JP2003226050A - 画像処理方法及び画像処理装置並びにプリント作成装置 - Google Patents

画像処理方法及び画像処理装置並びにプリント作成装置

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JP2003226050A
JP2003226050A JP2002025938A JP2002025938A JP2003226050A JP 2003226050 A JP2003226050 A JP 2003226050A JP 2002025938 A JP2002025938 A JP 2002025938A JP 2002025938 A JP2002025938 A JP 2002025938A JP 2003226050 A JP2003226050 A JP 2003226050A
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JP
Japan
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image
image processing
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Takeshi Haraguchi
剛 原口
Shoichi Nomura
庄一 野村
Nobutoshi Shoji
信利 庄司
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再プリントする際等の操作性が向上する。 【解決手段】入力される撮影駒の画像データを保存し、
この画像データに基づきプリントを得る所定の画像処理
を行なう画像処理方法において、画像データをプリント
オーダー単位で一時的に保存させて所定条件との比較に
より合致したものは削除する第1の保存形態と、画像デ
ータをプリントオーダー単位で保存させて削除指令によ
り削除する第2の保存形態とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理方法及
び画像処理装置並びにプリント作成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、写真DP店と呼ばれる現像所で
は、顧客の注文に応じて、オペレータによる有人の操作
で通常プリントを作成する作業を行い、一定時間後又は
即時に顧客に作成したプリントを手渡すサービスが行な
われている。また近年、原稿を光電的に読み取り画像デ
ータとし、この画像データに基づきプリントを作成した
り、直接入力される画像データ、例えばCD−ROMや
通信回線により転送された画像データに基づき、あるい
はデジタルカメラで撮像して複数の駒画像データが記憶
されたメモリーを有するメモリカードから画像データを
読み取りプリントを作成する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような画像データ
に基づきプリントを作成する装置では、画像データを各
種の画像処理手法により加工することが可能なため、通
常の光学式カメラや固体撮像素子を有するデジタルカメ
ラで撮像した駒画像情報を入力してプリントしている
が、この際入力される撮影駒の画像データを保存し、こ
の画像データに基づきプリントを得る所定の画像処理を
行なう場合があり、この場合ハードディスクの記憶容量
が不足することがある。
【0004】このため、ハードディスクの記憶容量が不
足してくると、自動的に先に保存した画像データから順
次消去しているから、再プリントしたい場合でも既に画
像データが消去されてしまっていることがある。
【0005】また特に、再プリントの注文の場合には、
駒単位でプリントサイズが異なることがあり、簡便な手
法が求められていた。
【0006】また、入力される撮影駒の画像データを保
存し、この画像データに基づきプリントする際に、例え
ば、プリントオーダー内の画像データ数が多く、保存順
で最後の方のプリントのみやり直したいことがあり、保
存した順序でプリントしたり、保存した順序とは逆にプ
リントしたい場合がある。
【0007】また、再プリント選択時には、最初のプリ
ントが作成されたプリントサイズで再プリントしたり逆
に新規のサイズで再プリントしたい場合がある。また、
保存時に所定の画像処理が実施され、その画像データを
再度利用し、プリントしようとする場合、さらなる画像
処理の適用が、画質に影響を与えてしまうこともあるた
め、再プリント時に適用できる画像処理を制限したい場
合がある。
【0008】この発明は、前記の実情に鑑みてなされた
もので、再プリントする際等の操作性が向上する画像処
理方法及び画像処理装置並びにプリント作成装置を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0010】請求項1に記載の発明は、入力される撮影
駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプリ
ントを得る所定の画像処理を行なう画像処理方法におい
て、画像データをプリントオーダー単位で一時的に保存
させて所定条件との比較により合致したものは削除する
第1の保存形態と、画像データをプリントオーダー単位
で保存させて削除指令により削除する第2の保存形態と
を有することを特徴とする画像処理方法である。
【0011】この請求項1に記載の発明によれば、第1
の保存形態と第2の保存形態とを設定することができ、
再プリントしたい場合等に画像データを保管しておくこ
とで、データ保存容量を圧迫することなく、再プリント
する際等の操作性が向上する。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記第1の保存
形態と前記第2の保存形態との保存形態の切り替えが、
プリントオーダー単位で可能であることを特徴とする請
求項1に記載の画像処理方法である。
【0013】この請求項2に記載の発明によれば、保存
形態の切り替えを、プリントオーダー単位で行なうこと
で、再プリントする際等の操作性が向上する。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記第1の保存
形態は、一時的に保管されて、少なくとも所定保存期
間、所定保存プリントオーダー数、所定保存画像データ
容量のいずれに基づき、削除されることを特徴とする請
求項1または請求項2に記載の画像処理方法である。
【0015】この請求項3に記載の発明によれば、一時
的に保管されて、少なくとも所定保存期間、所定保存プ
リントオーダー数、所定保存画像データ容量のいずれに
