JP2003224622A - 接続率の向上が可能な無線通信機器及びその方法 - Google Patents

接続率の向上が可能な無線通信機器及びその方法

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JP2003224622A JP2002366377A JP2002366377A JP2003224622A JP 2003224622 A JP2003224622 A JP 2003224622A JP 2002366377 A JP2002366377 A JP 2002366377A JP 2002366377 A JP2002366377 A JP 2002366377A JP 2003224622 A JP2003224622 A JP 2003224622A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続率を向上できる無線通信機器及びその通
信方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る無線通信機器は、外部機器
とデータを送受信する送受信部21、31と、外部機器
から受信した前記データのパケットを正常に受信したこ
とを知らせる応答パケットを生成する応答パケット生成
部23、33と、前記データのパケットを受信すること
により生成した応答パケットを送受信部21、31を介
して前記外部機器に送信する。このとき、送信された前
記応答パケットでエラーが発生したものと判断すると、
この判定から所定時間後に前記応答パケットを再送信す
る制御部25、35とを含んで構成される。これによ
り、本発明に係る無線通信機器は、外部機器と無線接続
される過程で、パケット転送の機会が増し、外部機器と
の無線接続の失敗により接続の設定を初期化するステッ
プから再び開始する頻度を低減化することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信機器、及
びそれを用いた通信方法に関し、より詳細には、コネク
ションモードに切り換えする際の通信の流れを改善する
ことにより、コネクション切り換えの失敗率を低減させ
る無線通信機器、及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ブルートゥースとは、電気通信、ネット
ワーキング、コンピューティング及び消費部材等の幅広
い領域に亘る無線データ通信技術のコード名であり、近
距離内での通信で、装置間に多数のケーブルを連結する
ことが必要な通信技術に代わって、1つの無線連結を介
して通信を行う技術である。このようなブルートゥース
の無線技術が、たとえば、携帯電話やラップトップコン
ピュータで具現されれば、これらの装置間の通信用ケー
ブルが排除され、無線で通信を行うことが可能となる。
このようなブルートゥースシステムを構成する個々の装
置としては、プリンタ、PDA(personal d
igital assistant)、デスクトップ、
FAX、キーボード、ジョイスティックは勿論のこと、
実際には、あらゆるデジタル装置が挙げられる。
【0003】ブルートゥースは、一般に、最大データ転
送速度が1Mbps程度、最大転送距離が10m程度で
ある。この1Mbpsという転送速度は、ユーザが免許
を取得すること無しに利用できる範疇、つまり、2.4
GHzのISM(Industrial Scient
ific Medical)の周波数帯域内にある周波
数であるので、簡便かつ低コストで具現できるものであ
る。また、10mという転送距離は、オフィス内でユー
ザが携帯している機器とデスクに設置されるパーソナル
コンピュータ(PC)間の転送距離としては充分な距離
であるという判断に基づいて定められたものである。
【0004】また、ブルートゥースは、比較的雑音の多
いラジオ周波数帯域の環境でも動作することが可能なよ
うに考案されている。すなわち、ブルートゥースは、毎
秒1600回のチャネル切り換えを行う周波数ホッピン
グ(Frequency Hopping)方式を採用
しているので、比較的雑音の多い無線周波数帯域でも安
定したデータの送受信が可能である。
【0005】ここで、前記周波数ホッピング方式はFH
SS(Frequency Hopping Spre
ad Spectrum)方式とも呼ばれている。この
FHSS方式では、まず、与えられた周波数帯域を複数
のホッピングチャネルに割り当てて送信側で1次変調さ
れた信号(中間周波数帯域)をRF周波数帯域(2.4
GHz)に周波数変換する。その際、所定の手順で互い
に異なるホッピングチャネルが、前記信号に割り当てら
れる。このとき、前記信号に割り当てられるホッピング
チャネルの変更速度が速いので、多重チャネルの干渉、
及び狭帯域のインパルス性雑音の影響を低減させること
ができる。
【0006】受信端では、多数のホッピングチャネルに
分散されて受信された信号を、送信端と同じ順序で連結
させて元の信号を復元する。IEEE802.11で
は、79個のホッピングチャネルを使用し、各ホッピン
グチャネルを互いに1MHz間隔で配置し、信号を多数
のチャネル間をホッピングさせながら割り当てる際に、
時間的に連続した2つのホッピングチャネル間での相互
