JP2006217142A - 開閉式携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開閉検知用磁石が貼り付けられる磁石用両面テープを削減するとともに、組立作業性を向上させ、さらに、磁石と磁力センサを接近させることにより、軽量化を可能とする開閉式携帯端末装置の提供を目的とする。
【解決手段】 開閉式携帯端末装置1は、表示部2と、入力デバイス部3と、表示部2と入力デバイス部3を開閉自在に連結する連結部5とを備え、磁気センサ12が開閉検知用磁石11の磁気を検知することにより、表示部2と入力デバイス部3との開閉を検知し、かつ、開閉検知用磁石11が、スクリーン41の周縁部の裏側に、スクリーン用両面テープ41によって、貼り付けられた構成としてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、開閉式携帯端末装置に関し、特に、磁石用両面テープの代わりに、表示デバイス保護用スクリーン(適宜、スクリーンと略称する。)や衝撃緩衝用のクッションなどが貼り付けられる両面テープに、開閉検知用磁石を貼り付けることにより、部品点数の削減や組立作業性を向上させることを可能とする開閉式携帯端末装置に関する。
従来、開閉式携帯端末装置は、磁力センサと開閉検知用磁石(適宜、磁石と略称する。)からなる開閉検知装置を備えている。これにより、開閉式携帯端末装置は、使用(開)状態において、LCDなどの表示デバイスやキーボタンを発光させて、視認性を向上させるとともに、待機(閉)状態において、発光させていた表示デバイスやキーボタンを消灯させてバッテリーの消費電流を抑えることができる。
(従来例)
図11は、従来例にかかる開閉式携帯端末装置の概略図であり、(a)は開状態の斜視図を、(b)は閉状態の斜視図を示している。
また、図12は、従来例にかかる開閉式携帯端末装置の開状態における概略X−X断面図を示している。
さらに、図13は、従来例にかかる開閉式携帯端末装置の閉状態における概略X−X断面図を示している。
図11,12,13において、開閉式携帯端末装置100(適宜、携帯端末装置100と略称する。)は、表示デバイス4が設けられた表示部2と、入力手段106が設けられた入力デバイス部3と、表示部2の筐体210と入力デバイス部3の筐体31を回動自在に連結するヒンジ5とからなっている。
表示部2は、筐体210内に、表示デバイス4,IC等の電子部品(図示せず)が実装された基板22,フレーム211,及び,磁石11などを内蔵している。
磁石11は、通常、矩形板状であり、筐体210の上部であって、かつ、表示面側の内壁に磁石用両面テープ13を介して貼り付けてある。このようにすると、筐体210が閉じられた際、筐体31に設けられた磁気センサ12と接近するので、磁石11の磁力を低減することができる。
筐体210は、ほぼ中央部に矩形状の開口部212が形成され、この開口部212に内側からフレーム211が取り付けられている。このフレーム211の表示面側に、表示デバイス4が取り付けられ、さらに、フレーム211の反表示面側に、基板22が取り付けられている。一般的に、表示デバイス4は、LCDや有機ELディスプレイなどが用いられる。
また、筐体210は、開口部212の周囲に矩形環状の凹部213が形成されており、凹部213底面に矩形環状のスクリーン用両面テープ42を介して、スクリーン41が貼り付けられている。このスクリーン41は、表示デバイス4を保護するためのものであり、透明なアクリル樹脂やPC樹脂が用いられる。なお、両面テープ13,42の代わりに、粘着剤や接着剤等を用いることもできる。
さらに、筐体210は、表示面側の先端部に、シリコンゴムやアクリルウレタン樹脂などの弾性体からなる円柱を軸線に沿って分割した形状のクッション23が取り付けられており、筐体210を閉じる際の衝撃を吸収することができる。
入力デバイス部3は、IC等の電子部品(図示せず)が実装された基板32,入力手段106及び電池33などが内蔵されている。一般的に、入力手段106は、キーシートや操作ボタンなどが用いられる。
磁気センサ12は、基板32の所定位置(筐体210が閉じられると、磁石11と対向する位置)に実装されている。通常、磁気センサ12は、ホールICやMR素子などの磁気検出素子が用いられ、図13に示すように、表示部2が折り畳まれると、磁石11が接近することによって発生する磁束密度の変化を検知し、表示部2の開閉状態を判断する。