基づき、削除されることで、画像データの管理が容易で
ある。
【0016】請求項4に記載の発明は、入力される撮影
駒の画像データに基づきプリントを得る所定の画像処理
を行なう画像処理方法において、画像データに対する処
理指令を入力する画面に複数駒の画像を表示し、前記画
面での入力により駒単位でプリントサイズを切り替える
ことを特徴とする画像処理方法である。
【0017】この請求項4に記載の発明によれば、画面
での入力により駒単位でプリントサイズを切り替えるこ
とでができ、操作性が向上する。
【0018】請求項5に記載の発明は、入力される撮影
駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプリ
ントを得る所定の画像処理を行なう画像処理方法におい
て、プリントオーダー単位でプリントオーダー内の前記
画像データの保存した順序を逆にして画像データに対す
る処理指令を入力する画面での画像データの表示または
プリントを行なうことが可能であることを特徴とする画
像処理方法である。
【0019】この請求項5に記載の発明によれば、プリ
ントオーダー単位でプリントオーダー内の画像データの
保存した順序を逆にして迅速に画像処理したい画像デー
タの表示またはプリントを行なうことができる。さらに
は、インデックスプリント作成時などにおいても、所望
の順番 (正順または逆順)で、駒画像をを配置できる
効果もある。
【0020】請求項6に記載の発明は、入力される撮影
駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプリ
ントを得る所定の画像処理を行なう画像処理方法におい
て、画像データとともにプリントサイズ情報を保存し、
保存画像データに基づく再プリント要求があった場合に
は、前記保存されたプリントサイズ情報に基づき再プリ
ントされる第1の処理方法と、別途入力されたプリント
サイズ情報に基づき再プリントされる第2の処理方法と
が選択可能であることを特徴とする画像処理方法であ
る。
【0021】この請求項6に記載の発明によれば、処理
方法が選択可能であり、プリントサイズを間違うことな
く、かつ迅速な再プリントすることができる。
【0022】請求項7に記載の発明は、入力される撮影
駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプリ
ントを得る所定の画像処理を行なう画像処理方法におい
て、保存された画像データに基づく前記画像処理は複数
の処理からなり、再プリント時と最初のプリント時とで
選択可能な画像処理の種類または数を異ならせることを
特徴とする画像処理方法である。
【0023】この請求項7に記載の発明によれば、再プ
リント時と最初のプリント時とで選択可能な画像処理の
種類または数を異ならせることにより、画質、特に階調
性に破綻をきたしたり、解像度不足になったりするよう
な画像処理を、使用者が不用意に選択してしまうことを
未然に防ぐことができる。
【0024】請求項8に記載の発明は、前記再プリント
時には、少なくとも画質変更、濃度変更に関する画像処
理が制限されることを特徴とする請求項7に記載の画像
処理方法である。
【0025】この請求項8に記載の発明によれば、再プ
リントの際、画質、特に階調の連続性や色の連続性に破
綻をきたしたりしてしまうような画像処理を、使用者が
不用意に選択してしまうことを未然に防ぐことができ
る。
【0026】請求項9に記載の発明は、入力される撮影
駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプリ
ントを得る所定の画像処理を行なう画像処理装置におい
て、画像データをプリントオーダー単位で一時的に保存
させて所定条件との比較により合致したものは削除する
第1の保存形態と、画像データをプリントオーダー単位
で保存させて削除指令により削除する第2の保存形態と
で記憶可能なデータ蓄積手段を有することを特徴とする
画像処理装置である。
【0027】この請求項9に記載の発明によれば、第1
の保存形態と第2の保存形態とを設定することができ、
再プリントしたい場合等に画像データを保管しておくこ
とで、データ保存容量を圧迫することなく、再プリント
する際等の操作性が向上する。
【0028】請求項10に記載の発明は、前記第1の保
存形態と前記第2の保存形態との保存形態の切り替え
が、プリントオーダー単位で可能であることを特徴とす
る請求項9に記載の画像処理装置である。
【0029】この請求項10に記載の発明によれば、保
存形態の切り替えを、プリントオーダー単位で行なうこ
とで、再プリントする際等の操作性が向上する。
【0030】請求項11に記載の発明は、前記第1の保
存形態は、一時的に保管されて、少なくとも所定保存期
間、所定保存プリントオーダー数、所定保存画像データ
容量のいずれに基づき、削除されることを特徴とする請
求項9または請求項10に記載の画像処理装置である。
【0031】この請求項11に記載の発明によれば、一
時的に保管されて、少なくとも所定保存期間、所定保存
プリントオーダー数、所定保存画像データ容量のいずれ
に基づき、削除されることで、画像データの管理が容易
である。
【0032】請求項12に記載の発明は、入力される撮
影駒の画像データに基づきプリントを得る所定の画像処
理を行なう画像処理装置において、画像データに対する
処理指令を入力する画面に複数駒の画像を表示し、前記
画面での入力により駒単位でプリントサイズを切り替え
るプリントサイズ切替手段を有することを特徴とする画
像処理装置である。
【0033】この請求項12に記載の発明によれば、画
面での入力により駒単位でプリントサイズを切り替える
ことでができ、操作性が向上する。
【0034】請求項13に記載の発明は、前記複数駒表
示画面にて、プリントサイズボタン切り替え指令により
表示されるプリントサイズ選択画面が、現在セットされ
ている用紙でプリント可能なサイズの一覧表示と、当該
画像処理装置で処理可能なプリントサイズが一覧表示と
に、切り替え表示可能であることを特徴とする請求項1
2に記載の画像処理装置である。
【0035】この請求項13に記載の発明によれば、現
在セットされている用紙でプリント可能なサイズの一覧
表示と、当該画像処理装置で処理可能なプリントサイズ
が一覧表示とに、切り替え表示可能であり、プリントサ
イズの指定を迅速かつ確実に行なうことができる。
【0036】請求項14に記載の発明は、入力される撮
影駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプ
リントを得る所定の画像処理を行なう画像処理装置にお