の干渉を避けるべく、少なくとも6MHzの間隔で、ホ
ッピングチャネルの変更速度(ホッピング率)を1秒当
たり2.5回以上とすることが規定されている。
【0007】ブルートゥースシステムは、1対1の連結
のみならず、1対多の連結をもサポートするものであ
る。このようなブルートゥースシステムにおいては、図
1に示すように、複数のピコネットを一体的に組織する
ように連結する、あるいは、それぞれのピコネットを互
いに異なった周波数を有するホッピングの順序に従って
区分することが可能である。
【0008】ここで、ピコネットとは、1つのマスタ
(親機)に対して、1つ以上のスレーブ(子機)が連結
されて形成されたブルートゥースユニットの構成単位の
ことをいう。そして、1つのピコネットは、1つのマス
タが最大で7つのスレーブを有することができる。
【0009】ここで、マスタは、ピコネット内のチャネ
ルに対して全体の特性を決定づけるものである。また、
マスタのブルートゥースデバイスアドレス(BD_AD
DR)は、周波数のホッピングシーケンスと、チャネル
のアクセスコードとを決定するものである。つまり、マ
スタクロックは、ホッピングシーケンスの位相を決定
し、タイミングを設定する。さらに、マスタは、チャネ
ル上のトラフィックを制御する。そして、各種のデジタ
ル機器がこのようなマスタに採用され、一旦、前記ピコ
ネットが形成されると、そのあとで、マスタとスレーブ
の各役割が再び変更され得る。
【0010】マスタとスレーブは、基本的には1ホッピ
ングスロット(625μs=1/1600秒)を単位と
して、時分割方式(Time Division Du
plex:TDD)によって両方向通信を実行する。そ
して、複数のピコネットが互いに組織的に連結されたも
のをスカッタネット(Scatternet)という。
【0011】図2は、マスタとスレーブ間のTDDによ
る通信を模式的に示す図である。ここで、タイムスロッ
トとして割り当てられた各チャネルの長さは625μs
である。タイムスロット数は、ピコネットマスタのブル
ートゥースクロックによって決定される。また、タイム
スロットにより、マスタとスレーブとは択一的にパケッ
トを転送することが可能である。つまり、マスタは偶数
で表記されたタイムスロットのみでパケットを転送し、
スレーブは奇数で表記されたタイムスロットのみでパケ
ット転送するようになっている。また、マスタやスレー
ブによって転送されるパケットは、5つ以下のタイムス
ロット内で具現されることが必要である。ここで、パケ
ットとは、ピコネットチャネルで転送されるデータの単
位をいう。
【0012】ブルートゥースを連結した状態で電力消費
量を低減化するには、マスタが、スレーブをホールドモ
ード、スニフモード、パークモード等の状態として運用
される。ここで、ホールドモードとは、マスタとスレー
ブが連結された状態で、AM_ADDR(Active
Member Address)を有した状態のまま
スリープ状態に入るモードのことをいう。
【0013】そして、スニフモードとは、マスタとスレ
ーブが連結された状態で、前記AM_ADDRを有した
状態のままリッスン(listen)の間隔を長くする
モードのことをいう。また、パークモードとは、マスタ
とスレーブが連結された状態で、前記AM_ADDRを
開放してスリープ状態に入るモードのことをいう。パー
クモードに移行する前に、PM_ADDR(Paeke
d Member Address)またはAR_AD
DR(Access Request Addres
s)がマスタから与えられる。
【0014】ここで、前記AM_ADDRは、メンバー
アドレスで表現されて、ピコネット内に参加している活
性(アクティブ)のメンバーを識別するようになってい
る。つまり、ピコネット内で2つ以上のスレーブが1つ
のマスタに無線で接続される場合、マスタは、各スレー
ブを区別するために、各スレーブが活性(アクティブ)
化されるまでに使用される臨時の3ビットのアドレスを
割り当てる。これによって、マスタとスレーブ間で交換
されるパケットは、全てAM_ADDRを運ぶ。
【0015】すなわち、スレーブのAM_ADDRは、
マスタからスレーブへのパケットのみならず、スレーブ
からマスタへのパケット全てに使用される。スレーブが
マスタに連結されていないときや、スレーブがパークモ
ード状態である場合には、割り当てられたAM_ADD
Rは放棄され、マスタに再び連結されるときに新たなA
M_ADDRが割り当てられなければならない。ピコネ
ットが1つのマスタと7つのスレーブに制限されるの
は、ブルートゥース標準において、マスタが活性化され
たスレーブに割り当てるアドレス(AM_ADDR)が
3ビットの長さに指定されているためである。すなわ
ち、最大8つのアドレスのうち、アドレス「000」は
マスタからスレーブへのブロードキャスティング用途と
して使用され、残りの「001」から「111」までの
7つのアドレスのみを使用することができるためであ
る。
【0016】新たなスレーブをマスタと連結するため
に、インクァイアリー及びページング過程が用いられ
る。インクァイアリー過程では、ブルートゥースシステ
ム内にある機器等が各機器のアドレスとクロックを発見
するようにする。ページング過程は、マスタによって周
期的に実行され、スレーブをウェークアップさせる。マ
