫々外側に向って
突出した基板固定脚22a,22bが設けられている。
この基板固定脚22a,22bには、左右の基板21
a,21bを作業台4に固定するためにボルトを取り付
けるボルト移動溝23a,23bが夫々設けられ、左右
の基台固定用ボルト24a,24bで作業台4に取り付
けられている。
【0015】昇降部3は、作業台4の長手方向端部側に
夫々設けられた側面L字形状の支柱41に上下移動可能
に設けられている。両支柱41には、夫々昇降部本体3
5がベアリング等を利用したスライド金具(図示しな
い)等により上下移動可能に取り付けられている。この
両昇降部本体35は、左右方向に長尺状に形成されたボ
ルト固定部34を内側に向かい合うように夫々備えてい
る。そして、左右の昇降板31a,31bが、このボル
ト固定部34の左右方向に長尺状に形成されたボルト移
動孔34に、左右の昇降板固定用ボルト32a,32b
を以て左右方向に移動可能に取り付けられている。これ
ら左右の昇降板固定用ボルト32a,32bには、ボル
ト固定部34と左右の昇降板31a,31bとの間にフ
ィルム固定用スプリング33が夫々取り付けられてい
る。また、左右の昇降板31a,31bは、左右の基板
21a,21bと対向するように所定の空間を開けて配
されている。なお、左右の昇降板31a,31bは、左
右の基板21a,21bよりも若干長くなっており、左
右の昇降板31a,31bのボルト取り付け位置は、左
右の基板21a,21bの外側に来るように取り付けら
れている。
【0016】更に、両昇降部本体35には、電熱線37
が左右の昇降板31a,31bの間に生じている空間で
あって、左右の昇降板31a,31bのやや上方に電熱
線37が張設されている。この電熱線37の両端は、両
昇降部本体35に設けられた夫々の電源部(図示されて
いない)の絶縁体36に取り付けられた2つの電熱線固
定用ボルト38に取り付けられている。これらの電熱線
固定用ボルト38は、両電源部の絶縁体36に挿通する
状態で取り付けられ、両電源部の絶縁体36の外側には
電熱線固定用スプリング39が夫々取り付けられてい
る。この電熱線固定用スプリング39により、電熱線3
7が熱により伸びた状態となっても、常に張った状態が
維持されるので、電熱線37がたわんだ状態になり難く
なり、左右の基板21a,21bの間・左右の昇降板3
1a,31bの間に生じている空間に正確に電熱線37
を通過させることが可能となる。なお、電熱線37は、
ニクロム線等を含むものである。
【0017】作業台4は、4つの脚43を有し、長手方
向側の夫々の左右の脚に亘って指示板44が設けられて
いる。この両指示板44に亘って棒体6が取り付けら
れ、この棒体6の略中央部には足踏みペダル5が取り付
けられてている。棒体6の両端部側には、足踏みペダル
5の動きを昇降部3に伝えるための側面略L字形状の接
続部7が取り付けられている。作業台4の天板42の長
手方向両端部側には、接続部7を挿通させるための挿通
孔42aが夫々設けられている。そして、この挿通孔4
2aを介して接続部7が昇降部3の昇降部本体35に取
り付けられている。
【0018】次に、熔断シール機1の作業工程について
説明する。 作業者は、図4(a)に示すように、左右の基板21
a,21bと左右の昇降板31a,31bの間の空間の
幅を、ポリエステルフィルムを熔断しシールする幅と量
に合せて、同じ幅に調節し、その後熔断シール機1の電
源を入れる。
【0019】具体的には、左右の基板21a,21b
は、左右の基台固定用ボルト24a,24bを緩め、左
右の基板21a,21bを左右に移動させ所望の位置で
固定する。また、左右の昇降板31a,31bに接続さ
れた左右の昇降板固定用ボルト32a,32bを緩め、
両ボルト固定部34に設けられたボルト移動用孔34a
を左右に移動させの所望の位置で固定する。そして、左
右の基板21a,21bと左右の昇降板31a,31b
の間の幅を合せる。なお、左右の基板21a,21b及
び昇降板31a,31bは左右方向に0〜10cm程度
移動可能とすると良いが、これに限定されるものではな
い。
【0020】次に、作業者は、図4(b)に示すよう
に、左右の基板21a,21b上に加工を行うポリエス
テルフィルムをセットする。
【0021】作業者が、足踏みペダル5を踏み込むと
足踏みペダル5に接続された棒体6が回転し、この動き
が接続部7に伝わる。すると、接続部7に接続された昇