いて、プリントオーダー単位でプリントオーダー内の前
記画像データの保存した順序を逆にして画像データに対
する処理指令を入力する画面での画像データの表示また
はプリントを行なうことが可能な画像データ出力手段を
有することを特徴とする画像処理装置である。
【0037】この請求項14に記載の発明によれば、プ
リントオーダー単位でプリントオーダー内の画像データ
の保存した順序を逆にして迅速に画像処理したい画像デ
ータの表示またはプリントを行なうことができる。さら
には、インデックスプリント作成時などにおいても、所
望の順番 (正順または逆順)で、駒画像をを配置でき
る効果もある。
【0038】請求項15に記載の発明は、入力される撮
影駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプ
リントを得る所定の画像処理を行なう画像処理装置にお
いて、画像データとともにプリントサイズ情報を保存
し、保存画像データに基づく再プリント要求があった場
合には、前記保存されたプリントサイズ情報に基づき再
プリントされる第1の処理モードと、別途入力されたプ
リントサイズ情報に基づき再プリントされる第2の処理
モードとを選択するモード選択手段を有することを特徴
とする画像処理装置である。
【0039】この請求項15に記載の発明によれば、処
理方法が選択可能であり、プリントサイズを間違うこと
なく、かつ迅速な再プリントすることができる。
【0040】請求項16に記載の発明は、入力される撮
影駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプ
リントを得る所定の画像処理を行なう画像処理装置にお
いて、保存された画像データに基づく前記画像処理は複
数の処理からなり、再プリント時と最初のプリント時と
で選択可能な画像処理の種類または数を異ならせること
を特徴とする画像処理装置である。
【0041】この請求項16に記載の発明によれば、再
プリント時と最初のプリント時とで選択可能な画像処理
の種類または数を異ならせることにより、画質、特に階
調性に破綻をきたしたり、解像度不足になったりするよ
うな画像処理を、使用者が不用意に選択してしまうこと
を未然に防ぐことができる。
【0042】請求項17に記載の発明は、前記再プリン
ト時には、少なくとも画質変更、濃度変更に関する画像
処理が制限されることを特徴とする請求項16に記載の
画像処理装置である。
【0043】この請求項17に記載の発明によれば、再
プリントの際、画質、特に階調の連続性や色の連続性に
破綻をきたしたりしてしまうような画像処理を、使用者
が不用意に選択してしまうことを未然に防ぐことができ
る。
【0044】請求項18に記載の発明は、入力される撮
影駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプ
リントを得る所定の画像処理を行なうプリント作成装置
において、画像データをプリントオーダー単位で一時的
に保存させて所定条件との比較により合致したものは、
削除する第1の保存形態と、画像データをプリントオー
ダー単位で保存させて削除指令により削除する第2の保
存形態とで記憶可能なデータ蓄積手段を有することを特
徴とするプリント作成装置である。
【0045】この請求項18に記載の発明によれば、第
1の保存形態と第2の保存形態とを設定することがで
き、再プリントしたい場合等に画像データを保管してお
くことで、データ保存容量を圧迫することなく、再プリ
ントする際等の操作性が向上する。
【0046】請求項19に記載の発明は、前記第1の保
存形態と前記第2の保存形態との保存形態の切り替えを
プリントオーダー単位で行う保存形態切替手段を有する
ことを特徴とする請求項18に記載のプリント作成装置
である。
【0047】この請求項19に記載の発明によれば、保
存形態の切り替えを、プリントオーダー単位で行なうこ
とで、再プリントする際等の操作性が向上する。
【0048】請求項20に記載の発明は、前記第1の保
存形態は、一時的に保管されて、少なくとも所定保存期
間、所定保存プリントオーダー数、所定保存画像データ
容量のいずれかに基づき削除されることを特徴とする請
求項18または請求項19に記載のプリント作成装置で
ある。
【0049】この請求項20に記載の発明によれば、一
時的に保管されて、少なくとも所定保存期間、所定保存
プリントオーダー数、所定保存画像データ容量のいずれ
に基づき、削除されることで、画像データの管理が容易
である。
【0050】請求項21に記載の発明は、入力される撮
影駒の画像データに基づきプリントを得る所定の画像処
理を行なうプリント作成装置において、画像データの処
理指令を受け付ける受付画面の操作で駒単位でのプリン
トサイズを切り替えるプリントサイズ切替手段を有する
ことを特徴とするプリント作成装置である。
【0051】この請求項21に記載の発明によれば、画
面での入力により駒単位でプリントサイズを切り替える
ことでができ、操作性が向上する。
【0052】請求項22に記載の発明は、前記複数駒表
示画面にて、プリントサイズボタン切り替え指令により
表示されるプリントサイズ選択画面が、現在のセットさ
れている用紙でプリント可能なサイズの一覧表示と、当
該画像処理装置で処理可能なプリントサイズが一覧表示
とに、切り替え表示可能であることを特徴とする請求項
21に記載のプリント作成装置である。
【0053】この請求項22に記載の発明によれば、現
在セットされている用紙でプリント可能なサイズの一覧
表示と、当該画像処理装置で処理可能なプリントサイズ
が一覧表示とに、切り替え表示可能であり、プリントサ
イズの指定を迅速かつ確実に行なうことができる。
【0054】請求項23に記載の発明は、入力される撮
影駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプ
リントを得る所定の画像処理を行なうプリント作成装置
において、プリントオーダー単位でプリントオーダー内
の前記画像データの保存した順序を逆にして画像データ
に対する処理指令を入力する画面での画像データの表示
またはプリントを行なうことが可能な画像データ出力手
段を有することを特徴とするプリント作成装置である。
【0055】この請求項23に記載の発明によれば、プ
リントオーダー単位でプリントオーダー内の画像データ
の保存した順序を逆にして迅速に画像処理したい画像デ
ータの表示またはプリントを行なうことができる。さら
には、インデックスプリント作成時などにおいても、所
望の順番 (正順または逆順)で、駒画像をを配置でき
る効果もある。
【0056】請求項24に記載の発明は、入力される撮
影駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプ
リントを得る所定の画像処理を行なうプリント作成装置
において、画像データとともにプリントサイズ情報を保
存し、保存画像データに基づく再プリント要求があった
場合には、前記保存されたプリントサイズ情報に基づき
再プリントされる第1の処理モードと、別途入力された
プリントサイズ情報に基づき再プリントされる第2の処
理モードとを選択するモード選択手段を有することを特
徴とするプリント作成装置である。
【0057】この請求項24に記載の発明によれば、処
理方法が選択可能であり、プリントサイズを間違うこと
なく、かつ迅速な再プリントすることができる。
【0058】請求項25に記載の発明は、入力される撮
影駒の画像データを保存し、この画像データに基づきプ
リントを得る所定の画像処理を行なうプリント作成装置
において、保存された画像データに基づく前記画像処理
は複数の処理からなり、再プリント時と最初のプリント
時とで選択可能な画像処理の種類または数を異ならせる
ことを特徴とするプリント作成装置である。
【0059】この請求項25に記載の発明によれば、再
プリント時と最初のプリント時とで選択可能な画像処理
の種類または数を異ならせることにより、画質、特に階
調性に破綻をきたしたり、解像度不足になったりするよ
うな画像処理を、使用者が不用意に選択してしまうこと
を未然に防ぐことができる。
【0060】請求項26に記載の発明は、前記再プリン
ト時には、少なくとも画質変更、濃度変更に関する画像
処理が制限されることを特徴とする請求項25に記載の
プリント作成装置である。
【0061】この請求項26に記載の発明によれば、再
プリントの際、画質、特に階調の連続性や色の連続性に
破綻をきたしたりしてしまうような画像処理を、使用者
が不用意に選択してしまうことを未然に防ぐことができ
る。
【0062】
【発明の実施の形態】以下、この発明の画像処理方法及
び画像処理装置並びにプリント作成装置の実施の形態
を、図面に基づいて説明する。なお、この発明は、この
実施の形態に限定されるものではない。
【0063】図1はプリント作成装置の斜視図である。
ここでは、プリント作成装置として、感光材料に露光し
て現像し、プリントを作成するものが例示されている
が、これに限らず、画像データに基づいてプリントを作
成できるものであればよく、例えば、インクジェット方
式、電子写真方式のプリント作成装置であってもよい。
【0064】この実施の形態のプリント作成装置1は、
装置本体2の左側面にマガジン装填部3を備え、装置本
体2内には記録媒体である感光材料に露光する露光処理
部4と、露光された感光材料を現像処理して乾燥し、プ
リントを作成するプリント作成部5が備えられ、作成さ
れたプリントは装置本体2の右側面に設けられたトレー
6に排出される。さらに、装置本体2の内部には、露光
処理部4の上方位置に制御部7が備えられている。
【0065】また、装置本体2の上部には、CRT8が
配置されている。このCRT8がプリントを作成しよう
とする画像データの画像を画面に表示する表示手段を構
成している。CRT8の左側に透過原稿読み込み装置で
あるところのフィルムスキャナ部9が配置され、右側に
反射原稿入力装置10が配置されている。
【0066】フィルムスキャナ部9や反射原稿入力装置
10から読み込まれる原稿として写真感光材料があり、
この写真感光材料としては、カラーネガフィルム、カラ
ーリバーサルフィルムが挙げられ、アナログカメラによ
り撮像した駒画像情報が記録される。フィルムスキャナ
部9のフィルムスキャナーでデジタル情報に変換し、駒
画像情報とすることができる。また、写真感光材料がカ
ラーペーパーの場合、反射原稿入力装置10のフラット
ベットスキャナーで駒画像情報にすることができる。
【0067】また、装置本体2の制御部7の位置には、
画像転送部14が設けられている。画像転送部14には
PCカード用アダプタ14a、フロッピー(登録商標)
ディスク用アダプタ14bが備えられ、PCカード13
aやフロッピーディスク13bが差し込み可能になって
いる。PCカード13aには、デジタルカメラで撮像し
て複数の駒画像情報が記憶されたメモリを有する。フロ
ッピーディスク13bには、例えばデジタルカメラで撮
像して複数の駒画像情報が記憶される。
【0068】CRT8の前側に操作部11が配置され、
この操作部11に情報入力手段12が設けられ、情報入
力手段12は、例えばタッチパネル等で構成される。
【0069】また、装置本体2には、記録メディア書込
み部15が設けられ、写真感光材料NやPCカード13
a、フロッピーディスク13b等の複数の駒画像情報を
有する記録媒体から、駒画像情報を全て出力しプリント
を作成する際に、記録媒体中の駒画像情報を全て磁気記
録メディア又は光記録メディアに書き込む書込み手段を
有する。
【0070】前記以外のこの発明に係る駒画像情報を有
する記録媒体としては、マルチメディアカード、メモリ
ーステック、MDデータ、OROMが挙げられる。
【0071】なお、操作部11、CRT8、フィルムス
キャナ部9、反射原稿入力装置10、画像転送部14及
び記録メディア書込み部15は、装置本体2に一体的に
設けられているが、いずれか1つ以上を別体として設け
てもよい。この場合には、プリント作成装置1は、プリ
ント作成システムとして扱われる。
【0072】図2はプリント作成装置の概略構成図であ
る。
【0073】プリント作成装置1の制御部7は、情報入
力手段12からの指令情報に基づき、フィルムスキャナ
部9や反射原稿入力装置10からの原稿情報の読み込み
を行い、画像データを得てCRT8に表示する。
【0074】また、プリント作成装置1はデータ蓄積手
段71を備え、データ蓄積手段71に画像データとそれ
に対応する注文情報(どの駒の画像から何枚プリントを
作成するかの情報、プリントサイズの情報等)とを記憶
し順次蓄積する。フィルムスキャナ部9からは、アナロ
グカメラにより撮像されたネガフィルムを現像して得ら
れる現像済のネガフィルムNからの駒画像が入力され、
反射原稿入力装置10からは駒画像を印画紙に焼き付け
て現像処理したプリントPからの駒画像が入力される。
【0075】また、制御部7は、画像処理部70を有
し、この画像処理部70で画像データを画像処理して露
光用画像データを形成し、露光処理部4に送る。露光処
理部4では、感光材料に画像の露光が行われ、この感光
材料をプリント作成部5に送り、プリント作成部5で露
光された感光材料を現像処理して乾燥し、プリントを作
成する。
【0076】このプリント作成装置1には、デジタルカ
メラにより撮像して記憶されたPCカード13aやフロ
