JP2008311788A - デジタルデータ放送情報の制御システム - Google Patents

デジタルデータ放送情報の制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008311788A
JP2008311788A JP2007155675A JP2007155675A JP2008311788A JP 2008311788 A JP2008311788 A JP 2008311788A JP 2007155675 A JP2007155675 A JP 2007155675A JP 2007155675 A JP2007155675 A JP 2007155675A JP 2008311788 A JP2008311788 A JP 2008311788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital data
data broadcast
output
broadcast information
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007155675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008311788A5 (ja
JP5153218B2 (ja
Inventor
Michinori Shinkai
道典 新飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2007155675A priority Critical patent/JP5153218B2/ja
Publication of JP2008311788A publication Critical patent/JP2008311788A/ja
Publication of JP2008311788A5 publication Critical patent/JP2008311788A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5153218B2 publication Critical patent/JP5153218B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】データ放送サービスに対応したデジタルデータ放送出力の制御システムを提供することを目的とする。
【解決手段】映像、音声あるいはデータを含むデジタルデータ放送番組を受信し、再生可能なデジタルデータ放送受信装置と、前記受信したデジタルデータ放送情報を記憶メディアに記録、保存する録画再生装置と、前記デジタルデータ放送受信装置及び前記録画再生装置のすくなくとも何れかに接続され、前記記録したデジタルデータ放送情報を出力する印刷装置と、から構成され、前記デジタルデータ放送受信装置に、外付け又は内蔵されて接続された記録再生装置にデジタルデータ放送情報を録画すると共に、前記デジタルデータ放送情報を表示、又は印刷する際に、認証コードの有無を判定する判定手段と、前記判定手段によって、前記デジタルデータ放送情報の出力形態を制限することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、デジタルデータ放送情報の制御システムに関する。
現在、データ放送は、地上波テレビ放送において一部の放送局が放送を開始し、また、衛星テレビ放送においても放送が開始されている。これらのデータ放送は、いずれも放送局からデータを放送電波に重畳して送信するものである。受信装置側では、受信し蓄積したデータをパーソナルコンピュータ(以下パソコン)や専用端末に読み込み、汎用WWW(World Wide Web)ブラウザソフトで表示するものである。昨今、上記のようなデータ放送サービスを、パソコンだけでなくテレビ受像機でも受信可能にすることにより、データ放送を利用した新たなサービスの提供が開始されてきている。即ち、テレビ受像機自体にデータ放送の受信機能並びに再生ソフトを搭載することにより、パソコンを持たないユーザでも手軽に様々な情報を閲覧できるようになる(独立型データ放送)。テレビ番組と連動した情報を文字や画像で表示させるサービスが提供できるようになるのである(番組連動型データ放送)。
国内において、このようなサービスを行なうための規格としては、社団法人電波産業会(通称ARIB)における標準規格ARIB−STD−B24がある。衛星デジタル放送を受信するテレビ受信機の構成を図6に基づき説明する。テレビ受信機は、チューナ部251、デスクランブラ252、トランスポートデコーダ253、オーディオデコーダ254、ビデオデコーダ255、D/A変換器256、スピーカ257、CPU(中央演算処理装置)258を有する。また、テレビ受信機は、グラフィック生成部259、動画プレーン260、静止画プレーン261、文字図形プレーン262、画面合成部263、表示器264を備えている。