降部3が下方に引張られることとなるため、支柱41に
沿って昇降部3全体が下方に向け移動する。昇降部3が
下方に移動すると、図4(c)に示すように、左右の基
板21a,21b及び左右の昇降板31a,31bが重
なり合ったポリエステルフィルムの下面及び上面に夫々
当接してポリエステルフィルムを挟持した状態となる。
この左右の昇降板31a,31bを固定する左右の昇降
板固定用ボルト32a,32bには、フィルム固定用ス
プリング33が取り付けられているので、これにより、
ポリエステルフィルムが均等な力で確実に挟持される。
【0022】更に、足踏みペダル5を踏み込むと、昇
降部3全体が更に下方に移動する。この際、左右の昇降
板31a,31bは、フィルム固定用スプリング33に
より左右の基板21a,21bにポリエステルフィルム
を介して押圧された状態になるため、昇降部3本体にお
いて若干上方に移動することとなる。
【0023】昇降部3全体が更に下方に移動すると、
電熱線37も同時に下方に移動することとなるが、この
場合図4(d)〜(f)に示すように、熱を帯びた電熱
線37を、左右の基板21a,21bと左右の昇降板3
1a,31bとの間の空間に露出したポリエステルフィ
ルムの部分を熔かしつつ近づかせ、熔断後に通過させる
ようにする。この際の電熱線の温度としては、加工する
ポリエステルフィルムの特性に応じて変更するのが良い
が、500〜1000℃前後が望ましいものである。こ
の温度は、電圧を調節したり、電熱線37の線径を変更
したりすることで調節可能である。また、熔断するポリ
エステルフィルムの幅・厚さや、電熱線37の温度によ
り電熱線37を通過させるスピードを調節する。また、
加工時には、電熱線37がポリエステルフィルムに触れ
ないように通過させる。以上により、12〜50マイク
ロメータ(μm)程度の厚さのポリエステルフィルムを
熔断シールすることが可能となる。電熱線の長さとして
は100cm前後が望ましいものであるが、発明の効果
を奏するものであればよく、これに限定されるものでは
ない。
【0024】ポリエステルフィルムを熔断シールした
の後に、電源は自動的に切れる。
【0025】本実施の形態によれば、以下の効果を奏す
る。本実施の形態によれば、熔断シール装置1に電熱線
固定用スプリング39を設けたので、電熱線37が熱に
より伸びた状態となっても、常に張った状態が維持され
るので、左右の基板21a,21bの間・左右の昇降板
31a,31bの間に生じている空間に正確に電熱線3
7を通過させることが可能となるので、一度にポリエス
テルフィルムの両側の2箇所の熔断シールが可能とな
る。従って、少ない作業工程で、製品を作成することが
可能となる。
【0026】また、本実施の形態によれば、ポリエステ
ルフィルムに電熱線を覆うフッ素樹脂製のカバーや電熱
線を直接接触れさせないので、加工時に加工臭が発生し
にくくなる。従って、製造されるポリエステルフィルム
製の袋の中に混入する加工臭等を最小限に抑えられる。
【0027】また、本実施の形態によれば、左右の基板
21a,21bは、左右の基台固定用ボルト24a,2
4bを移動させて、シール部の熔かす幅を決め、電熱線
の適用線径と温度を決めて加工することができるため、
シール部のポリエステルフィルムを熔かす量を調節で
き、製品に必要な強度を十分に与える事が可能となる。
【0028】また、本実施の形態によれば、プラスチッ
クフィルムの中でも、特に熔ける温度の高いポリエステ
ルフィルムのシールに効果を発揮するものである。
【0029】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
更、改良等は本考案に含まれるものである。即ち、本実
施形態では昇降部3を足踏みペダル5により、昇降させ
ることとなっているが、自動的に昇降させるようにして
も良い。また、左右の基板21a,21b及び左右の昇
降板31a,31bの長さ・幅・厚さは、特に限定され
るものではなく、発明の目的を達成できるものであれば
良い。また、臭いの少ない丈夫な製品ができるため、分
析用だけでなく、ポリエステルフィルムの性質、特性を
生かして他の分野にも利用可能である。また、同様の工
程で、他のプラスチックフィルムの加工も可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポリエステルフィルムに電熱線を覆うフッ素樹脂製のカ