表示部2の筐体210や入力デバイス部3の筐体31は、Mg(マグネシウム)合金,Al(アルミ)合金,PC樹脂,ABS樹脂などで形成されている。さらに、ヒンジ5は、表示部2と入力デバイス部3とを連結し、任意の角度で係止することができる。
また、携帯端末装置100は、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、携帯電話機,PHS(Personal Handyphone System)などでもよい。なお、たとえば、携帯端末装置100が携帯電話機である場合、図11,12,13において、スピーカやマイク,通信手段等を省略してある。
さらに、携帯端末装置100は、連結部としてヒンジ5を備え、折畳式の連結方式としてあるが、この方式に限定されるものではなく、たとえば、スライド式,回転式(リボルバー型等),ユニバーサル式(二軸以上の回転部を有するもの)などでもよい。
このように、従来例にかかる開閉式携帯端末装置100は、磁石11及び磁気センサ12からなる開閉検知装置10を備えることにより、使用(開)状態において、LCDなどの表示デバイス4やキーボタンを発光させて、視認性を向上させるとともに、待機(閉)状態において、発光させていた表示デバイス4やキーボタンを消灯させてバッテリーの消費電流を抑えることができる。
なお、磁石の固定方法は、上述した従来例に限定されるものではなく、たとえば、表示側基板に磁石を実装する固定方法(特許文献1参照)や、ヒンジ部に磁石の位置決め部を成形して、この位置決め部に磁石を固定する固定方法(特許文献2)が開示されている。
特開2003−309629号公報 特開2004−177327号公報
しかしながら、上記携帯端末装置100は、磁石用両面テープ13(あるいは、磁石用両面テープ13の代わりに使用する粘着剤や接着剤等)を必要とするため、部品点数を削減できないといった問題があった。また、通常縦寸法及び横寸法が数mmしかない矩形状の、微小な磁石用両面テープ13を貼り付ける作業の作業性を改善できないといった問題があった。
また、磁石11を筐体210の内壁に貼り付けるため、筐体210の肉厚分だけ磁気センサ12から遠ざかるので、検出精度を確保するために、磁石11の磁束密度を大きくする必要があり、その結果スピーカやレシーバなどの磁気の影響を受けやすい電子部品に悪影響を与えるといった問題があった。さらに、この悪影響を回避するには、磁石11の実装精度を向上させる必要があるといった問題もあった。
なお、磁石11と磁力センサ12を接近させることにより、磁石11の磁束密度を小さくすることができ、これにより、磁石11を小型化するとともに軽量化を図ることができる。ただし、装置表面には、表示デバイス4や入力手段106などの多くの部品が配置されているので、これらの部品と干渉するといった不具合を回避する必要があった。
本発明は、上記問題を解決すべく、開閉検知用磁石が貼り付けられる磁石用両面テープを削減するとともに、組立作業性を向上させ、さらに、磁石と磁力センサを接近させることにより、軽量化を可能とする開閉式携帯端末装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の開閉式携帯端末装置は、表示デバイス,この表示デバイスを保護するスクリーン及び開閉検知用磁石を有する表示部と、入力手段及び磁気センサを有する入力デバイス部と、前記表示部と入力デバイス部を開閉自在に連結する連結部とを備え、前記磁気センサが前記開閉検知用磁石の磁気を検知することにより、前記表示部と入力デバイス部との開閉を検知する開閉式携帯端末装置であって、前記開閉検知用磁石が、前記スクリーンの周縁部の裏側に取り付けられた構成としてある。
このようにすると、スクリーン周縁部の裏側のスペースを有効利用して、磁石を取り付けることができる。
また、本発明の開閉式携帯端末装置は、前記開閉検知用磁石が、前記スクリーンの周縁部に貼り付けられたスクリーン用両面テープに、貼り付けられた構成としてある。
このようにすると、磁石用両面テープが不要となり、部品点数を削減できるとともに、微小な磁石用両面テープの代わりに、大きく貼りやすいスクリーン用両面テープを利用することができ、貼り付ける作業の作業性を改善することができる。
また、本発明の開閉式携帯端末装置は、表示デバイス,衝撃緩衝用のクッション及び開閉検知用磁石を有する表示部と、入力手段及び磁気センサを有する入力デバイス部と、前記表示部と入力デバイス部を開閉自在に連結する連結部とを備え、前記磁気センサが前記開閉検知用磁石の磁気を検知することにより、前記表示部と入力デバイス部との開閉を検知する開閉式携帯端末装置であって、前記開閉検知用磁石が、前記クッションの内部又は裏側に取り付けられた構成としてある。
