JP2003224641A - 筐体構造 - Google Patents

筐体構造

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JP2003224641A
JP2003224641A JP2002021323A JP2002021323A JP2003224641A JP 2003224641 A JP2003224641 A JP 2003224641A JP 2002021323 A JP2002021323 A JP 2002021323A JP 2002021323 A JP2002021323 A JP 2002021323A JP 2003224641 A JP2003224641 A JP 2003224641A
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JP
Japan
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inner case
housing
case
display device
structure according
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JP2002021323A
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English (en)
Inventor
Wataru Suzuki
渉 鈴木
Toshiya Inubushi
俊也 犬伏
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の筐体構造は、外部からLCDを目視す
るための表示窓を内ケース11に取り付ける必要があっ
た。このため、部品数が多く、かつ筐体の厚みが大きか
った。 【解決手段】 内ケース11を箱型の一体成形した透明
な樹脂で構成し、内ケース11及び外ケース3aそれぞ
れの側面板を当接させて筐体を形成した。これにより、
内ケース11で従来の表示窓の機能を兼ね備えることが
でき、従来の表示窓を省略でき、かつ、該表示窓を取り
付けるための構成も省略でき、筐体の厚みを薄くでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機等の
携帯機器の筐体構造に関し、特に、二つ折れタイプの筐
体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の携帯機器は、携帯するの
に便利なように小形軽量化されており、さらに薄型化が
望まれている。また、ポケットや鞄に入れて持ち運ぶの
に便利なように、二つ折れタイプの携帯機器が市場で人
気を呼んでいる。
【0003】図5は二つ折れタイプの携帯電話機を示す
斜視図であり、1は内ケースと外ケースそれぞれの側面
板を当接させて形成した第1の筐体、2は筐体1の内ケ
ースに外表面に配列された操作キーであり、筐体1内部
には図示しない無線部等を構成する電子機器が収納され
ている。
【0004】3は第1の筐体と同様に内ケースと外ケー
スそれぞれの側面板を当接させて形成した第2の筐体で
あり、内部にLCD等の表示装置が収納されている。4
は筐体3の内ケースに取り付けられた表示窓であり、筐
体3に収納された表示装置の表示が目視できるように透
明材料で構成されている。
【0005】5は第1及び第2の筐体の一端側回動可能
に連結するヒンジで、第1及び第2の筐体を折り畳んだ
ときそれぞれの筐体1、3の内ケースが合わさるように
なっている。
【0006】また、図6は表示装置を収納した第2の筐
体3の断面図、図7は第2の筐体の組立て展開図であ
り、3aは筐体3の外ケース、3bは筐体3の内ケース
であり、外ケース3a及び内ケース3bそれぞれの側面
板当接され、ねじ6で取り付けられることで筐体3を構
成する。
【0007】7は内ケースに形成された台座であり、内
ケースの矩形状の切欠き部分に表示窓4を嵌め込むため
の台座である。表示窓4はこの台座7に両面テープ(図
示せず)で貼りつけられ、内ケース3bと一体に組み付
けられている。
【0008】8は筐体3に収納されたLCD、9はこの
LCD8の表示面側を表示窓4に向けて取り付けるプリ
ント基板であり、外ケース3a等に固定され、上記LC
D8の駆動回路等の電子部品を実装している。10は外
ケース3aに形成され、内部に雌ねじが切られたボスで
ある。
【0009】即ち、筐体3は図7に示すように外ケース
3aと内ケース3bとの間にプリント基板9、LCD
8、及びその他の収納品(図示せず)を収納し内ケース
の表面側からねじ6を通し、外ケース3aのボス10に
ねじ止めすることにより、取り付けられる。また、表示
窓は、台座7に両面テープで貼りつけられる。
【0010】このようにして組み付けられた筐体3は、
ヒンジ5によって筐体1と回動可能に取り付けられ、二
つ折れタイプに携帯電話機が組立てられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯機器の筐体
構造は、上記のように構成されているので、外部からL
CDを目視するための透明の表示窓を内ケースに取り付
ける必要があり、部品点数が多く、また、LCDを取り
