JP2003224783A - データ放送受信再生装置、その制御方法、データ放送システム、放送データ送信装置、データ放送ショッピングにおける商品表示方法、及び制御プログラム - Google Patents

データ放送受信再生装置、その制御方法、データ放送システム、放送データ送信装置、データ放送ショッピングにおける商品表示方法、及び制御プログラム

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JP2003224783A
JP2003224783A JP2002020217A JP2002020217A JP2003224783A JP 2003224783 A JP2003224783 A JP 2003224783A JP 2002020217 A JP2002020217 A JP 2002020217A JP 2002020217 A JP2002020217 A JP 2002020217A JP 2003224783 A JP2003224783 A JP 2003224783A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信機の仕様の如何に拘わらず、ユーザ画像
とデータ放送に係る画像とを正しいスケールで合成して
表示できるようにする。 【解決手段】 放送画像データのスケールを受信機の表
示画面のスケールに合致させるべく、放送画像データの
スケールを調整し、この調整された放送画像データのス
ケールを前記表示画面のスケールに予め一致させた形で
登録されているユーザ画像データのスケールで割った値
で示される拡大・縮小率で、ユーザ画像データを拡大・
縮小して、前記放送画像データと合成し、この合成画像
データを前記表示画面に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字・画像・音声
・映像などが多重化されたデータ放送コンテンツの表示
制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】データ放送としては、現在、地上波テレ
ビ放送において一部の放送局が放送を開始し、また、衛
星テレビ放送においても一部で放送が開始されている。
これらのデータ放送は、何れも放送局からデータを放送
電波に重畳して送信するものである。受信装置側では、
受信・蓄積したデータをパーソナルコンピュータ(以
下、パソコンという)や専用端末に読み込み、汎用WW
W(World WideWeb)ブラウザソフトで表
示するものである。
【0003】また、このようなデータ放送サービスをパ
ソコンだけでなく、テレビ受像機でも受信可能とする新
たなサービスが期待されている。すなわち、テレビ受像
機自体にデータ放送の受信機能、及び再生ソフト(デー
タ放送用ブラウザ)を搭載することにより、パソコンを
持たないユーザでも手軽に各種の情報を閲覧したり、テ
レビ番組と連動した情報を文字や画像で表示したりする
ことが可能なサービスが期待されている。国内において
このようなサービスを行うための規格としては、社団法
人電波産業会(通称、ARIB)における標準規格AR
IB−STD−B24がある。
【0004】図23を用いて、衛星デジタル放送を受信
するテレビ受信機の構成を説明する。
【0005】放送局では、通常のテレビ番組の番組デー
タ、音声データ、及びデータ放送用データ(以下、デー
タ放送用データという)が符号化される。そして、それ
らの符号化信号が多重化された後に、変調されてアンテ
ナから出力される。アンテナから出力された信号は、放
送衛星(BS)を介してユーザ側端末(テレビ受信機)
に送られる。
【0006】テレビ受信機では、受信した信号のうち、
ユーザによって選択された番組に対応するチャンネルの
周波数帯域の信号が、チューナによって選択される。チ
ューナは、入力された信号に対して、復調、誤り訂正等
の処理を施して、トランスポートストリーム(TS)と
呼ばれるデジタルデータを再現し、デスクランブラを介
してトランスポートデコーダに出力する。
【0007】トランスポートデコーダでは、ユーザによ
って選択された番組に対応するパケットが抽出される。
そして、抽出されたパケット内の映像データは、ビデオ
デコーダによって復号化された後、グラフィックバッフ
ァ内の「動画プレーン」に格納される。抽出されたパケ
ット内の音声データは、オーディオデコーダによって復
号化された後、スピーカに出力される。抽出されたパケ
ット内のデータ放送用データは、CPUに送られて復号
化された後、データ記憶装置(図示省略)に格納され
る。
【0008】CPUは、データ放送用データの内容を表
示する際には、データ記憶装置に格納したデータ放送用
データを読み出し、グラフィック生成部を介して文字や
図形の画像データに変換した後、グラフィックバッファ
の「文字図形プレーン」、又は「静止画プレーン」に格
納する。文字図形プレーンとは、主にデータ放送におけ
るUI(ユーザインターフェース)となるボタンやテキ
スト、図形、絵などのビットイメージを格納するもので
ある。静止画プレーンとは、写真画像などのビットイメ
ージを格納するものである。
【0009】画像合成部では、グラフィックバッファ内
の動画プレーン、文字図形プレーン、静止画プレーンに
格納されたグラフィックデータを合成処理し、表示器へ
出力して表示させる。
【0010】前述の電波産業会の定める規格では、衛星
デジタル放送の受信機における、映像プレーン、文字図
形プレーン、静止画プレーンの各プレーンの解像度は、
その受信機の性能により異なることが許されている。例
えば、静止画プレーンに関しては、解像度が横1920
×縦1080のものと、横720×縦480のものがあ
り、720×480の解像度においては、表示器上で横
縦比が16:9で表示される場合と、4:3で表示され
る場合とがある。
【0011】また、静止画プレーンが1920×108
0の解像度の場合には、静止画プレーン上の各画素は正
方形として表示されるが、720×480の解像度の場
合は、表示器の横縦の比が16:9であれば、静止画プ
レーンの各画素は若干横長の長方形として表示され、
4:3であれば、若干縦長の長方形として表示される。
【0012】また、当然ながら表示器のサイズは14イ
ンチ、19インチ、33インチなど各種のサイズがあ
る。
【0013】データ放送では、ISO/IEC1381
8−6に規定されているDSM−CCのデータカルーセ
ル方式により、放送局から繰り返しデジタルデータが送
出されてくる。トランスポートデコーダによってフィル
タリングされたデジタルデータには、テキスト情報、ス
クリプト情報、画像情報、映像・音声データが含まれて
おり、テキスト情報はW3Cの規定するXML(eXt
ensible Markup Language)に
よって記述されている。
【0014】このデータ放送を利用して、電子ショッピ
ングなどのサービスをユーザに提供する試みがなされて
いる。例えば、ショッピング番組の放送中にデータ放送
で商品の詳細情報や画像を配信し、ユーザの操作によっ
て番組で紹介中の商品の詳細な情報を表示するといった
サービスが考えられている。このようなデータ放送サー
ビスを、番組連動型のデータ放送サービスと呼んでい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このようなテレビ受信
機を利用した電子ショッピングにおいては、紹介される
商品を実際に手にとって触れることができず、また、服
飾品を購入するユーザが体に当てて試すことができない
ため、商品の正確なイメージが掴み難い。
【0016】このような問題を解決するために、表示器
上でユーザ自身の姿を示す画像データと紹介される商品
の画像データとを合成して、仮想的な試着を実現するこ
とが考えられる。