このようにすると、磁石を磁気センサに接近させて取り付けることができるので、接近させた分だけ磁石の磁束密度を小さくすることができ、スピーカやレシーバなどの磁気の影響を受けやすい電子部品に悪影響を与えるといった心配を排除することができる。また、磁石の磁束密度を小さくすることができるので、磁石を小型化でき、開閉式携帯端末装置の軽量化を図ることができる。
また、本発明の開閉式携帯端末装置は、前記開閉検知用磁石が、前記クッションに貼り付けられたクッション用両面テープに、貼り付けられた構成としてある。
このようにすると、磁石用両面テープが不要となり、部品点数を削減できるとともに、微小な磁石用両面テープの代わりに、大きく貼りやすいクッション用両面テープを利用することができ、貼り付ける作業の作業性を改善することができる。
また、本発明の開閉式携帯端末装置は、表示デバイス,化粧プレート及び開閉検知用磁石を有する表示部と、入力手段及び磁気センサを有する入力デバイス部と、前記表示部と入力デバイス部を開閉自在に連結する連結部とを備え、前記磁気センサが前記開閉検知用磁石の磁気を検知することにより、前記表示部と入力デバイス部との開閉を検知する開閉式携帯端末装置であって、前記開閉検知用磁石が、前記化粧プレートの裏側に取り付けられた構成としてある。
このようにすると、磁石を磁気センサに接近させて取り付けることができ、接近させた分だけ磁石の磁束密度を小さくすることができるので、磁気の影響を受けやすい電子部品に悪影響を与えるといった心配を排除することができ、また、磁石を小型化して、開閉式携帯端末装置の軽量化を図ることができる。
また、本発明の開閉式携帯端末装置は、前記開閉検知用磁石が、前記化粧プレートに貼り付けられた化粧プレート用両面テープに、貼り付けられた構成としてある。
このようにすると、磁石用両面テープが不要となり、部品点数を削減できるとともに、微小な磁石用両面テープの代わりに、大きく貼りやすい化粧プレート用両面テープを利用することができ、貼り付ける作業の作業性を改善することができる。
また、本発明の開閉式携帯端末装置は、前記表示部の筐体又はクッションに、前記開閉検知用磁石が収容される凹部又は開口部を設けた構成としてある。
このようにすると、磁石が位置決めされるので、実装精度を向上させることができるとともに、取付け作業の作業性を向上させることができる。
本発明の開閉式携帯端末装置によれば、開閉検知用磁石が貼り付けられる磁石用両面テープを削減するとともに、組立作業性を向上させ、さらに、磁石と磁力センサを接近させることにより、軽量化を図ることができる。
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略分解図を示している。
また、図2は、本発明の第一実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略A−A断面図を示している。
図1,2において、携帯端末装置1は、従来例の携帯端末装置100と比較して、磁石11を取り付ける位置や磁石11が貼り付けられる両面テープ42等が相違する。他の構成要素は従来例とほぼ同様としてある。
したがって、図1,2において、図11,13と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
表示部2の筐体21は、開口部214の周囲に、スクリーン41が装入される段付き状の凹部213が形成されており、この凹部213の所定位置に、磁石11が装入される凹部14が形成されている。このようにすると、磁石11が所定位置に容易に位置決めされるので、実装精度を向上させることができるとともに、磁石11の取付け作業の作業性を向上させることができる。また、凹部14の深さは、磁石11の厚さより深くなっており、磁石11が凹部14に装入されても、支障なくスクリーン41を貼り付けることができる。
ここで、好ましくは、凹部14の深さを、磁石11の厚さとほぼ同じにするとよい。このようにすると、スクリーン用両面テープ42が貼り付けられたスクリーン41を凹部213に貼り付けると、磁石11とスクリーン用両面テープ42が接触し、磁石11をスクリーン用両面テープ42に貼り付けることができる。すなわち、磁石用両面テープ13を使用しなくてもすむので、部品点数を削減することができる。さらに、微小な磁石用両面テープ13を貼り付ける作業を行なわなくてもすむので、作業性を向上させることができる。