スタのページングに対するスレーブの応答を図3及び図
4に示す。
【0017】図3は、スレーブがマスタの第1のページ
ングメッセージに応答する際の初期のステップの無線接
続を示す図であり、図4は、スレーブがマスタの第2の
ページングメッセージに応答する際の初期のステップの
無線接続を示す図である。
【0018】マスタによって転送されたページングメッ
セージがスレーブによって適応的に受信されると、マス
タとスレーブのホッピング周波数は同期化される。マス
タとスレーブの両方は無線接続の状態を保持しながら、
情報を交換するために応答ルーチンに入る。
【0019】ピコネット接続状態において重要な点は、
マスタとスレーブとが同一のチャネルアクセスコード
(CAC)を使用するとともに、同一のチャネルホッピ
ングシーケンスを使用して、マスタクロックとスレーブ
クロックとが同期化されるということである。チャネル
アクセスコード及びチャネルホッピングシーケンスはマ
スタのBD_ADDRから求められ、タイミングはマス
タクロックによって決定される。このマスタクロック
に、スレーブクロックを一時的に同期化させるために、
スレーブのネイティブクロックにオフセットが加えられ
る。無線接続が開始されると、マスタのパラメータがマ
スタからスレーブに伝達される必要がある。
【0020】図3及び図4に示す周波数f(k)、f
(k+1)、…は、スレーブのBD_ADDRによって
決定されたページホッピングシーケンスの周波数を表
す。また、周波数f’(k)、f’(k+1)、…は、
スレーブからマスタへのページ応答周波数に対応する。
そして、周波数g(m)はチャネルホッピングシーケン
スに属する。
【0021】表1に、マスタとスレーブとの間で交換さ
れる初期メッセージを示す。
【0022】
【表1】
【0023】ステップ1では、マスタはページング状態
にあり、スレーブはページングスキャン状態にある。ス
レーブがページングスキャン状態に入ると、スレーブは
マスタのページホッピングシーケンスに対応するスキャ
ン周波数を選択する。このステップで、マスタによって
転送されたページメッセージ(スレーブのデバイスアク
セスコード)がスレーブに到達したものと仮定する。
【0024】デバイスアクセスコードが認識されると、
スレーブはステップ2で応答メッセージを転送する。ス
レーブによって転送される応答メッセージはスレーブの
デバイスアクセスコードのみで構成されている。スレー
ブは受信したページメッセージ(スレーブIDパケッ
ト)の開始から625μs後に応答メッセージを転送す
る。この応答メッセージのホッピング周波数は受信した
ページメッセージが有するホッピング周波数と一致して
いる。初期メッセージを交換する間、スレーブはマスタ
に情報をリターンするためにページ応答ホッピングシー
ケンスを使用する。応答メッセージを転送した後、スレ
ーブのレシーバは応答メッセージが開始された後、31
2.5μsで活性化され、マスタからFHS(Freq
uencyHoppinng Synchroniza
tion)パケットを待つ(ステップ3)。
【0025】ここで、FHSパケットは図4に示すよう
に、スレーブがマスタの第2ページングメッセージに応
答する際には、ページメッセージが到着した後、31
2.5μs速く到達することが可能である。つまり、こ
の場合には、RX/TXタイミングのように625μs
という間隔は適用されない。
【0026】スレーブ応答状態でスレーブにFHSパケ
ットが受信されると、スレーブはページ応答ホッピング
シーケンスを利用してFHSパケットの受信を知らせる
ためのスレーブのデバイスアクセスコードのみから構成
される応答をマスタにリターンする(ステップ4)。応
答パケットの転送は、FHSパケットに基づく。また、
スレーブはFHSパケットから受信されたマスタのチャ
ネルでアクセスコード及びクロックを変更する。
【0027】すなわち、ステップ5でスレーブは接続状
態に入り、スレーブは、この時点からチャネルホッピン
グシーケンス及びチャネルアクセスコードを決定するた
めに、マスタのクロック及びマスタBD_ADDRを利
用する。接続モードは、マスタで転送されるPOLLパ
ケットによって開始される。
【0028】ここで、POLLパケットはNULLパケ
ットと同一の構造を有する。しかし、NULLパケット
は応答を必要としない反面、POLLパケットは受信側
が送信するデータがあるか無いかについて応答しなけれ
ばならない。また、POLLパケットはそれ自体でAR
Q(Automatic Repeat reQues
t)とSEQN(Sequential Number
ing Scheme)で支配される応答や再転送制御
方法に影響が及ばない。POLLの代表的な用途は、マ
スタがピコネットでスレーブの存在を検査するところに
ある。もし、スレーブが存在するとマスタに応答する。
【0029】ステップ6において、スレーブはパケット
のタイプに対応して応答する。FHSパケットが通報さ
れた後、割り当てられた新たな接続TO数の間にスレー
ブによってPOLLパケットが受信されなかったり、マ
スタによって応答パケットが受信されなかったりする
と、マスタ及びスレーブは各々ページング及びページン
グスキャン状態にリターンする。
【0030】前記したように、ブルートゥースシステム