ッピーディスク13bの駒画像情報を読み出して転送す
る画像転送部14が備えられている。この画像転送部1
4には、画像転送手段30としてPCカード用アダプ
タ、フロッピーディスク用アダプタ等が設けられてい
る。PCカード用アダプタ14aにPCカード13aを
差し込み、またはフロッピーディスク用アダプタ14b
にフロッピーディスク13bを差し込み、PCカード1
3aやフロッピーディスク13bに記録された駒画像情
報を読み取りマイクロコンピュータで構成される制御部
7へ転送する。PCカード用アダプタ14aとしては、
例えばPCカードリーダやPCカードスロット等が用い
られる。
【0077】このプリント作成装置1では、通常のプリ
ントP1、ファイルプリントP2及びインデックスプリ
ントP3が行なわれる。通常のプリントP1は、1個の
駒画像データを1枚の記録媒体に記録して作成するもの
である。この通常のプリントP1で、例えば所定の模様
を有する背景画像に、方形の合成領域を設定し、この合
成領域に1個の駒画像を合成して記録され、フォトフレ
ームで飾った通常のプリントサイズのプリントP1を作
成するようにしてもよい。このように1個の駒画像デー
タを1枚の記録媒体のプリントP1に記録することで、
例えば顧客の注文に応じて財布や定期等に入れたりする
ことが可能な好みの特殊プリントを作成することができ
る。
【0078】また、ファイルプリントP2は、複数の駒
画像を1枚の大判ファイルの記録媒体に記録して作成す
るものである。このファイルプリントP2でも例えば、
所定の模様を有する背景画像に、例えば3箇所〜10箇
所に合成領域を設定し、この3箇所の合成領域にそれぞ
れ1個の駒画像が合成して記録するようにしてもよい。
また、ファイルプリントP2では、背景の中に切り取り
線を記録してもよく、この切り取り線によって容易に、
かつ奇麗に切断して財布や定期等に入れたりすることが
可能な好みの特殊プリントを作成することができる。
【0079】インデックスプリントP3は、再度のプリ
ント注文等に便利なように所定のサイズに駒画像情報の
全てをプリントするものである。
【0080】このプリント作成装置1には、複数の駒画
像情報を有する記録媒体から、この記録媒体中の駒画像
情報を全て出力しプリントを作成する際に、記録媒体中
の駒画像情報を全て磁気記録メディア又は光記録メディ
アに書き込む記録メディア書込み部15が備えられてい
る。記録メディア書込み部15に備えられる書込み手段
Kは、データ蓄積手段71に記憶された記録媒体中の駒
画像情報を全て磁気記録メディア16又は光記録メディ
ア17に書き込む。
【0081】複数の駒画像情報を有する記録媒体は、前
記したように現像済みネガフィルムまたは現像済みリバ
ーサルフィルムである。また、現像済みネガフィルムま
たは現像済みリバーサルフィルムは、フィルムスキャナ
部9のフィルムスキャナーによりスキャンして、デジタ
ル情報に変換して制御部7に送られる。
【0082】また、複数の駒画像情報を有する記録媒体
は、PCカード13a又はフロッピーディスク13bで
あり、PCカード13aが、スマートメディア又はコン
パクトフラッシュ(登録商標)であり、画像転送手段1
4aにより駒画像情報を読み取りマイクロコンピュータ
で構成される制御部7へ転送される。
【0083】磁気記録メディア16は、フロッピーディ
スク、MO又はZipから選ばれるものであり、これら
から変換されたデジタル画像情報を記憶することで保管
が容易になる。また、光記録メディア17が、CD−R
又はDVDであり、これらから変換されたデジタル画像
情報を記憶することで保管が容易になる。
【0084】磁気記録メディア16又は光記録メディア
17が収納される収納ケース20,21とセットになっ
ており、かつ収納ケース20,21は記録メディアに記
録された全ての駒画像情報が記録されたインデックスプ
リントP3を収納する構造を有している。
【0085】この実施の形態の収納ケース20,21
は、表蓋20a,21aと裏蓋20b,21bが開閉可
能であり、内部に磁気記録メディア16又は光記録メデ
ィア17が収納される。表蓋20a,21aにインデッ
クスプリントP3を収納する透明のカバー部20c,2
1cが設けられている。
【0086】このように磁気記録メディア16又は光記
録メディア17が収納される収納ケース20,21とセ
ットになっており、かつ収納ケース20,21は記録メ
ディアに記録された全ての駒画像情報が記録されたイン
デックスプリントP3を収納するから保管が容易にな
る。
【0087】この実施の形態のプリント作成装置1は、
入力される撮影駒の画像データを保存し、この画像デー
タに基づきプリントを作成し、操作部11に第1の保存
形態と第2の保存形態との保存形態を切り替え設定する
保存形態切替手段11aを有し、保存形態切替手段11
aの指定により第1の保存形態または第2の保存形態で
データ蓄積手段71に記憶される。
【0088】第1の保存形態は、画像データをプリント
オーダー単位で一時的に保存させて所定条件との比較に
より合致したものは自動的に削除され、第2の保存形態
は、画像データをプリントオーダー単位で保存させて削
除指令により削除され、第1の保存形態と第2の保存形
態とを設定することができ、再プリントしたい場合等に
画像データを保管しておくことで、データ保存容量を圧
迫することなく、再プリントする際等の操作性が向上す
る。
【0089】第1の保存形態は、一時的に保管されて、
少なくとも所定期間、所定保存プリントオーダー数、所
定保存画像データ容量のいずれかで自動的に削除され、
画像データの管理が容易である。
【0090】所定期間であれば、例えば、プリント実施
日が今日以外のものを削除する。所定保存プリントオー
ダー数であれば、例えば、100オーダーを超えて保存
しないように設定し、101オーダー目を処理する際、
1オーダー目を削除する。
【0091】また、所定保存画像データ容量であれば、
例えば、データ蓄積手段71の残容量が1ギガバイト以
下となった場合に、最も過去に処理したオーダーを削除
するなどである。
【0092】この実施の形態の保存形態切替手段11a
は、図3に示すように、操作部11の受付画面のボタン
100で行なわれ、画像データの保存する/しないをオ
ーダー単位で指定する。ボタン100を1回押すごとに
「無保存」→「保存」→「無保存」→「保存」→・・・
に変化する。「無保存」を指定した場合、そのオーダー
の画像データは、一時的な保管がされるだけで、日にち
単位または保存オーダー数により、自動的に削除する第
1の保存形態となる。「保存」を指定した場合、そのオ
ーダーの画像データは自動的に削除されてしまうことは
なく、第2の保存形態となる。