また、一般的に、スクリーン41は筐体210の板厚より薄いので、図2に示すように、磁石11は、距離Lだけ磁気センサ12側に接近した状態で実装される。これにより、磁気センサ12の検知動作を安定させることができ、あるいは、磁石11が接近した分、磁石11の磁力を低減することができる。
なお、本実施形態では、磁石11を表示デバイス4に対して、クッション23側に取り付けているが、この取付け位置に限定されるものではなく、たとえば、凹部213上であれば、他の部品(図示せず)と干渉しない範囲で取付け位置を設定することができる。
磁気センサ12は、磁石11の取付け位置に応じて、基板32の所定位置に実装されている。また、本実施形態の磁気センサ12は、入力手段6の下に実装されており、磁気センサ12が入力手段6と干渉しないように、入力手段6の裏面に凹部61を形成してある。
なお、その他の構成は、ほぼ従来例の携帯端末装置100とほぼ同様としてある。
次に、携帯端末装置1の動作について、図面を参照して説明する。
図2に示すように、表示部2と入力デバイス部3が閉じられている場合、磁石11と磁気センサ12が接近するので、磁気センサ12は、閾値以上に設定された磁石11の磁力を検出し、表示部2と入力デバイス部3が閉じられている旨の閉信号を出力する。これにより、携帯端末装置1は、表示デバイス4やキーボタンなどを消灯させてバッテリーの消費電流を抑えることができる。
一方、図示してないが、表示部2と入力デバイス部3が開かれると、磁石11と磁気センサ12が離れるので、磁気センサ12は、磁石11の磁力を検出せず、表示部2と入力デバイス部3が開かれた旨の開信号を出力する。これにより、携帯端末装置1は、表示デバイス4やキーボタンなどを発光させて、視認性を向上させることができる。
このように、本実施形態の携帯端末装置1によれば、磁石11がスクリーン用の両面テープ42に貼り付けられるので、磁石用両面テープ13を削減することができ、部品点数の削減と、磁石用両面テープ13を貼り付ける工数の削減にもつながりコスト削減を実現することができる。
また、磁石11の実装エリアが広がるので、設計の自由度を増すことができる。
さらに、表示部2と入力デバイス部3が閉じられた際、磁石11と磁気センサ12がより接近するので、磁石11の磁束密度を小さくすることができ、磁石11によるレシーバやスピーカ等の電子部品への悪影響を低減することができる。これにより、磁気の影響を受けやすい電子部品の実装位置の自由度を増大させることができる。また、磁束密度を小さくすると、磁石11のサイズも小型化することが可能となるので、占有体積の縮小がはかられ、携帯端末装置1の小型化及び、磁石11自体のコスト削減が可能となる。また、磁石11の磁束密度を小さく抑えられるので、キャッシュカードなどの磁気カードへの影響も少なくすることができ、カード破損の防止の面でも効果が得られる。
(第一応用例)
図3は、本発明の第一実施形態の第一応用例に係る開閉式携帯端末装置の概略分解図を示している。
また、図4は、本発明の第一実施形態の第一応用例に係る開閉式携帯端末装置の概略B−B断面図を示している。
図3,4において、携帯端末装置1aは、上記実施形態の携帯端末装置1と比較して、磁石11を装入する凹部14の代わりに、開口部14aを形成した点が相違する。他の構成要素は携帯端末装置1とほぼ同様としてある。
したがって、図3,4において、図1,2と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
表示部2aの筐体21aは、磁石11が取り付けられる凹部213に、矩形状の開口部14aが形成されている。この開口部14aに磁石11を装入することにより、磁石11の位置決めを容易に行なうことができ、携帯端末装置1とほぼ同様の効果を発揮することができる。
このように、本応用例の携帯端末装置1aによっても、磁石11が位置決めされるので、実装精度を向上させることができるとともに、取付け作業の作業性を向上させることができる。
[第二実施形態]
図5は、本発明の第二実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略分解図を示している。
また、図6は、本発明の第二実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略C−C断面図を示している。
図5,6において、携帯端末装置1bは、従来例の携帯端末装置100と比較して、磁石11を取り付ける位置や磁石11が貼り付けられる両面テープ16等が相違する。他の構成要素は従来例とほぼ同様としてある。