が接続状態になるためには、接続の設定の過程におい
て、ページ及びページスキャン過程が成功し、かつ、ス
レーブがマスタのクロック値を受信することが必要であ
る。しかし、距離、障害物、RFモジュールの性能等と
いった要因によってマスタスレーブのIDパケットを受
信できないときは、図5に示すように、マスタは、予め
決められた数のFHSパケットを送信し続ける。図5は
マスタとスレーブとの無線接続の設定でエラーが発生し
た場合を模式的に示す図である。
【0031】しかし、スレーブは、既にFHSパケット
を受信してIDパケットを送信した後、チャネルホッピ
ングシーケンスの状態に入った状態となるので、スレー
ブはチャネルホッピングシーケンスによるPOLLパケ
ットを待つことになる。これによって、マスタとスレー
ブとの接続過程がこれ以上進行されず、一定時間か経過
した後に、接続設定の過程が失敗として認識され、この
接続設定の過程が終了することとなる。その結果、マス
タとスレーブとは、接続の設定の過程をステップ1から
再び開始する必要が生じるため、それにともなって電力
の消費量が増大し、また、無線の接続される確率が低下
する。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を解決するためになされたものであって、マスタとスレ
ーブとの間における無線接続の失敗の確率を低減化する
ことが可能な無線通信機器及びその方法を提供すること
を目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る無線通信機器は、外部機器との間でデ
ータを送受信する送受信部と、前記外部機器から送信さ
れたデータのパケットを受信すると、前記パケットを正
常に受信したことを知らせる応答パケットを生成する応
答パケット生成部と、前記パケットを受信すると前記の
ように生成された応答パケットを、前記送受信部を介し
て前記外部機器に送信し、送信された前記応答パケット
にエラーが発生したものと判断した場合に、この判定を
行った時点より所定時間が経過した後に、前記応答パケ
ットを再送信する制御部とを含んで構成される(請求項
1)。
【0034】ここで、前記無線通信機器の制御部で、応
答パケットに対応するパケットが所定時間内に外部機器
で受信されないと、応答パケットにエラーが発生したも
のと判断するように設定することができる(請求項
2)。
【0035】また、前記無線通信機器の制御部で、送信
された応答パケットが外部機器で受信され、このパケッ
トが既に受信された前記パケットと同一であると、この
応答パケットにエラーが発生したものと判断するように
設定することができる(請求項3)。
【0036】さらに、本発明は、前記無線通信機器で、
応答パケットをデバイスアクセスコードで構成すること
ができる(請求項4)。
【0037】さらに、本発明は、前記無線通信機器にお
いて、応答パケットを送信する回数をカウントするカウ
ンタをさらに含み、制御部で、前記カウンタでカウント
された応答パケットのカウント回数が所定値に到達する
と、外部機器との無線接続の設定を初期化するように構
成することができる(請求項5)。
【0038】そして、前記無線通信機器の前記制御部で
前記応答パケットが正常に転送されたものと判定される
と、前記データの送受信を開始するように構成すること
ができる(請求項6)。
【0039】ここで、前記無線通信機器で、前記応答パ
ケットが所定時間内に前記外部機器で受信されると、前
記応答パケットが正常に転送されたものと判定されるよ
うに制御部を設定することができる(請求項7)。
【0040】前記目的を達成するための本発明に係る無
線通信方法は、前記無線通信機器で行われる無線通信方
法であって、外部機器から送信されたデータのパケット
を受信すると、このパケットを正常に受信したことを知
らせる応答パケットを生成するステップと、このように
生成された応答パケットを、前記送受信部を介して前記
外部機器に送信するステップと、このように送信された
応答パケットでエラーが発生したか否かを判定するステ
ップ、及び前記応答パケットで前記エラーが発生したも
のと判断すると、この判定が行われた時点から所定時間
が経過した後に、前記応答パケットを再送信するように
制御するステップとを含んで構成される(請求項8)。
【0041】前記無線通信方法で、判定が行われるステ
ップは、応答パケットが所定時間内に外部機器で受信さ
れなかった場合に、応答パケットでエラーが発生したも
のと判断するように構成することができる(請求項
9)。
【0042】また、前記無線通信方法で、判定が行われ
るステップは、送信された応答パケットが外部機器で受
信され、この応答パケットが既に受信されたパケットと
同一であると判定された場合に、前記応答パケットでエ
ラーが発生したものと判断するように構成することがで
きる(請求項10)。
【0043】また、前記無線通信方法で、応答パケット
を、デバイスアクセスコードから構成することができる
(請求項11)。
【0044】さらに、本発明は、前記無線通信方法で、
前記応答パケットを送信する回数をカウントするステッ
プ、及び、前記カウントを行うステップでカウントされ
た回数が所定値に到達すると、前記外部機器との無線接
続の設定を初期化するステップとをさらに含んで構成す
ることができる(請求項12)。