付けるための台座が必要で、筐体の厚みを大きくしてい
た。
【0012】この発明は、上記のような従来の課題の鑑
みてなされたものであって、部品数が少なく、かつ、筐
体を薄型化できる筐体構造を得ることを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項7に係
る発明は、第1の外ケース、及び第1の内ケースそれぞ
れの側面板を当接させて筐体を形成し、内部に電子機器
を収容するとともに、上記第1の内ケース外表面に操作
キーを配列した第1の筐体と、第2の外ケース、及び第
2の内ケースそれぞれの側面板を当接させて筐体を形成
し、一端が上記第1の筐体の一端とヒンジで上記第1及
び第2の内ケースが合わさるように回動可能に設けられ
るとともに、内部に表示装置を収容した第2筐体とを有
し、上記第2の内ケースは、箱型に一体成形した透明な
樹脂からなり、外表面側から上記表示装置の表示を目視
可能であるように構成したものである。
【0014】この発明の請求項2に係る発明は、請求項
1における筐体構造であって、第2の内ケースは、少な
くとも表示装置に対応する部分領域を除いて有色の加飾
が施されているように構成したものである。
【0015】この発明の請求項3に係る発明は、請求項
1における筐体構造であって、第2の内ケースは、メタ
クリル樹脂とゴム材とのブレンド材で構成されているよ
うにしたものである。
【0016】この発明の請求項4に係る発明は、請求項
1における筐体構造であって、第2の内ケースの表示装
置に対応する部分領域における外表面にハードコート層
を形成するようにしたものである。
【0017】この発明の請求項5に係る発明は、請求項
1における筐体構造であって、第2の外ケースの側面外
形寸法は、第2の内ケースの側面外形寸法より大きいよ
うにしたものである。
【0018】この発明の請求項6に係る発明は、請求項
1における筐体構造であって、第2の内ケースの他端側
側面外周に弾性体が形成されているようにしたものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。
【0020】図1はこの発明の実施の形態1に係る携帯
電話機の断面図であり、11は箱型に一体成形された透
明な樹脂からなる内ケースで、アクリル、望ましくは衝
撃強度に強いメタクリル樹脂とゴム材のブレンド材、具
体的には住友化学株式会社の販売する商品名「スミベッ
クスHT55X」を素材とするものである。
【0021】組付け作業は、図2に示すように、従来と
同様に外ケース3aと内ケース11との間にプリント基
板9、LCD8、及びその他の収納品(図示せず)を収
納し内ケースの表面側からねじ6を通し、外ケース3a
のボス10にねじ止めすることにより、取り付けられ
る。
【0022】即ち、この発明の実施の形態1に係る内ケ
ース11は透明材料で構成されており、従来の表示窓4
を兼ねた構成になっている。従って、部品数が削減され
ており、かつ、従来の表示窓4を取り付けるための台座
7が不用になるので、筐体3の厚みを薄くできる。
【0023】なお、内ケース11は透明材料からなって
いるが、表示装置に対応する部分を除く部分領域につい
て有色の加飾を施すものとして、意匠性を向上させれよ
うにしても良い。
【0024】また、内ケース11の表示窓に対応する部
分領域の外表面に透明のハードコート層を形成すれば、
表面にキズがつきにくくなり、LCD8の表示の視認性
を保持することができる。ハードコート層としてはUV
硬化型のアクリルを利用することができる。 実施の形態2.図3はこの発明の実施の形態2を示す図
である。この発明では内ケースを透明材とするので、通
常の携帯機器のケースとして用いられるABS樹脂等に
比べて衝撃強度に弱い。そこで、この発明の実施の形態
2では、外ケース3の側面外形寸法を内ケース11aの
側面外形寸法より大きくしている。
【0025】即ち、この実施の形態2によれば、図3に
示すように筐体3が落下して地面に激突した場合、AB
S樹脂等の比較的衝撃強度の強い材料を成形した外ケー
ス3aが地面に激突し、内ケース11aは地面に激突し
ないから、内ケース11aの破損を防止することができ
る。 実施の形態3.図4は発明の実施の形態3を示す断面図
である。上記実施の形態2では内ケース11aの破損を
防止するために、外ケース3の側面外形寸法を内ケース
11aの側面外形寸法より大きくしたが、この実施の形
態3ではケースの側面外形寸法は同一とし、内ケース1
1の側面外周に外周から突出するように弾性体12を形
成している。従って、筐体3が落下して地面に激突した
場合、突出した弾性体12が地面に激突するから、内ケ
ース11の破損を防止することができる。
【0026】この弾性体12は2色成形等の手段によっ
て形成することが可能である。また、弾性体12は落下
衝撃によって内ケース11が破損するのを防止するもの
であるから、ヒンジ5により筐体1と連結される側とは
反対側の端部側面外周に形成するようになっていれば良
い。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の請求項1
に係る発明によれば、内ケースを箱型に一体成形した透
明な樹脂で構成するものとしたので、部品数が削減さ
れ、かつ、筐体3の厚みを薄くできる効果がある。