したがって、図5,6において、図11,13と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
表示部2bの筐体21bは、クッション23が取り付けられる位置に、クッション用両面テープ16の厚さとほぼ同じ深さの凹部15が形成されている。また、この凹部15の所定位置に、磁石11が装入される矩形状の凹部14bが形成されている。このようにすると、磁石11が所定位置に容易に位置決めされるので、実装精度を向上させることができるとともに、磁石11の取付け作業の作業性を向上させることができる。また、凹部14bの深さは、磁石11の厚さより深くなっており、磁石11が凹部14bに装入されても、支障なくクッション23を貼り付けることができる。
ここで、好ましくは、凹部14bの深さを、磁石11の厚さとほぼ同じにするとよい。このようにすると、クッション用両面テープ16が貼り付けられたクッション23を凹部15に貼り付けると、磁石11とクッション用両面テープ16が接触し、磁石11をクッション用両面テープ16に貼り付けることができる。すなわち、磁石用両面テープ13を使用しなくてもすむので、部品点数を削減することができる。さらに、微小な磁石用両面テープ13を貼り付ける作業を行なわなくてもすむので、作業性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、凹部15を形成し、この凹部15に凹部14bを形成する構成としてあるが、この構成に限定されるものではなく、たとえば、クッション用両面テープ16の代わりに接着剤(図示せず)を用いる場合には、凹部15を形成せず、筐体21bの表面に凹部14bを形成してもよい。
また、一般的に、クッション用両面テープ16はスクリーン41の板厚より薄いので、図6に示すように、磁石11は、携帯端末装置1と比べて、距離L1だけ磁気センサ12側に接近した状態で実装される。これにより、磁気センサ12の検知動作を安定させることができ、あるいは、磁石11が接近した分、磁石11の磁力を低減することができる。
このように、本実施形態の携帯端末装置1bによれば、磁石11がクッション用両面テープ16に貼り付けられるので、磁石用両面テープ13を削減することができ、部品点数の削減と、磁石用両面テープ13を貼り付ける工数の削減にもつながりコスト削減を実現することができる。
また、表示部2と入力デバイス部3が閉じられた際、磁石11と磁気センサ12がより接近するので、磁石11の磁束密度を小さくすることができ、磁石11によるレシーバやスピーカ等の電子部品への悪影響を低減することができる。これにより、磁気の影響を受けやすい電子部品の実装位置の自由度を増大させることができる。また、磁束密度を小さくすると、磁石11のサイズも小型化することが可能となるので、占有体積の縮小がはかられ、携帯端末装置1bの小型化及び、磁石11自体のコスト削減が可能となる。
(第二応用例)
図7は、本発明の第二実施形態の第二応用例に係る開閉式携帯端末装置の概略分解図を示している。
また、図8は、本発明の第二実施形態の第二応用例に係る開閉式携帯端末装置の概略D−D断面図を示している。
図7,8において、携帯端末装置1cは、上記実施形態の携帯端末装置1bと比較して、クッション23cの取付け面に、磁石11を装入する凹部14cを形成した点が相違する。他の構成要素は携帯端末装置1bとほぼ同様としてある。
したがって、図7,8において、図5,6と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
クッション23cは、裏面の所定位置に、磁石11が装入される矩形状の凹部14cが形成されており、その他の構造は、クッション23とほぼ同様としてある。このようにすると、この凹部14cに磁石11を装入し、クッション用両面テープ16を貼り付けることにより、磁石11を容易にクッション23cに取り付けることができる。また、クッション23cは、クッション用両面テープ16によって、表示部2cの筐体21cに容易に取り付けることができる。
なお、表示部2cの筐体21cは、クッション23cが取り付けられる位置に、クッション用両面テープ16の厚さとほぼ同じ深さの凹部15が形成されている。
このように、本応用例の携帯端末装置1cによれば、表示部2cと入力デバイス部3が閉じられた際、磁石11と磁気センサ12がさらに接近するので、磁石11の磁束密度を小さくすることができ、磁石11を小型化することができる。また、磁石11を小型化することにより、磁石11のコストダウンを図ることができるとともに、携帯端末装置1cの小型化及び軽量化を図ることもできる。