【0045】さらにまた、前記無線通信方法で、応答パ
ケットが正常に転送されたものと判定するとデータの送
受信を開始するように、制御が行われるステップを構成
することができる(請求項13)。
【0046】そして、前記無線通信方法で、応答パケッ
トが所定時間内に前記外部機器で受信されると、前記応
答パケットが正常に転送されたものと判断するように判
定が行われるステップを構成することができる(請求項
14)。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明に
係る無線通信機器をより詳細に説明する。図6は、本発
明に係る無線通信機器を模式的に示すブロック図であ
る。図6に示すように、本発明に係る無線通信機器2
0、30は、送受信部21、31、応答パケット生成部
23、33、制御部25、35、及びカウンタ27、3
7を備えて構成されている。また、本発明に係る無線通
信機器20、30の制御部25、35は、ホスト40、
50と繋がっている。
【0048】ここで、同一の構成要素に対して併記され
た参照符号のうち、20、21、23、25は、スレー
ブとして動作する無線通信機器(以下、「スレーブ」と
いう)20の各構成要素を示し、参照符号30、31、
33、35は、マスタとして動作する無線通信機器(以
下、「マスタ」という。)30の構成要素を示す。マス
タ30の各構成要素は、スレーブとして動作する無線通
信機器20と同一の機能を有している。
【0049】送受信部21、31は、外部から受信した
信号、たとえば、RF信号を処理して転送対象データパ
ケットを外部に送信する。応答パケット生成部23、3
3は、外部機器から受信したデータのパケットを正常に
受信したことを知らせる応答パケットを、前記パケット
に対応させて生成する。
【0050】制御部25、35は、送受信部21、31
を介して外部機器から所定パケットを受信すると、応答
パケット生成部23、33から生成された応答パケット
を送受信部21、31を通して外部機器に送信する。ま
た、制御部25、35は送信した応答パケットでエラー
が発生したか否かを判定する。制御部25、35が送信
した応答パケットでエラーが発生したものと判断する
と、制御部25、35は送信すべき応答パケットを、前
記判断が行われた時点から所定時間が経過した後に、再
度送信する。そして、カウンタ27、37は、このよう
に送信される応答パケットの送信回数をカウントする。
【0051】図7は、図6に示す無線通信機器による外
部通信機器との無線接続の方法を示すフローチャートで
ある。図7を用いて、本発明に係る無線通信機器20
(図6参照)をより詳細に説明する。
【0052】待機状態、すなわち、外部機器と非接続の
状態にある無線装置は、無線のスイッチがオフにされ
て、いかなるデータも転送されない非活性の状態となっ
ている。このような外部機器と非接続の状態から外部機
器と無線接続された状態に移行するにあたって、無線通
信機器20は、まず、無線接続を試みるべく、無線通信
が可能な領域において、全てのブルートゥース装置を発
見するためのインクァイアリー過程を試行する。一般
に、このような接続を試行する無線通信機器20がマス
タとなる(以下、この無線通信機器20を「マスタ2
0」という)。また、このマスタ20は、目的とするス
レーブ30を示すページメッセージを転送する。このと
き、マスタ20は、スレーブ30のデバイスアクセスコ
ードと以前のインクァイアリー手続から得たタイミング
情報とを使用する。
【0053】マスタ20によって転送されたページメッ
セージを、目的のスレーブ30が受信すると、スレーブ
30の応答パケット生成部33は、マスタ20から受信
したページメッセージに対応させて応答パケットを生成
する(ステップS701)。このとき、応答パケット生
成部33から生成される応答パケットは、スレーブ30
のデバイスアクセスコードのみで構成することができ
る。このようにして応答パケット生成部33によって生
成された応答パケットは、制御部35によって制御さ
れ、送受信部35に転送される。
【0054】送受信部35は、転送された応答パケット
をマスタ20に送信する(ステップS703)。スレー
ブ30の制御部35は、送信した応答パケットが正常に
マスタ20に転送されたか否かを判定する(ステップS
705)。このとき、スレーブ30の制御部35は、送
信した応答パケットに対応するパケットを所定時間内に
マスタ20から受信しないと、送信した応答パケットで
エラーが発生したものと判断する。また、スレーブ30
の制御部35は、送信した応答パケットに対応してマス
タ20から受信するパケットが既に受信したパケットと
同一である場合にも、送信した応答パケットでエラーが
発生したものと判断する。
【0055】スレーブ30の制御部35は、送信した応
答パケットでエラーが発生したものと判断すると、前記
送信した応答パケットと同一内容の応答パケットを、前
記判断が行われた時間から所定時間が経過した後に、再
度送信するように応答パケット生成部33及び送受信部
31を制御する(ステップS707)。このとき、スレ
ーブ30のカウンタ33は、送信する応答パケットの送
信回数をカウントする(ステップS709)。スレーブ
30の制御部35は、カウンタ33によってカウントさ