【0028】また、この発明の請求項2に係る発明によ
れば、内ケースの少なくとも表示装置に対応する部分領
域を除いて有色の加飾を施すようにしたので、意匠性を
向上できる効果がある。
【0029】また、この発明の請求項3に係る発明によ
れば、内ケースをメタクリル樹脂とゴム材とのブレンド
材で構成したので、衝撃強度を強くできる効果がある。
【0030】また、この発明の請求項4に係る発明によ
れば、内ケースの表示装置に対応する部分領域における
外表面にハードコート層を形成したので、表示装置に対
応する部分領域にキズがつくのを防止することができる
効果がある。
【0031】また、この発明の請求項5に係る発明によ
れば、外ケースの側面外形寸法を内ケースの側面外形寸
法より大きくしているので、落下等により内ケースが破
損するのを防止することができる効果がある。
【0032】また、この発明の請求項6に係る発明によ
れば、内ケースの側面外周に弾性体を形成しているの
で、落下等により内ケースが破損するのを防止すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における携帯電話機
を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における筐体の組立
て状態を示す組立て展開図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す断面図であ
る。
【図5】 二つ折れタイプの携帯電話機を示す斜視図で
ある。
【図6】 従来の携帯電話機を示す断面図である。
【図7】 従来の筐体の組立て状態を示す組立て展開図
である。
【符号の説明】
1 第1の筐体、 2 操作キー、 3 第2の筐体、
3a 外ケース、5 ヒンジ、 8 LCD、 9
プリント基板、 11 内ケース、 12弾性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AA02 AB12 AB42 BA02 BA08 BA15 BB02 BB12 BB16 BC03 EA13 EA18 ED02 ED07 EE02 FA08 GA12 GA14 GA51 GB26 GC08 5K011 AA03 AA04 JA01 KA00 5K023 AA07 BB03 DD08 LL06 QQ05 5K067 AA42 BB04 EE02 FF23 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の外ケース、及び第1の内ケースそ
    れぞれの側面板を当接させて筐体を形成し、内部に電子
    機器を収容するとともに、上記第1の内ケース外表面に
    操作キーを配列した第1の筐体と、第2の外ケース、及
    び第2の内ケースそれぞれの側面板を当接させて筐体を
    形成し、一端が上記第1の筐体の一端とヒンジで上記第
    1及び第2の内ケースが合わさるように回動可能に設け
    られるとともに、内部に表示装置を収容した第2筐体と
    を有し、上記第2の内ケースは、箱型に一体成形した透
    明な樹脂からなり、外表面側から上記表示装置の表示を
    目視可能であることを特徴とする筐体構造。
  2. 【請求項2】 第2の内ケースは、少なくとも表示装置
    に対応する部分領域を除いて有色の加飾が施されている
    ことを特徴とする請求項1記載の筐体構造。
  3. 【請求項3】 第2の内ケースは、メタクリル樹脂とゴ
    ム材とのブレンド材で構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の筐体構造。
  4. 【請求項4】 第2の内ケースの表示装置に対応する部
    分領域における外表面にハードコート層を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の筐体構造。
  5. 【請求項5】 第2の外ケースの側面外形寸法は、第2
    の内ケースの側面外形寸法より大きいことを特徴とする
    請求項1記載の筐体構造。
  6. 【請求項6】 第2の内ケースの他端側側面外周に弾性
    体が形成されていることを特徴とする請求項1記載の筐
    体構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013187212A1 (ja) * 2012-06-15 2013-12-19 日本電気硝子株式会社 パネル状モバイル表示装置収納用ガラス筐体の製造方法及びパネル状モバイル表示装置収納用ガラス筐体
JP2014187569A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Fujitsu Ltd 電子装置
KR101480456B1 (ko) * 2008-05-14 2015-01-09 엘지전자 주식회사 휴대 단말기 및 그의 제조방법
JP2016225402A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 Tdk株式会社 電子機器

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