放送局では、通常のテレビ番組の番組データ、音声データ及びデータ放送データを符号化する。そして、それらの符号化信号が多重化された後に、変調されてアンテナから出力する。アンテナから出力された信号は、放送衛星(BS)を介してユーザ側端末(テレビ受信機)に送られる。テレビ受信機においては、受信した信号のうちからユーザによって選択された番組に対応するチャンネルの周波数帯域の信号がチューナ部251によって選択される。チューナ部251は、入力された信号に対して、復調、誤り訂正等の処理を施し、トランスポートストリーム(TS)と呼ばれる形式のデジタルデータを生成し、デスクランブラ252を介してトランスポートデコーダ253に出力する。トランスポートデコーダ253では、ユーザによって選択された番組に対応するパケットが抽出される。そして、抽出されたパケット内の映像データは、ビデオデコーダ255によって復号化された後、グラフィックバッファ内の動画プレーン260に送られる。抽出されたパケット内の音声データは、オーディオデコーダ254によって復号化された後、スピーカ257に出力される。抽出されたパケット内のデータ放送データは、CPU258に送られて復号化された後、データ記憶装置に格納される。CPU258は、データ放送の内容を表示する際には、データ記憶装置に格納したデータを読み出す。そして、グラフィック生成部259を介して文字や図形の画像データに変換した後、グラフィックバッファの「文字図形プレーン」262または「静止画プレーン」261に送る。文字図形プレーンとは、主にデータ放送におけるUI(ユーザーインターフェース)となるボタンやテキスト、図形、絵などのビットイメージを格納するものであり、静止画プレーンとは、写真画像などのビットイメージを格納するものである。画面合成部263では、グラフィックバッファ内の動画プレーン260、文字図形プレーン262、静止画プレーン261に格納されたグラフィックデータの合成処理を行い、表示器264へ出力する。
データ放送は、ISO/IEC13818−6に規定されているDSM−CCのデータカルーセル方式により、放送局から繰り返しデジタルデータが送出されてくる。トランスポートデコーダ253によってフィルタリングされたデータ放送データには、テキスト情報、スクリプト情報、画像情報、映像・音声データが含まれている。テキスト情報はW3Cの規定するXML(eXtensible Markup Language)によって記述されている。このデータ放送を利用して、テレビ受信機を使った様々なサービスをユーザに提供する試みがなされている。例えば、ショッピング番組の放送中にデータ放送で商品の詳細情報や画像を配信し、ユーザ操作によって番組で紹介中の商品の詳細な情報を表示するといったサービスが考えられている。このようなデータ放送サービスを番組連動型のデータ放送サービスと呼んでいる。このようなデータ放送サービスによって配信された情報は、テレビ画面に表示されるだけでなく印刷して残すことができれば、ユーザの利便性は更に向上することになる。データ放送を受信し、印刷する方法は、従来からパソコンのデータ放送受信ボードで受信して情報を蓄積しておき、専用アプリケーション等を使って印刷する方法が実用されている。また、例えば、特許文献1に示すようにに開示されている如く、新聞、雑誌、ポスター等の情報を専用の端末に配信するシステムを提案している。
特開平11−313191号公報
しかしながら、上述した従来技術においては下記のような問題があった。特に、上述したようなパソコンでデータを蓄積して印刷する方法では、基本的に表示用コンテンツを「そのまま」印刷するものであり、文字の大きさや、レイアウト等、印刷用に最適化されたものを印刷することはできなかった。また、特定の印刷装置用に作成されたドライバ・ソフトウエアをインストールすることにより、例えば、横方向の長さを縮小する等の処理を施す事により、1枚のメディアに内に見栄え良く印刷出力を行なうように構成されたものも存在している。一方、上述の特許文献1において提案されているシステムでは、印刷専用の機器をターゲットにデータが配信されるもので、同じ機器を使って表示用データ放送コンテンツやデジタル放送の映像を楽しむことはできなかった。
このように、従来の技術では、データ放送における印刷用コンテンツと表示用コンテンツは全く独立しており、受信装置も全く別の装置を必要としていた。例えば、コンテンツ製作者(配信者)が、表示用コンテンツと共に印刷専用のデータとして配信したり、データ放送の表示コンテンツ中にコンテンツの印刷を行なうためのボタンやアイコンを配置したりすることはできないという問題があった。また、従来の技術では、データ放送時に配信されてくる各種データを一時的にメモリ上に蓄積して印刷を行なうわけであるが、配信データ受信時に、一度認証をパスして正常な(本来の)データを得てから後では、基本的なプロテクト手段が存在しない。このため、極端に言えば、著作権が無いことと同じ扱いとなってしまい、誰であっても簡単に印刷が実行できてしまうと言った問題点が存在していた。
本発明は、情報のプリントアウトという新たなサービスを加えることを可能としたデータ放送受信再生システム及び記憶媒体に録画された放送データを再生する際の表示、及びまたは印刷のための制御システムを提供することを第1の目的とする。また、本発明は、出力指示された認証用のB−CASカードが挿入された状態で受信された放送データで有るか否かにより、出力に対して制限を加える制御システムを提供することを第2の目的とする。また、データ放送コンテンツを受信して録画する際に、認証用のB−CASカードが挿入された状態で録画された放送データで有るか否かにより、出力に対して制限を加える制御システムを提供することを第3の目的とする。また、デジタルデータ放送コンテンツを受信して録画された記録媒体を、録画されたデータ受信装置以外で再生する場合に、出力に制限を加えることが可能な制御システムを提供することを第4の目的とする。