れた送信回数が所定値に到達したか否かを検索する(ス
テップS711)。スレーブ30の制御部35によって
カウントされた送信回数が所定値に到達しているものと
判断すると、制御部35は、マスタ20との無線接続の
設定を初期化する(ステップS713)。つまり、この
場合には、制御部35は、マスタ20とスレーブ30と
の接続を一旦終了し、マスタ20によって再びインクァ
イアリー過程から無線接続の設定を開始する。
【0056】マスタ20がスレーブ30からのページメ
ッセージに対する応答パケットを正常に受信すると、マ
スタ20はマスタ応答状態に入る。すなわち、マスタ2
0の応答パケット生成部23は、スレーブ30から受信
する応答パケットに対する応答としてFHSパケットを
生成する(ステップS701)。このとき、マスタ20
の応答パケット生成部23で生成されるFHSパケット
は、タイミング、周波数ホッピングチャネル同期化等、
正確なデバイスアクセスコードによってスレーブ30側
が必要とする全ての情報を提供する。
【0057】マスタ20の応答パケット生成部23から
生成するFHSパケットは、マスタ20の制御部25に
よって制御され送受信部25に転送される。マスタ20
の送受信部25は、転送してきたFHSパケットをスレ
ーブ30に送信する(ステップS703)。マスタ20
の制御部25は、送信した応答パケットが正常にスレー
ブ30へ転送したか否かを判定する(ステップS70
5)。このとき、マスタ20の制御部25は、送信した
FHSパケットに対応する応答パケットが所定時間内に
スレーブ30から受信しなければ、送信したFHSパケ
ットでエラーが発生したものと判断する。
【0058】マスタ20の制御部25は、送信した応答
パケットでエラーが発生しものと判断すると、送信すべ
きFHSパケットと同一内容のFHSパケットを、前記
判断が行われた時点から所定時間が経過した後に再度送
信するように、応答パケット生成部23及び送受信部2
1を制御する(ステップS707)。このとき、マスタ
20のカウンタ23は、送信されるFHSパケットの送
信回数をカウントする(ステップS709)。マスタ2
0の制御部25は、カウンタ23によってカウントされ
た送信回数が所定値に到達したか否かを検索する(ステ
ップS711)。マスタ20の制御部25によってカウ
ントされた送信回数が所定値に到達したものと判定する
と、制御部25は、スレーブ30との無線接続の設定を
初期化する(ステップS713)。すなわち、制御部2
5は、マスタ20とスレーブ30との接続を一旦終了し
て、再びインクァイアリー過程から無線接続の設定を開
始する。
【0059】スレーブ30がマスタ20からFHSパケ
ットを正常に受信すると、スレーブ30の応答パケット
生成部33は、マスタ20から受信したFHSパケット
に対応する応答パケットを生成する(ステップS70
1)。このFHSパケットに対応する応答パケットはマ
スタ20へ送信される(ステップS703)。このよう
な過程は図8及び図9に第1ステップから第4ステップ
として示されている。
【0060】ここで、マスタ20が外部機器、すなわ
ち、スレーブ30と無線接続するためにスレーブ30の
デバイスアクセスコードを送り出す列(train)を
ページホッピングシーケンスという。また、マスタ20
のページホッピングシーケンスに対して、スレーブ30
が自身のデバイスアクセスコードを受信し、マスタ20
にスレーブ30自身がこれを受信したことを知らせるた
めに自身のアクセスコードを転送することを「ページス
キャン」という。また、スレーブ30によって転送され
るスレーブデバイスアクセスコードのシーケンス(列)
を「スレーブによるページホッピングシーケンス」とい
う。このときも、スレーブ30の制御部35は、FHS
パケットに対する応答パケットがマスタ20に正常に転
送したか否かを判定する(ステップS705)。その後
の過程は前記と同様に構成される。スレーブ30の制御
部35によって受信されたFHSパケットに対応して送
信された応答パケットが、マスタ20へ正常に転送され
たものと判定されると、マスタ20によるページメッセ
ージの承認が終了する。
【0061】マスタ20は、スレーブ30からFHSパ
ケットに対応する応答パケットを受信して始めてデータ
の送受信を開始し、スレーブ30にデータのトラフィッ
クを送信する(ステップS715)。この時点からマス
タ20とスレーブ30とがデータを交換するチャネルが
開設されることとなり、このように開設されたチャネル
を介して交換されるデータのパケットのシーケンス
(列)をチャネルホッピングシーケンスという。
【0062】マスタ20がスレーブ30に対して第1の
トラフィックを送信し、スレーブ30がこの第1のトラ
フィックを正常に受信すると、スレーブ30は、自身が
転送すべきデータのトラフィックをマスタ20に転送す
る。このような過程により、マスタ20とスレーブ30
との間でデータの交換が実行される(ステップS71
7)。
【0063】マスタ20がスレーブ30に送信した第1
のトラフィックを、スレーブ30が正常に受信しなかっ
た場合には、スレーブ30の制御部35は所定時間内に
マスタ20からの応答がなかったものと認識し、自身が
送信した応答パケットでエラーが発生したものと判断す
る。これによって、スレーブ30の制御部35は、送信