【0017】しかしながら、上記の仮想試着に利用され
るテレビ画面の大きさや解像度は、複数の種類が混在
し、利用するテレビ受信機によって表示される商品の縦
横比が異なり、実際の商品の大きさとユーザに伝わる商
品の大きさのイメージが一致し難いという問題がある。
【0018】また、複数の放送事業者が異なる放送番組
で多種に渡る商品を表示するため、商品ごとの画像上の
大きさが異なり、受信機に登録されたユーザ画像との合
成ができないといった問題が生じる。
【0019】放送、通信、あるいは独立した記憶メディ
アを利用した電子試着、仮想試着としては、例えば特開
平5−336445号公報において、利用者の容姿画像
と商品画像を合成して表示する際に容姿画像の姿勢、サ
イズに基づいて商品画像を選択して合成表示する画像処
理方法が提案されている。
【0020】この画像処理方法をデータ放送とテレビ受
信機を利用した電子ショッピングの仮想試着に適用した
場合、放送される商品画像を利用される可能性のあるテ
レビ画面の解像度の種類分、同時並行的に送信する必要
があり、限られた放送可能なデータ容量を圧迫するた
め、多数の種類の商品に係る画像データを送信すること
ができなくなってしまう。
【0021】また、特開平7−210608号公報にお
いて、ユーザ画像のサイズをユーザ画像、または入力手
段から得て、商品画像データを縮小または拡大し、合
成、表示する販売支援システムが提案されている。
【0022】この販売支援システムをデータ放送とテレ
ビ受信機を利用した電子ショッピングの仮想試着に適用
した場合、複数の放送事業者によって提供される様々な
種類の商品画像データを表示する必要があり、ユーザ画
像として表示されるユーザの大きさに対して商品の実際
の画像データが非常に大きい場合には、テレビ画面に表
示し切れない場合が生じる。
【0023】また、商品を表示するテレビ画面の解像度
及び縦横比を考慮していないため、表示された商品の縦
横比が変化し、テレビ画面の表示から受けるユーザの商
品に対する印象が実際の商品のイメージと一致し難いと
いう問題が生じる。
【0024】本発明は、このような従来技術の問題に鑑
みてなされたもので、その課題は、受信機の仕様の如何
に拘わらず、ユーザ画像とデータ放送に係る画像とを正
しいスケールで合成して表示できるようにすることにあ
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、多重化された放送画像データを受信して
記憶装置に記憶させる記憶制御手段と、前記記憶装置に
記憶された所定の放送画像データと予め登録されたユー
ザ画像データとの合成画像を表示装置に表示させる表示
制御手段を有するデータ放送受信再生装置であって、前
記表示制御手段は、前記所定の放送画像データ、前記ユ
ーザ画像データ、及び前記表示装置の表示画面の各スケ
ールが一致するように該放送画像データとユーザ画像デ
ータとを合成するための拡大・縮小手段を有している。
【0026】また、本発明は、多重化された放送画像デ
ータを受信して記憶装置に記憶させる記憶制御処理と、
前記記憶装置に記憶された所定の放送画像データと予め
登録されたユーザ画像データとの合成画像を表示装置に
表示させる表示制御処理とを行うデータ放送受信再生装
置の制御方法であって、前記表示制御処理は、前記所定
の放送画像データ、前記ユーザ画像データ、及び前記表
示装置の表示画面の各スケールが一致するように該放送
画像データとユーザ画像データとを合成するための拡大
・縮小処理を含んでいる。
【0027】また、本発明は、多重化された放送画像デ
ータを送信する放送データ送信装置と、該放送データ送
信装置から送信されてきた前記放送画像データを受信し
て表示装置に再生表示するデータ放送受信再生装置とを
有するデータ放送システムであって、前記放送データ送
信装置は、所定の前記放送画像データ、前記ユーザ画像
データ、及び前記表示装置の表示画面の各スケールが一
致するように該放送画像データとユーザ画像データとを
合成するための拡大・縮小処理の手順を記述したテキス
ト情報を含むトランスポートストリームを送信する送信
手段を有し、前記データ放送受信再生装置は、前記所定
の前記放送画像データを記憶装置に記憶させ、該記憶装
置に記憶された該放送画像データと予め登録された前記
ユーザ画像データとを前記拡大・縮小処理の手順に従っ
て拡大・縮小処理して合成して前記表示装置に表示させ
る制御手段を有している。
【0028】また、本発明は、多重化された放送画像デ
ータを送信する放送データ送信装置と、該放送データ送
信装置から送信されてきた前記放送画像データを受信し
て表示装置に再生表示するデータ放送受信再生装置とを
有するデータ放送システムであって、前記放送データ送
信装置は、所定の前記放送画像データと、該放送画像デ
ータが表す対象のスケールを少なくとも記述したテキス
ト情報を含むトランスポートストリームを送信する送信
手段を有し、前記データ放送受信再生装置は、前記所定
の前記放送画像データを記憶装置に記憶させる記憶制御
手段と、該放送画像データ、予め登録されたユーザ画像
データ、及び前記表示装置の表示画面の各スケールが一
致するように該放送画像データとユーザ画像データとを
合成するための拡大・縮小処理の手順を記述した制御プ
ログラムを担持する担持手段と、該制御プログラムに基
づいて該放送画像データとユーザ画像データとを拡大・
縮小処理して合成して前記表示装置に表示させる制御手
段とを有している。
【0029】また、本発明に係る放送データ送信装置
は、所定の放送画像データ、受信機に予め登録されたユ
ーザ画像データ、及び該受信機の表示画面の各スケール
が一致するように該放送画像データとユーザ画像データ
とを合成するための拡大・縮小処理の手順を記述したテ
キスト情報を含むトランスポートストリームを送信する
送信手段を有している。
【0030】また、本発明に係る放送データ送信装置
は、所定の放送画像データ、受信機に予め登録されたユ
ーザ画像データ、及び該受信機の表示画面の各スケール
が一致するように該放送画像データとユーザ画像データ
とを合成するための拡大・縮小処理を受信機で実行させ
るべく、該所定の前記放送画像データと、該放送画像デ
ータが表す対象のスケールを少なくとも記述したテキス
ト情報を含むトランスポートストリームを送信する送信
手段を有している。
【0031】また、本発明に係るデータ放送ショッピン
グにおける商品表示方法は、データ放送ショッピングに
係る商品の画像データ、ユーザ画像データ、及び受信機
の表示画面の各スケールが一致するように該商品の画像
データとユーザ画像データとを拡大・縮小して合成し、
合成した画像データを該受信機の表示画面に表示させる
ように構成されている。
【0032】また、本発明は、多重化された放送画像デ
ータを受信して表示装置に再生表示するデータ放送受信
再生装置により実行される制御プログラムであって、前
記放送画像データ中の所定の放送画像データ、前記デー
タ放送受信再生装置に予め登録されたユーザ画像デー
タ、及び前記表示装置の表示画面の各スケールが一致す
るように該所定の放送画像データとユーザ画像データと
を拡大・縮小して合成し、合成した画像データを該表示
画面に表示させる内容を有している。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0034】図1は、本発明を適用したデジタルテレビ
受信装置100の概略構成を示すブロック図である。
【0035】図1において、アンテナにより受信された
信号はチューナ部101に入力される。チューナ部10
1は、入力された信号に対して、復調、誤り訂正等の処
理を施し、トランスポートストリーム(TS)と呼ばれ
る形式のデジタルデータを再現する。更に、再現したト
ランスポートストリーム(TS)データをデスクランブ
ラ102に出力する。