また、クッション23cに磁石11を装入する構成となっており、取付け作業の作業性を向上させることができる。
[第三実施形態]
図9は、本発明の第三実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略分解図を示している。
また、図10は、本発明の第三実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略E−E断面図を示している。
図9,10において、携帯端末装置1dは、第二実施形態の携帯端末装置1bと比較して、磁石11を取り付ける位置や磁石11が貼り付けられる両面テープ16c等が相違する。他の構成要素は携帯端末装置1bとほぼ同様としてある。
したがって、図9,10において、図5,6と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
表示部2dの筐体21dは、表示部2dを組み立てるためのねじ26が、ヒンジ5側に締め付けられている。このねじ26を隠すために、化粧プレート24が、化粧プレート用両面テープ16cによって、筐体21dに貼り付けられている。この化粧プレート24は、樹脂又は金属等からなる筐体21dの板厚より薄い平板である。
また、筐体21dは、化粧プレート24が取り付けられる位置に、化粧プレート24の板厚と化粧プレート用両面テープ16dの厚さの合計とほぼ同じ深さの凹部15dが形成されている。また、この凹部15の所定位置に、磁石11が装入される矩形状の凹部14dが形成されている。このようにすると、磁石11が所定位置に容易に位置決めされるので、実装精度を向上させることができるとともに、磁石11の取付け作業の作業性を向上させることができる。また、凹部14dの深さは、磁石11の厚さより深くなっており、磁石11が凹部14dに装入されても、支障なく化粧プレート24を貼り付けることができる。
ここで、好ましくは、凹部14dの深さを、磁石11の厚さとほぼ同じにするとよい。このようにすると、化粧プレート用両面テープ16dが貼り付けられた化粧プレート24を凹部15dに貼り付けると、磁石11と化粧プレート用両面テープ16dが接触し、磁石11を化粧プレート用両面テープ16dに貼り付けることができる。すなわち、磁石用両面テープ13を使用しなくてもすむので、部品点数を削減することができる。さらに、微小な磁石用両面テープ13を貼り付ける作業を行なわなくてもすむので、作業性を向上させることができる。
このように、本実施形態の携帯端末装置1dによれば、磁石11が化粧プレート用両面テープ16dに貼り付けられるので、磁石用両面テープ13を削減することができ、部品点数の削減と、磁石用両面テープ13を貼り付ける工数の削減にもつながりコスト削減を実現することができる。
以上、本発明の開閉式携帯端末装置について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る開閉式携帯端末装置は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した開閉式携帯端末装置は、表示部側に磁石を設け、入力デバイス部側に磁気センサを設けた構成としてあるが、表示部側に磁気センサを設け、入力デバイス部側に磁石を設けた構成としてもよく、このようにすると、設計の自由度を増大させることができる。
することができる。
以上説明したように、本発明の開閉式携帯端末装置は、携帯端末装置に限定されるものではなく、たとえば、小型の開閉式装置に対して、有効に適用することができる。
本発明の第一実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略分解図を示している。 本発明の第一実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略A−A断面図を示している。 本発明の第一実施形態の第一応用例に係る開閉式携帯端末装置の概略分解図を示している。 本発明の第一実施形態の第一応用例に係る開閉式携帯端末装置の概略B−B断面図を示している。 本発明の第二実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略分解図を示している。 本発明の第二実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略C−C断面図を示している。 本発明の第二実施形態の第二応用例に係る開閉式携帯端末装置の概略分解図を示している。 本発明の第二実施形態の第二応用例に係る開閉式携帯端末装置の概略D−D断面図を示している。 本発明の第三実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略分解図を示している。 本発明の第三実施形態に係る開閉式携帯端末装置の概略E−E断面図を示している。 従来例にかかる開閉式携帯端末装置の概略図であり、(a)は開状態の斜視図を、(b)は閉状態の斜視図を示している。 従来例にかかる開閉式携帯端末装置の開状態における概略X−X断面図を示している。 従来例にかかる開閉式携帯端末装置の閉状態における概略X−X断面図を示している。