すべき応答パケットと同一内容の応答パケットを、前記
判断が行われた時間から所定時間が経過した後に再度送
信するように、送受信部21及び応答パケット生成部2
3を制御する(ステップS707)。
【0064】マスタ20は、スレーブ30によって再度
送信された応答パケットを受信すると、スレーブ30に
第1のトラフィックを再度送信する。このような過程
は、カウンタ27、37によってカウントされる送信回
数の設定範囲内で、スレーブ30がマスタ20によって
送信される第1のトラフィックを正常に受信するまで繰
り返されるが、この過程は、図8に示すステップ5、及
びステップ6の繰り返しとして示されている。
【0065】また、図9は、スレーブ30の制御部35
がFHSパケットと第1のトラフィックに対する応答パ
ケットでエラーが発生したものと判断した場合を示す図
である。この場合、図9に示すように、スレーブ30
は、マスタ20が送信したFHSパケットを正常に受信
せず、応答パケットを再送信する。スレーブ20が再受
信した応答パケットに応じて、マスタ20はFHSパケ
ットを再送信する。そして、この場合には、FHSパケ
ットの再送信の過程が数回程度繰り返された後、スレー
ブ30は、マスタ20によって再転送されたFHSパケ
ットを正常に受信している。しかし、マスタ20によっ
て送信された第1のトラフィックでもエラーが発生した
ものと判断される場合がある。この場合も前記と同様の
過程が実行される。
【0066】図10は、図6に示す外部機器との無線接
続の過程の概略を示す図である。図10に示すように、
マスタ20とスレーブ30との非接続状態、すなわち、
待機状態でマスタ20のインクァイアリー過程、及びペ
ージ過程によってスレーブ30のページスキャン過程が
進行する。そして、スレーブ30のページスキャン過程
を通じてスレーブ30の応答パケットがマスタ20に転
送され、スレーブ30の応答パケットが正常に転送され
たときに、マスタ20とスレーブ30の接続が終了す
る。このようにして無線接続が終了し、なおこの無線接
続が保持された状態で、マスタ20とスレーブ30とは
データの交換を実行する。この過程で、スレーブ30か
らマスタ20への応答パケット転送が数回に亘って繰り
返し実施されることにより、マスタ20とスレーブ30
との間で行われる無線接続が成功する確率をより一層向
上させることができる。
【0067】本発明は、前記のような特定の望ましい実
施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的
思想に基づく限りにおいて、本発明の属する技術分野で
通常の知識を有する者であれば、本発明の特許請求の範
囲内で、前記した本発明に係る実施形態の各種の変形が
可能であることは勿論のこと、このような本発明に係る
実施形態の各種の変形は、本明細書に記載された特許請
求の範囲内にある。
【0068】
【発明の効果】以上説明した通りに構成される本発明に
よれば、以下の効果を奏する。すなわち、本発明によれ
ば、無線通信機器と外部機器とが接続される過程で、パ
ケットの転送の機会を増やし、外部機器との接続が失敗
した際に、接続の設定を初期化するステップから再び開
始する頻度を低減化することができる。これによって、
無線接続が成功する確率が増大し、その結果として、接
続の設定を初期化するステップから再び開始することに
ともなう電力消費量の増大を防止することが可能な無線
通信機器及びその方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブルートゥースシステムのスカッタネットを模
式的に示す図である。
【図2】マスタとスレーブとの間において行われる時分
割方式(TDD)による通信を模式的に示す図である。
【図3】スレーブがマスタの第1のページングメッセー
ジに応答する際の初期の無線接続を模式的に示す図であ
る。
【図4】スレーブがマスタの第2のページングメッセー
ジに応答する際の初期の無線接続を模式的に示す図であ
る。
【図5】マスタとスレーブとの無線接続の設定でエラー
が発生した場合を模式的に示す図である。
【図6】本発明に係る無線通信機器を模式的に示すブロ
ック図である。
【図7】図6に示す本発明に係る無線通信機器による外
部通信機器との無線接続の方法を示すフローチャートで
ある。
【図8】図6に示す時分割方式(TDD)による通信の
一実施形態を模式的に示す図である。
【図9】図6に示す時分割方式(TDD)による通信の
他の一実施形態を模式的に示す図である。
【図10】図6の外部機器との無線接続の過程の概略を
示す図である。
【符号の説明】
20、30 本発明に係る無線通信機器 21、31 送受信部 23、33 応答パケット生成部 25、35 制御部 27、37 カウンタ 40、50 ホスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA05 CB04 DA01 DA19 EC01 5K034 AA01 DD01 EE03 EE11 HH01 HH02 HH10 HH11 LL01 MM01 MM03 5K067 AA23 BB04 BB21 CC08 DD51 EE02 EE25 HH28

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器との間でデータを送受信する送