【0093】「保存」を指定した場合は、保存条件を設
定してもよく、あるいは保存条件を指定しないでもよ
い。また、保存条件を設定する場合、図3の受付画面で
指定してもよいが、図4に示す受付画面とは別の設定画
面で行なってもよい。この場合、ストレージ保存形式1
01の中から、1つを選択する。「画質」の選択では、
画質優先で保存し、画像あたりのデータ量が大きくなる
ため保存できるオーダー数は少なくなる。「サイズ」の
選択では、オーダー数優先で保存し、保存できるオーダ
ー数は多くなるが、再プリント時のプリントサイズにに
よっては、充分な画質が得られないことがある。「自
動」の選択では、プリントした時のプリントサイズに応
じた解像度で保存され、再プリント時にプリントサイズ
を変更しない場合には、もっとも効率良く保存される。
【0094】また、この実施の形態のプリント作成装置
1は、画像データの処理指令を受け付ける画面の操作で
駒単位でのプリントサイズを切り替えるプリントサイズ
切替手段11bを有し、この操作により駒単位でプリン
トサイズを容易に切り替えることでができ、操作性が向
上する。
【0095】プリントサイズ切替手段11bは、図6に
示すように、複数駒表示画面にて、駒選択後プリントサ
イズボタン102を押すと、プリントサイズ選択画面が
表示され、最初に現在のマガジンで切替プリント可能な
サイズが一覧表示され、ここで全てのプリントサイズ表
示に切り替えることにより、本プリント作成装置1で選
択可能なプリントサイズが一覧表示され、その選択結果
に応じて、駒単位でプリントサイズが変更可能となる。
この操作により駒単位でプリントサイズを容易に切り替
えることでができ、操作性が向上する。
【0096】また、この実施の形態のプリント作成装置
1は、プリントオーダー単位でプリントオーダー内の前
記画像データの保存した順序を逆にして画像データに対
する処理指令を入力する画面での画像データの表示した
り、またはプリントを行なうことが可能な画像データ出
力操作手段11cを有し、画像データの保存した順序を
逆にして画像データの表示またはプリントを行なうこと
で、迅速に画像処理したい画像を表示、あるいはプリン
トできる。
【0097】画像データ出力操作手段11cは、図5に
示すように、ボタン操作により選択可能である。ここで
「再焼き>>」ボタン104aに対して「再焼き<<」
ボタン104bは逆順で、表示、またはプリントが実行
される。同様に、「焼き直し>>」ボタン104cに対
して「焼き直し<<」ボタン104dは逆順で、表示、
またはプリントが実行される。
【0098】また、この実施の形態のプリント作成装置
1では、操作部11の操作で再プリント選択時には、
「焼き直し>>」または「焼き直し<<」ボタンを押す
ことにより最初のプリントが作成されたプリントサイズ
で再プリントするモードと、「再焼き>>]または「再
焼き<<]ボタンを押すことにより、図3の受付画面で
指定されたプリントサイズで再プリントするモードとを
有し、再プリントの使用形態に応じて迅速にプリントサ
イズを指定できる。
【0099】また、初回プリント時と保存データに基づ
く再プリント時とで、選択できる画像処理を異ならせて
おり、画質に影響するような画像処理設定ボタンを非表
示として不充分な画質のプリントが作成されてしまうこ
とを好ましく制御している。
【0100】この実施の形態では、図3に示すように、
ストレージデータ再利用ボタン105を押すと、図5に
示す再プリント画面が表示される。
【0101】図5に示す画面上にはプリントオーダー単
位でオーダーのリストが表示され、リストの中から所望
のオーダーを選択し、「再焼き>>」、「再焼き<
<」、「焼き直し>>」、「焼き直し<<」のいずれか
のボタンを押して、図6に示す6駒表示画面に移動す
る。
【0102】図6の6駒表示画面で、ストレージされて
いる画像データの中から必要な画像を選択し、(不要な
画像は「Pass」を指定する)「プリント」キー11
0を押してプリントする。
【0103】焼き直し(「焼き直し>>」、「焼き直し
<<」)選択時には、最初のプリントが作成されたプリ
ントサイズで再プリントされ、各種プリントサイズの変
更はできない。
【0104】また、再焼き(再焼き>>」、「再焼き<
<」)選択時には、受付画面で指定されたプリントサイ
ズでプリントされる。
【0105】「再焼き>>」は、正順で6駒画面に表示
され、「再焼き<<」は逆順で6駒画面に表示され、こ
の表示順はインデックスプリント、ベタ焼きプリントな
どの画像貼り付け順に影響し、「焼き直し>>」、「焼
き直し<<」でも同様である。
【0106】
【発明の効果】前記したように、請求項1、請求項9及
び請求項18に記載の発明は、第1の保存形態と第2の
保存形態とを設定することができ、再プリントしたい場
合等に画像データを保管しておくことで、データ保存容
量を圧迫することなく、再プリントする際等の操作性が
向上する。
【0107】請求項2、請求項10及び請求項19に記
載の発明は、第1の保存形態と第2の保存形態との保存
形態の切り替えを、プリントオーダー単位で行なうこと
で、再プリントする際等の操作性が向上する。
【0108】請求項3、請求項11及び請求項20に記
載の発明は、一時的に保管されて、少なくとも所定保存
期間、所定保存プリントオーダー数、所定保存画像デー
タ容量のいずれに基づき、削除されることで、画像デー
タの管理が容易である。
【0109】請求項4、請求項12及び請求項21に記
載の発明は、画面での入力により駒単位でプリントサイ
ズを切り替えることでができ、操作性が向上する。
【0110】請求項5、請求項14及び請求項23に記
載の発明は、プリントオーダー単位でプリントオーダー
内の画像データの保存した順序を逆にして迅速に画像処
理したい画像データの表示またはプリントを行なうこと
ができる。さらには、インデックスプリント作成時など
においても、所望の順番 (正順または逆順)で、駒画
像をを配置できる効果もある。
【0111】請求項6、請求項15及び請求項24に記
載の発明は、処理方法が選択可能であり、プリントサイ
ズを間違うことなく、かつ迅速な再プリントすることが
できる。
【0112】請求項7、請求項16及び請求項25に記
載の発明は、再プリント時と最初のプリント時とで選択
可能な画像処理の種類または数を異ならせることによ
り、画質、特に階調性に破綻をきたしたり、解像度不足
になったりするような画像処理を、使用者が不用意に選
択してしまうことを未然に防ぐことができる。
【0113】請求項8、請求項17及び請求項26に記
載の発明は、再プリントの際、画質、特に階調の連続性
や色の連続性に破綻をきたしたりしてしまうような画像