符号の説明
1,1a,1b,1c,1d 携帯端末装置
2,2a,2b,2c,2d 表示部
3 入力デバイス部
4 表示デバイス
5 ヒンジ
6 入力手段
10 開閉検知装置
11 磁石
12 磁気センサ
13 磁石用両面テープ
14,14b,14c 凹部
14a 開口部
15,15d 凹部
16 クッション用両面テープ
16d 化粧プレート用両面テープ
21,21a,21b,21c 筐体
22 基板
23,23c クッション
24 化粧プレート
25 クッション
26 ねじ
31 筐体
32 基板
33 電池
41 スクリーン
42 スクリーン用両面テープ
61 凹部
100 携帯端末装置
106 入力手段
210 筐体
211 フレーム
212 開口部
213 凹部
214 開口部

Claims (7)

  1. 表示デバイス,この表示デバイスを保護するスクリーン及び開閉検知用磁石を有する表示部と、入力手段及び磁気センサを有する入力デバイス部と、前記表示部と入力デバイス部を開閉自在に連結する連結部とを備え、前記磁気センサが前記開閉検知用磁石の磁気を検知することにより、前記表示部と入力デバイス部との開閉を検知する開閉式携帯端末装置であって、
    前記開閉検知用磁石が、前記スクリーンの周縁部の裏側に取り付けられたことを特徴とする開閉式携帯端末装置。
  2. 前記開閉検知用磁石が、前記スクリーンの周縁部に貼り付けられたスクリーン用両面テープに、貼り付けられたことを特徴とする請求項1記載の開閉式携帯端末装置。
  3. 表示デバイス,衝撃緩衝用のクッション及び開閉検知用磁石を有する表示部と、入力手段及び磁気センサを有する入力デバイス部と、前記表示部と入力デバイス部を開閉自在に連結する連結部とを備え、前記磁気センサが前記開閉検知用磁石の磁気を検知することにより、前記表示部と入力デバイス部との開閉を検知する開閉式携帯端末装置であって、
    前記開閉検知用磁石が、前記クッションの内部又は裏側に取り付けられたことを特徴とする開閉式携帯端末装置。
  4. 前記開閉検知用磁石が、前記クッションに貼り付けられたクッション用両面テープに、貼り付けられたことを特徴とする請求項3記載の開閉式携帯端末装置。
  5. 表示デバイス,化粧プレート及び開閉検知用磁石を有する表示部と、入力手段及び磁気センサを有する入力デバイス部と、前記表示部と入力デバイス部を開閉自在に連結する連結部とを備え、前記磁気センサが前記開閉検知用磁石の磁気を検知することにより、前記表示部と入力デバイス部との開閉を検知する開閉式携帯端末装置であって、
    前記開閉検知用磁石が、前記化粧プレートの裏側に取り付けられたことを特徴とする開閉式携帯端末装置。
  6. 前記開閉検知用磁石が、前記化粧プレートに貼り付けられた化粧プレート用両面テープに、貼り付けられたことを特徴とする請求項5記載の開閉式携帯端末装置。
  7. 前記表示部の筐体又はクッションに、前記開閉検知用磁石が収容される凹部又は開口部を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の開閉式携帯端末装置。
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WO2007094333A1 (ja) * 2006-02-16 2007-08-23 Kyocera Corporation 音響装置
CN103091594A (zh) * 2011-11-03 2013-05-08 宏达国际电子股份有限公司 便携电子装置、便携电子装置的周边装置连接感测方法
JP7431314B1 (ja) 2022-12-28 2024-02-14 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 部品の取付機構および電子機器

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