    受信部と;前記外部機器から送信されたデータのパケッ
    トを受信すると、前記パケットを正常に受信したことを
    知らせる応答パケットを生成する応答パケット生成部
    と;前記パケットを受信すると前記のように生成された
    応答パケットを、前記送受信部を介して前記外部機器に
    送信し、送信された前記応答パケットにエラーが発生し
    たものと判断した場合に、この判断を行った時点より所
    定時間が経過した後に、前記応答パケットを再送信する
    制御部と;を含んで構成されることを特徴とする無線通
    信機器。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記応答パケットが所定
    時間内に前記外部機器で受信されない場合に、前記応答
    パケットにエラーが発生したものと判断することを特徴
    とする請求項1に記載の無線通信機器。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、送信された前記応答パケ
    ットが前記外部機器で受信され、この応答パケットが既
    に受信された応答パケットと同一である場合に、前記応
    答パケットにエラーが発生したものと判断することを特
    徴とする請求項1に記載の無線通信機器。
  4. 【請求項4】 前記応答パケットは、デバイスアクセス
    コードから構成されることを特徴とする請求項1に記載
    の無線通信機器。
  5. 【請求項5】 前記応答パケットを送信する回数をカウ
    ントするカウンタを、さらに含み、 前記制御部は、前記カウンタでカウントされた応答パケ
    ットのカウント回数が所定値に到達すると、前記外部機
    器との無線接続の設定を初期化することを特徴とする請
    求項2または請求項3に記載の無線通信機器。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記応答パケットが正常
    に転送されたものと判定した場合に、前記データの送受
    信を開始することを特徴とする請求項1に記載の無線通
    信機器。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記応答パケットが所定
    時間内に前記外部機器で受信されると、前記応答パケッ
    トが正常に転送されたものと判定することを特徴とする
    請求項6に記載の無線通信機器。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の無線通信機器で行われ
    る無線通信方法であって、 外部機器から送信されたデータのパケットを受信する
    と、このパケットを正常に受信したことを知らせる応答
    パケットを生成するステップと;このように生成された
    応答パケットを、前記送受信部を介して前記外部機器に
    送信するステップと;このように送信された応答パケッ
    トでエラーが発生したか否かを判定するステップと;前
    記応答パケットで前記エラーが発生したものと判断する
    と、この判断が行われた時点から所定時間が経過した後
    に、前記応答パケットを再送信するように制御するステ
    ップと;を含んで構成されることを特徴とする無線通信
    方法。
  9. 【請求項9】 前記判定が行われるステップは、前記応
    答パケットが所定時間内に前記外部機器で受信されない
    場合に、前記応答パケットでエラーが発生したものと判
    断することを特徴とする請求項8に記載の無線通信方
    法。
  10. 【請求項10】 前記判定が行われるステップは、送信
    された前記応答パケットが前記外部機器で受信される
    と、この応答パケットが既に受信されたパケットと同一
    である場合に、前記応答パケットでエラーが発生したも
    のと判断することを特徴とする請求項8に記載の無線通
    信方法。
  11. 【請求項11】 前記応答パケットは、デバイスアクセ
    スコードから構成されていることを特徴とする請求項8
    に記載の無線通信方法。
  12. 【請求項12】 前記応答パケットを送信する回数をカ
    ウントするステップと;前記カウントを行うステップで
    カウントされた回数が所定値に到達すると、前記外部機
    器との無線接続の設定を初期化するステップと;をさら
    に含むことを特徴とする請求項9または請求項10に記
    載の無線通信方法。
  13. 【請求項13】 前記制御が行われるステップは、前記
    応答パケットが正常に転送されたものと判定すると、前
    記データの送受信を開始することを特徴とする請求項8
    に記載の無線通信方法。
  14. 【請求項14】 前記判定が行われるステップは、前記
    応答パケットが所定時間内に前記外部機器で受信される
    と、前記応答パケットが正常に転送されたものと判定す
    ることを特徴とする請求項13に記載の無線通信方法。
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