本発明のデジタルデータ放送情報の制御システムは、映像、音声あるいはデータを含むデジタルデータ放送情報を受信して、再生することができるデジタルデータ放送受信装置と、前記受信したデジタルデータ放送情報を記憶メディアに記録する録画再生装置と、前記デジタルデータ放送受信装置及び前記録画再生装置の少なくとも何れかに接続され、前記記録したデジタルデータ放送情報を出力する印刷装置と、から構成されるデジタルデータ放送情報の制御システムであって、前記デジタルデータ放送受信装置に、外付け又は内蔵されて接続された前記録画再生装置に前記受信したデジタルデータ放送情報を録画すると共に、前記デジタルデータ放送情報を表示、又は印刷する際に、認証コードの有無を判定する判定手段と、前記判定手段による判定に基づいて、前記デジタルデータ放送情報の出力形態を制限することを特徴とする。
本発明によれば、録画メディアの再生の場合においても、どちらにも認証コードが存在しているか否かにより出力画像に対して制限を加えることができる。また、正規契約ユーザには所望の画像データを提供することができる。また、出力された画像情報を見ただけで、正規出力物であるか否かの判断ができるようになるため、違法コピー出力等を防止する機器として提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施携帯)
図1は、第1の実施形態に係るデジタルテレビ受信装置(デジタルデータ放送受信装置)の構成を示すブロック図である。デジタルテレビ受信装置100は、チューナ部101、デスクランブラ102、トランスポートデコーダ103、オーディオデコーダ104、D/A変換器105、ビデオデコーダ106を有する。また、デジタルテレビ受信装置100は、動画プレーン107と静止画プレーン108と文字図形プレーン109とを有するグラフィックバッファ121、グラフィック生成部110を有する。また、デジタルテレビ受信装置100は、画面合成部111、メモリ112、モデム113、IEEE1394インターフェース114、操作部115、受光部116を有する。さらに、デジタルテレビ受信装置100は、ICカード制御部117、CPU118、ハードディスク119、シリアルインターフェース120、バス122を有する。図1において、デジタルテレビ受信装置100には、VTR(録画再生装置)130、プリンタ131、リモコン132、スピーカ133、表示器(TV)134等が接続される。なお、録画再生装置130は、VTRの他、DVD録画再生装置等でもよく、またデジタルテレビ受信装置100に外付けの他、内蔵されていてもよい。
まず、アンテナ(図示略)により受信された信号は、チューナ部101に入力される。チューナ部101は、入力された信号に対して、復調、誤り訂正等の処理を施し、トランスポートストリーム(TS)と呼ばれる形式のデジタルデータを生成する。更に、チューナ部101は、生成したトランスポートストリーム(TS)データをデスクランブラ102に出力する。
デスクランブラ102は、視聴制限のためのスクランブルがかけられているTSデータがチューナ部101より入力されると、TSデータに含まれるデスクランブルのための鍵情報とICカード制御部117より出力される鍵情報とに基づきスクランブル解除を行う。その後、トランスポートデコーダ103に出力する。ここで、ICカード制御部117は、ユーザの契約情報及びTSデータに含まれるデスクランブラのための鍵情報を解くための鍵情報が格納されているICカードを含むものである。
デスクランブラ102より入力されたデスクランブルのための鍵情報を解くための鍵情報があった場合、その鍵情報をデスクランブラ102に出力する。デスクランブラ102は、チューナ部101よりスクランブルがかけられていないTSデータが入力された場合には、TSデータをトランスポートデコーダ103に出力する。トランスポートデコーダ103は、ユーザによって選択された番組に対応するパケットを抽出する。そして、抽出されたパケット内の映像データは、ビデオデコーダ106によって復号化された後、グラフィックバッファ121内の動画プレーン107に送られる。抽出されたパケット内の音声データは、オーディオデコーダ104によって復号化された後、D/A変換器105を介してスピーカ133に出力される。抽出されたパケット内のデータ放送データは、CPU118に接続されているバス122を介してメモリ112に取り込まれ、後述するCPU118の処理によって復号化された後、ハードディスク119に格納される。