処理を、使用者が不用意に選択してしまうことを未然に
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント作成装置の斜視図である。
【図2】プリント作成装置の概略構成図である。
【図3】受付画面を示す図である。
【図4】機能露光設定画面を示す図である。
【図5】再プリント画面を示す図である。
【図6】再プリント画面を示す図である。
【符号の説明】
1 プリント作成装置 4 露光処理部 5 プリント作成部 7 制御部 8 CRT 9 フィルムスキャナ部 10 反射原稿入力装置 11 操作部 11a 保存形態切替手段 11b プリントサイズ切替手段 11c 画像データ出力操作手段 70 画像処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/76 E 5/78 5/78 B (72)発明者 庄司 信利 埼玉県狭山市上広瀬591−7 コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2C061 AP10 AQ05 AQ06 AS11 CQ04 CQ33 HK19 HN04 HN08 HN15 2C087 AB01 AC07 AC08 BA03 BB03 BB10 BC12 BC14 BD06 BD07 CA01 CA03 CA13 CB20 DA02 5B021 AA30 DD12 DD20 PP04 PP06 5C052 AA01 AA12 AB03 DD02 FA02 FA03 FA04 FA09 FB01 FC06

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される撮影駒の画像データを保存し、
    この画像データに基づきプリントを得る所定の画像処理
    を行なう画像処理方法において、 画像データをプリントオーダー単位で一時的に保存させ
    て所定条件との比較により合致したものは削除する第1
    の保存形態と、画像データをプリントオーダー単位で保
    存させて削除指令により削除する第2の保存形態とを有
    することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】前記第1の保存形態と前記第2の保存形態
    との保存形態の切り替えが、プリントオーダー単位で可
    能であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方
    法。
  3. 【請求項3】前記第1の保存形態は、一時的に保管され
    て、少なくとも所定保存期間、所定保存プリントオーダ
    ー数、所定保存画像データ容量のいずれに基づき、削除
    されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の画像処理方法。
  4. 【請求項4】入力される撮影駒の画像データに基づきプ
    リントを得る所定の画像処理を行なう画像処理方法にお
    いて、 画像データに対する処理指令を入力する画面に複数駒の
    画像を表示し、前記画面での入力により駒単位でプリン
    トサイズを切り替えることを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】入力される撮影駒の画像データを保存し、
    この画像データに基づきプリントを得る所定の画像処理
    を行なう画像処理方法において、 プリントオーダー単位でプリントオーダー内の前記画像
    データの保存した順序を逆にして画像データに対する処
    理指令を入力する画面での画像データの表示またはプリ
    ントを行なうことが可能であることを特徴とする画像処
    理方法。
  6. 【請求項6】入力される撮影駒の画像データを保存し、
    この画像データに基づきプリントを得る所定の画像処理
    を行なう画像処理方法において、 画像データとともにプリントサイズ情報を保存し、保存
    画像データに基づく再プリント要求があった場合には、
    前記保存されたプリントサイズ情報に基づき再プリント
    される第1の処理方法と、別途入力されたプリントサイ
    ズ情報に基づき再プリントされる第2の処理方法とが選
    択可能であることを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】入力される撮影駒の画像データを保存し、
    この画像データに基づきプリントを得る所定の画像処理
    を行なう画像処理方法において、 保存された画像データに基づく前記画像処理は複数の処
    理からなり、再プリント時と最初のプリント時とで選択
    可能な画像処理の種類または数を異ならせることを特徴
    とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】前記再プリント時には、少なくとも画質変
    更、濃度変更に関する画像処理が制限されることを特徴
    とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】入力される撮影駒の画像データを保存し、
    この画像データに基づきプリントを得る所定の画像処理
    を行なう画像処理装置において、 画像データをプリントオーダー単位で一時的に保存させ
    て所定条件との比較により合致したものは削除する第1
    の保存形態と、画像データをプリントオーダー単位で保
    存させて削除指令により削除する第2の保存形態とで記
    憶可能なデータ蓄積手段を有することを特徴とする画像
    処理装置。
  10. 【請求項10】前記第1の保存形態と前記第2の保存形
    態との保存形態の切り替えが、プリントオーダー単位で
    可能であることを特徴とする請求項9に記載の画像処理
    装置。
  11. 【請求項11】前記第1の保存形態は、一時的に保管さ
    れて、少なくとも所定保存期間、所定保存プリントオー
    ダー数、所定保存画像データ容量のいずれに基づき、削
    除されることを特徴とする請求項9または請求項10に
    記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】入力される撮影駒の画像データに基づき
    プリントを得る所定の画像処理を行なう画像処理装置に
    おいて、 画像データに対する処理指令を入力する画面に複数駒の
    画像を表示し、前記画面での入力により駒単位でプリン