バーや電熱線を直接接触れさせないので、加工時に加工
臭が発生しにくくなる。従って、製造されるポリエステ
ルフィルム製の袋の中に混入する加工臭等を最小限に抑
えられることとなるので、正確な分析結果を得られる三
点比較式臭袋法で使用するポリエステルフィルム製の袋
を提供することが可能となる。
【0031】また、本発明によれば、ポリエステルフィ
ルムを熔かす量を調節できるため、製品に必要な強度を
十分に与えることができる。従って、丈夫な製品が製造
可能である。
【0032】更に、シール部を電熱線等を触れさせない
で、融着させるため、仕上がりのきれいな製品を製造可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本実施の形態に係るシール装置の全
体を示す全体図である。
【図2】図2は、本実施の形態に係るシール装置の一部
を省略した平面図である。
【図3】図3は、本実施の形態に係るシール装置の一部
を省略した切りかけ側面図である。
【図4】図4(a)〜(f)は、本実施の形態に係るシ
ール装置によるシール方法の作業工程を示す図である。
【符号の説明】
1 熔断シール装置 2 基台部 21a 右基板 21b 左基板 3 昇降部 31a 右昇降板 31b 左昇降板 35 昇降部本体 37 電熱線 41 支柱

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台部と昇降部とで所望数枚のプラスチ
    ックフィルムを挟持し、電熱線によりプラスチックフィ
    ルムを熔断シールする熔断シール装置であって、前記基
    台部は、所定の空間を開けて配した左右一対の基板を備
    え、前記昇降部は、前記基台部の基板と対向するように
    所定の空間を開けて配した左右一対の昇降板と、両昇降
    板の空間を通過するように配した電熱線とを備え、前記
    基板と前記昇降板とでプラスチックフィルムを挟持し、
    左右の基板の間・左右の昇降板の間に露出しているプラ
    スチックフィルムの所定部分に電熱線を近接させ、更に
    プラスチックフィルムの下方に移動させることで、プラ
    スチックフィルムを熔断しシールすることを特徴とする
    熔断シール装置。
  2. 【請求項2】 前記基台部の両基板の間・前記昇降部の
    両昇降板の間に生じている空間の幅を調整するために、
    両基板及び両昇降板の取付位置を調整する位置決め機構
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の熔断シ
    ール装置。
  3. 【請求項3】 前記電熱線は、左右の昇降板の間に生じ
    ている空間を通過するよう、両昇降板の両端部近傍に固
    定した2本の支柱に上下方向に移動自在に取り付けられ
    た2つの昇降部本体に亘って張設されていることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の熔断シール装置。
  4. 【請求項4】 前記電熱線は、昇降部の両昇降板と固定
    されている基台部の両基板とでプラスチックフィルムを
    挟持した状態で、昇降部本体が更に下方に移動した場
    合、昇降部本体において両昇降板が若干上方に移動可能
    であり、プラスチックフィルムを挟持している両昇降板
    及び両基板の下方に電熱線が位置することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の熔断シール装置。
  5. 【請求項5】 基台部と昇降部とでプラスチックフィル
    ムを挟持しプラスチックフィルムを熔断しシールするプ
    ラスチックフィルムの熔断シール方法であって、基台部
    の左右一対の基板と昇降部の左右一対の昇降板とを所定
    の空間を開けて配する位置決め工程と、プラスチックフ
    ィルムを所望枚数重ねて基台部の左右一対の基板に跨ら
    せて乗せる工程と、昇降部を基台に向って下降させ、両
    基板と両昇降板とでプラスッチクフィルムを挟持する工
    程と、左右の基板の間・左右の昇降板の間に生じている
    所定の空間に電熱線を通過させる工程と、を含むことを
    特徴とするプラスチックフィルムの熔断シール方法。
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