CPU118は、データ放送の内容を表示する際にはデータ記憶装置に格納したデータを読み出し、グラフィック生成部110を介して文字や図形の画像データに変換する。その後、グラフィックバッファ121内の文字図形プレーン109または静止画プレーン108に送る。また、CPU118は、プログラムに基づき後述の各フローチャートに示す処理を実行する。画面合成部111では、グラフィックバッファ121内の動画プレーン107、文字図形プレーン109、静止画プレーン108に格納されたグラフィックデータの合成/切換処理を行い、表示器134へ出力する。表示器134は、送られてきた画像を表示するものであり、その内部に表示器134の画面サイズ等の情報を保存したメモリを備えている。表示器134のメモリの情報は、デジタルテレビ受信装置100と表示器134の間で接続されたシリアルバスによってデジタルテレビ受信装置100へと送られ、シリアルインターフェース及びバス122を介してCPU118が管理するメモリ112に格納される。バス122には、更にIEEE(Institute Of Electrical And Electronics Engineers)1394インターフェース114及びモデム113が接続されている。IEEE1394インターフェース114は、本デジタルテレビ受信装置100が外部に接続されたVTR130やプリンタ131とプロトコル通信を行なうために用いられる。
モデム113は、電話回線経由でインターネット接続するために用いられる。デジタルデータ放送は、ISO/IEC13818−6に規定されているDSM−CCのデータカルーセル方式により、放送局から繰り返しデジタルデータが送出されてくる。トランスポートデコーダ103によってフィルタリングされたデータ放送データには,テキスト情報、スクリプト情報、表示用レイアウト情報、印刷用レイアウト情報、画像情報、映像・音声データが含まれている。テキスト情報は、W3Cの規定するXML(eXtensible Markup Language)によって記述されている。また、VTR130は、デジタルテレビ受信装置100で受信した番組の録画や再生を行なう。
プリンタ131は、デジタルテレビ受信装置100から送出される印刷データに基づき紙等の記録媒体上に画像を形成する印刷動作を行なう。リモコン132(詳細は不図示)は、各種キーを備えており、デジタルテレビ受信装置100に対する各種操作に用いる。スピーカ133は、デジタルテレビ受信装置100から送出される音声データに基づき音声を出力する。表示器134は、デジタルテレビ受信装置100から送出される画像データに基づき各種表示を行なう。また、一般的にリモコン132は、発光部、電源キー、カーソルキー、「d」キー(dボタン)、表示キー、数字キー、メニューボタン、UP/DOWNキー、カラーキーを備え、TVに対して各種の操作制御を行うことができるようになっている。
次に、第1の実施形態に係るデジタルテレビ受信装置の出力装置への制限方法についての動作を詳細に説明する。
図3は、デジタル放送受信装置の処理動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、デジタル放送受信装置の電源がONされてから処理が行われる。
ステップS1において、デジタル放送受信装置に放送受信認証に使用されるB−CASカード(認証コード)が挿入されているか否かの判断が行なわれる。ここで、カードが挿入されていなかった場合には、ステップS2で、認証ができないため放送の受信ができない。ステップS1においてカードが挿入されていた場合には、ステップS3に進む。ステップS3において、挿入されているカードに記憶されている認証コードを取得すると共に、該認証コードを一時的に装置内の記憶部の特定エリアに書き込み記憶する。
次に、ステップS4では、取得して記憶している認証コードを、録画再生装置130の記憶メディア内へ書き込み処理を実行する。その後、ステップS5において、受信した放送情報を録画再生装置130に書き込む。このようにすることにより、受信した際に用いた認証コードを記憶メディア上にも記憶されると共に、実際に保存記憶しておきたいデータも一緒に記憶することができる。
図2は、認証コードが必要なときの例を示す図である。図2の録画時において、デジタルデータ放送を受信するためには、認証のための認証コードが必要不可欠であり、その情報が得られない場合には放送自体を受信することができない。認証コードがある場合は、図3のフローチャートにおいてステップS1からステップS3に進む流れとなる。また、認証コードがない場合は、図3のフローチャートにおいて、ステップS1からステップS2に進む流れとなる。
図4は、出力制御として印刷を例にした処理を示すフローチャートである。再生に関しては、録画記録されたデジタルデータを印刷出力する場合で、出力制限としては、モノクロ印刷とカラー印刷とを行なう場合を例にして説明する。
まず、ステップS10において、録画された記憶メディアの再生時に、例えばリモコン132から印刷指示がなされたか否かの判断をする。印刷指示がなかった場合にはステップS12に進み、その他の処理ルーチンを実行する。印刷指示があった場合には、ステップS11に進む。
ステップS11で、デジタルテレビ受信装置に認証用のB−CASカード(認証用カード)が挿入されているか否かの判断を行なう(判定手段)。ステップS11において認証用カードが挿入されていなかった場合には、ステップS14に進む。認証用カードが挿入されていた場合には、ステップS13に進む。
ステップS13で、挿入されている認証カードのコード情報(ここでは、認証コードを「A」とする)を取得する。
ステップS14は、印刷指示はなされているが、認証用カードが挿入されていない状態である。この状態は、本発明の一つである出力時の制限事項にあたるため、色数を減らし、例えば、モノクロ出力(基データであるカラー画像を、2値化した処理データを用いて出力することでもよい)が実行される状態になる。この状態は、図2に示す再生時3の状態に対応している。