【0036】デスクランブラ102は、視聴制限のため
のスクランブルがかけられているTSデータがチューナ
部101より入力された場合、TSデータに含まれるデ
スクランブルのための鍵情報とICカード制御部117
より出力される鍵情報とに基づいて、スクランブル解除
を行い、トランスポートデコーダ103に出力する。
【0037】ここで、ICカード制御部117は、ユー
ザの契約情報及びTSデータに含まれるデスクランブラ
のための鍵情報を解くための鍵情報が格納されているI
Cカードを含み、デスクランブラ102より入力された
デスクランブルのための鍵情報を解くための鍵情報があ
った場合、その鍵情報をデスクランブラ102に出力す
る。
【0038】また、デスクランブラ102は、チューナ
部101よりスクランブルがかけられていないTSデー
タを入力した場合には、TSデータをトランスポートデ
コーダ103に出力する。トランスポートデコーダ10
3では、ユーザによって選択された番組に対応するパケ
ットが抽出される。
【0039】そして、抽出されたパケット内の映像デー
タは、ビデオデコーダ106によって復号化された後、
グラフィックバッファ121内の動画プレーン107に
送られる。抽出されたパケット内の音声データは、オー
ディオデコーダ104によって復号化された後、D/A
変換器105を介してスピーカ133に出力される。抽
出されたパケット内のデータ放送用データは、CPU1
18に接続されているバス122を介してメモリ112
に取り込まれ、後述するCPU118の処理によって復
号化された後、ハードディスク119に格納される。
【0040】CPU118は、データ放送の内容を表示
する際には、ハードディスク119に格納したデータ放
送用データを読み出し、グラフィック生成部110を介
して文字や図形の画像データに変換した後、グラフィッ
クバッファ121の文字図形プレーン109、又は静止
画プレーン108に送る。
【0041】画面合成部111では、グラフィックバッ
ファ121内の動画プレーン107、文字図形プレーン
109、静止画プレーン108に格納されたグラフィッ
クデータの合成/切換処理を行い、表示器134へ出力
する。
【0042】表示器134は、送られてきた画像データ
を表示すると共に、その内部に表示器134の画面サイ
ズ等の情報を保存したメモリを有しており、そのメモリ
内の情報は、デジタルテレビ受信装置100と表示器1
34の間で接続されたシリアルバスによってデジタルテ
レビ受信装置100へ送られ、シリアルインターフェー
ス20及びバス122を介して、CPU118の管理す
るメモリ112に格納される。
【0043】バス122には、更にIEEE1394イ
ンターフェース114及びモデム115が接続されてお
り、IEEE1394インターフェース114は、本デ
ジタルテレビ受信装置100が、外部に接続されたVT
R(ビデオテープレコーダ)130やプリンタ131と
プロトコル通信を行うために用いられる。また、モデム
115は、電話回線経由でインターネット接続するため
に用いられる。
【0044】[データ放送について]データ放送は、I
SO/IEC13818−6に規定されているDSM−
CCのデータカルーセル方式により放送局から繰り返し
デジタルデータが送出されてくる。トランスポートデコ
ーダ103によってフィルタリングされたデータ放送用
データには、テキスト情報、スクリプト情報、画像情
報、映像・音声データが含まれており、テキスト情報は
W3Cの規定するXML(eXtensibleMar
kup Language)によって記述されている。
【0045】本実施形態では、データ放送再生用XML
の仕様としてHTML4.0をXML1.0で再定式化
したXHTML仕様を基本とした仕様を用いている。X
MLでは、文書中の文字列に対して、タグ< >と、タ
グ</ >で囲まれた部分によって属性付け(意味付
け)が行われる。また、このタグは、「入れ子」にする
ことが可能である。また、表示形式は、CSS(カスケ
ーディング・スタイルシート)、スクリプト処理は、J
ava(登録商標)Scriptを用いている。
【0046】図2は、CPU118で動作するソフトウ
ェアの構造を示した図である。データ放送ブラウザ20
1は、オペレーティングシステム200の上で動作する
アプリケーションであり、アプリケーションからは、グ
ラフィックライブラリ201とグラフィックドライバ2
03を介してグラフィック生成部110を制御し、文字
や図形、画像などをグラフィックバッファ121上に描
画する。
【0047】また、ウィンドウ制御ミドルウェア204
と画面合成部ドライバ205を介して画面合成部111
を制御することにより、動画、静止画、文字図形の合成
処理を行う。また、トランスポートデコーダドライバ2
06を介してトランスポートデコーダ103が制御さ
れ、再生する動画や音声のフィルタ設定やデータ放送用
データの受信が行われる。さらに、シリアルドライバ2
07を介してシリアルインターフェース20が制御さ
れ、表示器134内のメモリから表示器134の画面サ
イズや縦横比情報が読み出される。また、リモコンドラ
イバ208を介してリモートコントローラ(以下、リモ
コンという)132との通信が行われ、ユーザの操作内
容を入力する。
【0048】次に、上記構成のデジタルテレビ受信装置
の動作について説明する。
【0049】[データ放送ブラウザの動作]図3は、デ
ータ放送ブラウザ201による処理内容を示したフロー
チャートである。ユーザが、テレビ番組視聴中にリモコ
ン132を使ってデータ放送表示を指示すると、CPU
118は、先ず、データ放送受信再生プログラム(デー
タ放送ブラウザ201)を起動する(ステップS30
1)。
【0050】起動されたデータ放送ブラウザ201で
は、まず、初めに、表示器134から表示画面に関する
情報を取得する(ステップS302)。本実施形態のデ
ジタルテレビ受信装置100は、シリアルバスにより表
示器134と接続されており、そのシリアルバスを介し
て、表示器134のメモリに保存された表示画面の縦横
の画素数と縦横比、および縦方向の単位長さ当たりの画
素数(スケール情報)が読み出される。例えば、対角サ
イズ19.2インチ、横縦比16:9の高品位なデジタ
ルテレビ受像装置100の場合は、「横=1920画
素、縦=1080画素、横縦比=16:9、スケール=
114画素/インチ」といった情報が取得される。
【0051】データ放送ブラウザ201は、次に、トラ
ンスポートデコーダ103を制御してデータカルーセル
方式で送信されてくるデータ放送コンテンツの受信を開
始し、画面のXMLデータ及び同データに埋め込まれた
画像などの関連データを取得し、メモリ112に格納す
る(ステップS303)。
【0052】[スタートアップページ]図4,5に、シ
ョッピング番組と連動したデータ放送のスタートアップ
画面用の「受信XMLデータ」の例を示す。この例で
は、放送中の番組を表示するための<object>
(オブジェクトタグ、図5中のA)や、現在番組の中で
紹介中の商品の詳細情報を表示する為のリンクボタン
(図5中の中B)や、さらに商品の全体表示、仮想試
着、注文画面表示などの画面へ切り替えるためのリンク
ボタン(図5中のC、D,E)などの要素が含まれてい
る。
【0053】各要素には、表示位置や表示形式を定義す
るスタイル定義が施されており、後で説明する初期スク
リプトによって表示画面ごとに調整された位置と大きさ
の領域に、例えば、図5中のAのオブジェクト要素は、
画面の上から60画素、左から40画素の位置から、幅
1536画素、高さ864画素の領域に配置されること
を示している(図4のF参照)。また、各リンクボタン
には、ユーザがリンクボタンを選択した場合に表示され
るXMLデータが記述されている。
【0054】データ放送ブラウザ201は、上記XML
データと関連する画像などを取得すると、XMLデータ
中の<body>タグのOnLoad属性に記述された
スクリプト関数を、初期スクリプトとして実行する(図
3のステップS304)。
【0055】図4の<script>と</scrip
t>で挟まれた部分にスクリプトが記述してあり、この
例ではinitialize関数が初期スクリプトとな
る。
【0056】図6は、図4,5に示したスタートアップ
画面用XMLデータの初期スクリプトの処理を示したフ
ローチャートである。
【0057】本初期スクリプトでは、現在のデータ放送
ブラウザ201の実行環境、すなわちデジタルテレビ受
像装置100が仮想試着の機能を有しているかを問い合
わせる関数を呼び出す(図6のステップS501)。
【0058】データ放送ブラウザ201は、スクリプト
から呼び出すことの出来る組み込みAPI(Appli
cation Program Interface)
としてGetBrowserSupport()という
APIを有しており(図4のGに対応)、このAPI
は、引数として”fitting”という文字列を与え
ると、仮想試着の機能を有している場合は「1」(TR
UEの意味)、仮想試着の機能を持たない場合は「0」
(FALSEの意)という値を返す。
【0059】本実施形態におけるデジタルテレビ受像装
置100、及びデータ放送ブラウザ201ブラウザは、
仮想試着の機能を有しているので、このAPIの戻り値
はTRUE(真)となる(図6のステップS503)。
反対に、もし仮想試着の機能を有していないデータ放送
ブラウザ201でこのスクリプトが実行されると、この
APIの戻り値はFALSE(偽)となる図6のステッ
プS504)。上記スクリプトでは、このAPIの戻り
値を「仮想試着ページへのリンクボタン」の表示許可/
不許可を決定する「visibility」属性に代入
する。
【0060】次に、スクリプトでは、デジタルテレビ受
像装置100に対し表示器の表示情報を問い合わせる
(ステップS505)。データ放送ブラウザ201は、
スクリプトから呼び出すことの出来る組み込みAPIと
してGetScreenInfo()を備えている(図
4のHに対応)。このAPIは、引数に「heigh
t」、「width」、「scale」、「rati
o」という4種類の文字列の何れかを指定すると、戻り
値としてその引数に応じた値が戻される。すなわち、
「height」と「width」は、静止画プレーン
108の縦横の画素数、すなわち最大で表示できる画面
の縦方向と横方向の画素数を返す。
【0061】また、「scale」は、表示器134の
表示画面の単位長さ当たりの縦方向の画素数を返す。
「ratio」は、表示器134の表示画面の横縦比の
種別を示す値を返し、「0」の場合は4:3、「1」の
場合16:9を表す。
【0062】スクリプトでは、取得された表示器134
の表示画面の縦方向の画素数と横縦比に応じて、後で表
示される動画領域、ボタン領域の大きさと配置を調整す
る(ステップS506)。本実施形態における放送番組
では、1920×1080画素、横縦比16:9の表示
画面を前提とした動画、静止画を放送しており、例え
ば、動画は前述のとおり、画面の上から60画素、左か
ら40画素の位置から、幅1536画素、高さ864画
素の領域に配置される。しかしながら、得られた表示器
134の縦方向の画素数が480画素の場合、動画領域
を幅336画素、高さ189画素に変更する。
【0063】データ放送ブラウザ201は、初期スクリ
プトを実行した後、グラフィック生成部110を介し
て、文字図形ブレーン109に対してボタンイメージや
テキストなどの描画を行う(図3のステップS305)
と同時に、画面合成部111を制御して、動画プレーン
107の画像との合成処理を行う(図3のステップS3
06)。
【0064】図7は、このXMLデータをデータ放送ブ
ラウザ201により表示した際の表示例である。図7の
矩形部分701は、動画ウィンドウになっており、通
常、画面全体に表示される動画プレーン107の画像、
すなわちテレビショッピングの映像が縮小表示されてい
る。また、動画ウィンドウ以外の部分は、データ放送ブ
ラウザ201、すなわちCPU118がグラフィック生
成部110を使用して文字図形プレーン109上に描画
した図形や文字が表示される。
【0065】702は、動画領域で紹介されている商品
の説明、素材、サイズの取り揃え、価格などの詳しい情
報を表示する画面への移行を指示するリンクボタン、7
04は、商品の全体像を示す画面への移行を指示するリ
ンクボタンである。705は、後で説明する仮想試着を
行うためのリンクボタンであり、前述の表示許可属性を
示す変数がTRUEであったために表示が行われる。ま
た、706は、商品の実物大の表示を行うように指示す
るリンクボタンである。
【0066】[全体表示]図7に示す表示が行われてい
るときに、ユーザがリモコン132を使用して「全体表
示」リンクボタン704を選択した場合、全体表示画面
用XMLデータが新たに取得され、その内容に基づいた
表示が行われる。全体表示画面では、商品の全体のイメ
ージを撮影した静止画が大きく表示される。
【0067】この際、データ放送ブラウザ201は、受
信した静止画ファイルデータを静止画プレーン108へ
描画すると共に、画面合成部111を制御して、図8,
9に示したように、番組表示用の動画ウィンドウ722
と静止画表示用の静止画ウィンドウ721と図7のメイ
ン画面へ戻るための戻りボタン723から構成される画
面720を生成する。図8は、衣料品としての「セータ
ー」が、図9は、装飾品としての「イヤリング」が表示
器134に表示された場合を示している。
【0068】[仮想試着表示ページ]図7の表示が行わ
れているときに、ユーザがリモコン132を使用して
「試着」リンクボタン705を選択した場合、仮想試着
表示画面用XMLデータが新たに取得され、その内容に
基づいた表示が行われる。図10〜16に、そのXML
データ例を示す。
【0069】図17は、図10〜16のXMLデータに
よって規定される仮想試着表示画面における初期スクリ
プトの処理の流れを示すフローチャートである。本初期
スクリプトの処理は、以下のステップで行われる。
【0070】まず、初めに、表示器134の解像度と縦
横比、スケールなどの表示画面情報の取得処理が実行さ
れる(ステップS1002、図10のA参照)。次に、
商品画像の解像度、縦横比、スケールの情報を得て(図
10のB参照)、商品画像を表示画面に合わせた値に調
整する(ステップS1003)。また、デジタルテレビ
受像装置100に登録された仮想試着のためのユーザ画
像の解像度、縦横比、スケールの情報を得て(図11の
C参照)、商品画像と正しいスケールで合成されるよう
ユーザ画像に対して縮小拡大処理を施し、これら商品画
像とユーザ画像を合成することにより、仮想試着画像を
生成する(ステップS1004)。
【0071】次に、合成に係る仮想試着画像が元の商品
画像の表示範囲内に在るか否かを確かめ(ステップS1
005)、表示範囲内に無ければ、商品画像とユーザ画
像の大きさ及び合成位置を再調整する(ステップS10
06、図12,13のD参照)。
【0072】仮想試着画像が元の商品画像の表示範囲内
に在る場合、又は商品画像とユーザ画像の大きさ及び合
成位置を再調整した後は、商品画像の表示位置と大きさ
を設定し(ステップS1007、図13のE参照)、ユ
ーザ画像の表示位置と大きさを設定する(ステップS1
008、図13のF参照)。
【0073】次に、上記の個々のステップについて、さ
らに詳しく説明する。
【0074】ステップS1002における表示器134
の画面サイズと横縦比など情報の取得処理は、既に説明
した通り、スクリプトから本実施形態のデータ放送ブラ
ウザ201が実装しているAPIであるGetScre
enInfo()を呼ぶことで実行される。
【0075】例えば、画面サイズ19.2インチ、横縦
比16:9の表示器134が接続された高品位映像対応
のデジタルテレビ受像装置100で、データ放送ブラウ
ザ201に係る画面が表示器134の画面の全面にいっ
ぱいに表示されるものであれば、height=108
0画素、width=1920画素、scale=11
4画素/インチ、ratio=1といった値が取得でき
る。また、画面サイズ14.6インチ、横縦比4:3の
表示器134が接続されたデジタルテレビ受像装置10
0においては、例えば、height=480画素、w
idth=720画素、scale=54.8画素/イ
ンチ、ratio=0といった値が取得できる。
【0076】データ放送ブラウザ201は、スクリプト
から上記APIがコールされると、「scale」と
「ratio」については、起動時に表示器134から
シリアルバスを介して読み出してメモリ112に格納し
ておいた情報をもとに戻り値を返し、「height」
と「width」については、デジタルテレビ受像装置
100の静止画プレーン108の解像度をもとに戻り値
が返される。
【0077】本実施形態における放送番組では、192
0×1080画素、横縦比16:9の画面を前提とした
動画、静止画を放送しており、デジタルテレビ受像装置
100の静止画プレーン108の解像度がこれと異なる
場合には、静止画の大きさ及び表示する領域の調整を行
わなければならない。商品画像の情報およびユーザ画像
の情報に適用する縦方向、横方向の拡大・縮小率kx、
kyが本ステップS1002で算出される。
【0078】ここで、本実施形態におけるデジタルテレ
ビ受像装置100の静止画プレーン108の解像度と縦
横比の組合せとしては、次の3通りを想定している。た
だし、本発明は、この組合せに限定されることなく、さ
らに多種多様の組合せに対処することも可能である。 (1) 解像度(1920×1080)、横縦比(16:9) (2) 解像度(720×480)、横縦比(4:3) (3) 解像度(720×480)、横縦比(16:9) (1)の場合は、放送データのまま描画されるため、k
x=ky=1.00となる。
【0079】(2)の場合は、静止画プレーン108に
描かれた画像は横方向が短く表示されるため、商品画像
の横幅をその分大きめに静止画プレーン108に描画す
る。すなわち、kx>kyとなる。
【0080】(3)の場合は、静止画プレーン108に
描かれた画像は横方向が長く表示されるため、商品画像
の横幅をその分大きめに静止画プレーン108に描画す
る。すなわち、kx<kyとなる。
【0081】商品画像との解像度と、横縦比、スケール
を取得するステップS1203においては、データ放送
のコンテンツ作成者が予め設定した画像データの情報を
XMLデータに記述しておくことができるため、データ
放送ブラウザ201におけるスクリプトの処理動作とし
ては、smpl_width、smpl_hight、
smpl_scale、smpl_guidex、sm
pl_guideyという変数に対する値の代入とな
る。
【0082】smpl_guidexとsmpl_gu
idyは、商品画像上でユーザ画像を重ねる位置を示す
座標であり、smpl_scaleは、商品画像上のユ
ーザ画像と重ねる部分のスケールを示す値であり、縦方
向の単位長さ当たりの画素数で表される。これらの値
は、表示器134が放送データの前提と異なる720×
480画素である場合、ステップS1002で算出され
たkx及びkyによってデジタルテレビ受像装置100
の表示器134に合わせた値に調整される。
【0083】ステップS1004におけるユーザ画像
と、その解像度、縦横比、スケールを得る処理は、スク
リプトからデータ放送ブラウザ201が実装しているA
PIであるGetUserInfo()を呼ぶことで実
行される。
【0084】このAPIは、引数に「face」、「c
hest」、「figure」などの文字列の何れかを
与えると、ユーザの顔、上半身像、全身像を表す画像デ
ータの参照が返される。これらのユーザに係る画像デー
タは、仮想試着のためにユーザが予めデジタルテレビ受
像装置100に登録した画像データであり、電子ショッ
ピングを行うデータ放送で与えられる商品画像データに
重ねて表示され、仮想試着を行うものである。
【0085】データ放送のスクリプトでは、表示する商
品に応じて仮想試着に使用するユーザ画像の種類を選ん
で、何れかの文字列で指定する。ユーザ画像の解像度、
縦横比、スケールは、ユーザ画像に付属する情報であ
り、ユーザ画像を参照することにより得ることができ
る。なお、ユーザ画像のスケールは、商品画像のスケー
ルと同様に、縦方向の単位長さ当たりの画素数で表され
る。
【0086】「factor」は、ユーザ画像に与える
縮小・拡大率である。商品画像と合成する際に両者の縮
尺を同一にし、寸法的に正しい合成画像を得るためにユ
ーザ画像を縮小・拡大するための比率であり、商品画像
の「scale」をユーザ画像の「scale」で割っ
た場合の商として得られる。この縮小・拡大率「fac
tor」によって、usr_width、usr_hi
ght、及びusr_guidex、usr_guid
eyを調整する。なお、ユーザ画像の横縦比は、使用さ
れる表示器134の表示条件に合わせて作成されている
ので、ここで改めて調整する必要はない。
【0087】ステップS1005〜S1006における
処理、すなわち、仮想試着画像が元の商品画像の表示範
囲内となるように、必要に応じて商品画像とユーザ画像
の大きさ及び合成位置を再調整する処理は、図18に示
すフローチャートに従って処理される。
【0088】初めに、±X方向における商品画像からの
ユーザ画像のはみ出し幅を求める(ステップS110
1)。商品画像には、付帯する情報としてユーザ画像を
合成する(重ねて表示する)ときのガイド座標(gui
dex、guidey)が含まれている。また、ユーザ
画像にも、ガイド座標(guidex、guidey)
が含まれている。ガイド座標は、各画像ユーザ画像の左
上を原点とする相対座標であり、この座標位置を一致さ
せるように商品画像の上にユーザ画像を表示すると、仮
想試着を実現する合成画像としてほぼ適当な位置関係が
得られるものである。
【0089】合成画像の表示自体は、スクリプトの本体
部で記述された表示手順で行うが、このステップS11
01では、ガイド座標の位置で両者を重ねて配置したと
き、商品画像から−X方向にはみ出すユーザ画像の量を
「offsetx」、X方向にはみ出すユーザ画像の量
を「remainx」とし、合成画像の表示範囲が元の
商品画像の表示範囲に収まるよう、X方向の縮小・拡大
率「factorx」を算出する。
【0090】±Y方向における商品画像からのユーザ画
像のはみ出し幅を求めるステップS1102において
も、同様に、「offsety」、「remainy」
からY方向の縮小・拡大率「fcatory」を算出す
る。
【0091】実際に商品画像、ユーザ画像を縮小するた
めの縮小・拡大率「resize」を決定する処理(ス
テップS1103〜S1105)は、縮小・拡大を必要
としないことを示す値「1」と、「factorx」、
「facotry」のうち、最も小さいものを選択する
処理である。すなわち、はみ出しがなければ縮小は不要
であり、はみ出しの大きい方向の縮小率を採用する。r
esize<1となって縮小が必要と判断された場合は
(ステップS1106)、商品画像データとユーザ画像
データを縮小し、合わせてガイド座標、ユーザ画像のは
み出しによって必要となる商品画像の位置調整量「of
fsetx」、及び「offsety」の情報を更新す
る(ステップS1107)。
【0092】[表示例]以上説明したデータ放送データ
放送ブラウザ201、及び仮想試着画面用XMLデータ