    トサイズを切り替えるプリントサイズ切替手段を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】前記複数駒表示画面にて、プリントサイ
    ズボタン切り替え指令により表示されるプリントサイズ
    選択画面が、現在セットされている用紙でプリント可能
    なサイズの一覧表示と、当該画像処理装置で処理可能な
    プリントサイズが一覧表示とに、切り替え表示可能であ
    ることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】入力される撮影駒の画像データを保存
    し、この画像データに基づきプリントを得る所定の画像
    処理を行なう画像処理装置において、 プリントオーダー単位でプリントオーダー内の前記画像
    データの保存した順序を逆にして画像データに対する処
    理指令を入力する画面での画像データの表示またはプリ
    ントを行なうことが可能な画像データ出力手段を有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】入力される撮影駒の画像データを保存
    し、この画像データに基づきプリントを得る所定の画像
    処理を行なう画像処理装置において、 画像データとともにプリントサイズ情報を保存し、保存
    画像データに基づく再プリント要求があった場合には、
    前記保存されたプリントサイズ情報に基づき再プリント
    される第1の処理モードと、別途入力されたプリントサ
    イズ情報に基づき再プリントされる第2の処理モードと
    を選択するモード選択手段を有することを特徴とする画
    像処理装置。
  16. 【請求項16】入力される撮影駒の画像データを保存
    し、この画像データに基づきプリントを得る所定の画像
    処理を行なう画像処理装置において、 保存された画像データに基づく前記画像処理は複数の処
    理からなり、再プリント時と最初のプリント時とで選択
    可能な画像処理の種類または数を異ならせることを特徴
    とする画像処理装置。
  17. 【請求項17】前記再プリント時には、少なくとも画質
    変更、濃度変更に関する画像処理が制限されることを特
    徴とする請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】入力される撮影駒の画像データを保存
    し、この画像データに基づきプリントを得る所定の画像
    処理を行なうプリント作成装置において、 画像データをプリントオーダー単位で一時的に保存させ
    て所定条件との比較により合致したものは、削除する第
    1の保存形態と、画像データをプリントオーダー単位で
    保存させて削除指令により削除する第2の保存形態とで
    記憶可能なデータ蓄積手段を有することを特徴とするプ
    リント作成装置。
  19. 【請求項19】前記第1の保存形態と前記第2の保存形
    態との保存形態の切り替えをプリントオーダー単位で行
    う保存形態切替手段を有することを特徴とする請求項1
    8に記載のプリント作成装置。
  20. 【請求項20】前記第1の保存形態は、一時的に保管さ
    れて、少なくとも所定保存期間、所定保存プリントオー
    ダー数、所定保存画像データ容量のいずれかに基づき削
    除されることを特徴とする請求項18または請求項19
    に記載のプリント作成装置。
  21. 【請求項21】入力される撮影駒の画像データに基づき
    プリントを得る所定の画像処理を行なうプリント作成装
    置において、 画像データの処理指令を受け付ける受付画面の操作で駒
    単位でのプリントサイズを切り替えるプリントサイズ切
    替手段を有することを特徴とするプリント作成装置。
  22. 【請求項22】前記複数駒表示画面にて、プリントサイ
    ズボタン切り替え指令により表示されるプリントサイズ
    選択画面が、現在のセットされている用紙でプリント可
    能なサイズの一覧表示と、当該画像処理装置で処理可能
    なプリントサイズが一覧表示とに、切り替え表示可能で
    あることを特徴とする請求項21に記載のプリント作成
    装置。
  23. 【請求項23】入力される撮影駒の画像データを保存
    し、この画像データに基づきプリントを得る所定の画像
    処理を行なうプリント作成装置において、 プリントオーダー単位でプリントオーダー内の前記画像
    データの保存した順序を逆にして画像データに対する処
    理指令を入力する画面での画像データの表示またはプリ
    ントを行なうことが可能な画像データ出力手段を有する
    ことを特徴とするプリント作成装置。
  24. 【請求項24】入力される撮影駒の画像データを保存
    し、この画像データに基づきプリントを得る所定の画像
    処理を行なうプリント作成装置において、 画像データとともにプリントサイズ情報を保存し、保存
    画像データに基づく再プリント要求があった場合には、
    前記保存されたプリントサイズ情報に基づき再プリント
    される第1の処理モードと、別途入力されたプリントサ
    イズ情報に基づき再プリントされる第2の処理モードと
    を選択するモード選択手段を有することを特徴とするプ
    リント作成装置。
  25. 【請求項25】入力される撮影駒の画像データを保存
    し、この画像データに基づきプリントを得る所定の画像
    処理を行なうプリント作成装置において、 保存された画像データに基づく前記画像処理は複数の処
    理からなり、再プリント時と最初のプリント時とで選択
    可能な画像処理の種類または数を異ならせることを特徴
    とするプリント作成装置。
  26. 【請求項26】前記再プリント時には、少なくとも画質
    変更、濃度変更に関する画像処理が制限されることを特
    徴とする請求項25に記載のプリント作成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012181722A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Seiko Epson Corp 印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム
JP2013067028A (ja) * 2011-09-20 2013-04-18 Canon Inc 印刷装置及びその制御方法

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