ステップS15では、基本的には録画時に記憶メディア上に記録されているはずである認証コードが存在しているか否かの判断を行なっている(判定手段)。ここで、認証コードが存在していれば、ステップS16に進む。存在していない場合には、ステップS17で、本発明である出力時の制限事項の一つに当たるため、モノクロ出力が実行される状態になる。この状態は、図2に示す再生時4の状態に対応している。
ステップS16では、ステップS15で記憶メディア上に認証コードが存在しているため、該認証コード(この場合の認証コードを「B」とする)を取得して記憶部に記憶する。
次に、ステップS18では、ステップS13とステップS16でデジタルテレビ受信装置、記憶メディア上に認証コードが存在していることが確認された。従って、印刷指示に対して制限を加えることなく、本来の画像データを用いて所望の出力結果を得ることができることになる。
また、各々認証コードが存在している場合であっても、図2の再生時1、再生時2、再生時2´の状態が考えられるが、これらの状態では同じ出力結果が得られるものとしている。つまり、録画した機器以外の記憶メディアであっても出力することができる。
このように、第1の実施形態によれば、認証コードの有無を判定し、出力形態を変更できるので、正規に契約した人に対しては、出力したいデジタルデータに対して、所望の綺麗な出力結果を得ることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、印刷指示時の出力制限としてモノクロ出力、カラー出力という区別についてのみ説明したが、本実施形態では、印刷指示に対して低解像度、高解像度の出力結果が得られるように構成としている。以下、図5に示すフローチャートを用いて、実行される処理について説明をする。なお、第1の実施形態と同様の処理は簡略して説明する。
まず、ステップS20において、録画された記憶メディアの再生時に、印刷指示がなされたか否かの判断をする。印刷指示がなかった場合にはステップS22に進み、その他の処理ルーチンを実行する。印刷指示があった場合には、ステップS21に進む。
ステップS21で、デジタルテレビ受信装置に認証用のB−CASカード(認証用カード)が挿入されているか否かの判断を行なう。ステップS21において認証用カードが挿入されていなかった場合には、ステップS24に進む。認証用カードが挿入されていた場合には、ステップS23に進む。
ステップS23で、挿入されている認証カードのコード情報(ここでは、認証コードを「A」とする)を取得する。
ステップS24は、印刷指示はなされているが、認証用のカードが挿入されていない状態である。この状態は、本発明の一つである出力時の制限事項にあたるため、低解像度出力(基データの間引き出力を用いて出力しても構わない)が実行される状態になる。この状態は、図3に示す再生時3の状態である。
ステップS25では、基本的には録画時に記憶メディア上に記録されているはずである認証コードが存在しているか否かの判断を行なっている。ここで、認証コードが存在していれば、ステップS26へ進む。存在していない場合には、ステップS27で、本発明である出力時の制限事項の一つに当たるため、低解像度出力が実行される状態になる。この状態は、図2に示す再生時4である。
ステップS26では、ステップS25で記憶メディア上に認証コードが存在しているため、該認証コード(この場合の認証コードを「B」とする)を取得して記憶部に記憶する。
次に、ステップS28では、ステップS23とステップS26でデジタルテレビ受信装置、記憶メディア上に認証コードが存在していることが確認されたため、印刷指示に対して制限を加えることなく、所望の高解像度出力結果を得ることができるように制御する
また、各々認証コードが存在している場合であっても、図3の再生時1、再生時2、再生時2´の状態が考えられるが、これらの状態では同じ出力結果が得られるものとしている。つまり、録画した機器以外の記憶メディアであっても出力することができる。
このように、第2の実施形態によれば、認証コードの有無を判定し、出力形態を変更できるので、正規に契約した人に対しては、出力したいデジタルデータに対して、所望の綺麗な出力結果を得ることができる。
(第3の実施形態)
上述の第1の実施形態では印刷指示に対してモノクロ出力又はカラー出力にする出力制限を行う場合について説明した。また、第2の実施形態では、印刷指示に対して低解像度出力又は高解像度出力とする出力制限を行なう場合について説明した。しかし、印刷指示に対してのみならず、記憶メディアの再生時である表示出力時においても同様の処理を施すことにより制限を加えることができる。例えば、未契約者に対しては本来の出力とはならないが、正規契約者には最良の出力を行うことができるようにしてもよい。このような表示制限を行う場合は、図5に示すフローチャートにおいて、印刷出力部分を、表示出力に変更することにより、実現することができる。また、例えば、未契約者に対してはモノクロでしか表示しないが、正規契約者にはカラーの出力を行うようにしてもよい。