内に記述されたスクリプトの処理による表示例を示す。
【0093】図21は、商品として衣料品の「セータ
ー」を試着した例である。この例では、図20に示すユ
ーザ画像が「face」として予めテレビ受像機に登録
され、図19に示す商品画像が放送された場合を想定し
ている。
【0094】図21(a)は、1920×1080画
素、横縦比16:9、対角サイズ19.2インチの表示
器134を有するデジタルテレビ受像装置100に表示
した場合、図21(b)は、720×480画素、横縦
比16:9、対角サイズ14.6インチの表示器134
を有するデジタルテレビ受像装置100に表示した場
合、図21(c)は、720×480画素、横縦比4:
3、対角サイズ14.6インチの表示器134を有する
デジタルテレビ受像装置100に表示した場合である。
【0095】なお、図21(a)に示した731は合成
画像用の静止画ウィンドウ、732は番組表示用の動画
ウィンドウ、733は静止画ウィンドウ731内の合成
画像を移動させるための移動ボタン、734は図7のメ
イン画面へ戻るための戻りボタンである(図22(a)
も同様)。
【0096】何れにおいても、ユーザ画像が商品画像に
対して正しい大きさに縮小・拡大されて合成、表示され
ている。また、放送の前提と異なる表示器134の条件
で表示される図21(b),(c)においても、図21
(a)と画面上の配置は異なるものの、ユーザ画像と商
品画像は正しい大きさ、正しい横縦比を保って合成、表
示されており、データ放送を通じた仮想試着として正し
い商品イメージを視聴者に伝えることが可能としてい
る。
【0097】また、図22は、装飾品としての「イヤリ
ング」を試着した例である。図22(a)は、1920
×1080画素、横縦比16:9、対角サイズ19.2
インチの表示器134を有するデジタルテレビ受像装置
100に表示した場合、図22(b)は、720×48
0画素、横縦比16:9、対角サイズ14.6インチの
表示器134を有するデジタルテレビ受像装置100に
表示した場合、図22(c)は、720×480画素、
横縦比4:3、対角サイズ14.6インチの表示器13
4を有するデジタルテレビ受像装置100に表示した場
合である。
【0098】これらの図22(a),(b),(c)か
ら判るように、図21の商品(セーター)とは実際の大
きさが著しく異なる商品(イヤリング)においても、デ
ジタルテレビ受像装置100に登録されたユーザ画像を
商品画像データに応じて適切に縮小拡大して表示される
ため、正しい商品イメージを視聴者に伝えることが可能
となっている。
【0099】このように、本実施形態では、放送画像デ
ータのスケールを受信機の表示画面のスケールに合致さ
せるべく、放送画像データのスケールを調整し、この調
整された放送画像データのスケールを前記表示画面のス
ケールに予め一致させた形で登録されているユーザ画像
データのスケールで割った値で示される拡大・縮小率
で、ユーザ画像データを拡大・縮小して、前記放送画像
データと合成し、この合成画像データを前記表示画面に
表示させている。
【0100】従って、本実施形態では、電子(データ放
送)ショッピングなどのデータ放送サービスにおいて、
異なる条件の表示器を有する受像機が混在する環境にあ
っても、受像機に登録したユーザ画像と放送による商品
画像とを正しいスケールで拡大・縮小して合成し、テレ
ビ受像機の表示器上で仮想的な試着を行うことができ
る。
【0101】また、商品に直接触れることができない電
子ショッピングにおいて、視聴者により正しい商品イメ
ージを与え、同時に仮想的な試用を容易な操作で提供す
ることが可能となる。また、視聴者の感じる「実物感」
が向上するため、電子ショッピングに対する安心感を高
めることができる。
【0102】[実施形態の変形例]なお、本実施形態で
はデータ放送番組として「データ放送ショッピング」と
いう例を挙げ、ユーザの顔を対象とした「試着」につい
て説明したが、試着する対象は上半身、全身像でもよ
く、また、装飾品、腕時計を試着するための指手、腕な
どでもよい。また、全身像や家具などをユーザ画像にし
て、建築物との「試着」を行ったり、反対に室内風景を
ユーザ画像に、家具の選択を仮想的に試したりすること
もできる。
【0103】さらに、こうしたショッピングにおける
「試着」に限らず、不特定多数を対象としたデータ放送
を利用して、正しい寸法を確保しつつ個別のユーザごと
に保持する画像データと放送データの合成を行うことが
可能である。
【0104】また、合成は静止画に限定されず、放送に
よる動画とユーザ画像の組合せなどのコンテンツであっ
てもよい。静止画の場合は、データカルーセル伝送方式
で伝送するのが好ましいが、動画の場合には、データス
トリーム方式でPES(Packetized Ele
mentary Stream)により伝送するのが好
ましい。
【0105】さらに、上記実施形態のように、商品など
に係る画像データを拡大・縮小するための処理手順は、
放送データ送信装置が送信するトランスポートストリー
ムの中に含ませることなく、受信機側に当該処理手順を
予め記憶しておくことも可能である。この場合は、デー
タ放送装置側では、拡大・縮小用のデータとしては、画
像データのスケールを送信するだけでよく、拡大・縮小
処理の手順情報等を送信する必要はないので、送信デー
タ量を低減することができ、その分他のマルチメディア
データ等を余計に送信すること等が可能となる。
【0106】また、本発明は、上記実施形態に開示の内
容に限られるものではなく、請求項で示した機能、又
は、実施形態の構成が持つ機能が達成できるものであれ
ばどのようなものであっても適用できるものである。
【0107】例えば、以上の実施形態のソフト構成とハ
ード構成は、適宜置き換えることができるものである。
また、以上の各実施形態、または、それら技術要素を必
要に応じて組み合わせるようにしてもよい。また、本発
明は、特許請求の範囲の構成、または、実施形態の構成
の全体若しくは一部が、1つの装置を形成するものであ
っても、他の装置と結合するようなものであっても、装
置を構成する要素となるようなものであってもよい。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信機の仕様の如何に拘わらず、ユーザ画像とデータ放
送に係る画像とを正しいスケールで合成して表示するこ
とが可能となり、例えばデータ放送ショッピング等にお
いては、商品を購買すべきか否かを的確に判断すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタルテレビ受信装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】上記デジタルテレビ受信装置のCPUで動作す
るソフトウェアの構成を示した図である。
【図3】データ放送ブラウザの処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図4】放送局から送信されてくるスタートアップ画面
用のXMLデータ例を示す図である。
【図5】図4の続きのXMLデータを示す図である。
【図6】上記XMLデータ上に記述された初期スクリプ
ト処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】データ放送ブラウザが上記スタートアップ画面
のXMLデータに基づいて生成した表示画面例を示す図
である。
【図8】図7の画面で全体表示ボタンを選択した場合の
表示画面例を示す図である。
【図9】図7と同様の画面(すなわち、イヤリングが動
画ウィンドウに表示されている状態)で全体表示ボタン
を選択した場合の表示画面例を示す図である。
【図10】放送局から送信されてくる仮想試着画面用の
XMLデータ例を示す図である。
【図11】図10の続きのXMLデータを示す図であ
る。
【図12】図11の続きのXMLデータを示す図であ
る。
【図13】図12の続きのXMLデータを示す図であ
る。
【図14】図13続きのXMLデータを示す図である。
【図15】図14の続きのXMLデータを示す図であ
る。
【図16】図15の続きのXMLデータを示す図であ
る。
【図17】図10〜16に示した仮想試着画面用XML
データに記述されたスクリプト処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図18】図17における仮想試着画像(合成画像)の
調整処理の詳細を示すフローチャートである。
【図19】商品画像を例示した図である。
【図20】ユーザ画像を例示した図である。
【図21】仮想試着画像(合成画像)例を示す図であ
る。
【図22】他の仮想試着画像(合成画像)例を示す図で
ある。
【図23】一般的なデジタルテレビ受信装置の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
100:デジタルテレビ受信装置 101:チューナ部 102:デスクランブラ 103:トランスポートデコーダ 106:ビデオデコーダ 110:グラフィック生成部 112:メモリ 118:CPU 107:動画プレーン 108:静止画プレーン 109:文字図形プレーン 111:画像合成部 119:ハードディスク 121:グラフィックバッファ 134:表示器 201:データ放送ブラウザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 勝弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C023 AA02 AA04 AA14 AA16 BA02 BA11 CA01 DA01 EA02 5C025 BA28 DA01 DA10 5C052 AB02 AB03 CC06 DD04 EE02 EE03

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重化された放送画像データを受信して
    記憶装置に記憶させる記憶制御手段と、前記記憶装置に
    記憶された所定の放送画像データと予め登録されたユー
    ザ画像データとの合成画像を表示装置に表示させる表示
    制御手段を有するデータ放送受信再生装置であって、 前記表示制御手段は、前記所定の放送画像データ、前記
    ユーザ画像データ、及び前記表示装置の表示画面の各ス
    ケールが一致するように該放送画像データとユーザ画像
    データとを合成するための拡大・縮小手段を有すること
    を特徴とするデータ放送受信再生装置。
  2. 【請求項2】 前記ユーザ画像データと合成される前記
    放送画像データには、該放送画像データが表す対象のス
    ケール情報が付帯することを特徴とする請求項1に記載
    のデータ放送受信再生装置。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ画像データには、該ユーザ画
    像データが表す対象のスケール情報が付帯することを特
    徴とする請求項1又は2に記載のデータ放送受信再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ユーザ画像データと合成される前記
    放送画像データには、該放送画像データ上で前記ユーザ
    画像データを合成するための位置情報が付帯することを
    特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のデータ放送受
    信再生装置。
  5. 【請求項5】 前記ユーザ画像データには、前記放送画
    像データ上で該ユーザ画像データを合成するための位置
    情報が付帯することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載のデータ放送受信再生装置。
  6. 【請求項6】 前記拡大・縮小手段は、前記放送画像デ
    ータのスケールを前記表示装置のスケールに合致させる
    べく、該放送画像データのスケールを調整し、該調整さ
    れた放送画像データのスケールを前記表示装置のスケー
    ルに予め合致されている前記ユーザ画像データのスケー
    ルで割った値で示される拡大・縮小率で、該ユーザ画像
    データを拡大・縮小することを特徴とする請求項1〜5
    の何れかに記載のデータ放送受信再生装置。
  7. 【請求項7】 前記拡大・縮小手段は、前記放送画像デ
    ータとユーザ画像データとの合成画像データが元の放送
    画像データの表示範囲内に入らない場合は、該表示範囲
    内に入るようにするための拡大・縮小処理を行うことを
    特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のデータ放送受
    信再生装置。
  8. 【請求項8】 前記ユーザ画像データと合成される前記
    放送画像データは、データ放送ショッピングにおける商
    品の画像データであることを特徴とする請求項1〜7の
    何れかに記載のデータ放送受信再生装置。
  9. 【請求項9】 前記ユーザ画像データと合成される前記
    放送画像データは、静止画データであることを特徴とす
    る請求項1〜8の何れかに記載のデータ放送受信再生装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ユーザ画像データと合成される前
    記放送画像データは、動画データであることを特徴とす
    る請求項1〜8の何れかに記載のデータ放送受信再生装
    置。
  11. 【請求項11】 前記ユーザ画像データは、静止画デー
    タであることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記
    載のデータ放送受信再生装置。
  12. 【請求項12】 前記データ放送受信装置には、複数種
    のユーザ画像データが予め登録され、前記放送画像デー
    タには、該放送画像データが表す対象に応じた種類のユ
    ーザ画像データを指定する指定情報が付帯することを特
    徴とする請求項1〜11の何れかに記載のデータ放送受
    信再生装置。
  13. 【請求項13】 多重化された放送画像データを受信し
    て記憶装置に記憶させる記憶制御処理と、前記記憶装置
    に記憶された所定の放送画像データと予め登録されたユ
    ーザ画像データとの合成画像を表示装置に表示させる表
    示制御処理とを行うデータ放送受信再生装置の制御方法
    であって、 前記表示制御処理は、前記所定の放送画像データ、前記
    ユーザ画像データ、及び前記表示装置の表示画面の各ス
    ケールが一致するように該放送画像データとユーザ画像
    データとを合成するための拡大・縮小処理を含むことを
    特徴とするデータ放送受信再生装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記ユーザ画像データと合成される前
    記放送画像データには、該放送画像データが表す対象の
    スケール情報が付帯することを特徴とする請求項13に
    記載のデータ放送受信再生装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 前記ユーザ画像データには、該ユーザ
    画像データが表す対象のスケール情報が付帯することを
    特徴とする請求項13又は14に記載のデータ放送受信
    再生装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記ユーザ画像データと合成される前
    記放送画像データには、該放送画像データ上で前記ユー
    ザ画像データを合成するための位置情報が付帯すること
    を特徴とする請求項13〜15の何れかに記載のデータ
    放送受信再生装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記ユーザ画像データには、前記放送
    画像データ上で該ユーザ画像データを合成するための位
    置情報が付帯することを特徴とする請求項13〜16の
    いずれかに記載のデータ放送受信再生装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記拡大・縮小処理では、前記放送画
    像データのスケールを前記表示装置のスケールに合致さ
    せるべく、該放送画像データのスケールを調整し、該調
    整された放送画像データのスケールを前記表示装置のス
    ケールに予め合致されている前記ユーザ画像データのス
    ケールで割った値で示される拡大・縮小率で、該ユーザ
    画像データを拡大・縮小することを特徴とする請求項1
    3〜17の何れかに記載のデータ放送受信再生装置の制
    御方法。
  19. 【請求項19】 前記拡大・縮小処理では、前記放送画
    像データとユーザ画像データとの合成画像データが元の
    放送画像データの表示範囲内に入らない場合は、該表示
    範囲内に入るようにするための拡大・縮小処理を行うこ
    とを特徴とする請求項13〜18の何れかに記載のデー
    タ放送受信再生装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記ユーザ画像データと合成される前
    記放送画像データは、データ放送ショッピングにおける
    商品の画像データであることを特徴とする請求項13〜
    19の何れかに記載のデータ放送受信再生装置の制御方
    法。
  21. 【請求項21】 前記ユーザ画像データと合成される前
    記放送画像データは、静止画データであることを特徴と
    する請求項13〜20の何れかに記載のデータ放送受信
    再生装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 前記ユーザ画像データと合成される前
    記放送画像データは、動画データであることを特徴とす
    る請求項13〜21の何れかに記載のデータ放送受信再
    生装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記ユーザ画像データは、静止画デー
    タであることを特徴とする請求項13〜22の何れかに
    記載のデータ放送受信再生装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記データ放送受信装置には、複数種
    のユーザ画像データが予め登録され、前記放送画像デー
    タには、該放送画像データが表す対象に応じた種類のユ
    ーザ画像データを指定する指定情報が付帯することを特
    徴とする請求項13〜23の何れかに記載のデータ放送
    受信再生装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 多重化された放送画像データを送信す
    る放送データ送信装置と、該放送データ送信装置から送
    信されてきた前記放送画像データを受信して表示装置に
    再生表示するデータ放送受信再生装置とを有するデータ
    放送システムであって、 前記放送データ送信装置は、所定の前記放送画像デー
    タ、前記ユーザ画像データ、及び前記表示装置の表示画
    面の各スケールが一致するように該放送画像データとユ
    ーザ画像データとを合成するための拡大・縮小処理の手
    順を記述したテキスト情報を含むトランスポートストリ
    ームを送信する送信手段を有し、 前記データ放送受信再生装置は、前記所定の前記放送画
    像データを記憶装置に記憶させ、該記憶装置に記憶され
    た該放送画像データと予め登録された前記ユーザ画像デ
    ータとを前記拡大・縮小処理の手順に従って拡大・縮小
    処理して合成して前記表示装置に表示させる制御手段を
    有することを特徴とするデータ放送システム。
  26. 【請求項26】 多重化された放送画像データを送信す
    る放送データ送信装置と、該放送データ送信装置から送
    信されてきた前記放送画像データを受信して表示装置に
    再生表示するデータ放送受信再生装置とを有するデータ
    放送システムであって、 前記放送データ送信装置は、所定の前記放送画像データ
    と、該放送画像データが表す対象のスケールを少なくと
    も記述したテキスト情報を含むトランスポートストリー
    ムを送信する送信手段を有し、 前記データ放送受信再生装置は、前記所定の前記放送画
    像データを記憶装置に記憶させる記憶制御手段と、該放
    送画像データ、予め登録されたユーザ画像データ、及び
    前記表示装置の表示画面の各スケールが一致するように
    該放送画像データとユーザ画像データとを合成するため
    の拡大・縮小処理の手順を記述した制御プログラムを担
    持する担持手段と、該制御プログラムに基づいて該放送
    画像データとユーザ画像データとを拡大・縮小処理して
    合成して前記表示装置に表示させる制御手段とを有する
    ことを特徴とするデータ放送システム。
  27. 【請求項27】 所定の放送画像データ、受信機に予め
    登録されたユーザ画像データ、及び該受信機の表示画面
    の各スケールが一致するように該放送画像データとユー
    ザ画像データとを合成するための拡大・縮小処理の手順
    を記述したテキスト情報を含むトランスポートストリー
    ムを送信する送信手段を有することを特徴とする放送デ
    ータ送信装置。
  28. 【請求項28】 所定の放送画像データ、受信機に予め
    登録されたユーザ画像データ、及び該受信機の表示画面
    の各スケールが一致するように該放送画像データとユー
    ザ画像データとを合成するための拡大・縮小処理を受信
    機で実行させるべく、該所定の前記放送画像データと、
    該放送画像データが表す対象のスケールを少なくとも記
    述したテキスト情報を含むトランスポートストリームを
    送信する送信手段を有することを特徴とする放送データ
    送信装置。
  29. 【請求項29】 データ放送ショッピングに係る商品の
    画像データ、ユーザ画像データ、及び受信機の表示画面
    の各スケールが一致するように該商品の画像データとユ
    ーザ画像データとを拡大・縮小して合成し、合成した画
    像データを該受信機の表示画面に表示させることを特徴
    とするデータ放送ショッピングにおける商品表示方法。
  30. 【請求項30】 多重化された放送画像データを受信し
    て表示装置に再生表示するデータ放送受信再生装置によ
    り実行される制御プログラムであって、 前記放送画像データ中の所定の放送画像データ、前記デ
    ータ放送受信再生装置に予め登録されたユーザ画像デー
    タ、及び前記表示装置の表示画面の各スケールが一致す
    るように該所定の放送画像データとユーザ画像データと
    を拡大・縮小して合成し、合成した画像データを該表示
    画面に表示させる内容を有することを特徴とする制御プ
    ログラム。
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