上記実施形態では、印刷制限、表示制限、更には、各々の場合に於いて、モノクロ/カラー、低解像度/高解像度、の制御を行う場合について説明したが、これに限らず、認証の状態によって制限する方法は、他の方法であってもよい。更には、出力データとしては正規同様の出力データを用いて出力はするが、付加情報(例えば、広告情報、違法であることを示す文字、画像など)として、何らかの情報を必ずペアで出力し、該データを同一面上に形成するような出力するように構成してもよい。このように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々応用可能であることは言うまでも無い。
デジタルテレビ受信装置の構成を示す図である。 認証コードの有無によるデジタルテレビ受信装置と記録再生装置と印刷装置との構成を示した図である。 記憶メディアへの認証コード書き込み手順を示したフローチャートである。 第1の実施形態に係る記憶メディアの認証コード確認による処理手順を示したフローチャートである。 第2の実施形態に係る記憶メディアの認証コード確認による処理手順を示したフローチャート図である。 従来の衛星デジタル放送を受信するテレビ受信機の構成を示す図である。
符号の説明
101 チューナ部
102 トランスポートデコーダ
112 メモリ
114 IEEE1394インターフェース
118 CPU
119 ハードディスク
130 VTR
131 プリンタ
134 表示器

Claims (6)

  1. 映像、音声あるいはデータを含むデジタルデータ放送情報を受信して、再生することができるデジタルデータ放送受信装置と、
    前記受信したデジタルデータ放送情報を記憶メディアに記録する録画再生装置と、
    前記デジタルデータ放送受信装置及び前記録画再生装置の少なくとも何れかに接続され、前記記録したデジタルデータ放送情報を出力する印刷装置と、から構成されるデジタルデータ放送情報の制御システムであって、
    前記デジタルデータ放送受信装置に、外付け又は内蔵されて接続された前記録画再生装置に前記受信したデジタルデータ放送情報を録画すると共に、前記デジタルデータ放送情報を表示、又は印刷する際に、認証コードの有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定に基づいて、前記デジタルデータ放送情報の出力形態を制限することを特徴とするデジタルデータ放送情報の制御システム。
  2. 前記録画されたデジタルデータ放送情報を出力する場合に、前記デジタルデータ放送受信装置の認証コードと、前記録画再生装置の記憶メディア上に記録されている認証コードとの有無により、録画した機器以外における出力であっても、前記録画されているデジタルデータ放送情報を、出力装置に出力形態を変えて出力できることを特徴とする請求項1に記載のデジタルデータ放送情報の制御システム。
  3. 前記録画再生装置を用いて、前記録画されたデジタルデータ放送情報を出力する際に、前記判定手段による判定に基づいて、解像度の異なった出力を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルデータ放送情報の制御システム。
  4. 前記録画再生装置を用いて、前記録画されたデジタルデータ放送情報を出力する際に、前記判定手段による判定に基づいて、色数の異なった出力を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルデータ放送情報の制御システム。
  5. 前記録画再生装置を用いて、前記録画されたデジタルデータ放送情報を出力する際に、前記判定手段による判定に基づいて、前記デジタルデータ放送情報の一部に、出力データと同一面上に形成されるように付加情報を付加して出力を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルデータ放送情報の制御システム。
  6. 前記録画再生装置を用いて、前記録画されたデジタルデータ放送情報を出力する際に、前記出力形態の制限に用いる認証コードが、放送受信認証に使用されているB−CASカードの認証コードであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のデジタルデータ放送情報の制御システム。
JP2007155675A 2007-06-12 2007-06-12 デジタルデータ放送受信装置およびその制御方法 Expired - Fee Related JP5153218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007155675A JP5153218B2 (ja) 2007-06-12 2007-06-12 デジタルデータ放送受信装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007155675A JP5153218B2 (ja) 2007-06-12 2007-06-12 デジタルデータ放送受信装置およびその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008311788A true JP2008311788A (ja) 2008-12-25
JP2008311788A5 JP2008311788A5 (ja) 2010-07-22
JP5153218B2 JP5153218B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=40239029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007155675A Expired - Fee Related JP5153218B2 (ja) 2007-06-12 2007-06-12 デジタルデータ放送受信装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5153218B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI553148B (zh) * 2011-11-19 2016-10-11 愛德華有限公司 氣流處理裝置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258004A (ja) * 2000-01-05 2001-09-21 Canon Inc 画像符号化装置及び画像復号装置とその方法
JP2002027417A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 番組蓄積方法及び番組蓄積装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001258004A (ja) * 2000-01-05 2001-09-21 Canon Inc 画像符号化装置及び画像復号装置とその方法
JP2002027417A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 番組蓄積方法及び番組蓄積装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI553148B (zh) * 2011-11-19 2016-10-11 愛德華有限公司 氣流處理裝置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5153218B2 (ja) 2013-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7697068B2 (en) Apparatus and method with receiving of broadcast data signal, communicating with external device, and controlling image to be displayed in accordance with communication
JP4265053B2 (ja) デジタル放送受信システム、デジタル放送受信装置、受信装置、印刷装置、並びに印刷方法
JP2008072578A (ja) 映像制御装置及びその方法
US20080170244A1 (en) Print controlling apparatus and print controlling method
WO2015098376A1 (ja) 放送受信装置及び映像表示方法
JP6152592B1 (ja) 映像受信装置および映像表示方法
US20060215056A1 (en) Apparatus and method for processing video signal
JP2006108961A (ja) 情報処理装置および方法、プログラム並びに記録媒体
US6665318B1 (en) Stream decoder
JP4136383B2 (ja) テレビ受信装置及びその制御方法
US20190027077A1 (en) Electronic device and method
JP2004104415A (ja) 受信装置
JP2007028228A (ja) コンテンツ編集装置およびコンテンツ編集方法
JP5153218B2 (ja) デジタルデータ放送受信装置およびその制御方法
JP5223924B2 (ja) データ放送システム
JP4136384B2 (ja) データ放送受信再生装置、データ放送受信再生方法、及び制御プログラム
JP4298076B2 (ja) 受信装置及び受信方法
JP2010011291A (ja) 映像信号処理装置及び映像信号処理方法
US20040139463A1 (en) Data broadcasting receiving and reproducing apparatus
JP4834233B2 (ja) 信号処理装置及び方法、記録媒体
JP4273133B2 (ja) デジタル放送受信装置、デジタル放送受信装置の制御方法、及びプログラム
JP2003316544A (ja) 印刷方法、放送データ生成装置、受信装置及び印刷装置
JP2011259220A (ja) 放送送受信システム、受信装置及び再視聴制御方法
JP4273155B2 (ja) データ放送受信装置及びデータ放送受信装置の制御方法
KR101758258B1 (ko) 비디오 콘텐츠 처리 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100607

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5153218

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees